JP2004233572A - 光ファイバケーブルおよびその製造方法 - Google Patents

光ファイバケーブルおよびその製造方法 Download PDF

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Takeshi Osato
健 大里
Kazunaga Kobayashi
和永 小林
Osamu Koyasu
修 子安
Satoru Shiobara
悟 塩原
Masashi Hara
昌志 原
Yukiaki Tanaka
志明 田中
Takeshi Honjo
武史 本庄
Keiji Ohashi
圭二 大橋
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Abstract

【課題】光ファイバ心線をきれいに包み込み、かつ、中間後分岐時に光ファイバ心線を容易に口出しできるようにした光ファイバケーブルおよびその製造方法を提供することにある。
【解決手段】複数の光ファイバ素線または単心線からなる光ファイバ心線3の周囲に集合した介在体5とこの介在体5の近傍に平行で両脇に配置された光エレメント用抗張力体7とをケーブルシース9で被覆した長尺の光エレメント部11からなると共に前記各光エレメント用抗張力体9を結んだ方向に対して直交した方向の前記介在体5の両側における前記ケーブルシース9の表面にノッチ部13を形成せしめた構造の光ファイバケーブル1において、前記光ファイバ心線3に対して前記介在体5が一定間隔で撚り方向をSZ撚り交互に反転させて撚られていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、多心の引き落とし光ファイバケーブルおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
FTTH(Fiber To The Home)網において、幹線・循幹線ケーブルの分岐点から加入者宅への引き落とし点までを接続する架空布設用の多心ケーブル、及びSOHO等への引き込み用として光ファイバケーブルが利用される。
【0003】
従来の光ケーブル101は、図5に示されているように、複数の光ファイバ素線または単心線からなる光ファイバ心線103を備えており、この光ファイバ心線103に介在体105と縦添えまたは1方向に撚り、この介在体105の近傍に平行で両脇に配置された光エレメント用抗張力体107とをケーブルシース109で被覆した長尺の光エレメント部111からなると共に前記各光エレメント用抗張力体107を結んだ方向に対して直交した方向の前記介在体105の両側における前記ケーブルシース109の表面にノッチ部113を形成せしめ、さらに、前記光エレメント部111に、支持線115をシース117で被覆した長尺のケーブル支持線部119が互いに平行に首部121を介して一体化された構造で構成されている。そして、前記複数の光ファイバ心線103に対して介在体105は縦添えまたは一方向に撚られている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−83385号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の光ケーブル101の光エレメント部111はパイプ構造であり、光ファイバ心線103に介在体105が存在していない場合にはバラバラに収納されているため、振動および温度変化によって光ファイバ心線103がケーブル端末より突き出したり、引き込まれたり移動することが懸念される。
【0006】
また、上述したごとく図5に示した従来の光ケーブル101の光エレメント部111では、パイプ内に介在体105は縦添えまたは一方向に撚られた状態で、介在体105が充填されていることで移動の抑制を行っているが、介在体105を光ファイバ心線103に縦添えしただけでは充填率のバラツキや光ファイバ心線103を均一に介在体105が取り囲んでいない場合に光ファイバ心線103がシース外皮と不均一に触れることにより光ファイバ心線103に側圧が加わり、損失増加となることが懸念される。
【0007】
この対策としては光ファイバ心線103の周囲に介在体105を1方向に巻き付ける(撚る)方法がある。ところが、介在体105を光ファイバ心線103に撚り合わせると、ケーブルの中間後分岐時に、介在体105の中から光ファイバ心線103を取り出しにくく、また介在体105の除去時に光ファイバ心線103に傷をつける可能性が高い。
