JP2003044602A - アプリケーション提供装置及びアプリケーション提供方法 - Google Patents

アプリケーション提供装置及びアプリケーション提供方法

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JP2003044602A
JP2003044602A JP2001229398A JP2001229398A JP2003044602A JP 2003044602 A JP2003044602 A JP 2003044602A JP 2001229398 A JP2001229398 A JP 2001229398A JP 2001229398 A JP2001229398 A JP 2001229398A JP 2003044602 A JP2003044602 A JP 2003044602A
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JP2001229398A
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Naohisa Tanabe
直久 田辺
Takeshi Sanei
武 三栄
Masafumi Higuchi
雅文 樋口
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーション提供者が開発したアプリケ
ーションを利用者に容易にかつ迅速に提供する。 【解決手段】 プラットフォーム提供者のデータセンタ
3に、アプリケーション(AP)提供者2が開発したA
Pプログラムを実装し、このAPプログラムの実行によ
り、AP提供者2に代わってAP利用者1のAP利用者
計算機10にネットワーク5を介してAP機能を提供す
るAPサーバ計算機30を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
してアプリケーション機能を提供する技術に係り、特に
アプリケーション提供者が開発したアプリケーションを
利用者に容易にかつ迅速に提供するために有効なアプリ
ケーション提供装置及びアプリケーション提供方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークを介してアプリケー
ション(以下、APとする)機能を提供するサービスが
脚光を浴びてきた。通信事業者やISP(Internet Ser
vice Provider )がネットワークサービスを提供するの
に対し、アプリケーションサービス提供者(Applicatio
n Service Provider、以下、ASPとする)はネットワ
ークを介してAP機能を提供する。ASPは、AP機能
をAP利用者に提供するために、自前でシステムを構築
したり、データセンタ事業者が提供するハウジング・サ
ービスやホスティング・サービスを利用するのが一般的
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ASP
にとって、APを開発する以上にAPを提供するための
プラットフォーム(以下、PFとする)の構築、ASP
サービスに伴うAPの運用・管理に技術や時間、諸々の
コストを要する場合が多い。そのため、ASPサービス
開始までのリードタイムが長期化するという問題点があ
った。また、個人やベンチャー企業、中小企業にとって
は、かなりの初期投資がかかってしまうため、ASPビ
ジネスヘの参入に足踏みしてしまう場合が多い。そこ
で、AP機能提供方式における新たな対策技術の出現が
要望される。本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、アプリケーション提供者が開発したアプリ
ケーションを利用者に容易にかつ迅速に提供することが
できるアプリケーション提供装置及びアプリケーション
提供方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のアプリケーショ
ン提供装置は、アプリケーション提供者(2)が開発し
たアプリケーションプログラムを実装し、このアプリケ
ーションプログラムの実行により、前記アプリケーショ
ン提供者に代わって利用者(1)の端末装置(10)に
ネットワーク(5)を介してアプリケーション機能を提
供するアプリケーションサーバ手段(30)を有するも
のである。これにより、プラットフォームの提供者は、
アプリケーションプログラムの運用・管理などアプリケ
ーション提供に必要な処理を代行する。また、本発明の
アプリケーション提供装置の1構成例は、前記アプリケ
