JP2004245487A - 冷凍装置の凝縮圧力制御装置 - Google Patents

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JP2004245487A JP2003035126A JP2003035126A JP2004245487A JP 2004245487 A JP2004245487 A JP 2004245487A JP 2003035126 A JP2003035126 A JP 2003035126A JP 2003035126 A JP2003035126 A JP 2003035126A JP 2004245487 A JP2004245487 A JP 2004245487A
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Yuichiro Konishi
悠一郎 小西
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Abstract

【課題】外気温度が著しく低下した場合でも凝縮圧力の低下を抑制し、冷凍装置の安定した運転を確保することができる冷凍装置の凝縮圧力制御装置を提供する。
【解決手段】冷媒を圧縮する圧縮機11と、圧縮された冷媒を凝縮する凝縮器14と、凝縮された冷媒を膨張させる膨張弁13と、膨張した冷媒を蒸発させ、上記圧縮機に吸入させる蒸発器12とからなる冷媒回路16を有する冷凍装置1において、上記凝縮器14は、複数の熱交換器22A、22Bと、上記各熱交換器に対応して配設されたファン23A、23Bと、上記各熱交換器の間に設けられ、上記ファンからの空気と上記熱交換器との熱交換面積を限定する仕切り板25と、上記ファンの運転台数及び運転されるファンの回転数を制御する制御装置32とを備えた構成とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、冷凍装置、特に空冷凝縮器を有する冷凍装置の凝縮圧力制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種冷凍装置の凝縮圧力制御装置は、圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器からなる冷媒回路において、凝縮器をフィン及び伝熱管で形成される熱交換器と、この熱交換器に送風するためのファンとで構成すると共に、外気温度センサ及び冷媒の凝縮圧力センサからの情報にもとづいて上記ファンの運転を制御するファンコントローラを設け、冬季などの外気温度が低下する場合には、ファンの運転台数を少なくしたり、運転しているファンの回転数を低下させて凝縮器に流れ込む風量を制御し凝縮圧力の低下を防止するようにしていた。(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−19616号公報(段落0012−0014、図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の冷凍装置における凝縮圧力制御装置は上記のようになされていたが、実際に空冷凝縮器の熱交換に寄与する面積が熱交換器の全域にわたっていて広いため、外気温度が著しく低下した場合には、冷媒と低温の空気との熱交換が広範囲で過度に行なわれ、冷媒の凝縮が促進されて凝縮圧力が低下し、冷凍装置を安定的に運転することができないという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点に対処するためになされたもので、外気温度が著しく低下した場合においても凝縮圧力の低下を抑制し、冷凍装置の安定した運転を確保することができる冷凍装置の凝縮圧力制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る冷凍装置の凝縮圧力制御装置は、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮された冷媒を凝縮する凝縮器と、凝縮された冷媒を膨張させる膨張弁と、膨張した冷媒を蒸発させ、上記圧縮機に吸入させる蒸発器とからなる冷媒回路を有する冷凍装置において、上記凝縮器は、複数の熱交換器と、上記各熱交換器に対応して配設されたファンと、上記各熱交換器の間に設けられ、上記ファンからの空気と上記熱交換器との熱交換面積を限定する仕切り板と、上記ファンの運転台数及び運転されるファンの回転数を制御する制御装置とを備えたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図にもとづいて説明する。図1は、実施の形態1の構成を示す概略図である。この図に示すように、冷凍装置1は圧縮機11、蒸発器12、膨張弁13、空冷凝縮器14及びこれらを接続する冷媒配管15からなる冷媒回路16によって構成され、空冷凝縮器14は、上面パネル20及び側面パネル21を含む凝縮器筐体内に設けられた2個の熱交換器22A、22Bと、各熱交換器に対応して設けられたファン23A、23Bと、上記ファンをそれぞれ駆動するファンモータ24A、24Bと、上記両熱交換器22A、22Bの間に設けられ、上記凝縮器筐体内で熱交換器22Aと22Bの空間を区分する仕切り板25と、上記両熱交換器の入口端にそれぞれ接続されると共に、圧縮機11の吐出側に接続された冷媒配管26と、上記両熱交換器の出口端にそれぞれ接続されると共に、膨張弁13に接続された冷媒配管27とを有する。
また、30は冷媒の凝縮圧力を計測する凝縮圧力センサで、圧縮機11と空冷凝縮器14の間の冷媒配管15に接続されている。また、31は外気温度を計測する外気温度センサ、32は上記凝縮圧力センサ30及び外気温度センサ31からのセンサ情報にもとづいてファンモータ24A、24Bの運転を制御するファンコントローラである。
【0007】
この実施の形態は以上のように構成され、空冷凝縮器14の2つの熱交換器22Aと22Bとの間に仕切り板25を設けることにより、ファン23Aからの空気と熱交換する熱交換器の範囲を22Aのみに限定し、同様に、ファン23Bからの空気と熱交換する熱交換器の範囲を22Bのみに限定することができる。
従って、冬季などにおいて、外気温度の低下を外気温度センサ31が検出した場合、その情報にもとづいてファンコントローラ32が動作してファン23Aまたは23Bを1台のみの運転にすれば熱交換面積を的確に減少させることができ凝縮圧力を確保することができる。また、運転されているファンの回転数を制御することにより更に的確な凝縮圧力制御を行なうことができる。
【0008】
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2について説明する。この実施の形態の基本的な構成は実施の形態1と同様であるため図1を援用するが、この実施の形態においては、ファンコントローラ32をインバータ(図示せず)を含む構成とし、ファンモータ24A、24Bに供給する交流電圧の周波数を制御することにより回転数を制御してファン23A、23Bの風量を制御するものである。
また、ファンコントローラ32を変速ギヤ式の機械的コントローラとし、ファン23A、23Bの回転数を制御するようにしてもよい。
【0009】
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3を図にもとづいて説明する。図2は、実施の形態3の構成を示す概略図である。この図において、図1と同一または相当部分にはそれぞれ同一符号を付して説明を省略すると共に、図1におけるファン23A側の半分の図示を省略している。図2に示すように、この実施の形態は、図1における仕切り板25を可動式の仕切り板28としたものである。
この仕切り板28は、上端を上面パネル20に軸支させ、下端をフリーとした例を示すもので、仕切り板28の下端を図示の矢印A、Bの方向に回動させることにより、熱交換器22Aまたは22Bの熱交換に寄与する面積を変化させることができ、凝縮圧力の制御を実施の形態1と同様に行なうことができる。
また、上述した可動式の仕切り板や、これに類する構造の整流手段(図示せず)を用いてファン23A、23Bからの空気の整流を行ない、気流を変化させるようにすれば、冷媒凝縮の進行を抑制し、凝縮圧力を的確に制御することができる。
【0010】
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4を図にもとづいて説明する。図3は、実施の形態4の構成を示すもので、上述した各実施の形態におけるファンの運転台数や回転数の制御あるいは可動式の仕切り板の位置の制御を行なうための制御系統を示すブロック図である。この図において、1は図1に示す冷凍装置であり、32はファン23A、23Bの運転台数や回転数を制御するファンコントローラ、33は計測したデータを蓄積、演算するマイコン、34は可動式仕切り板28の位置を制御する仕切り板可動装置である。
【0011】
このような構成において、外気温度センサ31、凝縮圧力センサ30等によって計測された冷凍装置1の運転状態データをマイコン33に蓄積して演算を行ない、ファンコントローラ32に対してファンの運転台数や回転数の最適指令を行ない、また、仕切り板可動装置34に対して可動式仕切り板28の最適位置を指令することにより凝縮圧力の最適化制御を行なうものである。
【0012】
【発明の効果】
この発明に係る冷凍装置の凝縮圧力制御装置は、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮された冷媒を凝縮する凝縮器と、凝縮された冷媒を膨張させる膨張弁と、膨張した冷媒を蒸発させ、上記圧縮機に吸入させる蒸発器とからなる冷媒回路を有する冷凍装置において、上記凝縮器は、複数の熱交換器と、上記各熱交換器に対応して配設されたファンと、上記各熱交換器の間に設けられ、上記ファンからの空気と上記熱交換器との熱交換面積を限定する仕切り板と、上記ファンの運転台数及び運転されるファンの回転数を制御する制御装置とを備えたものであるため、外気温度が著しく低下した場合には実際に熱交換に寄与する面積を減少させて凝縮圧力の低下を抑制し、冷凍装置の安定した運転を確保することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の構成を示す概略図である。
【図2】この発明の実施の形態3の構成を示す概略図である。
【図3】この発明の実施の形態4の制御系統を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 冷凍装置、 11 圧縮機、 12 蒸発器、 13 膨張弁、
14 空冷凝縮器、 15 冷媒配管、 16 冷媒回路、
20 上面パネル、 21 側面パネル、 22A、22B 熱交換器、
23A、23B ファン、 24A、24B ファンモータ、
25 仕切り板、 26、27 冷媒配管、 30 凝縮圧力センサ、
31 外気温度センサ、 32 ファンコントローラ。

