JP2004234229A - 設備監視システム、制御装置、バーコードシート、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のエリアに設置された各設備の監視、更には操作に際して、設備ごとに表示盤や操作盤等の機器を設置する必要をなくし、しかも、現場での操作性を高める。
【解決手段】設備監視システムは、複数の設備A〜Nの状態を認識し、各設備A〜Nを遠隔操作することのできるサーバコンピュータ30と、バーコードリーダ10b、ディスプレイ10a、及びサーバコンピュータ30との通信手段を有するPDA10とを備える。PDA10のバーコードリーダ10bで所望の設備付近にあるバーコードを読み取って、そのバーコードデータをサーバコンピュータ30に送信する。サーバコンピュータ30では、受信したバーコードデータに基づいて設備を特定し、当該所望の設備の状態に関する情報をPDA10に転送してディスプレイ10aに表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】設備監視システムは、複数の設備A〜Nの状態を認識し、各設備A〜Nを遠隔操作することのできるサーバコンピュータ30と、バーコードリーダ10b、ディスプレイ10a、及びサーバコンピュータ30との通信手段を有するPDA10とを備える。PDA10のバーコードリーダ10bで所望の設備付近にあるバーコードを読み取って、そのバーコードデータをサーバコンピュータ30に送信する。サーバコンピュータ30では、受信したバーコードデータに基づいて設備を特定し、当該所望の設備の状態に関する情報をPDA10に転送してディスプレイ10aに表示する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バーコードを利用して設備を監視し、更には操作可能とする設備監視システム、制御装置、バーコードシート、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図9に示すように、複数のエリアに設置された生産設備等の設備A〜Nの監視及び操作のために、各設備A〜N付近には、ランプやPBL(ボタン)を用いて構成された表示盤101や操作盤102がそれぞれ設置されている。作業員は、所望のエリアにて、表示盤101や操作盤102を用いて当該エリアの設備を監視し、運転の開始や停止等の操作を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、表示盤101や操作盤102は、員数や用途によって個別に設計、製作されているのが実情である。そのため、特注品となり高価となるとともに、ランプやPBLごとに配線等が必要となるため工事費用も高くなってしまうといった問題があった。
【0004】
また、設備の増設、各設備A〜Nの表示盤101や操作盤102といった機器の増設に備えて、予備のランプやPBL、配線等を準備しておく必要性があり、更には機器の割付変更等の場合は盤の改造、配線変更等に大きなコスト及び労力がかかるだけでなく、改造の間は当該設備の休止が余儀なくされてしまうという問題があった。
【0005】
また、表示盤101や操作盤102は誤操作防止等の観点から各設備A〜N付近に設置する必要があり、必然的に現場設置となるため粉塵や雨等の周辺環境の影響を受けやすく、周辺環境によっては故障が生じやすくなるといった問題があった。
【0006】
さらに、現場での操作が必要となるので、手袋をはめた作業員が操作しやすいよう操作性を高めることが強く要求される。
【0007】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、複数のエリアに設置された各設備の監視、更には操作に際して、設備ごとに表示盤や操作盤等の機器を設置する必要をなくし、しかも、現場での操作性を高めることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の設備監視システムは、少なくとも一つの設備の状態を認識し、該設備を遠隔操作することのできる制御装置と、バーコードリーダ、表示手段、及び上記制御装置との通信手段を有する携帯情報機器とを備えた設備監視システムであって、上記携帯情報機器のバーコードリーダで所望の設備付近にある第1のバーコードを読み取ることにより、その所望の設備の状態に関する情報が上記制御装置から上記携帯情報機器に転送されて上記表示手段に表示される構成にした点に特徴を有する。
【0009】
また、本発明の設備監視システムの他の特徴とするところは、上記携帯情報機器のバーコードリーダで所望の設備付近にある第2のバーコードを読み取ることにより、その所望の設備に対する所定操作が上記制御装置を介して実行される構成にした点にある。
【0010】
また、本発明の設備監視システムの他の特徴とするところは、上記携帯情報機器のバーコードリーダで上記第2のバーコードを読み取ると、上記表示手段に確認のための表示がなされ、同一の第2のバーコードを再度読み取ることにより、上記所定操作が上記制御装置を介して実行される点にある。
【0011】
また、本発明の設備監視システムの他の特徴とするところは、上記携帯情報機器はPDAである点にある。
【0012】
本発明の制御装置は、少なくとも一つの設備の状態を認識し、該設備を遠隔操作することのできる制御装置であって、外部からバーコードを読み取って送信されたバーコードデータを受信するバーコードデータ受信手段と、上記受信したバーコードデータがいずれかの設備を特定するものとして定義されたデータを表す場合、その設備の状態に関する情報を上記バーコードデータの送信元に転送する設備状態情報転送手段とを備えた点に特徴を有する。
