JP2004247071A - ジョイントコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】挿入側コネクタ部のコネクタハウジングの積層段数が増えても、挿入側コネクタ部と受入側コネクタ部間の接続状態が良好に保持され、ジョイントコネクタの性能及び信頼性を向上させるジョイントコネクタを提供する。
【解決手段】雌状端子を収容する端子収容室19が複数室単層に併設されたコネクタハウジング17を複数段に積層して合体した挿入側コネクタ部11と、挿入側コネクタ部11が挿入されるコネクタケース21及び該ケース21内に突設され、コネクタハウジング17の雌状端子に接続される複数の雄状端子23を有する受入側コネクタ部13とを備え、挿入側コネクタ部11と受入側コネクタ部13とをコネクタロック手段15で相互にロックしてなるジョイントコネクタにおいて、前記コネクタロック手段15がコネクタハウジング17の側部とコネクタケース21の側壁とをロックするように横側位置に設けられる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車等に配索されるワイヤーハーネスを分岐接続するのに用いられるジョイントコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のコネクタは、雌状端子を収容する端子収容室が複数室単層に併設されたコネクタハウジングを複数段に積層し、ハウジング連結手段で合体した挿入側コネクタ部(積層コネクタ)と、一方の開口から挿入側コネクタ部が挿入されて収容されるコネクタケース(アッパーケース)及びコネクタケース内に突設され、挿入側コネクタ部におけるコネクタハウジングの雌状端子に接続される複数の雄状端子とを有する受入側コネクタ部(電気接続箱)とを備えている(特許文献1参照)。
【0003】
また、図8には、雌状端子(図示せず)を収容する端子収容室2が複数室単層に併設されたコネクタハウジング3を3段に積層(図8(A)参照)し、これらコネクタハウジング3を、ハウジング連結手段4の係合凹部5と係合凸部6を係合することにより合体(図8(B)参照)してなる挿入側コネクタ部1が示されている。更に、挿入側コネクタ部1の最上段に積層されたコネクタハウジング3の上部に装着されたカバー7の上面には、挿入側コネクタ部1が受入側コネクタ部(図示省略)に挿入されたとき、挿入側コネクタ部1と受入側コネクタ部とを相互にロックするコネクタロック手段8のロッキングアーム9が設けられ、その上面に係合突起10が突設され、受入側コネクタ部におけるコネクタケースの上壁に設けられた係合凹部(図示省略)と係合するように構成されている。なお、Wはワイヤーハーネスを構成する電線で、その端末に前記コネクタハウジング3の端子収容室2に収納される雌状端子が接続される(特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−39239号公報(発明の詳細な説明の項の段落0019乃至段落0026、図1(A)(B))
【特許文献2】
実開平5−65073号公報(発明の詳細な説明の項の段落0014乃至段落0015、段落0018、図1、2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のジョイントコネクタは、挿入側コネクタ部1と受入側コネクタ部とを相互にロックするコネクタロック手段8が、挿入側コネクタ部の最上部側と、前記受入側コネクタ部におけるコネクタケースの最上部側とをロックするように最上部側位置に設けられている。
【0006】
ところで、コネクタハウジング3を合体するのに用いられるハウジング連結手段4は、コネクタハウジング3を積層する方向の係合力が大きいため、係合凹部5と係合凸部6間にがたつき(遊間隙又はクリアランス)が生じにくいのに対し、コネクタハウジング3の面に沿った方向、即ち、コネクタハウジング3を受入側コネクタ部から引き抜く方向の係合力が積層方向のものよりも小さいため、係合凹部5と係合凸部6間にがたつきが生じ易い。
【0007】
