JP2004243327A - 真空ダイカスト用金型のシール性確認方法 - Google Patents

真空ダイカスト用金型のシール性確認方法 Download PDF

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Abstract

【課題】金型を鋳造機にセットする前の段階で、可動型、固定型それぞれについて個別にシール性の確認を行うことができる真空ダイカスト用金型のシール性確認方法の提供。
【解決手段】真空ダイカスト用金型を構成する可動型10の内部には、押し出しピン16等を挿入するための複数の棒状部材挿入穴10a〜10dに連通する可動型内チャンバー12bが形成されている。可動型内チャンバー12bは、可動型10の外面の可動型開口部11aに連通する。金型を鋳造機にセットする前に、可動型開口部11aに小型真空タンク44を接続して、可動型内チャンバー12b内の真空度が予め定めた所定レベルに達しているかどうかを測定する可動型シール性確認工程を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可動型と固定型とからなる真空ダイカスト用金型のシール性確認方法であって、特に、該可動型には押し出しピンや冷却パイプ等が設けられ、該固定型にはスリーブ等が設けられる真空ダイカスト用金型のシール性確認方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
真空ダイカスト用金型としては、可動型と固定型とを備え、可動型は可動ホルダ及び可動ダイスを有し、固定型は固定ホルダ及び固定ダイスを有し、可動ダイスと固定ダイスとによってキャビティが形成されるタイプが従来より知られている。
【0003】
図5に示されるように、従来の真空ダイカスト用金型101は、可動型110と固定型120とを備えており、可動型110は可動ホルダ111と可動ダイス112とを備える。また、固定型120は固定ホルダ121と固定ダイス122とを備える。鋳造時に可動型110と固定型120とを図示せぬ鋳造機にセットして型閉めを行ったときに、可動ダイス112と固定ダイス122とによりキャビティ101aが形成される。
【0004】
可動型110には、棒状をした複数の可動型棒状部材挿入穴110a〜110dが形成されている。可動型棒状部材挿入穴110a〜110dは、可動型110の外面に開口し可動ホルダ111を貫通する。これら可動型棒状部材挿入穴110a〜110dには、可動ダイス112と可動ホルダ111との接合面で行き止まりになっている可動型棒状部材挿入穴110aもあれば、可動ダイス112の内部まで延びて可動ダイス112の内部において行き止まりになっている可動型棒状部材挿入穴110b、110cもあり、また、可動ダイス112を貫通する可動型棒状部材挿入穴110dもある。
【0005】
可動ダイス112と可動ホルダ111との接合面で行き止まりになっている可動型棒状部材挿入穴110aは、接合された状態の可動ダイス112と可動ホルダ111とを互いに分離させるためのいわゆるたたき出し穴であり、プラグ113(図6)が挿入される。可動ダイス112の内部において行き止まりになっている可動型棒状部材挿入穴110b、110cには、可動ダイス112を可動ホルダ111に締付けて固定するための締め付けボルト115や、鋳造時に可動ダイス112を冷却するための冷却パイプ114が挿入される。可動ダイス112を貫通する可動型棒状部材挿入穴110dには、押し出しピン116が挿入される。
【0006】
固定型120にはスリーブ保持孔120aが形成されており、スリーブ保持孔120aは固定型120の外面に開口する。スリーブ保持孔120a内には略中空円筒形状をしたスリーブ123が設けられており、スリーブ123内にはプランジャチップ124がスリーブ123の内周面に対して摺動可能に設けられている。なお、図5、図6には図示していないが、固定型120にも、可動型110と同様に図示せぬ冷却パイプ、締め付けボルト、プラグがそれぞれ挿入される図示せぬ固定型棒状部材挿入穴が形成されている。
【0007】