ーションプログラムを実装する際に、このアプリケーシ
ョンプログラムによって実現されるアプリケーション機
能の概要を利用者向けのサービスカタログに登録する登
録手段(30)と、利用者に所望のアプリケーション機
能を選択させるべく、前記サービスカタログのデータを
利用者の端末装置にネットワークを介して送信する送信
手段(31)とを有するものである。また、本発明のア
プリケーション提供装置の1構成例は、アプリケーショ
ン提供者に代わって利用者に前記アプリケーション機能
を提供する代行機能に係る料金を計算する計算手段(3
0)と、前記計算された料金をアプリケーション提供者
毎に記憶するデータベース(35)と、このデータベー
スに記憶された料金をアプリケーション提供者に請求す
る課金手段(36)とを有するものである。また、本発
明のアプリケーション提供装置の1構成例は、利用者に
よる前記アプリケーション機能の利用料金を計算する計
算手段(30)と、前記計算された料金を利用者毎に記
憶するデータベース(35)と、このデータベースに記
憶された料金をアプリケーション提供者に代わって利用
者に請求する課金手段(36)とを有するものである。
【0005】また、本発明のアプリケーション提供方法
は、アプリケーション提供者が開発したアプリケーショ
ンプログラムを実装し、このアプリケーションプログラ
ムの実行により、前記アプリケーション提供者に代わっ
て利用者の端末装置にネットワークを介してアプリケー
ション機能を提供するようにしたものである。また、本
発明のアプリケーション提供方法の1構成例は、前記ア
プリケーションプログラムを実装する際に、このアプリ
ケーションプログラムによって実現されるアプリケーシ
ョン機能の概要を利用者向けのサービスカタログに登録
する登録手順と、利用者に所望のアプリケーション機能
を選択させるべく、前記サービスカタログのデータを利
用者の端末装置にネットワークを介して送信する送信手
順とを実行するようにしたものである。また、本発明の
アプリケーション提供方法の1構成例は、アプリケーシ
ョン提供者に代わって利用者に前記アプリケーション機
能を提供する代行機能に係る料金を計算する計算手順
と、前記計算された料金をアプリケーション提供者毎に
記憶する記憶手順と、前記記憶された料金をアプリケー
ション提供者に請求する課金手順とを実行するようにし
たものである。また、本発明のアプリケーション提供方
法の1構成例は、利用者による前記アプリケーション機
能の利用料金を計算する計算手順と、前記計算された料
金を利用者毎に記憶する記憶手順と、前記記憶された料
金をアプリケーション提供者に代わって利用者に請求す
る課金手順とを実行するようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施
の形態となるアプリケーション提供システムの構成を示
すブロック図である。本実施の形態のアプリケーション
提供システムは、アプリケーション(以下、APとす
る)利用者1の端末装置であるAP利用者計算機10
と、アプリケーションプログラムを開発したAP提供者
2の端末装置であるAP提供者計算機20と、AP提供
者2に代わってAP利用者1にAP機能を提供するプラ
ットフォーム(以下、PFとする)の提供者が運営する
データセンタ(アプリケーション提供装置)3と、クレ
ジットカード会社4のカード会社計算機40と、AP利
用者計算機10とAP提供者計算機20とデータセンタ
3とカード会社計算機40とを相互に接続するネットワ
ーク5とから構成される。
【0007】データセンタ3は、APプログラムを実装
する際に、このAPプログラムによって実現されるAP
機能の概要を利用者向けのAPカタログに登録し、ネッ
トワーク5を介してAP利用者計算機10にAP機能を
提供し、PF機能の利用料金及びAP機能の利用料金を
計算するAPサーバ計算機30と、AP利用者1からの
初回アクセス時に利用者登録を行い、AP利用者1にA
Pカタログのデータを送信するAP利用者向けポータル
サーバ計算機31と、AP利用者1の情報を記憶するA
P利用者情報データベース32と、AP提供者2からの
初回アクセス時に提供者登録を行うAP提供者向けサー
バ計算機33と、AP提供者2の情報を記憶するAP提
供者情報データベース34と、APサーバ計算機30に
よって計算されたPF機能の利用料金及びAP機能の利
用料金を記憶する課金情報データベース35と、PF機
能の利用料金をAP提供者2に請求し、AP機能の利用
料金をAP利用者1に請求する課金サーバ計算機36と
を有している。
【0008】次に、アプリケーション提供システムへの
