JP2004249094A - 血液の免疫賦活用カラム - Google Patents

血液の免疫賦活用カラム Download PDF

Info

Publication number
JP2004249094A
JP2004249094A JP2004016468A JP2004016468A JP2004249094A JP 2004249094 A JP2004249094 A JP 2004249094A JP 2004016468 A JP2004016468 A JP 2004016468A JP 2004016468 A JP2004016468 A JP 2004016468A JP 2004249094 A JP2004249094 A JP 2004249094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
blood
pha
serum
cancer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004016468A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Ueda
祐二 上田
Yoshiki Yamamoto
芳樹 山本
Kyuichi Yamagishi
久一 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Technology Licensing Organization Co Ltd
Original Assignee
Kansai Technology Licensing Organization Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Technology Licensing Organization Co Ltd filed Critical Kansai Technology Licensing Organization Co Ltd
Priority to JP2004016468A priority Critical patent/JP2004249094A/ja
Publication of JP2004249094A publication Critical patent/JP2004249094A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、担癌哺乳動物の血液から免疫抑制性蛋白質を効率よく除去することができる、免疫賦活用カラムを提供することを課題とする。
【解決手段】 免疫抑制性蛋白質吸着材を充填してなる担癌哺乳動物血液の免疫賦活用カラム。また、当該カラムは、血液のカラム処理によるリンパ球のフィトヘマアグルチニン幼若化反応の増加比率が10%以上であることが好ましく、カラムに充填する免疫抑制性蛋白質吸着材がトランスフォーミング・グロウス・ファクター・ベータを吸着することが好ましい。
【選択図】 なし

