JP2004247075A - 埋め込み型照明器具 - Google Patents

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久代 植竹
Shigeru Osawa
滋 大澤
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Abstract

【課題】所望の配光を得ることができる埋め込み型照明器具を提供する。
【解決手段】足元灯1は、内部空間2aを有したケース2を備えている。ケース2は前面が開口しており、かつ後面が閉口している。ケース2の内部には、2枚の基板3,4が収容されている。基板3,4はケース2の前後方向から見て重なるようにケース2の内部に収容されている。基板3の裏面側には回路部品6及び電源コード11が実装されており、基板4の裏面側にはLED12が実装されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、埋め込み型照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、マンションの外壁等に埋め込まれて足元を照らす足元灯が知られている。このような足元灯の光源には、発光ダイオード(以下、LEDという。)が使用されているものもある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2000−306417号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような足元灯は、防塵、防水を図るために基板の形状に合わせたケースに基板を収容することがある。ここで、ケースに基板を収容する際には、作業を容易に行うため、基板に接続された電源コードを引っ張ることがある。また、この電源コードを電源に接続する際にも、この電源コードを引っ張ることがある。
【0005】
しかしながら、電源コードを引っ張ると、所望の配光が得られ難いという問題がある。即ち、電源コードを引っ張ると、LEDが実装された基板が傾いたり、又基板が撓んだりしてしまうことがある。ここで、LEDは指向性が強いので、基板の位置により配光が大きく変化する。それ故、基板が傾いたり、基板が撓んだりしてしまうと、所望の配光が得られ難い。
【0006】
本発明は上記従来の問題を解決するためになされたものである。即ち、所望の配光を得ることができる埋め込み型照明器具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決しようとする手段】請求項1記載の埋め込み型照明器具は、開口面を有するケースと;表面がケースの開口面側に向くようにケース内に収容された第1の基板と;第1の基板の表面側に実装された半導体発光素子と;第1の基板の裏面側に位置するようにケース内に収容され、第1の基板と電気的に接続された第2の基板と;第2の基板に実装され、半導体発光素子を点灯させる回路部品と;一端が第2の基板に接続された電源コードと;を具備することを特徴としている。本発明の埋め込み型照明器具は、第1の基板と第2の基板とに分けられているので、所望の配光を得ることができる。
【0008】
請求項2記載の埋め込み型照明器具は、ケースは第1の基板を支持する突起部を備えており、かつケース内に充填された放熱性充填剤をさらに備えていることを特徴としている。ケースにこのような突起部を形成することにより、放熱性充填剤の重みによる基板の撓みを低減させることができる。
【0009】
請求項3記載の埋め込み型照明器具は、第1の基板及び第2の基板はケース内に放熱性充填剤を注入するための複数の孔を備えており、かつ第1の基板の孔と第2の基板の孔とは互いに対向する位置に形成されていることを特徴としている。第1の基板及び第2の基板にこのような孔を形成することにより、放熱性充填剤の充填性を向上させることができる。
【0010】
請求項4記載の埋め込み型照明器具は、電源コードが張力止めにより第2の基板に固定されていることを特徴としている。電源コードをこのように第2の基板に固定することにより、第2の基板をケースに収容する作業の作業効率を確実に向上させることができる。
【0011】
請求項5記載の埋め込み型照明器具は、半導体発光素子はそれぞれ一対の接続端子を備えており、一対の接続端子が第1の基板の短手方向に沿ように半導体発光素子が第1の基板に実装されていることを特徴としている。半導体発光素子をこのように第1の基板に実装することにより、所望の配光を確実に得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は本実施の形態に係る足元灯の模式的な分解斜視図であり、図2は本実施の形態に係る足元灯の模式的な水平断面図である。
