JP2001306955A - 有料情報送信方法および装置 - Google Patents

有料情報送信方法および装置

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JP2001306955A
JP2001306955A JP2000128238A JP2000128238A JP2001306955A JP 2001306955 A JP2001306955 A JP 2001306955A JP 2000128238 A JP2000128238 A JP 2000128238A JP 2000128238 A JP2000128238 A JP 2000128238A JP 2001306955 A JP2001306955 A JP 2001306955A
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JP2000128238A
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English (en)
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Daisuke Takigawa
大介 滝川
Takeya Suzuki
健也 鈴木
Akira Katsuta
亮 勝田
Hideaki Ozawa
英昭 小澤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 WWWサイト閲覧者がオンラインで個人情報
を送信することなく、有料情報を提供する業者が有料情
報の料金を適確に回収し得る有料情報送信方法および装
置を提供する。 【解決手段】 ユーザ101のPC107がインターネ
ット105を介して有料情報提供者102のWWWサー
バ110にアクセスすると、有料情報提供者102の電
話番号がユーザ101に返送され、ユーザ端末が電話機
109から電話番号をダイヤルし、料金徴収代行者10
3の有料ダイヤル課金システム112を介して有料情報
提供者102の音声応答装置111に接続されると、音
声応答装置111からパスワードがユーザに音声で通知
し、ユーザがパスワードを入力し、WWWサーバ110
がパスワードを受信し、パスワードが正しいものと認証
すると、有料情報をユーザ端末に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット上
で公開されている有料情報提供者のWWWサイトを閲覧
可能とするブラウザを搭載したユーザ端末の要求に応じ
て有料情報提供者のWWWサーバに保有されている有料
情報をユーザ端末に送信する有料情報送信方法および装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの普及に伴い、WWWサ
イトを通じて電子化された貴重な情報、映像、写真、ソ
フトウェアなどを有料でWWWサイトを閲覧する閲覧者
に提供している業者は非常に多い。この場合、業者は、
例えばクレジット決済などのオンラインでの課金方法や
銀行振込、郵便振込などのオフラインでの課金方法を用
いて、有料情報などをWWWサイト閲覧者に提供してい
る。
【0003】クレジット決済などのオンラインでの課金
では、WWWサイト閲覧者は有料情報等を入手したい場
合、閲覧者が有するキーボードなどの入力装置を用い
て、クレジットカード番号や口座番号を入力し、インタ
ーネット経由でクレジット番号や口座番号などを有料情
報提供業者または課金代行者に送信している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、クレ
ジット番号や口座番号などをWWWサイト閲覧者がキー
ボードなどの入力装置から入力すると、このクレジット
カード番号などを第三者が不正に入手して悪用するとい
う問題がある。
【0005】また、WWWサイトで有料情報などを提供
している業者が有料情報などを入手するために、WWW
サイト閲覧者が送信してきたクレジットカード番号や個
人情報などを不正に利用するというような問題も発生し
ている。
【0006】そして、上述したような問題が発生してい
る状況から、WWWサイト閲覧者はオンライン上でクレ
ジットカード番号などの個人情報を入力して送信するこ
とに抵抗感が生じ、有料情報などを扱うWWWサイトの
利用に歯止めがかかっているという問題がある。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、WWWサイト閲覧者がオンラ
インで個人情報を送信することなく、有料情報を提供す
る業者が有料情報の料金を適確に回収し得る有料情報送
信方法および装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、インターネット上で公開
されている有料情報提供者のWWWサイトを閲覧可能と
するブラウザを搭載したユーザ端末の要求に応じて有料
情報提供者のWWWサーバに保有されている有料情報を
ユーザ端末に送信する有料情報送信方法であって、ユー
ザ端末が前記WWWサーバにアクセスすると、該WWW
サーバから有料情報提供者の電話番号がユーザ端末に返
送され、ユーザ端末がこの返送されてきた有料情報提供
者の電話番号を受信し、この電話番号にダイヤルして、
該有料情報提供者に接続されると、該有料情報提供者は
パスワードをユーザ端末に通知し、ユーザ端末はこのパ
スワードを受け取ると、該パスワードを入力して、該パ
スワードがWWWサーバに送信され、WWWサーバは該
パスワードを受信すると、該パスワードが正しいもので
あるか否かを認証し、WWWサーバは当該パスワードが
正しいものと認証すると、有料情報をユーザ端末に送信
することを要旨とする。
【0009】請求項1記載の本発明にあっては、ユーザ
端末がWWWサーバにアクセスし、WWWサーバから有
料情報提供者の電話番号を受信し、この電話番号にダイ
ヤルして有料情報提供者に接続されると、有料情報提供
者からパスワードがユーザ端末に通知され、ユーザ端末
はパスワードを受け取って入力し、パスワードがWWW
サーバに返送されると、WWWサーバはパスワードを認
証し、パスワードが正しいものと認証すると、有料情報
をユーザ端末に送信するため、従来のようにクレジット
カード番号などの個人情報が有料情報提供者や第三者に
漏れる心配がなく、従ってクレジットカード番号などの