鋳造時に可動型110と固定型120とが鋳造機にセットされたときに、可動型110と固定型120とが互い対向する型分割面(PL面)101Aの一部であって固定型120の側には、凹部120Aが形成されており、凹部120Aには、キャビティ101a内のエアーを排気するための通路をなす真空バルブ130が、凹部120Aを埋めるようにしてはめ込まれている。真空バルブ130の外形は凹部120Aと略同一形状をしており、真空バルブ130が凹部120Aにはめ込まれることにより、真空バルブ130の一部であって可動型110に対向する面130Aは、型分割面101Aと面一となり型分割面101Aの一部をなす。
【0008】
真空バルブ130は、バルブ部131と本体部132とピストン133とを備えており、ピストン133が駆動されることによってバルブ部131は、本体部132内に形成された流路132aを開閉可能に構成されている。本体部132内に形成された流路132aは、一端がキャビティ101aに連通し、他端が真空ダイカスト用金型101の外面に開口する。
【0009】
鋳造時にキャビティ101a内が真空とされると、図5の矢印で示される位置から、金型101外部の空気がキャビティ101a内に流入する。このため、図6に示されるように可動ホルダ111内部に位置する押し出しピン116、締め付けボルト115、冷却パイプ114、及びプラグ113と、可動型棒状部材挿入穴110a〜110dとの間に、可動型シール部材117がそれぞれ配設される。また、可動ホルダ111と可動ダイス112との接合面にも可動型シール部材117が配設される。
【0010】
同様に、固定ホルダ121内部に位置する図示せぬ締め付けボルト、冷却パイプ、及び棒状部材と、固定型棒状部材挿入穴との間には、図示せぬ固定型シール部材がそれぞれ配設される。また、固定ホルダ121と固定ダイス122との接合面にも図示せぬ固定型シール部材が配設される。また、固定ホルダ121内部に位置するスリーブ保持孔120aとスリーブ123との間には、固定型シール部材125が配設される。また、スリーブ123とプランジャチップ124との間には、シール部材126が配設される。
【0011】
また、真空バルブ130の面130Aと可動ホルダ111との間にもシール部材126が配設される。また、互いに対向し当接する可動型110と固定型120との型分割面101Aとの間にも、シール部材126が配設される。
【0012】
真空ダイカスト用金型のシール性確認方法では、先ず、可動型シール部材117、固定型シール部材125が配設された可動型110と固定型120とを、図示せぬ鋳造機にセットして、金型101を閉じる。次に、真空計測センサ151の接続された真空ダイカスト用真空タンク152を、管部材153及びバルブ154を介して真空バルブ130に接続し、キャビティ101a内の真空排気を行う。このとき、真空計測センサ151によって真空度を測定し、この時点で初めて、可動型シール部材117、固定型シール部材125によるシールの良否を確認することができる。シール不良の状態のまま真空ダイカストを行うと、でき上がる製品の品質が低下する。このため、シール不良が見つかると、シール不良個所のシール部材117、125の配設をやり直すことにより補修し、シール不良を解消する必要がある。以上のような、真空ダイカスト用金型のシール性確認方法に関する一般的技術水準を示す先行技術文献は、特に見つからない。真空ダイカスト用金型のシールに関する一般的技術水準を示す先行技術文献としては、例えば、特許第2500863号公報が挙げられる。
【0013】
【特許文献1】
特許第2500863号公報(図1、図4、図5)
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
シール部材117、125、126によるシール箇所には、鋳造機に金型101をセットしたままの状態で、容易にシール部材117、125、126の補修ができる箇所とできない箇所とがある。即ち、固定型120と可動型110とが対向当接する型分割面101Aのシール部材126や、スリーブ123とプランジャチップ124との間のシール部材126については、シール性の確認が容易であり、また、シール不良が生じていた場合に、シール部材126の補修が容易である。しかし、これら以外の箇所では、鋳造機に金型101をセットしたままの状態では、シール部材117、125の補修をすることはできない。
【0015】