Description

本発明は、担癌患者の血液の抗腫瘍免疫能を向上させることにより、癌の治療を容易にしたり、癌患者のクオリティー・オブ・ライフ(QOL)の向上を図るための、血液の免疫賦活用カラムに関する。
医学の発達した今日でも、依然として日本人の主たる死亡原因の一つが癌である。その原因は、転移巣のある進行癌患者では手術で取りきれない癌細胞が残るためであり、かつ、抗癌剤治療や放射線治療を使っても完全に除去できないためである。しかし、本来、生体には癌細胞を排除する免疫機能が備わっているはずであるので、手術で取りきれなかった癌細胞は免疫機能によって除かれるはずであるが、進行癌患者ではこれが起こらない。これは血球成分、血漿成分を含めた血液全体の抗腫瘍免疫能が低下しているためであると考えられる。この原因については古くから免疫機能を抑制する物質が血液中に増えてくるためと考えられていて、以前は悪液質と呼ばれていた。現在では具体的にトランスフォーミング・グロウス・ファクター・ベータ(TGFβ)、免疫抑制酸性蛋白(IAP)、インターロイキン6(IL-6)、腫瘍壊死因子(TNF)、プロスタグランジンE2(PGE2)などの種々の物質や、B細胞、マクロファージ等の細胞が免疫を抑制していることが分かってきた(藤原大美著、腫瘍免疫学、p89−112、中外医学社、1998年)。
これらの物質は健康な人の血液中にも存在する蛋白質で免疫作用を調整する有用な物質であるが、癌の進行に伴って異常に増え、癌細胞の増殖を助けていると考えられる。これらの物質が癌特異的キラー細胞の誘導や機能発現を阻害していると考えられるので、これらを除去すれば、患者の血液の免疫能が高まり、腫瘍の退縮や増殖の抑制が期待できる。血液の免疫能の手軽な測定法としてリンパ球のフィトヘマアグルチニン(以下PHAと略称する)幼若化反応がある。
PGE2、TNF、IL-6は分子量が3万以下の比較的小さな分子であるので、除去しやすく、膜濾過法でも除去できる。一方、TGFβは単独では分子量2万5千程度の蛋白質であるものの、血中では他の蛋白質と結合して10万前後の分子量で存在するため、従来の吸着材では吸着除去が困難な物質である。従って、癌患者の血液中から異常に増えたTGFβを効率よく除去できる吸着材は知られていない。これら免疫抑制物質の除去には、理論上、血漿交換も有効であるが、除去効率が低く、感染の危険が避けがたい本質的な欠点がある。血液の二重膜濾過法でリンパ球のPHA幼若化反応が回復するという報告もあるが、喪失した血漿成分を加熱ヒト血漿製剤で補充する必要があるという欠点や装置や操作が複雑になるという欠点がある。
藤原大美著「腫瘍免疫学」中外医学社 1998年
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み、血液の免疫能を高め、癌の治療を円滑に行うことができる方法に利用できる器具であって、血液から免疫抑制性蛋白質を効率よく除去できる器具(カラム)を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、免疫抑制性蛋白質吸着材を充填したカラムを用いて、担癌哺乳動物血液の免疫を賦活することに成功し、上記課題を解決した。
すなわち、本発明は、免疫抑制性蛋白質吸着材を充填してなる担癌哺乳動物血液の免疫賦活用カラムに関する。
上記免疫賦活用カラムは、血液のカラム処理によるリンパ球のフィトヘマアグルチニン幼若化反応の増加比率が10%以上であることが好ましい。
また、上記免疫抑制性蛋白質吸着材は、トランスフォーミング・グロウス・ファクター・ベータを吸着する材料であることが好ましい。免疫抑制性蛋白質吸着材として、アミノプロピル化多孔質ガラスビーズ、ジエチルアミノエチル化セルロースビーズ、ジエチルアミノエチル化アガロースビーズ、あるいはそれらの混合物を用いることができる。
本発明にかかるカラムに担癌哺乳動物の血液を通すことにより、血液から免疫抑制性蛋白質を除去することができる。その結果、血液の抗腫瘍免疫能を向上させることができ、進行癌の治療または患者の延命およびQOLの向上が可能になる。
続いて、本発明についてさらに詳細に説明する。本発明の担癌哺乳動物とは、ヒト、猿、牛、馬、犬、猫、豚、羊などの陸生哺乳動物で、固形腫瘍が出来たものを意味する。また、本発明でいう免疫抑制性蛋白質とは、哺乳動物の免疫機能を抑制する蛋白質であって血液中に存在するものをいい、例えばTGFβ、IAP、IL-6、TNFなどを指す。
本発明に係る免疫賦活用カラムに充填される免疫抑制性蛋白質吸着材としては、免疫抑制性蛋白質を吸着するものであればよく、特に制限は無い。なかでも、TGFβをよく吸着するものであると、免疫賦活効果が大きい。また、吸着能力が大きいほど免疫賦活効果が大きいので、好ましい。免疫賦活用カラムの免疫賦活能力の目安として、リンパ球のPHA幼若化率を挙げることができる。これはPHA非存在下におけるリンパ球の増殖の程度に対するPHA存在下におけるリンパ球の増殖の程度の比率を意味する。具体的には、末梢血、リンパ節または脾臓から採取したリンパ球をPHA非存在下または存在下で培養したときのトリチウム標識サイミジンまたはブロモデオキシウリジンの取込量を被検血清添加下でそれぞれ測定し、その比率から求めることができる。あるいは、リンパ球の培養液にテトラゾリウム塩を加えてホルマザンを生成させ、その量からリンパ球の増殖を測定し、比率を求めてもよい。