【0013】
図1及び図2に示されるように、足元灯1(埋め込み型照明器具)は、内部空間2aを有するケース2を備えている。ケース2は、前面が開口しているとともに後面が閉口している。
【0014】
ケース2の内部には、ケース2の前面に対して略平行になるように2枚の基板3,4が収容されている。ここで、基板4は基板3よりケース2の前面側に位置するようにケース2に収容されている。また、基板3と基板4とは、ケース2の前後方向から見て互いに重なるようにケース2に収容されている。
【0015】
以下、まず、ケース2について詳細に説明する。図3は本実施の形態に係るケース2の模式的な上面図であり、図4は本実施の形態に係るケース2の模式的な正面図であり、図5は本実施の形態に係るケース2の模式的な背面図である。
【0016】
図3〜図5に示されるように、ケース2の内部には、ケース2の後部付近及びケース2の中間部付近に段部2b,2cが形成されている。段部2bは、基板3をケース2の後部付近に位置させるためのものであり、段部2cは基板4をケース2の中間部付近に位置させるためのものである。
【0017】
ケース2の上面及び下面には、ケース2の内部に向けてそれぞれ突起部2dが形成されている。突起部2dは、半円柱部2eと、直径が半円柱部2eの直径より小さい半円柱部2fとから構成されている。半円柱部2eは、基板3を段部2bの位置まで案内するガイド及び基板4を支持する台座として機能するものである。一方、半円柱部2fは、基板4を段部2cの位置まで案内するガイドとして機能するものである。なお、ケース2の後面から段部2cまでの距離と、ケース2の後面から半円柱部2eと半円柱部2fとの境界までの距離とは、等しくなっている。
【0018】
ケース2の後面には、後述する電源コード11をケース2の外部に引き出すための電源コード引出孔2gが2箇所に形成されている。ケース2の後面及びケース2の上面には、後述する取付金具23にケース2をネジ止めするためのネジ孔2h,2iが形成されている。ネジ孔2h,2iは突起部2dが存在する位置に形成されている。このネジ孔2h,2iは半円柱部2eの一部にまで及んでいる。このようにケース2の後面及びケース2の上面に、ネジ孔2h,2iを形成することにより、取り付け方向を選択することができる。
【0019】
また、ケース2の後面及びケース2の上面には、後述する取付金具23に対して位置合わせするための複数の突起2j,2kが形成されている。取付金具23の突起挿入孔23cに突起2j,2kの少なくともいずれかに挿入することにより、取付金具23とケース2との位置合わせが行われ、また固定後の振動及び衝撃による位置ズレが緩和される。
【0020】
ケース2の内部には、シリコーン5が充填されている。シリコーン5は、後述するLED12の上部まで充填されている。ケース2の内部にシリコーン5を充填することにより、防水、防湿が図られる。また、LED12及び抵抗体9から発せられる熱を逃がすことができる。なお、シリコーン5に限らず、その他の放熱性充填剤をケース2の内部に充填してもよい。放熱性充填剤としては、シリコーン5の他、例えばウレタン或いはエポキシ樹脂等が挙げられる。
【0021】
次に、基板3,4及び基板3,4に実装された部品について詳細に説明する。図6は本実施の形態に係る回路部品が実装された基板3の模式的な表面図であり、図7は本実施の形態に係るLEDが実装された基板4の模式的な表面図である。
【0022】
図6に示されるように基板3(第2の基板)の表面側には、後述するLED12を点灯させるための回路部品6が実装されている。具体的には、基板3には、LED12に過電流が流れることを抑制してLED12の劣化を防ぐヒューズ7、及び落雷により発生する過電圧を逃がすためのサージアブソーバ8、電流を所定の電流値まで低下させる抵抗体9、及び交流電流を全波整流して直流電流を取り出す整流ブリッジ10が実装されている。
【0023】
基板3の裏面側には、図示しない回路パターンが形成されている。なお、基板3には、所定の位置に孔が形成されており、これらの回路部品6は、この孔を介して回路パターンに半田付けされている。
【0024】