個人情報の入力を躊躇して、有料情報を利用しなかった
ユーザの利用頻度を増大させることができる。また、有
料ダイヤルでユーザに通知される情報はパスワードのみ
であり、サービスの内容が課金代行者に直接知られるこ
とがない。
【0010】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記パスワードをユーザ端末に通
知する処理が、前記有料情報提供者が有する音声応答装
置から音声でパスワードを通知することを要旨とする。
【0011】請求項2記載の本発明にあっては、パスワ
ードは有料情報提供者が有する音声応答装置から音声で
ユーザ端末に通知される。
【0012】更に、請求項3記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記パスワードをユーザ端末に通
知する処理では、当該通知毎に異なるパスワードをユー
ザ端末に通知することを要旨とする。
【0013】請求項3記載の本発明にあっては、パスワ
ードはユーザ端末に通知する毎に異なるパスワードが通
知されるため、パスワードの不正利用を極力抑制するこ
とができる。
【0014】請求項4記載の本発明は、請求項1記載の
発明において、前記パスワードが、各パスワード毎に有
料情報の送信回数を制限する所定の送信可能回数を設定
されていて、この送信可能回数を超えてWWWサーバは
有料情報をユーザ端末に送信しないように設定されてい
ることを要旨とする。
【0015】請求項4記載の本発明にあっては、パスワ
ードは送信可能回数を設定されていて、この送信可能回
数を超えてWWWサーバは有料情報をユーザ端末に送信
しないように設定されているため、例えば同じパスワー
ドを複数の人間によって使用し、パスワード購入者以外
の人間が無賃でサービスを利用するという不正利用が防
止され、このような不正利用により有料情報提供者が損
害を被る恐れを防止することができる。
【0016】また、請求項5記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記有料情報提供者の電話番号
が、有料ダイヤルであり、有料ダイヤルサービス提供者
が前記有料情報提供者に代行して有料情報の料金を徴収
することを要旨とする。
【0017】請求項5記載の本発明にあっては、有料情
報提供者の電話番号は有料ダイヤルであり、有料ダイヤ
ルサービス提供者が有料情報提供者に代行して有料情報
の料金を徴収するため、有料情報提供者と有料ダイヤル
サービス提供者である料金徴収者とが分離され、クレジ
ットカード番号などの個人情報が有料情報提供者や第三
者に漏れる心配がないとともに、電話料金として課金さ
れ、支払い方法が容易である。また、有料情報提供者側
において課金システムを作成し、料金の徴収を行う必要
がなく、導入が容易である。
【0018】更に、請求項6記載の本発明は、請求項5
記載の発明において、前記有料ダイヤルが、ダイヤルQ
2の番号であることを要旨とする。
【0019】請求項7記載の本発明は、インターネット
上で公開されている有料情報提供者のWWWサイトを閲
覧可能とするブラウザを搭載したユーザ端末の要求に応
じて有料情報提供者のWWWサーバに保有されている有
料情報をユーザ端末に送信する有料情報送信装置であっ
て、ユーザ端末が前記WWWサーバにアクセスすると、
該WWWサーバから有料情報提供者の電話番号をユーザ
端末に返送する電話番号返送手段と、ユーザ端末がこの
返送されてきた有料情報提供者の電話番号を受信し、こ
の電話番号にダイヤルして、該有料情報提供者に接続さ
れると、該有料情報提供者からパスワードをユーザ端末
に通知するパスワード通知手段と、ユーザ端末が前記パ
スワードを受け取って、該パスワードを入力し、該パス
ワードがWWWサーバに送信されると、該パスワードが
正しいものであるか否かを認証する認証手段と、前記パ
スワードが正しいものと認証された場合、有料情報をユ
ーザ端末に送信する有料情報送信手段とを有することを
要旨とする。
【0020】請求項7記載の本発明にあっては、ユーザ
端末がWWWサーバにアクセスし、WWWサーバから有
料情報提供者の電話番号を受信し、この電話番号にダイ
ヤルして有料情報提供者に接続されると、有料情報提供
者からパスワードがユーザ端末に通知され、ユーザ端末
はパスワードを受け取って入力し、パスワードがWWW
サーバに返送されると、WWWサーバはパスワードを認
証し、パスワードが正しいものと認証すると、有料情報
をユーザ端末に送信するため、従来のようにクレジット
カード番号などの個人情報が有料情報提供者や第三者に
漏れる心配がなく、従ってクレジットカード番号なの個
人情報の入力を躊躇して、有料情報を利用しなかったユ
ーザの利用頻度を増大させることができる。また、有料
ダイヤルでユーザに通知される情報はパスワードのみで
あり、サービスの内容が課金代行者に直接知られること
がない。
【0021】また、請求項8記載の本発明は、請求項7
記載の発明において、前記パスワード通知手段が、パス
ワードを音声で通知する音声応答装置であることを要旨
とする。
【0022】請求項8記載の本発明にあっては、パスワ
ードは有料情報提供者が有する音声応答装置から音声で
ユーザ端末に通知される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
有料情報送信方法を実施するシステムの全体構成を示す
図である。同図に示すシステムは、インターネット上の
WWWサイトで有料コンテンツを配信する有料情報提供
者102用の装置と、有料コンテンツを利用するユーザ
101用の装置と、有料情報提供者102に代わってユ
ーザ101から情報料を徴収し、その見返りとして有料
情報提供者102から手数料を取得する料金徴収代行者
103用の装置とから構成されている。なお、有料コン
テンツとは、画像、音楽、映像、情報、ソフトなどとい
ったインターネットを介して配布できる電子データの形
態を取り得るすべてのものを含む。
【0024】ユーザ101用の装置は、WWWサイトを
閲覧するためのブラウザを搭載したユーザ端末を構成す
る例えばパソコン(以下、PCと略称する)107と、
有料ダイヤルに電話を発信するための電話機109と、
PC107および電話機109をISDN回線に接続す
るためのターミナルアダプタ(以下、TAと略称する)
108とから構成されている。TA108は、ISDN
回線を介して公衆網106に接続され、該公衆網106
