JP2004235649A - 電気コンタクト領域を備えたモジュールの製造方法および半導体層列および活性ゾーンを有するモジュール - Google Patents

電気コンタクト領域を備えたモジュールの製造方法および半導体層列および活性ゾーンを有するモジュール Download PDF

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Abstract

【課題】電気コンタクト領域をn導電型のAlGaInPベースまたはAlGaInAsベースの半導体層上に直接に形成できるようにする。
【解決手段】n導電型のAlGaInPベースまたはAlGaInAsベースの外側層と電磁放射を放出する活性ゾーンとを有する半導体層列をエピタキシャル成長によって調製するステップと、Auおよび少なくとも1つのドープ物質を有する電気コンタクト材料を外側層上に被着するステップと、外側層をテンパリングするステップとを有しており、電気コンタクト材料を被着するステップで用いられるドープ物質はGe、Si、Sn、Teのグループの少なくとも1つの元素を含む。
【選択図】図1

Description

この出願は独国特許出願公開第10303968.6号明細書、独国特許出願公開第10308322.7号明細書、独国特許出願公開第10329515.1号明細書に関連している。
本発明は、電気コンタクト領域を備えたモジュールの製造方法に関する。電気コンタクト領域はエピタキシャル成長された半導体層列の外側層上に配置される。
本発明はまた、エピタキシャル成長された半導体層列および電磁放射を放出する活性ゾーンを有しており、半導体層列はn導電型のAlGaInPベースまたはAlGaInAsベースの外側層を有しており、外側層上に電気コンタクトが被着されている、半導体層列および活性ゾーンを有するモジュールに関する。
外側層は例えばAlGaInPまたはAlGaInAsをベースとしている。
AlGaInPベースまたはAlGaInAsベースの層とは少なくとも1つの材料AlGaIn1−x−yPまたはAlGaIn1−x−yAs(0≦x≦1,0≦y≦1,x+y≦1)を含む層である。ここでこれらの材料は上述の式に対して必ずしも数学的に正確なものではなく、1つまたは複数のドープ物質や材料の物理特性を変化させない程度に付加的な成分を有することが多い。ただし解りやすくするために、ここでは、部分的に他の物質が少量だけ置換または添加されていても、上述の式は結晶格子の主要な成分つまりAl、Ga、In、PまたはAsのみを含むものとする。
従来のAlGaInPベースまたはAlGaInAsベースの半導体モジュールは、フロント面すなわち成長基板の反対側の面に一般にp導電型にドープされた半導体層列を有する。これは特に必要な品質を達成しているGaAs基板が市販ではnドープ基板としてのみしか入手できないという事実に基づいている。nドープ基板の上方にはまずnドープで半導体構造がエピタキシャル成長される。このためAlGaInPベースの半導体層列における電気コンタクトはこれまでほぼpドープ層の上のみに形成されていた。
外側層または外側に存在する半導体層とは、以下では、半導体層列の2つの主表面の一方において少なくとも部分的に他の半導体層に続かない層のことであると解されたい。特にこれはエピタキシャル成長で形成された半導体層列のうち、一方側の少なくとも一部の領域が別の半導体層に続いていない層のことである。
外側に存在するn導電型のAlGaInPベースまたはAlGaInAsベースの半導体層は例えば薄膜発光ダイオードとして使用するために電気的にコンタクト接続しなければならない。製造の際には半導体層列のエピタキシャル成長は一般のケースと同様にp導電型の層で終了される。つまりこの層の上に支持体基板が被着され、成長基板が少なくとも部分的に半導体層から除去される。こうして成長の起点となったn導電型の半導体層が露出される。
n導電型の外側層を電気的にコンタクト接続する別の手段として、成長がp導電型の層で終了しているときには、接続すべきn導電型の層の一部が露出されるまで少なくとも1つの位置でp導電型の層を除去してもよい。このようにすれば発光ダイオードにおいて2つの電気コンタクトをモジュールの両側に設けることができる。
またAlGaInPベースまたはAlGaInAsベースの半導体層列をエピタキシャル成長させる際にp導電型の層から開始し、n導電型の層で終了することもできる。このようにすればあらかじめn導電型の半導体層が外側層として設定される。