また、回路パターンには、図示しない電源に接続される2本の電源コード11が半付けされている。電源コード11と回路パターンとを半田付けすることにより、整流ブリッジ10等に図示しない電源から交流電流が供給される。ここで、電源コード11は、張力止めにより基板3に固定されている。具体的には、基板3の端部には4箇所に電源コード挿通孔3aが形成されており、2箇所の電源コード挿通孔3aには電源コード11がそれぞれ基板2の裏面側から表面側に向けて挿通されている。また、電源コード挿通孔3aに挿通された電源コード11の先端部は、更に他の2箇所の電源コード挿通孔3aに基板3の表面側から裏面側に向けて挿通され、回路パターンに半田付けされている。
【0025】
図7に示されるように基板4(第1の基板)の表面側には、複数のLED12(半導体発光素子)が実装されている。本実施の形態では、10個の砲弾型のLED12が基板4に実装されている。LED12は、基板4の長手方向に沿って一列に並ぶように基板4に実装されている。ここで、各LED12に設けられた一対のリードフレーム12aは、基板4の短手方向に沿うように基板4に取り付けられている。具体的には、一方のリードフレーム12aと他方のリードフレーム12aとを結んだ線が基板4の短手方向に沿った線とほぼ平行になるようにリードフレーム12aが基板4に取り付けられている。
【0026】
基板4の裏面側には、図示しない回路パターンが形成されている。なお、基板3に形成された回路パターンと基板4に形成された回路パターンとは2本のリード線13を介して電気的に接続されている。また、基板4には孔が形成されており、リードフレーム12aはこの孔を介して回路パターンに半田付けされている。リードフレーム12aと回路パターンとを半田付けすることにより、整流ブリッジ10で生成された直流電流がリード線13を介してリードフレーム12aに供給され、LED12から光が発せられる。
【0027】
基板3,4には、突起部2dと対応する位置に、かつ突起部2dに対応した形状の切り欠き3b,4aがそれぞれ形成されている。具体的には、基板3の切り欠き3bは直径が半円柱部2eの直径とほぼ等しい略半円状に形成されており、基板4の切り欠きは直径が半円柱部2fの直径とほぼ等しい略半円状に形成されている。これにより、基板3が半円柱部2eをガイドとして段部2bまで案内される。また、基板4が半円柱部2fをガイドとして段部2c、及び半円柱部2eと半円柱部2fとの境界まで案内される。
【0028】
基板3,4には、シリコーン5を充填するためのシリコーン充填孔3c,4bが複数形成されている。ここで、基板3のシリコーン充填孔3cと基板4のシリコーン充填孔4bとは、対向するように形成されている。詳細に説明すると、シリコーン充填孔3c,4bは、ケース2の前後方向から見たとき重なり合うように形成されている。これにより、注射針やディスペンサ等で容易にケース2の後部からシリコーン5を充填させることができ、平滑性に優れたシリコーン5の充填が可能になる。なお、シリコーン5を充填する際には、少なくとも1箇所のシリコーン充填孔3c,4bだけは注射針やディスペンサ等を挿入しないで膜泡用の孔として利用する。
【0029】
このような足元灯1は、以下のようにして、マンションの外壁等に設置される。図8は本実施の形態に係る足元灯1を設置したときの状態を模式的に示した図であり、図9は本実施の形態に係るケース2と取付金具との取付け状態を模式的に示した図である。
【0030】
図8及び図9に示されるように、外壁OWには、内部空間を有し、かつ前面が開口した箱体21が埋め込まれている。箱体21は、外壁OWを形成する際に埋め込まれるものである。箱体21の内部には、内部空間を有し、かつ前面が開口した箱体22が挿入されている。箱体22内には、足元灯1を箱体22の内部に取り付けるための取付金具23が箱体22に固定されている。
【0031】
取付金具23の先端部23bは、LED12を斜め下方に向けるために傾斜している。また、先端部23bには、ネジ孔23c、及び突起2jが挿入される突起挿入孔23cが形成されている。ネジ孔23cにはネジ24が挿入されており、取付金具23とケース2とがネジ止めされている。ここで、取付金具23にケース2をネジ止めする際には、まず、突起2jを突起挿入孔23cに挿入し、取付金具23に対するケース2の位置合わせを行う。次いで、取付金具23側からネジ孔23c,2hにネジ24を挿入し、ケース2と取付金具23をネジ止めする。このように取付金具23にケース2を取り付けることにより、位置ずれが少なくなり、所望の配光を得ることができる。
【0032】
箱体22の前面は、例えば、Alダイキャスト等で形成された化粧板25で覆われている。化粧板25には、横長の光出射孔25aが形成されており、光出射孔25aには図示しないパッキンを介してガラス板26が嵌め込まれている。光出射孔25aにガラス板26を嵌め込むことにより、防水及び防塵が図られる。なお、ガラス板26は、化粧板25にネジ止めされた取付金具27により支持されている。
