JP2004240854A - 運行管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】加速度計やジャイロなどのセンサ部品を用いずに、走行中の車両が急カーブしたことを検出することができる運行管理システムを提供する。
【解決手段】GPS受信部からの速度信号と方位信号に基づいて車両の角速度を算出する角速度算出手段403と、車両のカーブ進入時点からの前記角速度に基づいて得られるカーブ角度とカーブ時間とにより平均角速度を算出する平均角速度算出手段408と、前記算出された平均角速度が所定の平均角速度閾値を越えるとき警告信号を出力する警告信号出力手段411とを含むカーブ監視部36を備えた。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラックやタクシーあるいはオートバイなどの業務用車両の運行を管理する運行管理システムに関し、特に、車両が走行しているカーブの状態を検出する機能を有する運行管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開平11−316899号公報
【0003】
近年、運送業界におけるOA化は、事務所内だけでなくトラック内まで及んでおり、業務記録の内容や走行距離,走行速度(以下、車速という)などをそれぞれ個別に自動的に記録し、帰社後、事務所内のコンピュータから出力する運行管理システムが導入され、実用に供されるようになっている。
【0004】
図8は従来の運行管理システムの例を示している。図8において、51は従来の運行管理システムの車載装置、52はこの車載装置51を搭載する車両、53は例えば運送業務を行なう事務所、54は事務所53側に配置されて各車載装置51によって記録された運行管理データを集計することにより各車両52の管理や全体的な業務記録を行なう運行管理システムのサーバである。
【0005】
前記車載装置51は車両52の各部に配置されて車速,エンジン回転数などの種々の車両状態信号を検出するセンサ55と、乗務員56によって作業内容などを入力するための入力端末(ハンディーターミナル)57と、入力された作業内容を作業内容データとして車両状態データなどの各種データと共に運行管理データとして記録する記憶媒体(メモリカード)58とを有している。
【0006】
一方、サーバ54は、所定処理を行うコンピュータ54aと、前記メモリカード58に記録された運行管理データを読み出すためのカードリーダ59と、コンピュータ54aによって分析した業務記録などを印刷するプリンタ60を有している。
【0007】
各車両52は前記メモリカード58を車載装置51にセットした状態で、事務所53側から指示されたルートに従って、複数の作業地点61を巡回する。そして、乗務員56は荷物の積込みや荷卸しを行うときに、作業内容を入力端末57を用いて入力して、車載装置51は入力された作業内容(例えば、積込,荷卸,休憩など)に加えて車両状態(車速,方位,エンジン回転数など)を運行管理データとしてメモリカード58に時系列的に記録する。また、全ての作業地点61を巡回して事務所53に帰ると車載装置51からメモリカード58を取り出してカードリーダ59に挿入することにより、一日の業務記録を報告することができる。
【0008】
図9は前記従来の車載装置51における入力端末57の操作面を示す図である。図9において、62は作業内容を入力するためのキーボード、63は作業内容の入力確認を行うと共に時刻や車両状態のモニタを行うための表示部である。キーボード62には、作業内容(積込,荷卸,洗車点検など)にそれぞれ関係付けられた種々のキー64が設けられると共に、テンキー65など複数のキーが設けられており、前記乗務員56はこれらのキー64,65を操作することで、作業地点および作業内容の入力を行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、走行している車両が急カーブを行った場合、この急カーブを検出して警告を行うのに、上記のような従来の運行管理システムでは、車両のカーブ走行時に、車両が受ける横加速度を計測する加速度計や、車両の水平方向の角速度に応じた信号を出力する高精度なジャイロなどを車両に搭載しなければならなかった。また、このような加速度計やジャイロなどのセンサ部品は、精度良く動作させるためには車両に対して決められた位置と方向に取り付けなければならないので、車両における取り付け位置に制限があり、これに伴って車載装置の取り付け位置も制限されることになる。
【0010】
したがって、上記のような従来の運行管理システムでは、急カーブを検出するのに加速度計やジャイロなどのセンサ部品が必要となり、また、このようなセンサ部品を車両に取り付ける工事も必要となってコストアップする傾向があり、また、加速度計やジャイロなどのセンサ部品や車載装置の車両に対する取り付け位置や方向が制限されるため、乗務員にとっては車内の使い勝手が悪い場合もある。