【0013】
また、本発明の制御装置の他の特徴とするところは、上記受信したバーコードデータが所定操作するものとして定義されたデータを表す場合、上記所定操作を実行する点にある。
【0014】
本発明のバーコードシートは、設備を特定するものとして定義されたデータを表す第1のバーコードと、その設備を所定操作するものとして定義されたデータを表す第2のバーコードとが記録されている点に特徴を有する。
【0015】
また、本発明のバーコードシートの他の特徴とするところは、上記第1のバーコードの近傍には設備名が、上記第2のバーコードの近傍には操作名がそれぞれ併記されている点にある。
【0016】
本発明のコンピュータプログラムは、少なくとも一つの設備の状態を認識し、該設備を遠隔操作する処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、外部からバーコードを読み取って送信されたバーコードデータを受信するバーコードデータ受信処理と、上記受信したバーコードデータがいずれかの設備を特定するものとして定義されたデータを表す場合、その設備の状態に関する情報を上記バーコードデータの送信元に転送する設備状態情報転送処理とを実行させる点に特徴を有する。
【0017】
本発明のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、上記本発明のコンピュータプログラムを格納した点に特徴を有する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明による設備監視システム、制御装置、バーコードシート、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の好適な実施の形態について説明する。
【0019】
図1には、本実施の形態に係る設備監視システムの全体構成を示す。本実施の形態の設備監視システムは、バーコードを利用して、複数のエリアに設置された生産設備等の各設備A〜Nを監視し、更には操作可能としたものである。
【0020】
10はディスプレイ10aを備えたPDA(Personal digital assistants)であり、アンテナ60を介してサーバコンピュータ30と無線通信を行うことができる。また、PDA10は、バーコードを読み取るためのバーコードリーダ10bを備える。バーコードリーダ10bは、バーコードに光を当てて、反射した光を読み取って電気信号に変換するものである。本実施の形態においては、PDA10が本発明でいう携帯情報機器に相当する。
【0021】
20A〜20Nは設備制御装置であり、複数のエリアに設置された各設備A〜Nをそれぞれ制御する。各設備制御装置20A〜20Nは、設備の状態をサーバコンピュータ30に通知する設備状態通知部21と、サーバコンピュータ30からの操作指示に基づいて設備の状態を変更する設備状態変更部22とを備える。
【0022】
30はサーバコンピュータであり、PDA10との無線通信を可能とするアンテナ60や、各設備制御装置20A〜20Nと、イーサネット(R)等のネットワーク40を介して接続する。本実施の形態においては、サーバコンピュータ30が本発明でいう制御装置に相当する。
【0023】
サーバコンピュータ30において、31はPDA通信処理部であり、PDA10から送信されるバーコードデータを受信したり、各設備A〜Nの状態に関する情報をPDA10に転送したりする。図6には、サーバコンピュータ30のディスプレイ装置に表示されるPDA端末管理画面の一例を示す。同図に示すように、サーバコンピュータ30ではPDA名とそのIPアドレスとが関連付けられた状態で管理されている。
【0024】
32は設備制御装置通信処理部であり、各設備制御装置20A〜20Nに設備A〜Nの状態を問い合わせたり、設備A〜Nの状態を変更するための操作指示を出したりする。
【0025】
33はバーコードデータ設定部であり、各設備A〜Nを特定するものとして定義された文字列(アルファベットや数値の列)等のデータが設定されている。図7には、サーバコンピュータ30のディスプレイ装置に表示されるバーコード管理画面の一例を示す。同図に示す例では、「1番ピット冷却ファン」という設備を特定するものとして「XXKANKIFAN1Y」という文字列が定義されており、そのデータがバーコードデータ設定部33に設定される。
【0026】
また、バーコード設定部33には、設備A〜Nごとに所定操作するものとして定義された文字列等のデータが設定されている。例えば、ある設備について、「運転の開始」を意味するものとして適当な文字列等のデータが定義され、「運転の停止」を意味するものとして適当な文字列等のデータが定義されており、それらデータがバーコードデータ設定部33に設定される。
【0027】
50A〜50Nはバーコードシートであり、例えば各設備A〜N付近に貼付される。図2に示すように、各バーコードシート50A〜50Nには、設備名51とバーコード52とが併記されている。例えば、「1番ピット冷却ファン」という設備にあっては、設備名「1番ピット冷却ファン」と、その設備を特定するものとして定義された「XXKANKIFAN1Y」という文字列を表すバーコードとが併記されている。
【0028】
