JP2004233215A - 合流サポート装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定の相手との合流を前提とせずに行動しているグループのメンバー同士等の合流をサポートできる合流サポート装置を提供すること。
【解決手段】本発明の合流サポート装置は、ネットワーク4を介して接続された移動体用端末を所持する複数のメンバーに移動体用端末1、2、3を介して情報を伝達しメンバーの合流をサポートする装置6であって、合流可能な他のメンバーを検索する検索手段と、合流可能なメンバーが検出されたとき、合流可能なメンバーが所持する移動体用端末と一のメンバーが所持する移動体用端末に一のメンバーの情報と合流可能な他のメンバーの情報とを伝達する情報伝達手段とを備え、検索手段は合流可能な複数のメンバーを検索するための検索条件の登録を事前に受けて保存し検索条件が成立すると合流可能な複数のメンバーの検索を自動的に行う機能を備えていること。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、合流サポート装置および方法に関し、より詳細には、特定の相手との合流を前提とせずに行動しているメンバーが合流することをサポートする合流サポート装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
異なった出発地から同じ目的地に向かう複数の車両を最適な合流地点に案内するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2001−243596号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなシステムは、特定の相手との合流を前提に行動している複数の人(車両)を最適な合流地点に導くものであるため、特定の相手との合流を前提とせずに行動しているグループのメンバ同士の合流をサポートすることはできない。
本発明は、特定の相手との合流を前提とせずに行動しているグループのメンバー同士等の合流をサポートできる、合流サポート装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、ネットワークを介して接続され且つ識別可能に登録された移動体用端末を所持する複数のメンバーに前記移動体用端末を介して情報を伝達し、前記メンバーの合流をサポートする合流サポート装置であって、一のメンバーからの指示に基づいて合流可能な他のメンバーを検索する検索手段と、該検索手段によって合流可能なメンバーが検出されたとき、前記検索手段によって検出された前記合流可能なメンバーが所持する移動体用端末と前記一のメンバーが所持する移動体用端末とに、前記一のメンバーの情報と前記合流可能な他のメンバーの情報とをそれぞれ伝達する情報伝達手段と、を備え、前記検索手段は、合流可能な複数のメンバーを検索するための検索条件の登録を事前に受けて保存し、該検索条件が成立すると前記合流可能な複数のメンバーの検索を自動的に行う機能を、さらに、備えていることを特徴とする合流サポート装置が提供される。なお、「移動体用端末を所持する」とは、メンバーが携帯端末電話、PDA等を持っている(あるいは身に付けている)場合のほかに、通信機能付きのナビゲーション装置が取付けられた車両に乗車している場合も含む。
このような構成によれば、予め設定した条件に基づいて自動的に、メンバーの検索が開始され、合流可能なメンバーが検索される。
【0005】
本発明の他の好ましい態様によれば、前記事前に登録される検索条件は、合流目的、日時、および、地域の少なくとも1つである。
本発明の他の好ましい態様によれば、前記検索手段は、前記検索条件毎に、検索対象とするメンバーを登録できる。このような構成によれば、合流目的等の条件に合致したメンバーとの合流がサポートされる。
本発明の他の好ましい態様によれば、前記事前に登録される検索条件は、合流目的および地域であり、前記合流目的に応じて前記地域が設定可能である。
【0006】
本発明の他の好ましい態様によれば、前記検索手段は、前記移動体用端末から当該移動体用端末を所持するメンバーに関する合流サポートは不要である旨の設定を受けることが可能であり、前記合流サポートが不要であると設定した移動体用端末を所持するメンバーを検索の対象から除外する。このような構成によれば、グループのメンバーは、合流を希望しないとき等に、合流に関する情報の伝達は不要である旨の設定を行うことにより、合流サポートから外れることができる。
本発明の他の好ましい態様によれば、前記情報伝達手段が伝達する情報の内容が設定可能である。このような構成によれば、メンバーが構成するグループに応じた情報等の伝達が可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1は本発明の一実施態様の合流サポート装置を含む合流サポートシステムの構成を概略的に示す構成図である。
図1に示されているように、この合流サポートシステムでは、携帯端末(PDA)1または携帯電話2等の移動体用端末が、複数台、ネットワーク4に接続されている。このネットワーク4には、情報センタ6が接続されている。この情報センタ6は、ホストコンピュータと、顧客情報が記憶されている顧客データベースと、合流に関する条件の設定を受けこれらを記憶する合流サポートデータベースと、道路情報および鉄道の時刻表等の交通情報が記憶されている交通情報データベース等を備え、合流サポート装置として機能する。ネットワーク4には、パーソナルコンピュータ8も接続されている。
