JP2004238624A5

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Publication number: JP2004238624A5
Application number: JP2004028875A
Authority: JP
Filing date: 2004-02-05
Publication date: 2005-05-26
Anticipated expiration: 2024-02-05

Claims

末端１、２エポキシ基を有する、多価アルコールのポリグリシジルエーテルの反応生成物からなり、ポリアミン硬化剤によって硬化されるポリエポキシド樹脂において、この硬化剤が、メチレンで架橋されたポリ（シクロヘキシル−芳香族）アミン混合物（重質ＭＰＣＡと称する）からなり、この重質ＭＰＣＡが式

（式中、Ｒは水素またはメチルであり、ｘは１〜１３であり、ｙは１〜１３であり、ｚは１〜１３であり、ｘ、ｙおよびｚの合計は３〜１５であり、ｐは０〜１４であり、ｑは０〜１４であり、ｐおよびｑの合計は１〜１４であり、ｒは０〜１４であり、ｓは０〜１４であり、ｒおよびｓの合計は１〜１４であり、ｔは０〜１３であり、ｕは０〜１４であり、ｖは０〜１４であり、ｕおよびｖの合計は１〜１４であり、また環の総数は３〜１５である）
によって表され、３環またはそれより多い環の成分を含み、またこの重質ＭＰＣＡの少なくとも１５〜４０％が、注入器温度３００℃でのガスクロマトグラフィーによって測定されるように非溶出性でありそしてこの重質ＭＰＣＡが上記のポリアミン硬化剤の少なくとも一部をなすことを特徴とする上記のポリエポキシド樹脂。
重質ＭＰＣＡが５０〜６０のアミン水素当量を有する請求項１に記載のポリエポキシド樹脂。
多価アルコールのポリグリシジルエーテルがビスフェノールＡのポリグリシジルエーテルまたはビスフェノールＦのポリグリシジルエーテルである請求項２に記載のポリエポキシド樹脂。
重質ＭＰＣＡの少なくとも２０〜４０重量％が非溶出性である請求項１〜３のいずれか
１項に記載のポリエポキシド樹脂。
末端１、２エポキシ基を有する、多価アルコールのポリグリシジルエーテルの反応生成物からなり、ポリアミン硬化剤によって硬化されるポリエポキシド樹脂において、このポリエポキシド樹脂が、部分的に水素化されたメチレンで架橋されたアニリン誘導体のポリアミン硬化剤混合物で少なくとも部分的に硬化され、このポリアミン硬化剤混合物が、オリゴマー含有率３５〜８５重量％であるメチレンで架橋されたアニリン組成物を成分とする供給原料を水素化し、引き続いて、得られる反応生成物からメチレンで架橋された２−環アニリンを除去するためにこの生成物を蒸留し、そしてここに重質ＭＰＣＡと称する塔底画分を上記ポリアミン硬化剤混合物として回収することを特徴とする上記ポリエポキシド樹脂。
重質ＭＰＣＡの少なくとも２０〜４０％が、注入器温度３００℃でのガスクロマトグラフィーによって測定されるように非溶出性画分でありまた第２級アミン濃度が２５重量％より低い請求項５に記載のポリエポキシド樹脂。
ＭＡＬＤＩ分析によって測定して、２〜４環の成分に対する５環またはそれより多環の成分の比が１：１より大きい請求項６に記載のポリエポキシド樹脂。
ポリアミン硬化剤に対する多価フェノールのポリグリシジルエーテルの比が、多価フェノールのポリグリシジルエーテルのエポキシド１当量あたりアミン水素０.６〜１.７である、多価フェノールのポリグリシジルエーテルをポリアミン硬化剤と反応させることによりエポキシ樹脂を製造する方法において、重質ＭＰＣＡと称するポリアミン硬化剤混合物を利用し、この重質ＭＰＣＡが式

（式中、Ｒは水素またはメチルであり、ｘは１〜１３であり、ｙは１〜１３であり、ｚは１〜１３であり、ｘ、ｙおよびｚの合計は３〜１５であり、ｐは０〜４であり、ｑは０〜４であり、ｐおよびｑの合計は１〜１４であり、ｒは０〜４であり、ｓは０〜４であり、ｒおよびｓの合計は１〜１４であり、ｔは０〜１３であり、ｕは０〜４であり、ｖは０〜４であり、ｕおよびｖの合計は１〜１４である）
によって表され、３環およびそれより多環の成分を含み、上記のポリアミン硬化剤の少なくとも一部分が、総数３〜１５の環を有することを特徴とする上記方法。
式

（式中、Ｒは水素またはメチルであり、ｘは１〜１３であり、ｙは１〜１３であり、ｚは１〜１３であり、ｘ、ｙおよびｚの合計は３〜１５であり、ｐは０〜１４であり、ｑは０〜１４であり、ｐおよびｑの合計は１〜１４であり、ｒは０〜１４であり、ｓは０〜１４であり、ｒおよびｓの合計は１〜１４であり、ｔは０〜１３であり、ｕは０〜１４であり、ｖは０〜１４であり、ｕおよびｖの合計は１〜１４であり、そして環の総数は３〜１５である）
によって表され、３環およびそれより多環の成分を含み、メチレンで架橋されたポリ（シクロヘキシル−芳香族）アミン混合物であって、この混合物の少なくとも１５〜４０％が、注入器温度３００℃でのガスクロマトグラフィーによって測定されるように非溶出性である上記アミン混合物。
オリゴマーを中に有するメチレンジアニリンの部分的水素化によって、部分的に水素化されたメチレンで架橋されたアニリン混合物を製造する方法において、式

（式中、Ｒは水素またはメチルであり、ｘは１〜１３であり、ｙは１〜１３であり、ｚは１〜１３であり、ｘ、ｙおよびｚの合計は３〜１５であり、ｐは０〜４であり、ｑは０〜４であり、ｐおよびｑの合計は１〜１４であり、ｒは０〜４であり、ｓは０〜４であり、ｒおよびｓの合計は１〜１４であり、ｔは０〜１３であり、ｕは０〜４であり、ｖは０〜４であり、ｕおよびｖの合計は１〜１４でありそして環の総数は３〜１５である）
によって表され、３環およびそれより多環の成分を含む部分的に水素化されたメチレンで架橋されたアニリン混合物であって、少なくとも１５〜４０重量％が、注入器温度３００℃でのガスクロマトグラフィーによって測定されるように非溶出性画分であることを特徴とする上記方法。