また、各バーコードシート50A〜50Nには、操作名53とバーコード54とが併記されている。例えば、「運転の開始」という操作名と、その操作を意味するものとして定義された文字列を表すバーコードとが併記されている。また、「運転の停止」という操作名と、その操作を意味するものとして定義された文字列を表すバーコードとが併記されている。もちろん、「運転の開始」や「運転の停止」以外にも、設備ごとに各種操作についてバーコード化してもよい。
【0029】
その他、各バーコードシート50A〜50Nには、「キャンセル」という文字55と、キャンセルを意味するものとして定義された文字列を表すバーコード56とが併記されている。
【0030】
なお、バーコードシート50A〜50Nは各設備A〜N付近に配置(現場設置)されることから、キズ防止等のためにコーティングしたり、手袋で拭くだけで簡単に汚れを落とせる素材を用いたりするのが望ましい。
【0031】
以下、図3〜5を参照して、上記設備監視システムにおける処理動作について説明する。
【0032】
作業員は、所望のエリアにて当該エリアに設置された設備の監視及び操作を行う場合、例えば設備Aの監視及び操作を行う場合、PDA10からサーバコンピュータ30にログインした状態で、図3に示すように、PDA10のバーコードリーダ10bで設備名51近傍のバーコード52を読み取る。PDA10は、バーコード52を読み取って得られたバーコードデータをサーバコンピュータ30に送信する。
【0033】
サーバコンピュータ30では、PDA10から送信されるバーコードデータを受信したならば、そのバーコードデータが表す文字列を認識し、バーコードデータ設定部33に設定されている文字列を参照して、設備Aであることを認識する。そして、設備制御装置20Aに問い合わせて設備Aの状態を認識し、その設備Aの状態に関する情報をバーコードデータの送信元であるPDA10に転送して、PDA10のディスプレイ10aに表示する。図3に示す例では、設備Aの操作が可能であることを示す「操作可」という表示71がなされ、設備Aが現在停止中であることを示すように「停止」の表示72が明るくなっている。
【0034】
図3に示す状態で、設備Aの運転を開始したい場合は、図4に示すように、PDA10のバーコードリーダ10bで「運転の開始」という操作名53近傍のバーコード54を読み取る。PDA10は、バーコード54を読み取って得られたバーコードデータをサーバコンピュータ30に送信する。
【0035】
サーバコンピュータ30では、PDA10から送信されるバーコードデータを受信したならば、そのバーコードデータで表される文字列を認識し、バーコードデータ設定部33に設定された文字列を参照して、「運転の開始」が指示されたことを認識する。このとき、まずPDA10のディスプレイ10aに、「運転に変更しますか?」というメッセージと「OK」及び「キャンセル」というボタンとを有する確認のためのダイアログボックス73を表示する。
【0036】
「OK」の場合、図5に示すように、PDA10のバーコードリーダ10bで同一のバーコード、すなわち「運転の開始」という操作名53近傍のバーコード54を再度読み取る。PDA10は、バーコード54を読み取って得られたバーコードデータをサーバコンピュータ30に送信する。
【0037】
サーバコンピュータ30では、PDA10から送信されるバーコードデータを受信し、そのバーコードデータで表される文字列が前回送信された文字列と同じであると確認したならば、設備Aの設備制御装置20Aに対して「運転の開始」を指示する。
【0038】
また、PDA10のディスプレイ10aには、「設定を受け付けました」という旨のメッセージ74を表示し、運転が開始されたことを示すように「停止」の表示72を暗くするとともに「運転」の表示75を明るくする。
【0039】
このように、操作に際しては、同一のバーコードを2回読み取ることにより操作が実行されるようにしたので、誤操作を確実に防止することができる。また、バーコードの一致性を確認した上で操作の実行に移るので、例えばバーコードの読み取り不具合や通信の不具合(特に無線通信の場合)による誤動作を確実に防止することができる。
【0040】
なお、図4に示す状態で「運転の開始」をキャンセルしたい場合は、PDA10のバーコードリーダ10bで「キャンセル」という文字55近傍のバーコード56を読み取ればよい。
【0041】
上述したバーコード以外にも、例えばログイン用のバーコードやログアウト用のバーコードを定義してもよい。現場での操作となるので、PDA10のボタン操作やスタイラスペン操作、キー入力等を可能な限り省略し、バーコードの読み取りだけで多様な機能を実現できるようにすることが望ましい。
【0042】
以上述べた設備監視システムでは、複数の設備A〜Nの状態を認識し、各設備A〜Nを遠隔操作することのできる制御装置を設けるとともに、PDA10で従来の表示盤101や操作盤102の機能を代替することができるようにしたので、表示盤101や操作盤102を員数や用途によって個別に設計、製作する必要がなくなり、コストダウンを図ることができる。
【0043】
また、設備の増設等の場合でも、バーコードを新たに追加するとともに、サーバコンピュータ30における設定内容を新規追加等していけばよいので、大きなコスト及び労力がかかるのを避けることができる。特に、PDA側の汎用ブラウザを利用し、すべての処理をサーバコンピュータ30でのWeb処理によって実行可能とすることにより、端末の依存性を排除し、増設や変更への対応性を向上させることができる。
【0044】