そうすると、前記電線Wにコネクタハウジング3を相手方の受入側コネクタ部から引き抜こうとする引張り力が作用した場合、コネクタハウジング3の積層段数が増えるほど、前記がたつきが累積されて、下段側に位置するコネクタハウジング3が受入側コネクタ部から引き抜かれる方向に移動し、コネクタハウジング3が浮いてしまって、挿入側コネクタ部側の雌状端子と受入側コネクタ部側の雄状端子の嵌合が甘くなり、両コネクタ部の接続状態が悪化してジョイントコネクタの性能及び信頼性を損なう恐れがあった。
【0008】
本発明は上記課題を解決し、挿入側コネクタ部におけるコネクタハウジングの積層段数が増えても、挿入側コネクタ部と受入側コネクタ部間の接続状態が良好に保持され、ジョイントコネクタの性能及び信頼性を向上させることができるジョイントコネクタを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載された発明は、雌状端子を収容する端子収容室が複数室単層に併設されたコネクタハウジングを複数段に積層して合体した挿入側コネクタ部と、挿入側コネクタ部が挿入されるコネクタケース及び該ケース内に突設され、挿入側コネクタ部におけるコネクタハウジングの雌状端子に接続される複数の雄状端子を有する受入側コネクタ部とを備え、挿入側コネクタ部と受入側コネクタ部とをコネクタロック手段で相互にロックしてなるジョイントコネクタにおいて、前記コネクタロック手段が、挿入側コネクタ部におけるコネクタハウジングの側部と、受入側コネクタ部におけるコネクタケースの側壁とをロックするように横側位置に設けられていることを特徴とするものである。
【0010】
このように、コネクタロック手段が両コネクタ部の横側位置に設けられることにより、上下方向に複数段に積層されたコネクタハウジングをロックする1又は複数のロック支点が両コネクタ部の最上部側位置から上下方向の中間の任意位置まで移動し、コネクタロック手段のロック支点から両コネクタ部の最上部側、最下部側位置等といった自由端までの距離が短くなる。
【0011】
その結果、コネクタロック手段のロック支点と各自由端との間に積層されるコネクタハウジングの個数が少なくなり、コネクタハウジング間に生じるがたつきの累積量が減少して、コネクタハウジングが前記引張力の作用で受入側コネクタ部から引き抜かれる方向に移動して浮いてしまうようなことがなくなる。
【0012】
従って、挿入側コネクタ部におけるコネクタハウジングの積層段数が増えても、挿入側コネクタ部と受入側コネクタ部の接続状態が良好に保持され、ジョイントコネクタの性能及び信頼性を向上させることができる。
【0013】
本発明の請求項2に記載された発明は、請求項1記載のジョイントコネクタにおいて、前記コネクタロック手段が、挿入側コネクタ部におけるコネクタハウジングの両側部と、受入側コネクタ部におけるコネクタケースの両側壁とをロックするように両横側位置に設けられていることを特徴とするものである。
【0014】
このような構成によると、挿入側コネクタ部のコネクタハウジングに受入側コネクタ部から引き抜こうとする引張力が作用しても、コネクタハウジングがその両側でコネクタロック手段でしっかりと保持されて安定し、ジョイントコネクタが堅牢になるので好ましい。
【0015】
本発明の請求項3に記載された発明は、請求項1又は2記載のジョイントコネクタにおいて、前記コネクタロック手段が、係合凹部と、先端側に係合凹部に係合する爪を有する弾性片からなる係合爪部とで構成され、係合凹部が挿入側コネクタ部におけるコネクタハウジングの側部に設けられ、係合爪部が受入側コネクタ部におけるコネクタケースの側壁に片持ち状に設けられていることを特徴とするものである。
【0016】
このような構成によると、コネクタロック手段の係合動作が円滑で係合不良が少なくなり、挿入側コネクタ部の受入側コネクタ部に対する接続がより確実になるほか、一般に形状、構造の簡単な係合凹部が挿入側コネクタ部のコネクタハウジングに設けられ、係合凹部よりも形状、構造の複雑な係合爪部が受入側コネクタ部のコネクタケース側に設けられることになり、その結果、ジョイントコネクタの製造が容易で安価に得ることができるほか、小型化を図ることができるので好ましい。
【0017】
本発明の請求項4に記載された発明は、請求項1、2又は3記載のジョイントコネクタにおいて、前記コネクタロック手段が係合凹部と、先端側に係合凹部に係合する爪及び爪に対して略Y形状となるように外側に斜めに延出する反りタブを有する弾性片からなる係合爪部とで構成されることを特徴とするものである。
