JP2004239547A - 建物の廊下の換気装置 - Google Patents

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Masatoshi Tanaka
将利 田中
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Abstract

【課題】廊下の空気の排出と、これに入れ換わって送り込む清浄な空気の供給とが、建物の廊下の構造に大きな変更を加えることなく、かつ、見苦しさを生ぜしめずに、効果的に行えるようにする。
【解決手段】建物躯体1に装設せる廊下Pの天井部材4の左右の両側部位に、長尺の下向きチャンネル状に形成した化粧材のボックス3を配設し、それの廊下Pの天井部材4の上方に形成されるスペースSに対し露出する上部側に、前記スペースSに対し連通する排気用の開口aと送気用の開口bとを、列状に並列させて開設し、その排気用の開口aを、天井部材4上方のスペースSまたはそのスペースSに配設するダクト6を介して、建物躯体1に装設せる機械室2に配設する空調施設20の空気取入口20aに連通させ、送気用の開口bを、送気ダクト7を介し前記空調施設20の吐風口20bと連通させる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、建物の廊下の空気を抽き出して排出させ、これに換えて新鮮なまたは清浄な空気を送給することで行う建物の廊下の換気手段についての改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
建物の廊下は、建物の出入口に続いていることで、通常は、部屋の換気のための排気口が廊下と部屋とを仕切る壁に設けられて、その排気口から吹き出される部屋の排気の排出路に用いて、換気を出入口の開閉の際の自然の換気にまかせ、格別の換気手段、また、換気のための排気手段が装備されないものとなっている。
【0003】
火災の際の排煙手段として、大きな能力の排風機が装備される場合があるが、防災のためにだけであり、常時は作動させないものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
建物の廊下は、建物が大きなビルの場合には、袋小路のようになる廊下が多くなり、空気の停滞が生ずるようになる問題がある。
【0005】
また、建物の廊下は、換気のための排気口を設ける場合、建物の構造上、排気口を設置する個所に制約があり、換気のために望ましい個所に排気口を設けることが難しい問題がある。
【0006】
本発明は、従前の建物の廊下の換気のために、廊下に空気排出用の排気口を設置する際に生じてくる上述の問題を解消せしめるためになされたものであって、廊下の空気の排出と、これに入れ換わって送り込む清浄な空気の供給とが、建物の廊下の構造に大きな変更を加えることなく、かつ、見苦しさを生ぜしめずに、効果的に行えるようにする新たな手段を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するための手段として、本発明においては、建物躯体1に装設せる廊下Pの天井部材4の左右の両側部位に、アルミ合金などの軽金属材の押出し成形または鉄板などの金属板の折曲げ成形により長尺の下向きチャンネル状に形成した化粧材のボックス3を配設し、そのボックス3の、廊下Pの天井部材4の上方に形成されるスペースSに対し露出する上部側に、前記スペースSに対し連通する排気用の開口aと送気用の開口bとを、そのボックス3の長手方向に適宜の間隔をおいて列状に並列させて開設し、その排気用の開口aを、天井部材4上方のスペースSまたはそのスペースSに配設するダクト6を介して、建物躯体1に装設せる機械室2に配設する空調施設20の空気取入口20aに連通させ、送気用の開口bを、送気ダクト7を介し前記空調施設20の吐風口20bと連通させて、空調施設20の作動により、廊下Pの空気をその廊下Pの天井部材4の左右の両側部位に装設する下向きチャンネル状のボックス3の内腔を経て流れる排気および送気により換気するようにしたことを特徴とする建物の廊下の換気装置を提起するものである。
