JP2004239976A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給紙・搬送ローラの消耗による搬送効率の低下が発生し始めても、画像形成装置の性能を低下させず、ユーザに不快感を与えなくするとともに、消耗の度合いを装置管理者に的確に伝達することにより、保守の回数を最適化して、保守に要する費用を低減させることを図る。
【解決手段】記録紙を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、搬送手段を駆動する駆動手段と、搬送手段によって搬送されてきた記録紙を検出する検出手段とを備え、補正手段が、検出手段による記録紙の検出タイミングに応じて、記録紙の搬送速度を一定にするべく前記駆動手段の駆動速度を補正する(S103)とともに、判定手段が、補正手段による駆動速度の補正の度合いに応じて搬送手段の劣化度合いを判定し(S104,S105)、通知手段が、判定手段による判定結果を管理装置に通知する(S106,S107)。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に関し、特に、通信手段を介して管理装置と接続可能な画像形成装置に関する。
【0002】
また、こうした画像形成装置を複数、通信手段によって接続し、管理装置とともに遠隔管理システムを構成する。
【0003】
【従来の技術】
複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等を構成する従来の画像形成装置において、記録紙を搬送するための給紙・搬送ローラが消耗して搬送効率が低下すると、動作のリトライや記録紙のジャム等の不具合が発生し始める。そして、それらの発生頻度が高くなると、ユーザあるいはサービスマンの感覚的な判断の下で寿命と判断されてきた。
【0004】
一方、搬送効率の低下を補うために、リトライの回数を増やしたり、搬送速度を低下させたりして、確実に搬送させるような制御が盛り込まれてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の確実に搬送させるような制御が実施されると、画像形成装置の性能が著しく低下し、ユーザに不快感を与えることになっていた。
【0006】
また、サービスマンの保守および部品交換の各タイミングがまちまちであって、そのため、ユーザによる装置使用の妨げになったり、保守に要する費用が高くなったりする場合があった。
【0007】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、給紙・搬送ローラの消耗による搬送効率の低下が発生し始めても、画像形成装置の性能を低下させず、ユーザに不快感を与えなくするとともに、消耗の度合いを装置管理者に的確に伝達することにより、保守の回数を最適化して、保守に要する費用を低減させることを図った画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明によれば、通信手段を介して管理装置と接続可能な画像形成装置において、画像形成が行われるべき記録紙を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送手段を駆動する駆動手段と、前記搬送路の所定位置に設けられ、前記搬送手段によって搬送されてきた記録紙を検出する検出手段と、前記検出手段による記録紙の検出タイミングに応じて、前記記録紙の搬送速度を一定にするべく前記駆動手段の駆動速度を補正する補正手段と、前記補正手段による駆動速度の補正の度合いに応じて前記搬送手段の劣化度合いを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果を前記管理装置に通知する通知手段とを有することを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0010】
<画像形成装置の構成および動作説明>
図2は、本発明に係る画像形成装置の一実施の形態の構成を示す縦断面図である。ここでの画像形成装置は複写装置を例としてあげる。
【0011】
図中100は画像形成装置であり、画像読取部であるリーダ部110と、画像記録部であるプリンタ部150とからなる。
【0012】
リーダ部110は、原稿給送装置140、原稿台ガラス111、スキャナ部のランプ112、スキャナ・ユニット113、ミラー114,115,116、レンズ117、CCDイメージ・センサ部(以下「CCD」と記述する)118を有している。
【0013】
プリンタ部150は、露光制御部151、感光体152、現像器153、記録紙(転写紙)積載部154,155、転写部156、定着部157、排紙部158、搬送方向切り替え部材159、再給紙用記録紙(転写紙)積載部160、ソータ170を有している。
【0014】
次に、上記のように構成される画像形成装置の動作について説明する。
【0015】
図2において、リーダ部110の原稿給送装置140上に積載された複数枚の原稿は、1枚ずつ順次原稿台ガラス111上に搬送される。原稿が原稿台ガラス111の所定位置に搬送されると、スキャナ部のランプ112が点灯し且つスキャナ・ユニット113が移動して原稿がランプ112により照射される。原稿の反射光は、ミラー114,115,116及びレンズ117を介してCCD118に入力される。CCD118に入力された原稿の反射光は、光電変換され、画像信号として出力される。
【0016】
CCD118より出力された画像信号はプリンタ部150に送られ、適宜画像処理を施されたのち、露光制御部151に送られる。露光制御部151はこれを変調して光信号に変換し、この光信号が感光体152に照射されると、感光体152上に潜像が形成される。感光体152上に形成された潜像は、現像器153によって現像される。この現像された像の先端とタイミングを合わせて動作制御されるローラ164または165によって、記録紙積載部154または記録紙積載部155より記録紙が搬送される。ローラ164または165は、センサ161または162から出力される記録紙検出信号を基に動作制御される。ローラ164または165から搬送された記録紙が、ローラ166を経由してセンサ163に到達したことが検出されると、ローラ167が記録紙を下流に搬送し、転写部156において前記現像された像が記録紙に転写される。記録紙に転写された像は、定着部157により記録紙に定着された後、排紙部158より装置外部に排出される。排紙部158から排出された記録紙は、ソータ170でソート機能が働いている場合には、各ビン172等に排出され、またソート機能が働いていない場合には、ソータ170の最上位のビン171に排出される。