【0011】
なお、ジャイロを備え、急カーブを検出して警告を発するように構成された従来技術として、例えば特許文献1に記載の車両用カーブ走行警告装置が知られているが、この従来技術もジャイロを用いて車両の角速度を検出しているため、上記と同様な問題点が生じる。
【0012】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、加速度計やジャイロなどのセンサ部品を用いずに、走行中の車両が急カーブしたことを検出することができる運行管理システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、運行管理に必要な運行管理データを記録する運行管理システムであって、GPS受信部からの速度信号と方位信号に基づいて車両のカーブ進入時点からの平均角速度を算出し、前記平均角速度が所定の平均角速度閾値を越えるときに警告信号を出力するカーブ監視部を有する車載装置を備えたことを特徴としている(請求項1)。
【0014】
この構成の運行管理システムにおいて、車両がカーブに進入すると、車両の方位が変化するため角速度が変化し、カーブ監視部において、GPS受信部からの速度信号と方位信号に基づいてカーブ進入時点からの平均角速度が算出され、この平均角速度が所定の平均角速度閾値を越えると、当該車両にとっては危険なカーブであるとして、警告信号を出力する。
【0015】
したがって、この構成の運行管理システムによれば、GPS受信部からの速度信号と方位信号により車両の走行状態を検出し、当該車両にとっての危険なカーブを警告することができるので、加速度計やジャイロなどのセンサ部品が不要となり、また、このようなセンサ部品を車両に取り付ける工事も不要となって、この分、コストダウンを図れ、また、車載装置の車両に対する取り付け位置や方向の制限がなくなり、これにより、車内を有効に利用でき、また、乗務員にとっては車内の使い勝手が向上する。
【0016】
前記カーブ監視部は、GPS受信部からの速度信号と方位信号に基づいて車両の角速度を算出する角速度算出手段と、車両のカーブ進入時点からの前記角速度に基づいて得られるカーブ角度とカーブ時間とにより平均角速度を算出する平均角速度算出手段と、前記算出された平均角速度が所定の平均角速度閾値を越えるとき警告信号を出力する警告信号出力手段とを有している(請求項2)。
【0017】
この構成によれば、車両の角速度をGPS受信部からの速度信号と方位信号とにより算出でき、これにより、加速度計やジャイロなどのセンサ部品が不要になり、更に、車両がカーブに進入してからの平均角速度が前記角速度とカーブ時間とにより算出できて、この平均角速度が所定の平均角速度閾値を超えると、警告信号を出力させることができる。カーブを走行する車両の危険となる角速度は、車種により異なるので、平均角速度閾値は車種毎に設定されるものである。これにより、当該車両の危険となるカーブを精度良く検出することが可能になる。
【0018】
また、前記カーブ監視部は、角速度が所定の角速度閾値を越えるか否かを判定する角速度判定手段と、該角速度判定手段により前記角速度が所定の角速度閾値を越えると判定されたとき車両がカーブ開始したと見なすと共に角速度が所定の角速度閾値以下と判定されたとき車両がカーブ終了したと見なすカーブ開始終了判定手段とを有している(請求項3)。
【0019】
この構成によれば、走行している車両の角速度が所定の角速度閾値を越えると、当該車両がカーブを開始したと見なされ、角速度が所定の角速度閾値以下になると、当該車両がカーブを終了したと見なされる。これにより、当該車両がカーブに進入した時点とカーブから進出した時点とを検出することができる。例えば、バスと乗用車を比べると、同じカーブを曲がる場合でも、角速度の変化が異なるので、前記角速度閾値は車種毎に設定される。これにより、当該車両がカーブに進入した時点と、カーブから進出した時点とを精度良く検出することが可能になる。
【0020】
また、前記カーブ監視部は、カーブ開始と判定されたときのカーブ開始時点から角速度を積算してカーブ角度を算出するカーブ角度算出手段を有している(請求項4)。
【0021】
この構成によれば、車両がカーブに進入すると、角速度は積算され(時間で積分され)、カーブ角度を得ることができる。即ち、車両が曲がった角度を得ることができる。
【0022】
また、前記カーブ監視部は、算出されたカーブ角度が所定角度以上であるとき車両がカーブしたと見なすカーブ判定手段を有している(請求項5)。
【0023】
この構成によれば、カーブ角度が所定角度以上であるときは、当該車両はカーブしたと見なすことができ、カーブ角度が所定角度未満であるときは、当該車両はカーブしていないと見なすことができる。例えば、車両が直線道路を走行していても、通常は多少カーブ角度が生じるが、これをカーブとして見なさなくすることができる。