【0008】
移動体用端末1,2,3は、GPSなどにより現在位置を検出し、この現在位置を情報センタ6に通知することができるように構成されている。本実施形態は移動体用端末が、常時、現在位置を通知する構成であるが、所定時間間隔あるいは情報センタ6からの要求に応答して現在位置を通知する構成でもよい。さらに、移動体用端末1,2,3は、文字等の画像を表示可能な表示画面および入力キーを備えている。
【0009】
この合流サポートシステムは、予め登録されている複数のメンバーに移動体用端末を介して情報を伝達して、メンバーの合流をサポートする合流サポートシステムである。このシステムは、あるメンバーからの指示に応答して合流可能な他のメンバーを検索し、合流をサポートするマニュアルモードの合流サポートと、事前に受け付けて保存していた、合流可能な複数のメンバーを検索するための検索条件が成立すると、この条件に基づいて合流可能な複数のメンバーの検索を自動的に行い合流をサポートするオートマチックモードの合流サポートとを行うことができるように構成されている。
【0010】
マニュアルモードの合流サポートでは、例えば、グループのメンバーが、「一緒に食事をする」等の所定の合流目的でグループの他のメンバーと合流したいという合流サポートを要求する信号を、自分の移動体用端末1(または2等)から合流サポート装置として機能する情報センタ6に送信して送信者となる。この要求信号に応答して、情報センタ(合流サポート装置)6が、グループの各メンバーが所持する移動体用端末1,2,3の現在位置等に基づき、他のメンバーが近くにいるか否かを検索し、さらに、発見したメンバーの中に送信者の合流目的に合ったメンバーが存在しているか否かを判定する。そして、該当するメンバーを発見すると、そのメンバーに、合流を希望する送信者が近くにいるとの情報を伝達し、伝達を受けたメンバー(受信者)が送信者と合流することを受諾すれば、合流を受諾する受信者が近くにいるとの情報を含む情報が送信者に伝達される。
【0011】
また、オートマチックモードの合流サポートでは、例えば、予め設定され記憶されていた、日曜の夕方5〜6時などの検索条件が成立すると、設定範囲(例えば、xx駅から2キロの範囲)内に登録されたメンバーが所持する複数の移動体用端末が位置しているか否か等の他の検索条件に基づいて、合流可能なメンバーの検索が自動的に行われ、合流可能な複数のメンバーが発見されると、合流可能なメンバーを発見したとの情報が、合流可能なメンバーの移動体用端末に伝達される。
【0012】
次に、情報センタ6に対して行われる初期設定について説明する。まず、メンバー共通の初期設定について説明する。図2は、このメンバー共通の初期設定時に表示される画面(合流条件設定:メンバー共通設定)を示している。このメンバー共通の初期設定は、合流サポート装置を利用するのに先立って、例えばグループのメンバーの一人がグループを代表して、自宅のパーソナルコンピュータ8等からネットワーク4を介して、合流サポート装置(情報センタ)6に対して行う。なお、この設定を、移動体用端末1,2,3から行うことも可能である。
【0013】
図2に示されているように、本実施態様のメンバー共通の初期設定では、合流サポートの対象となるグループの「メンバー」と、合流目的である「目的&送信メッセージ」と、「合流メンバー検索範囲」と、合流サポートの「終了タイミング」とが設定される。対象となるメンバーは、サークル、クラブ、テニス仲間、会社の同僚、飲み友達など、どのようなグループのメンバーでもよい。
「メンバー」では、合流サポートを利用する各メンバーについて、「○○太郎」などのメンバー名(或いは呼び名)とそのメンバーが所持(携行)する移動体用端末の識別番号(ID)とが関連付けて登録される。識別番号(ID)は、情報センタ6が、合流サポート時に各移動体用端末の位置を特定したとき、各移動体用端末の所持者を特定するとともに、合流に関する情報を通知するために使用するものであり、Eメールアドレス、携帯電話番号等が使用されるのが好ましい。
【0014】
「目的&送信メッセージ設定」では、グループの性質に合わせて、合流目的が自由に設定される。例えば、会社の同僚であり且つ飲み仲間がメンバーであれば、例えば図2に示されているように、合流目的として、「一緒に食事/飲み」、一緒に会社に行くあるいは帰るための「一緒に通勤/帰宅」、車で移動する人に同乗をお願いする「同乗お願い!」、さらに、各メンバーが、自分が利用するときに、その都度、入力する「その他( )」が設定される。この他の設定例としては、「一緒に移動」、「一緒に食事」、「合流」、「位置情報伝達」などがある。また、グループがテニス仲間であれば、「一緒にテニス」(図示せず)という目的が設定されることになる。このように設定された合流目的は、後述するように、グループのメンバーが合流サポートシステムを利用する際、合流目的の選択肢として移動体用端末の表示画面に表示されることになる。
【0015】