【0018】
このような構成によると、係合爪部における反りタブの傾斜する内側面を係合爪部の軸線方向に沿って押すことにより、係合爪部の爪が係合凹部から容易に外れて、コネクタロック手段のロックが速やかに解除され、複雑、高価な治具を用いなくても、挿入側コネクタ部を受入側コネクタ部から簡単、容易に引き抜いて分離させることができ、コネクタの取り替え、修理等が便利になるので好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面により詳細に説明する。図1は本発明のジョイントコネクタを自動車用ワイヤーハーネスの多極コネクタに適用した場合の分解斜視図である。
【0020】
本実施形態のジョイントコネクタは、上記図に示すように、雌状端子(図示せず)を収容する端子収容室19が複数室(図示例は10室)単層に併設された10極のコネクタハウジング17を複数段(図示例は10段)に積層して合体した挿入側コネクタ部(積層コネクタ)11と、一方の開口から挿入側コネクタ部11が挿入されて収容されるコネクタケース(アッパーケース)21及び該ケース21内に突設され、挿入側コネクタ部11におけるコネクタハウジング17の雌状端子に接続される複数(図示例は上下左右に10個の合計100個)の雄状端子23を有する受入側コネクタ部(電気接続箱)13とを備え、挿入側コネクタ部11を受入側コネクタ部13に挿入し、挿入側コネクタ部11と受入側コネクタ部13とをコネクタロック手段15で相互にロックしてなるものである。
【0021】
更に具体的に説明すると、挿入側コネクタ部11を構成する各コネクタハウジング17は、簡単、容易に積層して合体し、更に受入側コネクタ部13に挿入し易いように、同じ形状、構造、サイズでプラスチック成形加工により板状に形成され、その端子収容室19内には、ワイヤーハーネスを構成する電線(図示せず)の端末に接続された雌状端子が収容され、本実施形態では10段に積層され、ハウジング連結手段25により相互に合体される。
【0022】
ハウジング連結手段25は、図1、2に示すように、各コネクタハウジング17の両側部(図示例は片側だけが示されている)に設けられた上下1対のコ字状の係合凹部27とこれに係止されるフック状の係合凸部29とを有し、その係合凹部27に隣接するコネクタハウジング17の係合凸部29が係合されて、コネクタハウジング17が相互に連結され、合体されるようになっている。なお、このハウジング連結手段25は、図示しないが、係合凹部27、係合凸部29に隣接して、コネクタハウジング17相互がその積層面に沿った方向に移動するのを拘束する係合凹凸部も設けられている。31は前記コネクタハウジング17が10段に積層、合体された後、最上段のコネクタハウジング17の上に装着されるカバーである。
【0023】
受入側コネクタ部13のコネクタケース21はプラスチック成形加工により4角形状箱型に形成され、一方の開口から挿入された挿入側コネクタ部11を受け入れて収容する第1収容スペース33が設けられる。そして、第1収容スペース33が設けられたコネクタケース21の両内壁面に、挿入側コネクタ部11の各コネクタハウジング17の両側部が案内されながら挿入される案内溝35が、コネクタケース21の長手方向、即ち、挿入側コネクタ部11の挿入方向に沿って、且つ、上下方向に所定間隔、即ち、挿入側コネクタ部11の端子収容室19に収容された雌状端子のコネクタハウジング積層方向のピッチに合致するピッチ間隔で併設されている。
【0024】
コネクタケース21の第1収容スペース33に突設される雄状端子23は、図1、3に示すように、銅、銅合金材料等の良導電材料で製作されたピン状接続部材からなる。そして、その基端側が、プラスチック等の絶縁板の一面(裏面)に銅箔等の導電体からなる回路パターンが印刷等により設けられた回路基板37の他面(表面)に、回路基板37を貫通して支持されると共に、その回路パターンにはんだ付けされて接続されている。
【0025】