従って、シール不良がこれら型分割面101Aやスリーブ123とプランジャチップ124との間以外の箇所で生じている場合には、当該部分のシール部材117、125の配設の補修を行うために、鋳造機からの金型101の取外しや金型バラシを行い、真空ダイカストを行う工場とは別の、真空ダイカスト用金型101を製造した金型工場へ返品し、多数あるシール部材117、125の点検を一つ一つ行う必要があった。更に、シールのやり直しを終えた金型101を、再び真空ダイカストを行う工場へ運んでゆき、鋳造機にセットしなければならなかった。このため、真空ダイカストを行う前の段階における作業のロスが大きかった。
【0016】
そこで、本発明は、金型を鋳造機にセットし型閉めを行う前の段階で、可動型、固定型それぞれについて個別にシール性の確認を行うことができる真空ダイカスト用金型のシール性確認方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、可動型棒状部材13〜16を備える可動型10と固定型棒状部材27〜29を備える固定型20とで構成される真空ダイカスト用金型1を鋳造機にセットする工程の前に、該可動型棒状部材13〜16の外周囲には可動型シール部材17が配設され、該可動型棒状部材13〜16の該外周囲を囲むように該可動型10の内部に形成された可動型内チャンバー12bに連通する可動型開口部11aに第1真空装置44を接続し、真空度が予め定めた所定レベルに達しているかどうかを該可動型10について測定する可動型シール性確認工程と、該固定型棒状部材27〜29の外周囲には固定型シール部材25が配設され、該固定型棒状部材27〜29の該外周囲を囲むように該固定型20の内部に形成された固定型内チャンバー22bに連通する固定型開口部21aに該第1真空装置44又は第2真空装置を接続し、真空度が予め定めた所定レベルに達しているかどうかを該固定型20について測定する固定型シール性確認工程とを行う真空ダイカスト用金型のシール性確認方法を提供している。
【0018】
ここで、該固定型20はスリーブ23を備え、該スリーブ23の外周囲には固定型シール部材25が配設され、該固定型内チャンバー22bは、該スリーブ23の該外周囲を囲むように形成されていることが好ましい。
【0019】
また、該可動型シール性確認工程において該可動型内チャンバー12b内の真空度が所定レベルに達していない場合には、エアー供給手段46によって該可動型開口部11aから該可動型内チャンバー12bへエアーを供給することにより該可動型シール部材17によるシールが十分でない箇所を特定し、該固定型シール性確認工程において該固定型内チャンバー22b内の真空度が所定レベルに達していない場合には、エアー供給手段46によって該固定型開口部21aから該固定型内チャンバー22bへエアーを供給することにより該固定型シール部材25によるシールが十分でない箇所を特定するブロー工程を行うことが好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態による真空ダイカスト用金型のシール性確認方法について説明する。先ず、真空ダイカスト用金型について図1乃至図4に基づき説明する。真空ダイカスト用金型1(図4)は、図1に示されるような可動型10と、図3に示されるような固定型20とを備える。これらは、図示せぬ鋳造機にセットされて、図4に示されるように可動型10と固定型20とが対向配置されて型閉めが行われ、真空ダイカスト用金型1が構成される。可動型10は、図1に示されるように、可動ホルダ11と可動ダイス12とを備え、これらは互いに接合されている。また、固定型20は、図3に示されるように、固定ホルダ21と固定ダイス22とを備え、これらは互いに接合されている。型閉めが行われたときに、可動ダイス12と固定ダイス22とによりキャビティ1a(図4)が形成される。
【0021】
図1に示されるように可動型10には、棒状をした複数の可動型棒状部材挿入穴10a〜10dが形成されている。可動型棒状部材挿入穴10a〜10dは、それぞれ可動型10の外面に開口し、可動ホルダ11を貫通する。そして、可動ダイス12と可動ホルダ11との接合面で行き止まりになっている可動型棒状部材挿入穴10aもあれば、可動ダイス12の内部まで延びて可動ダイス12の内部において行き止まりになっている可動型棒状部材挿入穴10b、10cもあり、また、可動ダイス12を貫通する可動型棒状部材挿入穴10dもある。