【0017】
次に、順次読み込んだ2枚の画像を1枚の記録紙の両面に出力する場合について説明する。
【0018】
定着部157によって1枚目の原稿像が定着された記録紙を、一度、排紙部158まで搬送後、記録紙の搬送方向を反転して搬送方向切り替え部材159を介して再給紙用記録紙積載部160に搬送する。そして、次の原稿が準備されると、前記手順と同様にして原稿画像が読み取られるが、記録紙については再給紙用記録紙積載部160から給紙される。したがって、同一記録紙の表面と裏面に2枚の原稿画像を出力することができる。
【0019】
図3は、画像形成装置100の制御構成を示すブロック図である。同図において、図2と同一部分には同一符号が付してある。
【0020】
図3において、矢印A部は前述のリーダ部110に含まれ、矢印B部は前述のプリンタ部150に含まれる。
【0021】
CCD118内で光電変換され、適宜アナログ増幅及びA/D変換された画像データは、ライン121を介してリーダコントローラ(以下「Rコン」と略す)120に送られる。Rコン120では、受け取った画像データに対してシェーディング補正を行った後、画像転送バス300を介してコントローラ201へ送る。又、Rコン120はCCD118駆動用の各種タイミングパルスを生成し、ライン122を介してCCD118へ送る。
【0022】
又、Rコン120にはステッピングモータ123が接続され、Rコン120の制御により、ステッピングモータ123が正/逆回転することにより、前述のスキャナ・ユニット113が往/復動し、これによって、原稿台ガラス111上の原稿が走査される。
【0023】
コントローラ201はプリンタ部150及びリーダ部110を総合的に制御するユニットであり、各種制御用のデータを、データバス301を介してRコン120との間でやりとりする。
【0024】
ユーザインタフェース部(以下「Ui」と略す)205はキー等の入力部やLCD等の表示部からなり、入力部から入力され入力情報をコントローラ201におくり、又、コントローラ201から出力された表示データを受け取り、表示部がその表示データに従って表示を行う。
【0025】
低圧電源ユニット(以下「LVT」と略す)203は商用電源(不図示)からAC電圧を受け取り、コントローラ201の指示の下に、CPU等の制御部に給電する制御電圧(3.3V等)やモータやソレノイドを駆動するためのパワー電圧(24V等)の低電圧を生成する。
【0026】
制御電圧はライン302を介してRコン120に供給されると共に、プリンタ部150内の必要な各ユニットに供給される(不図示)。又、パワー電圧はライン303を介してRコン120に供給されると共に、プリンタ部150内の必要な各ユニットに供給される(不図示)。
【0027】
コントローラ201は、Rコン120より送られた画像データに対して変倍、エッジ強調、2値化等の画像処理を施した後、ライン207を介してプリンタコントローラ(以下「Pコン」と略す)202に送る。Pコン202は、プリンタ部150の紙送り系の制御、画像形成に必要な帯電系の制御を行うユニットである。図2に図示したセンサ161,162,163はこのPコン202に接続され、またローラ164,165,166,167をそれぞれ回転させるステッピングモータM164,M165,M166,M167がこのPコン202に接続され、図8を参照して後述するPコン202内のCPU801によって制御される。なお、Pコン202は、データバス208を介してコントローラ201との間で各種制御用のデータをやりとりする。
【0028】
又、Pコン202は、ライン207を介してコントローラ201から受け取った画像データに、プリントに必要な各種タイミング信号を付加して画像データバス207に出力する。
【0029】
露光制御部151はPコン202に接続され、Pコン202が画像データバス207を介して受け取った画像データやタイミング信号に従って露光制御部151を制御する。これによって、露光制御部151がレーザ(不図示)を所定の光量で発光させ、感光体152を照射することにより、感光体152上に潜像が形成される。
【0030】
外部インタフェース304は、画像形成装置100以外の装置、例えばパーソナルコンピュータと通信を行う為のインタフェースであり、コントローラ201に接続されている。
【0031】
図4は、図3に示したRコン120の内部構成を示すブロック図である。同図において、図3と同一部分については同一の符号を付してある。
【0032】
図中、CPU124はリーダ部110の動作を制御するとともに、ローカルデータバス130を経由してパルス生成器125と初期画処理器126とに設定情報及び動作タイミングを与えている。また、データバス301を経由してコントローラ201との間で情報の受け渡しを行っている。
【0033】
CPU124は更に、モータ制御信号133を使って、モータドライバ128を介してステッピングモータ123を制御する。
【0034】
モータ制御信号133には、ステッピングモータの回転速度を示すモータクロック信号、回転方向信号及び駆動イネーブル信号が含まれ、モータドライバ128は、これらの信号に従って、モータ駆動線134を介してステッピングモータ123を駆動する。ステッピングモータ123の駆動には、ライン303を介して送られたパワー電圧を使用する。
【0035】
パルス生成器125は発振器127からクロックの供給を受け、CPU124からの設定情報に従ってCCDタイミング信号122を生成してCCD118を駆動すると同時に、タイミング信号122によってCCD118から送られてくる画像データ121に同期した画像クロック132を生成する。画像クロック132のスピードは、CCDタイミング信号122との相関性を保ったまま、CPU124により選択的に切換が可能である。
【0036】
初期画処理器126は、CCD118より送られてくる画像データ121に対してシェーディング処理を施した後、該画像データを画像クロック132に同期させて画像転送バス300に送り出す。なおデータバス301を介してコントローラ201から初期画処理器126に画像データに関する情報信号が直接送られ、初期画処理器126は、コントローラ201との間で画像データに関連するクリティカルなタイミング信号の受け渡しを行っている。
【0037】
本実施の形態において、CPU124の動作クロックと画像クロック132とは同期している必要性がないため、それらは同期していないが、同期するようにしてもよい。
【0038】
図5は、図3に示すUi(ユーザインタフェース部)205の構成を示す平面図である。同図に示すようにUi205には、各種キーと、液晶表示装置からなるドッマトリックスで構成される表示部205aとが配置されている。
【0039】