回路基板37は、図3に示すように、コネクタケース21の第1収容スペース33の反対側に隔壁21aを隔てて設けられた第2収容スペース39に収容されて保持されると共に、雄状端子23が隔壁21aに形成された貫通穴21bを通して第1収容スペース33内に突設され、挿入側コネクタ部11の雌状端子に挿入されて接続されるようになっている。なお、雄状端子23及び回路基板37を銅、銅合金材料等の良導電材料からなるブスバーで構成するようにしてもよい。また、41は、図1、3に示すように、コネクタケース21の第2収容スペース39の開口部に取り付けられて、第2収容スペース39に収容された回路基板37を保持すると共に保護するケースカバー(ロアケース)である。
【0026】
挿入側コネクタ部11を受入側コネクタ部13に挿入し、挿入側コネクタ部11と受入側コネクタ部13とを相互にロックするコネクタロック手段15は、本実施形態では、図3に示すように、挿入側コネクタ部11におけるコネクタハウジング17の両側部と、受入側コネクタ部13におけるコネクタケース21の第1収容スペース33が設けられた両側壁とをロックするように両横側位置に設けられている。
【0027】
更に具体的に説明すると、該コネクタロック手段15は、図3乃至5に示すように、係合凹部43と係合爪部45とで構成される。係合凹部は略コ字形状をしており、挿入側コネクタ部11における各コネクタハウジング17の両側部において、挿入側コネクタ部挿入方向の比較的先端寄りの部位に設けられる。係合爪部45は、先端側に係合凹部43に係合する爪47及び爪に対して略Y形状(略二股形状)となるように外側に斜めに延出する反りタブ49を有する弾性片からなる。
【0028】
係合爪部45は、爪47が第1収容スペース33の底部側(隔壁21a側)に位置して挿入側コネクタ部11が挿入される方向に沿うように、また、基端側が、受入側コネクタ部13のコネクタケース21の第1収容スペース33が設けられている両側壁にあって、受入側コネクタ部13に挿入側コネクタ部11が挿入されたとき、その3段目と8段目のコネクタハウジング17が案内されながら挿入される案内溝35のある部位に片持ち状に設けられている(図1参照)。
【0029】
そして、挿入側コネクタ部11が受入側コネクタ部13に挿入され、コネクタケース21の第1収容スペース33内に収容されると、コネクタロック手段15の係合爪部45の爪47が係合凹部43に係合され、挿入側コネクタ部11と受入側コネクタ部13が相互にロックされると共に、受入側コネクタ部13の雄状端子23が挿入側コネクタ部11の雌状端子に挿入されて、両コネクタ部11、13が電気的に接続される(図3参照)。
【0030】
本実施形態のジョイントコネクタを組み立てる場合には、前記コネクタハウジング17の端子収容室19にワイヤーハーネスを構成する電線の端末に接続された雌状端子を収容したコネクタハウジング17を積層し、ハウジング連結手段25で合体して挿入側コネクタ部11を得る。次に、この挿入側コネクタ部11と受入側コネクタ部13とを対向させて、両コネクタ部11、13のセンター(軸線)を合わせて、挿入側コネクタ部11を受入側コネクタ部13におけるコネクタケース21の第1収容スペース33内に挿入する。そして、コネクタロック手段15の係合爪部45の爪47を係合凹部43に係合して、両コネクタ部11、13をロックすると共に、受入側コネクタ部13側の雄状端子23を挿入側コネクタ部11側の雌状端子に挿入して、両コネクタ部11、13を電気的に接続する。
【0031】
なお、前記実施形態のコネクタロック手段15は、挿入側コネクタ部11におけるコネクタハウジング17の両側部と、受入側コネクタ部13におけるコネクタケース21の両側壁とをロックするように両横側位置に設けられているが、挿入側コネクタ部11におけるコネクタハウジング17の一方の側部と、該側部に対向する受入側コネクタ部13におけるコネクタケース21の一方の側壁とをロックするように一方の横側位置に設けられるようにしてもよい。
【0032】
コネクタロック手段15が挿入側コネクタ部11におけるコネクタハウジング17の側部と、受入側コネクタ部13におけるコネクタケース21の側壁とをロックするように横側位置に設けられていることにより、上下方向に複数段に積層されたコネクタハウジング17をロックする1又は複数のロック支点が両コネクタ部11、13の最上部側位置から上下方向の中間の任意位置まで移動し、コネクタロック手段15のロック支点から両コネクタ部11、13の最上部側、最下部側位置等といった自由端までの距離が短くなる。