免疫賦活用カラム処理前後の血清について幼若化率を調べ、カラム処理により幼若化率が増加すれば、血液免疫能が向上したことになる。この増加比率が高いほどカラムの免疫賦活能力は優れている。
リンパ球のPHA幼若化反応の増加比率とは、カラム処理後の血清を被検血清として使用した際の幼若化率を、カラム処理前血清を被検血清として使用した際の幼若化率で除した数値を100倍し、100を差し引いた数値である。免疫賦活用カラムに必要な増加比率は元の血液の免疫低下状況により異なるが、少なくとも10%以上、より好ましくは、20%以上であることが望ましい。
本発明で用いる免疫抑制性蛋白質吸着材は、その吸着能力が大きいほどカラムに詰める量を少なくでき、好ましい。そのような吸着材としては、多孔性の水不溶性担体に親水性アミノ基を導入したものが挙げられる。水不溶性担体の具体例としては、ポリスチレンで代表されるポリ(芳香族ビニル化合物)、ポリ(p−フェニレンエーテルスルホン)や−{(p−C)−C(CH−(p−C)−O−(p−C)−SO−(p−C)−O−}n−(ユーデルポリスルホン)などで代表されるポリスルホン系重合体、ポリエーテルイミド、ポリイミド、ポリアミド、ポリエーテル、ポリフェニレンサルファイド、ポリビニルアルコール系ポリマー、ポリアクリル酸エステル系ポリマー、セルロース、アガロースなどで、かつ、親水性アミンを固定化できるものが挙げられる。親水性アミンを固定化するための反応性官能基としては、ハロメチル基、ハロアセチル基、ハロアセトアミドメチル基、ハロゲン化アルキル基などの活性ハロゲン基やエポキサイド基、カルボキシル基、イソシアン酸基、チオイソシアン酸基、酸無水物基などを挙げることができる。さらに具体的な例としては、クロルアセトアミドメチルポリスチレン、クロルアセトアミドメチル化したユーデル・ポリスルホン、クロルアセトアミドメチル化したポリエーテルイミドなどが挙げられる。
本発明でいう親水性アミン残基とは、単独では水に溶解もしくは水を溶解するアミンがポリマーに化学的に結合した状態のものを意味する。さらに、親水性アミン残基の親水性アミンとしては、炭素数で言うと、窒素原子1個当たり炭素数18以下であるものがこれに相当する。本発明における親水性アミン残基の結合の密度は、水不溶性重合体の化学構造および用途により異なるが、少なすぎるとその機能が発現しない傾向にあり、一方、多すぎると、固定化後の重合体の物理的強度が悪くなり、吸着材としての機能も下がる傾向にあるので、該密度は水不溶性重合体の繰り返し単位あたり0.01〜2.0モル、より好ましくは0.1〜1.0モルがよい。
本発明の吸着材の表面積は、吸着材1グラム当たり0.1平方メートル以上であることが好ましく、より好ましくは、1平方メートル以上である。ただし無限に大きくはできないので、実際上、限界があり、100平方メートル以下が好ましい。この表面積は窒素ガス吸着法(BET法)で求めることができる。具体的な吸着材を例示すると、アミノプロピル化多孔質ガラスビーズ、ジエチルアミノエチル化セルロースビーズ、ジエチルアミノエチル化アガロースビーズ、多孔性の親水性アミノ基含有ポリスチレン繊維などを挙げることができる。
本発明の免疫賦活用カラムの調製は、不織布状、編み地、フィラメント、綿、膜、ビーズなどの形態の免疫抑制性蛋白質吸着材をカラムに詰めることで達成される。なお、本発明のカラムは、円柱状のものに限られず、多角柱状の中空体などであってもよい。
本発明の免疫賦活用カラムは、癌患者の治療やQOLの向上を目的として、癌患者の治療に用いることができる。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
なお、本実施例における評価方法、担癌動物の調製、血中成分の分析は、以下の方法に従った。
1.PHA幼若化反応1
健康な哺乳動物の末梢血、リンパ節または脾臓からリンパ球を分離し、5%ウシ胎児血清添加RPMI1640培地に浮遊させ、5×10個/mL濃度とする。この細胞液を96穴マイクロプレートに0.2mLずつ分注する。そして、被検血清を追加分濃度5%になるように添加し、さらに、最終濃度1%になるようPHAを添加する。PHAを添加しないものをコントロールとする。37℃で3日間培養し、培養終了前24時間に1マイクロキューリー/穴(ウエル)のトリチウム標識サイミジンを加える。遠心分離して、上清を捨て、シンチレーションカウンターで細胞に取り込まれた放射能を測定する。PHA添加検体の放射能をH1、PHA非添加検体の放射能をH2とするとH1 / H2を幼若化率とする。
2.PHA幼若化反応2