からインターネット接続業者であるインターネットサー
ビスプロバイダ(以下、ISPと略称する)104を介
してインターネット105に接続されている。なお、本
実施形態では、インターネット105への接続と電話機
109の利用が同時に行えるISDN回線を使用して、
ユーザ101用の装置を構成するPC107および電話
機109はTA108からISDN回線および公衆網1
06を介してISP104に接続されているが、このユ
ーザ101用の装置からISP104までの接続は、I
SDN回線に限られるものでなく、例えばCATV回
線、専用線、無線などのような任意の手段を利用し得る
ものである。
【0025】有料情報提供者102用の装置は、WWW
サーバ110および音声応答装置111から構成されて
いる。また、料金徴収代行者103用の装置は、有料ダ
イヤル課金システム112で構成されている。そして、
音声応答装置111は、料金徴収代行者103の有料ダ
イヤル課金システム112を介して公衆網106に接続
され、該公衆網106からユーザ101のTA108を
介して電話機109に接続されている。
【0026】有料情報提供者102用の装置を構成する
WWWサーバ110は、その詳細な構成を図2に示すよ
うに、本WWWサーバ110の各部の制御、データの転
送、種々の演算などを行う中央処理装置(以下、CPU
と略称する)201、各種データやプログラムなどの固
定情報を記憶するリードオンリメモリ(以下、ROMと
略称する)202、データを一時的に格納するランダム
アクセスメモリ(以下、RAMと略称する)203、W
WWサーバ110の全体の装置、接続、アプリケーショ
ンを管理するオペレーティングシステム(以下、OSと
略称する)204、インターネット105および音声応
答装置111に接続するためのネットワークインタフェ
ース212、およびWWWサイトに関するデータやプロ
グラム、有料コンテンツをユーザ101が入手するため
のパスワード(以下、PWと略称する)関連のデータや
プログラムを記憶している記憶装置205から構成され
ている。
【0027】なお、記憶装置205には、WWWサイト
に関するデータやプログラムとしてユーザ101のPC
107が有するブラウザにおいてWWWサイト画面を生
成するためのWWWサイト表示用プログラム206およ
びユーザ101に有料で提供する各種コンテンツデータ
を蓄積しているコンテンツデータベース207が記憶さ
れ、またPW関連のデータやプログラムとしては、PW
を音声応答装置111で生成するために必要な鍵を生成
するPW生成鍵生成プログラム208、PWを認証する
ために用いられる鍵データ210、前記鍵を用いてユー
ザ101が入力したPWが正しいか否かを認証するPW
認証プログラム209、ユーザ101が入力したPWで
の有料コンテンツのダウンロード可能回数を管理するP
W管理データベース211が記憶されている。
【0028】また、有料情報提供者102用の装置を構
成する音声応答装置111は、同様に図2に詳細に示す
ように、WWWサーバ110のネットワークインタフェ
ース212を介してWWWサーバ110とLAN接続さ
れていて、このLAN経由でWWWサーバ110から送
られてくるWWWサーバ110で生成されたPW生成鍵
を基にPWを生成するPW生成装置213、このPW生
成装置213で生成されたPWを音声に変換する音声合
成装置214、および有料ダイヤルをかけることにより
音声応答装置111に接続してきたユーザ101に対し
て音声合成装置214で音声化されたPWを自動応答で
通知する自動応答装置215から構成されている。PW
生成装置213は、WWWサーバ110から送られてく
るPW生成鍵からPWを生成するプログラムを記憶した
記憶媒体および該プログラムを制御する制御部を有す
る。
【0029】なお、自動応答装置215は、ユーザ10
1への案内メッセージやPWに関する説明などの定型の
ガイダンスを記録した磁気テープなどの記録媒体と再生
装置を内蔵していてもよいものである。また更に、本実
施形態では、音声応答装置111は、WWWサーバ11
0から分離されて設けられているが、両者は一体的に構
成されてもよいものである。
【0030】次に、以上のように構成されるシステムの
全体的作用について説明する。ユーザ101は、PC1
07からTA108、公衆網106、ISP104、イ
ンターネット105を介して有料情報提供者102のW
WWサーバ110に接続し、有料情報提供者102が提
供するWWWサイトをPC107に搭載されたブラウザ
で閲覧すると、例えば図10に示すように有料情報提供
者102が用意した有料コンテンツがユーザ101のP
C107の表示画面にブラウザより表示される。ユーザ
101は、この表示された有料コンテンツの中から興味
のあるコンテンツのサンプルを閲覧したい場合には、そ
の「Sampleボタン」をクリックすると、当該コン
テンツをサンプルサイズで閲覧することができる。
【0031】そして、ユーザ101は、このようにサン
プル閲覧したコンテンツの中から入手したいコンテンツ
がある場合には、図10に示した画面で「入り口」のボ
タンをクリックすると、図11に示すような有料コンテ
ンツ入手方法を説明した画面がユーザ101のPC10
7の表示画面に表示される。ユーザ101は、この表示
された有料コンテンツ入手方法に従ってメモの準備を
し、ユーザ101の電話機109から有料ダイヤルに電
話すると、電話機109は公衆網106を介して料金徴
収代行者103の有料ダイヤル課金システム112に接
続される。料金徴収代行者103の有料ダイヤル課金シ
ステム112は、ユーザ101が接続されると、このユ
ーザ101に有料ダイヤルの利用料金を課金し、それか
らユーザ101の電話機109を有料情報提供者102
の音声応答装置111に接続する。この結果、ユーザ1
01は、この音声応答装置111からPW(パスワー
ド)が自動音声で通知される。なお、有料ダイヤルは例
えばNTTが提供するダイヤルQ2である。
【0032】ユーザ101は、上述したように自動音声
で通知されたPWをメモし、図11に示す表示画面のパ
スワード入力欄にPC107からPWを入力し、送信ボ
タンを押すと、ユーザ101のPC107の表示画面に
はブラウザにより図12に示すような有料コンテンツの
画面が表示されるので、ユーザ101はこの画面を見
て、入手したいコンテンツの「DL」ボタンをクリック
すると、このクリックされたコンテンツが有料情報提供
