JP2007319864A - 鍛造用金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の鍛造用金型では、当該金型に別途設けられているエア抜き用の排気穴に生じるバリを抑制することはできない。エア抜き用の排気穴に外部からの圧縮空気を供給した場合でも、単に圧縮空気を供給しただけでは、バリ抑制はできたとしても、素材とキャビティとの間に溜まったエアが、該排気穴に逃げ込むことが阻害されて、エア溜まりの影響による欠肉を防止するといった本来の目的を達成できなくなる。
【解決手段】 荒地素材11を配置するキャビティ2aが形成されたダイス2と、該ダイス2のキャビティ2aに対向配置されるパンチ5とを備えた鍛造用金型1であって、前記ダイス2には、その一端がキャビティ2aに連通するエア抜き穴8が形成されており、該エア抜き穴8の他端は、金型外部に対して閉塞している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、素材を配置するキャビティが形成されたダイスと、該ダイスのキャビティに対向配置されるパンチとを備えた鍛造用金型であって、キャビティに連通するエア抜き用の穴の部分にバリが生じることを抑制可能な鍛造用金型の構成に関する。
従来から、熱間鍛造等の鍛造により素材を成形する鍛造用金型としては、例えば、図7に示すように、素材111を配置するキャビティ102aが形成されたダイス102と、該ダイス102のキャビティ102aに対向配置されるパンチ105とを備えた鍛造用金型101がある。
前記鍛造用金型101においては、素材111から製品を成形する場合、予め下型となるダイス102のキャビティ102a内に素材111を配置しておき、該素材111を上型となるパンチ105により上方から押圧することで成形していた。
このように、素材111をパンチ105により上方から押圧して該素材111を成形する場合、特に複雑な形状の製品を鍛造する場合には、そのままでは素材111とキャビティ102aとの間に生じたエア溜まりの影響により、成形された製品に欠肉が発生して不良品の発生確率が高くなるため、鍛造用金型101には、素材111とキャビティ102aとの間にエア溜まりが生じることを防止すべく、前記ダイス102にキャビティ102aと金型外部とを連通するエア抜き穴108が形成されている。
しかし、前述のごとくダイス102にエア抜き穴108を形成した場合、特にエア抜き穴108のキャビティ102aに開口している部分の径が大きいと、図8に示すように、その開口している部分に素材111の肉が入り込んで、素材111を成形してできた製品にバリ111aが発生してしまうことがある。
このように、製品にバリ111aが発生すると、製品を取り出すノックアウト時にバリ111aが折れてエア抜き穴108内に残り、次の素材11の成形時に成形不良発生の原因となったり、バリ111aの発生した製品が後の工程で処理される際に、当該工程の金型に傷が付いたりする等の不具合が生じる。
また、金型の素材111を成形する部分となるキャビティが複数の部材にて構成されており、これら複数の部材間に隙間が存在すると、成形された製品における、その隙間部分に相当する部分にバリが生じることがある。
例えば、特許文献1に示すように、下型がアウターパンチとインナーパンチとで構成されている場合、該アウターパンチとインナーパンチとの隙間部分にバリが生じることがある。
そこで、特許文献1に示す技術では、下型を構成するアウターパンチとインナーパンチとの隙間に、金型外部に設置された圧縮空気源からの圧縮空気を供給して、このアウターパンチとインナーパンチとの隙間に材料が入り込むことを抑制している。
特許第2780386号公報
確かに、前述の特許文献1に示す金型のように、アウターパンチとインナーパンチとの隙間に金型外部からの圧縮空気を供給することで、その隙間に材料が入り込むことを抑制することができるが、圧縮空気が供給されるのはアウターパンチとインナーパンチとの隙間であって、当該金型に別途設けられているエア抜き用の排気穴に生じるバリを抑制することはできない。