また、表示盤101や操作盤102を現場設置する必要がなくなるので、これら機器が粉塵や雨等の周辺環境の影響を受けて故障が生じやすくなるといった問題も解消される。
【0045】
さらに、現場でバーコードを読み取っていくだけの簡単な操作で、手袋をはめた作業員でも容易に設備の監視及び操作を行うことができる。なお、バーコードとしては独自のものを用いてもよいが、規格に従ったものを用いれば、特別なバーコードリーダを用意する必要はなく、市販されているものをそのまま利用することができる。
【0046】
図8は、本発明でいう制御装置を構成可能なコンピュータシステムの内部構成の一例を示すブロック図である。図8において、1200はコンピュータPCである。コンピュータ1200は、CPU1201と、ROM1202と、RAM1203と、キーボード(KB)1209のキーボードコントローラ(KBC)1205と、表示部としてのCRTディスプレイ(CRT)1210のCRTコントローラ(CRTC)1206と、ハードディスク(HD)1211及びフレキシブルディスク(FD)1212のディスクコントローラ(DKC)1207と、ネットワーク1220との接続のためのネットワークインターフェースコントローラ(NIC)1208等がシステムバス1204を介して互いに通信可能に接続された構成としている。
【0047】
CPU1201は、ROM1202或いはHD1211に記憶されたソフトウェア、或いはFD1212より供給されるソフトウェアを実行することで、システムバス1204に接続された各構成部を総括的に制御する。すなわち、CPU1201は、所定の処理シーケンスに従った処理プログラムを、ROM1202、或いはHD1211、或いはFD1212から読み出して実行することで、上記本実施の形態での動作を実現するための制御を行うことになり、これらCPU1201等が本発明でいう各手段を構成するものである。
【0048】
(他の実施の形態)
以上説明した制御装置は、コンピュータのCPU或いはMPU、RAM、ROM、RAM等で構成されるものであり、上述のようにRAMやROM等に記憶されたプログラムが動作することによって実現される。
【0049】
したがって、プログラム自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、本発明を構成する。プログラムの伝送媒体としては、プログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するためのコンピュータネットワーク(LAN、インターネット等のWAN、無線通信ネットワーク等)システムにおける通信媒体(光ファイバ等の有線回線や無線回線等)を用いることができる。
【0050】
さらに、上記プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを格納した記憶媒体は本発明を構成する。かかる記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0051】
なお、上記実施の形態において示した各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、PDA等の携帯情報機器で表示盤や操作盤の機能を代替することができるので、設備ごとに表示盤や操作盤等の機器を設置する必要がなくなり、コストダウンを図ることができる。しかも、現場でバーコードを読み取っていくだけの簡単な操作で、設備の監視、更には設備に対する操作を行うことができ、操作性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る設備監視システムの全体構成を示す図である。
【図2】バーコードシートを示す図である。
【図3】PDAのバーコードリーダでバーコードを読み取っている状態を示す図である。
【図4】PDAのバーコードリーダでバーコードを読み取っている状態を示す図である。
【図5】PDAのバーコードリーダでバーコードを読み取っている状態を示す図である。
【図6】PDA端末管理画面の一例を示す図である。
【図7】バーコード管理画面の一例を示す図である。
【図8】本発明でいう制御装置を構成可能なコンピュータシステムの内部構成の一例を示すブロック図である。
【図9】複数のエリアに設置された生産設備等の設備A〜Nと、各設備A〜N付近に設置された表示盤101や操作盤102とを示す図である。
【符号の説明】
10 PDA
10a ディスプレイ
10b バーコードリーダ
20A〜20N 設備制御部
21 設備状態通知部
22 設備状態変更部
30 サーバコンピュータ
31 PDA通信処理部
32 設備制御装置通信処理部
33 バーコードデータ設定部
40 ネットワーク
50A〜50N バーコードシート
52、54、56 バーコード
60 アンテナ
【発明の属する技術分野】
本発明は、バーコードを利用して設備を監視し、更には操作可能とする設備監視システム、制御装置、バーコードシート、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図9に示すように、複数のエリアに設置された生産設備等の設備A〜Nの監視及び操作のために、各設備A〜N付近には、ランプやPBL(ボタン)を用いて構成された表示盤101や操作盤102がそれぞれ設置されている。作業員は、所望のエリアにて、表示盤101や操作盤102を用いて当該エリアの設備を監視し、運転の開始や停止等の操作を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、表示盤101や操作盤102は、員数や用途によって個別に設計、製作されているのが実情である。そのため、特注品となり高価となるとともに、ランプやPBLごとに配線等が必要となるため工事費用も高くなってしまうといった問題があった。
