JP2004233966A - 定着装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】定着部材61と加圧部材62との圧接部Nを通過してきた記録媒体を定着部材61の表面61aから剥離させ案内する剥離部材70と、剥離部材70に対向して配置され、記録媒体を案内する案内部材80とを有し、案内部材80の終端縁80aが、排紙手段14の入り口14a近くに配置され、剥離部材70の案内面が、その先端縁71aが定着部材61の表面61aに接触または近接している第1案内面71と、第1案内面71に連なり屈曲している第2案内面72と、第2案内面72に連なり屈曲している第3案内面73とを有し、第3案内面73の終端縁73aが、排紙手段14の入り口14a近くに配置されている
【選択図】図1
Description
定着装置は、回転駆動される定着部材(例えば熱源を有する定着ローラや定着ベルト)と、この定着部材に圧接されて回転する加圧部材(例えば加圧ローラ)とを有しており、これら定着部材と加圧部材との圧接部に記録媒体を通しながら加熱することでトナーを記録媒体上に溶融定着させるようになっている。
また、トナー像が形成された記録媒体の面は、トナーによる接着作用で定着部材(記録媒体の両面に画像を形成する場合には加圧部材にも)に貼り付きやすいことから、少なくとも定着部材に対して、前記圧接部を通過してきたシート状の記録媒体をその表面から剥離させかつ案内する剥離部材を備えている。
剥離シート7の案内面の先端縁7aは定着ローラ1の表面に接触しており、支持プレート12の案内面は、剥離シート7の案内面7bより記録媒体Pの移動方向下流側において案内面7bに対して屈曲している(例えば、特許文献1参照)。
なお、剥離シート7は、耐熱性樹脂または金属からなる基材8とその表面に設けられたフッ素樹脂層9とで構成されており、支持プレート12は金属で構成されている(例えば、特許文献1参照)。
この問題を解決するには、支持プレート12の案内面終端縁と、案内部材の終端縁とを、ともに後段の排紙手段の入り口近くに配置すればよいのであるが、そうすると、今度は、記録媒体のトナー付着面が剥離シート7や支持プレート12貼り付く等して、やはり紙ジャムを起こしてしまうという問題が生じた。
前記案内部材の終端縁が、後段に配置された排紙手段の入り口近くに配置されているとともに、
前記剥離部材の案内面が、その先端縁が前記定着部材の表面に接触または近接している第1案内面と、この第1案内面より前記記録媒体の移動方向下流側において複数段に屈曲していて前記第1案内面以降に連なる複数の案内面とを有しており、かつその複数の案内面の終端縁が、後段に配置された排紙手段の入り口近くに配置されていることを特徴とする。
前記案内部材の終端縁が、後段に配置された排紙手段の入り口近くに配置されているとともに、
前記剥離部材の案内面が、その先端縁が前記定着部材の表面に接触または近接している第1案内面と、この第1案内面より前記記録媒体の移動方向下流側において複数段に屈曲していて前記第1案内面以降に連なる複数の案内面とを有しており、かつその複数の案内面の終端縁が、後段に配置された排紙手段の入り口近くに配置されているので、この定着装置によれば、次のような作用効果が得られる。
すなわち、剥離部材の案内面の終端縁と、前記案内部材の終端縁とが、ともに、後段に配置された排紙手段の入り口近くに配置されているので、記録媒体の先端が排紙手段の入り口に案内されやすくなり、紙ジャムが生じにくくなる。
そして、剥離部材の案内面が、その先端縁が前記定着部材の表面に接触または近接している第1案内面と、この第1案内面より前記記録媒体の移動方向下流側において複数段に屈曲していて前記第1案内面以降に連なる複数の案内面とを有している結果として、剥離部材の案内面は少なくとも3面以上の案内面を有していることとなり、これら3面以上の案内面が、記録媒体のトナー付着面から、いわば、退避した状態となるため、記録媒体のトナー付着面がこれら案内面に貼り付きにくくなる。
以上のように、この定着装置によれば、記録媒体の先端を後段の排紙手段の入り口に円滑に導くことができると同時に、記録媒体のトナー付着面の剥離部材に対する貼り付きを抑制することができ、結果として紙ジャムが生じにくくなる。
図1は本発明に係る定着装置の一実施の形態の要部を示す概略側面図である。
同図に示すように、この定着装置60は、図示しない駆動機構により回転駆動される定着部材としての定着ローラ61と、この定着ローラ61に圧接されて回転する加圧部材としての加圧ローラ62と、定着ローラ61に対して設けられ、定着ローラ61と加圧ローラ62との圧接部Nを通過してきたシート状の記録媒体P(図11参照)を定着ローラ61の表面61aから剥離させかつ案内する剥離部材70と、この剥離部材70に対向して配置され、記録媒体Pを案内する案内部材80とを有し、案内部材80の終端縁82aが、後段に配置された排紙手段(この場合、排紙ローラ対)14の入り口14a近くに配置されている。