【0033】
本実施の形態では、電源コード11が接続された基板3と、LED12が実装された基板4とに分かれているので、所望の配光を得ることができる。即ち、上述したように基板3をケース2に収容する際及び図示しない電源に電源コード11を接続する際に電源コード11を引っ張ると、基板3がケース2の前面に対して傾いてしまう場合もあり、又基板3が撓んでしまう場合もある。しかしながら、基板3と基板4とに分かれているので、このような場合であってもLED12が実装された基板4は、ケース2の前面に対して略平行に維持することができる。それ故、所望の配光を得ることができる。
【0034】
本実施の形態では、抵抗体9が実装された基板3と、LED12が実装された基板4とに分かれているので、LED12の劣化を抑制することができる。即ち、抵抗体9は電流が流れると発熱する。ここで、抵抗体9とLED12と同じ基板に実装されている場合には、抵抗体9の熱が基板に形成された回路パターンを通じてLED12に伝わり、LED12の劣化が早まってしまう。これに対し、本実施の形態では、抵抗体9が実装された基板3とLED12が実装された基板4とに分かれているので、抵抗体9から発せられる熱がLED12に伝わり難い。それ故、LED12の劣化を抑制することができる。
【0035】
本実施の形態では、基板3,4に複数のシリコーン充填孔3c,4bが形成されているので、シリコーン5の充填性を高めることができる。即ち、基板3,4とケース2との隙間は狭くなっているので、基板3,4にシリコーン充填孔3c,4bを1箇所だけ形成し、そこからシリコーン5を充填すると、ケース2の後面と基板3とで形成される空間及び基板3と基板4とで形成される空間の空気が抜け難く、シリコーン5が充填され難くなる。これに対し、本実施の形態では、基板3,4に複数のシリコーン充填孔3c,4bが形成されているので、これらの空間に存在する空気が抜け易い。それ故、シリコーン5の充填性を高めることができる。
【0036】
本実施の形態では、基板3,4に複数のシリコーン充填孔3c,4bが形成されているので、確実に防湿を図ることができる。即ち、基板3,4とケース2との隙間は狭くなっているので、基板3,4にシリコーン充填孔を1箇所だけ形成すると、ケース2の後面と基板3とで形成される空間及び基板3と基板4とで形成される空間の空気が抜け難く、シリコーン5内に空気の泡が発生し易い。ここで、シリコーン5内に空気の泡が発生すると、熱により空気が膨張してしまい、防湿が図れない可能性がある。これに対し,本実施の形態では、基板3,4に複数のシリコーン充填孔3c,4bが形成されているので、これらの空間に存在する空気が抜け易くなる。それ故、確実に防湿を図ることができる。
【0037】
本実施の形態では、ケース2に突起部2dが形成されているので、シリコーン5の重みによる基板4の撓みを低減させることができる。即ち、LED12の上部まで、シリコーン5を充填すると、基板4上に存在するシリコーン5の重みで基板4が撓んでしまうことがある。なお、基板4が撓んでしまうと、上述したように配光が変化してしまうので、所望の配光が得られない場合がある。これに対し、本実施の形態では、ケース2に基板4を支持する突起部2dが形成されているので、シリコーン5の重みによる基板4を撓みを低減させることができる。
【0038】
本実施の形態では、電源コード11は基板3に対して張力止めにより固定されているので、基板3をケース2に収容する作業の作業効率を確実に向上させることができる。即ち、ケース2と基板3との間隔は狭く、またケース2の幅は狭くなっているので、基板3をケース2に収容する作業は困難である。ここで、この作業の作業効率を向上させるために上述したように電源コード11を引っ張りながら基板3を収容することがあるが、電源コード11を引っ張ると、基板3から電源コード11が外れてしまうことがある。これに対し、本実施の形態では、電源コード11が基板3に対して張力止めにより固定されているので、電源コード11を引っ張った場合であっても、基板3から電源コード11が外れ難い。それ故、基板3をケース2に収容する作業の作業効率を確実に向上させることができる。
【0039】