【0024】
また、前記カーブ監視部は、カーブ開始時点のカーブ進入速度と方位を、その時点の前記速度信号と前記方位信号から取得するカーブ進入情報取得手段を有している場合(請求項6)、当該車両のカーブ進入速度と方位を得ることができる。
【0025】
また、前記カーブ監視部は、カーブ終了時点のカーブ進出速度と方位を、その時点の前記速度信号と前記方位信号から取得するカーブ進出情報取得手段を有している場合(請求項7)、当該車両のカーブ進出速度と方位を得ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態に係る運行管理システムを用いた運行管理の例を示す図である。この運行管理システムは、車両2に搭載される車載装置1と、例えば運送業務を行う事務所3側に配置され、各車載装置1によって記録された運行管理データを集計することにより各車両2の管理や全体的な業務記録を行うサーバ4とから構成されている。
【0027】
前記車載装置1は、車両2に配置され車両2の位置データ(緯度、経度)、車速、方位などの車両状態データを得るためのGPS受信部のアンテナ5と、作業内容を入力するための入力端末7と、規定の伝送プロトコルを用いてデジタル無線通信によって無線LANを形成するための無線通信カード8と、車両2に差し込まれるシガープラグ(車両の電源供給ソケットに差し込まれる形状の電源端子)9とを備えている。
【0028】
本実施形態の車載装置1は、車両2の上面部に面する適切な位置にGPSアンテナ5を取り付けると共に、シガープラグ9を車両2の電源供給用ソケット(以下、シガーソケット)に差し込むことにより、車両2に対するセンサ等の取付け工事なしに極めて容易に取り付けることができる。
【0029】
一方、サーバ4は、無線LANで接続されている車載装置1との間をファイル転送するための機能、例えばFTP(ファイル・トランスファ・プロトコル)サービスの機能を有すると共に所定の処理を行うコンピュータ4aと、前記無線通信カード8との通信を行い車載装置1に記録された運行管理データを読み出すために例えば標準規格IEEE802.11bに対応した通信を行なう端末10と、コンピュータ4aによって分析した業務記録などを印刷するプリンタ11とを備えている。ここでは、サーバ4と車載装置1間の通信手段として無線LANを用いたものを示したが、これに限らず、サーバ4と車載装置1間の通信手段として例えば、PHS回線や携帯電話回線などを用いても良い。
【0030】
なお、前記無線通信カード8が用いる前記伝送プロトコルには上述したIEEE(米国電気電子技術協会)の802委員会が定めた標準規格IEEE802.11bの通信を行うもの(望ましくは非営利団体WECA:Wireless Ethernet(登録商標) Compatibility Allianceによって行われる互換性チェックに合格したもの)の他にも、簡易携帯電話(PHS)業界の任意団体(PIAF:PHS internet access
forum) が定めたPIAFS(PHS internet access forum standard)に準拠する通信を行うものなどが考えられる。
【0031】
各車両2は、前記無線通信カード8を用いた通信によってサーバ4からダウンロードした運行指示データ(後述する)によって指示されたルートに従って、複数の作業地点12a,12b…を巡回する。そして、乗務員6は荷物の積込みや荷卸しを行うときに、作業内容を、入力端末9を用いて入力して、車載装置1は入力された内容を図示しない記憶部に記録する。また、全ての作業地点12a,12b…を巡回して事務所3に帰ると、無線LANのエリア内に入ることで無線通信カード8は再び端末10と通信できる状態となり、無線通信カード8と端末10との通信によって車載装置1からサーバ4に運行管理データ(後述する)をアップロードすることにより一日の業務記録を報告することができる。
【0032】
図2は前記車載装置1の構成を示すブロック図である。図2に示すように、この車載装置1は、GPSアンテナ5を接続して現在位置の緯経度や高度などの位置データに加えて車両の走行速度や方位などの各種車両状態を車両情報データとして出力するGPS受信部13(以下、GPSアンテナ5を含めてGPS受信部13という)と、増幅回路とスピーカを有する音声出力部14と、無線通信カード8を挿脱自在に保持すると共に、この無線通信カード8に対するデータのやり取りを行うためのカードインターフェース15と、シガープラグ9を介して入力する例えば12Vの電源電圧Viを必要な大きさの出力電圧Voに調整すると共に電源電圧Voの瞬断が生じても電圧Voを安定させるための蓄電機能を有する電源回路16と、前記電源電圧Viに含まれるリップルを用いて車両2のエンジン2aの回転数を検出する回転数検出回路17と、作業内容や処理結果などを表示する表示部19と、前記各構成要素が接続された処理部18とを有している。