n導電型のAlGaInPベースまたはAlGaInAsベースの半導体層への電気コンタクトを形成するためには、例えばダイレクトウェハボンディングによりGaP中間基板への導電性のコンタクト領域を形成する。このコンタクト領域の上に電気端子が被着される[F.A.Kish, F.M.Steranka et al., "Very high-efficiency semiconductor wafer-bonded transparent substrate (AlGa1−x)0.5In0.5P/GaP light emitting diodes", 1994, Appl.Phys.Lett. 64(21), 2839頁〜2841頁を参照]。ただしこの種のn導電型の半導体層上に直接にコンタクト用の電気端子を形成する技術はいまだ充分に開発されてはいない。したがってこうした電気コンタクトを形成する手段への要求が高まっている。
独国特許出願公開第10303968.6号明細書 独国特許出願公開第10308322.7号明細書 独国特許出願公開第10329515.1号明細書 F.A.Kish, F.M.Steranka et al., "Very high-efficiency semiconductor wafer-bonded transparent substrate (AlxGa1−x)0.5In0.5P/GaP light emitting diodes", 1994, Appl.Phys.Lett. 64(21), 2839頁〜2841頁 I.Schnitzer et al., Appl.Phys.Lett. 63(16), 18.Oct.1993, 2174頁〜2176頁
本発明の課題は、電気コンタクト領域をn導電型のAlGaInPベースまたはAlGaInAsベースの半導体層上に直接に形成できるようにすることである。さらにこの種の電気コンタクト領域を有し、エピタキシャル成長された半導体層列と電磁放射を放出する活性ゾーンとを備えたモジュールを提供することである。
この課題は、n導電型のAlGaInPベースまたはAlGaInAsベースの外側層と電磁放射を放出する活性ゾーンとを有する半導体層列をエピタキシャル成長によって調製するステップと、Auおよび少なくとも1つのドープ物質を有する電気コンタクト材料を外側層上に被着するステップと、外側層をテンパリングするステップとを有しており、電気コンタクト材料を被着するステップで用いられるドープ物質はGe、Si、Sn、Teのグループの少なくとも1つの元素を含むことにより解決される。
この課題は、電気コンタクトはAuおよび少なくとも1つのドープ物質を有する電気コンタクト材料を含んでおり、当該のドープ物質はGe、Si、Sn、Teのグループのうち少なくとも1つの元素を含むモジュールを構成して解決される。
本発明の有利な実施形態および実施態様は従属請求項から得られる。
本発明のモジュールの製造方法では少なくとも部分的に露出されたn導電型のAlGaInPベースまたはAlGaInAsベースの外側層と電磁放射を放出する活性ゾーンとを含む半導体層列がエピタキシャル成長される。外側層にはAuおよび少なくとも1つのドープ物質を有する電気コンタクト材料が被着され、ドープ物質はGe、Si、Sn、Teから成る少なくとも1つの元素を有する。続いて外側層がテンパリングされる。
テンパリングによってドープ物質はコンタクト材料から外側層へ拡散し、これにより外側層の縁領域はきわめて強くnドープされる。これによりAlGaInPベースまたはAlGaInAsベースの外側層とコンタクト材料とのあいだのポテンシャルバリアは狭くなり、効果的にオーム抵抗性の電気コンタクトが形成される。ここではドープ物質はテンパリングの際に外側層内へ拡散する物質である。
電気コンタクト構造を直接にn導電型の外側層へ被着することにより、中間基板を用いた電気コンタクトの製造プロセスに比べて、プロセスが著しく簡単化される。これにより簡単な層構造が得られ、製造にかかるコストも時間も節約される。
外側層は特に有利には4元半導体材料をベースとしている。すなわち外側層は少なくともAl、Ga、In、Pまたは少なくともAl、Ga、In、Asを有している。通常は電気的にコンタクト接続される外側層には4元半導体材料は用いられず、2元材料またはGaAsが用いられることが多い。しかし本発明では4元半導体材料ベースの材料を外側層に使用する。これにより半導体層列を製造するためのエピタキシプロセスが簡単化される。なぜなら4元半導体材料上で外側層としての付加的な2元のエピタキシ層の成長をオーバーフローさせることができるからである。
電気コンタクト材料におけるドープ物質成分は0重量%〜5重量%であり、有利には0重量%〜3重量%であり、特に有利には0.1重量%〜1.5重量%である。