【0008】
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、光ファイバ心線をきれいに包み込み、かつ、中間後分岐時に光ファイバ心線を容易に口出しできるようにした光ファイバケーブルおよびその製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1によるこの発明の光ファイバケーブルは、複数の光ファイバ素線または単心線からなる光ファイバ心線の周囲に集合した介在体とこの介在体の近傍に平行で両脇に配置された光エレメント用抗張力体とをケーブルシースで被覆した長尺の光エレメント部からなると共に前記各光エレメント用抗張力体を結んだ方向に対して直交した方向の前記介在体の両側における前記ケーブルシースの表面にノッチ部を形成せしめた構造の光ファイバケーブルにおいて、前記光ファイバ心線に対して前記介在体が一定間隔で撚り方向をSZ撚り交互に反転させて撚られていることを特徴とするものである。
【0010】
したがって、前記光ファイバ心線に対して前記介在体が一定間隔で撚り方向をSZ撚り交互に反転させて撚られているから、介在体により光ファイバ心線がきれいに包み込まれる。かつ、中間後分岐時に光ファイバ心線が容易に口出しされる。
【0011】
請求項2によるこの発明の光ファイバケーブルは、請求項1記載の光ファイバケーブルにおいて、前記光エレメント部に、支持線をシースで被覆した長尺のケーブル支持線部が互いに平行に一体化されていることを特徴とするものである。
【0012】
したがって、前記光エレメント部に、支持線をシースで被覆した長尺のケーブル支持線部が互いに平行に一体化されていることにより、光ファイバドロップケーブルとして利用されると共に、請求項1と同様の作用を有する。
【0013】
請求項3によるこの発明の光ファイバケーブルは、請求項1又は2記載の光ファイバケーブルにおいて、前記介在体のSZ撚りの撚りピッチが100〜500mmの範囲内であることを特徴とするものである。
【0014】
したがって、前記介在体のSZ撚りの撚りピッチが100〜500mmの範囲内であるから、より一層、中間後分岐時に光ファイバ心線が容易に口出しされる。
【0015】
請求項4によるこの発明の光ファイバケーブルの製造方法は、複数の光ファイバ素線または単心線からなる光ファイバ心線と介在体とを送り出して光ファイバ心線に対して前記介在体がSZ撚り交互に反転させて撚られた後、これに対して鋼線あるいは非導電性の光エレメント用抗張力体を隣接させないで同時に押出しヘッドに送り出し熱可塑性樹脂によりケーブルシースとして被覆せしめると共に前記各光エレメント用抗張力体を結んだ方向に対して直交した方向の前記介在体の両側における前記ケーブルシースの表面にノッチ部を形成せしめて長尺の光エレメント部を製造することを特徴とするものである。
【0016】
したがって、請求項1と同様に、前記光ファイバ心線が前記介在体の周囲に時計方向回りと反時計方向回りの方向に一定間隔で撚り方向を交互に反転させて撚られているから、介在体により光ファイバ心線がきれいに包み込まれる。かつ、中間後分岐時に光ファイバ心線が容易に口出しされる。
【0017】
請求項5によるこの発明の光ファイバケーブルの製造方法は、複数の光ファイバ素線または単心線からなる光ファイバ心線と介在体とを送り出して光ファイバ心線に対して前記介在体がSZ撚り交互に反転させて撚られた後、これに対して鋼線あるいは非導電性の光エレメント用抗張力体を隣接させないで同時に押出しヘッドに送り出し熱可塑性樹脂によりケーブルシースとして被覆せしめると共に前記各光エレメント用抗張力体を結んだ方向に対して直交した方向の前記介在体の両側における前記ケーブルシースの表面にノッチ部を形成せしめて長尺の光エレメント部とし、この光エレメント部に、支持線を押出しヘッドに送り込んで前記シースで被覆した長尺のケーブル支持線部が互いに平行に一体化されて光ファイバドロップケーブルを製造することを特徴とするものである。
【0018】
したがって、前記光エレメント部に、支持線をシースで被覆した長尺のケーブル支持線部が互いに平行に一体化されていることにより、光ファイバドロップケーブルとして利用されると共に、請求項4と同様の作用を有する。