【0033】
その結果、コネクタロック手段15のロック支点と各自由端との間に積層されるコネクタハウジング17の個数が少なくなり、コネクタハウジング17間に生じるがたつきの累積量が減少して、コネクタハウジング17が前記引張力の作用で受入側コネクタ部13から引き抜かれる方向に移動して浮いてしまうようなことがなくなる。
【0034】
従って、挿入側コネクタ部11におけるコネクタハウジング17の積層段数が増えても、挿入側コネクタ部11と受入側コネクタ部13の接続状態が良好に保持され、ジョイントコネクタの性能及び信頼性を向上させることができる。
【0035】
また、コネクタロック手段15が、挿入側コネクタ部11におけるコネクタハウジング17の両側部と、受入側コネクタ部13におけるコネクタケース21の両側壁とをロックするように両横側位置に設けられていると、挿入側コネクタ部11のコネクタハウジング17に受入側コネクタ部13から引き抜こうとする引張力が作用しても、コネクタハウジング17がその両側でコネクタロック手段15でしっかりと保持されて安定し、ジョイントコネクタが堅牢になるので好ましい。
【0036】
また、コネクタロック手段15が係合凹部43と、先端側に係合凹部43に係合する爪47を有する弾性片からなる係合爪部45とで構成されていると、コネクタロック手段の係合動作が円滑になって係合不良が少なくなり、挿入側コネクタ部の受入側コネクタ部に対する接続がより確実になるので好ましい。
【0037】
また、コネクタロック手段15は、前記実施形態のものとは反対に、その係合凹部43が受入側コネクタ部13におけるコネクタケース21の側壁に、係合爪部45が挿入側コネクタ部11におけるコネクタハウジング17の側部に設けられるようにしてもよい。
【0038】
前記実施形態のように、一般に形状、構造の簡単な係合凹部43が挿入側コネクタ部11におけるコネクタハウジング17の側部に設けられ、係合凹部43よりも形状、構造の複雑な係合爪部45が受入側コネクタ部13におけるコネクタケース21の側壁に片持ち状に設けられていると、ジョイントコネクタの製造が容易で安価に得ることができるほか、小型化を図ることができるので好ましい。
【0039】
コネクタロック手段15の係合爪部45は、挿入側コネクタ部11の各コネクタハウジング17に設けられた係合凹部43に対応させて設けてもよいが、前記実施形態のように、コネクタハウジング17の3段目と8段目に相当するコネクタケース21の側壁に設けるようにしても、挿入側コネクタ部11と受入側コネクタ部13をロックした後、コネクタハウジング17に引き抜こうとする引張力が作用したとき、どこの段のコネクタハウジング17も浮いてしまうようなことがなく、良好な接続状態を保持することができる。
【0040】
従って、係合爪部45の配設位置及び個数は前記実施形態のものに限定されるものではなく、コネクタハウジング17の積層される段数、ジョイントコネクタの使用環境、条件等によって適宜変更してもよい。一般に、コネクタハウジング17の積層段数が多い場合は個数を増やし、積層段数が少ない場合は減らす。コネクタケース21の側壁に設けられる係合爪部45が1個の場合には、コネクタケース21の上下方向における中間の二分点である中央位置に設けるのが望ましい。ところで、係合凹部43は、コネクタハウジング17が積層、合体及び受入側コネクタ部13への挿入を容易にするために、同一形状、構造、サイズに製作することが望ましいため、各コネクタハウジング17毎に設けてあるが、前記係合爪部45に対応するコネクタハウジング17の側部にだけ設けてもよく、個数は前記実施形態のものに限定されない。
【0041】
挿入側コネクタ部11と受入側コネクタ部13のロック状態を解除する場合には、例えば、図4、5に示すような、4角形板からなる支持部材53において、コネクタロック手段15における係合爪部45の配設位置に対応した位置に、先端が先細り状に形成された4本の棒状の押し部材55を突設させてなる簡易なコネクタロック解除治具51を用いる。
【0042】