【0033】
本実施形態では、前記カードインターフェース15に無線通信カード8を取り付けているので、車載装置1はサーバ4におけるコンピュータ4aに接続された端末10の無線LANのエリア内に入ることで、サーバ4と無線LAN接続されて互いにデータの通信を行うことが可能となる。したがって、乗務員6は図8に示した従来のように、メモリカード58を用いるまでもなく、サーバ4からの運行指示データのダウンロードや、サーバ4に対する運行管理データのアップロードを自動的に行うことができる。
【0034】
なお、本実施形態の運転管理システムにおける車載装置1は、カードインターフェース15に無線通信カード8をセットすることに限定するものではなく、このカードインターフェース15にメモリカードを挿入して、運行支持データや運行管理データのやりとりを、メモリカードを介して行うようにしてもよい。
【0035】
前記回転数検出回路17は、前記エンジン2aの回転に比例する回転数で回転する交流発電機(オルタネータ)2bによって生じる周期的なリップルを検出し、これに所定の定数を乗算することにより、エンジン回転数を求めるものである。このエンジン回転数検出回路17は、例えばエンジン2aに連動される交流発電機2bによるリップルだけを通過させるリップル通過手段(図示せず)を備え、このリップル通過手段を通過したリップルに基づいてエンジン回転数を検出するものである。これによって、エンジンの動作に伴って生じるスパイク的なノイズの影響を受けることのない回転数検出を行うことが可能となる。
【0036】
図3は前記車載装置1の処理部18内における処理の内容を説明するブロック図である。本例に示す各部の構成は、処理部18によって実行されるプログラムによって実現されるものであるから、プログラム処理の内容を概略的に示すものであるが、これらをハードウェアによって形成してもよいことはいうまでもない。また、本発明は、このような構成を限定するものではない。
【0037】
図3において、30は回転数検出回路17およびGPS受信部13から得られた速度データを用いて正確な車速を求める速度管理手段、31は車速を監視する速度監視手段、32はGPS受信部13から得られた位置データと車速から作業内容の入力条件にかなう状態において作業内容を連想する位置連想手段である。また、33は車載装置1内の記憶部、34は車両の速度,位置,エンジン回転数などの車両状態データや作業内容などを記憶部33に記録したり、記憶部33の内容をカードインターフェース15などを介してサーバ4に対して入出力する集計記録手段である。
【0038】
35は乗務員6に対して作業内容を確認するための作業内容確認手段、14aはスピーカを有する音声出力部14に対して音声信号を出力する音声出力手段、19aは操作内容や作業内容を表示するための表示信号を表示部19に対して出力する表示手段である。
【0039】
前記記憶部33は、例えば運行管理データ40として、車両2の緯経度などの位置41a,車速41b,エンジン回転数41cなどの車両状態データ41と、各地点における作業内容を示す作業内容データ42と、時間データ43とを時系列的に記録する。そして、作業内容データ42として乗務員6による作業内容の入力履歴42aを記録する。さらに、記憶部33は、例えば各作業地点の緯経度などの位置44a,作業時間44b,作業内容の候補44cおよび確率44dなどから成る運行指示データ44を記録している。
【0040】
前記運行指示データ44は、基本的にサーバ4側からダウンロードしたり、乗務員6による作業内容の入力に伴って登録されるものであり、運行管理データ40は業務の遂行に伴って順次蓄積される記録データである。
【0041】
また、45は前記入力端末7の操作などにより乗務員6が何らかの作業を入力したときに、この入力が運行指示データ44内に既に記録されているものでない場合に、新たな作業地点を運行指示データ44内に登録する作業地点登録手段、46はこの運行管理データ40内に記録されている入力履歴42aを用いて作業内容の候補44cおよびその確率44dを調整する作業内容確率調整手段である。
【0042】
図4は本実施形態に係る運行管理システムの車載装置に備えられるカーブ監視部の構成を示すブロック図である。図4において、カーブ監視部36は、GPS受信部13(図3参照)からの速度信号(速度データ)と方位信号(方位データ)に基づいて車両の角速度を算出する角速度算出手段402と、前記車両のカーブ進入時点からの前記角速度に基づくカーブ角度とカーブ時間とにより平均角速度を算出する平均角速度算出手段408と、前記算出された平均角速度が所定の平均角速度閾値を越えるとき警告信号を出力する警告信号出力手段411と、前記角速度が所定の角速度閾値を越えるか否かを判定する角速度判定手段402と、該角速度判定手段402により前記角速度が所定の角速度閾値を越えると判定されたとき前記車両がカーブ開始したと見なすと共に前記角速度が前記所定の角速度閾値以下と判定されたとき前記車両がカーブ終了したと見なすカーブ開始終了判定手段410とを有している。