【0019】
請求項6によるこの発明の光ファイバケーブルの製造方法は、請求項4又は5記載の光ファイバケーブルの製造方法において、前記介在体のSZ撚りの撚りピッチが100〜500mmの範囲内であることを特徴とするものである。
【0020】
したがって、前記介在体のSZ撚りの撚りピッチが100〜500mmの範囲内であるから、より一層、中間後分岐時に光ファイバ心線が容易に口出しされる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
図1を参照するに、この発明の実施の形態に係る光ファイバケーブル1としては、複数例えば0.25mmφの素線からなる光ファイバ心線3を備えており、この複数の光ファイバ心線3に例えばポリアミド樹脂等や、アラミド繊維、ガラスウール、コットン糸からなるの紐状の介在体5がSZ交互に巻き付けられている。
【0023】
この光ファイバ心線3に介在体5がSZ交互に巻き付けられた近傍に平行で両脇に配置された例えば0.4mmφの鋼線の導電性体又はアラミドFRP、ガラスFRP等の非導電性体からなる光エレメント用抗張力体7とを例えばポリエチレン、ポリ塩化ビニル、難燃性ポリオレフィンなどの樹脂からなるケーブルシース9で被覆した長尺の光エレメント部11からなると共に前記各光エレメント用抗張力体9を結んだ方向に対して直交した方向の前記介在体5の両側における前記ケーブルシース9の表面にノッチ部13を形成せしめた構造からなっている。
【0024】
上記構成により、前記光ファイバ心線3に前記介在体5がSZ方向に一定間隔で撚り方向を交互に反転させて撚られていることにより、中間引き落とし作業において介在体5の撚りを口出し部近傍に寄せることなく、光ファイバ心線3相互を容易に分離することが可能になり、中間引き落とし接続作業を向上せしめることができると共に中間引き落とし作業において光ファイバ心線3の撚りを口出し部近傍に寄せる必要がないため、従来の一方向撚りの光ファイバケーブルに比べて、口出し長を短くすることができる。
【0025】
また、前記光ファイバ心線3に前記介在体5が一定間隔でSZ交互に反転させて撚られているので、中間引き落とし作業において光ファイバ心線3の撚りを口出し部近傍に寄せる必要がなく光ファイバ心線3の撚りピッチを小さくすることがないので、光ファイバ心線3の耐久性低下をなくすることができると共に、伝送損失特性、温度特性の良好なケーブルが製造される。
【0026】
図2を参照するに、この発明の実施の形態に係る別の光ファイバケーブル1は、図1に示したものと同様に、複数の光ファイバ心線3を備えており、この複数の光ファイバ心線3に例えばポリアミド樹脂、アラミド繊維、ポリプロピレンヤーン、ポリエステルヤーン等の紐状の介在体5をSZ交互に巻き付けられている。
【0027】
この光ファイバ心線3に介在体5がSZ交互に巻き付けられた近傍に平行で両脇に配置された例えば0.4mmφの鋼線の導電性体又はアラミドFRP、ガラスFRP等の非導電性体からなる光エレメント用抗張力体7とを例えばポリエチレン、ポリ塩化ビニル、難燃性ポリオレフィンなどの樹脂からなるケーブルシース9で被覆した長尺の光エレメント部11からなると共に前記各光エレメント用抗張力体9を結んだ方向に対して直交した方向の前記介在体5の両側における前記ケーブルシース9の表面にノッチ部13を形成せしめた構造からなっている。
【0028】
さらに、前記光エレメント部11に、例えば1.2mmφの支持線15をシース17で被覆した長尺のケーブル支持線部19が互いに平行に首部21を介して一体化されている。
【0029】
上記構成により、前記光エレメント部11に、支持線15をシース17で被覆した長尺のケーブル支持線部19が互いに平行に首部21を介して一体化されていることにより、光ファイバドロップケーブルとして利用することができると共に、図1における効果と同様の効果を有する。
【0030】
(実施例)
図1、2に示したごとく0.25mmφの素線8本にSZ交互に撚りながら介在体5を300mmピッチで巻き付け、一括でシースした構造の光ファイバケーブル1を試作した。
【0031】
