JP2004241858A - 通信端末装置 - Google Patents

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正勝 高橋
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秀行 小嶋
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Abstract

【課題】通知された発信元の名称と、通知された電話番号に対応して電話帳に登録されている名称の一方又は両方を識別容易に報知する。
【解決手段】通信制御部20の通知検出手段21が発信元から通知される電話番号及び/又は名称を検出し、名称のみが検出されるか電話番号も検出されたがその電話番号が電話帳登録部11に登録されていなかった場合には検出された名称を、登録されていた場合にはその電話番号と組にして登録されている名称又は検出された名称のいずれか一方を、名称報知部40の名称報知手段41が表示部6に表示させて報知するとともに、それが検出された名称なのか登録されている名称なのかを識別可能にする識別マーク等を、名称識別化手段42によって表示部6に付加表示させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、着信時に発信元の電話番号及びその電話番号に対して登録されている名称を通知する通信網のサービスに対応する機能を有する電話機、携帯電話、ファクシミリ装置等の通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の公衆回線に接続される電話機やファクシミリ装置に代表される通信端末装置あるいは携帯電話等のワイヤレスで移動可能な通信端末装置では、着信があった場合に発信元の電話番号を通知する電話番号通知(ナンバディスプレイ)サービスが提供されていたが、発信元の電話番号だけでなく発信元の発信者名あるいは企業等の名称(以下、「発信元の名称」という)を確認してから電話に出たいという要望が増大していた。そこで、その要望にこたえるべく、最近、電話機等の通信端末装置への着信時に発信元の電話番号とともにその電話番号に対して予め登録されている名称を含むメッセージを通知する通信網のサービス(ネームディスプレイサービス)が開始されるようになった。
【0003】
そのため、電話機,ファクシミリ装置,携帯電話機などの通信端末装置としては、この発信元の電話番号と名称を通知する通信網サービスを利用するための機能(発信元の電話番号や名称を検出する機能、検出された発信元の電話番号や名称を表示する機能など)を持つものが多く市販されている。
しかし、通信端末装置に通信相手の電話番号とそれに対応する名称とを、予め電話帳登録部に登録しておくことができる電話帳登録機能を備えている場合には、その電話帳登録部に登録されている名称と着信時に通信端末装置に通知された発信元の名称のいずれかを表示するので、その表示を見たユーザがどちらの名称か判らないという不都合が生じた。
【0004】
そこで、着信された発信元の名称を通知する通信網のサービスを利用するにあたり、電話帳に登録されている通信相手の識別情報(例えば、電話番号とその名称)と、通信網のサービスによるメッセージによって通知される発信元の識別情報(例えば、電話番号とその名称)とを、ユーザが混乱を生じないように表示することが提案されいいる(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−84360号公報
【0006】
この特許文献1に開示された通信端末装置は、発信者識別情報の表示モードとして、通知されたメッセージを優先的に表示する第1の表示モードと、電話帳登録部に登録されたユーザ識別情報を優先的に表示する第2の表示モードと、通知されたメッセージと電話帳登録部に登録されたユーザ識別情報の両方を表示する第3の表示モードとを用意し、そのいずれかをユーザが予め設定しておき、着信信号が到来したとき、上記3種類の表示モードのうちいずれが設定されているかを判定し、その判定結果に基づいて設定されている表示モードで発信者識別情報を表示するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に開示された通信端末装置による識別者情報の表示では、表示された名称を見ただけでは、それが通知された発信元の識別情報によるのか、電話帳登録部に登録されたユーザ識別情報によるのかを判別するのが難しいという問題があった。
また、表示された名称が、果して通知されてきた名称と電話帳登録部に登録された名称とが一致したのかどうかも不明であるので、電話帳登録部に登録された名称の修正の要否判断や変更登録も簡単にできないという問題があった。
【0008】
この発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、上述のような通信端末装置において、通知されてきた発信元の名称と電話帳登録部に登録されている名称とを識別容易に報知できるようにすること、および通知されてきた発信元の名称と電話帳登録部に登録されている名称との一致/不一致の判断も容易にし、電話帳登録部に登録されている名称の変更や追加も変更も簡単にできようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、発信元の電話番号及びその電話番号に対して登録されている名称を通知する通信網のサービスに対応する機能を備えた通信端末装置であって、上記の目的を達成するため、次のように構成したものである。
すなわち、発信元の電話番号又は名称の少なくとも一方が通知された場合にその通知を検出する通知検出手段と、通信相手ごとにその電話番号と名称とを組にして電話帳登録部に登録する電話帳登録手段と、上記通知検出手段によって検出された発信元の名称と上記電話帳登録部に登録されている通信相手の名称を報知するための名称報知手段と、その名称報知手段によって報知する名称が発信元から通知された名称であるか上記電話帳登録部に登録されている名称であるかを識別可能にする名称識別化手段とを備えたものである。