【0043】
また、前記カーブ監視部36は、前記カーブ開始と判定されたときのカーブ開始時点から前記角速度を積算して前記カーブ角度を算出するカーブ角度算出手段404と、前記算出されたカーブ角度が所定角度以上であるとき前記車両がカーブしたと見なすカーブ判定手段409と、前記カーブ開始時点のカーブ進入速度と方位を、その時点の前記速度信号と前記方位信号から取得するカーブ進入情報取得手段405と、前記カーブ終了時点のカーブ進出速度と方位を、その時点の前記速度信号と前記方位信号から取得するカーブ進出情報取得手段406とを有している。これらの各手段402〜411は、演算制御手段401に接続されており、演算制御手段401の制御により、それぞれの動作が行われる。
【0044】
次に、図1〜図3を参照して、車載装置1を搭載した車両2を用いて例えば運送業務を行う場合について説明する。
【0045】
事務所3においてサーバ4は無線LANを用いて車両2の車載装置1に、少なくともその日に巡回する各作業地点12a,12b…の位置44a,作業時間44b,作業内容の候補44cおよび確率44dなどからなる運行指示データ44を転送している。なお、各作業地点12a,12b…における作業内容が確定している場合には、この作業内容の確率44dは100%である。
【0046】
そして、乗務員6が各作業地点12a,12bに到着すると、位置連想手段32は運行指示データ44に含まれている位置44aのデータと、GPS受信部13から受信した位置データとを比較し、車両2の位置が運行指示データ44に含まれている位置44aに対して例えば100m以内に近づくと共に、速度監視手段31によって車速が例えば3km/h以下になったことを検出できた時点で作業内容の入力条件にかなうことを検出する。すなわち、位置連想手段32は車両2の速度や位置を用いて作業内容の入力条件にかなう状態であるかどうかを監視する。
【0047】
ここで、作業内容の入力条件に車両2の速度が極低速(例えば所定の速度として3km/h以下)であることを含めているので、乗務員6が車載装置1に対して操作を行ったとしても、運転の妨げになることがない。また、通常2〜3km/h程度の速度誤差があるGPS受信部13のみを用いた車速の検出であっても車載装置1は確実に動作させることができる。
【0048】
また、位置連想手段32は、運行指示データ44として記録された各位置44aにおける作業内容の候補44cを参照して、現在の車両2の位置から最も確率44dが高い作業内容の候補44cを連想(検索)する。なお、確率が100%のときは候補44cに挙げられている作業内容は確定している。
【0049】
次いで、作業内容確認手段35は、例えば以下の手順にて乗務員6に対する作業内容の入出力を行う。一例として車両2の位置が積込み作業を行う確率の高い作業地点12a,12b…に近づいた場合には、作業内容確認手段35は音声出力部14を用いて最も確率の高い作業内容を確認する伺いメッセージとして、例えば「積込みですか?」と乗務員6に対して作業内容の入力を促す音声を発声させる。そして、積込みであれば、乗務員6は入力端末7を操作して「積込み」を入力する。この場合、作業内容確認手段35は、積込み作業中であることが確認できて、次の処理を進めることができる。
【0050】
この後、作業内容確認手段35は、作業内容が確認できると、表示手段19aを介して表示部19に例えば「積込作業入力しました」と表示すると共に、音声出力手段14aを介して音声出力部14に「積込みを入力しました」と発声させる。前記集計記録手段34は、前記一連の作業内容確認動作によって入力できた作業内容を運行管理データ40として登録することができる。また、集計記録手段34は、入力された作業内容と現在位置との関連を入力履歴42aとして記録する。さらに、作業内容確率調整手段46は、入力履歴42aに記録する作業内容と現在位置との関係を用いて確率44dを調整し、次回の作業内容の入力に備える。
【0051】
次に、図4〜図7を参照して、本実施形態における運行管理システムの特徴とする動作(カーブ警告に関する前処理)について説明する。車両が、例えば、図6に示すように方向aから道路Rを右折して方向bへ走行する場合、この車両は破線Lで示すような軌跡をとることになる。この破線Lで示す軌跡に従って車両は走行するので、車両の角速度は例えば図7に示すラインL1で示すように変化していき、車両が右折を終え、直進道路に入ると、方位の変化が殆ど生じないため、角速度は、ほぼゼロまたは小さくなる。また、車両が図6に示すように破線Lに沿って右折していくと、曲がっていく角度θ(カーブ角度)は増加していき、車両が例えば90度曲がると、カーブ角度θはπ/2となる。ここで、角速度をω[rad/sec]、時間をt[sec]とすると、θ=ωtで示される。