仮にエア抜き用の排気穴に外部からの圧縮空気を供給した場合でも、単に圧縮空気を供給しただけでは、バリ抑制はできたとしても、圧縮空気が排気穴に供給されることにより、素材とキャビティとの間に溜まったエアが、該排気穴に逃げ込むことが阻害されて、エア溜まりの影響による欠肉を防止するといった本来の目的を達成できなくなる。
そこで本発明においては、エア溜まりの影響による欠肉を防止しつつ、バリの発生を抑制することができる鍛造用金型を提供するものである。
上記課題を解決する鍛造用金型は、以下の特徴を有する。
即ち、請求項1記載のごとく、素材を配置するキャビティが形成されたダイスと、該ダイスのキャビティに対向配置されるパンチとを備えた鍛造用金型であって、前記ダイスには、その一端がキャビティに連通するエア抜き穴が形成されており、該エア抜き穴の他端は、金型外部に対して閉塞している。
このように構成することで、キャビティの内周面と素材との間のエア溜まりのエアをエア抜き穴へ封入させることができるため、該エア溜まりの影響により、素材を成形してできた製品に欠肉が発生することを防止できる。
また、エア抜き穴を金型外部に対して閉塞していることにより、素材にかかる成形面圧と、エア抜き穴内の圧力とが釣り合うように構成することができ、成形面圧がかかってエア抜き穴内へ入り込もうとする素材を、エア抜き穴内のエアの圧力により押し戻して、該素材がエア抜き穴内に入り込むことを防止でき、素材を成形してできた製品にバリが発生することを抑制できる。
これにより、荒地素材を成形してできた製品に、鍛造用金型のキャビティの形状を忠実に転写させることができて、製品の品質向上を図ることができる。
また、請求項2記載のごとく、前記エア抜き穴の体積は、鍛造時に前記キャビティにおけるエア抜き穴の開口部分にかかる成形面圧と、鍛造時に該エア抜き穴に封入されるエアの体積とに基づいて決定される。
これにより、エア抜き穴のキャビティへの開口部分に位置する素材に、適切な圧力を付与することができ、素材を成形してできた製品に対するバリ発生および欠肉の発生を適切に抑制することができる。
また、請求項3記載のごとく、前記ダイスには、該ダイスの外周を覆うホルダーが嵌装されており、前記エア抜き穴の他端はダイスの外周面に開口されるとともに、前記ホルダーの内周面により閉塞されている。
これにより、これにより、マシニングセンター加工等により、エア抜き穴の他端をエア溜まり部となる所定の体積を有する空間として、容易に加工することが可能となる。
また、請求項4記載のごとく、前記エア抜き穴は、前記ダイスの外周側に形成されるエア溜まり部と、該エア溜まり部とキャビティとの間に形成されるエア通路部とで構成される。
これにより、エア通路部のキャビティへの開口面積を小さくして、素材の該開口部への食い込みを抑制することができ、バリ発生を抑制する効果を向上させることができる。
また、エア抜き穴の体積の調整を、ダイスの外周側に配置されるエア溜まり部の空間の大きさを調節することで行うことができるため、エア抜き穴の体積調整が容易となる。
本発明によれば、エア溜まりの影響により、素材を成形してできた製品に欠肉が発生することを防止できるとともに、素材がエア抜き穴内に入り込むことを防止して素材を成形してできた製品にバリが発生することを抑制できる。
これにより、荒地素材を成形してできた製品に、鍛造用金型のキャビティの形状を忠実に転写させることができて、製品の品質向上を図ることができる。
次に、本発明を実施するための形態を、添付の図面を用いて説明する。
図1に示すように、鍛造用金型1は、例えば、荒地鍛造が行われた荒地素材11に対して熱間鍛造により仕上げ鍛造を行う金型であり、荒地素材11を配置するキャビティ2aが形成されたダイス2と、該ダイス2のキャビティ2aに対向配置されるパンチ5と、ダイス2におけるキャビティ2aの下方に配置されるノックアウトピン6とを備えている。