者102のWWWサーバ110からユーザ101のPC
107にダウンロードされ、ブラウザにより表示され
る。
【0033】上述した処理において、情報と料金の流れ
は図3に示すように、ユーザ101は有料情報提供者1
02が用意したPWを入手するに当たっては、例えばN
TTが提供するダイヤルQ2のような有料ダイヤルを用
いて、料金徴収代行者103の有料ダイヤル課金システ
ム112を介して有料情報提供者102の音声応答装置
111に電話し、音声応答装置111から料金徴収代行
者103の有料ダイヤル課金システム112を介して音
声でPWを入手する。そして、このように入手したPW
の対価として有料ダイヤルサービスを提供する料金徴収
代行者103に対して電話料金として料金を支払い、ユ
ーザ101はPWと引き換えに有料情報提供者102か
ら有料コンテンツを入手することができる。また、料金
徴収代行者103は有料情報提供者102に代行して、
ユーザ101から料金を受け取ると、この料金から代行
手数料を料金徴収代行者103が受け取り、この手数料
を引いた金額を情報料として有料情報提供者102に渡
す。すなわち、料金徴収代行者103がユーザ101か
ら料金の徴収を代行した報酬として代行手数料が有料情
報提供者102から料金徴収代行者103に支払われる
ことになる。なお、NTTが提供するダイヤルQ2を有
料ダイヤルとして使用した場合には、情報料は電話料金
としてユーザ101がNTTに支払うことになる。
【0034】なお、ユーザ101にPWを不正に入手さ
れた場合には、料金徴収代行者103を通さずに有料コ
ンテンツが入手されてしまうため、パスワードの発行に
対しての機密性は有料情報提供者102が負うことにな
る。
【0035】また、ユーザ101に対してWWWサーバ
110から通知されるPWには、各パスワード毎に有料
コンテンツのダウンロード回数を制限する所定のダウン
ロード可能回数が設定されていて、このダウンロード可
能回数を超えたWWWサーバ110は有料コンテンツを
ユーザ101にダウンロードしないように設定されてい
る。すなわち、ユーザ101は各PWに設定されている
ダウンロード可能回数だけ有料コンテンツをダウンロー
ドすることができ、この可能回数がなくなると、そのP
Wの利用は不可能となる。各PW毎のダウンロード可能
回数は、WWWサーバ110のPW管理データベース2
11で記録される。従って、ユーザ101は予めPWを
購入し、このPWと引き換えに有料コンテンツを入手す
ることが可能となる。すなわち、PWはプリペイドの機
能を有していることになる。また、同じPWを複数の人
間によって使用し、PW購入者以外の人間が無賃でサー
ビスを利用するという不正利用がしばしば行われるが、
PW毎にダウンロード可能回数が設定されているため、
そのような不正利用によって有料情報提供者102が損
害を被る恐れがないようになっている。
【0036】次に、図4に示すフローチャートを参照し
て、PW生成処理について説明する。
【0037】PWは、WWWサーバ110においてPW
生成鍵生成プログラム208を用いて生成されたPW生
成鍵を基に音声応答装置111においてPW生成装置2
13で生成される。そして、PWは、ユーザ101が音
声応答装置111に電話をかけてくる度に異なるPWが
発行される。
【0038】図4においては、まずWWWサーバ110
においてPW生成鍵生成プログラム208を用いて、P
W生成鍵を作成する(ステップS101)。なお、この
作成されたPW生成鍵は、これに基づいて生成されたP
Wの認証にも使用される。また、PW生成鍵は安全上定
期的に作成され更新される。
【0039】ステップS101で作成されたPW生成鍵
はWWWサーバ110の記憶装置205に鍵データ21
0として記憶されるとともに(ステップS102)、ま
たWWWサーバ110から音声応答装置111のPW生
成装置213に送信される(ステップS103)。
【0040】次のステップS104において、ユーザ1
01が音声応答装置111に有料ダイヤルなどの方法で
接続すると、まず自動応答装置215に予め記録されて
いるガイダンスがユーザ101に流されるとともに、P
W生成装置213にユーザ101が接続してきたことが
通知される。
【0041】次に、PW生成装置213は、WWWサー
バ110から送信されてきたPW生成鍵に基づいてPW
を生成し、このPWデータを音声合成装置214に供給
する(ステップS105)。音声合成装置214は、P
Wデータを受け取ると、該PWデータを音声化し、音声
データを自動応答装置215に供給する(ステップS1
06)。自動応答装置215は、音声データを受け取る
と、PWを音声でユーザ101に通知する(ステップS
107)。
【0042】次に、PWの認証方法について説明する。
【0043】WWWサーバ110から送られてきたPW
生成鍵である鍵データ210に基づいてPW生成装置2
13がPWを生成するPW生成方法の情報は、WWWサ
ーバ110のPW認証プログラム209にも記憶されて
いる。具体的には、PW生成鍵である鍵データ210が
例えば数字の19とし、PW生成方法として鍵データ2
10の倍数としてPWを生成するアルゴリズムをPW生
成装置213が有していて、PWとして38を生成した
場合には、PW認証プログラム209は、PWが鍵デー
タ210の倍数であるという情報、すなわちPW生成方
法の情報を有しており、ユーザ101から送信されてき
たPWを鍵データ210で割った商が「2」であれば、
ユーザ101から送信されてきたPWは正しいものと認
証する。なお、これは一例であって、実際には更に高度
なPW生成方法および認証方法が使用されることは勿論
のことである。
【0044】次に、図5以降に示すフローチャートを参
照して、ユーザ101がインターネット105を介して
有料情報提供者102のWWWサーバ110に接続し、
有料情報提供者102が提供するWWWサイトにおいて
PWを入力し、有料コンテンツを入手する処理について
説明する。
【0045】まず、図5を参照すると、ユーザ101は
ブラウザに表示された図11に示すようなPW入力画面
においてPWを入力し、送信ボタンを押すと(ステップ
S201)、この入力したPWがユーザ101のPC1
07からTA108、公衆網106、ISP104、イ
ンターネット105を介して有料情報提供者102のW
WWサーバ110に送信される。WWWサーバ110
は、PWを受信すると、このPWが正しいものであるか
