JP2004246463A - ブロードバンドサービス案内方法,及び、ブロードバンドサービス案内プログラム - Google Patents

ブロードバンドサービス案内方法,及び、ブロードバンドサービス案内プログラム Download PDF

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Norihide Akazawa
範英 赤澤
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昇一 福村
Shoichi Narukawa
正一 鳴川
Hajime Akino
一 秋野
Isao Yokoyama
功 横山
Hajime Inoue
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Abstract

【目的】ブロードバンドサービスの新規開局があった場合に、新たにサービスエリアに含まれることになった地域に拠点を有するユーザに対して、サービス開始を案内することができるブロードバンドサービス案内方法を、提供する。
【構成】サーバ装置1のCPU10は、開局案内プログラム122に従い、受付局システム5から最新ブロードバンド開局情報を受信すると、その開局情報が示すサービスエリアに含まれる場所を拠点としている会員についての情報を、会員データベース133から抽出し、このレコードに対応した会員の課金情報を課金データベース134及び請求管理データベース135から読み出し、これらの情報に基づいて識別される会員属性に対応したテンプレートに対応するデータ置を補完することによって案内メールの文面を自動作成し、当該会員のメールアドレス宛へ送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブロードバンド接続業者が新たな開局を行ってそのサービスエリアを拡大する際に、その拡大されたサービスエリア内に拠点(住居,事業所)を有するユーザにサービス開始を案内するためのブロードバンドサービス案内方法,及び、コンピュータに対して上述したブロードバンドサービス案内方法を実行させるブロードバンドサービス案内プログラムに、関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インターネット接続業者(ISP[Internet Service Provider],二次プロバイダ)とインターネット接続サービスの契約を交わしているユーザが、自己が操作するコンピュータをインターネットに接続させるためには、第1種通信業者が提供している電話回線(アナログ電話回線又はISDN回線)を通じて、当該ISPが各地に設置しているアクセスポイント(ダイヤルアップ接続サーバの機能を備えたコンピュータ)に接続することによって、このISPの提供するコンピュータネットワークに接続し、更に、このISPのネットワーク内に設置されているインターネット接続ルータを経由して、インターネット(一次プロバイダのルータ,インターネットバックボーン,一次プロバイダに接続された二次プロバイダのルータ及びサーバ装置群,等からなるネットワーク)に接続していた。
【0003】
このような接続の仕方は、ダイヤルアップ接続と呼ばれており、ユーザのコンピュータ(詳しくはモデム又はTA[Terminal Adapter])とアクセスポイントとの間において通常の電話回線を経由するため、通信速度に上限がある,通常の回線利用料金(通信時間及び回線の距離に応じて課金される通話料金)が別途掛かる,常時接続が事実上不可能であるとの欠点を有していた。
【0004】
そのため、ユーザのコンピュータとISPのアクセスポイントとの間において、通常の電話回線を用いることなく、通常の電話回線よりも高速(即ち、広帯域)の通信が可能な伝送媒体(例えば、アナログ電話回線上に高周波の搬送波を重畳させるxDSL,ケーブルテレビ回線,光ファイバー,等)を用いて接続させる、いわゆるブロードバンドサービスが、広く提供されている。このようなブロードバンドサービスは、ISP自身によって提供される場合もあるが、ISPとは別組織のブロードバンド接続業者によって提供されている場合もある。後者の場合、各ブロードバンド接続業者は、複数のISPにブロードバンドサービスを提供することが多く、また、各ISPも、複数のブロードバンド接続業者からブロードバンド接続サービスを受けていることが多い。
【0005】
このようなブロードバンドサービスは、ユーザにとってメリットが多いのではあるが、そのサービスエリアが自ずから限られるという問題があるので(例えば、xDSLにおいてはアナログ信号故の信号減衰に因り電話局から数キロの範囲でしかサービス提供ができず、ケーブルテレビや光ファイバーにおいてはそれらの媒体が敷設されている地域にしかサービス提供ができない)、現状では、全てのユーザに提供可能とはなっていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、各ユーザは、ブロードバンドサービスを受けたいと思いついた時に、ISPに対して、自己が受けられるブロードバンドサービスがあるかどうかを問い合わせなければならなかった。
【0007】
その為、一旦利用可能なブロードバンドサービスが無いと回答を受けたユーザは、その後において、自分がインターネット接続の拠点(自宅,事業所等)を置いている地域をサービスエリアとするブロードバンドサービスの新規開始(即ち、開局)があるかどうかを知るためには、定期的に問い合わせを繰り返さなければならなった。また、このような問い合わせを繰り返す意欲を失ったユーザは、その後において自分のインターネット接続の拠点をサービスエリアとするブロードバンドサービスの新規開始(即ち、開局)があったとしても、この開局の事実を知ることができないので、相変わらずダイヤルアップ接続をし続けてしまう。
【0008】
このような問題を放置してしまうと、ユーザのインターネットに対する興味や当該ISPに対する信頼を低下させてしまうことに繋がるので、放置することはできない。
【0009】
