JP2004240843A - 情報販売促進システム、情報販売管理装置及び情報処理方法 - Google Patents

情報販売促進システム、情報販売管理装置及び情報処理方法 Download PDF

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尚生 大谷
Yoshiaki Ukita
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Abstract

【課題】パッケージコンテンツにして提供可能な情報内容の料金体系とディジタルコンテンツにして配信可能な情報内容の料金体系とをリンクできるようにすると共に、パッケージコンテンツの販売とディジタルコンテンツの販売とを相乗効果的に促進できるようにする。
【解決手段】課金対象であるパッケージコンテンツ又は/及びディジタルコンテンツを販売促進するシステムであって、ディジタルコンテンツの情報内容を販売管理する情報販売管理装置2と、この情報販売管理装置2から情報内容を受信して処理する情報処理装置とを備え、情報販売管理装置2は、情報内容の購入申し込みを受付けし、ここで受付けされた購入申し込みに基づいてパッケージコンテンツの情報内容の提供を希望しているか又は、ディジタルコンテンツの情報内容の配信を希望しているかを判別し、当該判別結果に基づいて情報内容の課金形式を決定するものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、雑誌、マンガ、新聞、書籍等の出版物や、これらの電子データ等を販売するパッケージ&ディジタルコンテンツ販売促進システム等に適用して好適な情報販売促進システム、情報販売管理装置及び情報処理方法に関する。詳しくは、紙媒体形式にして提供可能、又は/及び、電子情報形式にして配信可能な課金対象である任意の情報内容を販売促進する場合に、電子情報形式の情報内容を販売管理する情報販売管理装置を備え、情報内容の購入申し込みを受付けし、ここで受付けられた購入申し込みに基づいて紙媒体形式の情報内容の提供を希望しているか又は、電子情報形式の情報内容の配信を希望しているかを判別し、この判別結果に基づいて情報内容の課金形式を決定して、紙媒体形式にして提供可能な情報内容の料金体系と電子情報形式にして配信可能な情報内容の料金体系とをリンクできるようにすると共に、紙媒体形式の情報内容の販売と電子情報形式の情報内容の販売とを相乗効果的に促進できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、定期購読販売の対象となる「新聞」等の書籍物が新聞社(出版社)から新聞販売店に納品され、ユーザは新聞販売店に定期購読代金を支払って「新聞」を購入する形態が取られる場合が多い。
【0003】
一方、近年の情報処理分野の飛躍的な発展に伴い、携帯電話機や、ノート型のパーソナルコンピュータ(以下パソコンという)、携帯型情報端末装置等あるいは、デスクトップ型のパソコンが使用される場合が多くなってきた。また、電子書籍提供業者(サービスメーカー)の主導でエンドユーザが欲しいと思われる雑誌、マンガ、コミック等の「書籍物」を決定して、それを電子化し電子書籍データで発売する形態が取られるに至っている。この種の電子書籍データは携帯電話機や、ノート型のパソコン、デスクトップ型のパソコン、携帯型情報端末装置といった電子書籍専用の端末装置等により表示処理可能となされている。
【0004】
ところで、特許文献1には出版システムが開示され、このシステムによれば、書籍が本来的に有する可読性、可搬性及び所有性の利点を損なわずに、需用者が希望する印刷スタイルや、装丁スタイルに基づいて製本ができるようにしたものである。また、特許文献2にはオンデマンド出版サーバ等が開示され、このサーバによれば、読者一人一人の要求に応じた形態で書籍を出版できるようにしたものである。
【0005】
更にまた、特許文献3にはエンドユーザの注文に応じて書籍物を個別に出版するPOD(Print On Demand)システムが開示されている。このシステムによれば、出版注文が予想されるタイトルの書籍物を予め複数選考して各々を電子書籍データ化してストックする。そして、予め電子書籍データ化された書籍物のタイトルをインターネット上のホームページ等にリスト表示をする。このリスト表示されたタイトルの中から、エンドユーザにパソコン等を通じて自由に選択してもらう。サービスメーカーでは、選択されたタイトルの電子書籍データに基づいて実際に製本し、ここで製本された書籍物をエンドユーザに配達するようにしたものである。サービスメーカーでは、複数のタイトルの書籍物に係る電子書籍データを前もって準備し確保しておくことで、何時くるか分からない出版注文に備えている。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−290973号公報(第2頁,右欄)
【特許文献2】
特開2002−207815号公報(第4頁,左欄)
【特許文献3】
特開2002−215913号公報(第2頁,左欄)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来例に係る新聞・書籍等の販売システムによれば、次のような問題がある。
【0008】
▲1▼ 従来から雑誌、マンガ、新聞、書籍等の出版物(以下パッケージコンテンツともいう)を購読する情報利用者が多くなっている。しかしながら、「新聞」の例を採って見ると、「新聞」のみを定期購読契約している家庭では、例えば、ご主人が「新聞」を勤務先へ持参してしまうと、在宅する者が「新聞」を見られないという事態が生ずる。このような場合に、家庭用とご主人用と「新聞」をダブルに契約する方法が考えられるが、家計費に占める新聞購読料が多くなる。
【0009】
▲2▼ また、特許文献1乃至特許文献3に見られるようなPODシステム等によれば、情報利用者が個別に要求するパッケージコンテンツを得ることができるが、現在、パッケージコンテンツとディジタルコンテンツとの料金体系をリンク付けるようなものは存在しておらず、個々に、単独で成り立つ価格を設定している。
【0010】
▲3▼ 従って、パッケージコンテンツにして提供可能な情報内容の料金体系とディジタルコンテンツにして配信可能な情報内容の料金体系とがリンクされていないので、パッケージコンテンツ(以下で紙媒体形式の情報内容ともいう)の販売とディジタルコンテンツ(以下で電子情報形式の情報内容ともいう)の販売とを効果的に促進する際の妨げとなっている。
【0011】
そこで、この発明はこのような従来の課題を解決したものであって、紙媒体形式にして提供可能な情報内容の料金体系と電子情報形式にして配信可能な情報内容の料金体系とをリンクできるようにすると共に、紙媒体形式の情報内容の販売と電子情報形式の情報内容の販売とを相乗効果的に促進できるようにした情報販売促進システム、情報販売管理装置及び情報処理方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した課題は、紙媒体形式にして提供可能、又は/及び、電子情報形式にして配信可能な課金対象である任意の情報内容を販売促進するシステムであって、電子情報形式の情報内容を販売管理する情報販売管理装置と、この情報販売管理装置から情報内容を受信して処理する情報処理装置とを備え、情報販売管理装置は、情報内容の購入申し込みを受付けし、ここで受付けされた購入申し込みに基づいて紙媒体形式の情報内容の提供を希望しているか又は、電子情報形式の情報内容の配信を希望しているかを判別し、当該判別結果に基づいて情報内容の課金形式を決定することを特徴とする情報販売促進システムによって解決される。
【0013】
本発明に係る情報販売促進システムによれば、紙媒体形式にして提供可能、又は/及び、電子情報形式にして配信可能な課金対象である任意の情報内容を販売促進する場合に、情報販売管理事業者には情報販売管理装置が準備され、また、情報利用者側には情報処理装置が各々準備される。この情報販売管理装置から情報内容を受信して処理する。これを前提にして、情報販売管理装置では電子情報形式の情報内容が販売管理される。まず、情報内容の購入申し込みを受付けし、ここで受付けられた購入申し込みに基づいて紙媒体形式の情報内容の提供を希望しているか又は、電子情報形式の情報内容の配信を希望しているかを判別し、この判別結果に基づいて情報内容の課金形式を決定するものである。
【0014】
従って、紙媒体形式にして提供可能な情報内容の料金体系と電子情報形式にして配信可能な情報内容の料金体系とをリンクできるので、紙媒体形式の情報内容の販売と、電子情報形式の情報内容の販売とを相乗効果的に促進できるようになる。また、一方の情報内容の提供を既に受けている場合であって、新たに他方の情報内容の購入申し込みをした場合、情報利用者は当該他方の情報内容を安価あるいは無償で提供を受けることができる。情報利用者は通勤途中の電車内や勤務先のオフィス等において、情報処理装置に表示された電子新聞の内容を自由に見ることができるようになる。
【0015】
本発明に係る情報販売管理装置は紙媒体形式にして提供可能、又は/及び、電子情報形式にして配信可能な課金対象である任意の情報内容を販売管理する装置であって、情報内容の購入申し込みを受付けする入力手段と、この入力手段によって受付けられた購入申し込みに基づいて紙媒体形式の情報内容の提供を希望しているか又は、電子情報形式の情報内容の配信を希望しているかを判別する判別手段と、この判別手段によって判別された結果に基づいて情報内容の課金形式を決定する制御手段とを備えることを特徴とするものである。
【0016】
本発明に係る情報販売管理装置によれば、紙媒体形式にして提供可能、又は/及び、電子情報形式にして配信可能な課金対象である任意の情報内容を販売促進する場合に、入力手段を使用して情報内容の購入申し込みが受付けられる。これを前提にして、判別手段では入力手段によって受付けられた購入申し込みに基づいて紙媒体形式の情報内容の提供を希望しているか又は、電子情報形式の情報内容の配信を希望しているかが判別される。制御手段では判別手段によって判別された結果に基づいて情報内容の課金形式を決定するようになる。