表示部205aは、画像形成装置100の動作状態、コピー枚数、倍率、選択用紙種別を表示するとともに、各種操作モード画面を表示し、後述する各種コントロールキーにより操作される。
【0040】
205bはスタートキーであり、コピー動作を開始させるためキーである。205cは復帰(リセット)キーであり、設定モードを標準状態に復帰(リセット)させるためのキーである。205dはキー群であり、コピー枚数やズーム倍率等を入力するための0〜9までのテンキーと、それらのキーによる入力をクリアするためのクリアキーとから構成される。205e,205fは濃度調整キーであり、濃度をアップ/ダウンさせるためキーである。これらの濃度調整キー205e,205fにより調整される濃度の状態は、バースケール状の濃度表示部205gに表示される。205hは自動濃度調整機能をオン/オフするためのキーとその表示部である。205iは給紙段及びオート用紙選択モードを選択するためのキーであり、その選択状態は表示部205aに表示される。205j,205k,205lはそれぞれ定形縮小モード、等倍モード、拡大モードを設定するためのキーである。205mはオート変倍モードを設定するためのキーであり、その設定状態は表示部205aに表示される。
【0041】
図6は、図3に示すコントローラ201の内部構成を示すブロック図である。
【0042】
図中、CPU701はROM702内のプログラムに基づき全体の制御を行う。RAM703はCPU701のワークエリアとして使用されるとともに、スキャナ部110で読み取った画像の記憶にも使用される。713はシリアル通信コミュニケーションインタフェースであり、これを介してCPU701は前述のRコン120、LVT203,Pコン202と情報の送受信を行う。710はPCI/F部であり、バイセントロ等のインタフェースである。PCI/F部710は、外部のパーソナルコンピュータからプリントデータを受け取ったり、画像形成装置100の状態をパーソナルコンピュータに通知したりする。709は画像データの圧縮及び伸長を高速に行う圧縮/伸長部である。JBIG,MMR等のフォーマットをサポートする。708は10base等のネットワークとのインタフェース部であり、これを介してCPU701は、ネットワーク上のコンピュータからプリントデータを受け取ったり、画像形成装置100の状態をコンピュータに通知したりする。
【0043】
707はファックス部であり、モデムや回線処理回路を含むものである。所定のフォーマットで圧縮された画像データを、通信回線(以下「PSTN」と略す)を介して送信したり、受信したりする。712は、前述のUi205とのインタフェース部であり、LCDコントローラを含む。CPU701はこれを介して表示データをUi205に渡したり、キー入力データを受け取ったりする。
【0044】
720は画像処理部であり、画像転送バス300を介してリーダ部110より画像データを受け取り、この画像データに対して画像処理(後述)を施した後、ビデオ入力I/F部705に出力する。これを受けたビデオ入力I/F部705は、タイミング変換を行ってからRAM703に記憶する。また一方、RAM703に記憶された画像データはビデオ出力I/F部706に読み出されて、タイミング変換が行われ、画像処理部720で画像処理(後述)を施された後、画像転送バス207を介してPコン202へ送られる。
【0045】
図7は、図6に示す画像処理部720の内部構成を示すブロック図である。
【0046】
Rコン120から送られた8ビットの画像データはそのまま8ビットのデータとしてビデオ入力I/F部705へ送られる場合と、画像処理部720において下記の画像処理を施す場合とがある。
【0047】
すなわち、Rコン120から送られた8ビットの画像データに対して、変倍部1304が拡大や縮小の変倍処理が行い、フィルタ1303がフィルタ処理を行い、log変換γ補償部1302がプリンタ等の特性にあわせてLog変換、γ補償を行い、2値化部1301が誤差拡散等のアルゴリズムにより2値化を行い、この結果、1ビットの情報量の画像データがビデオ入力I/F部705へ送られる。
【0048】
一方、ビデオ出力I/F部706から、例えば600dpiの画像データがスムージング部1305に送られ、スムージング部1305において擬似的に2400dpiの画像データに変換され、Pコン202へ送られる。
【0049】
図8は、図3に示すPコン202の内部構成を示すブロック図である。
【0050】
図中801は、プリンタ部150の機械的部分の動作制御を行うためのCPUであり、ROM802に記憶されたプログラムに従って制御を行う。803は、CPU801がワークエリアとして使用するRAMである。804は入出力ポートであり、各種センサ806からのデータはここを介してCPU801に読み込まれる。各種センサ806は、例えば転写紙の有無を検出する紙センサ等を含む。入出力ポート804からの出力信号はドライバ805に送られ、ドライバ805で各種負荷807が必要とするドライブ電圧に変換され、各種負荷807へ送られる。各種負荷80は、定着ヒータ、紙送り用のモータやクラッチ、ソレノイド等を含む。
【0051】
CPU801は入出力ポート804、各種センサ806、ドライバ805、各種負荷807を用いて、例えば図2に示すように、センサ161または162からの記録紙検出信号に基づいて、ステッピングモータM164またはステッピングモータM165を駆動しローラ164またはローラ165を回転させ、これによって、記録紙積載部154または記録紙積載部155から記録紙を搬送させる。さらには、ローラ166を回転させるためのステッピングモータM166を駆動し、センサ163に記録紙が到達したことが検出されると、ローラ167を回転させるためのステッピングモータM167を駆動する。
【0052】
809はリアル通信コミュニケーションインタフェースであり、これを介してCPU801は前述のコントローラ201と情報の送受信を行う。
【0053】
定着部157の温度を検出するための温度センサ808はCPU801のA/D入力端に接続され、CPU801は、温度センサ808で検出された温度に応じて定着部157内の定着ヒータの制御を行う。
【0054】
810は画像処理部であり、コントローラ201からライン207を介して送られてきた画像データを、主走査方向のタイミングに同期して露光制御部151にライン209を介して渡す。
【0055】
<ネットワークによって構成される遠隔管理システムの構成>
図9は、上述の画像形成装置100を含むネットワークによって構成される遠隔管理システムの構成を示すブロック図である。
【0056】