AP提供者2の登録手順について説明する。図2はAP
提供者登録手順を示すフローチャート図である。最初
に、AP提供者2は、PF提供者が提供するPF機能を
利用するために、AP提供者計算機20を操作し、ネッ
トワーク5を介してデータセンタ3のAP提供者向けサ
ーバ計算機33にアクセスする(図2ステップ10
1)。
【0009】AP提供者向けサーバ計算機33との接続
後、AP提供者2は、AP提供者登録を行う(ステップ
102)。すなわち、AP提供者2がクレジット・カー
ド番号等の自身の情報をAP提供者計算機20に入力す
ると、入力されたAP提供者情報がAP提供者計算機2
0からネットワーク5を介してデータセンタ3に送られ
る。データセンタ3のAP提供者向けサーバ計算機33
は、受信したAP提供者情報をAP提供者情報データベ
ース34に格納する。
【0010】AP提供者登録が完了すると、AP提供者
向けサーバ計算機33からAP提供者計算機20に対し
て、AP提供者2に固有の識別番号(以下、AP提供者
IDとする)及びパスワードが発行される(ステップ1
03)。なお、AP提供者ID及びパスワードは、AP
提供者宛てに送られるだけでなく、前記AP提供者情報
と共にAP提供者情報データベース34にも格納され
る。以上がAP提供者登録手順の概要である。
【0011】次に、アプリケーション提供システムへの
AP利用者1の登録手順について説明する。図3はAP
利用者登録手順を示すフローチャート図である。最初
に、AP利用者1は、PF提供者が提供するAP機能を
利用するために、AP利用者計算機10を操作し、ネッ
トワーク5を介してデータセンタ3のAP利用者向けポ
ータルサーバ計算機31にアクセスする(図3ステップ
201)。
【0012】AP利用者向けポータルサーバ計算機31
との接続後、AP利用者1は、AP利用者登録を行う
(ステップ202)。すなわち、AP利用者1がクレジ
ット・カード番号等の自身の情報をAP利用者計算機1
0に入力すると、入力されたAP利用者情報がAP利用
者計算機10からネットワーク5を介してデータセンタ
3に送られる。データセンタ3のAP利用者向けポータ
ルサーバ計算機31は、受信したAP利用者情報をAP
利用者情報データベース32に格納する。
【0013】AP利用者登録が完了すると、AP利用者
向けポータルサーバ計算機31からAP利用者計算機1
0に対して、AP利用者1に固有の識別番号(以下、A
P利用者IDとする)及びパスワードが発行される(ス
テップ203)。なお、AP利用者ID及びパスワード
は、AP利用者宛てに送られるだけでなく、前記AP利
用者情報と共にAP利用者情報データベース32にも格
納される。以上がAP利用者登録手順の概要である。
【0014】次に、AP提供者2によるPF機能の利用
手順について説明する。図4はPF機能利用手順を示す
フローチャート図である。最初に、AP提供者2は、P
F提供者が提供するPF機能を利用するために、AP提
供者計算機20を操作し、ネットワーク5を介してデー
タセンタ3のAP提供者向けサーバ計算機33にアクセ
スする(図4ステップ301)。
【0015】AP提供者向けサーバ計算機33との接続
後、AP提供者2は、AP提供者登録時に発行されたA
P提供者ID及びパスワードをAP提供者計算機20に
入力する。入力されたAP提供者ID及びパスワードは
ネットワーク5を介してデータセンタ3に送られ、AP
提供者向けサーバ計算機33は、受信したAP提供者I
D及びパスワードとAP提供者情報データベース34に
格納されたAP提供者ID及びパスワードとを照合し
て、AP提供者認証を行う(ステップ302)。
【0016】認証OKの場合(ステップ303において
YES)、APホスティング(AP機能を提供するAP
プログラムのインストール)が許諾される(ステップ3
04)。AP提供者2は、AP提供者向けサーバ計算機
33からAPホスティングの許諾を受けると、AP提供
者計算機20からネットワーク5を介してデータセンタ
3にAPプログラムを送る。AP提供者計算機20から
送られたAPプログラムは、APサーバ計算機30にイ
ンストールされる(ステップ305)。
【0017】APホスティングの完了後、APサーバ計
算機30は、インストールされたAPプログラムが提供
するAP機能の概要をAP利用者向けポータルサーバ計
算機31のAPカタログに登録する(ステップ30
6)。ステップ303において認証NGの場合には、A
Pホスティングが拒否される(ステップ307)。以上
がPF機能利用手順の概要である。
【0018】次に、AP利用者1によるAP機能の利用