剥離部材70の案内面は、さらに、上記第3案内面73より記録媒体の移動方向下流側において当該第3案内面73に一体的に連なりかつ当該第3案内面73に対して屈曲している第4案内面以降の案内面を有している構成としても良く、その場合、最終案内面の終端縁が、後段に配置された排紙手段14の入り口14a近くに配置される。
定着ローラ61の硬度は、加圧ローラ62の硬度よりも高くなっており、したがって、両ローラの圧接部Nは、図1に示すように、加圧ローラ62側が凹んだ形状となっている。
なお、この定着装置60は、ローラ61,ローラ62にオイルを塗布しないオイルレスの定着器で構成してある。
剥離部材70は、図示しない支持部材によって、定着装置60の図示しないフレームに支持されている。
前記剥離部材70同様、案内部材80は、一枚の金属板を折り曲げ加工することにより構成されており、これによって、上記第1、第2案内面81、82が形成されている。案内部材80のこれら案内面には、トナーに対する剥離性に優れたフッ素樹脂等をコーティングしてある。
案内部材80は、図示しない支持部材によって、定着装置60の図示しないフレームに支持されている。
説明をわかりやすくするために、比較例として、先ず、剥離部材70が屈曲していない場合(比較例1:図2〜図4)について説明し、次いで剥離部材70の前部のみが屈曲している場合(比較例2:図5〜図7)と、後部のみが屈曲している場合(比較例3:図8〜図10)について説明し、その後、上記実施の形態の作用効果(図11〜図13)について説明する。
図2(a)は、剥離部材70の後端縁70aと案内部材80の後端縁80aとが排紙手段14の入り口14a近くに配置されていて、剥離部材70が屈曲していない定着装置(比較例1)の要部を示す概略側面図である。
このような定着装置において、図2(b)に示すように、片面Paにトナー像(図示せず)が形成された記録媒体Pが供給され、記録媒体Pの先端Pcが定着ローラ61と加圧ローラ62との圧接部Nを通過し、剥離部材70の先端縁70bに達すると、記録媒体Pは、その先端Pcが剥離部材70の先端縁70bですくわれるようにして定着ローラ61の表面61aから剥離されてゆく。通常、記録媒体Pの先端部分はトナー像が形成されない非画像領域(トナーが無い領域)となっており定着ローラ61の表面61aから離れ気味になっているので記録媒体Pの剥離作用は良好に得られる。
このため、記録媒体Pが排紙手段14へと向かうにつれ、図3(f)に示すように、記録媒体Pの湾曲部の頂部Pdが案内部材80に当接する状態になると、記録媒体Pが案内部材80に押されてそのトナー付着面Paが剥離部材70に圧接される状態となり、トナー付着面Paが剥離部材70に貼り付きやすくなって、図4(g)に示すように紙ジャム(記録媒体Pの詰まり)を起こしやすくなる。
特に、オイルレスの定着装置において、剥離部材70が金属製であると、これが定着ローラ61および/または加圧ローラ62からの熱によって高温になるため、上記トナー付着面Paの貼り付きが生じやすい。
図5(a)は、剥離部材70の後端縁70aと案内部材80の後端縁80aとが排紙手段14の入り口14a近くに配置されていて、剥離部材70の前部のみが屈曲している定着装置(比較例2)の要部を示す概略側面図である。
このような定着装置においても、図5(b)に示すように、片面Paにトナー像(図示せず)が形成された記録媒体Pが供給され、記録媒体Pの先端Pcが定着ローラ61と加圧ローラ62との圧接部Nを通過し、剥離部材70の先端縁71aに達すると、記録媒体Pは、その先端Pcが剥離部材70の先端縁70bですくわれるようにして定着ローラ61の表面61aから剥離されてゆく。
前述したように、記録媒体Pは圧接部Nの形状と同方向に湾曲しているので、図6(f)に示すように、記録媒体Pの湾曲部の頂部Pdが案内部材80に当接する状態になるが、この定着装置の場合、剥離部材70が屈曲していて、その案内面が記録媒体Pのトナー付着面Paから退避(後退)した状態となっているので、トナー付着面Paは剥離部材70に貼り付きにくい。
しかしながら、この定着装置では、剥離部材70はその前部しか屈曲していないため、図7(g)に示すように、剥離部材70の後部70dによる排紙手段14への案内角θ1を小さくできない(この案内角θ1を小さくすると後述する比較例3における問題が発生する)。
結果として、湾曲している記録媒体Pの先端Pcの排紙手段14に対する進入角(ローラへの当接角)θ2が大きくなり、記録媒体Pの先端Pcが排紙手段14の入り口14aに導かれにくくなって紙ジャムを起こしやすくなる。