【0017】
例えば、情報内容の課金形式を決定する際に、既に購入申し込み契約が済んでいて一方の情報内容を提供している場合であって、新たに他方の情報内容の購入申し込みが有った場合、制御手段では当該他方の情報内容を安価あるいは無償で提供するように課金処理する。
【0018】
従って、紙媒体形式にして提供可能な情報内容の料金体系と電子情報形式にして配信可能な情報内容の料金体系とをリンクできるので、紙媒体形式の情報内容の販売と、電子情報形式の情報内容の販売とを相乗効果的に促進できるような情報販売促進システム等の構築に十分に応用することができる。
【0019】
本発明に係る情報処理方法は、紙媒体形式にして提供可能、又は/及び、電子情報形式にして提供可能な課金対象となっている任意の情報内容を販売促進する方法であって、情報内容の購入申し込みを受付けし、ここで受付けされた購入申し込みに基づいて紙媒体形式の情報内容の提供を希望しているか又は、電子情報形式の情報内容の提供を希望しているかを判別し、当該判別結果に基づいて情報内容の課金形式を決定することを特徴とするものである。
【0020】
本発明に係る情報処理方法によれば、紙媒体形式にして提供可能、又は/及び、電子情報形式にして配信可能な課金対象である任意の情報内容を販売促進する場合に、紙媒体形式にして提供可能な情報内容の料金体系と電子情報形式にして配信可能な情報内容の料金体系とをリンクできるので、紙媒体形式の情報内容の販売と、電子情報形式の情報内容の販売とを相乗効果的に促進できるようになる。また、一方の情報内容の提供を既に受けている場合であって、新たに他方の情報内容の購入申し込みをした場合、情報利用者は当該他方の情報内容を安価あるいは無償で提供を受けることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
続いて、この発明に係る情報販売促進システム、情報販売管理装置及び情報処理方法の一実施の形態について、図面を参照しながら説明をする。
(1)実施形態
図1A及びBは本発明に係る実施形態としての情報販売促進システム1の構成例を示すブロック図である。
この実施形態では、紙媒体形式にして提供可能、又は/及び、電子情報形式にして配信可能な課金対象である任意の情報内容を販売促進する場合に、電子情報形式の情報内容を販売管理する情報販売管理装置を備え、情報内容の購入申し込みを受付けし、ここで受付けられた購入申し込みに基づいて紙媒体形式の情報内容の提供を希望しているか又は、電子情報形式の情報内容の配信を希望しているかを判別し、この判別結果に基づいて情報内容の課金形式を決定して、紙媒体形式にして提供可能な情報内容の料金体系と電子情報形式にして配信可能な情報内容の料金体系とをリンクできるようにすると共に、紙媒体形式の情報内容の販売と電子情報形式の情報内容の販売とを相乗効果的に促進できるようにしたものである。
【0022】
図1に示す情報販売促進システム1は、紙媒体形式にして提供可能、又は/及び、電子情報形式にして配信可能な課金対象である任意の情報内容を販売促進するシステムである。このシステム1は、雑誌、マンガ、新聞、書籍等の出版物や、これらの電子データ等を販売するパッケージ&ディジタルコンテンツ販売促進システム等に適用して好適である。従来方式のプリント・オン・デマンド(POD)システムと相違するところは、情報利用者が個々に印刷処理を依頼して紙媒体形式の情報内容を得るものとは異なり、このシステム1では、情報利用者の意思に関係なく電子情報配信事業者から電子情報形式の情報内容を自動発信するようにされるものを対象としている。
【0023】
この情報販売促進システム1において、電子情報配信事業者側には情報販売管理装置2が準備され、雑誌、マンガ、新聞、書籍等の出版物を電子化した電子情報形式の情報内容を販売管理するようになされる。情報販売管理装置2にはデスクトップ型のパーソナルコンピュータ(以下パソコンという)や、ノート型のパソコンが使用される。
【0024】
この情報販売管理装置2では、紙媒体形式及び電子情報形式の情報内容の課金形式を決定する際に、既に購入申し込み契約が済んでいて一方の情報内容を提供している場合であって、新たに他方の情報内容の購入申し込みが有った場合、情報販売管理装置2は当該他方の情報内容を安価あるいは無償で提供するように課金処理するようになされる。
【0025】
例えば、このシステムで紙媒体形式にして提供可能、又は/及び、電子情報形式にして提供可能な課金対象となっている任意の情報内容を販売促進する場合を前提としたとき、情報販売管理装置2は、図1Bに示すフローチャートのステップA1で紙媒体形式又は及び電子情報形式の情報内容の購入申し込みを受付けする。そして、ステップA2で情報販売管理装置2では、この購入申し込みに基づいて紙媒体形式の情報内容の提供を希望しているか又は、電子情報形式の情報内容の提供を希望しているかを判別する。その後、ステップA3で当該判別結果に基づいて情報内容の課金形式を決定する。
【0026】
この紙媒体形式又は電子情報形式の情報内容の課金形式を決定する際に、例えば、既に購入申し込み契約が済んでいて紙媒体形式の情報内容を提供している場合であって、新たに電子情報形式の情報内容の購入申し込みが有った場合、情報販売管理装置2は当該電子情報形式の情報内容を安価あるいは無償で提供するようになされる。また、既に購入申し込み契約が済んでいて電子情報形式の情報内容を提供している場合であって、新たに紙媒体形式の情報内容の購入申し込みが有った場合、情報販売管理装置2は、当該紙媒体形式の情報内容を安価あるいは無償で提供するようになされる。そして、ステップA4で課金処理を実行する(本発明に係る情報処理方法)。
【0027】
また、このシステムで情報利用者側には、情報処理装置#i(i=1〜n)が準備され、情報販売管理装置2から電子化された情報内容を受信して処理するようになされる。情報処理装置#iには携帯型情報端末装置、ノート型のパソコン、デスクトップ型のパソコン、携帯電話機等が使用される。情報処理装置#iは買い取りでも、レンタルのもであってもよい。情報処理装置#iでは例えば、新たに購入申し込みをし、電子化された新聞(以下電子新聞という)を構成する活字や挿し絵等をモニタに表示したり、スピーカから、その電子新聞の取り扱い方法を案内する音声を出力するようになされる。
【0028】
この情報販売管理装置2と情報処理装置#iとは図示しない通信手段により接続される。通信手段には通信事業者の回線接続装置(交換機)、公衆通信網及び無線通信設備、通信ケーブル等が使用される。公衆通信網にはインターネットも含まれる。回線接続装置は回線加入者の宅内通信回線と通信事業者の公衆通信網等とを接続するものである。通信手段にはアナログ及びディジタルの通信回線等の既存の通信基盤を含むものである。例えば、ディジタル通信回線には高速データ通信可能なISDN通信回線が利用される。
【0029】
このシステムで雑誌、マンガ、新聞、書籍等の紙媒体形式の情報内容(出版物)を提供する際に、当該出版物を電子情報形式に変換した電子情報内容の提供が受けられるクーポン券あるいはサービス券を付加して販売するようにしてもよい。このようにすると、出版物の売り上げを促進することができる。
【0030】
また、このシステムで紙媒体形式又は電子情報形式の情報内容の課金形式を決定する際に、既に購入申し込み契約が済んでいて電子情報形式の情報内容を提供している場合であって、新たに紙媒体形式の情報内容の購入申し込みが有った場合、情報販売管理装置2に対して当該電子情報形式の情報内容の提供を受けている本人か否かを確認処理するようにしてもよい。真にサービスを受ける者を保護することができる。
【0031】
このように、本発明に係る実施形態としての情報販売促進システム1によれば、紙媒体形式にして提供可能、又は/及び、電子情報形式にして配信可能な課金対象である任意の情報内容を販売促進する場合に、情報販売管理装置2では紙媒体形式又は/及び電子情報形式の情報内容の購入申し込みを受付けし、ここで受付けられた購入申し込みに基づいて紙媒体形式の情報内容の提供を希望しているか又は、電子情報形式の情報内容の配信を希望しているかを判別し、この判別結果に基づいて情報内容の課金形式を決定するものである。
【0032】
従って、紙媒体形式にして提供可能な情報内容の料金体系と電子情報形式にして配信可能な情報内容の料金体系とをリンクできるので、紙媒体形式の情報内容の販売と、電子情報形式の情報内容の販売とを相乗効果的に促進できるようになる。また、一方の情報内容の提供を既に受けている場合であって、新たに他方の情報内容の購入申し込みをした場合、情報利用者は当該他方の情報内容を安価あるいは無償で提供を受けることができる。
【0033】
(2)実施例
図2は本発明に係る実施例としてのパッケージ&ディジタルコンテンツ販売促進システムの構成例を示すブロック図である。
この実施例では情報販売促進システムの一例となるパッケージ&ディジタルコンテンツ販売促進システム10を構築し、紙媒体形式(以下パッケージコンテンツという)にして提供可能な情報内容の料金体系と電子情報形式(以下ディジタルコンテンツという)にして配信可能な情報内容の料金体系とをリンクできるようにすると共に、パッケージコンテンツの情報内容の販売とディジタルコンテンツの情報内容の販売とを相乗効果的に促進できるようにしたものである。
【0034】
図2に示すパッケージ&ディジタルコンテンツ販売促進システム10は、パッケージコンテンツにして提供可能、又は/及び、ディジタルコンテンツにして配信可能な課金対象である任意の情報内容を販売促進するシステムである。従来方式のPODシステムと相違するところは、ユーザ20が個々に印刷処理を依頼してパッケージコンテンツを得るものとは異なり、このシステム10では、ユーザよ20の意思に関係なく電子情報配信事業者(以下電子書籍サービス提供業者105という)からディジタルコンテンツを自動発信するようにされるものを対象としている。