否かについて認証する(ステップS202)。このPW
の認証は、記憶装置205に記憶されているPW認証プ
ログラム209を使用して、PWを生成した基となった
PW生成鍵である鍵データ210と照合することにより
行われる。
【0046】PWの認証の結果、PWが正しくなかった
場合には、PWが間違っていることを知らせるPWエラ
ー画面のデータをユーザ101のPC107に送信し、
ブラウザに表示する(ステップS203)。
【0047】また、PWが正しい場合には、PW管理デ
ータベース211を参照して、このPWによって可能な
有料コンテンツのダウンロード可能残り回数を調べる。
この結果、ダウンロード可能残り回数がある場合には、
図12に示すような有料コンテンツのダウンロード画面
データをユーザ101のPC107に送信する(ステッ
プS204)。このダウンロード画面にはPW管理デー
タベース211を参照して調べたダウンロード可能残り
回数も表示されるようになっている。なお、この場合、
PW管理データベース211に当該PWが記録されてい
ない場合には、このPWとダウンロード可能残り回数を
所定の回数としてPW管理データベース211に記録す
る。
【0048】ユーザ101のPC107は、WWWサー
バ110から有料コンテンツのダウンロード画面データ
を受け取ると、このダウンロード画面をブラウザで表示
する(ステップS205)。ユーザ101は、有料コン
テンツのダウンロード画面を閲覧して、欲しい有料コン
テンツを選択し、この選択した有料コンテンツのDLボ
タンを押し、コンテンツ選択情報をWWWサーバ110
に送信する(ステップS206)。
【0049】有料情報提供者102のWWWサーバ11
0は、ユーザ101からコンテンツ選択情報をPWとと
もに受信すると、このPWのダウンロード可能残り回数
に残数があるか否かを判定する(ステップS207)。
この判定の結果、ダウンロード可能残り回数がない場合
には、ダウンロードエラー画面データをユーザ101の
PC107に送信し、このダウンロードエラー画面をブ
ラウザに表示する(ステップS208)。
【0050】ダウンロード可能残り回数がある場合に
は、ユーザ101が選択したコンテンツデータをPC1
07に送信する(ステップS209)。ユーザ101の
PC107は、WWWサーバ110からコンテンツデー
タを受け取る(ステップS210)。有料情報提供者1
02のWWWサーバ110は、コンテンツデータの送信
が完了すると、入力されたPWでの有料コンテンツダウ
ンロード可能残り回数を1つ減らし、PW管理データベ
ース211を更新する(ステップS211)。
【0051】次に、図6に示すフローチャートを参照し
て、上述した有料コンテンツを入手するまでの処理につ
いてPWの不正入力を防止することを目的としたcoo
kieを利用した処理について説明する。cookie
は、WWWサーバがある種の情報をブラウザに記憶させ
ておくために用いるものであり、cookieは発行し
たWWWサーバが属するドメインと異なるWWWサーバ
には送られない。なお、以降の説明では、cookie
を持ちいた場合について説明するが、本発明においては
cookieの利用は必ずしも必要というわけではな
い。
【0052】図6では、まずユーザ101はブラウザに
表示された図11に示すようなPW入力画面においてP
Wを入力し、送信ボタンを押すと(ステップS30
1)、ユーザ101が入力したPWと前回PWを入力し
たときに受け取ったcookieがWWWサーバ110
に送信されてくる。すなわち、PW送信ボタンを押すと
いうユーザ101の動作で、PWとcookieがWW
Wサーバ110に送信されるように予めPW入力画面が
プログラムされているものである。
【0053】次にステップS302では、ユーザ101
のブラウザがcookieを使用可能かどうかをWWW
サーバ110で判断する。すなわち、ユーザ101でP
W送信ボタンを押すと、それが判断できるように予めP
W入力画面がプログラムされている。ステップS302
における判断の結果、cookieを使用できない場合
には、ユーザ101にブラウザの設定でcookieが
使用可能となるように設定し直すよう促すcookie
エラーの画面データをユーザ101のPC107に送信
し、cookieエラー画面をブラウザに表示させる
(ステップS303)。
【0054】ステップS304では、ユーザ101から
送信されてきたcookieに書き込まれたPW入力回
数を参照し、このPW入力回数が所定の回数を超えてい
ないかどうかチェックする。但し、この場合、cook
ieの有効期限が切れている場合には、PW入力回数を
1回目と判断し、また始めてのPW入力であった場合に
は、ユーザ101のPC107は元々現WWWサイトの
cookieを有していないので、PW入力回数を1回
目と判断する。PW入力回数が所定の回数を超えている
場合には、PW不正エラーであることを知らせる画面デ
ータをユーザ101のPC107に送信し、ブラウザに
表示させる(ステップS305)。
【0055】また、PW入力回数が所定の回数を超えて
いない場合には、cookieに書き込まれたPW入力
回数を1つ増やし、このcookieをユーザ101の
PC107に送信する(ステップS306)。なお、ス
テップS304において、PW入力回数が1回目と判断
される場合には、PW入力回数を1回とし、有効期限を
現時刻から換算して書き込まれたcookieを新たに
作成し、ユーザ101のPC107に送信する。ユーザ
101のPC107はブラウザの機能を使用して、co
okieを受け取り、所定のディレクトリに保存する
(ステップS307)。
【0056】次に、有料情報提供者102のWWWサー
バ110は、送信されてきたPWが正しいか否かを認証
する(ステップS308)。この認証は、当該PWが生
成される基となったPW生成鍵である鍵データ210と
照合することにより行われる。この処理方法はPW認証
プログラム209として記憶装置205に記憶されてい
る。
【0057】WWWサーバ110がPWを認証した結
果、PWが正しくない場合には、PWが間違っているこ
とを知らせるPWエラー画面のデータをユーザ101の
PC107に送信し、ブラウザに表示させる(ステップ
S309)。また、PWが正しい場合には、WWWサー
バ110はPW管理データベース211を参照し、この
PWでの有料コンテンツダウンロード可能残り回数を調