図中A−031,A−032,A−034がそれぞれ、上述した画像形成装置100を備え、開放型アーキテクチャを持つ多機能プリンタ(MFP)である。A−030は、多機能プリンタA−031をネットワークに接続するためのネットワークボード(NEB)である。多機能プリンタA−032,A−034もネットワークボード(NEB)を備える。
【0057】
NEB[A−030]はローカルエリアネットワーク(LAN)[A−000]へ、同軸コネクタをもつEthernet(登録商標)インタフェース10Base−2や、RJ−45をもつ10Base−T、100Base−TなどのLANインタフェースを介して接続される。
【0058】
A−011は、複数のパーソナルコンピュータ(PC)であり、これらもまた、LAN[A−000]に接続されており、ネットワークオペレーティングシステムの制御の下、PC[A−011]はNEB[A−030]と通信することができる。この状態で、PCの1つをネットワーク管理部として指定することが可能である。
【0059】
また、LAN[A−000]上にはデバイス管理用サーバ[A−010]が接続される。さらにLAN[A−000]上には、デバイス管理用サーバ[A−010]のデータベースを管理する図示しないデータベース管理サーバが接続されている。データベース管理サーバは、デバイス管理用サーバ[A−010]に包含されていてもよい。
【0060】
デバイス管理用サーバ[A−010]は、後述するMIBで定義された所定のデータと、TCP/IP上の階層で所定のプロトコルとを使用することにより、MFPを構成する各部等のデバイスのデータを収集している。A−001は複数のLANを接続するインターネットであり、A−020は各LAN上に接続されたデバイス管理用サーバからのデータを収集するホスト装置である。
【0061】
<ネットワーク上で使用するデバイス管理プロトコル>
ネットワーク上でデバイスを管理するための方法としては、これまでにいくつかの試みが数多くの標準機関でなされている。例えば国際標準化機構(ISO)は開放型システム間相互接続(Open System Interconnect:OSI)モデルと呼ばれる汎用基準フレームワークを提供している。ネットワーク管理プロトコルのOSIモデルは、共通管理情報プロトコル(Common Management Information Protocol:CMIP)と呼ばれる。CMIPはヨーロッパの共通ネットワーク管理プロトコルである。
【0062】
また米国においては、より共通性の高いネットワーク管理プロトコルとして、簡易ネットワーク管理プロトコル(Simple Network Management Protocol:SNMP)と呼ばれるCMIPに関するプロトコルがある。
【0063】
このSNMPネットワーク管理技術によれば、ネットワーク管理システムには、少なくとも1つのネットワーク管理ステーション、各々がエージェントを含むいくつかの管理対象ノード、および管理ステーションやエージェントが管理情報を交換するために使用するネットワーク管理プロトコルが含まれる。
【0064】
また、エージェントは自分の状態に関するデータをデータベースの形式で保持している。このデータベースのことをMIB(Management Information Base)と呼ぶ。
【0065】
MIBは木構造のデータ構造をしており、RFC1155 Structure and Identification of Management Information for TCP/IP−based Internetsで規定されている。
【0066】
このMIB中にはプライベートMIBと呼ばれるノードがあり、企業や団体が独自のMIBを定義することが可能である。
【0067】
<画像形成装置での遠隔管理用データ作成>
図10は、画像形成装置100のソフトウェア構成を示す図である。この図10を参照して画像形成装置100で作成される遠隔管理用データについて説明する。なお、遠隔管理用データのデータ種類に関しては図11のデータ種類表に示す。
【0068】
A−101はタスクのマネージャであり、複数のタスクを同時に管理するためのものである。A−102は紙搬送部タスク群である。A−103はシーケンス制御タスクであり、画像形成装置全体の管理を行うタスクである。A−104は通信タスクであり、デバイス管理装置と通信を行うためのタスクである。また、A−105は本実施の形態に係る遠隔管理用データを作成するためのタスクであり、A−106は画像形成装置の状態監視タスクである。
【0069】
画像形成装置100では、用紙サイズ別、モード別、紙種別、カラー別に画像形成の回数をカウントしている。これらのカウントはタスクA−105にて行われ、画像形成装置100内のメモリ装置に格納される。
【0070】
同様にして、ジャム、エラー、アラームなどのステータス情報が所定のデータフォーマットで画像形成装置100内のメモリ装置に格納される。
【0071】
さらに、画像形成装置100内の各部ごとに、構成部品の交換寿命と使用度数とをそれぞれカウントするカウンタ(以下「部品カウンタ」とする)を持っており、タスクA−105によって、カウントされた結果が画像形成装置のメモリ装置に格納される。
【0072】
画像形成装置100の状態監視タスクA−106は、画像形成装置100内の異常(ジャム、エラー、アラーム)を検知するか、予め設定されたデバイスのステータス変化を検知すると、デバイス管理装置に対してイベントを通知する。
【0073】
<デバイス管理用サーバ>
図12は、図9に示すデバイス管理用サーバ[A−010]内の通信制御手段の構成を示すブロック図である。
【0074】
図中A−301は全体を制御するCPU、A−302はCPU(A−301)が動作するために必要なワーキングエリアを提供するRAM、A−303はCPU(A−301)の動作を指示するプログラムを記憶しているハードディスクである。ハードディスクA−303は、各種コピーカウンタ値、ジャム、エラー、アラーム情報などのステータス情報、部品カウンタ値、およびMIB情報が記憶されたデータベースを含む。A−305は、ユーザがデバイス管理UI(図15)を閲覧するためのディスプレイであり、A−306はモデムとの通信を行うためのシリアルインタフェース、A−307はネットワーク(LAN)との通信を行うためのインタフェースである。図15は、デバイス管理UIを示す図である。
【0075】
こうした構成のデバイス管理用サーバ[A−010]の動作を、図13を参照して説明する。図13は、デバイス管理用サーバ[A−010]の動作手順を示すフローチャートである。
【0076】