【0022】
可動ダイス12と可動ホルダ11との接合面で行き止まりになっている可動型棒状部材挿入穴10aは、接合された状態の可動ダイス12と可動ホルダ11とを互いに分離させるためのいわゆるたたき出し穴であり、プラグ13が挿入される。可動ダイス12の内部において行き止まりになっている可動型棒状部材挿入穴10b、10cには、可動ダイス12を可動ホルダ11に締付けて固定するための締め付けボルト15や、鋳造時に可動ダイス12を冷却するための冷却パイプ14が挿入される。可動ダイス12を貫通する可動型棒状部材挿入穴10dには、押し出しピン16が挿入される。ここで、プラグ13、冷却パイプ14、締め付けボルト15、押し出しピン16は、棒状部材に相当する。
【0023】
可動ホルダ11と接合される可動ダイス12の接合面12Aには、図2に示されるように可動型補助真空溝12aが形成されており、この可動型補助真空溝12aによって、可動ホルダ11と可動ダイス12との接合面には可動型内チャンバー12b(図1、図4)が画成されている。可動型内チャンバー12bは各可動型棒状部材挿入穴10a〜10dに連通する。また、可動型内チャンバー12bの一端12cは、可動型10の外面に形成された可動型開口部11aに連通する。
【0024】
図3に示されるように、固定型20にはスリーブ保持孔20aが形成されており、スリーブ保持孔20aは固定型20の外面に開口する。スリーブ保持孔20a内には略中空円筒形状をしたスリーブ23が設けられており、スリーブ23内にはプランジャチップ24がスリーブ23の内周面に対して摺動可能に設けられている。
【0025】
また、固定型20には、棒状をした複数の固定型棒状部材挿入穴20b〜20dが形成されている。固定型棒状部材挿入穴20b〜20dは、それぞれ固定型20の外面に開口し、固定ホルダ21を貫通する。そして、固定ダイス22と固定ホルダ21との接合面で行き止まりになっている固定型棒状部材挿入穴20bもあれば、固定ダイス22の内部まで延びて固定ダイス22の内部において行き止まりになっている固定型棒状部材挿入穴20c、20dもある。
【0026】
固定ダイス22と固定ホルダ21との接合面で行き止まりになっている固定型棒状部材挿入穴20bは、接合された状態の固定ダイス22と固定ホルダ21とを互いに分離させるためのいわゆるたたき出し穴であり、プラグ27が挿入される。固定ダイス22の内部において行き止まりになっている固定型棒状部材挿入穴20c、20dには、固定ダイス22を固定ホルダ21に締付けて固定するための締め付けボルト28や、鋳造時に固定ダイス22を冷却するための冷却パイプ29が挿入される。なお、固定型20には、可動型10に設けられている押し出しピン16に相当する部材は設けられておらず、これに伴い固定型20には、可動型棒状部材挿入穴10dに相当する固定型棒状部材挿入穴は形成されていない。ここで、プラグ27、冷却パイプ29、締め付けボルト28は棒状部材に相当する。
【0027】
固定ホルダ21と接合される固定ダイス22の接合面22Aには、図3に示されるように固定型補助真空溝22aが形成されており、この固定型補助真空溝22aによって、固定ホルダ21と固定ダイス22との接合面には固定型内チャンバー22bが画成されている。固定型内チャンバー22bは、スリーブ保持孔20aと固定型棒状部材挿入穴20b〜20dとに連通する。また、固定型内チャンバー22bは、固定型20の外面に形成された固定型開口部21aに連通する。
【0028】
鋳造時に可動型10と固定型20とが鋳造機にセットされたときに、可動型10と固定型20とが互い対向する型分割面(PL面)1Aの一部であって固定型20の側には、凹部20A(図4)が形成されている。凹部20Aには、キャビティ1a内のエアーを排気するための通路をなす真空バルブ30が、板状をした真空バルブ受板34とともに凹部20Aを埋めるようにしてはめ込まれている。真空バルブ受板34と真空バルブ30とが凹部20Aにはめ込まれることにより、真空バルブ30の一部であって可動型10に対向する面30Aは、型分割面1Aと面一となり、型分割面1Aの一部をなす。
【0029】