1つの実施形態ではAuおよびドープ物質は共通に合金として存在している。これに代えて電気コンタクト材料を複数の材料層から形成し、そのうち少なくとも1つの層を主としてAuから形成し、少なくとも1つの別の層は主として別のドープ物質から形成してもよい。
同様に特に有利には、電気コンタクト材料は少なくとも1つのAu‐ドープ物質合金を有し、ここでAuとドープ物質との比はほぼ共晶を形成する組成に相応する。すなわちAu‐Geで約12重量%のGe、Au‐Siで約3重量%のSi、Au‐Snで約20重量%のSn、Au‐Teで約42重量%のTeを含むようにする。共晶を形成する組成の物質は低い融点を有しているので、こうした性質を有するコンタクト材料は、有利には、テンパリング・チップとボンディングワイヤとのはんだ付け・電気コンタクト材料の簡単な剥離などが所望される場合に選定される。
外側層をテンパリングするステップの前または後にコンタクト材料へのコンタクトが生じるように電気端子材料が被着される。コンタクトは全ての方法ステップが実行されると電気端子材料のあいだに位置することになる。
有利には、電気端子材料は外側層から見て少なくとも1つの第1の層および少なくとも1つの第2の層を有しており、ここで第1の層は拡散バリアであり、第2の層は電気端子面である。
このとき第1の層はTi、Pt、TiPt、TiW、TiN、TiW:Nのうち少なくとも1つの物質を有しており、第2の層はAl、Ti、Pt、Auのうち少なくとも1つの物質を有している。また第1の層が複数の部分層から成っていてもよい。
特に有利には、本発明の方法では、外側層のうち電気コンタクト領域に対して設けられる少なくとも1つの表面がコンタクト材料の被着前に洗浄される。この処置により電気コンタクトの伝導度の再現性が著しく上昇する。このように本発明の方法は連続プロセスにおいて効果を発揮する。
コンタクト材料の被着前にTi、Cr、V、Niのうち少なくとも1つの物質を有する層が設けられる。この層の厚さは0.1nm以上100nm以下、有利には1nm以上20nm以下である。コンタクト材料の下方にこれらの物質を設けることにより、充分に良好な電気コンタクトを形成するのに必要なテンパリング温度を低くすることができる。またこれによりコンタクト材料と外側層とのあいだの接着性が改善される。
電気コンタクト領域は有利には次のようにして形成される。まず電気コンタクト領域の設けられる位置にウィンドウが形成されたマスク層が外側層へ被着される。続いて電気端子材料を被着し、その後マスク層上に存在するコンタクト材料および端子材料がマスク層とともに除去される。こうしたプロセスにより複数の層を有するコンタクト領域であっても唯一のリソグラフィステップのみで形成することができる。
本発明の方法の特に有利な実施形態では、外側層はテルル、ケイ素、セレン、硫黄、ゲルマニウム、錫のうち少なくとも1つの物質でドープされ、そのドープ濃度は5・1017cm−3以上、有利には8・1017cm−3以上5・1019cm−3以下である。
外側層は有利には成長基板からn導電型の半導体層列を成長させたものの一部である。ここで半導体層列を支持体基板のフロント側に被着し、成長基板および成長基板とエピタキシャル成長された半導体層列とのあいだの中間層を除去することにより外側層が露出される。フロント側とはここでは半導体層列のうち成長基板とは反対側を指す。この実施形態では支持体基板は成長基板に比べてきわめて薄く選定されている。
有利には、エピタキシャル成長された半導体層列は発光ダイオード層列、例えば薄膜発光ダイオード用層列である。
薄膜発光ダイオードチップは特に次のような特徴を有している。
a)放射を形成するエピタキシ層列のうち支持体基板に向かう第1の主表面に反射層を有している。この反射層はエピタキシ層列で形成される電磁放射の少なくとも一部を反射する。
b)エピタキシ層列は20μm以下の厚さ、特に10μm以下の厚さを有する。
c)エピタキシ層列は少なくとも1つの面を有する少なくとも1つの半導体層を有する。少なくとも1つの面には導入構造部が設けられており、これは理想的なケースでは光を近似にエルゴード的に分散させながらエピタキシ層列内に案内し、エルゴード確率的な散乱特性を形成する。
薄膜発光ダイオード用層列の基本的なコンセプトはI.Schnitzer et al., Appl.Phys.Lett. 63(16), 18.Oct.1993, 2174頁〜2176頁に記載されている。この文献の内容は本発明の基礎とするものである。
テンパリングの前に支持体基板とエピタキシャル成長された半導体層列とのあいだにはんだ層が設けられる。続いて当該のはんだ層がほとんど溶融しない温度でテンパリングされる。