デバイス管理用サーバは通常アイドル状態にあり(A−402)、MFP(画像形成装置)からのイベント待ちをしており、イベントを受信すると(A−403でYES)、そのイベントがデバイスに関わるものか否かを判別する(A−406)。デバイスに関わるものであるならば(A−406でYES)、そのイベントに対応するデータ(たとえばジャムイベントなら、ジャムデータ)を画像形成装置に要求する(A−407)。画像形成装置は、デバイス管理用サーバからのデータ要求に応じて、データを送出する。デバイス管理用サーバは画像形成装置からデータを取得すると、ハードディスクA−303のデータベース内に該データを蓄積する。
【0077】
なおエラーデータなどホスト装置A−020へ緊急通知する必要のあるデータがあれば、ただちにホスト装置A−020に対して送信する(A−408)。
【0078】
一方、デバイス管理用サーバ[A−010]は、ホスト装置A−020からのイベント待ちもしており、イベントを受信し(A−403でYES)、そのイベントがデバイスに関わるものでなく、カウンタ値や部品カウンタの要求であると(A−406でNO)、デバイス管理用サーバ[A−010]のハードディスクA−303のデータベースから、要求に応じたデータをホスト装置A−020へ送信する(A−409)。
【0079】
また、デバイス管理用サーバ[A−010]はデバイスの定期監視を行っており、イベントを受信しなくとも、ある所定の時刻になると(A−403でNO、A−404でYES)、監視下にあるデバイスの各種カウンタ値を収集する(A−405)。デバイス管理用サーバ[A−010]にて収集されたデータは、データベース内に所定のフォーマットで蓄積される。
【0080】
<デバイス管理用サーバとホスト装置との間のデータ通信シーケンス>
デバイス管理用サーバA−010とホスト装置A−020との間のデータ送受信には3つの方法がある。
【0081】
すなわち、Eメール、モデム、TCP/IPの3方法があるが、基本的にデータ送受信シーケンスは同じなので、Eメールの方法を例にとって、図14を参照して説明する。図14は、Eメールによるデータ送受信の手順を示すフローチャートである。
【0082】
まず図14(A)を参照して、送信(ここではデバイス管理用サーバ、ホスト装置のどちらが送信側であってもよい)のシーケンスを説明する。
【0083】
送信側が発呼の条件を満たすと(A−501)、転送すべきデータをEメールに添付し送信する(A−502)。送信データに対して応答待ちを行い(A−503)、規定時間内に応答メールが返信されたか否かを確認する(A−504)。応答メールが返信された場合、応答先のメールアドレスが予め登録されたものと一致するか否かを確認し(A−505)、一致した場合、通信結果をデータベース上に記録し(A−506)、シーケンスを終了する(A−507)。
【0084】
送信データに対する応答待ち(A−503)で規定時間内に応答が無かった場合(A−504でNO)、再送要求を行い、再送回数が規定回数内であれば(A−508でYES)、ステップA−502に戻ってデータを再送する。再送回数が規定回数を越えていた場合(A−508でNO)、管理者(送信側がデバイス管理用サーバの場合はユーザ側の管理者、送信側がホスト装置の場合はオペレータ)へ警告メールを通知し(A−509)、通信結果(エラー)をデバイス管理用サーバA−010のハードディスクA−303のデータベース上に記録(A−506)して終了する(A−507)。
【0085】
続いて、図14(B)を参照して、受信(ここではデバイス管理用サーバ、ホスト装置のどちらが受信側であってもよい)のシーケンスを説明する。
【0086】
受信側はデータの受信待ちを行い(A−511)、受信した場合(A−512でYES)、データをデバイス管理用サーバA−010のハードディスクA−303のデータベース上に記録し(A−513)、通信結果もデータベース上に記録して(A−514)終了する(A−515)。
【0087】
<ホスト装置の制御>
図16は、図9に示すホスト装置A−020の構成を示すブロック図である。
【0088】
図中A−801はCPUであり、全体を制御している。A−802は、CPU(A−801)がデータ処理を行うために必要なプログラムやデータを格納しておくRAMである。A−803は、受信したデータを保存しておくためのハードディスクであり、デバイス管理データは全てここに保存される。A−804は、オペレータが入力操作を行うためのキーボードである。A−805は、ホスト装置A−020が情報を出力するためのディスプレイ装置である。A−806は、モデムとデータ送受信するためのシリアルポートである。A−807は、LANと接続されたネットワークボードであり、A−808は、デバイス管理用サーバとEメールによるデータのやりとりをするためのメールサーバである。
【0089】
図17は、ホスト装置A−020で行われる、Eメールによるデバイス管理用サーバA−010とのデータ送受信処理の手順を示すフローチャートである。
【0090】
通常、ホスト装置A−020はデバイス管理用サーバA−010からのEメールを待っている(A−902)。着信があれば(A−902でYES)パスワードチェックを行い(A−903)、パスワードが正規のものであれば(A−904でYES)、カウンタ値や部品カウンタ値を受信し、デバイス管理用サーバにOKメールを返信する(A−905)。パスワードが正規のものでなければ(A−904でNO)、エラーメールを送信し(A−910)、ステップA−902へ戻る。
【0091】
ステップA−905の後、暗号化されたメールの添付情報を復号化し(A−906)、ハードディスクA−803にカウンタ値や部品カウンタ値を格納する(A−907)。このときデバイス側の診断結果が警告レベルに達していれば(A−908でYES)、ディスプレイA−805に警告を表示し、オペレータに通知する(A−909)。
【0092】
<搬送系モータの駆動速度補正と画像形成装置の状態の通知>
図1は、本発明の実施の形態における搬送系モータの駆動速度の補正と画像形成装置(MFP)の状態の通知に関する手順を示すフローチャートである。
【0093】
Pコン202のCPU801は、記録紙を給紙させるために、ピックアップローラ164,165を駆動させる(S101)。Pコン202のCPU801は、センサ161が記録紙のピックアップを検出した後の、ローラ164を回転させるモータM164の駆動開始からセンサ163が記録紙を検出するまでの経過時間、あるいは、センサ162が記録紙のピックアップを検出した後の、ローラ165を回転させるモータM165の駆動開始から、センサ163が記録紙を検出するまでの経過時間を監視する。CPU801は、その経過時間を基にして、センサ163での記録紙の検出タイミングに遅れがあるか否かを判断する(S102)。
【0094】