【0008】
また、これに併せて、建物躯体1に装設せる廊下Pの天井部材4の左右の両側部位に、アルミ合金などの軽金属材の押出し成形または鉄板などの金属板の折曲げ成形により長尺の下向きのチャンネル状に形成した化粧材のボックス3を配設し、そのボックス3の、廊下Pの天井部材4の上方に形成されるスペースSに対し露出する上部側に、そのボックス3の内腔を前記スペースSに対し連通させる開口a・bを、そのボックス3の長手方向に適宜の間隔をおいて列状に並列させて開設し、それら開口a・bを、ボックス3に並列させて前記スペースS内に配設するチャンバー9に接続連通し、そのチャンバー9の内腔を長手方向において、所定の範囲長さのゾーンz…に区画し、その区画したゾーンzごとに、前記スペース空間S内に配設する排気ダクト6および送気ダクト7とに交互に接続し、その排気ダクト6と送気ダクト7とを、建物躯体1に設置せる空間調設20の空気取入口と吐風口とに接続連通せしめて、空調施設20の作動により廊下Pの換気が、廊下Pの天井部材4の左右の両側部位に配設せる長尺の下向きチャンネル状のボックス3の内腔を経て行われるようにしたことを特徴とする建物の廊下の換気装置を提起するものである。
【0009】
この本発明手段によるときは、建物の廊下の換気のための排気口と送気口とが、廊下の天井部の左右の両側部位に、天井板の見切りの化粧材として配設した下向きのチャンネル状のボックスの内腔を導風路とするように形成され、かつ、その内腔の、長手方向において所定の範囲長さに区分けされて並列するゾーンが交互に排気口と送気口とを形成するようになって、実質的には、そのボックスの下方の開放口が、そのボックスの長手方向において所定長さのゾーンごとに交互に排気口と送気口とを構成するようになるから、換気のための排気口と送気口とを、廊下の天井または仕切壁に格別の取付施工を行うことなく、廊下の略全体に装設し得るようになり、廊下の全体の換気を略均一に行えるようになる。
【0010】
さらに、本発明においては、金属材で成形して廊下の天井部の左右の両側部位に配設する下向きのチャンネル状のボックスは、それらを、建物躯体に取り付けておくブラケットに組み付けることで、廊下の天井に施工する天井部材の組付部材とし得る充分な強度を保持するものとなることから、これらボックスの廊下の中央に向かう外面側に、天井部材の下地材に左右の両端部を支持せしめる係止突起部を装設しておいて、これらに天井板の下地材を支持せしめて取り付け、その下地材に天井ボードを組み付けることで、天井材の組み付け施工を行うようにする手段を併せて提起するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の態様を、実施例につき図面に随い説明する。
図1は、本発明による建物の廊下の換気手段を実施せる建物の一部の概要横断平面図で、同図において1は建物躯体、Rはその建物躯体1に装設した部屋、Pは廊下、2は機械室、3は廊下Pの天井部の左右の両側部位に装設した下向きのチャンネル状のボックスを示す。
【0012】
ボックス3は、図2にあるように、建物の廊下Pの天井部材4の左右の両側部位に、天井ボード40の見切りを化粧する縁材として装設するもので、アルミ合金などの軽合金材の押出し成形により同一の断面形状をもって長手方向に連続する長尺物に形成するか、鉄板などの金属材の折り曲げ成形により長尺物に形成したものであり、深さが略12cmで巾が10cm程度の下向きのチャンネル状に形成してある。
【0013】
そして、このボックス3は、それの天板30の上面側に、長手方向視において、アリ溝を形成するように左右に一対に対向する突条32・32を一体に連続するよう形設しておいて、ここに嵌合する取付金具50を、建物躯体1の構造体10にボードアンカーより止着するブラケット金具5に、セットボルトによって連結することで、建物躯体1に対する取り付け施工が行われるようにしてある。
【0014】
そしてまた、このボックス3の廊下Pの中央部に向かう側の外面側には、棚板状に突出する突条33が補強リブを具備せしめて装設してあり、この突条33により天井部材40の下地材41の左右の両端部が取り付けられるようにしてある。