【0010】
そして、上記通知検出手段によって発信元の名称のみが検出されるか、発信元の電話番号も検出されたがその電話番号と上記電話帳登録部に登録されている電話番号とが一致しなかった場合には検出された名称を、一致した場合にはその電話番号と組にして登録されている名称又は上記検出された名称のいずれか一方を上記名称報知手段に報知させるとともに、いずれの名称を報知しているかを上記名称識別化手段によって識別可能にするようにしたものである。
その名称識別化手段を、上記検出された名称又は上記登録されている名称の少なくとも一方に識別マークを付加する手段にするとよい。
【0011】
さらに、このような通信端末装置において、上記通知検出手段によって発信元の名称と電話番号とが検出され、その電話番号と上記電話帳登録部に登録されている電話番号とが一致したがその電話番号と組にして登録されている名称と上記通知検出手段によって検出された発信元の名称とが一致しない場合に、名称が一致しないことを報知するようにするとよい。
【0012】
さらにまた、上記通知検出手段によって発信元の名称と電話番号とが検出され、その電話番号と上記電話帳登録部に登録されている電話番号とが一致したがその電話番号と組にして登録されている名称と上記通知検出手段によって検出された発信元の名称とが一致しない場合に、上記電話番号と組にして登録されている名称を上記通知検出手段によって検出された発信元の名称に変更する登録名称変更手段を設けるとよい。
【0013】
その上記登録名称変更手段は、上記登録されている名称を上記通知検出手段によって検出された発信元の名称に変更する前に、その変更の要否を選択可能に報知し、変更することが選択された場合に、上記登録されている名称を変更するようにするとよい。
また、上記検出された発信元の名称と電話帳に登録手段に登録されている名称とが一致した場合には、名称が一致したことを報知するようにするとよい。
【0014】
このような通信端末装置において、上記電話帳登録手段は、上記通知検出手段によって検出された発信元の電話番号が登録されていない場合に、その発信元の電話番号及びそれと共に検出された名称を組にして上記電話帳登録部に登録する機能を有するとよい。
上記通信端末装置において、上記電話帳登録手段は、上記発信元の電話番号と名称を組にして上記電話帳登録部に登録する前に、その登録の要否を選択可能に報知し、登録することが選択された場合に、上記発信元の電話番号と名称を組にして登録するようにするとよい。
【0015】
また、この発明による通信端末装置は、発信元の電話番号と名称が通知された場合にその通知を検出する通知検出手段と、通信相手ごとにその電話番号と名称とを組にしてワンタッチキーに対応させて電話番号登録部に登録するワンタッチダイヤル登録手段とを備え、そのワンタッチダイヤル登録手段は、上記通知検出手段によって検出された発信元の電話番号が上記ワンタッチキーに対応して登録されているが、その電話番号と組になるべき名称が登録されていない場合に、その電話番号と共に検出された名称をその電話番号と組にして上記ワンタッチキーに対応させて上記電話番号登録部に登録する機能を有することもできる。
このような通信端末装置において、上記ワンタッチダイヤル登録手段は、検出された名称を上記電話番号と組にして上記ワンタッチキーに対応させて上記電話番号登録部に登録する前に、その登録の要否を選択可能に報知し、登録することが選択された場合に上記名称を登録するようにするとよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1はこの発明による通信端末装置の一実施形態である電話機の概略構成を示すブロック図である。この図では、この発明による電話機のハード構成と機能構成とを併せて示している。
この電話機はハード構成として、制御部1と通信部2と操作部5と表示器6と鳴動部7とを備えた本体と、送話器と受話器を一体にしたハンドセット3とからなる。
【0017】
通信部2はモジュラージャックを有し、図示しないモジュラープラグを介して公衆電話線回線4と接続するとともにハンドセット3とも接続し、そのハンドセット3のオフフックとオンフックにより公衆電話回線4との接続を閉結および切断する。そして、後述する通信制御部20に制御されて発信元との通信およびハンドセット3による通話に必要な制御を行う。
操作部5は、ダイヤリング等に使用する「0」〜「9」,「*」,「#」などの番号ボタンと、「フックボタン」,「保留ボタン」,「リダイヤルボタン」など電話機の各種機能を設定するための複数の設定ボタンからなる。また、ワンタッチダイヤルを行うための少なくとも1個以上の「ワンタッチキー」も必要に応じてここに設けられる。
【0018】
表示部6はLCD表示器(液晶ディスプレイ)であり、通知された発信元の電話番号および名称、電話機の機能の設定状態、電話機の操作ガイダンスなどの各種情報を表示する。
鳴動部7は、着信時にベル音や電子音等による呼出音を発生ものである。
なお、これらの通信部2,ハンドセット3,操作部5,表示部6,および鳴動部7については、この発明に特有のものではなく、一般のプッシュボタン式電話機等に備えているものと同様なものであるから、その詳細な説明は省略する。
【0019】
制御部1は、各種判断及び処理機能を有してこの電話機全体の動作を制御する中央処理装置であるCPU8と、そのCPU8が使用するファームウェア(処理プログラム)及び固定データを格納した書き換え可能な不揮発性メモリであるフラッシュROM9と、CPUが動作する上で必要なワークエリアを形成してCPUの処理データを一時格納するデータメモリであるRAMおよび各種のデータを蓄積記憶する不揮発性RAMを含む記憶部10と、図示しない入出力回路(I/O)とによってマイクロコンピュータを構成している。