そこで、本発明の課題は、ブロードバンドサービスの新規開局があった場合に、その新規開局によって新たにサービスエリアに含まれることになった地域にインターネット接続の拠点を置いているユーザに対して、自動的に、ブロードバンドサービスの開始を案内することができるブロードバンドサービス案内方法,及び、コンピュータに対して上述したブロードバンドサービス案内方法を実行させるブロードバンドサービス案内プログラムの、提供である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために案出された本発明によるブロードバンドサービス案内方法は、ブロードバンドサービスの新規サービスエリアを示すエリア情報を受信したときに、当該新規サービスエリアにその拠点が含まれるユーザに対して、コンピュータネットワークを通じてブロードバンドサービスの開始を案内するためのブロードバンドサービス案内方法であって、予め登録された各ユーザについて、夫々、その電子メールアドレス,及び、その拠点の場所を示す場所情報を、互いに対応付けてデータベースに格納しておき、前記エリア情報を受信すると、当該エリア情報が示す新規サービスエリアに含まれる場所を示す場所情報に予め対応付けられている電子メールアドレスを、前記データベースから読み出し、前記データベースから読み出した前記電子メールアドレス宛へ、ブロードバンドサービスの開始を案内する案内メールを送信することを、特徴とする。
【0011】
また、上記課題を解決するために案出された本発明によるブロードバンドサービス案内プログラムは、ネットワークを介して他のコンピュータと通信可能な通信装置と、予め登録された各ユーザについて、夫々、その電子メールアドレス,及び、その拠点の場所を示す場所情報を互いに対応付けて格納したディスク装置とに、夫々接続されたコンピュータに対して、ブロードバンドサービスの新規サービスエリアを示すエリア情報を他のコンピュータから前記通信装置が受信すると、当該エリア情報が示す新規サービスエリアに含まれる場所を示す場所情報に予め対応付けられている電子メールアドレスを、前記ディスク装置から読み出させ、前記ディスク装置から読み出した前記電子メールアドレス宛へ、ブロードバンドサービスの開始を案内する案内メールを送信させることを、特徴とする。
【0012】
このように構成されると、ブロードバンドサービスの新規サービスエリアに関するエリア情報が通知されると、自動的に、このエリア情報が示すエリアに含む場所を示す場所情報に対応付けられている電子メールアドレスがデータベース(ディスク装置)から読み出されて、その場所を拠点としているユーザに対して、その場所をサービスエリアに含むブロードバンド接続サービスが開始される旨を案内する電子メールが送信される。その為、ユーザは、自分のインターネット接続の拠点をそのサービスエリアに含むブロードバンドサービスの開始についての情報収集を積極的に行わなくても、その開始の事実を知ることができる。
【0013】
なお、前記エリア情報は、サービスエリアの地域名であっても良いし、サービスエリアに含まれる住所の範囲を示す情報であっても良いし、郵便番号であっても良いし、サービスエリア内に設置されている固定電話回線に付与された電話番号群を示す情報であっても良い。電話番号群を示す情報とは、そのサービスエリア内に設置されている固定電話回線に付与された全電話番号そのものであっても良いし、これら電話番号に共通する桁の番号であっても良い。同様に、場所情報は、ユーザの拠点が含まれる地域名であっても良いし、ユーザの拠点の住所であっても良いし、郵便番号であっても良いし、ユーザの拠点に設置されている電話回線に付与された電話番号であっても良い。なお、ここで「ユーザの拠点」とは、ユーザがダイアルアップ接続時に使用する電話回線が設置されている所という意味であるので、ユーザの自宅の他、ユーザの別宅や事業所も含まれる。
【0014】
データベース(ディスク装置)には、更に、前記各ユーザについて、前記電子メールアドレス及び場所情報に加えて、そのユーザの属性を示す属性情報が、互いに対応付けて記憶されても良い。そして、ユーザの電子メールアドレス宛に送信される案内メールの文面は、このユーザの属性に対応した文面であっても良い。このユーザの属性とは、例えば、ユーザの家族人数や年齢に関する情報や、ユーザのインターネットの利用状況に関する情報などである。後者の情報は、更に詳しくは、ユーザに対するインターネット接続サービスの利用料金の請求履歴や、インターネットの接続時間を示す情報などである。これらの情報が属性情報に含まれる場合には、案内メールの文面は、請求履歴が示す利用料金や接続時間に基づいて算出される通話料金と、ブロードバンドサービスの利用料金とを比較する文面とすることができる。このような文面であれば、ユーザは、コスト面に着目して、ブロードバンドサービスを申し込むべきか否かを判断することができる。
【0015】
なお、このブロードバンドサービス案内方法やブロードバンドサービス案内プログラムが実行されるコンピュータは、各ユーザに対してインターネット接続サービスを提供しているISPが運営するものであっても、第三者が運営するものであっても良い。但し、前者であれば、ユーザの属性情報にインターネットの利用状況に関する情報を含める場合においても、最新の情報をリアルタイムで取得することが可能になる。
【0016】
また、ブロードバンド接続サービスは、各ユーザに対してインターネット接続サービスを提供しているISP自身が提供するものであっても、ISPと提携したブロードバンド接続業者が提供するものであっても良い。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明によるブロードバンドサービス案内方法,及び、ブロードバンドサービス案内プログラムの実施の形態を、説明する。
(システム構成)