また、前記ダイス2の外周部にはホルダー3が圧入されており、圧入したホルダー3により、鍛造時におけるダイス2の応力振幅抑制を図っている。
前記ダイス2には、その一端がキャビティ2aに連通するエア抜き穴8が形成されている。該エア抜き穴8は、キャビティ2a側に配置され、細管に形成されるエア通路部8aと、ダイス2の外周側に形成されるエア溜まり部8bとで構成されており、該エア通路部8aとエア溜まり部8bとは接続されている。また、前記エア通路部8aの一端は、キャビティ2aの下部に開口している。
図2に示すように、前記エア溜まり部8bは、ホルダー3が圧入される前のダイス2の外周面を刻設加工して形成されており、所定の体積を有する空間となっている。
そして、エア溜まり部8bが形成されたダイス2の外周部にホルダー3を圧入することで、該エア溜まり部8bのダイス2外周面における開口部をホルダー3の内周面にて密閉して、エア溜まり部8bが金型外部に対して閉塞するようにしている。
このように、エア溜まり部8bを、ダイス2の外周面に1面が開口した状態の空間を形成した後に、その空間の開口部をホルダー3にて密閉することで構成している。
これにより、マシニングセンター加工等により、エア抜き穴8の他端に、エア溜まり部8bとなる所定の体積を有する空間を、容易に加工することが可能となっている。
前述のごとく構成される鍛造用金型1においては、該鍛造用金型1での加工素材となる荒地素材11を下型となるダイス2のキャビティ2a内に設置し、キャビティ2a内に設置した荒地素材11を上型となるパンチ5により上方から押圧することで該荒地素材11の成形を行うが、図3に示すように、荒地素材11をキャビティ2a内に設置する際には、ダイス2に形成されるキャビティ2aの内周面と荒地素材11との間にエアが封入されてエア溜まり20が生じる。
図4に示すように、前記エア溜まり20ができた状態で、キャビティ2a内の荒地素材11を下方へ押し込むと、エア溜まり20に存在するエアが前記エア抜き穴8内へ侵入することとなり、エア抜き穴8へ侵入したエアは、エア通路部8aを通じてエア溜まり部8bへ到達する。
該エア溜まり部8bはホルダー3により密閉されているので、エア溜まり部8bへ到達したエアは該エア溜まり部8bへ溜まる。
エア溜まり20のエアは荒地素材11がキャビティ2a内に押し込まれることによって圧縮されエア抜き穴8へ侵入し、該エア抜き穴8では、エア溜まり20からのエアが侵入することによって、該エア抜き穴8内の圧力が上昇する。
その後、図5に示すように、荒地素材11がパンチ5に押圧されて成形される時点では、エア溜まり20に存在していたエアは全てエア抜き穴8内に封入される。
また、荒地素材11の鍛造時には、荒地素材11がキャビティ2aの内周面に圧着されて、該荒地素材11に成形面圧がかかるが、エア抜き穴8が開口している部分においては、封入されたエアにより上昇したエア抜き穴8内からの圧力が荒地素材11にかかることとなる。この場合、荒地素材11にかかる成形面圧と、前記エア抜き穴8内からの圧力とが釣り合うように構成されている。
このように、キャビティ2a内のエア抜き穴8の開口部分においては、鍛造時に、キャビティ2aの内周面と荒地素材11との間のエア溜まり20のエアが全てエア抜き穴8へ侵入するため、該エア溜まり20の影響により、荒地素材11を成形してできた製品に欠肉が発生することを防止できる。
また、エア抜き穴8を金型外部に対して閉塞させて、荒地素材11にかかる成形面圧と、エア抜き穴8内の圧力とが釣り合うように構成しているので、成形面圧がかかってエア抜き穴8内へ入り込もうとする荒地素材11が、エア抜き穴8内のエアの圧力により押し戻されるため、該荒地素材11がエア抜き穴8内に入り込むことを防止でき、荒地素材11を成形してできた製品にバリが発生することを抑制できる。