有利な実施形態では、テンパリングの前にエピタキシャル成長された半導体層列とは反対側の支持体基板の表面に電気的な後面コンタクトが被着される。これにより電気コンタクト領域も後面コンタクトも唯一のテンパリング過程で同時にテンパリングできる。
支持体基板は半導体材料、例えばGaAsまたはGeを含むか有利には主としてこれらの物質から成る半導体材料であり、後面コンタクトはAuおよびGe、Zn、Beのうち少なくとも1つの物質を含む。
有利な実施形態では、外側層は少なくとも部分的にAlおよびGaを
a:(1−a) ここで0.4≦a≦1
の比で有する。
p導電型外側層を備えたリン化物半導体ベースのモジュールでは、通常外側層のAl含有量をできるかぎり低くしている。これはAl含有量が増大すると電気コンタクトの機能が劣化するためである。これに対してn導電型外側層を備えたリン化物半導体ベースのモジュールでは、所定のAl含有量からAl含有量の増大につれて外側層のコンタクト性が改善され、最大値を経てその後再び劣化するという驚くべき結果が得られた。
また予測しなかったことであるが、電磁放射を放出するモジュールでは、コンタクト性が改善されるAl含有量とほぼ同じ点からAl含有量の増大につれて放射効率が改善されることがわかった。
外側層のAl含有量またはAlとGaとの比によってAlGaInPベースまたはAlGaInAsベースの層のコンタクト性もモジュールの放射効率も著しく改善されることが判明した。例えば外側層のコンタクト性またはモジュールの放射効率のどちらに重点を置くかに依存して、本発明の範囲内で、AlとGaとの比a:(1−a)において値aを0.4より大きくすることができる。この値aを0.4より格段に大きく設定すると特に有利である。
本発明の方法の有利な実施形態ではaは0.45以上である。特に有利な実施形態ではaは0.5以上である。また有利には最大の値は0.65である。特に有利には最大の値は0.6である。
有利には半導体層列は外側層と活性ゾーンとのあいだに配置された電流拡大層を有しており、この層は少なくとも部分的にAl、Gaを
b:(1−b) ここで0.4≦b≦1
の比で有する。外側層の場合と同様に電流拡大層におけるAl含有量またはAlとGaとの比は有利にはモジュールの特性に作用する。
有利な実施形態ではbは少なくとも0.45である。特に有利な実施形態ではbは少なくとも0.5である。
有利には、少なくとも電流拡大層の一部のAlとGaとの比は外側層の一部のAlとGaとの比にほぼ相応する。これにより例えば電流拡大層および外側層を成長させるためのエピタキシが簡単化される。
本発明はまたエピタキシャル成長された半導体層列および電磁放射を放出する活性ゾーンを有しており、半導体層列はn導電型のAlGaInPベースまたはAlGaInAsベースの外側層を有しており、外側層上に電気コンタクトが被着されている、導体層列および活性ゾーンを有するモジュールに関する。電気コンタクトはAuと少なくとも1つのドープ材料とを含むコンタクト材料を有しており、ここでドープ物質はGe、Si、Sn、Teのグループの少なくとも1つの元素を含む。
特に有利には、外側層は4元半導体材料をベースとしている。
有利には電気コンタクトは電気端子材料を有している。
電気コンタクト材料におけるドープ物質成分は0重量%〜5重量%であり、有利には0重量%〜3重量%であり、特に有利には0.1重量%〜1.5重量%である。
有利には、電気端子材料は外側層から見て少なくとも1つの第1の層および少なくとも1つの第2の層を有しており、ここで第1の層は拡散バリアであり、第2の層は電気端子面である。
このとき第1の層はTi、Pt、TiPt、TiW、TiN、TiW:Nのうち少なくとも1つの物質を有しており、第2の層はAl、Auのうち少なくとも1つの物質を有している。また第1の層が複数の部分層から成っていてもよい。
有利には、コンタクト材料の下方にTi、Cr、V、Niのうち少なくとも1つの物質を有する層が設けられる。この層の厚さは0.1nm以上100nm以下、有利には1nm以上20nm以下である。コンタクト材料の下方にこれらの物質を設けることにより、コンタクト材料と外側層とのあいだの接着性が改善される。
本発明の方法の特に有利な実施形態では、外側層はTe、Si、Se、S、Ge、Snのうち少なくとも1つの物質でドープされ、そのドープ濃度は5・1017cm−3以上、有利には8・1017cm−3以上5・1019cm−3以下である。
有利には、エピタキシャル成長された半導体層列は発光ダイオード層列、例えば薄膜発光ダイオード用層列である。