【0052】
次に図5に示すフローチャートに従って説明する。車両が走行している状態において、車載装置1の処理部18に含まれるカーブ監視部36は、GPS受信部13からの速度信号と方位信号(緯度および経度による方位信号)を取得する(ステップS1)。そして、カーブ監視部36における角速度算出手段403は前記速度信号と前記方位信号に基づいて角速度を算出する(ステップS2)。即ち、前記GPS受信部13は、3個の人工衛星(図示せず)から1秒単位でデータを受信しているので、角速度算出手段403は、前記データにより1秒当たりの角度変化を検出することにより、角速度を求めることができる。
【0053】
前記算出された角速度は、角速度判定手段402に入力され、トリガ角速度としての所定の角速度閾値X(図7ではラインL2で示すレベル)を越えるか否かが判定される(ステップS3)。角速度閾値Xは例えば普通車ならばX=5となり、角速度が角速度閾値「5」を越えると、カーブ開始終了判定手段410は車両がカーブを開始したと判定することができる。車両がカーブを開始したと判定されると、カーブ進入情報取得手段405は、車両のカーブ進入速度と方位を、その時点のGPS受信部13からの速度信号と方位信号によって取得する(ステップS4)。ここで前記カーブ進入速度とは、車両がカーブを開始した直前の速度のことを言う。
【0054】
そして、車両がカーブに入り、角速度が図7中のラインL1で示したように時間とともに変化する。カーブ角度算出手段404は、カーブ開始時点からの角速度を積算して(ステップS5)、即ち、刻々変化する角速度を時間で積分して、カーブ角度(車両が曲がった角度)を得る(ステップS6)。ここで、前記カーブ開始時点とは、刻々変化する角速度がトリガ角速度としての角速度閾値X(図7中のラインL1)を越えた時点を言う。
【0055】
次にカーブ判定手段409は、前記カーブ角度が所定角度以上であるか否かを判定し(ステップS7)、前記カーブ角度が所定角度以上であれば、車両はカーブしたと見なし(ステップS8)、前記カーブ角度が所定角度未満であれば、カーブとは見なさない(ステップS9)。一般に、道路が直線コースであっても、車両はある程度、左右にぶれるのをハンドル操作で修正して直進コースを走行するので、このときに多少のカーブ角度が生じることになる。したがって、車両が所定角度未満であればカーブと見なす必要がなく、所定角度以上曲がった場合に、車両がカーブしたと見なせば良いことになる。
【0056】
また、ステップS6の処理で得られたカーブ角度(車両が曲がっている最中の角度)とカーブしている時間とを入力した平均角速度算出手段408は、そのカーブ角度と時間とに基づいて平均角速度を算出する(ステップS12)。例えば、1秒毎のカーブ角度の変化が角速度になるが、この角速度を時間で積分して得た積分値(その時点のカーブ角度)を、その時点までのカーブ時間で割れば、その時点までの平均角速度を求めることができる。
【0057】
カーブにおいて車両のカーブ速度の変化に応じて、その時点の平均角速度も変化するので、その時点の平均角速度が所定の平均角速度閾値Yを越えるか否かが平均角速度判定手段407により判定される(ステップS13)。なお、例えば車両がカーブの途中で信号待ちなどにより止まって、その後、カーブを走行した場合でも、この時点までの角速度に基づくカーブ角度と走行時のカーブ時間(停止時のカーブ時間は除く)とによって平均角速度を算出することができる。
【0058】
前記平均角速度と比較する平均角速度閾値Yは、例えば、普通車であれば「13」に設定され、普通車の平均角速度が「13」を越えると、危険なカーブとして判定される。即ち、平均角速度判定手段407において、前記平均角速度が所定の平均角速度Yを越えると判定されたときは、車両の乗務員に現時点の速度で曲がるには危険なカーブであることを警告するために、警告信号出力手段411は危険なカーブを警告するための警告信号を出力する(ステップS14)。この警告信号を入力した音声出力手段14a(図3参照)は、例えば「このカーブは危険です。」と言ったような警告音声をするための音声信号を音声出力部14に入力し、これにより、音声出力部14からは前記警告音声が出力される。
【0059】
一方、角速度判定手段402により角速度が角速度閾値X以下であると判定され(ステップS3)、且つカーブ開始終了判定手段410によりカーブ検出(車両がカーブを終了したことの判定)がされていた場合(ステップS10)、車両はカーブ走行が終了したと見なされ、カーブ進出情報取得手段406は、その時のカーブ進出速度と方位を、その時点でのGPS受信部13(図3参照)からの速度信号と方位信号に基づいてそれぞれ取得する(ステップS11)。
【0060】