これにより、荒地素材11を成形してできた製品に、鍛造用金型1のキャビティ2aの形状を忠実に転写させることができ、製品の品質向上を図ることができる。
また、前記鍛造用金型1においては、荒地素材11にかかる成形面圧とエア抜き穴8内の圧力とが釣り合うように、エア抜き穴8の空間の体積が形成されているが、その体積は次のようにして決定される。
まず、鍛造時にエア抜き穴8の開口部分において荒地素材11にかかる成形面圧を、測定または算出して求める。この成形面圧は、例えば、CAE解析により算出して求めることができる。また、実際に鍛造用金型1を用いて鍛造時における成形面圧を測定することも可能である。
次に、成形加工を行う荒地素材11の形状やキャビティ2aの形状に基づいて、鍛造時に生じるエア溜まり20に存在するエアの体積を算出する。この場合、体積を算出したエアの圧力も求め、例えば大気圧におけるエアの体積を算出する。
ここで、ある気体の体積をV、圧力をPとした場合、温度が一定であれば体積Vと圧力Pとは、次の数式1の関係を有する。
Figure 2007319864
また、熱間鍛造を行う場合、例えば1500℃程度の一定温度の高温にて鍛造が行われる。
従って、エア溜まり20内のエアおよびエア抜き穴8に封入されたエアの温度は同じとなり、測定されたエア溜まり20のエア体積をV1、そのときのエアの圧力をP1とするとともに、ダイス2に形成されるエア抜き穴8の体積をV2、エア溜まり20のエアが封入されたエア抜き穴8の圧力をP2とした場合は、次の数式2の関係が成り立つ。
Figure 2007319864
この関係から、次の数式3が導かれる。
Figure 2007319864
そして、前述のごとく算出された成形面圧をPfとし、この成形面圧Pfと前記エア抜き穴8の圧力P2とが等しくなるような大きさに、エア抜き穴8の体積V2を設定する。
つまり、前述の数式3におけるP2をPfに置き換えた、次の数式4によりエア抜き穴8の体積V2を求める。
Figure 2007319864
このように、前記エア抜き穴8の体積V2を、鍛造時にキャビティ2aにおけるエア抜き穴8の開口部分にかかる成形面圧と、鍛造時にエア抜き穴8に封入されるエアの体積V1とに基づいて決定することにより、エア抜き穴8のキャビティ2aへの開口部分に位置する荒地素材11に、適切な圧力を付与することができ、荒地素材11を成形してできた製品に対するバリ発生および欠肉の発生を適切に抑制することができる。
なお、算出するエア抜き穴8の体積は、エア通路部8aの体積およびエア溜まり部8bの体積の両方を加えた値となるが、エア通路部8aの体積がエア溜まり部8bの体積に対して著しく小さく、該エア通路部8aの体積を無視してもエア溜まり20のエアが封入されたエア抜き穴8の圧力に影響を及ぼさない場合には、エア通路部8aの体積をそのままエア抜き穴8の体積として用いることもできる。
また、エア抜き穴8は、エア通路部8aとエア溜まり部8bとで構成されているので、エア溜まり部8bをエア溜まり20からのエアを貯留するための空間として用い、エア通路部8aをエア溜まり20からのエアをエア溜まり部8bへ導くための導管として用いることができる。
これにより、エア通路部8aのキャビティ2aへの開口面積を小さくして、荒地素材11の該開口部への食い込みを抑制することができ、バリ発生を抑制する効果を向上させることができる。
また、エア抜き穴8の体積の調整を、ダイス2の外周部に配置されるエア溜まり部8bの空間の大きさを調節することで行うことができるため、エア抜き穴8の体積調整が容易となる。
また、鍛造用金型1に形成するエア抜き穴8は、次のように構成することもできる。
つまり、図6に示すように、鍛造用金型1に、その一端がキャビティ2aに連通し、他端が金型外部に連通するエア抜き穴18を形成して、該エア抜き穴18の他端にエア供給用のホース19を接続することでも、製品への欠肉の発生およびバリ発生を抑制することができる。