【0035】
この例ではユーザ20には情報処理装置の一例となるノート型のパソコン3が準備され、電子書籍サービス提供業者105には情報販売管理装置2が準備され、また、パッケージコンテンツの提供元である出版社、例えば、新聞社103にはパソコン4が準備される。以下、任意の情報内容に関してパッケージコンテンツ及びディジタルコンテンツ提供可能な「新聞」の場合について説明をする。
【0036】
図2に示すシステム10において、経路▲9▼では新聞社103から新聞販売店107には定期購読対象となる「新聞」がパッケージコンテンツとして納品されている。これを前提にして、ユーザ20は経路▲1▼で購読代金を新聞販売店107へ支払って「新聞」を定期購入する定期購読を契約しているものとする。そして、ユーザ20は定期的に経路▲2▼で当該「新聞」を入手するようになされる。これにより、ユーザ20が「新聞」を継続して購入している状態である。
【0037】
このような場合に、図3に示す経路▲3▼で当該電子書籍サービス提供業者105はユーザ20に対してディジタルコンテンツサービスを受ける契約をして頂くように働きかける。契約は当該「新聞」を電子化した電子新聞(ディジタルコンテンツ;ディジタル新聞データD2)を購入して頂くためである。このサービス契約を済ませると、電子書籍サービス提供業者105は当該ユーザ20を特定できるようになる。ユーザ20は同経路▲3▼でユーザ登録する。登録されたユーザに関する情報はユーザ登録情報D1を構成する。ユーザ20が登録するものは、住所、氏名、年齢、性別、新聞販売店名、パスワード及び、メールアドレス等である。
【0038】
一方、電子書籍サービス提供業者105ではユーザ20から登録があったユーザ登録情報D1を管理する。このとき、情報販売管理装置2では経路▲5▼で新聞販売店107に対して購入申し者の照会処理する。例えば、「新聞」の購入申し込み契約が済んでいる者であるかを確認する。また、現在に至る購読期間、購読契約している新聞の種類等が参照される。真にサービスを受けるユーザ20を保護するためであり、不正利用者を排除するためである。
【0039】
このとき、電子書籍サービス提供業者105は、ユーザ登録情報D1に基づいてディジタルコンテンツ(ディジタル新聞データD2)の関心度を評価できるようになる。電子書籍サービス提供業者105は図2に示す経路▲4▼で、新聞社103へディジタル新聞データD2の転送を委託する。このとき、電子書籍サービス提供業者105と新聞社103との間でデータ供給業務契約を締結する。そして、新聞社103からのディジタル新聞データD2は経路▲6▼で電子書籍サービス提供業者105へ転送される。このように、新聞社103と電子書籍サービス提供業者105との間でデータ供給業務契約を締結した場合は、その後、同経路▲4▼で電子書籍サービス提供業者105と新聞社103との間でコンテンツ料金を分配するようになされる。
【0040】
他方、電子書籍サービス提供業者105は図2に示す経路▲7▼でユーザ20に対してインターネット等を通じてディジタル新聞データD2(ディジタルコンテンツ)を定期的に送信するようになされる。これにより、ユーザ20はディジタル新聞データD2を定期的に入手できるようになる。このとき、電子書籍サービス提供業者105は、ユーザ20が既にパッケージコンテンツの提供を受けている場合であるので、新たなディジタルパッケージの購入申し込みに対して、安価あるいは無償で提供するように、ユーザ20に対して課金処理を行うようになされる。
【0041】
このシステム10で新聞社103等の出版社がディジタルコンテンツ申し込み受付け処理を実行する場合は経路▲8▼で新聞販売店107に対して購入申し者の照会処理をしてもよい。
【0042】
図3は情報販売管理装置2の内部構成例を示すブロック図である。図4はそのプラットホームのシステム要素例を示す構成図である。
図3に示す情報販売管理装置2は、パッケージコンテンツにして提供可能、又は/及び、ディジタルコンテンツにして配信可能な課金対象である任意の情報内容を販売管理する装置である。情報販売管理装置2は、システムバス28を有している。このシステムバス28には制御手段15、I/Oインターフェース21、モニタ22、ハードディスク(HDD)24、判別エディタ26及び通信モデム27が接続される。制御手段15はROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、EEPROM14、管理エディタ23及び、CPU(Central Processing Unit;中央処理ユニット)25を有している。I/Oインターフェース21にはキーボード11A及びマウス等が接続される。
【0043】
キーボード11A及びマウス11B等はI/Oインターフェース21と共に入力手段を構成し、パッケージコンテンツ又は/及びディジタルコンテンツを販売促進するサービス契約を締結する場合に、これら情報内容の購入申し込みを受付けするように操作される。電子書籍サービス提供業者105に対してユーザ登録情報D1が郵送等の紙媒体で受け付けられた場合に、このユーザ登録情報D1がオペレターによって入力される。
【0044】
インターネット上で契約を締結する場合、ユーザ20は電子書籍サービス提供業者105に対してパソコン3を使用してユーザ登録するようになされる。ここで登録するものは、住所、氏名、年齢、性別、生年月日、パスワード、メールアドレス等の個人情報や、ユーザ20が購読契約している新聞販売店名等である。ユーザに関する情報はユーザ登録情報D1を構成する。
【0045】
また、情報販売管理装置2において、ROM12、RAM13、EEPROM14、管理エディタ23及び、CPU25は制御手段15を構成するものであり、ROM12には当該情報販売管理装置全体を制御するためのシステムプログラムデータD5が格納される。RAM13はワークメモリとして使用され、例えば、制御コマンド等を一時記憶するようになされる。
【0046】
EEPROM14にはバージョンアップ可能なシステムプログラムデータD6や、各種設定データが格納される。EEPROM14は電源が切られてもデータが消去されない、プログラム可能な読出し専用のメモリである。CPU25は電源がオンされると、ROM12からシステムプログラムデータD5を読み出してシステムを起動し、キーボード11A及びマウス11B等からの操作データD3に基づいて当該情報販売管理装置全体を制御するようになされる。
【0047】
モニタ22はユーザ登録情報D1の登録項目を表示するように処理される。登録項目にはサービス契約済みのユーザ20の住所、氏名、年齢、性別、生年月日、パスワード、メールアドレス等の個人情報や、ユーザ20が購読契約している新聞販売店名等が記述される。登録項目はRAM13等から読み出した表示データD4に基づいて表示される。ハードディスク(HDD)24はユーザ登録情報D1の内容を記憶するように処理される。ユーザ登録情報D1の記録用のメモリには、データベースとして外部の記憶装置を接続して使用するようにしてもよい。
【0048】
判別エディタ26は判別手段の一例であり、キーボード11A及びマウス11B等によって受付けられた購入申し込みに基づいてパッケージコンテンツの情報内容の提供を希望しているか又は、ディジタルコンテンツの情報内容の配信を希望しているかを判別するようになされる。当該判別エディタ26はソフトウエアによって実現される。
【0049】
通信モデム27は管理エディタ23によって作成されたディジタル新聞データD2をユーザ20へ配信するように処理される。もちろん、これに限られることはなく、当該システムに対するディジタルコンテンツサービス契約の受付け時に各種データの受信処理がなされる。ディジタル新聞データD2の配信や、サービス契約の受付け処理には、インターネットや公衆回線等の既存の通信基盤が使用される。
【0050】
また、情報販売管理装置2において、CPU25は判別エディタ26によって判別された結果に基づいて情報内容の課金形式を決定するように管理エディタ23を制御する。管理エディタ23はキーボード11A及びマウス等によって受け付けられたユーザ登録情報D1に基づいてユーザ20に対する課金処理を実行するものであり、図4に示すようなシステム要素から成るプラットホームによって実現される。
【0051】
このプラットホームは情報サービスプロバイダ40及び、情報サービス基盤50から構成される。情報サービスプロバイダ40はユーザ20に対して各種情報内容、例えば、週刊誌42、月刊文芸誌43、コミック44、文庫新書45、新聞46、立ち読み47等を提供するコンテンツ配信部41を有している。
【0052】
情報サービス基盤50はサービス基盤51、コンテンツデータ管理層52及び、販売基盤層53から構成され、共通プラットホーム54及びオーサーリングシステム55を有している。共通プラットホーム54はディジタル権利マネージメント(Digital Right Management;DRM)システム56、著作権管理システム57及び、顧客管理・販売管理システム58を有している。オーサリングシステム55では、新聞社等から入手した「新聞」のディジタル新聞データD2を配信に必要なフォントを管理したり、統一フォーマット、新しい表現に係るデータ処理が含まれる。音楽や映像情報等を編集するためである。
【0053】
DRMシステム56はコンテンツ配信サービス61、コンテンツ管理システム62及びその他の電子書籍サービスの接続システム63を有しており、コンテンツ配信サービスに係るデータの改ざん検出処理、リボケーション処理及び、リニューアル処理等するようになされる。例えば、コンテンツ配信サービス61はスクランブ後のディジタル新聞データD2等のコンテンツデータを情報サービスプロバイダ40へ配信するようになされる。
【0054】