記憶部10は、フラッシュROM9への緩衝バッファとしても使用するが、その不揮発性RAMの領域に電話帳登録部11として使用する領域も設けられている。この電話帳登録部11には、予め通信相手ごとにその電話番号と名称とを組にしてに登録しておくことができる。また、よく電話をかける通信相手について、ワンタッチキーを押すだけでダイヤリングできるように、その電話番号と名称とを組にしてワンタッチキーに対応させてこの電話帳登録部11に登録しておくこともできる。
【0020】
この制御部1はさらに、通信部2の動作を制御する通信制御部20と、表示部6への表示データの生成および表示の明度や文字の大きさなどを制御する表示制御部15と、鳴動部の動作を制御する鳴動制御部16を有し、これらの各制御部をバス17によって相互に接続している。
通信制御部20はまた、通信部2で行う電話回線の接続および切断を制御する。さらに、発信元の電話番号および名称の少なくとも一方が通知された場合にその通知を検出する通知検出手段21を有する。
【0021】
さらに、この制御部1には、前述したCPU8等からなるマイクロコンピュータによる機能部として、電話帳管理部30と名称報知部40とが設けられている。
なお、通信制御部20における通知検出手段21の機能もそのマイクロコンピュータの判断・処理機能によって実行される。
電話帳管理部30には、電話帳登録部11に新規に電話番号と名称とを組にしてに登録する電話帳新規登録手段31と、電話帳登録部11に登録されている電話番号と名称を検索する電話帳検索手段32と、電話帳登録部11に登録されている情報を変更したり削除したりする電話帳修正手段33と、電話番号と名称とを組にして操作部5のワンタッチキーに対応させて電話帳登録部11に登録するためのワンタッチダイヤル登録手段34とを設けている。
【0022】
また、名称報知部40には、通知検出手段21によって検出された発信元の名称、あるいは電話帳登録部11に登録されている通信相手の名称を報知するための名称報知手段41と、その名称報知手段41によって報知する名称が発信元から通知された名称であるか電話帳登録部11に登録されている名称であるかを識別可能にする名称識別化手段42と、通知検出手段21によって発信元の名称と電話番号とが検出された場合に、その電話番号と組になって電話帳登録部11に登録されている名称と検出された名称とが一致しいてるか否かを報知する名称一致/不一致報知手段43とを設けている。
【0023】
名称報知部40におけるこれらの各手段による報知は、この実施形態では表示制御部15で表示データを作成させて表示部6に文字や図形などによって表示させることにより行う。表示以外の報知手段については後述する。
上述した電話帳管理部30の各手段と名称報知部40の各手段は、必ず全て必要なわけではなく、この発明を実施するために最小限必要なのは、電話帳登録手段31と電話帳検索手段32、および名称報知手段41と名称識別化手段42である。
【0024】
次に、この電話機による着信時のCPU8を中心とする制御部1の動作について各種の動作例を説明する。図2〜図6はその各動作例を示すフローチャートであり、各ステップを「S」と略記している。
【0025】
〔第1の動作例:図2〕
まず、第1の動作例を図2のフローチャートによって説明する。
この電話機の制御部1は、待機状態では常にこの図1に示す処理を開始してステップ101で公衆電話回線4からの着信(着呼)を待ちうけている。
そして、着信があるとステップ102へ進み、着信した信号によって発信元の電話番号と名称の少なくとも一方が通知されてきていれば通知検出手段によってそれを検出し、ステップ103でその発信元の電話番号が検出されたか否かを判断する。発信元の電話番号が検出された場合はステップ104へ進み、発信元の電話番号が検出されなかった場合はステップ112に進む。ステップ104では発信元の名称が検出さたか否かを判断し、名称が検出さた場合はステップ105へ進み、名称が検出されなかった場合はステップ113に進む。
【0026】
ステップ105では、検出された発信元の電話番号が電話帳登録部11に登録されているかを電話帳検索手段32によって検索する。そして、ステップ106でその電話帳登録部11に発信元の電話番号と同じ電話番号があったか否かを判断する。それによって、同じ電話番号があった場合はステップ107へ進んで電話帳登録部11に登録されている名称を読み出す。同じ電話番号がなかった場合はステップ110へ進む。
【0027】
ステップ107で電話帳登録部11に登録されている名称を読み出した後はステップ108で設定されている表示モードの判断を行う。そして、検出された名称と登録されている名称の両方を表示する両方モードが設定されている場合には、ステップ109へ進み、検出した名称をそれが通知された名称であることを示す第1の識別マークと共に、電話帳登録部11から読み出した登録名称をそれが電話帳に登録されている名称であることを示す第2の識別マークと共に、それぞれ表示部6に表示させる。
【0028】
検出した名称を優先して表示する検出優先モードが設定されていれば、ステップ110へ進んで、検出した名称とそれが通知された名称であることを示す第1の識別マークとを表示部6に表示させる。
ステップ103で発信元の電話番号が検出されなかったと判断し、ステップ112で発信元の名称が検出されたと判断した場合も、このステップ110へ進んで、検出した名称とそれが通知された名称であることを示す第1の識別マークとを表示部6に表示させる。
【0029】
電話帳登録部11に登録されている名称を優先して表示する登録優先モードが設定されていれば、ステップ111へ進んで、電話帳登録部11から読み出した登録名称をそれが電話帳に登録されている名称であることを示す第2の識別マークとを表示部6に表示させる。