真空バルブ受板34は、表面、裏面ともに凹凸のない平面をなし、真空バルブ30の本体部32と同程度の硬度を有する。真空バルブ30の本体部32の裏面には、図示せぬ溶湯感知センサの配線が配設される図示せぬ凹部が形成されている。真空バルブ受板34は、真空バルブ30と凹部20Aとによって挟まれており、真空バルブ30を構成する本体部32が、固定ホルダ21に直接当接することを防止する。真空バルブ受板34が設けられておらず、真空バルブ30の本体部32の裏面が直接固定ホルダ21に当接する場合には、本体部32の方が固定ホルダ21よりもはるかに硬く、また、真空バルブ30の本体部32の裏面に凹部が形成されているため、型締めや鋳造を行っているうちに、型締力や溶湯圧が影響して本体部32に当接する固定ホルダ21の部分にへたりが生じる。すると、型分割面1Aの一部をなす真空バルブ30の面30Aにバリが生じる。しかし、裏面が凹凸のない平面の真空バルブ受板34が設けられている場合には、固定ホルダ21の部分にへたりが生じるのを防止することができるため、バリの発生を防止することができる。真空バルブ受板34自体がへたってしまった場合には、真空バルブ受板34を交換すればよい。
【0030】
真空バルブ30は、バルブ部31と本体部32とピストン33とを備えており、ピストン33が駆動されることによって、バルブ部31は本体部32内に形成された流路32aを開閉可能に構成されている。本体部32内に形成された流路32aは、一端がキャビティ1aに連通し、他端が真空ダイカスト用金型1の外面に開口する。
【0031】
次に、真空ダイカスト用金型のシール性確認方法について説明する。先ず、シール性確認方法を行う前に、予め、可動型シール部材を所定の位置に配設する。図1に示されるように、可動型シール部材17は、可動ホルダ11内部に位置するプラグ13、冷却パイプ14、締め付けボルト15、及び押し出しピン16と、可動型棒状部材挿入穴10a〜10dとの間の位置にそれぞれ配設される。また、可動ホルダ11と可動ダイス12との接合面にも可動型シール部材17が配設される。また、可動ダイス12内部に位置している冷却パイプ14と可動型棒状部材挿入穴10cとの間にも配設される。
【0032】
また、押し出しピン16が挿入される可動型棒状部材挿入穴10dは、可動ダイス12を貫通するため、可動型棒状部材挿入穴10dが可動ダイス12の型分割面に開口する開口部には液状シール18を塗布し、所定の時間経過後に、液状シール18が固化して当該開口部をシールするようにする。
【0033】
固定型20についても同様に、予め、固定型シール部材25を配設する。図3に示されるように固定型シール部材25は、固定ホルダ21内部に位置するスリーブ保持孔20aとスリーブ23との間に配設される。また、固定ホルダ21内部に位置する棒状部材27、冷却パイプ29、及び締め付けボルト28と、固定型棒状部材挿入穴20b〜20dとの間の位置にそれぞれ配設される。また、固定ホルダ21と固定ダイス22との接合面にも固定型シール部材25が配設される。また、固定ダイス22内部に位置している冷却パイプ29と固定型棒状部材挿入穴20dとの間にも配設される。
【0034】
真空ダイカスト用金型のシール性確認方法では、可動型シール性確認工程と固定型シール性確認工程とを行い、更に、必要に応じてブロー工程を行う。可動型シール性確認工程と固定型シール性確認工程とは、どちらを先に行ってもよい。ブロー工程は、可動型シール性確認工程、または固定型シール性確認工程を行った後に行う。可動型シール性確認工程と固定型シール性確認工程とブロー工程とは、金型工場において行われる。ブロー工程を行った後に、真空ダイカストを行う工場において真空ダイカスト用金型1を図示せぬ鋳造機にセットし、真空ダイカストに用いられる真空ダイカスト用真空タンク52(図4)によりキャビティ1a内の真空度を測定する工程を行い、これに引続いて真空ダイカストが行われる。
【0035】
可動型シール性確認工程では、先ず図1に示されるように、管部材41及び第1バルブ42を介して可動型開口部11aに、真空センサ43を備えたシール性確認用の第1真空タンク44を接続し、第1真空タンク44を真空保持する。なお、可動型開口部11aに接続された管部材41は、図1に示されるように途中で分岐しており、第2バルブ45を介して圧縮エアー供給装置46に接続されている。圧縮エアー供給装置46は、後述のブロー工程で用いられる。また、第1真空タンク44としては、真空ダイカスト用真空タンク52よりも小型で安価な真空タンクが用いられる。