べ、この調べた有料コンテンツダウンロード可能残り回
数も設定されたダウンロード画面データをユーザ101
に送信する(ステップS310)。なお、PW管理デー
タベース211に当該PWがない場合には、このPWと
ダウンロード可能残り回数を所定の回数としてPW管理
データベース211に書き込む。
【0058】ユーザ101のPC107は、WWWサー
バ110から送信されたダウンロード画面データを受け
取ると、このダウンロード画面をブラウザに表示する
(ステップS311)。
【0059】ユーザ101は、例えば図12に示すよう
に表示されたダウンロード画面を見て、欲しい有料コン
テンツを選択し、この選択した有料コンテンツのDLボ
タンを押す(ステップS312)。WWWサーバ110
は、ユーザ101から送信されてきたPWでダウンロー
ド可能残り回数があるか否かを判断する(ステップS3
13)。ダウンロード可能残り回数がない場合には、ダ
ウンロードエラー画面データをユーザ101のPC10
7に送信し、ブラウザにダウンロードエラー画面を表示
する(ステップS314)。
【0060】また、ダウンロード可能残り回数がある場
合には、ユーザ101が選択したコンテンツデータをユ
ーザ101のPC107に送信する(ステップS31
5)。ユーザ101のPC107は、WWWサーバ11
0から送信されてくるコンテンツデータを受け取る(ス
テップS316)。コンテンツデータの送信が完了する
と、WWWサーバ110は入力されたPWでの有料コン
テンツダウンロード可能残り回数を1つ減らし、PW管
理データベース211を更新する(ステップS31
7)。
【0061】次に、図7〜図9に示すフローチャートを
参照して、図1に示す本実施形態の作用を全体的に説明
する。
【0062】図7では、ユーザ101はPC107から
インターネット105を介して有料情報提供者102の
WWWサーバ110に接続し、有料情報提供者102が
提供するWWWサイトをPC107に搭載されたブラウ
ザで閲覧している最中であり、例えば図10に示すよう
に有料情報提供者102が用意した有料コンテンツがユ
ーザ101のPC107の表示画面にブラウザにより表
示され(ステップS701)、ユーザ101はこの表示
された有料コンテンツの中から興味のあるコンテンツの
サンプルを閲覧したい場合には、その「Sampleボ
タン」をクリックすることにより、当該コンテンツをサ
ンプルサイズで閲覧することができるようになってい
る。
【0063】ユーザ101が図10に示すようなサンプ
ル画面でサンプルを見た後、有料コンテンツの入手方法
を表示した画面へのリンクボタンを押すと(ステップS
703)、WWWサーバ110からユーザ101のPC
107に有料コンテンツ入手方法の画面データが通知さ
れ、この有料コンテンツ入手方法の画面がブラウザに図
11に示すように表示される(ステップS705)。
【0064】ユーザ101は、この有料コンテンツ入手
方法の画面に表示されている有料ダイヤル(ダイヤルQ
2)の番号に電話機109から電話すると(ステップS
707)、電話機109は公衆網106および料金徴収
代行者103の有料ダイヤル課金システム112を介し
て有料情報提供者102の音声応答装置111に接続さ
れる(ステップS709)。ユーザ101の電話機10
9が音声応答装置111に接続されると、音声応答装置
111からはユーザ101に対して電話機109を介し
て自動的に料金とPWに関するガイダンスが音声で伝達
され、この間に事前にWWWサーバ110から音声応答
装置111に送信されて記憶されているPW生成鍵から
PWをPW生成装置213で生成する(ステップS71
1)。
【0065】この生成されたPWは、音声合成装置21
4で音声化され、ガイダンス終了後、自動応答装置21
5からPWがユーザ101に伝達される。ユーザ101
は電話機109でPWを聞いた後(ステップS71
5)、図11に示すようにブラウザに表示されているP
W入力欄にPWを入力し、それからPW送信ボタンを押
す(ステップS717)。ユーザ101がPW送信ボタ
ンを押すと、入力したPWと前回PWを入力したときに
受け取ったcookieがユーザ101のPC107か
らインターネット105を介して有料情報提供者102
のWWWサーバ110に送信される。すなわち、ユーザ
101がPW送信ボタンを押すと、PWとcookie
がWWWサーバ110に送信されるように図11に示す
PW入力画面が予めプログラムされているのである。
【0066】WWWサーバ110は、PWおよびcoo
kieを受信すると、ユーザ101のブラウザがcoo
kieを使用可能かどうかを判断する(ステップS71
9)。ユーザ101のブラウザでcookieを使用可
能としていない場合には、WWWサーバ110はユーザ
101にブラウザの設定でcookieが使用可能とな
るように設定し直すよう促すcookieエラーの画面
データをユーザ101のPC107に送信し、図13に
示すようにブラウザに表示させる。
【0067】一方、ユーザ101のブラウザでcook
ieを使用可能としている場合には、図8のステップS
721に示すように、WWWサーバ110は、cook
ieに書き込まれたPW入力回数を参照し、このPW入
力回数が所定の回数を超えていないかどうか判断する。
PW入力回数が所定の回数である「n」回に達している
場合には、PW不正エラーであることを知らせる画面デ
ータをユーザ101のPC107に送信し、ブラウザに
図14に示すようなPW不正通知画面を表示させる(ス
テップS723)。また、PW入力回数が所定の回数n
未満の場合には、cookieに書き込まれたPW入力
回数を1つ増やし、そのcookieをユーザ101の
PC107に送信する。ユーザ101はブラウザの機能
を使用して、cookieを受け取り、所定のディレク
トリに保存する。
【0068】それから、WWWサーバ110は、ユーザ
101のPC107から送信されてきたPWが正しいも
のであるか否かを認証する(ステップS725)。な
お、PWの認証は、このPWが生成される基となったP
W生成鍵である鍵データ210と照合することにより行
われる。この処理方法はPW認証プログラム209とし
て記憶装置205に記憶されているものである。
【0069】PWの認証の結果、PWが正しくない場合
には、cookieのPW入力回数を1つ増やしてPC
107に送信し(ステップS727)、ユーザ101の
PC107はcookieを受け取る(ステップS72