そして、ケーブルの初期光伝送損失を評価した。その結果、表1に示されているように、すべての心線が波長1.55μmで伝送損失が0.25dB/km以下であった。また、製造後の歪みをBOTDRで測定したところ、すべての心線とものび歪みは0.05%以下であった。さらに、機械特性に関しては、側圧・曲げとも表1に示すように良好な結果であった。
【0032】
また、中間口出し性を確認するため、ケーブルの端末以外の部分で、約3mケーブルを裂き、中のファイバを取り出す検証を行った。その結果、介在体5は光ファイバ心線3からきれいにばらけ、光ファイバ心線3と介在体5がからみつくことはなかった。また、介在体5が光ファイバ心線3からばらけることで容易に介在体5を除去することができた。
【0033】
【表1】
Figure 2004233572
また、0.25mmφの素線8本に介在体5をSZ撚りし、その撚りピッチを表2に示すごとく変更させたときの特性、中間口出し性の検証を行った。
【0034】
【表2】
Figure 2004233572
(比較例)
0.25mmφの素線8本に介在体5を縦添えした上記ドロップケーブル8本試作した。その結果、そのうちの2本のケーブルにおいて、ファイバ損失特性で最大0.4dB/kmの損失が見られた。ケーブルを調査し、歪み測定を行った結果、そのロス増ファイバは長手方向に不均一に歪みが加わっていることが確認された。
【0035】
また、0.25mmφの素線8本の周りに介在体5を撚ったケーブルにて中間口出し性を確認した結果、ファイバ取り出し時介在体5の撚りをほどく作業の際にファイバに傷を付ける不具合が生じた。
【0036】
つぎに、光ファイバケーブルの製造方法について説明する。
【0037】
図3には光ファイバケーブル1の製造ラインが示されている。図3においてボビン23から光ファイバ心線3が引き出されると共にボビン25からアラミド繊維からなる介在体5が引き出されて走行し交互撚り装置27に送り込まれる。そして、この交互撚り装置27では図4に示されているように、光ファイバ心線3に前記介在体5が時計方向回りと反時計方向回りの方向に例えば300mmのピッチで撚り方向を交互に反転させて撚られる。
【0038】
その後、押出し機の押出しヘッド29に送り込まれると共にボビン31から引き出された例えば0.4mmφの鋼線からなる光エレメント用抗張力体7が並列に送り込まれると共に例えば難燃ポリエチレンP1が供給されると、この第1押出しヘッド29ではケーブルシース9が一体被覆されて光エレメント部11が得られる。そして、光エレメント部11には押出しヘッド29のダイス部においてノッチ部13が形成される。
【0039】
その結果、図1に示したような光エレメント部11としての光ファイバケーブル1を得ることができる。また、別のダイス部を使用して図3において点線で示したごとく光エレメント用抗張力体7と共にボビン33から引き出された支持線15を前記押出しヘッド29に供給すれば、図2に示したような光ファイバドロップケーブルとしての光ファイバケーブル1をも得ることができる。この場合には、ケーブルシース11がシース17を兼用するものである。
【0040】
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。
【0041】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態の説明から理解されるように、請求項1の発明によれば、前記光ファイバ心線に対して前記介在体が一定間隔で撚り方向をSZ撚り交互に反転させて撚られているから、介在体により光ファイバ心線がきれいに包み込まれる。かつ、中間後分岐時に光ファイバ心線を容易に口出ししすることができる。
【0042】
請求項2の発明によれば、前記光エレメント部に、支持線をシースで被覆した長尺のケーブル支持線部が互いに平行に一体化されていることにより、光ファイバドロップケーブルとして利用することができると共に、請求項1と同様の効果を有する。
【0043】
請求項3の発明によれば、前記介在体のSZ撚りの撚りピッチが100〜500mmの範囲内であるから、より一層、中間後分岐時に光ファイバ心線を容易に口出しすることができる。
【0044】
請求項4の発明によれば、請求項1と同様に、前記光ファイバ心線が前記介在体の周囲に時計方向回りと反時計方向回りの方向に一定間隔で撚り方向を交互に反転させて撚られているから、介在体により光ファイバ心線がきれいに包み込まれる。かつ、中間後分岐時に光ファイバ心線を容易に口出しすることができる。