図1は、上記ブロードバンドサービス案内方法が実施されているネットワークシステムの概略構成を示すブロック図である。この図1に示されるように、このネットワークシステムは、各ISPが運営するネットワーク上に存在する各種サーバの機能を1台のコンピュータ上に集約して示した1台のサーバ装置1と、当該ISPのネットワークに接続されているアクセスポイント(ダイヤルアップ接続サーバの機能を備えたコンピュータ)4と、インターネット(一次プロバイダ,バックボーン,二次プロバイダ)Nと、当該ISPとブロードバンドサービスについて提携を行っているブロードバンド接続業者が情報発信のために運営している受付局システム5と、ユーザが操作するユーザ端末2とから、構成されている。
【0018】
図1に示されたユーザ端末2は、当該ISPと契約を交わすことによって当該ISPが提供するインターネット接続サービスを受ける会員となったユーザ(以下、「会員」と称する)が操作するコンピュータであるので、サーバ装置1に対して、アクセスポイント4を通じたダイヤルアップ接続を通じて、また、ブロードバンド接続業者によって当該会員が利用可能なブロードバンドサービスが開局した場合には、そのブロードバンドサービスに用いられる図示せぬ伝送媒体を通じて、接続可能である。また、各ユーザ端末2は、サーバ装置1によるインターネット接続サービスを通じて、インターネットNの先に接続されている一般のウェッブサーバ装置に対して、アクセスすることができる。
【0019】
ユーザ端末2(図1においてはユーザ端末2の内部図示は省略)は、インターネット接続可能なコンピュータであり、例えば、互いにバスBによって接続されたCPU[Central processing unit]20,通信アダプタ21.ディスプレイ22,入力装置23,RAM[Random access memory]24及びハードディスク25から、構成されている。これらのうち、CPU20は、このユーザ端末2全体を制御する中央処理装置である。また、通信アダプタ21は、アクセスポイント4に繋がる電話回線との物理インターフェースをなす装置であり、具体的には、モデム,TA[Terminal Adapter],ルータ等であって、ブロードバンド接続サービス利用時にはブロードバンド対応のものに置き換えられる。ディスプレイ22は、CPU20によって生成された画像を表示する表示装置である。入力装置23は、キーボード及びマウスからなる。RAM24は、CPU20が各種プログラムを実行するに際しての作業領域が展開される主記憶装置である。
【0020】
ハードディスク25は、CPU20によって読み出されて実行される各種プログラムを、格納している。このハードディスク25が格納しているプログラムには、通信アダプタ21を介してサーバ装置1や他のウェッブサーバ装置3との間でTCP/IP[Transmission Contrl Protocol/Internet Protocol]に従った通信を行う機能を含むオペレーティングシステム(図示略),このオペレーティングシステム26の通信機能を用いてサーバ装置1や一般的なウェッブサーバ装置に対して各種メッセージを送信するとともにこれらメッセージに応じてサーバ装置1が送信して来たウェッブコンテンツ(HTML[Hyper Text Markup Language]データ等からなる画面データ)を解釈して表示するブラウザ26,SMTP[Simple Mail Transfer Protocol]及びPOP[Post Office Protocol]に従ったメールの送受信を行うメーラ27を、含む。上記ブラウザ26やメーラ27は、一般的に市販されているプログラムであるので、その処理内容についての詳細な説明は省略する。
【0021】
受付局システム5は、ブロードバンド接続業者がサービス提供中(開局中)のブロードバンドサービスについての情報を発信するために運営しているコンピュータである。従って、この受付局システム5内の図示せぬディスク装置に格納されているデータベース(受付局データベース51)には、当該ブロードバンド接続業者が開局中のサービスエリア毎に、そのサービスエリアの場所を特定するためのエリア情報が、登録されている。特に、当該ブロードバンド接続業者が提供するブロードバンドサービスがxDSLである場合には、第1種通信事業者の電話局毎に、その電話局舎名,その電話局からxDSL接続サービスを提供可能な地域に対応した郵便番号,そのサービスエリア内に設置されている全電話回線に付与された電話番号群を示す情報(例えば、これら全電話番号に共通する桁の番号)が、登録されている。また、受付局システム5は、インターネットNを介してサーバ装置1と通信する機能を有しており、一定周期毎(毎日,各週毎,四半期毎,等)に、その周期の間に当該受付局データベース51に新規登録(新規開局)された新規サービスエリアを示すエリア情報(最新ブロードバンド開局情報)を、一括して、サーバ装置1へ送信する。
【0022】
アクセスポイント4は、第1種通信業者が運営する電話回線とサーバ装置1(即ち、当該ISPが運営するネットワーク)に繋がる専用線とに接続されており、電話回線を通じてダイヤルアップ接続してきたユーザ端末2に対して、そのユーザ端末2を操作している会員に予め付与されている会員ID及びパスワードを要求し、これらを受信するとサーバ装置1を構成する図示せぬ認証サーバに転送して認証処理を要求し、認証が成功するとIPアドレスを、接続要求元ユーザ端末2に対して一時的に発行するとともに、このユーザ端末2が発呼時に指定した接続元電話番号を、当該会員ID及び当該IPアドレスとともに、サーバ装置1へ通知し、以後、このユーザ端末2が当該IPアドレスを接続元IPアドレスとして組み込んだIPパケットを含むメッセージを送信してくると、このメッセージをサーバ装置1へ転送し、また、このユーザ端末2宛のレスポンスをサーバ装置1から受け取ると、このレスポンスをユーザ端末2へ転送する。
【0023】
サーバ装置1は、実際には、当該ISPが運営するネットワーク上に存在する複数のサーバ装置(コンピュータ)である。このようなサーバ装置には、メールサーバの機能を果たすもの、ウェッブサーバ(コンテンツ提供サーバ)の機能を果たすもの、認証サーバの機能を果たすもの、会員管理サーバの機能を果たすもの、課金サーバの機能を果たすもの等、従来からあるものの他、本発明を実施するためのブロードバンドサービス案内の機能を果たすものが、含まれている。但し、ここでは、説明を簡略化させるために、これらの機能が、一台のコンピュータによって実現されているものとして、説明を行う。