コンテンツ管理システム62はコンテンツデータベース(DB)を有しており、ディジタル新聞データD2等のコンテンツデータを管理するようになされる。例えば、コンテンツ管理システム62ではディジタルデータにスクランブル処理が施されてコンテンツ配信サービス61へスクランブル処理後のデータが送出される。データ内容を容易に解読できないようにするためである。電子書籍サービスの接続システム63ではユーザ20の希望に応じて電子書籍データを印刷して配布するPOD(Print On Demand)処理及び、ユーザ20の希望に応じて書籍を製本して配布するBOD(Book On Demand)処理するようになされる。
【0055】
著作権管理システム57はコンテンツ料分配に係る事業者間精算処理部71及び、権利情報管理処理部72が含まれる。事業者間精算処理部71では新聞社(出版社)103と当該電子情報配信事業者105との間でコンテンツ料を精算するような処理がなされる。権利情報管理処理部72では週刊誌42、月刊文芸誌43、コミック44、文庫新書45、新聞46等の著作物の著作権情報を管理するように処理される。
【0056】
顧客管理・販売管理システム58は課金、請求及び収納処理部81、販売管理及び商品管理等の処理部85、個人及び法人等の顧客管理処理部86が含まれる。課金、請求及び収納処理部81ではユーザ20に対するディジタルコンテンツ購入申し込みに対する課金処理、同請求処理及び。携帯型情報端末装置100等のレンタル料、コンテンツ料の収納処理がなされる。課金、請求及び収納処理部81は更にサブスクリプション処理部82、レンタル処理部83及び単品売り処理部84に分かれる。
【0057】
サブスクリプション処理部82ではサービス形態を複数チャネルに分割してユーザ20に提供するように処理される。レンタル処理部83では携帯型情報端末装置100等を貸し出す際に機器ID等と対応付けして管理される。単品売り処理部84では携帯型情報端末装置100等をユーザに買い取りによって販売する際に機器ID等と対応付けして管理される。販売管理及び商品管理等の処理部85ではディジタルコンテンツの販売を管理したり、携帯型情報端末装置100等の商品を管理するように処理される。個人及び法人等の顧客管理処理部86ではユーザ20が個人の場合及び法人の場合に分けて顧客を管理するように処理される。
【0058】
このシステム10で、週刊誌42、月刊文芸誌43、コミック44、文庫新書45、新聞46等のパッケージコンテンツ及びディジタルコンテンツの課金形式を決定する際に、既に購入申し込み契約が済んでいて一方のコンテンツ(情報内容)を提供している場合であって、新たに他方のコンテンツ(情報内容)の購入申し込みが有った場合、管理エディタ23は当該他方の情報内容を安価あるいは無償で提供するように課金処理するようになされる。
【0059】
例えば、このシステムでパッケージコンテンツにして提供可能、又は/及び、ディジタルコンテンツにして提供可能な課金対象となっている「新聞」を販売促進する場合を前提としたとき、当該情報販売管理装置2でキーボード11A及びマウス11B等を操作することにより、パッケージコンテンツ又は及びディジタルコンテンツの情報内容の購入申し込みを受付けする。
【0060】
判別エディタ26ではユーザ20が「新聞」の購入申し込みに関して、パッケージコンテンツの提供を希望しているか又は、ディジタルコンテンツの提供を希望しているかが判別される。管理エディタ23では判別エディタ26における判別結果に基づいて、「新聞」の購入申し込みに関して課金形式を決定するようになされる。例えば、既に「新聞」の購入申し込み契約が済んでいて、それをパッケージコンテンツで提供している場合に、新たに「電子新聞」のディジタルコンテンツの購入申し込みが有った場合は、管理エディタ23によって当該ディジタルコンテンツを安価あるいは無償で提供するようになされる。
【0061】
また、既に「電子新聞」の購入申し込み契約が済んでいて、それをディジタルコンテンツで提供している場合に、新たに「新聞」のパッケージコンテンツの購入申し込みが有った場合は、管理エディタ23によって当該パッケージコンテンツを安価あるいは無償で提供するようになされる。
【0062】
なお、このシステム10で、情報内容の課金形式を決定する際に、既に購入申し込み契約が済んでいてディジタルコンテンツの情報内容を提供している場合であって、新たにパッケージコンテンツの情報内容の購入申し込みが有った場合、管理エディタ23では、ユーザ20のパソコン3からの照会要求を通信モデム27を通じて受信すると共に、当該ディジタルコンテンツの情報内容の提供を受けている本人か否かを確認処理するようになされる。この際の確認処理については、新聞販売店107に照会し、「新聞」の購入申し込み契約が済んでいる者、購読期間、現在、購読契約している新聞の種類等が参照される。真にサービスを受けるユーザ20を保護するためであり、不正利用者を排除するためである。
【0063】
このように、情報販売管理装置2によれば、パッケージコンテンツにして提供可能、及び、ディジタルコンテンツにして配信可能な「新聞」を販売促進する場合に、そのパッケージコンテンツの料金体系とそのディジタルコンテンツの料金体系とをリンクできるので、パッケージコンテンツの販売と、ディジタルコンテンツの販売とを相乗効果的に促進できるようなパッケージ&ディジタルコンテンツ販売促進システム1等の構築に十分に応用することができる。
【0064】
図5はパソコン3におけるディジタル新聞データD2の受信及びその処理例を示す概念図である。図5に示すノート型のパソコン3は情報処理装置の一例であり、モニタ32や、図示しないハードディスク内蔵の制御装置、キーボード31A及びマウス31Bといった入力ツールが備えられている。
【0065】
これらの入力ツールは、インターネット上でディジタルコンテンツサービス契約を締結する場合に使用される。例えば、電子書籍サービス提供業者105の情報販売管理装置2を呼び出して通信回線を接続する場合、その契約時にユーザ登録する場合に操作される。モニタ32には電子書籍サービス提供業者105のホームページ等が表示される。ユーザはこのホームページに従って、ユーザ登録するようになされる。ここで登録するものは、住所、氏名、年齢、性別、生年月日、パスワード、メールアドレス等の個人情報や、ユーザ20が購読契約している新聞販売店名等である。ユーザに関する情報はユーザ登録情報D1を構成する。
【0066】
このパッケージ&ディジタルコンテンツ販売促進システムでディジタルコンテンツサービス契約を締結すると、ユーザ20のパソコン3には、毎日、電子書籍サービス提供業者105の情報販売管理装置2からディジタル新聞データD2が自動配信され、これを内蔵のハードディスクにダウンロードできるようになされている。
【0067】
ノート型のパソコン3は携帯可能となされ、通勤途中の電車内や勤務先のオフィス等において、モニタ32に表示された電子新聞の内容を自由に見ることができるようになる。パッケージコンテンツの「新聞」は在宅する者が見るようになされる。従来、パッケージコンテンツのみを購読契約していた家庭で、ご主人が「新聞」を勤務先へ持参してしまい、在宅する者が「新聞」を見られないという事態が無くなる。
【0068】
もちろん、このようなダウンロード形態に限られることはなく、デスクトップ型あるいはノート型のパソコン3から携帯型情報端末装置100へダウンロードするようにしてもよい。携帯型情報端末装置100はノート型のパソコン3よりも更に小さい形状を有しているが、通信モデムが内蔵されない機種等が想定される。
【0069】
この例ではパソコン3には、モニタ32や、制御装置、入力ツール等の他に電子情報I/Oインタフェースが設けられる。この電子情報I/Oインタフェースには、情報処理装置の他の一例となる携帯型情報端末装置100が、例えばUSB通信規格のケーブル6により接続され、毎日、電子書籍サービス提供業者105の情報販売管理装置2から自動配信されるディジタル新聞データD2を受信して当該携帯型情報端末装置100へダウンロードするようになされる。
【0070】
携帯型情報端末装置100はケーブル6を外すことでパソコン3と電気的な接続関係が切り離され、携帯可能となされ、通勤途中の電車内や勤務先のオフィス等において、モニタに表示された電子新聞の内容を自由に見ることができるようになる。携帯型情報端末装置100はノート型のパソコン3に比べて更に小さく軽量であるという特徴を有している。
【0071】
続いて、携帯型情報端末装置100について説明をする。図6は携帯型情報端末装置100の外観例を示す斜視図である。図6に示す携帯型情報端末装置100はディジタル新聞データD2に基づく映像及び音声を出力する装置であって、所定の電子回路を収納した筐体102及び104を備えている。これらの筐体102及び104は回動軸106を介して回動自在に接続している。これにより、筐体102及び104は回動軸106を介して実際の書籍(新聞)を開くように開閉動作可能となる。
【0072】
筐体102、104の内側には、それぞれ表示部108、110が設けられている。表示部108は筐体102、104を開いた場合に左側に位置するので、左側表示部108ともいう。また表示部110は筐体102、104を開いた場合に右側に位置するので、右側表示部110ともいう。これら表示部108、110は例えば液晶表示器により構成される。これら表示部108、110に新聞、雑誌などの見開きページのディジタル新聞データD2をそれぞれ表示させることにより、実際の新聞、雑誌などを見開いたように表示させることができる。
【0073】
筐体102、104及び回動軸106には、操作ボタン等の操作部が設けられている。例えば回動軸106の下方には、ジョグレバー112が設けられている。ジョグレバー112は、上方向、下方向、押方向にそれぞれスイッチが入るようになっている。また回動軸106の上方には電源をオンオフするための電源ボタン114が設けられている。回動軸のジョグレバー112の上下には、それぞれ戻りボタン116、進みボタン118が設けられている。ここでは、戻りボタン116は前の画面に戻るときに用いられ、進みボタン118は次の画面に進むときに用いられる。その他、回動軸106には、他のリセットボタンなどの操作ボタンを設けてもよい。