手順について説明する。図5はAP機能利用手順を示す
フローチャート図である。最初に、AP利用者1は、P
F提供者が提供するAP機能を利用するために、AP利
用者計算機10を操作し、ネットワーク5を介してデー
タセンタ3のAP利用者向けポータルサーバ計算機31
にアクセスする(図5ステップ401)。
【0019】続いて、AP利用者1は、APカタログの
検索・閲覧を行う(ステップ402)。すなわち、AP
利用者計算機10との接続後、AP利用者向けポータル
サーバ計算機31は、APカタログのデータをネットワ
ーク5を介してAP利用者計算機10に送信する。これ
により、AP利用者計算機10の表示画面にAPカタロ
グが表示される。
【0020】AP利用者1は、APカタログに列挙され
たAP機能の一覧を見ながら、AP利用者計算機10の
マウス(不図示)を使って、所望のAP機能が表示され
ている画面位置にカーソルを移動させた後、マウスをク
リックする等の操作を行うことにより、所望のAP機能
を選択する(ステップ403)。
【0021】AP機能の選択後、AP利用者1は、AP
利用者登録時に発行されたAP利用者ID及びパスワー
ドをAP利用者計算機10に入力する。入力されたAP
利用者ID及びパスワードはネットワーク5を介してデ
ータセンタ3に送られ、AP利用者向けポータルサーバ
計算機31は、受信したAP利用者ID及びパスワード
とAP利用者情報データベース32に格納されたAP利
用者ID及びパスワードとを照合して、AP利用者認証
を行う(ステップ404)。
【0022】認証OKの場合(ステップ405において
YES)、ステップ403で選択されたAP機能の利用
が許諾される(ステップ406)。AP利用者は、AP
利用者向けポータルサーバ計算機31からAP利用の許
諾を受けると、選択したAP機能を利用する(ステップ
407)。ステップ404において認証NGの場合に
は、AP機能の利用が拒否される(ステップ408)。
以上がAP機能利用手順の概要である。
【0023】ここで、ステップ407のAP機能の利用
についてより詳細に説明する。本実施の形態では、AP
利用者1へのAP機能の提供にSBC(Server Based C
omputing)モデルを利用している。図6はSBCモデル
の概念を示す図、図7はSBCモデルの動作手順を示す
フローチャート図である。
【0024】AP利用者計算機10には、SBCを利用
するための専用のクライアントソフトウエア11が予め
インストールされている。また、APサーバ計算機30
には、SBCを実現するためのSBCモデル実現用ミド
ルウエア37が予めインストールされ、さらに前述のス
テップ305の処理により、APプログラム38がイン
ストールされる。
【0025】ステップ407のAP機能の利用におい
て、AP利用者1がAP利用者計算機10のキーボード
やマウスを操作すると、このときの操作内容を示す操作
情報がAP利用者計算機10のクライアントソフトウエ
ア11からネットワーク5を介してデータセンタ3のA
Pサーバ計算機30に送られる(図7ステップ100
0)。
【0026】APサーバ計算機30のSBCモデル実現
用ミドルウエア37は、複数のAPプログラム38のう
ち前述のステップ403で選択されたAP機能に対応す
るAPプログラム38に、AP利用者計算機10から受
信した操作情報を引き渡す(ステップ1001)。
【0027】APプログラム38は、SBCモデル実現
用ミドルウエア37から渡された操作情報に応じてAP
処理を実行し、このAP処理の結果、AP利用者計算機
10の表示画面に変化が生じる場合には、画面の変化分
のみを示す画面更新情報をSBCモデル実現用ミドルウ
エア37に引き渡す(ステップ1002)。
【0028】SBCモデル実現用ミドルウエア37は、
受け取った画面更新情報をネットワーク5を介してAP
利用者計算機10に送信する(ステップ1003)。A
P利用者計算機10のクライアントソフトウエア11
は、画面表示を司るソフトウエア(例えばオペレーティ
ングシステム)に受信した画面更新情報を引き渡す。こ
れにより、画面更新情報に応じて、AP利用者計算機1
0の画面が更新される(ステップ1004)。
【0029】図7に示したようなやり取りを繰り返すこ
とで、AP利用者計算機10にインストールしているの
と同じ操作環境で、APサーバ計算機30上のAPを利
用することが可能となる。以上がSBCモデルの概要で
ある。
【0030】次に、AP提供者2への課金手順について
説明する。図8はAP提供者2への課金手順を示すフロ
ーチャート図である。ここでは、AP提供者2が代金決