ステップ104で発信元の名称が検出されなかったと判断してステップ113へ進んだ場合は、電話帳登録部11の電話帳を検索してステップ114で検出した電話番号と同じ電話番号があった否かを判断し、あればステップ115でその電話帳登録部11から登録されている名称を読出し、ステップ111でその読み出した登録名称とそれが登録されている名称であることを示す第2の識別マークとを表示部6に表示させる。
【0030】
通知された名称であることを示す第1の識別マークM1としては、例えば図7の(a)に示すような電話マークを、電話帳に登録されている名称であることを示す第2の識別マークM2としては、例えば図7の(b)に示すような電話帳のマークをそれぞれ名称の表示に付加して表示する。
この検出した名称と登録名称の両方を表示する場合は、そのいずれか一方のみに第1の識別マークM1又は第2の識別マークM2を付加表示するようにしてもよい。
第1の識別マークM1に代えて「通知」の文字を付加表示し、第2の識別マークM2に変えて「電話帳」の文字を付加表示するようにしてもよい。
あるいは、検出した名称と登録名称とで表示の色を変えたり、表示の形態を異ならせ、例えば黒字と白抜き文字、ゴシック文字と明朝体文字、普通文字と斜体文字、下線付きと下線なし、などの異なる表示形態によってどちらの名称であるかを識別可能にしてもよい。
これらの処理は、図1に示した名称報知部40の名称報知手段41と名称識別化手段42の機能としてCPU8等のマイクロコンピュータによって実行される。
【0031】
ステップ109,110,111のいずれの表示を行った場合も、その後ステップ116で通常の通信処理を実行してこの動作を終了する。また、ステップ112で発信元の名称を検出できなかったと判断した場合、およびステップ114で電話帳登録部11に検出した電話番号が登録されていないと判断した場合には、何も表示せずにステップ116で通常の通信処理を実行してこの動作を終了する。
この通常の通信処理は、従来の普通の電話の処理と同じであるが以下のような処理を行う。まず、着信があったことを知らせるリンギング処理によって鳴動制御部16が鳴動部7の鳴動によりベル音や電子音等の呼出音を発生させる。
【0032】
その後、使用者によってがハンドセット3が持ち上げられるか、操作部5のオフフックボタンが押されると公衆電話回線4との接続を閉結し、ハンドセット3によって発信元の相手と通話できるオフフック状態となる。そして、通話が終了して使用者がハンドセット3が電話機本体に戻されるか、操作部5のオフフックボタンが再度押されると、公衆電話回線3との接続を断ちオフフック状態に戻る。
あるいは、リンギングを開始してから一定時間経過してもハンドセット3が持ち上げられず、オフフックボタンも押されなかった場合は、鳴動部7による呼出音の鳴動を停止し、オフフック状態のまま処理を終了する。
【0033】
したがって、使用者は呼出音が鳴ると電話が着信したことに気づいて、表示部6の表示を見て、発信元の名称が通知されているかどうか、表示されている名称は通知された名称なのか登録されている名称なのかを容易に判断することができ、それによってハンドセット3を取って通話すべきかどうかを決めることができる。
ステップ116の通常の通信処理を終了すると、再びスタートに戻ってステップ101で着信を待つ。
【0034】
〔第2の動作例:図3〕
次に、第2の動作例を図3のフローチャートによって説明する。この図3は図2に示したフローチャートとステップ107から後の処理が相違しており、その部分の処理のみを示している。その他の処理は図2によって説明した第1の動作例と同じであるので、その説明は省略する。
この第2の動作例においては、ステップ107で電話帳登録部11に登録されている名称を読み出した後、ステップ201でその読み出した登録名称が検出された発信元の名称と一致しているか否かの判断を行う。その結果、名称が一致している場合はステップ202へ進み、例えば図9に示すように、その一致した名称と一致マークM4を表示する。
【0035】
一方、名称が一致しなかった場合は、ステップ108へ進む。ここでは、前述の図1におけるステップ108と同様に、両方モード、検出優先モード、登録優先モードのいずれが設定されているかを判別する。
その結果、両方モードが設定されている場合はステップ203へ進んで、検出された名称を通知されたことを示す第1の識別マークM1を付加して、電話帳登録部11から読み出した登録名称を電話帳に登録されていることを示す第2の識別マークM2を付加してそれぞれ表示すると共に、両名称が不一致であることを示す不一致マークM3を表示する。したがって表示部6には図8に示すような表示がなされる。
【0036】
検出優先モードが設定されいてる場合はステップ204へ進み、検出された名称に第1の識別マークM1を付加して表示するとともに、不一致マークM3を表示する。したがって、表示部6には図8に示す表示から登録名称である「山川太郎」と第2の識別マークM2を除いた表示がなされる。
また、登録優先モードが設定されている場合はステップ205へ進み、電話帳登録部11から読み出した登録名称を第2の識別マークM2を付加して表示すると共に、不一致マークM3を表示する。したがって、表示部6には図8に示す表示から検出された名称である「日本商事(株)」と第1の識別マークM1を除いた表示がなされる。
いずれの場合も、その後ステップ116へ進んで通常の通信処理を行ってこの動作を終了する。
【0037】
〔第3の動作例:図4〕
次に、第3の動作例を図4のフローチャートによって説明する。この図4は図1に示したフローチャートとステップ107から後の処理が相違しており、その部分の処理のみを示している。その他の処理は図2によって説明した第1の動作例と同じであるので、その説明は省略する。また、ステップ108とステップ201〜206による検出名称と登録名称の両方又はいずれか一方を、第1の識別マークM1又は第2の識別マークM2および一致マークM4又は不一致マークM3と共に表示する処理は、図3によって説明した第2の動作例と同じである。