【0024】
このサーバ装置1としてのコンピュータは、互いにバスBによって接続されたCPU10,通信アダプタ11,RAM12及びハードディスク13から、構成されている。これらのうち、CPU10は、このサーバ装置1全体の制御を行う中央処理装置(コンピュータ)である。また、RAM12は、CPU10が各種処理を実行するに際しての作業領域が展開される主記憶装置である。また、通信アダプタ11は、インターネットN及びアクセスポイント4に繋がる回線(WAN:Wide Area Network)とのインターフェースを含み、これらネットワークを介して他のコンピュータと通信可能な通信装置である。
【0025】
ハードディスク13は、CPU20によって読み出されて実行される各種プログラム130及び各種データを格納しているディスク装置である。このハードディスク13が格納している各種プログラム130には、上述した各種機能を果たすためのプログラムが含まれており、そのうちの一つが、ブロードバンド開局案内プログラム122である。このブロードバンド開局案内プログラム122による処理の内容については、フローチャートを参照して、後で詳しく説明する。
【0026】
また、ハードディスク13が格納している各種データには、CPU10が開局案内プログラム122に従った処理を実行する際に参照するブロードバンド開局予定データベース131,送信履歴データベース132,会員データベース133,課金データベース134,請求管理データベース135,送信対象者データベース136,ターゲティングテーブル137,テンプレートファイル138が、含まれている。
【0027】
図2は、この会員データベース133の概略データ構造を示す表である。この図2に示されるように、会員データベース133には、当該ISPと契約を交わした各会員毎に、その識別情報である会員ID,この会員IDに対応付けられた暗証情報であるパスワード,当該会員に付与された電子メールアドレス,当該会員の名前,性別,郵便番号,電話番号(契約時において当該会員によって申告されたダイヤルアップ接続時に使用する電話回線に付与された電話番号),住所(マンション,ビル,アパート,一戸建て,等の建物情報を含む),生年月日,家族人数,当該会員がブロードバンドサービスを現在利用しているか否か,当該会員が利用可能なブロードバンドサービスについての情報(キャリア,料金,等),当該会員に適用される料金コース(例えば、月毎の定額コース,利用時間に比例して課金されるコース,等),当該会員がファミリーパック(電子メールアドレスが複数付与される等のサービスが付加されたコース)を利用しているか否か,当該会員の会員ステータス(当該会員がサービス享受を一時停止しているかいるか否かの情報)からなるレコードが、登録されている。なお、これらデータのうち、郵便番号,電話番号及び住所が、ユーザの拠点の場所を示す場所情報である。また、家族人数,当該会員がブロードバンドサービスを現在利用しているか否か,当該会員に適用される料金コース,当該会員がファミリーパックを利用しているか否か,及び、当該会員の会員ステータスが、ユーザの属性を示す属性情報である。
【0028】
図3は、課金データベース134の概略データ構造を示す表である。この図3に示されるように、課金データベース134には、会員として会員データベース133に登録されている各会員毎に、その会員ID,当該会員がインターネット接続サービスを利用した月毎の総分数(インターネットの接続時間を示す情報),当該会員による各アクセスポイント4の利用履歴(当該会員がダイヤルアップ接続したアクセスポイント4の識別情報及び接続時間について記録した情報),フォーラム利用履歴(当該ISPが会員会員専用に用意したコンテンツ提供サービスの一つである会議室のうち、当該会員が利用したものの識別情報及び利用時間について記録した情報),接続時間帯情報(当該会員が当該ISPによるインターネット接続サービスを利用した時間帯[ログイン時刻〜ログアウト時刻]について記録した情報)からなるレコードが、登録されている。なお、これら各データは、ユーザのインターネットの利用状況に関する情報(ユーザの属性情報)に相当する。
【0029】
図4は、請求管理データベース135の概略データ構造を示す表である。この図4に示されるように、請求管理データベース135には、会員として会員データベース133に登録されている各会員毎に、その会員ID,当該会員に対するインターネット接続サービスの利用料金の請求履歴(会員データベース134に登録されている料金コース及び課金データベース134に登録されている接続時間帯情報に基づいて算出される接続料金を月毎に記録した情報),当該会員によるショッピング履歴(当該ISPが会員専用に用意したコンテンツ提供サービスの一つであるオンラインショッピングサイトを通じて当該会員が購入した商品に対して当該会員に請求する金額を記録した情報),当該会員によるコンテンツ購入履歴(当該ISPが会員専用に用意したコンテンツ提供サービスの一つであるコンテンツ販売システムを通じて当該会員が購入したコンテンツに対して当該会員に請求する金額を記録した情報)からなるレコードが、登録されている。なお、これら各データも、ユーザのインターネットの利用状況に関する情報(ユーザの属性情報)に相当する。
【0030】
図5は、ブロードバンド開局予定データベース131の概略データ構造を示す表である。この図5に示されるように、ブロードバンド開局予定データベース131には、各受付局システム5から送信されてきた個々の最新ブロードバンド開局情報を記録したレコードが、登録されている。なお、ブロードバンド開局予定データベース131の各レコードにおける「対応キャリア」の欄には、その最新ブロードバンド開局情報が示すブロードバンドサービスの運営主体であるブロードバンド接続業者を表す情報が、記録される。