有利な実施形態では、外側層は少なくとも部分的にAlおよびGaを
a:(1−a) ここで0.4≦a≦1
の比で有する。
有利な実施形態ではaは0.45以上である。特に有利な実施形態ではaは0.5以上である。また有利にはaは最大で0.65である。特に有利にはaは最大で0.6である。
有利には半導体層列は外側層と活性ゾーンとのあいだに配置された電流拡大層を有しており、この層は少なくとも部分的にAl、Gaを
b:(1−b) ここで0.4≦b≦1
の比で有する。外側層の場合と同様に電流拡大層におけるAl含有量またはAlとGaとの比はモジュールの特性に作用する。
有利な実施形態ではbは少なくとも0.45である。特に有利な実施形態ではbは少なくとも0.5である。
有利には、少なくとも電流拡大層の一部のAlとGaとの比は外側層の一部のAlとGaとの比にほぼ相応する。これにより例えば電流拡大層および外側層を成長させるためのエピタキシが簡単化される。
本発明の特徴および利点を図示の実施例に則して以下に詳細に説明する。
図1のAには成長基板17上にエピタキシャル成長された半導体層列8が示されている。この半導体層列の成長はn導電型のAlGaInPベースまたはAlGaInAsベースの外側層7から開始されている。半導体層列は電磁放射を放出する図示しない活性ゾーンを有する。外側層7はAlGaIn1−x−yPまたはAlGaIn1−x−yAs(0<x<1,0<y<1,x+y<1)の組成の少なくとも1つの材料を有する。例えばこの層は(AlGa1−a0.5In0.5Pの材料から成り、ここでa=0.55である。aの値によって電気コンタクト2を介した外側層4の良好なコンタクト性が得られる。
活性ゾーンは例えば放射を形成するpn接合領域または単一量子井戸または多重量子井戸を有している。これらの構造は当該の技術分野の技術者にとっては周知であるので、ここでは詳細には説明しない。成長基板17は例えばnドープされたGaAsから成っている。
図1のBではエピタキシャル成長された半導体層列8がフロント面(成長基板17とは反対の側)で支持体基板14上に被着され、成長基板17はエピタキシャル成長された半導体層列8から除去されている。露出された外側層7の上には電気コンタクト領域2が形成される。この領域は約10nmの厚さのTi層16、約1重量%のGeを含むAu:Geのコンタクト層3、および端子材料6を有する。端子材料6は窒素をドープされたTiWから成るバリア層4とアルミニウムから成る端子層5とを含む。電気コンタクト領域2の種々の材料層は例えばマスク層を用いたリソグラフィプロセスおよび蒸着プロセスによって被着される。端子層5の表面はボンディングワイヤを接続するのに適している。
これに代えて端子層5を例えば100nmの厚さのTi層、100nmの厚さのPt層、および1000nmの厚さのAu層を有する層列から形成してもよい。この種の端子層5の厚さは有利には10nm〜300nmであり、例えば200nmである。これにより厚いコンタクト層に比べて導電性が改善され、コンタクトでの電圧降下は低下する。さらに材料の消費率も低下し、コンタクト層3の蒸着の際のプロセス時間も短縮され、コンタクト層のパターニング性も改善される。
さらに別の手段としてコンタクト層3を2つの部分層から形成し、そのうち一方を10nmの厚さのGe層、他方を例えば200nm厚さのAu層とすることができる。ここでは2つの列が可能である。同様にコンタクト層を例えば88重量%のAuと12重量%のGeとから成る合金で形成してもよい。これは当該の材料に対する共晶を形成する組成である。
エピタキシャル成長された半導体層列8ははんだ層11を介して支持体基板14に接続されている。はんだ層11とエピタキシャル成長された半導体層列8とのあいだには、はんだ層11側から順に、バリア層10およびAuZn層9が被着されている。はんだ層11と支持体基板14とのあいだには別のバリア層12および中間コンタクト13が被着されている。支持体基板14のエピタキシャル成長された半導体層列8とは反対の側に電気後面コンタクト15が被着されている。
支持体基板14は例えばGaAsから成っており、中間コンタクト13および後面コンタクト15は例えばAu:Geから成っており、はんだ層11は例えばAuSnから成っている。
外側層7にはテルルが約1・1019cm−3の濃度でドープされている。外側層は電気コンタクト領域2の被着前に例えばきわめて希薄なHCl、冷間のリン酸溶液またはフッ化水素酸溶液によって洗浄される。