【0074】
筐体102、104には、それぞれページめくりボタンが設けられている。ページめくりボタンは、ジョグレバー112の左側位置に設けられたページめくり左ボタン120、ジョグレバー112の右側位置に設けられたページめくり右ボタン122がある。ここでは、ページめくり左ボタン120はページを進めていくときに用いられ、ページめくり右ボタン122はページを戻していくときに用いられる。
【0075】
筐体102には、上記ページめくり左ボタン120の下側位置に左側拡大ボタン124が設けられている。この左側拡大ボタン124は例えば左側表示部108のウインドウに表示された文字などを拡大するときに用いられる。筐体104には、上記ページめくり右ボタン122の下側位置に右側拡大ボタン126が設けられている。この右側拡大ボタン126は例えば右側表示部110のウインドウに表示された文字などを拡大するときに用いられる。なお、筐体102の右側表示部110の下方には、音声、音楽などの音を出力するスピーカ128が設けられている。例えば記事ボタンで選択された記事の記事内容を音声で出力したり、その記事に関連する音楽や音などを出力したりする際に利用する。筐体102の側端部には、電子情報インタフェース130が設けられている。
【0076】
この電子情報インタフェース130には、パソコン3からのUSB通信規格のケーブル6が接続され、毎日、電子書籍サービス提供業者105の情報販売管理装置2から自動配信されるディジタル新聞データD2をパソコン3で受信して当該携帯型情報端末装置100へダウンロードするようになされる。
【0077】
もちろん、これに限られることはなく、例えば新聞、雑誌などのディジタル新聞データD2が記録されたメモリカードなどの半導体メモリからなる電子情報記録媒体132を電子情報インタフェース130に装着して当該半導体メモリからその日のディジタル新聞データD2を読み出すようにしてもよい。なお、電子情報インタフェース130に通信モデム機能を付加すれば、無線や有線により例えばインターネットなどのネットワークに、パソコン3を介さずに直接接続してディジタル新聞データD2を受信できるように構成してもよい。
【0078】
ディジタル新聞データD2は、少なくとも、新聞(雑誌)のように複数の記事を有する紙面のイメージ情報と、各記事又は各記事が記載された区画に関連付けられた記事の内容情報とを含む。上記イメージ情報は、新聞紙面(ページ)をまるごとイメージ化したイメージデータである。このイメージ情報に基づいて新聞をページごと左側表示部108又は右側表示部110に表示させる。これにより、記事の区画がどのように配置されているがわかる。この記事の紙面レイアウトにより、どの記事が重要か、今話題となっている記事は何かなどが一目でわかる。また、上記記事内容情報は、紙面のイメージ情報における記事区画、例えば記事の位置に関連付けられる。
【0079】
各記事の内容情報は、各記事の内容を文字データや写真などの画像データにより構成したものである。この記事内容情報は、記事が選択されると、その記事の内情情報が左側表示部108又は右側表示部110に表示される。この場合に例えば記事内容を縦書や横書の可読サイズのテキスト表示により表示部全面に表示すれば、紙面イメージでは文字が小さくて読みにくい記事の内容も、テキスト表示などにより読みやすく表示されるので、容易に読むことができる。また、電子連載情報に基づく電子単行本も同様にして当該携帯型情報端末装置100によって容易に読むことができる。
【0080】
図7は携帯型情報端末装置100の内部構成例を示すブロック図である。図7に示す携帯型情報端末装置100は、制御部本体を構成するCPU200、各回路を制御するプログラムが格納されているROM202、CPU200がROM202から必要に応じて読出したプログラムを展開して記憶するメモリ領域などを設けたRAM204を備える。
【0081】
また、電子新聞などのディジタル新聞データD2や、電子単行本等のディジタル書籍データに対して描画処理を行うためのVRAM(Video RAM)206、電子新聞などのディジタルデータや、電子単行本等の電子書籍データに対して所定の処理を行う電子情報処理部208、上記ジョグレバー112や各操作ボタン(電源ボタン114、ページめくりボタン120、122等)を有する操作部212を制御する操作制御部210、上記表示部108、110、スピーカ128を制御するスピーカ制御部218、電子情報インタフェース130などを備える。
【0082】
その他、電子情報インタフェース130から取り込んだディジタル新聞データD2や電子書籍データを一時的に記憶するメモリなどを設けてもよい。また上述したROM202を読み書き可能なメモリ(EEPROM131等)で構成して、電子情報インタフェース130からプログラムを取り込むようにしてもよい。この場合、プログラムは、半導体メモリから取り込んでもよく、またインターネットなどのネットワークを介してWebページなどから取り込むようにしてもよい。
【0083】
このCPU200とROM202、RAM204、VRAM206、電子情報処理部208、操作制御部210、表示制御部214、スピーカ制御部218、電子情報インタフェース130とはバスライン220により電気的に接続されている。CPU200は、ROM202に格納されているプログラムを必要に応じて読み出し、読み出したプログラムをRAM204に展開して記憶する。CPU200は、このRAM22に展開されているプログラムを読み出して実行することにより携帯型情報端末装置100の各回路を制御するようになっている。
【0084】
CPU200は、電子情報記録媒体132に記録されている電子新聞などのディジタル新聞データD2(電子データ)や、電子単行本等の電子書籍データを電子情報インタフェース130を介して読み出して、読み出した電子データに基づいて画像データを生成し、その画像データをVRAM206に転送して描画処理を行う。EEPROM131には、例えば、パソコン3からダウンロードしたディジタル新聞データD2が格納される。
【0085】
もちろん、ディジタル新聞データD2はRAM204に記憶してもよい。CPU200は、これらのメモリからディジタル新聞データD2等を読み出して画像データ生成後の画像データをVRAM206へ転送する。CPU200は、VRAM206に書き込まれた画像データを読出し、読出した画像データを表示制御部214を介して表示部108、110に転送して表示する。これにより、電子書籍データに基づく電子新聞などのディジタル新聞データD2と同様にして電子単行本も当該携帯型情報端末装置100によって容易に読むことができる。
【0086】
続いて、本発明に係る情報処理例について、当該パッケージ&ディジタルコンテンツ販売促進システム10における情報処理例を説明する。
(第1の実施例)
図8は本発明に係る第1の実施例としてのユーザ登録及びディジタルデータ配信例を示す図であり、ユーザ登録からディジタルデータ配信例に至るまでの流れを示している。この実施例では既に「新聞」の購入申し込み契約が済んでいて、それをパッケージコンテンツで入手している場合であって、新たに「電子新聞」のディジタルコンテンツの購入申し込みをする場合を想定する。
【0087】
また、ディジタルコンテンツの購入申し込みの受付け処理は新聞社103及び電子情報配信事業者105が行い、その後のディジタルコンテンツサービスは電子情報配信事業者105が行い、携帯型情報端末装置100は電子情報配信事業者105からユーザ20へ貸し出し(レンタル)される場合を想定する。ユーザ20からのディジタルコンテンツの申し込みに対してマニュアルでガイドする場合を例に挙げる。
【0088】
これを処理条件にして、図8に示すポイントP1で、新聞社103において、ユーザ20からのディジタルコンテンツの申し込みを受付け、住所、氏名、年齢、性別、新聞販売店名、メールアドレス等の個人情報(;ユーザ登録情報D1)を入力する。このユーザ登録情報を新聞社103から入力することで、電子書籍サービス提供業者105は「電子新聞」の関心度を評価する資料を得ることができる。新聞社103ではユーザ20から登録があったユーザ登録情報D1を管理するようになされる。
【0089】
その後、新聞社103ではポイントP2でディジタルコンテンツ申し込み者(ユーザ)を選定する。真にサービスを受けるユーザ20を保護するためであり、不正利用者を排除するためである。そして、ポイントP3で新聞社103から新聞販売店107への購読の確認をする。このとき、新聞社103では新聞販売店107に対して新聞購入申し者の照会処理する。例えば、「新聞」の購入申し込み契約が済んでいる者であるかを確認する。また、現在に至る購読期間、購読契約している新聞の種類等が参照される。
【0090】
その後、ポイントP4で電子メールによって確認結果をユーザ20へ通知する。そして、ポイントP5で新聞社103はユーザ20のディジタルコンテンツ購入の意思を、例えば、電子メール返信によって確認する。この時点から、新聞販売店107では、この「新聞」既購読者が解約を申し込む時点を監視するようになされる。もしも、ディジタルコンテンツ配信購入期間中に解約申し込みが有った時は、新聞販売店107は新聞社103又は電子書籍サービス提供業者105にその旨を連絡する。コンテンツ課金体系を有償等に変更する必要があるからである。
【0091】