【0031】
図6は、送信対象者データベース136の概略データ構造を示す表である。この送信対象者データベース136には、CPU10による開局案内プログラム122の実行に伴って、会員IDをキーとして会員データベース133,課金データベース134及び請求管理データベース135から抽出された情報を互いに結合してなるレコードが、登録される。
【0032】
図7は、ターゲティングテーブル137の概略データ構造を示す表である。このターゲティングテーブル137は、CPU10による開局案内プログラム122の実行に伴って、予め設定された6種類の会員属性(ターゲット)のうち案内メールの送信対象者が属する属性を識別するために、参照される。具体的には、このターゲティングテーブル137には、各ターゲット毎に、そのターゲットに該当するか否かを識別するために用いられるデータ項目(会員データベース133,課金データベース134及び請求管理データベース135中の全データ項目のうちから選択された複数のデータ項目),及び、各データ項目に対応するデータ値を用いてターゲットに属するか否かを識別するための条件であるターゲティング条件が、一覧されている。
【0033】
図8は、ターゲティングテーブル137内において、各ターゲット毎に登録されているターゲティング条件を具体的に示す表である。例えば、「APなし」なるターゲット1についてのターゲティング条件は、▲1▼会員データベース133に登録されている電話番号が示す市区町村内にはアクセスポイント4がなく、▲2▼ダイヤルアップ接続時にアクセスポイント4から通知された接続元電話番号が示す場所がブロードバンド開局予定データベース131に登録されている何れかのブロードバンド接続業者のサービスアリアに含まれており、▲3▼会員データベース133に登録されている料金コース,請求管理データベース135に登録されている請求金額履歴,及び課金データベース134に登録されている利用分数に相当する電話通話料金(=利用分数/3×8.5[円])から算出される当該送信対象者の現在の月額通信費が、当該ブロードバンド接続業者によるブロードバンド接続サービスを利用した場合の月額通信費を上回っている事、である。
【0034】
また、「BB割安」なるターゲット2についてのターゲティング条件は、▲1▼ダイヤルアップ接続時にアクセスポイント4から通知された接続元電話番号が示す場所がブロードバンド開局予定データベース131に登録されている何れかのブロードバンド接続業者のサービスアリアに含まれており、▲2▼上述したようにして算出される当該送信対象者の現在の月額通信費が、当該ブロードバンド接続業者によるブロードバンド接続サービスを利用した場合の月額通信費を上回っている事、である。
【0035】
また、「家族割安」なるターゲット3についてのターゲティング条件は、▲1▼ダイヤルアップ接続時にアクセスポイント4から通知された接続元電話番号が示す場所がブロードバンド開局予定データベース131に登録されている何れかのブロードバンド接続業者のサービスアリアに含まれており、▲2▼会員データベース133にファミリーパック利用をしていない旨が登録されており、▲3▼会員データベース133に登録されている生年月日及び家族人数に基づいて当該送信対象者が世帯主であると判断でき、▲4▼上述したようにして算出される当該送信対象者の現在の月額通信費が、当該ブロードバンド接続業者によるブロードバンド接続サービスを利用した場合の月額通信費を上回っている事、である。
【0036】
また、「コンテンツ」なるターゲット4についてのターゲティング条件は、▲1▼ダイヤルアップ接続時にアクセスポイント4から通知された接続元電話番号が示す場所がブロードバンド開局予定データベース131に登録されている何れかのブロードバンド接続業者のサービスアリアに含まれており、▲2▼課金データベース134に登録されているフォーラム利用履歴や請求管理データベース135に登録されているショッピング履歴やコンテンツ購入履歴が示すコンテンツ利用状況が一定基準を上回っているがためにブロードバンドへの移行見込みが高い事、である。
【0037】
また、「モバイル」なるターゲット5についてのターゲティング条件は、▲1▼ダイヤルアップ接続時にアクセスポイント4から通知された接続元電話番号が示す場所がブロードバンド開局予定データベース131に登録されている何れかのブロードバンド接続業者のサービスアリアに含まれており、▲2▼課金データベース134に登録されているアクセスポイント利用履歴がモバイル用アクセスポイントの一定時間以上の利用を示している事、である。
【0038】
また、「休眠・休会者」なるターゲット6についてのターゲティング条件は、▲1▼ダイヤルアップ接続時にアクセスポイント4から通知された接続元電話番号が示す場所がブロードバンド開局予定データベース131に登録されている何れかのブロードバンド接続業者のサービスアリアに含まれており、▲2▼会員データベース133に登録されている会員ステータスが休会又は一時停止を示しており、▲3▼課金データベース134に登録されている利用分数がゼロ又は月平均一定数未満である事、である。
【0039】
図9は、送信履歴データベース132の概略データ構造を示す表である。この図9に示されるように、送信履歴データベース132は、CPU10による開局案内プログラム122の実行に伴って、案内メールが送信された会員毎に、会員データベース133に登録されている会員ID,メールアドレス,名前,性別,郵便番号,電話番号,住所,当該会員に対して過去にアクセス(案内メール送信,ダイレクトメール送信,テレマーケティング)をした回数,各回のアクセスの年月日及び利用メディアの種類(電子メール,郵便,テレマーケティング)からなるレコードが、登録される。なお、これらのアクセスによって会員に案内される案内分の内容は、ブロードバンドサービスのサービス開始を案内するものであり、具体的には、テンプレートファイル132中の送信対象会員の会員属性に対応したテンプレートに、当該会員についてのデータ(課金データベース134又は請求管理データベース135中のデータ値)を補完したしたものである。