済の方法としてクレジットカード決済を予め選択してい
る場合について説明する。APサーバ計算機30は、P
F機能利用料金を計算し、このPF機能利用料金を示す
課金情報を課金情報データベース35に格納する(図8
ステップ601)。PF機能利用料金の計算方法として
は、所定期間(例えば1カ月)毎に一定額を請求する定
額制と、APプログラムがインストールされている経過
時間に応じて利用料金を計算する従量制の2通りがあ
る。
【0031】課金サーバ計算機36は、所定期間毎に課
金情報データベース35からPF機能利用料金を示す課
金情報を取得して、取得した課金情報を基に、PF機能
利用料金をクレジットカード会社4に請求する(ステッ
プ602)。クレジットカード会社4のカード会社計算
機40は、PF提供者(課金サーバ計算機36)からの
請求に応じて、AP提供者2にPF機能利用料金を請求
する(ステップ603)。
【0032】AP提供者2は、クレジットカード会社4
から請求されたPF機能利用料金を支払う(ステップ6
04)。なお、ここでの支払いは、クレジットカード会
社4のカード会社計算機40がAP提供者2の銀行口座
からPF機能利用料金を引き落とすことで行われる。ク
レジットカード会社4は、PF提供者に代わって徴収し
たPF機能利用料金をPF提供者に支払う(ステップ6
05)。以上がAP提供者2への課金手順の概要であ
る。
【0033】なお、AP提供者2が代金決済の方法とし
て、PF提供者への振込や電子マネー等の他の決済方法
を選択した場合の課金手順は図9のようになる。図9の
ステップ701は前述のステップ601と全く同じであ
る。
【0034】課金サーバ計算機36は、所定期間毎に課
金情報データベース35からPF機能利用料金を示す課
金情報を取得して、取得した課金情報を基に、PF機能
利用料金をAP提供者2に請求する(ステップ70
2)。AP提供者2は、PF提供者(課金サーバ計算機
36)からの請求に応じて、振込や電子マネー等の手段
によりPF機能利用料金を支払う(ステップ703)。
【0035】次に、AP利用者1への課金手順について
説明する。図10はAP利用者1への課金手順を示すフ
ローチャート図である。ここでは、AP利用者1が代金
決済の方法としてクレジットカード決済を予め選択して
いる場合について説明する。APサーバ計算機30は、
AP機能利用料金を計算し、このAP機能利用料金を示
す課金情報を課金情報データベース35に格納する(図
10ステップ801)。AP機能利用料金の計算方法と
しては、所定期間(例えば1カ月)毎に一定額を請求す
る定額制と、AP利用者1によってAP機能が利用され
た経過時間に応じて利用料金を計算する従量制の2通り
がある。
【0036】課金サーバ計算機36は、所定期間毎に課
金情報データベース35からAP機能利用料金を示す課
金情報を取得して、取得した課金情報を基に、AP機能
利用料金をクレジットカード会社4に請求する(ステッ
プ802)。クレジットカード会社4のカード会社計算
機40は、PF提供者(課金サーバ計算機36)からの
請求に応じて、AP利用者1にAP機能利用料金を請求
する(ステップ803)。
【0037】AP利用者1は、クレジットカード会社4
から請求されたAP機能利用料金を支払う(ステップ8
04)。なお、ここでの支払いは、クレジットカード会
社4のカード会社計算機40がAP利用者1の銀行口座
からAP機能利用料金を引き落とすことで行われる。ク
レジットカード会社4は、AP提供者2に代わって徴収
したAP機能利用料金をAP提供者2に支払う(ステッ
プ805)。以上がAP利用者1への課金手順の概要で
ある。
【0038】なお、AP利用者1が代金決済の方法とし
て、PF提供者への振込や電子マネー等の他の決済方法
を選択した場合の課金手順は図11のようになる。図1
1のステップ901は前述のステップ801と全く同じ
である。
【0039】課金サーバ計算機36は、所定期間毎に課
金情報データベース35からAP機能利用料金を示す課
金情報を取得して、取得した課金情報を基に、AP機能
利用料金をAP利用者1に請求する(ステップ90
2)。AP利用者1は、PF提供者(課金サーバ計算機
36)からの請求に応じて、振込や電子マネー等の手段
によりAP機能利用料金を支払う(ステップ903)。
PF提供者は、AP提供者2に代わって徴収したAP機
能利用料金をAP提供者2に支払う(ステップ90
4)。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、アプリケーション提供
者が開発したアプリケーションプログラムを実装し、こ