【0015】
この下地材41は、それの左右の中間部を、別に建物躯体1の天井裏の梁材または上階の床部材から垂設する吊金具42により支持されるようにしてよい。
【0016】
さらに、このボックス3の長手方向視における左右の下端縁には、それぞれ外側に張り出す化粧縁34が形設してあり、それの廊下Pの中央に向かう側の化粧縁34に、前述の下地材41の下面に取り付ける天井ボード40の端縁を支持させ、また、これと反対側の化粧縁34を、建物躯体1の壁などの構造体に接合して連結することで、位置決めの定規とするようにしている。
【0017】
このように、下向きのチャンネル状に形成して、廊下Pの天井部材4の左右の両側位置に組み付けるボックス3には、それの天井部材4よりの上方に突出する部位に開口を開設する。
【0018】
開口は、廊下Pの換気を、この廊下Pの天井部材4の左右の両側部位に配設する下向きチャンネル状のボックス3の内腔を導風路に利用して行わすためのものであり、廊下Pおよび部屋Rの天井裏または天井と上階の床部材との間に形成されるスペースSに配設する排気ダクト6に対し接続させることにより排気を行わすための排気用の開口aと、同様に前記スペースSに配設する送気ダクト7に対して接続させることにより送気を行わすための送気用の開口bとである。
【0019】
この排気用の開口aと送機用の開口bとは、ボックス3の、廊下Pの天井部材4の上方に形成されるスペースSに対して露出していく部位の適宜の個所に設ければよいものであるが、実施例においては、図3および図4に示しているよう、ボックス3の天板30の略中央部と左右の壁板31のうちの廊下Pの中央に向かう側の壁板31の上半側の部位とに、それぞれボックス3の長手方向に沿い適宜長さで連続する長穴状のスリットとして長手方向に適宜の間隔をおいて列状に並列するように開設し、これにより、ボックス3の略全長に渡る範囲にこの開口a・bが装設された態様としている。
【0020】
これらボックス3の天板30および左右の壁板31に開設する開口a・bは、それらを排気用・および送気用の何れに選択してよいものであるが、この例においては、天板30に開設する開口bを送気用とし、壁板31に開設する開口aを排気用とするようにしている。このため、これら開口a・bは、図3および図4にあるように、壁板31に開設する開口aと天板30に開設する開口bとが、ボックス3の長手方向において、互いに喰い違って位置するようにし、これにより、ボックス3の内腔において開口aから排出されていく排気の流れと、開口bから送り出されてくる送気の流れとの干渉がないようにしている。
【0021】
図2において、8および9は廊下Pの天井裏の空間に配設した排気用のチャンバーおよび送気用のチャンバーであり、それぞれボックス3に対し長手方向に並列する長大な角箱状に形成してある。
【0022】
そして、送気用のチャンバー9にあっては、ボックス3の天板30の上面に積み重ねるように載架して、それの底面をボックス3の天板30に開設した開口bに接続連通させてある。このとき、このチャンバー9は、それの底面側をそっくり開放させた形状に形成しておいて、ボックス3の天板30の上面に継ぎ合わせるように接続させることにより、チャンバー9の内腔がボックス3の天板30に開設した開口bと連通するようにしてもよい。
【0023】
また、排気用とするチャンバー8にあっては、ボックス3の廊下Pの中央に向かう壁板31の外面に沿う位置に配位して、それの下端側をボックス3の壁板31に対し接合して閉じ合わせ、それの内腔を前記壁板31に開設した排気用の開口aと連通させ、また、適宜の取付金具80により送気用のチャンバー9に対し連結して支持させている。
【0024】
これらチャンバー8・9に接続した送気用の送気ダクト7および排気用の排気ダクト6は、ボックス3の天板30の上面に載架した送気用のチャンバー9に接続する送気ダクト7にあっては、それの先端側が、図1に示しているように建物躯体1に設けられる機械室2内に設置される空気清浄機または空調施設20の吐風口に対し接続し、また、排気ダクト6にあっては、それの先端側が前述の空気清浄機または空調施設20の空気取入口に接続させてあって、これにより空気清浄機または空調施設20の作動により、廊下Pの空気が、廊下Pの天井部材4の左右の両側部位に配設した下向きチャンネル状のボックス3の内腔を経て、そのボックス3に設けた開口aから抽き出されて空調施設20の空気取入口に吸引され、これに換わって空調施設20の吐風口から吹き出される新鮮な空気が送気ダクト7から送気用のチャンバー9を経て、ボックス3の内腔に吹き出されて廊下Pに流れるようにしている。