【0040】
図13及び図14は、テンプレートファイル138に格納されている案内文のテンプレートの例である。具体的的には、図13は、送信対象者の属する会員属性(ターゲット)が「BB割安(ターゲット2)」であると識別された場合に利用されるテンプレートであり、請求金額履歴が示す利用料金及び利用分数に基づいて算出される電話通話料金の合計である月額通信費と、ブロードバンド接続サービスの利用料金とを、比較した文面になっている。また、図14は、送信対象者の属する会員属性(ターゲット)が「家族割安(ターゲット3)」であると識別された場合に利用されるテンプレートである。同様に、他の会員属性(ターゲット)についても、夫々の属性に対して説得力を持ったデータ項目を列挙したテンプレートが、テンプレートファイル138に用意されている。なお、各図における具体的数値は、課金データベース134又は請求管理データベース135中のデータ値に基づいてテンプレートに補完された数値であり、テンプレートファイル138に格納されている状態においては、空欄となっている。
(処理内容)
次に、ハードディスク13からRAM12上に読み出された開局案内プログラム122に従ってCPU10が実行する処理の内容を、図10乃至図12のフローチャートを参照して、時系列順に説明する。
【0041】
図10の開局案内処理では、CPU10は、スタート後最初のS101において、何れかの受付局システム5から最新ブロードバンド開局情報を受信するのを、待つ。そして、何れかの受付局システム5から最新ブロードバンド開局情報を受信すると、CPU10は、次のS102において、受信した全最新ブロードバンド開局情報を、ブロードバンド開局予定データベース131に登録する。
【0042】
次に、CPU10は、S102にてブロードバンド開局予定データベース131に登録した各最新ブロードバンド開局情報毎に、該当する会員へ案内メールを送信するために、S103乃至S108のループ処理を実行する。
【0043】
このループ処理に入って最初のS103では、CPU10は、ブロードバンド開局予定データベース131から、S102にて登録した最新ブロードバンド開局情報を一つ取り出す。
【0044】
次のS104では、CPU10は、S103にて取り出した最新ブロードバンド開局情報に含まれている電話番号群を示す情報と、会員データベース133の各レコードに登録されている各会員の電話番号とをマッチングして、当該最新ブロードバンド開局情報が示す新規サービスエリアにその拠点が含まれる全会員についてのレコード(但し、この際、ブロードバンドサービスを現在利用している旨が登録されているレコードを除く)を、会員データベース133から抽出する。
【0045】
次に、CPU10は、S104にて会員データベース133から抽出した各レコード毎に案内メールを送信するために、S105乃至S107のサブループ処理を実行する。
【0046】
このサブループ処理に入って最初のS105では、CPU10は、S104にて会員データベース133から抽出したレコードのうち未処理のものを、一つ特定する。
【0047】
次のS106では、CPU10は、S105にて特定したレコードに基づいて案内メール自動送信処理を実行する。図11は、S106にて実行される案内メール自動送信処理サブルーチンを示すフローチャートである。このサブルーチンに入って最初のS201では、CPU10は、S105にて特定したレコードに含まれるデータ(処理対象会員データ)に対応したデータ(即ち、同じ会員IDが登録されているレコード)を、課金データベース134及び請求管理データベース135から読み出す。そして、これらのデータを一つのレコードとして結合して、送信対象者データベース136に登録する。
【0048】
次の、S202では、CPU10は、ターゲット番号を示す変数nを“1”に初期設定する。次に、CPU10は、各ターゲット毎に処理対象会員データの識別を行うために、S203乃至S206,S210,S211のループ処理を実行する。このループ処理に入って最初のS203では、CPU10は、ターゲティングテーブル137を参照し、ターゲットnに対応したデータ項目及びターゲティング条件を読み出す。
【0049】
次のS204では、CPU10は、S203にて読み出した各データ項目が示すデータ値を、送信対象者データベース136から抽出する。
【0050】
次のS205では、CPU10は、S204にて抽出したデータ値をS203にて読み出したターゲティング条件に適用することによって、当該処理対象会員データが示す会員の属性がターゲットnに該当するか否かの識別を行う。
【0051】
次のS206では、CPU10は、S205での識別の結果として当該処理対象会員データが示す会員の属性がターゲットnに合致していた場合には、処理をS207へ進め、当該処理対象会員データが示す会員の属性がターゲットnに合致していなかった場合には、処理をS210へ進める。
【0052】
CPU10は、S210では変数nをインクリメントして、次のS211では変数nが最大値(この例においては6)を超えているか否かをチェックし、変数nが最大値を超えていない場合には、処理をS203に戻して、次のターゲットについての識別を行う。
【0053】
以上のループ処理を実行する間に、何れかのターゲットに関して実行したS206の処理において当該処理対象会員データが示す会員の属性がターゲットnに合致すると判断した場合には、CPU10は、S207において、ターゲットnに対応してテンプレートファイル138に格納されているテンプレートを読み出し、このテンプレート中の空欄を、S201にて送信対象者データベース136に登録したデータ値のうち該当するものによって補完することによって、案内メールのテキストを自動生成する。
【0054】
次のS208では、CPU10は、S207にてテキストを生成した案内メールを、処理対象会員データ中のメールアドレス宛に、送信する。
【0055】