次に、平均角速度算出手段408は、カーブ角度算出手段404においてカーブ進入時点からカーブ進出時点までの角速度を積算して得られたカーブ角度を、カーブ進入時点からカーブ進出時点までに要したカーブ時間で割って、このカーブ走行における車両の平均角速度を算出する(ステップS12)。この場合の平均角速度は、車両が直進走行からカーブ走行に入った時点から、カーブ走行してカーブ走行を抜け出す時点までに要したカーブ時間と、車両が曲がったカーブ角度とにより求めることができる。即ち、平均角速度=カーブ角度÷カーブ時間となる。
【0061】
この後、平均角速度判定手段407は、前記平均角速度が平均角速度閾値Yを越えるか否かを判定する(ステップS13)。この平均角速度判定手段407において、前記平均角速度が所定の平均角速度Yを越えると判定されたときは、車両の乗務員に現時点の速度で曲がるには危険なカーブであることを警告するために、警告信号出力手段411は危険なカーブを警告するための警告信号を出力する(ステップS14)。この警告信号を入力した音声出力手段14aは、例えば「このカーブは危険です。」と言ったような警告音声をするための音声信号を音声出力部14に入力し、これにより、音声出力部14からは前記警告音声が出力される。
【0062】
また、車両が右回りに曲がった場合の角速度の符号をプラスとし、左回りに曲がった場合の角速度の符号をマイナスとすると、角速度算出手段403において算出された角速度の符号と、カーブ判定手段409において判定されたカーブとを検出し、右回りのカーブと左回りのカーブをそれぞれカウントすることにより、当該車両が曲がった右回りのカーブの個数と左回りのカーブの個数をそれぞれ得ることができる(ステップS15)。
【0063】
以上のような処理がカーブ監視部36において行われ、このカーブ監視部36で得られた角速度、カーブ角度、カーブ開始時点、カーブ終了時点、カーブ進入速度、カーブ進入時の方位、カーブ進出速度、カーブ進出時の方位、平均角速度、カーブ回数、右回りカーブの回数、左回りカーブの回数、カーブに関する警告回数、各処理を行った時刻および時間などのデータが集計記録手段34(図3参照)に収集され、この収集データが例えば1日の運行業務終了時などに、無線LANを介してサーバ4に送信される。これに応答してサーバ4は、その収集データを処理して、安全運転に関する評価結果を例えばプリント出力する。そして、運行管理者は、その評価結果を当該乗務員に見せることにより、急カーブなどに関する安全運転の指導を効果的に行うことができる。
【0064】
以上説明したように本実施形態によれば、GPS受信部13からの速度信号と方位信号に基づいて車両のカーブ進入時点からの平均角速度を算出し、前記平均角速度が所定の平均角速度閾値を越えるときに警告信号を出力するカーブ監視部36を有する車載装置1を備えたので、当該車両にとっての危険なカーブを警告することができるのは勿論、従来技術のように加速度計やジャイロなどのセンサ部品が不要となり、また、このようなセンサ部品を車両に取り付ける工事も不要となって、この分、コストダウンを図れ、また、車載装置1の車両における取り付け位置や方向の制限がなくなり、これにより、車内を有効に利用でき、また、乗務員にとっては車内の使い勝手も向上する。
【0065】
また、カーブを走行する車両の危険となる角速度は、車種により異なるので、平均角速度閾値を車種毎に設定することにより、当該車両の危険となるカーブを精度良く検出することが可能になる。また、例えば、バスと乗用車を比べると、同じカーブを曲がる場合でも、角速度の変化が異なるので、前記角速度閾値は車種毎に設定することにより、当該車両がカーブに進入した時点と、カーブから進出した時点とを精度良く検出することが可能になる。
【0066】
また、カーブ角度が所定角度以上であるときは、当該車両はカーブしたと見なすことができ、カーブ角度が所定角度未満であるときは、当該車両はカーブしていないと見なすことができる。例えば、車両が直線道路を走行していても、通常は多少カーブ角度が生じるが、これをカーブとして見なさなくすることができる。
【0067】
なお、上記実施形態では、車両が道路を例えば右折する場合について説明したが、それに限らず、当該車両が直線道路を走行しているときに、前方を走行している車両を当該車両が追い抜きを行う場合、当該車両が車線変更すると角速度が大きく変化するので、この角速度が所定の角速度閾値を越えたときに警告を発生させるようにできることは言うまでもない。これにより、追い抜き時の車両の事故を防止することができる。本発明で言うカーブの概念は、車両が進行方向を変更し、そのときに角速度が変化する場合におけるカーブを含むものとする。
【0068】
【発明の効果】