【0025】
この手段において、ボックス3に開設する開口a・bは、例えば、ボックス3の天板30にだけ、長手方向に所定の間隔をおいて列状に開設しておき、このボックス3の天板30の上面に載架するチャンバー9の内腔を、図5にあるように、長手方向において、一定範囲長さのゾーンz…に区画し、その区画したゾーンzごとに、送気ダクト7と排気ダクト6とを交互に接続し、それらダクト6・7を、送気用と排気用ごとに集めて空調施設20の吐風口と空気取入口とに接続するようにする場合がある。
【0026】
次に図7および図8は、別の実施例を示している。この例は、廊下Pの左右の両側に、下向きのチャンネル状の化粧材のボックス3・3を配設し、そのボックス3・3の廊下Pの天井部材4の上方のスペースSに露出する部位となる天板30または壁板31・31とに、空調施設20の吐風口20bから吐出させる清浄な空気を廊下Pに向けて吹き出させるための送気用の開口bと、廊下Pの空気を取り込んで前述の空調施設20の空気取入口20aに導くための排気用の開口aとを、ボックス3・3の長手方向に沿う列状に開口し、その送気用の開口bと排気用の開口aとを、建物躯体1に施設した機械室2内に設置されている空調施設20の吐風口20bと空気取入口20aとに接続させるようにすることについては、前述した実施例と変わりがない。
【0027】
そして、このボックス3・3の天井部材4の上方のスペースSに露出する部位に設ける送気用の開口bと排気用の開口aとを、送気用の開口bにあっては、スリット状に形成して、ボックス3の天板30に、それの長手方向に所定の間隔をおいて列状に開設し、排気用の開口aにあっては、同様にスリット状に形成してボックス3・3の左右の壁板31・31のうちの、ボックス3・3同志の対向側の壁板31に、長手方向に所定の間隔をおいて列状に開設することについても、前述の図3および図4に示している例と変わりがない。
【0028】
しかし、このボックス3の天板30に開設した送気用の開口b…は、図7にあるように、ボックス3の天板30の上面には、各送気用の開口bごとに分割したチャンバー9aを組み付けておいて、それらチャンバー9a…に、それぞれフレキシブルな送気ダクト7a…を接続し、それら送気ダクト7a…を集合させて、空調施設20の吐風口20bに接続しておいて、空調施設20の吐風口20bから吐出する清浄な空気が、ボックス3の天板30の各送気用の開口bを吹出口として廊下Pに吹き出されるようにする。
【0029】
そして、ボックス3の壁板31に開設する排気用の開口a…は、廊下Pの天井裏のスペースS内に開放したままとし、空調施設20の汚れた空気を取り込む空気の取入口20aを、適宜のダクトを介して天井裏のスペースSに連通させることで、廊下Pの汚れた空気が、この排気用の開口a…から、天井裏のスペースS内に排出されて、そのスペースSを経て空調施設20の空気の取入口20aに取り入れられていくようにしている例である。
【0030】
このように、廊下Pの空気の換気のための排気は、天井裏のスペースSを導風路に利用して行う場合がある。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による建物の廊下の換気手段は、建物の廊下の換気のための排気口と送気口とが、廊下の天井部の左右の両側部位に、天井板の見切りの化粧材として配設した下向きのチャンネル状のボックスの内腔の、長手方向において所定の範囲長さに区分けされて並列するゾーンが交互に排気口と送気口とを形成するようになって、実質的には、そのボックスの下方の開放口が、そのボックスの長手方向において所定長さのゾーンごとに交互に排気口と送気口とを構成するようになるから、換気のための排気口と送気口とを、廊下の天井または仕切壁に格別の取付施工を行うことなく、廊下の略全体に装設し得るようになり、廊下の全体の換気を略均一に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明手段を実施せる建物の一部を省略した横断平面図である。