図8(a)は、剥離部材70の後端縁70aと案内部材80の後端縁80aとが排紙手段14の入り口14a近くに配置されていて、剥離部材70の後部のみが屈曲している定着装置(比較例3)の要部を示す概略側面図である。
このような定着装置においても、図8(b)に示すように、片面Paにトナー像(図示せず)が形成された記録媒体Pが供給され、記録媒体Pの先端Pcが定着ローラ61と加圧ローラ62との圧接部Nを通過し、剥離部材70の先端縁71aに達すると、記録媒体Pは、その先端Pcが剥離部材70の先端縁70bですくわれるようにして定着ローラ61の表面61aから剥離されてゆく。
しかしながら、この定着装置では、剥離部材70はその後部しか屈曲していないため、図9(d)に示すように、剥離部材70の前部70cと後部70dとの屈曲角θ3を大きくできない。
前述したように、記録媒体Pは圧接部Nの形状と同方向に湾曲しているので、上記屈曲角θ3が小さいと、図9(e)に示すように、記録媒体Pの先端Pcの移動が剥離部材70の後部70dに当接することで阻害されやすくなり、図9(f)に示すように、記録媒体Pの湾曲が一層助長され、結果として、図10(g)に示すように、記録媒体Pが先端から丸まってしまって紙ジャムを起こしやすくなる。
以上のように、比較例1〜3ではいずれも紙ジャムが生じやすくなってしまう。
前述したこの発明による実施の形態の定着装置60において、図11(a)に示すように、片面Paにトナー像(図示せず)が形成された記録媒体Pが供給され、記録媒体Pの先端Pcが定着ローラ61と加圧ローラ62との圧接部Nを通過し、剥離部材70の先端縁71aに達すると、記録媒体Pは、その先端Pcが剥離部材70の先端縁71aですくわれるようにして定着ローラ61の表面61aから剥離されてゆく(図11(b)参照)。
前述したように記録媒体Pは湾曲しており、排紙手段14へ向かう過程で、記録媒体Pの先端Pcは図12(d)に示すように、第2案内面72と第3案内面73(図1参照)との屈曲部にさしかかることとなるが、この実施の形態では剥離部材70が2段階で屈曲しているので、第2案内面72と第3案内面73との屈曲角θ4(図1参照)が前述した比較例3における屈曲角θ3(図9(d)参照)よりも大きくなっている。
このため、記録媒体Pが湾曲していても、記録媒体Pの先端Pcの移動は第3案内面73によっては阻害されにくくなり、図12(e)に示すように、第3案内面73によって排紙手段14へと案内されることとなる。
記録媒体Pが、第3案内面73によって排紙手段14へと案内される過程で、記録媒体Pの湾曲状態によっては、その頂部Pdが案内部材80に当接する状態になり得るが、この定着装置60では、剥離部材70が2段に屈曲していて、その案内面71〜73が記録媒体Pのトナー付着面Paから退避(後退)した状態となっているので、トナー付着面Paは剥離部材70に貼り付きにくい。
結果として、湾曲している記録媒体Pの先端Pcの排紙手段14に対する進入角(ローラへの当接角)θ6が比較例2における進入角θ2(図7(g)参照)よりも小さくなり、記録媒体Pの先端Pcが排紙手段14の入り口14aに導かれやすくなって紙ジャムを起こしにくくなる。
すなわち、剥離部材70の案内面の終端縁である第3案内面73の終端縁73aと、案内部材80の終端縁82aとが、ともに、後段に配置された排紙手段14の入り口14a近くに配置されているので、記録媒体Pの先端Pcが排紙手段14の入り口14aに案内されやすくなり、紙ジャムが生じにくくなる。
そして、剥離部材70の案内面が、その先端縁71aが定着部材61の表面61aに接触または近接している第1案内面71と、この第1案内面71より記録媒体Pの移動方向下流側において当該第1案内面71に一体的に連なりかつ当該第1案内面71に対して屈曲している第2案内面72と、この第2案内面72より記録媒体Pの移動方向下流側において当該第2案内面72に一体的に連なりかつ当該第2案内面72に対して屈曲している第3案内面73とを有している結果として、これら第1〜第3案内面71〜73が、記録媒体Pのトナー付着面Paから、いわば、退避した状態となるため、記録媒体Pのトナー付着面Paがこれら案内面に貼り付きにくくなる。
また、上述したように、記録媒体Pの先端Pcは第3案内面73によって移動が阻害されにくくなるとともに排紙手段14に対する進入角(ローラへの当接角)も小さくなる。
したがって、この定着装置60によれば、記録媒体Pの先端を後段の排紙手段14の入り口14aに円滑に導くことができると同時に、記録媒体Pのトナー付着面の剥離部材に対する貼り付きを抑制することができ、結果として紙ジャムが生じにくくなる。