【0038】
この第3の動作例において第2の動作例と相違するのは、ステップ203〜205のいずれかによって表示がなされた後、ステップ206で登録名称の変更の要否を判断するための選択用表示を表示部6によって行い、所定時間内に操作部5によって選択操作がなされると、ステップ209で「変更要」が選択されたかどうかを判断して、選択された場合にはステップ210で電話帳の登録名称を検出した名称に変更してから、ステップ116の通常の通信処理する点である。
しかし、ステップ206で選択用表示を行ってから所定時間内に選択操作がなされないとステップ208でタイムオーバと判断し、選択されてもステップ209で「変更要」でなかった場合は、いずれもステップ210に進まずにそのままステップ116の通常の通信処理に進む。
【0039】
これは、検出された発信元の名称と電話帳に登録された名称が一致しないときには(ステップ201で判断)、登録名称を変更する必要がある場合が多いことを考慮した機能であり、例えば、「登録名称を変更しますか?必要なら「1」、不要なら「0」のボタンを押してください。」のような選択表示をし、「1」のボタンが押されて「必要」が選択された場合にのみ、電話帳登録部11に検出された電話番号と組みになって登録されている名称を検出(通知)された名称に書き換える。
この処理は図1に示した電話帳管理部30の電話帳修正手段33の機能として、CPU8等からなるマイクロコンピュータによって実行される。
【0040】
〔第4の動作例:図5〕
次に、第4の動作例を図5のフローチャートによって説明する。この図5は、第1の動作例を示す図1のフローチャートに相当する全ての処理の流れを示しているが、そのスタート後のステップ301〜305の判断および処理は、図2におけるステップ101〜105の判断および処理と同じであるから、その説明を省略する。
【0041】
そして、ステップ306では、ステップ305で電話帳登録部11の電話帳を検出した発信元の電話番号によって検索した結果、その電話番号と対応する名称が電話帳に登録されているか否かの判断を行う。その結果、その電話番号と名称が電話帳に登録されていた場合はステップ307へ進んで、その登録されている電話番号と名称(通知された電話番号と名称も同じ)を表示部6に表示させて、ステップ116の通常の通信処理へ移行する。
ステップ306でその電話番号と名称の登録がなかった場合には、ステップ308へ進んで、検出(通知)されたその電話番号と名称を第1の識別マークM1と共に表示し、さらに電話帳への登録の要否を選択させるための選択用表示を表示部6に行わせる。
【0042】
例えば、図11に示すように、検出された電話番号と発信元の名称と必要に応じて第1の識別マークM1を表示すると共に、「電話帳に登録しますか?登録する→「1」、登録しない→「2」のボタンを押してください。」のような選択用表示をし、ステップ309でその選択がされたか否かの判断を行う。
そして、操作部5によって選択がなされると、ステップ309からステップ311へ進んで、「変更要」の選択なされたか否かを判断し、それが選択されたときはステップ312へ進んで、その検出(通知)された電話番号と発信元の名称を組にして電話帳登録部11に登録する。
これは、検出された電話番号と発信元の名称が電話帳に登録されていない場合は、それを電話帳に登録したい場合があることを考慮した機能であり、図1に示した電話帳管理部30の電話帳新規登録手段31又は電話帳修正手段33の機能として実行する。
【0043】
その後、ステップ116へ進んで通常の通信処理を行って、この動作を終了し、再びスタートへ戻る。
ところで、ステップ309で選択操作がなされず、ステップ310で所定時間が経過した場合には、タイムオーバと判断してそのままステップ116の通常の通信処理を行ってこの動作を終了する。所定時間が経過するまでは、ステップ308へ戻った後ステップ309,310の判断を繰り返して選択を待つ。
ステップ309で選択操作が行われたと判断しても、ステップ311で「変更要」の選択ではないと判断した場合は、そのままステップ116の通常の通信処理を行ってこの動作を終了する。
【0044】
〔第5の動作例:図6〕
次に、第5の動作例を図6のフローチャートによって説明する。この動作例はワンタッチダイヤルの登録がなされている場合の動作例であるが、スタート後ステップ301〜304の判断および処理は、図5によって説明した第4の動作例と同じである。
その後、ステップ401で検出された発信元の電話番号と名称とが電話帳登録部11にワンタッチダイヤルとして、操作部5のワンタッチキーに対応して登録されているかどうかを検索し、ステップ402でその電話番号があった(登録されている)か否かの判断を行う。
【0045】
その結果、その電話番号がワンタッチダイヤルとして登録がされていた場合はステップ403へ進むが、登録がされていなかった場合はステップ116へ進み、通常の通信処理を行ってこの動作を終了する。
ステップ403では、その電話番号が発信元の名称と組になってワンタッチダイヤルとして登録がされているか否かを判断する。組の名称がある場合は、ステップ404へ進んで、その登録されている電話番号と名称を表示した後、ステップ116へ進んで通常の通信処理を行ってこの動作を終了する。
組の名称がなかった(登録がされていない)場合はステップ405へ進み、ワンタッチダイヤルのキー番号と電話番号、および検出された名称と登録の要否選択用の表示を、表示部6に行わせる。
【0046】