本実施の形態では、一対のリードフレーム12aが基板4の短手方向に沿うように基板4に取り付けられているので、所望の配光を確実に得ることができる。即ち、基板4をケース2に収容する際或いはケース2を取付金具23に取り付ける際にLED12に触れてしまい、上下方向に軸ずれしてしまうことがある。ここで、LED12から放射された光は化粧板25に形成された光出射孔25aを介して出射するので、上下方向の軸ずれが生じると、化粧板25に光が遮られて、光出射孔25aから出射する光が少なくなってしまう。これに対し、本実施の形態では、一対のリードフレーム12aが基板4の短手方向に沿うように基板4に取り付けらているので、上下方向の軸ずれを抑制することができ、化粧板25の光出射孔25aから確実に光を出射させることができる。それ故、所望の配光を確実に得ることができる。
【0040】
なお、本発明は上記実施の形態の記載内容に限定されるものではなく、構造や材質、各部材の配置等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。上記実施の形態では、ケース2内にシリコーン5を充填しているが、シリコーン5を充填しなくともよい。また、ケース2に突起部2dを設けているが、突起部2dを設けなくともよい。
【0041】
上記実施の形態では、電源コード11を基板3に対して張力止めにより固定しているが、張力止めにより固定しなくてもよい。また、一対のリードフレーム12aを基板4の短手方向に沿うように基板4に取り付けているが、このようにリードフレーム12aを取り付けなくともよい。
【0042】
【発明の効果】以上詳説したように、請求項1記載の埋め込み照明器具によれば、所望の配光を得ることができる。
【0043】
請求項2記載の埋め込み型照明器具によれば、放熱性充填剤の重みによる基板の撓みを低減させることができる。
【0044】
請求項3記載の埋め込み型照明器具によれば、放熱性充填剤の充填性を向上させることができる。
【0045】
請求項4記載の埋め込み型照明器具によれば、第2の基板をケースに収容する作業の作業効率を確実に向上させることができる。
【0046】
請求項5記載の埋め込み型照明器具によれば、所望の配光を確実に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施の形態に係る足元灯の模式的な分解斜視図である。
【図2】図2は実施の形態に係る足元灯の模式的な垂平断面図である。
【図3】図3は実施の形態に係るケースの模式的な上面図である。
【図4】図4は実施の形態に係るケースの模式的な正面図である。
【図5】図5は実施の形態に係るケースの背面図である。
【図6】図6は実施の形態に係る回路部品が実装された基板の模式的な表面図である。
【図7】図7は実施の形態に係るLEDが実装された基板の模式的な表面図である。
【図8】図8は実施の形態に係る足元灯を設置したときの状態を模式的に示した図である。
【図9】図9は実施の形態に係るケースと取付金具との取付け状態を模式的に示した図である。
【符号の説明】
1…足元灯、2…ケース、3…基板、4…基板、6…回路部品、11…電源コード、12…LED。

Claims (5)

  1. 開口面を有するケースと;
    表面が前記ケースの開口面側に向くように前記ケース内に収容された第1の基板と;
    前記第1の基板の表面側に実装された半導体発光素子と;
    前記第1の基板の裏面側に位置するように前記ケース内に収容され、前記第1の基板と電気的に接続された第2の基板と;
    前記第2の基板に実装され、前記半導体発光素子を点灯させる回路部品と;
    一端が前記第2の基板に接続された電源コードと;
    を具備することを特徴とする埋め込み型照明器具。
  2. 前記ケースは前記第1の基板を支持する突起部を備えており、かつ前記ケース内に充填された放熱性充填剤をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の埋め込み型照明器具。
  3. 前記第1の基板及び第2の基板は前記ケース内に前記放熱性充填剤を注入するための複数の孔を備えており、かつ前記第1の基板の孔と前記第2の基板の孔とは互いに対向する位置に形成されていることを特徴とする請求項2記載の埋め込み型照明器具。
  4. 前記電源コードは、張力止めにより前記第2の基板に固定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の埋め込み型照明器具。
  5. 前記半導体発光素子はそれぞれ一対の接続端子を備えており、前記一対の接続端子が前記第1の基板の短手方向に沿ように前記半導体発光素子が前記第1の基板に実装されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の埋め込み型照明器具。
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