【0036】
次に、第1バルブ42を一定時間開放し、真空センサ43で可動型内チャンバー12bの真空度が下がってくる様子を観察する。真空度の下がる速度が急激である場合には、シール性不良と判断する。真空度が下がらずに予め定めた所定レベルに達している場合、又は、真空度は下がるが、下がる速度が所定の速度よりも遅く、予め定めた所定レベルに達している場合には、シール性は良であると判断する。以上が可動型シール性確認工程で行われる内容である。ここで、可動型内チャンバー12bの容積は小さいため、この内部を真空にするためにコンパクトで安価な第1真空タンク44を用いることができる。第1真空タンク44は第1真空装置に相当する。圧縮エアー供給装置46はエアー供給手段に相当する。
【0037】
また固定型シール性確認工程では、可動型シール性確認工程と同様に、図3に示されるように、管部材41及び第1バルブ42を介して固定型開口部21aに、真空センサ43を備えたシール性確認用の第1真空タンク44を接続し、第1真空タンク44を真空保持する。なお、管部材41、第1バルブ42、第1真空タンク44、第2バルブ45、及び圧縮エアー供給装置46は、可動型シール性確認工程で用いたものをそのまま用いる。
【0038】
次に、第1バルブ42を一定時間開放し、真空センサ43で固定型内チャンバー22bの真空度が下がってくる様子を観察する。真空度の下がる速度が急激である場合には、シール性不良と判断する。真空度が下がらずに予め定めた所定レベルに達している場合、又は、真空度は下がるが、下がる速度が所定の速度よりも遅く、予め定めた所定レベルに達している場合には、シール性は良であると判断する。以上が固定型シール性確認工程で行われる内容である。
【0039】
可動型シール性確認工程において可動型内チャンバー12b内の真空度が所定レベルに達していないと判断した場合には、次にブロー工程を行う。従って、所定レベルに達している場合には、ブロー工程は行わない。ブロー工程では、さきほど開放していた第1バルブ42を閉じ、第2バルブ45を開放し、圧縮エアー供給装置46によって可動型開口部11aから可動型内チャンバー12bへエアーを供給する。すると、シール不良が生じている可動型シール部材17の箇所からエアーが吹出し、シール不良個所の特定を容易に行うことができる。真空ダイカスト用金型1が大きい場合には、配設される可動型シール部材17の個数が多いのであるが、このような場合であっても、容易にシール不良個所の特定を行うことができ、シール不良個所を探す時間を大幅に削減することができる。
【0040】
固定型シール性確認工程において固定型内チャンバー22b内の真空度が所定レベルに達していないと判断した場合にも、可動型10の場合と同様に、圧縮エアー供給装置46によって固定型開口部21aから固定型内チャンバー22bへエアーを供給してブロー工程を行い、シール不良個所を特定する。
【0041】
以上の可動型シール性確認工程、固定型シール性確認工程、及び必要に応じて行われるブロー工程を経た後に、シール不良の生じていたシール部材17、25を配設し直して補修し、可動型10、固定型20共にシール性を良好の状態とし、金型工場から真空ダイカストを行う工場へと可動型10及び固定型20を搬送する。そして、真空ダイカストを行う工場において、可動型10と固定型20とが互いに対向当接する型分割面1A(図4)にシール部材26を配設し、また、プランジャチップ24とスリーブ23との間にシール部材26を配設してシールを行う。同様に、真空バルブ30の面30Aと可動ホルダ11との間にも、シール部材26を配設してシールを行う。そして、可動型10と固定型20とを図示せぬ鋳造機にセットして金型1を閉じる。
【0042】