のアプリケーションプログラムの実行により、アプリケ
ーション提供者に代わって利用者の端末装置にネットワ
ークを介してアプリケーション機能を提供するアプリケ
ーションサーバ手段を設けることにより、プラットフォ
ームの提供者がアプリケーションプログラムの運用・管
理などアプリケーション提供に必要な処理を代行するこ
とができる。その結果、アプリケーション提供者にとっ
ては、自前で開発したアプリケーションプログラムを容
易な手続きで迅速に利用者に提供することが可能とな
る。これにより、自身が開発したアプリケーションの流
通を促進させることができる。また、アプリケーション
提供者は利用者ヘの提供手段を考える必要がなく、本業
であるアプリケーションの開地に専念できる。プラット
フォームの提供者にとっては、プラットフォームの利用
料金をアプリケーション提供者から得ることができる。
また、SBCモデルを採用すれば、アプリケーション提
供者から預かったアプリケーションプログラムをWeb
対応にするために改良する必要がなく、迅速なサービス
開始が可能となる。アプリケーション利用者にとって
は、自身の端末装置にアプリケーションプログラムをイ
ンストールする必要がないため、アプリケーションのラ
イセンスを購入する必要がなく、アプリケーションの運
用・管理の手間が省ける。また、SBCモデルが採用さ
れていれば、低パフォーマンスの端末装置で十分なサー
ビスを受けることが可能となる。
【0041】また、アプリケーションプログラムを実装
する際に、このアプリケーションプログラムによって実
現されるアプリケーション機能の概要を利用者向けのサ
ービスカタログに登録する登録手段と、利用者に所望の
アプリケーション機能を選択させるべく、サービスカタ
ログのデータを利用者の端末装置にネットワークを介し
て送信する送信手段とを設けることにより、提供可能な
アプリケーション機能を列挙したサービスカタログを利
用者に対して提示することができるので、利用者にとっ
ての利便性を向上させることができる。
【0042】また、アプリケーション提供者に代わって
利用者にアプリケーション機能を提供する代行機能に係
る料金を計算する計算手段と、計算された料金をアプリ
ケーション提供者毎に記憶するデータベースと、このデ
ータベースに記憶された料金をアプリケーション提供者
に請求する課金手段とを設けることにより、アプリケー
ション提供者に対する課金処理を自動化することで事業
の効率化を図り、プラットフォーム提供者の負担を軽減
することができる。
【0043】また、アプリケーション提供者に代わって
利用者にアプリケーション機能を提供する代行機能に係
る料金を計算する計算手段と、計算された料金をアプリ
ケーション提供者毎に記憶するデータベースと、このデ
ータベースに記憶された料金をアプリケーション提供者
に請求する課金手段とを設けることにより、アプリケー
ション提供者に代わって利用者に対する課金処理を行う
ことでアプリケーション提供者の負担を軽減し、また課
金処理を自動化することで事業の効率化を図り、プラッ
トフォーム提供者の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態となるアプリケーション
提供システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態におけるAP提供者登録
手順を示すフローチャート図である。
【図3】 本発明の実施の形態におけるAP利用者登録
手順を示すフローチャート図である。
【図4】 本発明の実施の形態におけるPF機能利用手
順を示すフローチャート図である。
【図5】 本発明の実施の形態におけるAP機能利用手
順を示すフローチャート図である。
【図6】 SBCモデルの概念を示す図である。
【図7】 SBCモデルの動作手順を示すフローチャー
ト図である。
【図8】 本発明の実施の形態におけるAP提供者への
課金手順を示すフローチャート図である。
【図9】 本発明の実施の形態におけるAP提供者への
他の課金手順を示すフローチャート図である。
【図10】 本発明の実施の形態におけるAP利用者へ
の課金手順を示すフローチャート図である。
【図11】 本発明の実施の形態におけるAP利用者へ
の他の課金手順を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1…AP利用者、2…AP提供者、3…データセンタ、
4…クレジットカード会社、5…ネットワーク、10…
AP利用者計算機、20…AP提供者計算機、30…A
Pサーバ計算機、31…AP利用者向けポータルサーバ
計算機、32…AP利用者情報データベース、33…A