【0004】
また、設備の増設、各設備A〜Nの表示盤101や操作盤102といった機器の増設に備えて、予備のランプやPBL、配線等を準備しておく必要性があり、更には機器の割付変更等の場合は盤の改造、配線変更等に大きなコスト及び労力がかかるだけでなく、改造の間は当該設備の休止が余儀なくされてしまうという問題があった。
【0005】
また、表示盤101や操作盤102は誤操作防止等の観点から各設備A〜N付近に設置する必要があり、必然的に現場設置となるため粉塵や雨等の周辺環境の影響を受けやすく、周辺環境によっては故障が生じやすくなるといった問題があった。
【0006】
さらに、現場での操作が必要となるので、手袋をはめた作業員が操作しやすいよう操作性を高めることが強く要求される。
【0007】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、複数のエリアに設置された各設備の監視、更には操作に際して、設備ごとに表示盤や操作盤等の機器を設置する必要をなくし、しかも、現場での操作性を高めることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の設備監視システムは、少なくとも一つの設備の状態を認識し、該設備を遠隔操作することのできる制御装置と、バーコードリーダ、表示手段、及び上記制御装置との通信手段を有する携帯情報機器とを備えた設備監視システムであって、上記携帯情報機器のバーコードリーダで所望の設備付近にある第1のバーコードを読み取ることにより、その所望の設備の状態に関する情報が上記制御装置から上記携帯情報機器に転送されて上記表示手段に表示される構成にした点に特徴を有する。
【0009】
また、本発明の設備監視システムの他の特徴とするところは、上記携帯情報機器のバーコードリーダで所望の設備付近にある第2のバーコードを読み取ることにより、その所望の設備に対する所定操作が上記制御装置を介して実行される構成にした点にある。
【0010】
また、本発明の設備監視システムの他の特徴とするところは、上記携帯情報機器のバーコードリーダで上記第2のバーコードを読み取ると、上記表示手段に確認のための表示がなされ、同一の第2のバーコードを再度読み取ることにより、上記所定操作が上記制御装置を介して実行される点にある。
【0011】
また、本発明の設備監視システムの他の特徴とするところは、上記携帯情報機器はPDAである点にある。
【0012】
本発明の制御装置は、少なくとも一つの設備の状態を認識し、該設備を遠隔操作することのできる制御装置であって、外部からバーコードを読み取って送信されたバーコードデータを受信するバーコードデータ受信手段と、上記受信したバーコードデータがいずれかの設備を特定するものとして定義されたデータを表す場合、その設備の状態に関する情報を上記バーコードデータの送信元に転送する設備状態情報転送手段とを備えた点に特徴を有する。
【0013】
また、本発明の制御装置の他の特徴とするところは、上記受信したバーコードデータが所定操作するものとして定義されたデータを表す場合、上記所定操作を実行する点にある。
【0014】
本発明のバーコードシートは、設備を特定するものとして定義されたデータを表す第1のバーコードと、その設備を所定操作するものとして定義されたデータを表す第2のバーコードとが記録されている点に特徴を有する。
【0015】
また、本発明のバーコードシートの他の特徴とするところは、上記第1のバーコードの近傍には設備名が、上記第2のバーコードの近傍には操作名がそれぞれ併記されている点にある。
【0016】
本発明のコンピュータプログラムは、少なくとも一つの設備の状態を認識し、該設備を遠隔操作する処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、外部からバーコードを読み取って送信されたバーコードデータを受信するバーコードデータ受信処理と、上記受信したバーコードデータがいずれかの設備を特定するものとして定義されたデータを表す場合、その設備の状態に関する情報を上記バーコードデータの送信元に転送する設備状態情報転送処理とを実行させる点に特徴を有する。
【0017】
本発明のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、上記本発明のコンピュータプログラムを格納した点に特徴を有する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明による設備監視システム、制御装置、バーコードシート、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の好適な実施の形態について説明する。
【0019】
図1には、本実施の形態に係る設備監視システムの全体構成を示す。本実施の形態の設備監視システムは、バーコードを利用して、複数のエリアに設置された生産設備等の各設備A〜Nを監視し、更には操作可能としたものである。
【0020】
10はディスプレイ10aを備えたPDA(Personal digital assistants)であり、アンテナ60を介してサーバコンピュータ30と無線通信を行うことができる。また、PDA10は、バーコードを読み取るためのバーコードリーダ10bを備える。バーコードリーダ10bは、バーコードに光を当てて、反射した光を読み取って電気信号に変換するものである。本実施の形態においては、PDA10が本発明でいう携帯情報機器に相当する。