そして、コネクタロック解除治具51の4本の押し部材55を受入側コネクタ部13におけるケースカバー41に穿設された4個の挿通穴41a及びコネクタケース21に設けられた挿通穴21cに通し、各押し部材55の先端を前記係合爪部45の反りタブ49の傾斜する内側面49aに押し当て、係合爪部45の軸線方向に押す。そうすると、各反りタブ49が弾性片の弾性に抗してコネクタケース21の側壁から外側方へ変形して逃げ、爪47が係合凹部43から容易に外れて、コネクタロック手段15、即ち、両コネクタ部11、13のロック状態が解除され、挿入側コネクタ部11を受入側コネクタ部13から簡単、容易に引き抜いて分離させることができる。前記ロック状態の解除後、係合爪部45がその弾性作用により元の位置に速やかに復帰する。
【0043】
なお、コネクタロック解除治具51の押し部材55の先端部を係合爪部45の反りタブ49の内側面49aに押し当てる際、押し部材55の先端部又は反りタブ49が滑りを起こして横に逃げてしまい、係合爪部45の爪47が係合凹部43から容易に外れず、両コネクタ部11、13のロック状態が速やかに解除されない恐れがある場合には、図6に示すように、係合爪部45の内側面49aに、反りタブ49の長手方向に沿って押し部材55の先端部が入る、例えば、断面U形状の凹溝49bを設けることが好ましい。このように凹溝49bを設けると、押し部材55が凹溝49bに案内されながら係合爪部45の軸線方向(矢印方向)に押し込まれるので、押し部材55又は反りタブ49の相対滑り(横逃げ)を確実に防止することができる。
【0044】
また、前記コネクタロック解除治具51が無い場合(町の修理工場でロック状態を解除する場合等)には、図7に示すような、小さなマイナス型のドライバー57を、コネクタケース21の係合爪部45の反りタブ49が設けられている部位近傍に斜め方向に穿設された4個の傾斜穴21dに1箇所ずつ通す。そして、その先端を反りタブ49に押し当て、ドライバー57の軸側面が傾斜穴21dの斜面及び入口端縁に突き当たるまで、ドライバー57を傾け、反りタブ49を外側方へ変形させ、爪47を係合凹部43から逃がして外す。このような動作を4回繰り返し、両コネクタ部11、13のロック状態を解除する。
【0045】
このように、反りタブ49を有する係合爪部45を用いると、簡易なコネクタロック解除治具51や市販のドライバー57等を使用するだけで、挿入側コネクタ部11を受入側コネクタ部13から簡単、容易に引き抜いて分離させることができ、コネクタの取り替え、修理等が便利になるので好ましい。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1記載の積層ジョイントコネクタによると、前記コネクタロック手段が、挿入側コネクタ部におけるコネクタハウジングの側部と、受入側コネクタ部におけるコネクタケースの側壁とをロックするように横側位置に設けられていることにより、コネクタハウジング間に生じるがたつきの累積量が減少して、コネクタハウジングが前記引張力の作用で受入側コネクタ部から引き抜かれる方向に移動して浮いてしまうようなことがなくなるので、挿入側コネクタ部におけるコネクタハウジングの積層段数が増えても、挿入側コネクタ部と受入側コネクタ部の接続状態が良好に保持され、ジョイントコネクタの性能及び信頼性を向上させることができる。
【0047】
本発明の請求項2に記載されたジョイントコネクタのように、前記コネクタロック手段が、挿入側コネクタ部におけるコネクタハウジングの両側部と、受入側コネクタ部におけるコネクタケースの両側壁とをロックするように両横側位置に設けられていると、挿入側コネクタ部のコネクタハウジングに受入側コネクタ部から引き抜こうとする引張力が作用しても、コネクタハウジングがその両側でコネクタロック手段でしっかりと保持されて安定し、ジョイントコネクタが堅牢になるので好ましい。
【0048】
本発明の請求項3に記載されたジョイントコネクタのように、前記コネクタロック手段が、係合凹部と、先端側に係合凹部に係合する爪を有する弾性片からなる係合爪部とで構成され、係合凹部が挿入側コネクタ部におけるコネクタハウジングの側部に設けられ、係合爪部が受入側コネクタ部におけるコネクタケースの側壁に片持ち状に設けられていると、コネクタロック手段の係合動作が円滑で係合不良が少なくなり、挿入側コネクタ部の受入側コネクタ部に対する接続がより確実になるほか、ジョイントコネクタの製造が容易で安価に得られるほか、小型化を図ることができるので好ましい。
【0049】