次のS209では、CPU10は、処理対象会員データ中の該当データ値,過去コンタクト回数(1),1回目のコンタクトについてのメディア(電子メール)及び送信年月日(その時点の年月日)を記録したレコードを、送信履歴データベース132に登録する。S209を完了すると、CPU10は、この案内メール自動送信処理を終了して、処理を図10のメインルーチンに戻す。
【0056】
一方、何れのターゲットに合致するとの判断もなされぬまま変数nが最大値を超えたとS211にて判断した場合にも、CPU10は、この案内メール自動送信処理を終了して、処理を図10のメインルーチンに戻す。
【0057】
処理が戻されたメインルーチンにおいては、CPU10は、処理をS106からS107へ進める。S107では、CPU10は、S104にて抽出した全レコードに対して、S105及びS106の処理を実行したか否かをチェックする。そして、S104にて抽出した全レコードに対してS105及びS106の処理を未だ実行していないと判断した場合には、CPU10は、処理をS105へ戻して、次のレコードに対する処理を実行する。これに対して、S104にて抽出した全レコードに対してS105及びS106の処理を実行したと判断した場合には、CPU10は、処理をS108へ進める。
【0058】
S108では、CPU10は、S102にてブロードバンド開局予定データベース131に登録した全最新ブロードバンド開局情報に対して、S103乃至S107の処理を実行したか否かをチェックする。そして、S102にてブロードバンド開局予定データベース131に登録した全最新ブロードバンド開局情報に対して、S103乃至S107の処理を未だ実行していないと判断した場合には、CPU10は、処理をS103へ戻し、次の最新ブロードバンド開局情報に対する処理を実行する。これに対して、S102にてブロードバンド開局予定データベース131にて登録した全最新ブロードバンド開局情報に対して、S103乃至S107の処理を実行したと判断した場合には、CPU10は、処理をS101へ戻し、新たな最新データベース開局情報の受信を待つ。
【0059】
図12に示す再送処理は、開局案内プログラム122に基づいて、一定周期毎に(例えば、毎月)、自動実行される。そして、この再送処理が開始されて最初のS301では、CPU10は、送信履歴データベース132から、各送信対象者に対応したレコードを、一つ抽出する。
【0060】
次のS302では、CPU10は、S301にて抽出したレコード中の過去コンタクト回数をチェックする。そして、過去コンタクト回数が1回であれば、CPU10は、2回目のコンタクトを実行するために、処理をS303へ進める。S303では、CPU10は、図11に示す案内メール自動送信処理におけるS201〜207,S210,S211とほぼ同じ処理を実行することによって、ダイレクトメールの文面を自動作成する。なお、この場合、図11のS201に相当する処理においては、CPU10は、データを送信対象者データベース136に上書きする。
【0061】
次のS304では、CPU10は、S303にて作成したダイレクトメールの文面データを、図示せぬダイレクトメール発行代行業者のシステムへ送信する。
【0062】
次のS307では、CPU10は、送信履歴データベース132における当該処理対象会員についてのレコードに、過去コンタクト回数(2)を上書きするとともに、2回目のコンタクトについてのメディア(郵便)及び送信年月日(その時点の年月日)を追加する。S307を完了すると、CPU10は、処理をS308へ進める。
【0063】
一方、過去コンタクト回数が2回であるとS302にて判断した場合には、CPU10は、CPU10は、3回目のコンタクトを実行するために、処理をS305へ進める。S305では、CPU10は、図11に示す案内メール自動送信処理におけるS201〜207,S210,S211とほぼ同じ処理を実行することによって、テレマーケティング用の文面を自動作成する。なお、この場合、図11のS201に相当する処理においては、CPU10は、データを送信対象者データベースに上書きする。
【0064】
次のS306では、CPU10は、S305にて作成したテレマーケティング用の文面データを、図示せぬテレマーケティング代行業者のシステムへ送信する。
【0065】
次のS307では、CPU10は、送信履歴データベース132における当該処理対象会員についてのレコードに、過去コンタクト回数(3)を上書きするとともに、3回目のコンタクトについてのメディア(テレマーケティング)及び送信年月日(その時点の年月日)を追加する。S307を完了すると、CPU10は、処理をS308へ進める。
【0066】
一方、過去コンタクト回数が3回であるとS302にて判断した場合には、CPU10は、処理を直ちにS308へ進める。
【0067】
S308では、CPU10は、送信履歴データベース132中の全レコードについてS301乃至S307の処理を実行したか否かをチェックする。そして、送信履歴データベース132中の全レコードについてS301乃至S307の処理を未だ完了していない場合には、CPU10は、処理をS301へ戻して、次のレコードに対する処理を実行する。これに対して、送信履歴データベース132中の全レコードについてS301乃至S307の処理を実行し終わっている場合には、CPU10は、この再送処理を終了する。
【0068】
以上説明したように、本実施形態によれば、受付局システム5が最新ブロードバンド開局情報をISP(サーバ装置1)へ通知して来る毎に、その最新ブロードバンド開局情報が示す新規サービスエリアにその拠点を有する会員についてのデータが、会員データベース133,課金データベース134及び請求管理データベース135から読み出され、これらの情報から識別される当該会員の属性に合致した広告効果の高い文面の案内メールが自動作成されて、当該会員へ自動送信される。従って、各会員は、自己の拠点が何れのブロードバンドサービスのサービスエリアにも入っていない場合であっても、その後において、その拠点をサービスエリアに含むブロードバンドサービスが開局した場合には、自ら情報収集をしなくても、その開局の事実を知ることができる。しかも、その開局の事実を案内する案内メールには、自らがブロードバンドサービスを申し込むか否かを判断するのに影響力大きいデータが記載されているので、ブロードバンドサービスを申し込むか否かの判断を、正確に行うことができる。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ブロードバンドサービスの新規開局があった場合に、その新規開局によって新たにサービスエリアに含まれることになった地域にインターネット接続の拠点を置いているユーザに対して、自動的に、ブロードバンドサービスの開始を案内することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのネットワークシステムのブロック図