以上のように本発明の運行管理システムによれば、車両がカーブに進入すると、車両の方位が変化するため角速度が変化し、カーブ監視部において、GPS受信部からの速度信号と方位信号に基づいてカーブ進入時点からの平均角速度が算出され、この平均角速度が所定の平均角速度閾値を越えると、当該車両にとっては危険なカーブであるとして、警告信号を出力する。したがって、従来技術のように加速度計やジャイロなどのセンサ部品を用いずに、カーブを検出でき、当該車両にとっての危険なカーブを警告することができるので、前記加速度計やジャイロなどのセンサ部品、およびそのようなセンサ部品を車両に取り付ける工事も不要となって、この分、コストダウンを図れ、また、車載装置の車両における取り付け位置や方向などの制限がなくなり、これにより、車内を有効に利用でき、乗務員にとっては車内の使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る運行管理システムの全体を示す構成図である。
【図2】図1中の車載装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図2中の処理部の処理内容を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る運行管理システムの車載装置に備えられるカーブ監視部の構成を示すブロック図である。
【図5】前記カーブ監視部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】前記カーブ監視部の動作におけるカーブ角度を説明するための図である。
【図7】前記カーブ監視部の動作における角速度の時間的な変化を示す説明するための図である。
【図8】従来の運行管理システムの全体を示す構成図である。
【図9】前記運行管理システムにおける車載装置の入力端末の操作面を示す図である。
【符号の説明】
1…車載装置、2…車両、13…GPS受信部、36…カーブ監視部、402…角速度判定手段、403…角速度算出手段、404…カーブ角度算出手段、405…カーブ進入情報取得手段、406…カーブ進出情報取得手段、407…平均角速度判定手段、408…平均角速度算出手段、409…カーブ判定手段、410…カーブ開始終了判定手段、411…警告信号出力手段。

Claims (7)

  1. 運行管理に必要な運行管理データを記録する運行管理システムであって、GPS受信部からの速度信号と方位信号に基づいて車両のカーブ進入時点からの平均角速度を算出し、前記平均角速度が所定の平均角速度閾値を越えるときに警告信号を出力するカーブ監視部を有する車載装置を備えたことを特徴とする運行管理システム。
  2. 前記カーブ監視部は、GPS受信部からの速度信号と方位信号に基づいて車両の角速度を算出する角速度算出手段と、前記車両のカーブ進入時点からの前記角速度に基づくカーブ角度とカーブ時間とにより平均角速度を算出する平均角速度算出手段と、前記算出された平均角速度が所定の平均角速度閾値を越えるとき警告信号を出力する警告信号出力手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の運行管理システム。
  3. 前記カーブ監視部は、前記角速度が所定の角速度閾値を越えるか否かを判定する角速度判定手段と、該角速度判定手段により前記角速度が所定の角速度閾値を越えると判定されたとき前記車両がカーブ開始したと見なすと共に前記角速度が前記所定の角速度閾値以下と判定されたとき前記車両がカーブ終了したと見なすカーブ開始終了判定手段とを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の運行管理システム。
  4. 前記カーブ監視部は、前記カーブ開始と判定されたときのカーブ開始時点から前記角速度を積算して前記カーブ角度を算出するカーブ角度算出手段を有することを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の運行管理システム。
  5. 前記カーブ監視部は、前記算出されたカーブ角度が所定角度以上であるとき前記車両がカーブしたと見なすカーブ判定手段を有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の運行管理システム。
  6. 前記カーブ監視部は、前記カーブ開始時点のカーブ進入速度と方位を、その時点の前記速度信号と前記方位信号から取得するカーブ進入情報取得手段を有することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の運行管理システム。
  7. 前記カーブ監視部は、前記カーブ終了時点のカーブ進出速度と方位を、その時点の前記速度信号と前記方位信号から取得するカーブ進出情報取得手段を有することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の運行管理システム。
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