すなわち、これは検出された電話番号に対応する名称がワンタッチダイヤルに登録されていないため、ワンタッチダイヤルにその電話番号と検出(通知)された名称とを組にして登録したい場合があることを考慮した機能であり、例えば、図12に示すように、検出された電話番号と発信元の名称に必要に応じて第1の識別マークM1を付加してそれぞれ表示すると共に、「ワンタッチダイヤルに登録しますか?登録する→「1」、登録しない→「2」のボタンを押してください。」のような表示をし、ステップ406で操作部5からその選択がされたか否かの判断を行う。
【0047】
そして、所定時間内に選択されるとステップ408でそれが「変更要」の選択か否かを判断し、そうであればステップ409へ進んで、検出した電話番号と名称を組にして電話帳登録部11にワンタッチダイヤルとして登録した後、ステップ116へ進んで通常の通信処理を行ってこの動作を終了する。
登録の要否選択用表示をしてから所定時間経過しても選択操作がなされないと、ステップ407でタイムオーバと判断して、そのままステップ116へ進み、通常の通信処理を行ってこの動作を終了する。また、ステップ406で選択操作がされたと判断してステップ408へ進んでも、「変更要」の選択でなかった場合も、そのままステップ116へ進み、通常の通信処理を行ってこの動作を終了する。
【0048】
〔ファクシミリ装置の実施形態〕
次に、この発明による通信端末装置の他の実施形態であるファクシミリ装置について説明する。図13はこの発明によるファクシミリ装置の概略構成を示すブロック図である。この図13において、図1と対応する部分には必ずしも同じものではないが、それらによるこの発明に係わる機能は図1の電話機の場合と同じであるから同一の符号を付してあり、それらの説明は省略する。
このファクシミリ装置において、図1に示した電話機と異なる点は、通信部2に代えて網制御部14とモデム25を備えており、制御部100における通信制御部200の機能が図1の制御部1における通信制御部20の機能と異なること、原稿を読取るスキャナ50と画像を印刷するプロッタ60とを備え、制御部100に発ID解析部12、符号化復号化部13、スキャナ制御部18、およびプロッタ制御部19を設けている点である。
【0049】
これらのうち、網制御部14はモジュラージャックを有し、図示しないモジュラープラグを介して公衆電話回線4と接続し、着信時の呼び出し信号を検出したり、モデム25によるファクシミリ通信やハンドセット3による通話に必要な回線制御をを行うユニットであり、自動発信機能を有するものである。
通信制御部200は、網制御部14やモデム25等の制御を行う。すなわち、相手のファクシミリ装置との間でファクシミリ制御信号を交換し、ファクシミリ通信手順を実行する。また、ハンドセット3による通話処理を行う場合には、その通信手順も実行する。
【0050】
モデム103は、網制御部14を介して公衆電話回線4に接続され、その公衆電話回線4から送られてきた発ID情報(発信元の電話番号や名称の情報)を受信し、通信制御部200へ出力する。
なお、発ID情報とは、PSTN回線の場合において発信元の電話番号や名称等の情報を呼ぶ場合のことで、ISDN回線、無線回線における発信者側情報に相当する。
スキャナ50は、例えばCCDを用いたラインイメージスキャナ等が用いられ、原稿の画像を所定の解像度で読み取って画情報として出力する。
プロッタ60は、例えば、サーマル素子を用いたサーマル記録装置あるいは電子写真式記録装置等が用いられ、画情報を記録紙に印刷して出力する。
【0051】
発ID解析部12は、受信した発ID情報を解析して、交換機からくる発信電話番号と発信者名を認識するブロックである。したがってこれが、図1に示した電話機における通知検出手段21の役目を果たすことになる。
符号化復号化部13は、画情報を記憶する記憶部10への蓄積の効率化や伝送時間の短縮化を図るために、所定の符号化方式に従って画情報を符号化し、また、符号化された画情報を復号する。
これらの各部は、一般のファクシミリ装置に設けられているものと同じであり、この発明に特有のものではないので、詳細な説明は省略する。
【0052】
このファクシミリ装置におけるこの発明に係わる電話帳管理部30、名称報知部40、記憶部10内の電話帳登録部11等の各機能は、図1乃至図12によって説明した電話機の場合と同じである。ただし、図1における通知検出手段21の機能は、発ID解析部12によってなされる点だけが異なる。
そして、図2乃至図6の各フローチャートによって説明した第1乃至第5の動作例と同様な動作を行うことができる。
【0053】
〔名称報知手段および名称識別化手段の他の例〕
上述の各実施形態では、名称報知手段と名称識別化手段によって、表示部に文字によって電話番号や名称を表示させ、それに識別マークや識別用文字等を付加表示して識別化する例について説明したが、以下にそれ以外の名称報知手段および名称識別化手段について説明する。
【0054】
(1)呼び出し音の音調を変える
これは、公衆電話回線4から送出されてくる呼び出し信号に応じて、鳴動部7によって呼び出し音を鳴動させる際に、発信元から通知された名称を表示する場合と電話帳に登録されている名称を表示する場合とで、呼び出し音の音調を識別可能に変えることである。ここで音調とは、音色、音高(周波数)、メロディ、テンポ等を云い、これらを単独で変えてもよいし、複数の要素を組み合わせて変えてもよい。鳴動制御部16に、このような音調可変手段を設けておけばよい。
【0055】
(2)呼び出し音の音量を変える
これは、公衆電話回線4から送出されてくる呼び出し信号に応じて、鳴動部7によって呼び出し音を鳴動させる際に、発信元から通知された名称を表示する場合と電話帳に登録されている名称を表示する場合とで、呼び出し音の音量を識別可能に変えることである。この音量の変更と上述した音調の変更とを組み合わせてもよい。鳴動制御部16に、このような音量可変手段を設けておけばよい。
【0056】
(3)表示部のディスプレイの色を変える