【図2】会員データベースの概略データ構造を示す表
【図3】課金データベースの概略データ構造を示す表
【図4】請求管理データベースの概略データ構造を示す表
【図5】ブロードバンド開局予定データベースの概略データ構造を示す表
【図6】送信対象者データベースの概略データ構造を示す表
【図7】ターゲティングテーブルの概略データ構造を示す表
【図8】ターゲティングテーブルに登録されている各ターゲット毎のターゲティング条件を一覧した表
【図9】送信履歴データベースの概略データ構造を示す表
【図10】開局案内処理の内容を示すフローチャート
【図11】図10のS106にて実行される案内メール自動送信処理サブルーチンを示すフローチャート
【図12】再送処理を示すフローチャート
【図13】テンプレートの例を示す図
【図14】テンプレートの例を示す図
【符号の説明】
1 サーバ装置
2 ユーザ端末
4 アクセスポイント
5 受付局システム
10 CPU
11 通信アダプタ
12 RAM
13 ハードディスク
122 開局案内プログラム
131 ブロードバンド開局予定データベース
132 送信履歴データベース
133 会員データベース
134 課金データベース
135 請求管理データベース
137 ターゲティングテーブル
138 テンプレートファイル
N インターネット

Claims (8)

  1. ブロードバンドサービスの新規サービスエリアを示すエリア情報を受信したときに、当該新規サービスエリアにその拠点が含まれるユーザに対して、コンピュータネットワークを通じてブロードバンドサービスの開始を案内するためのブロードバンドサービス案内方法であって、
    予め登録された各ユーザについて、夫々、その電子メールアドレス,及び、その拠点の場所を示す場所情報を、互いに対応付けてデータベースに格納しておき、
    前記エリア情報を受信すると、当該エリア情報が示す新規サービスエリアに含まれる場所を示す場所情報に予め対応付けられている電子メールアドレスを、前記データベースから読み出し、
    前記データベースから読み出した前記電子メールアドレス宛へ、ブロードバンドサービスの開始を案内する案内メールを送信する
    ことを特徴とするブロードバンドサービス案内方法。
  2. 前記エリア情報は、前記新規サービスエリア内に設置されている電話回線に付与された電話番号を示す情報であり、
    前記場所情報は、各ユーザがインターネットへのダイヤルアップ接続時に使用する電話回線に付与された電話番号である
    ことを特徴とする請求項1記載のブロードバンドサービス案内方法。
  3. 前記データベースには、更に、前記各ユーザについて、前記電子メールアドレス及び場所情報に加えて、そのユーザの属性を示す属性情報を、互いに対応付けて記憶しておき、
    前記エリア情報を受信すると、当該エリア情報が示す新規サービスエリアに含まれる場所を示す場所情報に予め対応付けられている電子メールアドレス及び属性情報を、前記データベースから読み出し、
    前記データベースから読み出した属性情報が示すユーザの属性に対応した文面の前記案内メールを生成して、前記データベースから読み出した前記電子メールアドレス宛へ送信する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のブロードバンドサービス案内方法。
  4. 前記属性情報は、前記ユーザの家族人数に関する情報を含む
    ことを特徴とする請求項3記載のブロードバンドサービス案内方法。
  5. 前記属性情報は、前記ユーザのインターネットの利用状況に関する情報を含むことを特徴とする請求項3記載のブロードバンドサービス案内方法。
  6. 前記属性情報は、前記ユーザに対するインターネット接続サービスの利用料金の請求履歴を含み、
    前記属性情報に対応した文面は、前記請求履歴が示す利用料金とブロードバンドサービスの利用料金とを比較する文面である
    ことを特徴とする請求項5記載のブロードバンドサービス案内方法。
  7. 前記属性情報は、更に、インターネットの接続時間を示す情報を含み、
    前記属性情報に対応した文面は、前記請求履歴が示す利用料金及び前記接続時間に基づいて算出される通話料金とブロードバンドサービスの利用料金とを比較する文面である
    ことを特徴とする請求項6記載のブロードバンドサービス案内方法。
  8. ネットワークを介して他のコンピュータと通信可能な通信装置と、予め登録された各ユーザについて、夫々、その電子メールアドレス,及び、その拠点の場所を示す場所情報を互いに対応付けて格納したディスク装置とに、夫々接続されたコンピュータに対して、
    ブロードバンドサービスの新規サービスエリアを示すエリア情報を、他のコンピュータから前記通信装置が受信すると、当該エリア情報が示す新規サービスエリアに含まれる場所を示す場所情報に予め対応付けられている電子メールアドレスを、前記ディスク装置から読み出させ、
    前記ディスク装置から読み出した前記電子メールアドレス宛へ、ブロードバンドサービスの開始を案内する案内メールを送信させる
    ことを特徴とするブロードバンドサービス案内プログラム。
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