P提供者向けサーバ計算機、34…AP提供者情報デー
タベース、35…課金情報データベース、36…課金サ
ーバ計算機、40…カード会社計算機。
フロントページの続き (72)発明者 樋口 雅文 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーション提供者が開発したアプ
    リケーションプログラムを実装し、このアプリケーショ
    ンプログラムの実行により、前記アプリケーション提供
    者に代わって利用者の端末装置にネットワークを介して
    アプリケーション機能を提供するアプリケーションサー
    バ手段を有することを特徴とするアプリケーション提供
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアプリケーション提供装
    置において、 前記アプリケーションプログラムを実装する際に、この
    アプリケーションプログラムによって実現されるアプリ
    ケーション機能の概要を利用者向けのサービスカタログ
    に登録する登録手段と、 利用者に所望のアプリケーション機能を選択させるべ
    く、前記サービスカタログのデータを利用者の端末装置
    にネットワークを介して送信する送信手段とを有するこ
    とを特徴とするアプリケーション提供装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のアプリケーション提供装
    置において、 アプリケーション提供者に代わって利用者に前記アプリ
    ケーション機能を提供する代行機能に係る料金を計算す
    る計算手段と、 前記計算された料金をアプリケーション提供者毎に記憶
    するデータベースと、 このデータベースに記憶された料金をアプリケーション
    提供者に請求する課金手段とを有することを特徴とする
    アプリケーション提供装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のアプリケーション提供装
    置において、 利用者による前記アプリケーション機能の利用料金を計
    算する計算手段と、 前記計算された料金を利用者毎に記憶するデータベース
    と、 このデータベースに記憶された料金をアプリケーション
    提供者に代わって利用者に請求する課金手段とを有する
    ことを特徴とするアプリケーション提供装置。
  5. 【請求項5】 アプリケーション提供者が開発したアプ
    リケーションプログラムを実装し、このアプリケーショ
    ンプログラムの実行により、前記アプリケーション提供
    者に代わって利用者の端末装置にネットワークを介して
    アプリケーション機能を提供することを特徴とするアプ
    リケーション提供方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のアプリケーション提供方
    法において、 前記アプリケーションプログラムを実装する際に、この
    アプリケーションプログラムによって実現されるアプリ
    ケーション機能の概要を利用者向けのサービスカタログ
    に登録する登録手順と、 利用者に所望のアプリケーション機能を選択させるべ
    く、前記サービスカタログのデータを利用者の端末装置
    にネットワークを介して送信する送信手順とを実行する
    ことを特徴とするアプリケーション提供方法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のアプリケーション提供方
    法において、 アプリケーション提供者に代わって利用者に前記アプリ
    ケーション機能を提供する代行機能に係る料金を計算す
    る計算手順と、 前記計算された料金をアプリケーション提供者毎に記憶
    する記憶手順と、 前記記憶された料金をアプリケーション提供者に請求す
    る課金手順とを実行することを特徴とするアプリケーシ
    ョン提供装置。
  8. 【請求項8】 請求項5記載のアプリケーション提供方
    法において、 利用者による前記アプリケーション機能の利用料金を計
    算する計算手順と、 前記計算された料金を利用者毎に記憶する記憶手順と、 前記記憶された料金をアプリケーション提供者に代わっ
    て利用者に請求する課金手順とを実行することを特徴と
    するアプリケーション提供方法。
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