【0045】
請求項5の発明によれば、前記光エレメント部に、支持線をシースで被覆した長尺のケーブル支持線部が互いに平行に一体化されていることにより、光ファイバドロップケーブルとして利用することができると共に、請求項4と同様の効果を有する。
【0046】
請求項6の発明によれば、前記介在体のSZ撚りの撚りピッチが100〜500mmの範囲内であるから、より一層、中間後分岐時に光ファイバ心線を容易に口出しすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の光ファイバケーブルの断面図である。
【図2】この発明の実施の形態の別の光ファイバケーブルの断面図である。
【図3】光ファイバケーブルを製造する製造ラインを示した図である。
【図4】交互撚り装置で光ファイバ芯線に介在体が巻き付けられる状態を示した図である。
【図5】従来の光ファイバケーブルの断面図である。
【符号の説明】
1 光ファイバケーブル
3 光ファイバ心線
5 介在体
7 エレメント用抗張力体
9 ケーブルシース
11 光エレメント部
13 ノッチ部
15 支持線
17 シース
19 ケーブル支持線部
21 首部
23、25、31、33 ボビン
27 交互撚り装置
29 押出しヘッド

Claims (6)

  1. 複数の光ファイバ素線または単心線からなる光ファイバ心線の周囲に集合した介在体とこの介在体の近傍に平行で両脇に配置された光エレメント用抗張力体とをケーブルシースで被覆した長尺の光エレメント部からなると共に前記各光エレメント用抗張力体を結んだ方向に対して直交した方向の前記介在体の両側における前記ケーブルシースの表面にノッチ部を形成せしめた構造の光ファイバケーブルにおいて、前記光ファイバ心線に対して前記介在体が一定間隔で撚り方向をSZ撚り交互に反転させて撚られていることを特徴とする光ファイバケーブル。
  2. 前記光エレメント部に、支持線をシースで被覆した長尺のケーブル支持線部が互いに平行に一体化されていることを特徴とする請求項1記載の光ファイバケーブル。
  3. 前記介在体のSZ撚りの撚りピッチが100〜500mmの範囲内であることを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバケーブル。
  4. 複数の光ファイバ素線または単心線からなる光ファイバ心線と介在体とを送り出して光ファイバ心線に対して前記介在体がSZ撚り交互に反転させて撚られた後、これに対して鋼線あるいは非導電性の光エレメント用抗張力体を隣接させないで同時に押出しヘッドに送り出し熱可塑性樹脂によりケーブルシースとして被覆せしめると共に前記各光エレメント用抗張力体を結んだ方向に対して直交した方向の前記介在体の両側における前記ケーブルシースの表面にノッチ部を形成せしめて長尺の光エレメント部を製造することを特徴とする光ファイバケーブルの製造方法。
  5. 複数の光ファイバ素線または単心線からなる光ファイバ心線と介在体とを送り出して光ファイバ心線に対して前記介在体がSZ撚り交互に反転させて撚られた後、これに対して鋼線あるいは非導電性の光エレメント用抗張力体を隣接させないで同時に押出しヘッドに送り出し熱可塑性樹脂によりケーブルシースとして被覆せしめると共に前記各光エレメント用抗張力体を結んだ方向に対して直交した方向の前記介在体の両側における前記ケーブルシースの表面にノッチ部を形成せしめて長尺の光エレメント部とし、この光エレメント部に、支持線を押出しヘッドに送り込んで前記シースで被覆した長尺のケーブル支持線部が互いに平行に一体化されて光ファイバドロップケーブルを製造することを特徴とする光ファイバケーブルの製造方法。
  6. 前記介在体のSZ撚りの撚りピッチが100〜500mmの範囲内であることを特徴とする請求項4又は5記載の光ファイバケーブルの製造方法。
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CN107741619A (zh) * 2017-11-30 2018-02-27 长飞光纤光缆股份有限公司 一种光缆着色二套一体化连续生产线

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