【図2】同上の要部の縦断側面図である。
【図3】同上の長尺の下向きチャンネル状のボックスの一部省略した平面図である。
【図4】同上のボックスの一部省略した正面図である。
【図5】同上の別の実施例の要部の一部省略した斜視図である。
【図6】同上の実施例のチャンバーを接続する前の状態の斜視図である。
【図7】同上のさらに別の実施例の要部のチャンバーを組み付ける前の状態の斜視図である。
【図8】同上の実施例の要部の斜視図である。
【符号の説明】
P…廊下、R…部屋、S…空間、a…排気用の開口、b…送気用の開口、z…ゾーン、1…建物躯体、10…構造体、2…機械室、20…空調施設20a…空調施設の空気の取入口、20b…空調施設の吐風口、3…ボックス、30…天板、31…壁板、32…係止棚、33…突状、34…化粧縁、4…天井部材、40…天板ボード、41…下地材、42…吊金具、5…ブラケット金具、50…取付金具、6…排気ダクト、7…送気ダクト、8…排気用のチャンバー、80…取付金具、9…送気用のチャンバー。

Claims (3)

  1. 建物躯体1に装設せる廊下Pの天井部材4の左右の両側部位に、アルミ合金などの軽金属材の押出し成形または鉄板などの金属板の折曲げ成形により長尺の下向きチャンネル状に形成した化粧材のボックス3を配設し、そのボックス3の、廊下Pの天井部材4の上方に形成されるスペースSに対し露出する上部側に、前記スペースSに対し連通する排気用の開口aと送気用の開口bとを、そのボックス3の長手方向に適宜の間隔をおいて列状に並列させて開設し、その排気用の開口aを、天井部材4上方のスペースSまたはそのスペースSに配設するダクト6を介して、建物躯体1に装設せる機械室2に配設する空調施設20の空気取入口20aに連通させ、送気用の開口bを、送気ダクト7を介し前記空調施設20の吐風口20bと連通させて、空調施設20の作動により、廊下Pの空気をその廊下Pの天井部材4の左右の両側部位に装設する下向きチャンネル状のボックス3の内腔を経て流れる排気および送気により換気するようにしたことを特徴とする建物の廊下の換気装置。
  2. 建物躯体1に装設せる廊下Pの天井部材4の左右の両側部位に、アルミ合金などの軽金属材の押出し成形または鉄板などの金属板の折曲げ成形により長尺の下向きのチャンネル状に形成した化粧材のボックス3を配設し、そのボックス3の、廊下Pの天井部材4の上方に形成されるスペースSに対し露出する上部側に、そのボックス3の内腔を前記スペースSに対し連通させる開口a・bを、そのボックス3の長手方向に適宜の間隔をおいて列状に並列させて開設し、それら開口a・bを、ボックス3に並列させて前記スペースS内に配設するチャンバー9に接続連通し、そのチャンバー9の内腔を長手方向において、所定の範囲長さのゾーンz…に区画し、その区画したゾーンzごとに、前記スペースS内に配設する排気ダクト6および送気ダクト7とに交互に接続し、その排気ダクト6と送気ダクト7とを、建物躯体1に設置せる空調施設20の空気取入口と吐風口とに接続連通せしめて、空調施設20の作動により廊下Pの換気が、廊下Pの天井部材4の左右の両側部位に配設せる長尺の下向きチャンネル状のボックス3の内腔を経て行われるようにしたことを特徴とする建物の廊下の換気装置。
  3. 金属材で成形して、建物の廊下Pの天井部材4の左右の両側部位に配設する下向きチャンネル状のボックス3の、廊下Pの中央に向かう壁板31の外面側に、天井部材4の下地材41の左右の端部を支持せしめる係止棚32を装設して、ボックス3が天井部材4の組付け用の支持部材を兼ねるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の建物の廊下の換気装置。
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