そして、ポイントP6で電子情報配信事業者105はユーザ20へ携帯型情報端末装置100をお届けする。毎朝、自動配信されるディジタル新聞データD2を再生するためである。レンタル料については、新聞社103又は電子情報配信事業者105と別途契約される。一方、ポイントP7でユーザ20は電子書籍サービス提供業者105のポータルサイトにパソコン3等を接続して、ポイントP1で行ったと同じようなユーザ登録を実行する。個人情報の提供、ユーザID(パスワード)の取得、機器ID関連付けをするためである。他方、ポイントP8で電子情報配信事業者105は、貸し出された携帯型情報端末装置100の機器IDとユーザ20との関連付けを行う。携帯型情報端末装置100のレンタル先を特定するためである。
【0092】
その後、ポイントP9でユーザ20は電子書籍サービス提供業者のポータルサイトにパソコン3等を接続して「新聞」(電子書籍)等の電子書籍購読サービスを受けられるか否かを確認する。そして、ポイント10で電子情報配信事業者105では「電子新聞」等のディジタルコンテンツ販売促進(電子書籍購読)サービスへの申し込み情報及び、クレジット番号(定期DLファイル)等を受信する。携帯型情報端末装置100の機器ID(レンタル)等と、課金処理対象者とのひも付けを行うためである。
【0093】
そして、ポイントP11で電子情報配信事業者105は新聞社103からディジタルコンテンツを入手する。その後、ポイントP12で電子情報配信事業者105は翌日からディジタル新聞データD2をユーザ20のパソコン3等へ自動配信(電源ON)又は、ディジタル新聞データD2を電子情報媒体等に記述してマニュアル配信する(電源OFF)。携帯型情報端末装置100の電子情報インタフェース130に電子情報媒体を装着してディジタル新聞データD2を再生するためである。
【0094】
他方、ポイントP13で電子情報配信事業者105は新聞社103経由にてディジタルコンテンツ申し込み申請、ユーザID、氏名を取得し、その後、電子書籍サービス提供業者105は課金額を修正し、購読者料金を算定する。その後、新聞社103又は電子情報配信事業者105では例えば、当月分を無料、翌月分から月末に課金する等の料金徴収処理や、契約満了前の解約に対して違約金+課金等する料金徴収処理が実行される。
【0095】
図9はパソコン3おける購入申し込み時の情報処理例を示すフローチャートである。この例で既に「新聞」の購入申し込み契約が済んでいて、それをパッケージコンテンツで入手している場合であって、新たに「電子新聞」のディジタルコンテンツの購入申し込みをする場合を想定する。ユーザ20には予めパソコン3が準備される。
【0096】
これを処理条件にして図9に示すフローチャートのステップB1でパソコン3の電源をONする。このとき、キーボード31A及びマウス31B等の入力ツールを使用してシステムを立ち上げる。その後、ステップB2で電子書籍サービス提供業者105の情報販売管理装置2を呼出して、通信回線を接続する。この回線接続には通信事業者104のインターネットや公衆回線等の既存の通信基盤が使用される。そして、ステップB3で「電子新聞」のディジタルコンテンツの購入申し込みをするユーザ20は電子書籍サービス提供業者105とディジタルコンテンツサービス契約を締結する。
【0097】
このとき、モニタ32に表示された電子書籍サービス提供業者105のホームページの内容に従って、ユーザ登録するようになされる。ここでユーザ20が登録するものは、住所、氏名、年齢、性別、生年月日、パスワード、メールアドレス等の個人情報や、ユーザ20が購読契約している新聞販売店名等である。ユーザに関する情報はユーザ登録情報D1を構成するようになる。
【0098】
その後、ステップB4で「電子新聞」のディジタルコンテンツの購入申し契約に関して確認通知を受信したか否かをチェックする。その購入申し契約が全部済んで電子書籍サービス提供業者105から確認通知を受信した場合は、ステップB5に移行する。その購入申し契約が全部済んでいない場合は、ステップB3に戻って上述した処理を継続する。その後、ステップB5に移行して回線「断」処理をし、そして、ステップB6に移行して電源をOFFしてディジタルコンテンツの購入申し込み時の情報処理を終了する。
【0099】
図10は情報販売管理装置2における情報処理例を示すフローチャートである。この実施例では、電子書籍サービス提供業者105には予め情報販売管理装置2が準備される。ユーザ登録情報D1を受け付けると共に当該ユーザ登録情報D1を管理し、毎日、情報販売管理装置2からユーザ20のパソコン3等へディジタル新聞データD2を自動配信するようになされる。この例でディジタル新聞データD2の課金形式を決定する際に、既に購入申し込み契約が済んでいてパッケージコンテンツを提供している場合であって、新たにディジタルコンテンツの購入申し込みが有った場合は、当該パッケージコンテンツの提供を受けている本人か否かを確認処理する場合を例に挙げる。
【0100】
これを処理条件にして図10に示すフローチャートのステップC1で情報販売管理装置2の電源をONする。このとき、キーボード11A及びマウス11B等の入力ツールを使用してシステムを立ち上げる。例えば、電源がオンされると、CPU25はROM12からシステムプログラムデータD5,D6等を読み出してシステムを起動し、キーボード11A及びマウス11B等からの操作データD3に基づいて当該情報販売管理装置全体を制御するようになされる。
【0101】
ステップC2で管理エディタ23ではユーザ20からの「電子新聞」のディジタルコンテンツの購入申し込み要求が監視される。「電子新聞」のディジタルコンテンツの購入申し込み要求が有った場合は、当該情報販売管理装置2が呼び出されるので、通信回線を接続する。この回線接続には通信事業者104のインターネットや公衆回線等の既存の通信基盤が使用される。
【0102】
そして、ステップC3に移行してユーザ20とディジタルコンテンツサービス契約を締結すると共に、ユーザ20からのユーザ登録情報D1の受付け処理を実行する。このとき、管理エディタ23ではキーボード11A及びマウス11B等を操作することにより、ユーザ20の住所、紙面、年齢、生年月日、パスワード、メールアドレス等のユーザ登録情報D1が受け付けられる。これらのユーザ登録情報D1は表示データD4となってモニタ22に出力され、ユーザ20の住所、紙面、年齢、生年月日、パスワード、メールアドレス等が表示される。
【0103】
その後、ステップC4で判別エディタ26によって購入体系の判別処理がなされる。このとき、判別エディタ26ではユーザ20が「新聞」の購入申し込みに関して、パッケージコンテンツの提供を希望しているか又は、ディジタルコンテンツの提供を希望しているかが判別される。例えば、当該パッケージコンテンツの提供を受けている本人か否かを新聞販売店107等に確認処理するようになされる。
【0104】
その後、ステップC5に移行して管理エディタ23では判別エディタ26における判別結果に基づいて、「新聞」の購入申し込みに関して課金形式を決定するようになされる。この例では、既に「新聞」の購入申し込み契約が済んでいて、それをパッケージコンテンツで提供している場合であって、新たに「電子新聞」のディジタルコンテンツの購入申し込みが有った場合である。従って、管理エディタ23によって当該ディジタルコンテンツを安価あるいは無償で提供するようになされる。
【0105】
そして、ステップC6に移行してユーザ20のパソコン3へ課金形式の確認通知を送信する。確認通知内容は「既に「新聞」の購入申し込み契約が済んでいるので、新たな「電子新聞」に係るディジタルコンテンツは無償で提供する」等である。この受付け登録処理終了後は、ステップC7に移行して回線「断」処理をし、その後、ステップC8に移行する。ステップC8では終了判断をする。例えば、電源OFF情報を検出して「電子新聞」のディジタルコンテンツの購入申し込み受付け処理を終了する。電源OFF情報が検出されない場合は、ステップC2に戻って上述した処理を繰り返すようになされる。
【0106】
図11はパソコン3におけるディジタル新聞データD2の自動受信時の情報処理例を示すフローチャートである。
この実施例では、図5に示したように電子書籍サービス提供業者105からパソコン3を通じて携帯型情報端末装置100にディジタル新聞データD2をダウンロードする場合を想定する。パソコン3や携帯型情報端末装置100は、着呼待機可能なように電源がONされ、例えば、スリーピング状態に移行している場合を想定する。もちろん、携帯型情報端末装置100とパソコン3とがUSB通信規格のケーブル6等により接続されている。
【0107】
これを処理条件にして、図11に示すフローチャートのステップE1で電子書籍サービス提供業者105の情報販売管理装置2からの着呼を待機する。情報販売管理装置2から着呼が有ると、当該パソコン3はスリーピング状態からウェイクアップ状態に移行し、ステップE2でディジタル新聞データD2の自動受信処理がなされる。
【0108】
そして、ステップE3で自動受信されるディジタル新聞データD2をハードディスク等に一旦ダウンロードする。その後、ステップE4でハードディスク等に全部、ディジタル新聞データD2をダウンロードしたかチェックされる。ダウンロードの有無は、例えば、ディジタル新聞データD2の最終部に付加されるエンドフラグ等を検出して判断する。
【0109】
このディジタル新聞データD2のダウンロード終了後は、ステップE5に移行して回線「断」処理をし、その後、ステップE6に移行する。ステップE6ではディジタル新聞データD2を携帯型情報端末装置100へ転送する。
ステップE7で携帯型情報端末装置100に全部、ディジタル新聞データD2を転送したかチェックされる。エンドフラグ等を検出して判断する。
【0110】
ステップE7で全部転送した場合は、ステップE8に移行する。ステップE8では終了判断をする。例えば、電源OFF情報を検出して「電子新聞」のディジタルコンテンツの自動受信処理を終了する。電源OFF情報が検出されない場合は、ステップE1に戻って上述した処理を繰り返すようになされる。
【0111】
図12は携帯情報端末装置100における情報処理例を示すフローチャートである。