これは、表示部のディスプレイに発信元から通知された名称を表示する場合と電話帳に登録されている名称を表示する場合とで、ディスプレイ全体の色を変えるようにすることである。例えば、LCD(液晶表示器)などの場合には、そのバックライト(例えば、LED光源)の色を変えればよい。また、カラーLCDのようなカラー表示器を備えている場合には、その表示色を変えることができる。
【0057】
(4)表示部のディスプレイにメッセージを表示する
これは、表示部のディスプレイに発信元から通知された名称を表示する場合と電話帳に登録されている名称を表示する場合とで、それぞれ「発信もとから通知された名称です」あるいは「電話帳に登録されている名称です」というようなメッセージを併せて表示することによって識別化することである。
【0058】
(5)音声で通知内容を知らせる
これは、デジタル音声データをあらかじめ記憶手段に記憶させておき、その記憶データをアナログ・デジタル変換をして音声を発生させる音声発生手段を備え、発信元から通知された名称あるいは電話帳に登録されている名称を、上述のようなメサッセージと共に音声で知らせるようにすることである。
この場合、名称は表示部に表示し、それがいずれの名称であるかを識別化するためのメサッセージのみを音声で知らせてもよいし、報知する名称自体の読みも音声で知らせるようにしてもよい。
【0059】
(6)振動させる
これは、携帯電話器の場合であって、回線から送出されてくる呼び出し信号に応じて携帯電話器全体を振動させる振動手段を備え、着信時に表示部に発信元から通知された名称を表示する場合と、電話帳に登録されている名称を表示する場合とで、携帯電話器全体を振動させる振動のパターンを変えるようにする。
【0060】
(7)印刷によって報知する
これは、ファクシミリ装置の場合であって、画情報を印字する印字手段を備えているので、着信時に発信元から通知された名称あるいは電話帳に登録されている名称を、それを識別化するマークあるいはメサッセージと共に紙に印刷して出力することによって報知するものである。
例えば、図13に示したファクシミリ装置の制御部100の発ID解析部12おける検出の結果に応じて、発信元の名称が検出されればその名称をその識別マークと共に印字する。あるいは、発信元の電話番号のみが検出でき、その電話番号とそれに対応する名称が電話帳に登録されている場合、その登録されている名称をその識別マークと共に印字する。
【0061】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明によれば、通信端末装置の表示部あるいはその他の報知手段によって報知される発信元の名称が、発信元から通知されてきた名称なのか、電話帳に登録されている名称なのかを、ユーザが容易に識別することができ、混乱を生じることがなくなる。
また、発信元から通知されてきた名称と電話帳に登録された名称との一致・不一致の判断も簡単にでき、通知されてきた発信元の名称を電話帳に登録したり、登録されている名称を変更したりすることも簡単にできる。ワンタッチダイヤルの登録やその追加あるいは修正も容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による通信端末装置の一実施形態である電話機の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した電話機の制御部による第1の動作例を示すフローチャートである。
【図3】同じく第2の動作例のステップ107以降の動作をを示すフローチャートである。
【図4】同じく第3の動作例ステップ107以降の動作をを示すフローチャートである。
【図5】同じく第4の動作例を示すフローチャートである。
【図6】同じく第5の動作例を示すフローチャートである。
【図7】第1の識別マークと第2の識別マークの表示例を示す図である。
【図8】検出された名称と登録されている名称が一致しない場合の表示例を示す図である。
【図9】検出された名称と登録されている名称が一致した場合の表示例を示す図である。
【図10】検出された名称と登録されている名称とが不一致の場合と一致した場合の各表示例を示す図である。
【図11】電話帳登録部に登録されている電話番号に対応する名称を通知された発信元の名称に変更登録するときの要否選択用の表示例を示す図である。
【図12】電話帳登録部にワンタッチダイヤルとして登録されている電話番号に対応する名称として通知された名称を登録するときの要否選択用の表示例を示す図である。
【図13】この発明による通信端末装置の他の実施形態であるファクシミリ装置の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、100:制御部 2:通信部 3:ハンドセット
4:公衆電話回線 5:操作部 6:表示部
7:鳴動部 8:CPU 9:フラッシュROM
10:記憶部 11:電話帳登録部
12:発ID解析部 13:符号化復号化部
14:網制御部 15:表示制御部
16:鳴動制御部 17:システムバス
18:スキャナ制御部 19:プロッタ制御部
20、200:通信制御部 21:通知検出手段
25:モデム 30:電話帳管理部
31:電話帳新規登録手段 32:電話帳検索手段
33:電話帳修正手段 34:ワンタッチダイヤル登録手段
40:名称報知部 41:名称報知手段
42:名称識別化手段 43:名称一致/不一致報知手段
50:スキャナ 60:プロッタ

Claims (10)

  1. 発信元の電話番号及び該電話番号に対して登録されている名称を通知する通信網のサービスに対応する機能を備えた通信端末装置において、
    発信元の電話番号又は名称の少なくとも一方が通知された場合にその通知を検出する通知検出手段と、
    通信相手ごとにその電話番号と名称とを組にして電話帳登録部に登録する電話帳登録手段と、
    前記通知検出手段によって検出された発信元の名称と前記電話帳登録部に登録されている通信相手の名称を報知するための名称報知手段と、