Claims (5)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮された冷媒を凝縮する凝縮器と、凝縮された冷媒を膨張させる膨張弁と、膨張した冷媒を蒸発させ、上記圧縮機に吸入させる蒸発器とからなる冷媒回路を有する冷凍装置において、上記凝縮器は、複数の熱交換器と、上記各熱交換器に対応して配設されたファンと、上記各熱交換器の間に設けられ、上記ファンからの空気と上記熱交換器との熱交換面積を限定する仕切り板と、上記ファンの運転台数及び運転されるファンの回転数を制御する制御装置とを備えたことを特徴とする冷凍装置の凝縮圧力制御装置。
  2. 上記制御装置は、インバータあるいは変速ギアにより外気温度に応じて上記ファンの回転数を制御し得るようにしたことを特徴とする請求項1記載の冷凍装置の凝縮圧力制御装置。
  3. 上記仕切り板を可動式とすることにより上記熱交換面積を制御し得るようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷凍装置の凝縮圧力制御装置。
  4. 上記凝縮器に、上記ファンからの空気を整流し気流を変化させることにより凝縮の進行を抑制して凝縮圧力を制御する整流手段を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の冷凍装置の凝縮圧力制御装置。
  5. 上記制御装置は、外気温度、凝縮圧力等の運転状態のデータを蓄積する蓄積手段を有し、上記データにもとづいて上記ファンの運転及び上記仕切り板の位置を制御するようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の冷凍装置の凝縮圧力制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100447509C (zh) * 2006-02-20 2008-12-31 海尔集团公司 冷凝压力控制方法
JP2010078265A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Sanyo Electric Co Ltd 冷却システム
KR102240147B1 (ko) * 2019-11-27 2021-04-14 한국생산기술연구원 부하 가변형 초소형 히트펌프 냉난방 장치 및 이의 제어방법

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