ステップS102で行う記録紙の検出タイミング遅れの判断は、上記経過時間を、画像形成装置の出荷初期において上記経過時間に対応して設定された初期時間と比較することによって行う。この初期時間は、画像形成装置の出荷初期時にRAM803(図8)に記憶される。ここでは、画像形成装置の出荷初期における初期時間を比較基準値として採用したが、これに限るものではなく、例えば正常に記録紙の搬送が行われている状況での上記経過時間に対応する時間を比較基準値として採用してもよい。また、上記経過時間を複数検出して、それらの平均値を比較対象とするようにしてもよい。
【0095】
ステップS102で、記録紙の検出タイミングに遅れがあると判断された場合、CPU801は、モータM164、M166(あるいはモータM165、M166)の駆動速度を増速補正する(S103)。このようにモータの駆動速度を増速補正することにより、記録紙の搬送の遅れが補正される。
【0096】
モータの駆動速度を増速するときの補正後の駆動速度を求める計算式は、
(補正後駆動速度)=(駆動速度)*(経過時間)/(初期時間)
で表される。
【0097】
上記の駆動速度は、現在、記録紙を搬送しているモータの駆動速度である。
【0098】
次に、CPU801は、モータの駆動速度の増速補正における補正量(増速分)を求め、補正量が所定値Aを超えているか否かを判定する(S104)。駆動速度の補正量が所定値Aを超えている場合、遠隔管理システムのホスト装置A−020にアラーム2を通知する(S106)。
【0099】
アラーム2は、サービスマンの出動および部品交換を要請することを示す信号である。アラーム2が通知されるときの画像形成装置は、モータの駆動速度を補正したことにより、記録紙の搬送に関する性能が使用限界に近づきつつある、もしくは限界に達している状態にある。
【0100】
一方、ステップS104で、駆動速度の補正量が所定値Aより小さいと判定された場合、CPU801は、増速補正における補正量(増速分)が所定値Bを超えているかどうかを判定する(S105)。ここで、所定値Bは、所定値Aより小さい値である。駆動速度の補正量が所定値Aよりは小さく所定値Bより大きい場合は、遠隔管理システムのホスト装置A−020にアラーム1を通知する(S107)。
【0101】
アラーム1は、画像形成装置が、アラーム2が通知される画像形成装置の状態よりはまだ十分に補正が可能である性能状態にあることを示す信号である。すなわち、アラーム1が通知されるときの画像形成装置は、モータの駆動速度を補正した後でも、まだ記録紙の搬送に関する性能にまだ十分の余裕がある状態にある。
【0102】
ステップS105で、駆動速度の補正量が所定値Bを超えていない場合は、遠隔管理システムのホスト装置A−020に対してアラームを通知しない(S108)。このアラームを通知しない理由は、モータの駆動速度の補正量がわずかであるので、むやみにネットワークA−000上にデータを送信してネットワークA−000のトラフィックを増大させてしまわないようにするためである。
【0103】
所定値A、Bの値については、画像形成装置およびこれを内蔵する製品に応じてさまざまに設定される。例えば、120%を超える速度補正により画像形成装置の動作が保証できなくなる場合には、所定値Aを駆動速度の10%に設定する。
【0104】
なお、モータの駆動速度の補正は、ローラがステッピングモータで駆動される方式に適用されるだけではなく、クラッチ等を備えたモータによってローラが回転される駆動方式にも適用できることは言うまでもない。
【0105】
以上のように、本発明の一実施の形態を示し説明したが、以下に本発明の実施態様の例を列挙する。
【0106】
〔実施態様1〕 通信手段を介して管理装置と接続可能な画像形成装置において、
画像形成が行われるべき記録紙を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、
前記搬送手段を駆動する駆動手段と、
前記搬送路の所定位置に設けられ、前記搬送手段によって搬送されてきた記録紙を検出する検出手段と、
前記検出手段による記録紙の検出タイミングに応じて、前記記録紙の搬送速度を一定にするべく前記駆動手段の駆動速度を補正する補正手段と、
前記補正手段による駆動速度の補正の度合いに応じて、前記画像形成装置の状態を表す情報を前記管理装置に通知する通知手段と
を有することを特徴とする画像形成装置。
【0107】
〔実施態様2〕 通信手段を介して管理装置と接続可能な画像形成装置において、
画像形成が行われるべき記録紙を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、
前記搬送手段を駆動する駆動手段と、
前記搬送路の所定位置に設けられ、前記搬送手段によって搬送されてきた記録紙を検出する検出手段と、
前記検出手段による記録紙の検出タイミングに応じて、前記記録紙の搬送速度を一定にするべく前記駆動手段の駆動速度を補正する補正手段と、
前記補正手段による駆動速度の補正に関する情報を前記管理装置に通知する通知手段と
を有することを特徴とする画像形成装置。
【0108】
〔実施態様3〕 前記補正手段による駆動速度の補正の度合いに応じて前記搬送手段の劣化度合いを判定する判定手段を更に有し、
前記通知手段は、前記判定手段による判定結果を前記管理装置に通知することを特徴とする実施態様1または実施態様2に記載の画像形成装置。
【0109】
〔実施態様4〕 前記搬送手段は搬送ローラを含み、前記判定手段は前記搬送ローラの劣化度合いを判定することを特徴とする実施態様3に記載の画像形成装置。
【0110】
〔実施態様5〕 通信手段を介して管理装置と接続可能な画像形成装置において、
画像形成が行われるべき記録紙を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、
前記搬送手段を駆動する駆動手段と、
前記搬送路の所定位置に設けられ、前記搬送手段によって搬送されてきた記録紙を検出する検出手段と、
前記画像形成装置の出荷初期における前記検出手段による記録紙の検出タイミングを記憶する記憶手段と、
前記検出手段によって検出された検出タイミングと、前記記憶手段に記憶された検出タイミングとの差が所定値を超えたときに、前記搬送手段の劣化を前記管理装置に通知する通知手段と
を有することを特徴とする画像形成装置。
【0111】
〔実施態様6〕 前記検出手段によって検出された検出タイミングと、前記記憶手段に記憶された検出タイミングとの比の値を用いて前記駆動手段の駆動速度を補正する補正手段を、更に有することを特徴とする実施態様5に記載の画像形成装置。
【0112】
〔実施態様7〕 少なくとも1つの画像形成装置と、ネットワークを介して前記少なくとも1つの画像形成装置に接続されたデバイス管理用サーバとから成る遠隔管理システムにおいて、前記画像形成装置が、