    該名称報知手段によって報知する名称が発信元から通知された名称であるか前記電話帳登録部に登録されている名称であるかを識別可能にする名称識別化手段とを備え、
    前記通知検出手段によって発信元の名称のみが検出されるか発信元の電話番号も検出されたがその電話番号と前記電話帳登録部に登録されている電話番号とが一致しなかった場合には検出された名称を、一致した場合には該電話番号と組にして登録されている名称又は前記検出された名称のいずれか一方を前記名称報知手段に報知させるとともに、いずれの名称を報知しているかを前記名称識別化手段によって識別可能にするようにしたことを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記名称識別化手段は、前記検出された名称又は前記登録されている名称の少なくとも一方に識別マークを付加する手段であることを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 前記通知検出手段によって発信元の名称と電話番号とが検出され、その電話番号と前記電話帳登録部に登録されている電話番号とが一致したが該電話番号と組にして登録されている名称と前記通知検出手段によって検出された発信元の名称とが一致しない場合に、名称が一致しないことを報知するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信端末装置。
  4. 前記通知検出手段によって発信元の名称と電話番号とが検出され、その電話番号と前記電話帳登録部に登録されている電話番号とが一致したが該電話番号と組にして登録されている名称と前記通知検出手段によって検出された発信元の名称とが一致しない場合に、前記電話番号と組にして登録されている名称を前記通知検出手段によって検出された発信元の名称に変更する登録名称変更手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信端末装置。
  5. 前記登録名称変更手段は、前記登録されている名称を前記通知検出手段によって検出された発信元の名称に変更する前に、その変更の要否を選択可能に報知し、変更することが選択された場合に、前記登録されている名称を変更するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の通信端末装置。
  6. 前記通知検出手段によって発信元の名称と電話番号とが検出され、その電話番号と前記電話帳登録部に登録されている電話番号とが一致し、該電話番号と組にして登録されている名称と前記通知検出手段によって検出された発信元の名称とが一致している場合に、名称の一致を報知するようにしたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の通信端末装置。
  7. 発信元の電話番号及び該電話番号に対して登録されている名称を通知する通信網のサービスに対応する機能を備えた通信端末装置において、
    発信元の電話番号と名称が通知された場合にその通知を検出する通知検出手段と、
    通信相手ごとにその電話番号と名称とを組にして電話帳登録部に登録する電話帳登録手段とを備え、
    該電話帳登録手段は、前記通知検出手段によって検出された発信元の電話番号が登録されていない場合に、該発信元の電話番号及びそれと共に検出された名称を組にして前記電話帳登録部に登録する機能を有することを特徴とする通信端末装置。
  8. 前記電話帳登録手段は、前記発信元の電話番号と名称を組にして前記電話帳登録部に登録する前に、その登録の要否を選択可能に報知し、登録することが選択された場合に、前記発信元の電話番号と名称を組にして前記電話帳登録部に登録するするようにしたことを特徴とする請求項7に記載の通信端末装置。
  9. 発信元の電話番号及び該電話番号に対して登録されている名称を通知する通信網のサービスに対応する機能を備えた通信端末装置において、
    発信元の電話番号または名称の少なくとも一方が通知された場合にその通知を検出する通知検出手段と、
    通信相手ごとにその電話番号と名称とを組にしてワンタッチキーに対応させて電話帳登録部に登録するワンタッチダイヤル登録手段とを備え、
    該ワンタッチダイヤル登録手段は、前記通知検出手段によって検出された発信元の電話番号が前記ワンタッチキーに対応して登録されているが、その電話番号と組になるべき名称が登録されていない場合に、該電話番号と共に検出された名称をその電話番号と組にして前記ワンタッチキーに対応させて前記電話帳登録部に登録する機能を有することを特徴とする通信端末装置。
  10. 前記ワンタッチダイヤル登録手段は、前記検出された名称を前記電話番号と組にして前記ワンタッチキーに対応させて前記電話帳登録部に登録する前に、その登録の要否を選択可能に報知し、登録することが選択された場合に前記名称を登録するようにしたことを特徴とする請求項9に記載の通信端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007288663A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Oki Electric Ind Co Ltd 発信者情報を表示可能な電話端末及びこれを用いた送受信方法
JP2013131114A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Brother Ind Ltd 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラムおよび表示装置

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