以上のような作用効果は、上述したように、剥離部材70の案内面が、さらに、上記第3案内面73より記録媒体の移動方向下流側において当該第3案内面73に一体的に連なりかつ当該第3案内面73に対して屈曲している第4案内面以降の案内面(すなわち4面以上の案内面)を有していて、その最終案内面の終端縁が、後段に配置された排紙手段14の入り口14a近くに配置される場合にも、同様に得られる。
また、図14に示すように、排紙手段14が紙ガイド14bを有していて排紙手段14の入り口14aが排紙ローラ対のニップ部14nから離れている場合にも、 案内部材の終端縁および剥離部材の案内面の終端縁を、排紙手段14の入り口14a近くに配置することによって、同様に得られる。
剥離部材70は図17(a)に示すような断面L字型の支持板90によって支持されている。
支持板90は熱伝導性に優れた材料(例えばSUS304)で構成され、剥離部材70の裏面側に一体的に固着されている。
支持板90は、剥離部材70に接合される接合部90aと、この接合部90aを補強する補強部90bとを有している。
支持板90には、剥離部材70との接合面に複数個(図示のものは15個)のリブ91が設けられており、そのリブ91を、これに対向した剥離部材70の位置に設けられた穴74(図16参照)から突出させるようにして剥離部材70の裏面と支持板90の表面とを接合させて両者を固着してある。
剥離部材70と支持板90との固着は、例えばスポット溶接で行う。
支持板90の断面視での寸法は、図17(a)において、L1=11.9mm、L2=8mmである。
図17(b)において、第1案内面71と第2案内面72とのなす角度θ7は160度〜170度とする。角度θ7が160度以下であると第1案内面71から第2案内面72へと進む用紙の先端が第2案内面72に強く衝突することとなり、170度以上であると、用紙のトナー面が第1案内面71または第2案内面72に貼り付き易くなり、いずれも望ましくないからである。
定着器を稼働させるべく、定着ローラ61の加熱を開始しすると、定着ローラ61からの熱によって剥離部材70および支持板90も加熱されることとなる。定着ローラ61が十分に加熱され、かつ剥離部材70および支持板90も十分に過熱された状態では、上述したギャップGは上記適正値となる。
しかしながら、図17等から明らかなように、定着ローラ61に対しては、剥離部材70の第1案内面71が最も近接している。次いで支持板90の下端が定着器60に近接している。しかし、支持板90は肉厚であるため、その熱容量も大きい。また、支持板90の補強部90bは剥離部材70の第3案内面73よりは定着ローラ61に近い位置にあるので、比較的加熱されやすい。
このため、定着ローラ61が加熱される過程では、剥離部材70の第1案内面71部分が先ず急速に昇温し、次いで支持板90が昇温することとなるため、剥離部材70と支持板90との間には、定着ローラ61が加熱される過程で温度差が生じる。
そして、定着ローラ61が所定の温度まで加熱され、したがって、記録紙の受け入れ態勢ができて記録紙が供給されてきた際、依然として剥離部材70と支持板90との間に温度差がある場合には、両者のバイメタル作用等によって上記ギャップGが上記適正値よりも大きくなり、結果として、定着ローラ61からの記録紙の剥離が適正になされずに紙詰まりが生じることがあるということが分かった。
図16において、用紙搬送方向に関する第1案内面71の長さをL3,第2案内面72の長さをL4としたとき、
L3/L4<1/3とする。
図17において、剥離部材70の厚さをt1、支持板90の厚さをt2としたとき、
t1/t2≦0.2とする。
図17において、支持板90の剥離部材70との接合部90aの長さをL1,補強部90bの長さをL2としたとき、
L2/L1≧0.5とする。
これらの具体的寸法は、上述したとおりとした。
なお、t1は0.15mm、t2は1.0mmとした。
例えば、定着部材61がベルトである場合にも、この発明は適用可能である。
Claims (1)
- 回転駆動される定着部材と、この定着部材に圧接されて回転する加圧部材と、前記定着部材に対して設けられ、定着部材と加圧部材との圧接部を通過してきたシート状の記録媒体を前記定着部材の表面から剥離させかつ案内する剥離部材と、この剥離部材に対向して配置され、前記記録媒体を案内する案内部材とを有する装置であって、
前記案内部材の終端縁が、後段に配置された排紙手段の入り口近くに配置されているとともに、
前記剥離部材の案内面が、その先端縁が前記定着部材の表面に接触または近接している第1案内面と、この第1案内面より前記記録媒体の移動方向下流側において複数段に屈曲していて前記第1案内面以降に連なる複数の案内面とを有しており、かつその複数の案内面の終端縁が、後段に配置された排紙手段の入り口近くに配置されていることを特徴とする定着装置。
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