【0021】
20A〜20Nは設備制御装置であり、複数のエリアに設置された各設備A〜Nをそれぞれ制御する。各設備制御装置20A〜20Nは、設備の状態をサーバコンピュータ30に通知する設備状態通知部21と、サーバコンピュータ30からの操作指示に基づいて設備の状態を変更する設備状態変更部22とを備える。
【0022】
30はサーバコンピュータであり、PDA10との無線通信を可能とするアンテナ60や、各設備制御装置20A〜20Nと、イーサネット(R)等のネットワーク40を介して接続する。本実施の形態においては、サーバコンピュータ30が本発明でいう制御装置に相当する。
【0023】
サーバコンピュータ30において、31はPDA通信処理部であり、PDA10から送信されるバーコードデータを受信したり、各設備A〜Nの状態に関する情報をPDA10に転送したりする。図6には、サーバコンピュータ30のディスプレイ装置に表示されるPDA端末管理画面の一例を示す。同図に示すように、サーバコンピュータ30ではPDA名とそのIPアドレスとが関連付けられた状態で管理されている。
【0024】
32は設備制御装置通信処理部であり、各設備制御装置20A〜20Nに設備A〜Nの状態を問い合わせたり、設備A〜Nの状態を変更するための操作指示を出したりする。
【0025】
33はバーコードデータ設定部であり、各設備A〜Nを特定するものとして定義された文字列(アルファベットや数値の列)等のデータが設定されている。図7には、サーバコンピュータ30のディスプレイ装置に表示されるバーコード管理画面の一例を示す。同図に示す例では、「1番ピット冷却ファン」という設備を特定するものとして「XXKANKIFAN1Y」という文字列が定義されており、そのデータがバーコードデータ設定部33に設定される。
【0026】
また、バーコード設定部33には、設備A〜Nごとに所定操作するものとして定義された文字列等のデータが設定されている。例えば、ある設備について、「運転の開始」を意味するものとして適当な文字列等のデータが定義され、「運転の停止」を意味するものとして適当な文字列等のデータが定義されており、それらデータがバーコードデータ設定部33に設定される。
【0027】
50A〜50Nはバーコードシートであり、例えば各設備A〜N付近に貼付される。図2に示すように、各バーコードシート50A〜50Nには、設備名51とバーコード52とが併記されている。例えば、「1番ピット冷却ファン」という設備にあっては、設備名「1番ピット冷却ファン」と、その設備を特定するものとして定義された「XXKANKIFAN1Y」という文字列を表すバーコードとが併記されている。
【0028】
また、各バーコードシート50A〜50Nには、操作名53とバーコード54とが併記されている。例えば、「運転の開始」という操作名と、その操作を意味するものとして定義された文字列を表すバーコードとが併記されている。また、「運転の停止」という操作名と、その操作を意味するものとして定義された文字列を表すバーコードとが併記されている。もちろん、「運転の開始」や「運転の停止」以外にも、設備ごとに各種操作についてバーコード化してもよい。
【0029】
その他、各バーコードシート50A〜50Nには、「キャンセル」という文字55と、キャンセルを意味するものとして定義された文字列を表すバーコード56とが併記されている。
【0030】
なお、バーコードシート50A〜50Nは各設備A〜N付近に配置(現場設置)されることから、キズ防止等のためにコーティングしたり、手袋で拭くだけで簡単に汚れを落とせる素材を用いたりするのが望ましい。
【0031】
以下、図3〜5を参照して、上記設備監視システムにおける処理動作について説明する。
【0032】
作業員は、所望のエリアにて当該エリアに設置された設備の監視及び操作を行う場合、例えば設備Aの監視及び操作を行う場合、PDA10からサーバコンピュータ30にログインした状態で、図3に示すように、PDA10のバーコードリーダ10bで設備名51近傍のバーコード52を読み取る。PDA10は、バーコード52を読み取って得られたバーコードデータをサーバコンピュータ30に送信する。
【0033】
サーバコンピュータ30では、PDA10から送信されるバーコードデータを受信したならば、そのバーコードデータが表す文字列を認識し、バーコードデータ設定部33に設定されている文字列を参照して、設備Aであることを認識する。そして、設備制御装置20Aに問い合わせて設備Aの状態を認識し、その設備Aの状態に関する情報をバーコードデータの送信元であるPDA10に転送して、PDA10のディスプレイ10aに表示する。図3に示す例では、設備Aの操作が可能であることを示す「操作可」という表示71がなされ、設備Aが現在停止中であることを示すように「停止」の表示72が明るくなっている。
【0034】
図3に示す状態で、設備Aの運転を開始したい場合は、図4に示すように、PDA10のバーコードリーダ10bで「運転の開始」という操作名53近傍のバーコード54を読み取る。PDA10は、バーコード54を読み取って得られたバーコードデータをサーバコンピュータ30に送信する。
【0035】