9)。また、WWWサーバ110はPWが間違っている
ことを知らせるPWエラー画面のデータをPC107に
送信し、図15に示すような不正通知画面がブラウザに
表示させる(ステップS731)。
【0070】PWの認証の結果、PWが正しい場合に
は、図9のステップS733に示すように、そのPWで
の有料コンテンツダウンロード可能残り回数をPW管理
データベース211を参照して調べる。それから、WW
Wサーバ110は、有料コンテンツダウンロード画面デ
ータをユーザ101のPC107に送信する。なお、こ
のダウンロード画面にはユーザ101が入力したPWで
のダウンロード可能残り回数も例えば図12に示すよう
に表示されるようになっている。
【0071】ユーザ101のPC107は、WWWサー
バ110からの有料コンテンツダウンロード画面データ
を受け取ると、このダウンロード画面をブラウザで図1
2に示すように表示させる。ユーザ101は、この表示
された有料コンテンツダウンロード画面を見て、欲しい
有料コンテンツを選択し、この選択した有料コンテンツ
のDLボタンを押す(ステップS737)。
【0072】この選択された有料コンテンツの情報がW
WWサーバ110に通知されると、WWWサーバ110
は、送信されてきたPWでのダウンロード可能残り回数
があるかどうかを判断する(ステップS739)。この
判断の結果、入力されたPWにダウンロード可能残り回
数がない場合には、ダウンロードエラー画面データがW
WWサーバ110からユーザ101のPC107に送信
され、ブラウザに図16に示すようなダウンロードエラ
ー画面が表示される(ステップS741)。
【0073】一方、入力されたPWにダウンロード可能
残り回数がある場合には、ユーザ101が選択した有料
コンテンツデータがユーザ101のPC107に送信さ
れ、PC107はこの有料コンテンツデータを受け取る
(ステップS743)。このようにコンテンツデータの
送信が完了し、コンテンツデータの受信完了通知がPC
107からWWWサーバ110に返信されると、WWW
サーバ110は入力されたPWでの有料コンテンツダウ
ンロード可能残り回数を1つ減らし、PW管理データベ
ース211を更新し(ステップS745)、処理は終了
する。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザ端末がWWWサーバにアクセスして有料情報提供
者の電話番号を受信し、この電話番号にダイヤルして有
料情報提供者からパスワードがユーザ端末に通知され、
ユーザ端末はパスワードを受け取ってから入力してパス
ワードを返送すると、WWWサーバがパスワードを認証
し、正しいものと認証した場合に有料情報がユーザ端末
に送信されるので、従来のようにクレジットカード番号
などの個人情報が有料情報提供者や第三者に漏れる心配
がなく、従ってクレジットカード番号などの個人情報の
入力を躊躇して、有料情報を利用しなかったユーザの利
用頻度を増大させることができる。また、有料ダイヤル
でユーザに通知される情報はパスワードのみであり、サ
ービスの内容が課金代行者に直接知られることがない。
【0075】また、本発明によれば、パスワードはユー
ザ端末に通知する毎に異なるパスワードが通知されるの
で、パスワードの不正利用を極力抑制することができ
る。
【0076】更に、本発明によれば、パスワードに設定
された送信可能回数を超えて有料情報がユーザ端末に送
信されないようになっているので、例えば同じパスワー
ドを複数の人間によって使用し、パスワード購入者以外
の人間が無賃でサービスを利用するというような不正利
用が防止され、このような不正利用により有料情報提供
者が損害を被る恐れを防止することができる。
【0077】本発明によれば、有料情報提供者の電話番
号は有料ダイヤルであり、有料ダイヤルサービス提供者
が有料情報提供者に代行して有料情報の料金を徴収する
ので、有料情報提供者と有料ダイヤルサービス提供者で
ある料金徴収者とが分離され、クレジットカード番号な
どの個人情報が有料情報提供者や第三者に漏れる心配が
なくなるとともに、電話料金として課金され、支払い方
法が容易である。また、有料情報提供者側において課金
システムを作成し、料金の徴収を行う必要がなく、導入
が容易である。更に、現在しばしば用いられているWW
Wサーバに有料ダイヤルで自動接続された後、有料情報
を入手できる方法のように一旦ISPへの回線を切断
し、0990などの有料ダイヤルに接続する方法でない
ため、有料情報を入手した後に、引き続き他のWWWサ
イトを閲覧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る有料情報送信方法を
実施するシステムの全体構成を示す図である。
【図2】図1に示す実施形態に使用されている有料情報
提供者用の装置であるWWWサーバおよび音声応答装置
の構成を詳細に示す図である。
【図3】図1に示す実施形態における情報と料金の流れ
を示す説明図である。
【図4】図1に示す実施形態におけるパスワード生成処
理を示すフローチャートである。
【図5】図1に示す実施形態における有料情報の送信方
法を示すフローチャートである。
【図6】図1に示す実施形態においてcookieを利
用した場合の図5に示す処理と同様な処理を示すフロー
チャートである。
【図7】図1に示す実施形態の全体的処理の一部を示す
フローチャートである。
【図8】図7に示す処理に続く処理の一部を示すフロー
チャートである。
【図9】図8に示す処理に続く最後の部分を示すフロー
チャートである。
【図10】図1に示す実施形態においてユーザ端末のブ
ラウザに表示される有料コンテンツのサンプル提供画面
を示す図である。
【図11】図1に示す実施形態においてユーザ端末のブ
ラウザに表示される有料コンテンツの入手方法の画面を
示す図である。
【図12】図1に示す実施形態においてユーザ端末のブ
ラウザに表示される有料コンテンツのダウンロード画面
を示す図である。
【図13】図1に示す実施形態においてユーザ端末のブ
ラウザに表示されるcookieが無効であることを示
すcookieエラー画面を示す図である。
【図14】図1に示す実施形態においてユーザ端末のブ
ラウザに表示されるパスワード不正エラー画面を示す図
である。
【図15】図1に示す実施形態においてユーザ端末のブ
ラウザに表示されるパスワードが間違っていることを知
らせるパスワードエラー画面を示す図である。