続いて薄膜発光ダイオード1はテンパリングされる。これによりGeは電気コンタクト領域2のコンタクト層3、中間コンタクト13および後面コンタクト15からそれぞれ接している半導体層へ拡散し、これにより良好なオーミックの電気コンタクトが形成される。テンパリングは充分な長さの時間、ただしはんだ層11がほとんど溶融しない温度で行われる。そうでないとはんだ層が再凝固するときに望ましくない変形が生じ、薄膜発光ダイオード1の特性が損なわれる。
Ti層16の被着によりテンパリングの温度は低い最小温度となり、充分に良好な電気コンタクトが形成される。これは特にはんだ層11がほとんど溶融しない温度でのテンパリングプロセスステップに関連して本発明にとって有利である。
図2のa〜eにはn導電型のAlGaInPベースまたはAlGaInAsベースの外側層7の上に接着技術により電気コンタクト領域が被着される様子が示されている。このためにまずマスク層18が図2のaに示されているように被着される。マスク層18にはウィンドウが設けられており、このウィンドウを区切るマスク層18の表面は外側層7の表面に対して鋭角をなしている。これによりウィンドウは外側層7に向かう側でのほうが対向する側でよりも大きな面積を有する(図2のbを参照)。
図2のcには等方性の堆積プロセスによりコンタクト層3が被着される様子が示されている。続いて異方性のコンフォーマルなコーティングプロセスによりバリア層4および端子層5が図2のdに示されているように被着される。ここで端子層は基本的に非コンフォーマルなプロセスによっても形成できることを指摘しておく。続いて溶剤を用いてマスク層18およびその上方の材料を除去する。マスク層18に適した材料およびマスク層の溶解に適した溶剤は当該の技術分野の技術者にとって周知であるので、ここでは詳細には説明しない。さらに図2のeに示されているように、続いて電気コンタクト領域2がテンパリングされる。
図3に示されているグラフは種々のモジュールで測定された放射効率φを各モジュールの外側層のAlとGaとの比a:(1−a)のaのパーセント値に関して表したものである。値aについては測定されたモジュールはほぼ等しく、それぞれ図1のa、bに則して説明した実施例にしたがうモジュールに相応する。外側層7は(AlGa1−aIn1−yPから成っており、ここでyは約0.5である。外側層は同様にAl、Gaから成り、比a:(1−a)を有する電流拡大層上に配置されている。
約0.35〜約0.65の範囲のa値を有するモジュールのΦ値が示されている。放射効率φはaが上昇するとともに上昇する。ここでa≒0.65のときのΦ値はa≒0.35のときのΦ値に対して50%ほど増大している。
図3に示されている測定に加えて、外側層7の電気的なコンタクト性がa≒0.35で相対的に劣化し、a≒0.4からa値が上昇するにつれて改善され、外側層7の横方向伝導度は同時に幾分低下することが観察された。所定のa値からさらにa値が上昇すると、コンタクト材料に依存してコンタクト性は再び低下する。a≒0.65からはAu:Geが外側層7への良好なコンタクト性を実現できなくなるので、それ以上のa値の上昇は困難となる。
一般には前述したように、外側層7のコンタクト性、放射効率、または実際のモジュールに対する外側層7の横方向伝導度のいずれを重くみるかに応じてがaについて種々の値を選定することができる。このことは特にコンタクト層2の層列の材料の選定および外側層7への電気コンタクトの製造方法に関係している。したがってもちろん本発明を適用できる全てのケースにおいて最適とまではいかないものの、図1の実施例に則して述べたように、a値を約0.55とすると有利である。これは所定の条件のもとで特に有利な値の例であると理解されたい。
これまでのプロセスまたは実施例の説明はもちろん本発明を限定するものではない。例えば半導体層列のエピタキシャル成長をn導電型のAlGaInPベースまたはAlGaInAsベースの層で終了させ、この層を予め露出させておき、直接にコンタクト接続してもよい。またコンタクト材料および/または端子材料は層のかたちに構成されるのでなく、任意に個別の複数の領域に分散されて被着されるものであってもよい。同様に端子材料もコンタクト材料の全面にわたって被着される必要はなく、所定の位置、例えば外側層に垂直な領域で材料を設ければ充分である。これにより層とコンタクトとのあいだに充分に良好なコンタクトが形成される。
本発明の特徴はそれぞれ単独でも組み合わせても特許請求の範囲の対象となりうる。つまり特に特許請求の範囲に明示的に言及されていなくとも本発明の特徴の組み合わせは特許請求の範囲に含まれる。
本発明の方法の第1の実施例を示す図である。
本発明の方法の第2の実施例を示す図である。
電磁放射を放出する素子の放射効率を示すグラフである。
符号の説明
1 LED
2 電気コンタクト