サーバコンピュータ30では、PDA10から送信されるバーコードデータを受信したならば、そのバーコードデータで表される文字列を認識し、バーコードデータ設定部33に設定された文字列を参照して、「運転の開始」が指示されたことを認識する。このとき、まずPDA10のディスプレイ10aに、「運転に変更しますか?」というメッセージと「OK」及び「キャンセル」というボタンとを有する確認のためのダイアログボックス73を表示する。
【0036】
「OK」の場合、図5に示すように、PDA10のバーコードリーダ10bで同一のバーコード、すなわち「運転の開始」という操作名53近傍のバーコード54を再度読み取る。PDA10は、バーコード54を読み取って得られたバーコードデータをサーバコンピュータ30に送信する。
【0037】
サーバコンピュータ30では、PDA10から送信されるバーコードデータを受信し、そのバーコードデータで表される文字列が前回送信された文字列と同じであると確認したならば、設備Aの設備制御装置20Aに対して「運転の開始」を指示する。
【0038】
また、PDA10のディスプレイ10aには、「設定を受け付けました」という旨のメッセージ74を表示し、運転が開始されたことを示すように「停止」の表示72を暗くするとともに「運転」の表示75を明るくする。
【0039】
このように、操作に際しては、同一のバーコードを2回読み取ることにより操作が実行されるようにしたので、誤操作を確実に防止することができる。また、バーコードの一致性を確認した上で操作の実行に移るので、例えばバーコードの読み取り不具合や通信の不具合(特に無線通信の場合)による誤動作を確実に防止することができる。
【0040】
なお、図4に示す状態で「運転の開始」をキャンセルしたい場合は、PDA10のバーコードリーダ10bで「キャンセル」という文字55近傍のバーコード56を読み取ればよい。
【0041】
上述したバーコード以外にも、例えばログイン用のバーコードやログアウト用のバーコードを定義してもよい。現場での操作となるので、PDA10のボタン操作やスタイラスペン操作、キー入力等を可能な限り省略し、バーコードの読み取りだけで多様な機能を実現できるようにすることが望ましい。
【0042】
以上述べた設備監視システムでは、複数の設備A〜Nの状態を認識し、各設備A〜Nを遠隔操作することのできる制御装置を設けるとともに、PDA10で従来の表示盤101や操作盤102の機能を代替することができるようにしたので、表示盤101や操作盤102を員数や用途によって個別に設計、製作する必要がなくなり、コストダウンを図ることができる。
【0043】
また、設備の増設等の場合でも、バーコードを新たに追加するとともに、サーバコンピュータ30における設定内容を新規追加等していけばよいので、大きなコスト及び労力がかかるのを避けることができる。特に、PDA側の汎用ブラウザを利用し、すべての処理をサーバコンピュータ30でのWeb処理によって実行可能とすることにより、端末の依存性を排除し、増設や変更への対応性を向上させることができる。
【0044】
また、表示盤101や操作盤102を現場設置する必要がなくなるので、これら機器が粉塵や雨等の周辺環境の影響を受けて故障が生じやすくなるといった問題も解消される。
【0045】
さらに、現場でバーコードを読み取っていくだけの簡単な操作で、手袋をはめた作業員でも容易に設備の監視及び操作を行うことができる。なお、バーコードとしては独自のものを用いてもよいが、規格に従ったものを用いれば、特別なバーコードリーダを用意する必要はなく、市販されているものをそのまま利用することができる。
【0046】
図8は、本発明でいう制御装置を構成可能なコンピュータシステムの内部構成の一例を示すブロック図である。図8において、1200はコンピュータPCである。コンピュータ1200は、CPU1201と、ROM1202と、RAM1203と、キーボード(KB)1209のキーボードコントローラ(KBC)1205と、表示部としてのCRTディスプレイ(CRT)1210のCRTコントローラ(CRTC)1206と、ハードディスク(HD)1211及びフレキシブルディスク(FD)1212のディスクコントローラ(DKC)1207と、ネットワーク1220との接続のためのネットワークインターフェースコントローラ(NIC)1208等がシステムバス1204を介して互いに通信可能に接続された構成としている。
【0047】
CPU1201は、ROM1202或いはHD1211に記憶されたソフトウェア、或いはFD1212より供給されるソフトウェアを実行することで、システムバス1204に接続された各構成部を総括的に制御する。すなわち、CPU1201は、所定の処理シーケンスに従った処理プログラムを、ROM1202、或いはHD1211、或いはFD1212から読み出して実行することで、上記本実施の形態での動作を実現するための制御を行うことになり、これらCPU1201等が本発明でいう各手段を構成するものである。
【0048】
(他の実施の形態)
以上説明した制御装置は、コンピュータのCPU或いはMPU、RAM、ROM、RAM等で構成されるものであり、上述のようにRAMやROM等に記憶されたプログラムが動作することによって実現される。
【0049】
したがって、プログラム自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、本発明を構成する。プログラムの伝送媒体としては、プログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するためのコンピュータネットワーク(LAN、インターネット等のWAN、無線通信ネットワーク等)システムにおける通信媒体(光ファイバ等の有線回線や無線回線等)を用いることができる。