この実施例では、図5に示したように電子書籍サービス提供業者105からパソコン3を通じてダウンロードしたディジタル新聞データD2を携帯型情報端末装置100で再生する場合を前提とする。携帯型情報端末装置100はパソコン3から切り離されて携行される場合を想定する。
【0112】
これを処理条件にして、図12のフローチャートのステップF1で電源をONする。このとき、各種操作ボタン(電源ボタン)114等をONして当該携帯型情報端末装置100をスタンバイ状態になされる。その後、自動配信時刻になると、ステップF2で例えば、パソコン3からディジタル新聞データD2をダウンロードする。そして、ステップF3で携帯型情報端末装置100のRAM204やEEPROM131等のメモリに全部、ディジタル新聞データD2を転送したかチェックされる。ディジタル新聞データD2を全部メモリに転送したか否かはエンドフラグ等を検出して判断する。
【0113】
そして、ステップF4で携帯型情報端末装置100では各種操作ボタン114の入力を待機する。ここでユーザ20によって、ジョグレバーや、各種操作ボタン114等が操作され、表示部110や108等に新聞記事を表示する旨の操作がなされる。従って、携帯型情報端末装置100ではこの入力操作に基づいてステップF5でディジタル新聞データD2をRAM204又はEEPROM131等のメモリから読み出して表示制御214へ転送する。
【0114】
その後、ステップF6で表示制御部214では電子新聞記事を表示部110や108等に表示する。これにより、ユーザ20は電子新聞記事を読むことができる。なお、ステップF7では「電子新聞記事」のモニタ表示処理を終了するか否かがCPU200等によりチェックされる。例えば、電源OFF情報を検出して「電子新聞記事」のモニタ表示処理を終了する。電源OFF情報が検出されない場合は、ステップF1に戻って上述した処理を繰り返すようになされる。
【0115】
(第2実施例)
図13は第2の実施例としてのユーザ登録及びディジタルデータ配信例を示す図であり、ユーザ登録からディジタルデータ配信例に至るまでの流れを示している。
この実施例では携帯型情報端末装置100を買い取り購入し、そのディジタルコンテンツ購入サービスの申し込みからその配信に至る処理する場合を前提とする。この実施例でも、既に「新聞」の購入申し込み契約が済んでいて、それをパッケージコンテンツで入手している場合であって、新たに「電子新聞」のディジタルコンテンツの購入申し込みをする場合を想定する。また、ディジタルコンテンツの購入申し込みの受付け処理から配信処理に至る一連の処理を電子情報配信事業者105が行う場合を想定する。
【0116】
これを処理条件にして、図13に示すポイントQ1でユーザ20は電子情報配信事業者105から携帯型情報端末装置100やパソコン3等を購入する。携帯型情報端末装置100第1の実施例と異なり、買い取りである。毎朝、自動配信されるディジタル新聞データD2を再生するためである。一方、ポイントQ2でユーザ20は電子書籍サービス提供業者105のポータルサイトにパソコン3等を接続して、ディジタルコンテンツの申し込みをするために、住所、氏名、年齢、性別、新聞販売店名、メールアドレス等の個人情報(;ユーザ登録情報D1)を入力する。このユーザ登録情報D1を入力することで、電子書籍サービス提供業者105は「電子新聞」の関心度を評価する資料を得ることができる。電子情報配信事業者105ではユーザ20から登録があったユーザ登録情報D1を管理するようになされる。
【0117】
他方、ポイントQ3で電子情報配信事業者105は、販売された携帯型情報端末装置100の機器IDとユーザ20との関連付けを行う。携帯型情報端末装置100の販売先を特定するためである。その後、ポイントQ4でユーザ20は電子書籍サービス提供業者のポータルサイトにパソコン3等を接続して「新聞」(電子書籍)等の電子書籍購読サービスを受けられるか否かを確認する。そして、ポイントQ5で電子情報配信事業者105では「電子新聞」等のディジタルコンテンツ販売促進(電子書籍購読)サービスへの申し込み情報及び、クレジット番号(定期DLファイル)等を受信する。携帯型情報端末装置100の機器ID(販売済み)等と、課金処理対象者とのひも付けを行うためである。
【0118】
そして、ポイントQ6で電子情報配信事業者105は新聞社103からディジタルコンテンツを入手する。その後、ポイントQ7で電子情報配信事業者105は翌日からディジタル新聞データD2をユーザ20のパソコン3等へ自動配信(電源ON)又は、ディジタル新聞データD2を電子情報媒体等に記述してマニュアル配信する(電源OFF)。携帯型情報端末装置100の電子情報インタフェース130に電子情報媒体を装着してディジタル新聞データD2を再生するためである。
【0119】
他方、ポイントQ8で電子情報配信事業者105は新聞社103を経由してディジタルコンテンツ申し込み申請、ユーザID、氏名を取得し、その後、ポイントQ9で新聞社103又は電子情報配信事業者105から新聞販売店107への購読を確認する。このとき、新聞社103又は電子情報配信事業者105では新聞販売店107に対して新聞購入申し者の照会処理する。例えば、電子情報配信事業者105は「新聞」の購入申し込み契約が済んでいる者であるかを確認する。また、現在に至る購読期間、購読契約している新聞の種類等が参照される。
【0120】
この時点から、新聞販売店107では、この「新聞」既購読者が解約を申し込む時点を監視するようになされる。もしも、ディジタルコンテンツ配信購入期間中に解約申し込みが有った時は、新聞販売店107は新聞社103又は電子書籍サービス提供業者105にその旨を連絡する。コンテンツ課金体系を有償等に変更する必要があるからである。そして、電子書籍サービス提供業者105は課金額を修正し、購読者料金を算定する。その後、新聞社103又は電子情報配信事業者105では例えば、当月分を無料、翌月分から月末に課金する等の料金徴収処理や、契約満了前の解約に対して違約金+課金等する料金徴収処理が実行される。
【0121】
このように、本発明に係る実施例としてのパッケージ&ディジタルコンテンツ販売促進システム10及び情報処理方法によれば、パッケージコンテンツにして提供可能、又は/及び、ディジタルコンテンツにして配信可能な課金対象である任意の情報内容を販売促進する場合に、パッケージコンテンツにして提供可能な情報内容の料金体系とディジタルコンテンツにして配信可能な情報内容の料金体系とをリンクできるので、パッケージコンテンツの情報内容の販売と、ディジタルコンテンツの情報内容の販売とを相乗効果的に促進できるようになる。また、一方の情報内容の提供を既に受けている場合であって、新たに他方の情報内容の購入申し込みをした場合、情報利用者は当該他方の情報内容を安価あるいは無償で提供を受けることができる。
【0122】
この実施例では、パッケージ&ディジタルコンテンツ販売促進システム10で課金形式を決定する際に、既に購入申し込み契約が済んでいてパッケージコンテンツを提供している場合であって、新たにディジタルコンテンツの購入申し込みが有った場合について説明したが、これに限られることはなく、既に購入申し込み契約が済んでいてディジタルコンテンツを提供している場合であって、新たにパッケージコンテンツの購入申し込みが有った場合についても、当該パッケージコンテンツを安価あるいは無償で提供するように課金処理することもできる。なお、パッケージコンテンツの購入申し込み及びディジタルコンテンツの購入申し込みが同時に有った場合は、いずれか一方のコンテンツサービスを安価あるいは無償で提供するように課金処理するとよい。
【0123】
また、上述した実施例ではパッケージコンテンツとして、既に「新聞」を購入している場合について説明したが、これに限られることはなく、マンガ、雑誌、週刊誌等の書籍を購入しているユーザ20に対して、これらのディジタルコンテンツを安価あるいは無償で提供するビジネスモデルシステムを構築することも可能である。先にディジタルコンテンツを買った場合であって、パッケージコンテンツを購入したときに、書籍店のパソコンから電子情報配信事業者105に対して本人確認を行った上でパッケージコンテンツを安価に購入できるようにしたビジネスモデルシステムを構築することも可能である。
【0124】
このとき、小説等のパッケージコンテンツを提供する際に、当該パッケージコンテンツをディジタルコンテンツに変換した電子情報内容の提供が受けられるクーポン券あるいはサービス券を付加して販売するようにしてもよい。例えば、「本」に仕掛けている、ディジタルコンテンツ安価クーポンを電子情報配信事業者105に送ることでディジタルコンテンツ購入料金(課金)を安価にすることができる。このように、ディジタルコンテンツ提供可能な新聞や単行本等をパッケージ販売と絡めるとパッケージコンテンツ販売におけるシナジー効果も期待できる。
【0125】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る情報販売促進システムによれば、紙媒体形式にして提供可能、又は/及び、電子情報形式にして配信可能な課金対象である任意の情報内容を販売促進する場合に、電子情報形式の情報内容を販売管理する情報販売管理装置を備え、情報内容の購入申し込みを受付けし、ここで受付けられた購入申し込みに基づいて紙媒体形式の情報内容の提供を希望しているか又は、電子情報形式の情報内容の配信を希望しているかを判別し、この判別結果に基づいて情報内容の課金形式を決定するものである。
【0126】
この構成によって、紙媒体形式にして提供可能な情報内容の料金体系と電子情報形式にして配信可能な情報内容の料金体系とをリンクできるので、紙媒体形式の情報内容の販売と、電子情報形式の情報内容の販売とを相乗効果的に促進できるようになる。また、一方の情報内容の提供を既に受けている場合であって、新たに他方の情報内容の購入申し込みをした場合、情報利用者は当該他方の情報内容を安価あるいは無償で提供を受けることができる。
【0127】