次に、真空計測センサ51の接続された真空ダイカスト用真空タンク52を、管部材53及びバルブ54を介して真空バルブ30に接続し、キャビティ1a内の真空排気を行い、シール性が良好であることの確認をする。ここで、真空度に問題がある場合には、可動型10と固定型20とが接合される型分割面1Aの位置のシール性と、プランジャチップ24とスリーブ23との間の位置のシール性と、真空バルブ30と可動ホルダ11との間の位置のシール性について確認をすればよい。既に金型工場において、可動型10、固定型20それぞれについて個別にシール性の確認が行われているため、他の部分についてのシール性は問題ないと推測可能だからである。また、これら3つの位置のうちのいずれかにおいてシール不良が生じていたとしても、金型1を開いてシール部材26の配設をし直すことによって、シール不良を容易に解消することができる。以上の工程により、真空ダイカスト用金型のシール性確認方法が行われる。この後、即ち、シール性が良好であることの確認をした後、真空ダイカストが行われる。
【0043】
従って、一旦真空ダイカストを行う工場で金型1を閉めた後に再び金型バラシを行い、真空ダイカスト用金型1を金型工場へ返品してシール不良を補修する、といった時間、労力、及び費用のロスの大きい作業を行わずに、シール性の確認を行うことができる。
【0044】
本発明による真空ダイカスト用金型のシール性確認方法は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、本実施の形態における可動型シール性確認工程、固定型シール性確認工程では、可動型内チャンバー12b、固定型内チャンバー22bの真空度の下がる速度が急激である場合にはシール不良であり、予め定めた所定レベルに達している場合には、シール性は良であると判断した。
【0045】
しかし、同一形状の可動型、固定型のシール性を確認する場合、又は、可動型、固定型が同一形状でなくても型構成が類似する可動型、固定型のシール性を確認する場合には、予めシール良と判断された可動型、固定型についての真空度の下がる様子をグラフに記録して基準のグラフとし、他の可動型、固定型についての真空度の下がる様子のグラフを基準のグラフと比較して、シール性の良否を確認してもよい。
【0046】
また、このようにしてシール性の良否を確認する場合には、可動型シール性確認工程において、液状シール18によるシールを行わなくてもよい。可動型内チャンバー内の真空度の変化のグラフの曲線を見てシール性の良否を判断できるため、液状シール18によってシールをしないことにより可動型内チャンバー12b内に空気が流入しても、シール性の判断の障害にはならないからである。
【0047】
また、本実施の形態による真空ダイカスト用金型のシール性確認方法における固定型シール性確認工程では、可動型シール性確認工程で用いた管部材41、第1バルブ42、真空センサ43、第1真空タンク44、第2バルブ45、及び圧縮エアー供給装置46をそのまま用いたが、可動型シール性確認工程と固定型シール性確認工程とを同時に行う必要がある場合や、同一の第1真空タンク等を可動型シール性確認工程と固定型シール性確認工程との両方に使いたくない場合には、可動型シール性確認工程で用いた第1真空タンクとは別の、第2真空装置に相当する第2真空タンクを用い、また、可動型シール性確認工程で用いたものとは別の、管部材、第3バルブ、第4バルブ、真空センサ、及び圧縮エアー供給装置を用いてもよい。
【0048】
また、ブロー工程を行った後に鋳造機にセットし、真空ダイカストに用いられる真空ダイカスト用真空タンク52によりキャビティ1a内の真空度を測定する工程を行い、これに引続いて真空ダイカストが行ったが、このようにせずに、ブロー工程を行った後に鋳造機にセットし、これに引続いて真空ダイカストを行うようにしてもよい。
【0049】
また、固定型内チャンバー22bは、固定型棒状部材挿入穴20b〜20d及びスリーブ保持孔20aに連通していたが、スリーブ保持孔20aには連通していなくてもよい。
【0050】
【発明の効果】
請求項1、2記載の真空ダイカスト用金型のシール性確認方法によれば、可動型と固定型とを鋳造機にセットする前に、可動型シール性確認工程と固定型シール性確認工程とを行うようにしたため、可動型、固定型それぞれ個別にシール性の確認を行うことができる。このため、可動型と固定型とを鋳造機にセットした後に、再び金型バラシを行ってシール不良を補修する、といった時間、労力、及び費用のロスの大きい作業を行わずに、効率よくシール性の確認を行うことができる。
【0051】
また、真空ダイカスト用金型を鋳造機にセットし、金型を閉じてシール性の確認を行ったときにシール不良が確認されたとしても、シール不良が生じている箇所は、真空ダイカスト用金型を鋳造機から取り外さずに補修できる所定の箇所のみであるため、シール不良個所の確認修理工数を大幅に削減することができる。