正常ラットの脾臓から脾細胞を分離採取し、赤血球を溶血させた後、ウシ胎児血清10%、ペニシリン50単位/mL、ストレプトマイシン50μg/mL添加RPMI1640培地に浮遊させ、37℃で15h培養する。次に、細胞濃度が2×10個/mLになるようペニシリン50単位/mL、ストレプトマイシン50μg/mL添加RPMI1640培地に再浮遊させる。この細胞液を96穴マイクロプレートの各ウエルに0.18mLずつ分注し、検査する血清を0.02mLずつ添加し、0.2mg/mLPHA含有PBS溶液またはPBSを10μl添加する。37℃で3日間培養した後、セルカウンティングキット−8{同仁化学:石山ほか、Talanta、 44、 1299 (1997)}を20μlずつ加え、37℃で4h培養する。マイクロプレートリーダーで450mμの吸光度を測定する。PHA存在下の吸光度をA、PHA不存下の吸光度をA、細胞を含まない培地の吸光度をAとした時の (A−A)/(A−A)を幼若化率とする。
3.増加比率
リンパ球のPHA幼若化反応の増加比率は、幼若化反応1、幼若化反応2ともに、被検血清(カラム処理後の血清)における幼若化率をコントロール血清(カラム処理前の血清)における幼若化率で除した数値を100倍し、100を差し引くことによって求めた。
4.担癌ラットの調製
9〜12週令のWKAH:Hkmラット(雄)の背部皮下に4−ジメチルアミノアゾベンゼン誘発肝癌細胞KDH−8{矢野 諭、北海道医誌、68巻5号、654−664(1993)}を2×10個接種した。担癌ラット血清調製のためには3週間後に頸動脈より全採血した。
5.血液中の成分の分析
TGFβ1濃度はゼンザイム・テクネ社のヒトTGF−β1免疫分析キットを使用して求めた。また、免疫抑制酸性蛋白の濃度およびPGE−2濃度は、臨床検査会社である株式会社エス・アール・エルに依頼し、免疫分析キットを使用して求めた。
内径1cmのクロマトカラムにアミノプロピル多孔質ガラスビーズ(CPG―500オングストローム、フナコシ株式会社)1gを充填し、担癌ラット血清10mLを0.2mL/分で通過させた。通過前の血清と通過後の血清のリンパ球PHA幼若化率を測定して(PHA幼若化反応1を用いて測定した)、増加比率を求めたところ、24%であった。
内径1cmクロマトカラムにジエチルアミノエチルセファロースビーズ(ジエチルアミノエチル化セルロースビーズ、フナコシ株式会社)2mLを充填し、担癌ラット血清10mLを0.2mL/分で通過させた。通過前の血清と通過後の血清中のTGFβ1濃度は、それぞれ48.2ng/mLと10.9ng/mLであり、カラムを通過させることによってTGFβ1が明らかに低下した。この通過前の血清と通過後の血清のリンパ球PHA幼若化率を測定して(PHA幼若化反応2を用いて測定した)、通過による増加比率を求めたところ、カラム通過前の血清のPHA幼若化率は0.911、カラム通過後の血清のPHA幼若化率は1.52であり、カラム処理によるPHA幼若化反応の増加比率は67%であった。また、同時に評価した正常ラット血清の幼若化率は1.47であり、ウシ胎児血清の幼若化率は2.38であった。このことから、PHA刺激で幼若化が起きなかった担癌血清が、カラム処理により正常ラット血清と同等以上の幼若化を起こすようになることが分かる。
ニトロベンゼン600mLと硫酸390mLの混合溶液にパラホルムアルデヒド3gを20℃で溶解した後、0℃に冷却し、75.9gのN−メチロール−α−クロルアセトアミドを加えて、溶解した。この間、温度を10℃以下に保った。得られた溶液に、溶融紡糸法で製造した直径15μmのポリスチレン/ポリプロピレン複合繊維(芯成分;ポリプロピレン45%、鞘成分;ポリプロピレン55%)10gを浸し、室温で2時間静置した。その後、繊維を取りだし、大過剰の冷メタノール中に入れ、洗浄した。繊維をメタノールで良く洗った後、水洗し、乾燥して、14.0gのα−クロルアセトアミドメチル化ポリスチレン繊維(中間体1)を得た。N、N−ジメチルヘキシルアミン50gを400mLのDMFに溶かした溶液に5gの中間体1を浸し、80℃のバス中で5時間加熱した。その後、繊維をイソプロパノールで洗浄し、これを免疫抑制性蛋白質吸着材として用いた。
進行性膵癌患者血清5mLに250mgの上記吸着材を入れ、37℃で2hr処理したところ、血清中のTGFβ1濃度が50.4ng/mLから10ng/mLまで低下し、IAP濃度が273μg/mLから218μg/mLまで低下し、PGE−2濃度が490pg/mLから180pg/mLまで低下した。また、担癌ラット血清2mLに100mgの吸着材を入れ、37℃で4h処理したところ、血清中のTGFβ1濃度が48.2ng/mLから23.2ng/mLまで低下した。
また、この吸着材200mgを5mLのカラムに充填し、この担癌ラット血清4mLを30分かけて通過させた。カラム通過前の血清のPHA幼若化率は0.911で、カラム通過後の血清のPHA幼若化率は1.62であった(PHA幼若化反応2を用いて測定した)。カラム処理によるPHA幼若化反応の増加比率は78%であった。また、同時に評価した正常ラット血清の幼若化率は1.47であった。このことから、PHA刺激で幼若化が起きなかった担癌血清が、カラム処理により正常ラット血清以上の幼若化を起こすようになることが分かる。