【図16】図1に示す実施形態においてユーザ端末のブ
ラウザに表示されるダウンロードエラー画面を示す図で
ある。
【符号の説明】
101 ユーザ 102 有料情報提供者 103 料金徴収代行者 105 インターネット 106 公衆網 107 ユーザPC 109 電話機 110 WWWサーバ 111 音声応答装置 112 有料ダイヤル課金システム 207 コンテンツデータベース 208 PW生成鍵生成プログラム 209 PW認証プログラム 210 鍵データ 213 PW生成装置 214 音声合成装置 215 自動応答装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 120 G06F 17/30 120B 9A001 H04M 3/42 H04M 3/42 Z 3/50 3/50 A (72)発明者 勝田 亮 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 小澤 英昭 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA05 CC02 CC36 DD01 EE05 FF03 GG02 GG04 GG07 5B075 KK07 KK63 ND20 PP02 PP03 PQ02 PQ42 UU40 5B085 AC04 AE03 AE23 5K015 AA01 AA04 AA06 AB00 AF06 AF08 5K024 AA62 AA76 BB03 BB04 CC09 DD01 DD02 EE01 FF03 FF06 GG01 GG03 GG08 9A001 BB04 CC07 HH18 JJ25 JJ26 JJ27 JJ72 KK60 LL03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット上で公開されている有料
    情報提供者のWWWサイトを閲覧可能とするブラウザを
    搭載したユーザ端末の要求に応じて有料情報提供者のW
    WWサーバに保有されている有料情報をユーザ端末に送
    信する有料情報送信方法であって、 ユーザ端末が前記WWWサーバにアクセスすると、該W
    WWサーバから有料情報提供者の電話番号がユーザ端末
    に返送され、 ユーザ端末がこの返送されてきた有料情報提供者の電話
    番号を受信し、この電話番号にダイヤルして、該有料情
    報提供者に接続されると、該有料情報提供者はパスワー
    ドをユーザ端末に通知し、 ユーザ端末はこのパスワードを受け取ると、該パスワー
    ドを入力して、該パスワードがWWWサーバに送信さ
    れ、 WWWサーバは該パスワードを受信すると、該パスワー
    ドが正しいものであるか否かを認証し、 WWWサーバは当該パスワードが正しいものと認証する
    と、有料情報をユーザ端末に送信することを特徴とする
    有料情報送信方法。
  2. 【請求項2】 前記パスワードをユーザ端末に通知する
    処理は、前記有料情報提供者が有する音声応答装置から
    音声でパスワードを通知することを特徴とする請求項1
    記載の有料情報送信方法。
  3. 【請求項3】 前記パスワードをユーザ端末に通知する
    処理は、当該通知毎に異なるパスワードをユーザ端末に
    通知することを特徴とする請求項1記載の有料情報送信
    方法。
  4. 【請求項4】 前記パスワードは、各パスワード毎に有
    料情報の送信回数を制限する所定の送信可能回数を設定
    されていて、この送信可能回数を超えてWWWサーバは
    有料情報をユーザ端末に送信しないように設定されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の有料情報送信方法。
  5. 【請求項5】 前記有料情報提供者の電話番号は、有料
    ダイヤルであり、有料ダイヤルサービス提供者が前記有
    料情報提供者に代行して有料情報の料金を徴収すること
    を特徴とする請求項1記載の有料情報送信方法。
  6. 【請求項6】 前記有料ダイヤルは、ダイヤルQ2の番
    号であることを特徴とする請求項5記載の有料情報送信
    方法。
  7. 【請求項7】 インターネット上で公開されている有料
    情報提供者のWWWサイトを閲覧可能とするブラウザを
    搭載したユーザ端末の要求に応じて有料情報提供者のW
    WWサーバに保有されている有料情報をユーザ端末に送
    信する有料情報送信装置であって、 ユーザ端末が前記WWWサーバにアクセスすると、該W
    WWサーバから有料情報提供者の電話番号をユーザ端末
    に返送する電話番号返送手段と、 ユーザ端末がこの返送されてきた有料情報提供者の電話
    番号を受信し、この電話番号にダイヤルして、該有料情
    報提供者に接続されると、該有料情報提供者からパスワ
    ードをユーザ端末に通知するパスワード通知手段と、 ユーザ端末が前記パスワードを受け取って、該パスワー
    ドを入力し、該パスワードがWWWサーバに送信される
    と、該パスワードが正しいものであるか否かを認証する
    認証手段と、 前記パスワードが正しいものと認証された場合、有料情
    報をユーザ端末に送信する有料情報送信手段とを有する
    ことを特徴とする有料情報送信装置。
  8. 【請求項8】 前記パスワード通知手段は、パスワード
    を音声で通知する音声応答装置であることを特徴とする
    請求項7記載の有料情報送信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003233470A (ja) * 2002-02-09 2003-08-22 Lexer Research Inc 印刷用コンテンツ提供方法、及び印刷用コンテンツ提供設備
JP2009087065A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Toshiba Corp 情報処理装置、およびコンテンツリスト表示方法
JP2013250924A (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 認証方法、および認証装置

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