画像形成が行われるべき記録紙を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、
前記搬送手段を駆動する駆動手段と、
前記搬送路の所定位置に設けられ、前記搬送手段によって搬送されてきた記録紙を検出する検出手段と、
前記検出手段による記録紙の検出タイミングに応じて、前記記録紙の搬送速度を一定にするべく前記駆動手段の駆動速度を補正する補正手段と、
前記補正手段による駆動速度の補正の度合いに応じて、前記画像形成装置の状態を表す情報を前記デバイス管理用サーバに通知する通知手段と
を有することを特徴とする遠隔管理システム。
【0113】
〔実施態様8〕 少なくとも1つの画像形成装置と、ネットワークを介して前記少なくとも1つの画像形成装置に接続されたデバイス管理用サーバとから成る遠隔管理システムにおいて、前記画像形成装置が、
画像形成が行われるべき記録紙を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、
前記搬送手段を駆動する駆動手段と、
前記搬送路の所定位置に設けられ、前記搬送手段によって搬送されてきた記録紙を検出する検出手段と、
前記検出手段による記録紙の検出タイミングに応じて、前記記録紙の搬送速度を一定にするべく前記駆動手段の駆動速度を補正する補正手段と、
前記補正手段による駆動速度の補正に関する情報を前記デバイス管理用サーバに通知する通知手段と
を有することを特徴とする遠隔管理システム。
【0114】
〔実施態様9〕 前記画像形成装置が、前記補正手段による駆動速度の補正の度合いに応じて前記搬送手段の劣化度合いを判定する判定手段を更に有し、
前記通知手段は、前記判定手段による判定結果を前記デバイス管理用サーバに通知することを特徴とする実施態様7または実施態様8に記載の遠隔管理システム。
【0115】
〔実施態様10〕 前記搬送手段は搬送ローラを含み、前記判定手段は前記搬送ローラの劣化度合いを判定することを特徴とする実施態様9に記載の遠隔管理システム。
【0116】
〔実施態様11〕 少なくとも1つの画像形成装置と、ネットワークを介して前記少なくとも1つの画像形成装置に接続されたデバイス管理用サーバとから成る遠隔管理システムにおいて、前記画像形成装置が、
画像形成が行われるべき記録紙を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、
前記搬送手段を駆動する駆動手段と、
前記搬送路の所定位置に設けられ、前記搬送手段によって搬送されてきた記録紙を検出する検出手段と、
前記画像形成装置の出荷初期における前記検出手段による記録紙の検出タイミングを記憶する記憶手段と、
前記検出手段によって検出された検出タイミングと、前記記憶手段に記憶された検出タイミングとの差が所定値を超えたときに、前記搬送手段の劣化を前記デバイス管理用サーバに通知する通知手段と
を有することを特徴とする遠隔管理システム。
【0117】
〔実施態様12〕 前記画像形成装置が、前記検出手段によって検出された検出タイミングと、前記記憶手段に記憶された検出タイミングとの比の値を用いて前記駆動手段の駆動速度を補正する補正手段を、更に有することを特徴とする実施態様11に記載の遠隔管理システム。
【0118】
〔実施態様13〕 ネットワーク毎にデバイス管理用サーバを含む複数のネットワークと、ネットワーク毎のデバイス管理用サーバから各デバイス管理用サーバに通知され蓄積された情報を収集するホスト装置とを、更に含むことを特徴とする実施態様7乃至実施態様12のいずれかに記載の遠隔管理システム。
【0119】
〔実施態様14〕 画像形成が行われるべき記録紙を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送手段を駆動する駆動手段と、前記搬送路の所定位置に設けられ、前記搬送手段によって搬送されてきた記録紙を検出する検出手段とを備えた画像形成装置に適用される状態通知方法において、
前記検出手段による記録紙の検出タイミングに応じて、前記記録紙の搬送速度を一定にするべく前記駆動手段の駆動速度を補正する補正ステップと、
前記補正ステップによる駆動速度の補正の度合いに応じて、前記画像形成装置の状態を表す情報を、ネットワークを介して管理装置に通知する通知ステップと
を有することを特徴とする状態通知方法。
【0120】
〔実施態様15〕 画像形成が行われるべき記録紙を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送手段を駆動する駆動手段と、前記搬送路の所定位置に設けられ、前記搬送手段によって搬送されてきた記録紙を検出する検出手段とを備えた画像形成装置に適用される状態通知方法において、
前記検出手段による記録紙の検出タイミングに応じて、前記記録紙の搬送速度を一定にするべく前記駆動手段の駆動速度を補正する補正ステップと、
前記補正ステップによる駆動速度の補正に関する情報を、ネットワークを介して管理装置に通知する通知ステップと
を有することを特徴とする状態通知方法。
【0121】
〔実施態様16〕 前記補正ステップによる駆動速度の補正の度合いに応じて前記搬送手段の劣化度合いを判定する判定ステップを更に有し、
前記通知ステップは、前記判定ステップによる判定結果を前記管理装置に通知することを特徴とする実施態様14または実施態様15に記載の状態通知方法。
【0122】
〔実施態様17〕 前記搬送手段は搬送ローラを含み、前記判定ステップは前記搬送ローラの劣化度合いを判定することを特徴とする実施態様16に記載の状態通知方法。
【0123】
〔実施態様18〕 画像形成が行われるべき記録紙を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送手段を駆動する駆動手段と、前記搬送路の所定位置に設けられ、前記搬送手段によって搬送されてきた記録紙を検出する検出手段と、画像形成装置の出荷初期における前記検出手段による記録紙の検出タイミングを記憶する記憶手段とを備えた画像形成装置に適用される状態通知方法において、
前記検出手段によって検出された検出タイミングと、前記記憶手段に記憶された検出タイミングとの差が所定値を超えたときに、前記搬送手段の劣化を前記管理装置に通知する通知ステップを有することを特徴とする状態通知方法。
【0124】
〔実施態様19〕 前記検出手段によって検出された検出タイミングと、前記記憶手段に記憶された検出タイミングとの比の値を用いて前記駆動手段の駆動速度を補正する補正ステップを、更に有することを特徴とする実施態様18に記載の状態通知方法。