3 コンタクト層
4、10、12 バリア層
5 端子層
6 端子材料
7 外側層
8 半導体層列
9 AuZn層
11 はんだ層
13 中間層
14 支持体基板
15 後面コンタクト
16 Ti層
17 成長層
18 マスク層

Claims (41)

  1. n導電型のAlGaInPベースまたはAlGaInAsベースの外側層と電磁放射を放出する活性ゾーンとを有する半導体層列をエピタキシャル成長によって調製するステップと、
    Auおよび少なくとも1つのドープ物質を有する電気コンタクト材料を外側層上に被着するステップと、
    外側層をテンパリングするステップとを有しており、
    電気コンタクト材料を被着するステップで用いられるドープ物質はGe、Si、Sn、Teのグループの少なくとも1つの元素を含む
    ことを特徴とする電気コンタクト領域を備えたモジュールの製造方法。
  2. 外側層は4元半導体材料をベースとする、請求項1記載の方法。
  3. 電気コンタクト材料におけるドープ物質成分は多くとも5重量%であり、有利には多くとも3重量%であり、特に有利には0.1重量%〜1.5重量%である、請求項1または2記載の方法。
  4. 電気コンタクト材料を複数の材料層から形成し、そのうち少なくとも1つの層を主としてAuから形成し、少なくとも1つの別の層は主として別の材料から形成する、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 電気コンタクト材料は少なくとも1つのAu‐ドープ物質合金を有し、ここでAuと合ドープ物質との比はほぼ共晶を形成する組成に相応する、請求項1または2記載の方法。
  6. 外側層をテンパリングするステップの前または後にコンタクト材料へのコンタクトが生じるように電気端子材料を被着する、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 電気端子材料は外側層から見て少なくとも1つの第1の層および少なくとも1つの第2の層を有しており、ここで第1の層は拡散バリアであり、第2の層は電気端子面である、請求項6記載の方法。
  8. 第1の層はTi、Pt、TiPt、TiW、TiN、TiW:Nのうち少なくとも1つの物質を有しており、第2の層はAl、Ti、Pt、Auのうち少なくとも1つの物質を有している、請求項7記載の方法。
  9. 外側層のうち電気コンタクト領域に対して設けられる少なくとも1つの表面をコンタクト材料の被着前に洗浄する、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. コンタクト材料の下方にTi、Cr、V、Niのうち少なくとも1つの物質を有する層を設け、該層の厚さを0.1nm以上100nm以下、有利には1nm以上20nm以下とする、請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。
  11. 電気コンタクト領域の設けられる位置にウィンドウを形成したマスク層を外側層へ被着し、電気端子材料の被着後にマスク層上に存在するコンタクト材料および端子材料をマスク層とともに除去する、請求項6から10までのいずれか1項記載の方法。
  12. 外側層をテルル、ケイ素、セレン、硫黄、ゲルマニウム、錫のうち少なくとも1つの物質でドープし、そのドープ濃度を5・1017cm−3以上とし、有利には8・1017cm−3以上5・1019cm−3以下とする、請求項1から11までのいずれか1項記載の方法。
  13. 成長基板から外側層を有する半導体層列を成長させ、当該の半導体層列を支持体基板のフロント側に被着し、成長基板および成長基板とエピタキシャル成長された半導体層列とのあいだの中間層を除去することにより外側層を露出させる、請求項1から12までのいずれか1項記載の方法。
  14. エピタキシャル成長された半導体層列は発光ダイオード層列、例えば薄膜発光ダイオード用層列である、請求項13記載の方法。
  15. テンパリングするステップの前に支持体基板とエピタキシャル成長された半導体層列とのあいだにはんだ層を設け、続いて当該のはんだ層がほとんど溶融しない温度でテンパリングを行う、請求項13または14記載の方法。
  16. テンパリングするステップの前にエピタキシャル成長された半導体層列とは反対側の支持体基板の表面に電気的な後面コンタクトを被着する、請求項13から15までのいずれか1項記載の方法。
  17. 支持体基板は半導体材料、例えばGaAsまたはGeを含むか有利には主としてこれらの物質から成る半導体材料であり、後面コンタクトはAuおよびGe、Zn、Beのうち少なくとも1つの物質を含む、請求項16記載の方法。