【0052】
請求項3記載の真空ダイカスト用金型のシール性確認方法によれば、可動型シール性確認工程、固定型シール性確認工程において可動型内チャンバー内の真空度、固定型内チャンバー内の真空度が所定レベルに達していない場合には、ブロー工程を行うようにしたため、金型内部の可動型シール部材、固定型シール部材が多数ある場合であっても、エアーの吹出している箇所を見つけることで、容易にシール不良個所を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による真空ダイカスト用金型のシール性確認方法が行われる可動型を示す断面図。
【図2】本実施の形態による真空ダイカスト用金型のシール性確認方法が行われる可動型の、可動ホルダに接合される可動ダイスの型分割面を示す要部側面図。
【図3】本実施の形態による真空ダイカスト用金型のシール性確認方法が行われる固定型を示す断面図。
【図4】本実施の形態による真空ダイカスト用金型のシール性確認方法が行われる可動型及び固定型が鋳造機にセットされた状態を示す断面図。
【図5】従来の真空ダイカスト用金型のシール性確認方法が行われる可動型及び固定型が鋳造機にセットされた状態を示す断面図。
【図6】従来の真空ダイカスト用金型のシール性確認方法が行われる可動型及び固定型にシール部材が配設されて鋳造機にセットされた状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 真空ダイカスト用金型1
1a キャビティ
10 可動型
10a〜10d 可動型棒状部材挿入穴
11 可動ホルダ
11a 可動型開口部
12 可動ダイス
12b 可動型内チャンバー
13 棒状部材
14 冷却パイプ
15 締め付けボルト
16 押し出しピン
17 可動型シール部材
20 固定型
20a スリーブ保持孔
20b〜20d 固定型棒状部材挿入穴
22b 固定型内チャンバー
21 固定ホルダ
21a 固定型開口部
22 固定ダイス
23 スリーブ
25 固定型シール部材
44 第1真空タンク
46 エアー供給手段

Claims (3)

  1. 可動型棒状部材を備える可動型と固定型棒状部材を備える固定型とで構成される真空ダイカスト用金型を鋳造機にセットする工程の前に、
    該可動型棒状部材の外周囲には可動型シール部材が配設され、該可動型棒状部材の該外周囲を囲むように該可動型の内部に形成された可動型内チャンバーに連通する可動型開口部に第1真空装置を接続し、真空度が予め定めた所定レベルに達しているかどうかを該可動型について測定する可動型シール性確認工程と、
    該固定型棒状部材の外周囲には固定型シール部材が配設され、該固定型棒状部材の該外周囲を囲むように該固定型の内部に形成された固定型内チャンバーに連通する固定型開口部に該第1真空装置又は第2真空装置を接続し、真空度が予め定めた所定レベルに達しているかどうかを該固定型について測定する固定型シール性確認工程とを行うことを特徴とする真空ダイカスト用金型のシール性確認方法。
  2. 該固定型はスリーブを備え、該スリーブの外周囲には固定型シール部材が配設され、該固定型内チャンバーは、該スリーブの該外周囲を囲むように形成されていることを特徴とする請求項1記載の真空ダイカスト用金型のシール性確認方法。
  3. 該可動型シール性確認工程において該可動型内チャンバー内の真空度が所定レベルに達していない場合には、エアー供給手段によって該可動型開口部から該可動型内チャンバーへエアーを供給することにより該可動型シール部材によるシールが十分でない箇所を特定し、該固定型シール性確認工程において該固定型内チャンバー内の真空度が所定レベルに達していない場合には、エアー供給手段によって該固定型開口部から該固定型内チャンバーへエアーを供給することにより該固定型シール部材によるシールが十分でない箇所を特定するブロー工程を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の真空ダイカスト用金型のシール性確認方法。
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