【0125】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、画像形成が行われるべき記録紙を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送手段を駆動する駆動手段と、前記搬送路の所定位置に設けられ、前記搬送手段によって搬送されてきた記録紙を検出する検出手段とを備え、補正手段が、前記検出手段による記録紙の検出タイミングに応じて、前記記録紙の搬送速度を一定にするべく前記駆動手段の駆動速度を補正するとともに、判定手段が、前記補正手段による駆動速度の補正の度合いに応じて前記搬送手段の劣化度合いを判定し、通知手段が、前記判定手段による判定結果を前記管理装置に通知する。
【0126】
このように、補正手段が、検出手段による記録紙の検出タイミングに応じて駆動手段の駆動速度を補正して、記録紙の搬送速度を一定にするように制御するので、給紙・搬送ローラの消耗による搬送効率の低下が発生し始めても、画像形成装置の性能を低下させず、ユーザに不快感を与えなくすることができる。また、判定手段が、補正手段による駆動速度の補正の度合いに応じて搬送手段の劣化度合いを判定し、通知手段が、判定手段による判定結果を管理装置に通知するので、部品の消耗の度合いを装置管理者に的確に伝達することができ、これによって、最適なタイミングでサービスマンの出動を要請でき、保守の回数を最適化して、保守に要する費用を低減することが可能となる。
【0127】
また、本発明によれば、判定手段が、補正手段による駆動速度の補正の度合いに応じて搬送手段の劣化度合いを判定し、前記通知手段は、判定手段による判定結果を管理装置に通知するので、画像形成装置の各部品の消耗状況を適確に管理装置に通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における搬送系モータの駆動速度の補正と画像形成装置(MFP)の状態の通知に関する手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明に係る画像形成装置の一実施の形態の構成を示す縦断面図である。
【図3】画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示したRコン(リーダコントローラ)の内部構成を示すブロック図である。
【図5】図3に示すUi(ユーザインタフェース部)の構成を示す平面図である。
【図6】図3に示すコントローラの内部構成を示すブロック図である。
【図7】図6に示す画像処理部の内部構成を示すブロック図である。
【図8】図3に示すPコン(プリントコントローラ)の内部構成を示すブロック図である。
【図9】画像形成装置を含むネットワークによって構成される遠隔管理システムの構成を示すブロック図である。
【図10】画像形成装置のソフトウェア構成を示す図である。
【図11】遠隔管理用データのデータ種類を示す図である。
【図12】図9に示すデバイス管理用サーバ内の通信制御手段の構成を示すブロック図である。
【図13】デバイス管理用サーバの動作手順を示すフローチャートである。
【図14】Eメールによるデータ送受信の手順を示すフローチャートである。
【図15】デバイス管理UIを示す図である。
【図16】図9に示すホスト装置の構成を示すブロック図である。
【図17】ホスト装置で行われる、Eメールによるデバイス管理用サーバとのデータ送受信処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 画像形成装置
110 リーダ部
120 リーダコントローラ(Rコン)
123 ステッピングモータ
124 CPU
125 パルス発生器
126 初期画処理器
127 発振器
128 モータドライバ
130 ローカルデータバス
140 原稿給送装置
150 プリンタ部
163 センサ(検出手段)
164〜167 ローラ(搬送手段)
M164〜M167 ステッピングモータ(駆動手段)
201 コントローラ(通知手段)
202 プリンタコントローラ(Pコン、補正手段、判定手段)
203 低圧電源ユニット(LVT)
207 画像データバス
208 制御データバス
300 画像転送バス
301 データバス
302 制御電源ライン
303 パワー電源ライン
304 外部インタフェース
701 CPU
702 ROM
703 RAM
705 ビデオ入力インタフェース部
706 ビデオ出力インタフェース部
707 ファックス部
709 圧縮/伸長部
710 PCI/F部
713 シリアル通信コミュニケーションインタフェース
720 画像処理部
801 CPU
802 ROM
803 RAM
804 I/O
805 ドライバ
806 各種センサ
807 各種負荷
808 定着温度センサ
809 シリアル通信コミュニケーションインタフェース
810 画像処理部
A−000 ローカルエリアネットワーク(LAN、通信手段)
A−010 デバイス管理用サーバ(管理装置)
A−011 パーソナルコンピュータ
A−020 ホスト装置(管理装置)
A−030 ネットワークボード(NEB)
A−031 多機能プリンタ(MPF、画像形成装置)
A−032 多機能プリンタ(MPF、画像形成装置)
A−034 多機能プリンタ(MPF、画像形成装置)
A−301 CPU
A−302 RAM
A−303 ハードディスク(データベース)
A−305 ディスプレイ
A−306 シリアルインタフェース
A−307 インタフェース
A−801 CPU
A−802 RAM
A−803 ハードディスク
A−804 キーボード
A−805 ディスプレイ
A−806 シリアルポート
A−807 ネットワークボード
A−808 メールサーバ

Claims (1)

  1. 通信手段を介して管理装置と接続可能な画像形成装置において、
    画像形成が行われるべき記録紙を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段を駆動する駆動手段と、
    前記搬送路の所定位置に設けられ、前記搬送手段によって搬送されてきた記録紙を検出する検出手段と、
    前記検出手段による記録紙の検出タイミングに応じて、前記記録紙の搬送速度を一定にするべく前記駆動手段の駆動速度を補正する補正手段と、
    前記補正手段による駆動速度の補正の度合いに応じて前記搬送手段の劣化度合いを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果を前記管理装置に通知する通知手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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