  18. 外側層は少なくとも部分的にAlおよびGaを
    a:(1−a) ここで0.4≦a≦1
    の比で有する、請求項1から17までのいずれか1項記載の方法。
  19. a≧0.45である、請求項18記載の方法。
  20. a≧0.50である、請求項18記載の方法。
  21. 付加的にa≦0.65である、請求項18から20までのいずれか1項記載の方法。
  22. 付加的にa≦0.60である、請求項18から20までのいずれか1項記載の方法。
  23. エピタキシャル成長された半導体層列および電磁放射を放出する活性ゾーンを有しており、
    半導体層列はn導電型のAlGaInPベースまたはAlGaInAsベースの外側層を有しており、
    外側層上に電気コンタクトが被着されている、
    半導体層列および活性ゾーンを有するモジュールにおいて、
    電気コンタクトはAuおよび少なくとも1つのドープ物質を有する電気コンタクト材料を含んでおり、当該のドープ物質はGe、Si、Sn、Teのグループのうち少なくとも1つの元素を含む
    ことを特徴とする半導体層列および活性ゾーンを有するモジュール。
  24. 電気コンタクトは電気端子材料を有する、請求項23記載のモジュール。
  25. 電気コンタクト材料におけるドープ物質成分は多くとも5重量%であり、有利には多くとも3重量%であり、特に有利には0.1重量%〜1.5重量%である、請求項23または24記載のモジュール。
  26. 電気コンタクト材料は複数の材料層から成り、そのうち少なくとも1つの層は主としてAuから成り、少なくとも1つの別の層は主として少なくとも1つのドープ物質から成る、請求項23から25までのいずれか1項記載のモジュール。
  27. 電気コンタクト材料は少なくとも1つのAu‐ドープ物質合金を有し、ここでAuとドープ物質との比はほぼ共晶を形成する組成に相応する、請求項23または24記載のモジュール。
  28. 電気端子材料は外側層から見て少なくとも1つの第1の層および少なくとも1つの第2の層を有しており、ここで第1の層は拡散バリアであり、第2の層は電気端子面である、請求項24から27までのいずれか1項記載のモジュール。
  29. 第1の層はTi、Pt、TiPt、TiW、TiN、TiW:Nのうち少なくとも1つの物質を有しており、第2の層はAl、Auのうち少なくとも1つの物質を有している、請求項28記載のモジュール。
  30. コンタクト材料の下方にTi、Cr、V、Niのうち少なくとも1つの物質を有する層が設けられており、該層の厚さは0.1nm以上100nm以下、有利には1nm以上20nm以下である、請求項23から29までのいずれか1項記載のモジュール。
  31. 外側層はテルル、ケイ素、セレン、硫黄、ゲルマニウム、錫のうち少なくとも1つの物質でドープされており、そのドープ濃度は5・1017cm−3以上であり、有利には8・1017cm−3以上5・1019cm−3以下である、請求項23から30までのいずれか1項記載のモジュール。
  32. エピタキシャル成長された半導体層列は発光ダイオード層列、例えば薄膜発光ダイオード用層列である、請求項23から31までのいずれか1項記載のモジュール。
  33. 外側層は少なくとも部分的にAlおよびGaを
    a:(1−a) ここで0.4≦a≦1
    の比で有する、請求項23から32までのいずれか1項記載のモジュール。
  34. a≧0.45である、請求項33記載のモジュール。
  35. a≧0.50である、請求項33記載のモジュール。
  36. 付加的にa≦0.65である、請求項33から35までのいずれか1項記載のモジュール。
  37. 付加的にa≦0.60である、請求項33から35までのいずれか1項記載のモジュール。
  38. 半導体層列は外側層と活性ゾーンとのあいだに配置された電流拡大層を有しており、該層は少なくとも部分的にAl、Gaを
    b:(1−b) ここで0.4≦b≦1
    の比で有する、請求項33から37までのいずれか1項記載のモジュール。
  39. b≧0.45である、請求項38記載のモジュール。
  40. b≧0.50である、請求項38記載のモジュール。
  41. 少なくとも電流拡大層の一部のAlとGaとの比は外側層の一部のAlとGaとの比にほぼ相応する、請求項33から40までのいずれか1項記載のモジュール。
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