【0050】
さらに、上記プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを格納した記憶媒体は本発明を構成する。かかる記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0051】
なお、上記実施の形態において示した各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、PDA等の携帯情報機器で表示盤や操作盤の機能を代替することができるので、設備ごとに表示盤や操作盤等の機器を設置する必要がなくなり、コストダウンを図ることができる。しかも、現場でバーコードを読み取っていくだけの簡単な操作で、設備の監視、更には設備に対する操作を行うことができ、操作性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る設備監視システムの全体構成を示す図である。
【図2】バーコードシートを示す図である。
【図3】PDAのバーコードリーダでバーコードを読み取っている状態を示す図である。
【図4】PDAのバーコードリーダでバーコードを読み取っている状態を示す図である。
【図5】PDAのバーコードリーダでバーコードを読み取っている状態を示す図である。
【図6】PDA端末管理画面の一例を示す図である。
【図7】バーコード管理画面の一例を示す図である。
【図8】本発明でいう制御装置を構成可能なコンピュータシステムの内部構成の一例を示すブロック図である。
【図9】複数のエリアに設置された生産設備等の設備A〜Nと、各設備A〜N付近に設置された表示盤101や操作盤102とを示す図である。
【符号の説明】
10 PDA
10a ディスプレイ
10b バーコードリーダ
20A〜20N 設備制御部
21 設備状態通知部
22 設備状態変更部
30 サーバコンピュータ
31 PDA通信処理部
32 設備制御装置通信処理部
33 バーコードデータ設定部
40 ネットワーク
50A〜50N バーコードシート
52、54、56 バーコード
60 アンテナ
Claims (10)
- 少なくとも一つの設備の状態を認識し、該設備を遠隔操作することのできる制御装置と、バーコードリーダ、表示手段、及び上記制御装置との通信手段を有する携帯情報機器とを備えた設備監視システムであって、
上記携帯情報機器のバーコードリーダで所望の設備付近にある第1のバーコードを読み取ることにより、その所望の設備の状態に関する情報が上記制御装置から上記携帯情報機器に転送されて上記表示手段に表示される構成にしたことを特徴とする設備監視システム。 - 上記携帯情報機器のバーコードリーダで所望の設備付近にある第2のバーコードを読み取ることにより、その所望の設備に対する所定操作が上記制御装置を介して実行される構成にしたことを特徴とする請求項1に記載の設備監視システム。
- 上記携帯情報機器のバーコードリーダで上記第2のバーコードを読み取ると、上記表示手段に確認のための表示がなされ、同一の第2のバーコードを再度読み取ることにより、上記所定操作が上記制御装置を介して実行されることを特徴とする請求項2に記載の設備監視システム。
- 上記携帯情報機器はPDAであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の設備監視システム。
- 少なくとも一つの設備の状態を認識し、該設備を遠隔操作することのできる制御装置であって、
外部からバーコードを読み取って送信されたバーコードデータを受信するバーコードデータ受信手段と、
上記受信したバーコードデータがいずれかの設備を特定するものとして定義されたデータを表す場合、その設備の状態に関する情報を上記バーコードデータの送信元に転送する設備状態情報転送手段とを備えたことを特徴とする制御装置。 - 上記受信したバーコードデータが所定操作するものとして定義されたデータを表す場合、上記所定操作を実行することを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
- 設備を特定するものとして定義されたデータを表す第1のバーコードと、その設備を所定操作するものとして定義されたデータを表す第2のバーコードとが記録されていることを特徴とするバーコードシート。
- 上記第1のバーコードの近傍には設備名が、上記第2のバーコードの近傍には操作名がそれぞれ併記されていることを特徴とする請求項7に記載のバーコードシート。
- 少なくとも一つの設備の状態を認識し、該設備を遠隔操作する処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
外部からバーコードを読み取って送信されたバーコードデータを受信するバーコードデータ受信処理と、
上記受信したバーコードデータがいずれかの設備を特定するものとして定義されたデータを表す場合、その設備の状態に関する情報を上記バーコードデータの送信元に転送する設備状態情報転送処理とを実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項9に記載のコンピュータプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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