Claims (4)

  1. 免疫抑制性蛋白質吸着材を充填してなる担癌哺乳動物血液の免疫賦活用カラム。
  2. 血液のカラム処理によるリンパ球のフィトヘマアグルチニン幼若化反応の増加比率が10%以上であることを特徴とする、請求項1記載の免疫賦活用カラム。
  3. 前記免疫抑制性蛋白質吸着材が、トランスフォーミング・グロウス・ファクター・ベータを吸着する材料であることを特徴とする、請求項1または2記載の免疫賦活用カラム。
  4. 前記免疫抑制性蛋白質吸着材が、アミノプロピル化多孔質ガラスビーズ、ジエチルアミノエチル化セルロースビーズ、ジエチルアミノエチル化アガロースビーズ、あるいはそれらの混合物である、請求項1〜3いずれか1項記載の免疫賦活用カラム。
JP2004016468A 2003-01-27 2004-01-26 血液の免疫賦活用カラム Pending JP2004249094A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004016468A JP2004249094A (ja) 2003-01-27 2004-01-26 血液の免疫賦活用カラム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003017167 2003-01-27
JP2004016468A JP2004249094A (ja) 2003-01-27 2004-01-26 血液の免疫賦活用カラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004249094A true JP2004249094A (ja) 2004-09-09

Family

ID=33032094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004016468A Pending JP2004249094A (ja) 2003-01-27 2004-01-26 血液の免疫賦活用カラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004249094A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006028202A1 (ja) * 2004-09-10 2006-03-16 Kaneka Corporation リンパ球増殖抑制因子の吸着材及び処理方法
EP1875932A1 (en) * 2005-03-30 2008-01-09 Kaneka Corporation Method of removing lymphocyte growth inhibitor

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006028202A1 (ja) * 2004-09-10 2006-03-16 Kaneka Corporation リンパ球増殖抑制因子の吸着材及び処理方法
US8932854B2 (en) 2004-09-10 2015-01-13 Kaneka Corporation Adsorbent for lymphocyte proliferation inhibitor and treating method
EP1875932A1 (en) * 2005-03-30 2008-01-09 Kaneka Corporation Method of removing lymphocyte growth inhibitor
EP1875932A4 (en) * 2005-03-30 2013-06-05 Kaneka Corp METHOD FOR REMOVING A LYMPHOCYTE GROWTH HEMMER

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2929516B2 (ja) 水性液体から腫瘍壊死因子または/およびリポ多糖を定量的、選択的に除去するかまたは/および調製的に製取する方法、液体から腫瘍壊死因子および/またはリポ多糖を体外除去する装置、装置ユニットおよび吸着材料
US4614513A (en) Method and apparatus for treatment to remove immunoreactive substances from blood
ES2608854T3 (es) Adsorbente y columna para circulación extracorpórea
US20080319163A1 (en) Method for Isolating and Purifying Immuno-Modulating Polypeptide from Cow Placenta
CN107754764B (zh) 一种高载量的蛋白a免疫吸附材料及其制备方法
JP5916712B2 (ja) 免疫抑制性細胞捕集材及び免疫抑制性細胞捕集用カラム
WO2021240162A1 (en) Method of producing macrophages
WO2008151847A1 (en) Autoantibody binding peptides and their use for the treatment of vascular diseases
US8932590B2 (en) Method of adsorbing transforming growth factor β
JP2006312804A (ja) 吸着材および体外循環用カラム
JP2006288571A (ja) 癌治療用吸着材および体外循環カラム
JP2004249094A (ja) 血液の免疫賦活用カラム
JP5341559B2 (ja) 多孔性吸着材
CN115227667B (zh) 负载硼替佐米的人单核细胞外泌体的制备方法及其在制备治疗多发性骨髓瘤药物中的应用
EP2199305A1 (en) Peptides against autoantibodies associated with CRPS and use of these peptides
JP4200689B2 (ja) 癌治療用体外循環カラム
JP4957886B2 (ja) 免疫活性化能を有するカラム
Weber et al. Specific blood purification by means of antibody-conjugated magnetic microspheres
JPH07106219B2 (ja) インターロイキン2レセプターの除去装置およびそれを備えた血液体外循環装置
JP5808172B2 (ja) 酸化低密度リポ蛋白および終末糖化産物の吸着剤
Ringden Activation of human T and B cells by rabbit anti‐human β2‐microglobulin
JP2000288388A (ja) 腫瘍壊死因子−αの吸着材、吸着除去方法および吸着器
CN116618024A (zh) 一种血液净化吸附剂及其制备方法
Cameron et al. Antigen‐coated immunoadsorbents utilized for in vivo depletion of antibodies and lymphocytes with specificity for the antigen
JP2009240491A (ja) 体液浄化システムの作動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061130

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20061130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081015

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090304