本発明の請求項4に記載されたジョイントコネクタのように、前記コネクタロック手段が係合凹部と、先端側に係合凹部に係合する爪及び爪に対して略Y形状となるように外側に斜めに延出する反りタブを有する弾性片からなる係合爪部とで構成されていると、係合爪部における反りタブの傾斜する内側面を係合爪部の軸線方向に沿って押すことにより、係合爪部の爪が係合凹部から容易に外れて、コネクタロック手段のロックが速やかに解除され、複雑、高価な治具を用いなくても、挿入側コネクタ部を受入側コネクタ部から簡単、容易に引き抜いて分離させることができ、コネクタの取り替え、修理等が便利になるので好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のジョイントコネクタを自動車用ワイヤーハーネスの多極コネクタに適用した場合の分解斜視図である。
【図2】図1の挿入側コネクタ部におけるハウジング連結手段を拡大して示す概要図である。
【図3】図1において、挿入側コネクタ部を受入側コネクタ部に挿入した状態を示す概略断面図である。
【図4】挿入側コネクタ部と受入側コネクタ部のロック状態を解除する状態を示す概略断面図である。
【図5】図4において、コネクタロック解除治具により、係合爪部の爪を係合凹部から外す状態を示す説明図である。
【図6】コネクタロック手段における係合爪部の変形例を示す斜視図である。
【図7】市販のドライバーを用いて挿入側コネクタ部と受入側コネクタ部のロック状態を解除する状態を示す概略断面図である。
【図8】従来のジョイントコネクタの挿入側コネクタ部を示すもので、(A)はコネクタハウジングを積層する前の状態の斜視図、(B)はコネクタハウジングを積層した合体した状態の斜視図である。
【符号の説明】
11 挿入側コネクタ部
13 受入側コネクタ部
15 コネクタロック手段
17 コネクタハウジング
19 端子収容室
21 コネクタケース
21a 隔壁
21b 貫通穴
21c 挿通穴
21d 傾斜穴
23 雄状端子
25 ハウジング連結手段
27 係合凹部
29 係合凸部
31 カバー
33 第1収容スペース
35 案内溝
37 回路基板
39 第2収容スペース
41 ケースカバー
41a 挿通穴
43 係合凹部
45 係合爪部
47 爪
49 反りタブ
49a 内側面
49b 凹溝
51 コネクタロック解除治具
53 支持部材
55 押し部材
57 ドライバー

Claims (4)

  1. 雌状端子を収容する端子収容室が複数室単層に併設されたコネクタハウジングを複数段に積層して合体した挿入側コネクタ部と、挿入側コネクタ部が挿入されるコネクタケース及び該ケース内に突設され、挿入側コネクタ部におけるコネクタハウジングの雌状端子に接続される複数の雄状端子を有する受入側コネクタ部とを備え、挿入側コネクタ部と受入側コネクタ部とをコネクタロック手段で相互にロックしてなるジョイントコネクタにおいて、前記コネクタロック手段が、挿入側コネクタ部におけるコネクタハウジングの側部と、受入側コネクタ部におけるコネクタケースの側壁とをロックするように横側位置に設けられていることを特徴とするジョイントコネクタ。
  2. 前記コネクタロック手段が、挿入側コネクタ部におけるコネクタハウジングの両側部と、受入側コネクタ部におけるコネクタケースの両側壁とをロックするように両横側位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載のジョイントコネクタ。
  3. 前記コネクタロック手段が、係合凹部と、先端側に係合凹部に係合する爪を有する弾性片からなる係合爪部とで構成され、係合凹部が挿入側コネクタ部におけるコネクタハウジングの側部に設けられ、係合爪部が受入側コネクタ部におけるコネクタケースの側壁に片持ち状に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のジョイントコネクタ。
  4. 前記コネクタロック手段が係合凹部と、先端側に係合凹部に係合する爪及び爪に対して略Y形状となるように外側に斜めに延出する反りタブを有する弾性片からなる係合爪部とで構成されることを特徴とする請求項1、2又は3記載のジョイントコネクタ。
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