本発明に係る情報販売管理装置によれば、紙媒体形式にして提供可能、又は/及び、電子情報形式にして配信可能な課金対象である任意の情報内容を販売管理する場合に、紙媒体形式の情報内容の提供を希望しているか又は、電子情報形式の情報内容の配信を希望しているかを判別した結果に基づいてこの情報内容の課金形式を決定する制御手段を備えるものである。
【0128】
この構成によって、紙媒体形式にして提供可能な情報内容の料金体系と電子情報形式にして配信可能な情報内容の料金体系とをリンクできるので、紙媒体形式の情報内容の販売と、電子情報形式の情報内容の販売とを相乗効果的に促進できるような情報販売促進システム等の構築に十分に応用することができる。
【0129】
この発明は雑誌、マンガ、新聞、書籍等の出版物や、これらの電子データ等を販売するパッケージ&ディジタルコンテンツ販売促進システム等に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】A及びBは本発明に係る実施形態としての情報販売促進システム1の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る実施例としてのパッケージ&ディジタルコンテンツ販売促進システムの構成例を示すブロック図である。
【図3】情報販売管理装置2の内部構成例を示すブロック図である。
【図4】そのプラットホームのシステム要素例を示す構成図である。
【図5】パソコン3におけるディジタル新聞データD2の受信及びその処理例を示す概念図である。
【図6】携帯型情報端末装置100の外観例を示す斜視図である。
【図7】携帯型情報端末装置100の内部構成例を示すブロック図である。
【図8】本発明に係る第1の実施例としてのユーザ登録及びディジタルデータ配信例を示す図である。
【図9】パソコン3おける購入申し込み時の情報処理例を示すフローチャートである。
【図10】情報販売管理装置2における情報処理例を示すフローチャートである。
【図11】パソコン3におけるディジタル新聞データD2の自動受信時の情報処理例を示すフローチャートである。
【図12】携帯情報端末装置100における情報処理例を示すフローチャートである。
【図13】第2の実施例としてのユーザ登録及びディジタルデータ配信例を示す図である。
【符号の説明】
1・・・情報販売促進システム、2・・・情報販売管理装置、3・・・パソコン(情報処理装置)、10・・・パッケージ&ディジタルコンテンツ販売促進システム(情報販売促進システム)、11A・・・キーボード(入力手段)、11B・・・マウス(入力手段)、15・・・制御手段、26・・・判別エディタ(判別手段)、100・・・携帯型情報端末装置(情報処理装置)、200・・・CPU(制御手段)

Claims (17)

  1. 紙媒体形式にして提供可能、又は/及び、電子情報形式にして配信可能な課金対象である任意の情報内容を販売促進するシステムであって、
    前記電子情報形式の情報内容を販売管理する情報販売管理装置と、
    前記情報販売管理装置から情報内容を受信して処理する情報処理装置とを備え、
    前記情報販売管理装置は、
    前記情報内容の購入申し込みを受付けし、
    受付けされた前記購入申し込みに基づいて前記紙媒体形式の情報内容の提供を希望しているか又は、前記電子情報形式の情報内容の配信を希望しているかを判別し、
    当該判別結果に基づいて前記情報内容の課金形式を決定することを特徴とする情報販売促進システム。
  2. 前記情報内容の課金形式を決定する際に、
    既に購入申し込み契約が済んでいて一方の前記情報内容を提供している場合であって、新たに他方の前記情報内容の購入申し込みが有った場合、
    前記情報販売管理装置は、
    当該他方の情報内容を安価あるいは無償で提供するように課金処理することを特徴とする請求項1に記載の情報販売促進システム。
  3. 前記情報内容の課金形式を決定する際に、
    既に購入申し込み契約が済んでいて前記紙媒体形式の情報内容を提供している場合であって、新たに前記電子情報形式の情報内容の購入申し込みが有った場合、
    前記情報販売管理装置は、
    当該電子情報形式の情報内容を安価あるいは無償で提供するように課金処理することを特徴とする請求項1に記載の情報販売促進システム。
  4. 前記情報内容の課金形式を決定する際に、
    既に購入申し込み契約が済んでいて前記電子情報形式の情報内容を提供している場合であって、新たに前記紙媒体形式の情報内容の購入申し込みが有った場合、
    前記情報販売管理装置は、
    当該紙媒体形式の情報内容を安価あるいは無償で提供するように課金処理することを特徴とする請求項1に記載の情報販売促進システム。
  5. 前記紙媒体形式の情報内容を提供する際に、
    当該情報内容を電子情報形式に変換した電子情報内容の提供が受けられるクーポン券あるいはサービス券を付加して販売することを特徴とする請求項1に記載の情報販売促進システム。
  6. 前記情報内容の課金形式を決定する際に、
    既に購入申し込み契約が済んでいて前記電子情報形式の情報内容を提供している場合であって、新たに前記紙媒体形式の情報内容の購入申し込みが有った場合、
    前記情報販売管理装置に対して当該電子情報形式の情報内容の提供を受けている本人か否かを確認処理することを特徴とする請求項1に記載の情報販売促進システム。
  7. 紙媒体形式にして提供可能、又は/及び、電子情報形式にして配信可能な課金対象である任意の情報内容を販売管理する装置であって、
    前記情報内容の購入申し込みを受付けする入力手段と、
    前記入力手段によって受付けられた前記購入申し込みに基づいて前記紙媒体形式の情報内容の提供を希望しているか又は、前記電子情報形式の情報内容の配信を希望しているかを判別する判別手段と、
    前記判別手段によって判別された結果に基づいて前記情報内容の課金形式を決定する制御手段とを備えることを特徴とする情報販売管理装置。
  8. 前記情報内容の課金形式を決定する際に、
    既に購入申し込み契約が済んでいて一方の前記情報内容を提供している場合であって、新たに他方の前記情報内容の購入申し込みが有った場合、
    前記制御手段は、
    当該他方の情報内容を安価あるいは無償で提供するように課金処理することを特徴とする請求項7に記載の情報販売管理装置。
  9. 前記情報内容の課金形式を決定する際に、
    既に購入申し込み契約が済んでいて前記紙媒体形式の情報内容を提供している場合であって、新たに前記電子情報形式の情報内容の購入申し込みが有った場合、
    前記制御手段は、
    当該電子情報形式の情報内容を安価あるいは無償で提供するように課金処理することを特徴とする請求項7に記載の情報販売管理装置。
  10. 前記情報内容の課金形式を決定する際に、
    既に購入申し込み契約が済んでいて前記電子情報形式の情報内容を提供している場合であって、新たに前記紙媒体形式の情報内容の購入申し込みが有った場合、
    前記制御手段は、
    当該紙媒体形式の情報内容を安価あるいは無償で提供するように課金処理することを特徴とする請求項7に記載の情報販売管理装置。
  11. 前記情報内容の課金形式を決定する際に、
    既に購入申し込み契約が済んでいて前記電子情報形式の情報内容を提供している場合であって、新たに前記紙媒体形式の情報内容の購入申し込みが有った場合、
    前記制御手段は、
    照会要求を受信すると共に当該電子情報形式の情報内容の提供を受けている本人か否かを確認処理することを特徴とする請求項7に記載の情報販売管理装置。
  12. 紙媒体形式にして提供可能、又は/及び、電子情報形式にして提供可能な課金対象となっている任意の情報内容を販売促進する方法であって、
    前記情報内容の購入申し込みを受付けし、
    受付けされた前記購入申し込みに基づいて前記紙媒体形式の情報内容の提供を希望しているか又は、前記電子情報形式の情報内容の提供を希望しているかを判別し、
    当該判別結果に基づいて前記情報内容の課金形式を決定することを特徴とする情報処理方法。
  13. 前記情報内容の課金形式を決定する際に、
    既に購入申し込み契約が済んでいて一方の前記情報内容を提供している場合であって、新たに他方の前記情報内容の購入申し込みが有った場合は、当該他方の情報内容を安価あるいは無償で提供するように課金処理することを特徴とする請求項12に記載の情報処理方法。
  14. 前記情報内容の課金形式を決定する際に、
    既に購入申し込み契約が済んでいて前記紙媒体形式の情報内容を提供している場合であって、新たに前記電子情報形式の情報内容の購入申し込みが有った場合は、当該電子情報形式の情報内容を安価あるいは無償で提供するように課金処理することを特徴とする請求項12に記載の情報処理方法。
  15. 前記情報内容の課金形式を決定する際に、
    既に購入申し込み契約が済んでいて前記電子情報形式の情報内容を提供している場合であって、新たに前記紙媒体形式の情報内容の購入申し込みが有った場合は、当該紙媒体形式の情報内容を安価あるいは無償で提供するように課金処理することを特徴とする請求項12に記載の情報処理方法。
  16. 前記紙媒体形式の情報内容を提供する際に、
    当該情報内容を電子情報形式に変換した電子情報内容の提供が受けられるクーポン券あるいはサービス券を付加して販売することを特徴とする請求項12に記載の情報処理方法。
  17. 前記情報内容の課金形式を決定する際に、
    既に購入申し込み契約が済んでいて前記電子情報形式の情報内容を提供している場合であって、新たに前記紙媒体形式の情報内容の購入申し込みが有った場合は、当該電子情報形式の情報内容の提供を受けている本人か否かを確認処理することを特徴とする請求項12に記載の情報処理方法。
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