エア抜き穴18は、ダイス2に形成される内側穴部18aとホルダー3に形成される外側穴部18bとで構成されており、該内側穴部18aと外側穴部18bとがダイス2とホルダー3との境界部で接続されている。
また、前記エア供給用のホース19は、外側穴部18bの外側端部に接続されている。
このように構成される鍛造用金型1においては、キャビティ2a内に荒地素材11をセットして前記エア溜まり20ができた状態で、キャビティ2a内の荒地素材11が下方へ押し込まれると、エア溜まり20に存在するエアが前記エア抜き穴18内へ吸収されることとなる。
その後、荒地素材11がパンチ5に押圧されて成形される時点になると、前記エア供給用のホース19からエア抜き穴18へ向けてエアを供給して、該エア抜き穴18内を加圧する。
この場合、エア抜き穴18へのエアの供給は、パンチ5の押圧により荒地素材11に成形面圧がかかるタイミングで行うとともに、エア抜き穴18の圧力が荒地素材11にかかる成形面圧と等しくなるように行う。
エア抜き穴18の圧力の調整は、例えばエア供給用のホース19の途中部にバルブを設けて、該バルブの開閉によりエア抜き穴18へ供給するエアの量を制御することで行う。
また、前記エア供給用のホース19は、例えば、鍛造用金型1が設置される工場内のエア配管に接続され、エア供給用のホース19から工場エアが供給されるようになっている。
このように、エア抜き穴18に、供給圧や供給タイミングを制御しながらエアを供給することでも、製品への欠肉の発生およびバリ発生を抑制することができる。
エア抜き穴が形成された鍛造用金型を示す側面断面図である。 ダイスおよびダイスに圧入されるホルダーを示す斜視図である。 荒地素材とキャビティとの間に生じるエア溜まりを示す正面断面図である。 エア溜まりが生じた状態で荒地素材がキャビティ内に押し込まれる際に、エアがエア抜き穴に侵入する様子を示す側面断面図である。 荒地素材が成形される時点で、荒地素材にかかる成形面圧と、エア抜き穴内からの圧力とが釣り合う様子を示す側面断面図である。 鍛造用金型に形成されたエア抜き穴の第2の実施形態を示す側面断面図である。 従来の鍛造用金型に形成されたエア抜き穴を示す側面断面図である。 従来の鍛造用金型により素材を鍛造してできた製品に生じたバリを示す側面図である。
符号の説明
1 鍛造用金型
2 ダイス
2a キャビティ
3 ホルダー
5 パンチ
8 エア抜き穴
8a エア通路部
8b エア溜まり部
11 荒地素材
20 エア溜まり

Claims (4)

  1. 素材を配置するキャビティが形成されたダイスと、該ダイスのキャビティに対向配置されるパンチとを備えた鍛造用金型であって、
    前記ダイスには、その一端がキャビティに連通するエア抜き穴が形成されており、
    該エア抜き穴の他端は、金型外部に対して閉塞している、
    ことを特徴とする鍛造用金型。
  2. 前記エア抜き穴の体積は、
    鍛造時に前記キャビティにおけるエア抜き穴の開口部分にかかる成形面圧と、鍛造時に該エア抜き穴に封入されるエアの体積とに基づいて決定される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の鍛造用金型。
  3. 前記ダイスには、該ダイスの外周を覆うホルダーが嵌装されており、
    前記エア抜き穴の他端はダイスの外周面に開口されるとともに、前記ホルダーの内周面により閉塞されている、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の鍛造用金型。
  4. 前記エア抜き穴は、
    前記ダイスの外周側に形成されるエア溜まり部と、該エア溜まり部とキャビティとの間に形成されるエア通路部とで構成される、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の鍛造用金型。


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