さらに、「合流メンバー検索範囲」では、どの範囲にいるメンバーを検索の対象とするかが設定される。図示の例では、標準設定として「3キロ」が設定されている。このように設定することにより、合流サポート時には、発信者が特定した基準地点から3キロ以内のメンバーが、受信者の候補となる。また、本実施態様は、初期設定で、合流目的毎に検索範囲を設定できるように構成され、図2の例では、「一緒に食事/飲み」という合流目的に対しては検索範囲が基準地点から「1キロ」に、「一緒に通勤/帰宅」という合流目的に対しては検索範囲が基準地点から「200メートル」に、「同乗お願い!」という合流目的に対しては検索範囲が基準地点から「5キロ」に設定されている。
【0016】
さらに、「終了タイミング」では、合流サポートをどの時点で終了するかが設定される。図2のように「5分後」と設定すれば、合流サポートの開始後5分間検索を行った後、合流サポートが終了する。この他、「帰宅まで」などの選択肢がある。
【0017】
次に、情報センタ6に対して行われるメンバー毎の初期設定について説明する。図3は、このメンバー毎の初期設定時に表示される画面(合流条件設定:メンバー員)を示している。このメンバー毎の初期設定は、メンバー共通の初期設定で登録されたメンバーの一人一人が、メンバー共通の初期設定後、合流サポート装置を利用するのに先立って、自宅のパーソナルコンピュータ8等からネットワーク4を介して、合流サポート装置6に対して行う設定である。この設定は、移動体用端末1,2,3から行うこともできる。
【0018】
図3に示されているように、本実施態様のメンバー毎の初期設定では、「送信条件」と、「受信条件」とが設定される。「送信条件」とは、そのメンバーが「送信者」となって希望する合流目的にあった他のメンバーを探すときの条件であり、「受信条件」とは、他のメンバーが合流目的にあったメンバーを検索しているとき、どのような条件の検索に応じるか即ちどのような検索の対象となるかを定める条件である。
【0019】
本実施態様では、図3に示されているように、「送信条件」で、「合流開始条件」が、「マニュアル設定でのみ開始」、「マニュアル+自動で開始」および「合流サポートシステムを使用しない」の中から選択される。
「マニュアル設定でのみ開始」は、そのメンバーが移動体用端末1,2,3を使って、合流を望む他のメンバー(受信者)の検索を要求したときに、そのメンバーを送信者とした合流サポートが開始されるマニュアルの送信モードを選択する項目である。
【0020】
また、「マニュアル+自動で開始」は、マニュアルの送信モードに加えて、そのメンバーが予め設定した所定条件(例えば、土曜の18から19時)が、保存され、この条件が成立したときに、そのメンバーを送信者とする合流サポートが自動的に開始されるオートマチックの送信モードを選択する項目である。所定条件は、後述する「自動開始条件設定」の項目で設定される。
さらに、「合流サポートシステムを使用しない」は、そのメンバーが、送信者として合流サポートシステムを使用しないことを選択する項目である。
【0021】
さらに、「自動開始条件」の設定が行われる。「自動開始条件」は、合流サポートを自動的に開始させるための条件であり、上述したように、「合流開始条件」で、「マニュアル+自動で開始」を選択して、オートマチックの受信モードを選択したときに設定することになる。ここで設定された合流開始条件が成立すると、合流サポート装置6が、合流開始条件に基づいて、合流可能なメンバーの検索を自動的に開始する。
【0022】
本実施態様では、図3に「設定1」、「設定2」、「設定3」と示されているように、複数の条件を並列して設定できる。本実施態様では、各設定で、設定者であるメンバーが、「目的設定」、「曜日設定」、「時間設定」、「受信メンバーの設定」、「場所設定」、および、「その他の設定」の各項目を設定し、送信者として開始させる合流サポートの内容(合流可能なメンバーの検索条件)を特定する。
【0023】
目的設定では、「設定1」で希望する合流目的を、単なる合流を目的とした「誰かいない?」、「一緒に食事/飲み」、「一緒に通勤/帰宅」、「同乗お願い!」、および、設定者が任意に設定できる「他( )」から、そのメンバーが希望する合流目的として、択一的に選択する。この画面で例示される合流目的は、基本的には「メンバー共通の初期設定」で設定した合流目的である。
【0024】
また、「曜日設定」、「時間設定」で、合流可能な他のメンバーの検索を開始する「曜日」と「時間」を、そのメンバーが希望する検索開始日時として設定する。合流目的が「一緒に食事/飲み」であれば、例えば、「金曜」の「19時から20時」、合流目的が「一緒に通勤/帰宅」であれば、例えば、「月曜から金曜」の「18時から19時」が設定され、合流目的が「他(テニス)」であれば、例えば、「日曜」の「10時から11時」というように、合流目的に合った曜日、時間が設定されることになる。
【0025】
さらに、「受信メンバーの設定」で、「設定1」に基づく合流サポートで、合流可能なメンバーの検索対象として希望する他のメンバーを設定する。「目的設定」で選択した合流目的に合った他のメンバーを選択するためである。この項目で選択した他のメンバーが、「設定1」に基づくオートマチックの送信モードで合流サポートが行われる際に受信者の候補となる。従って、この「受信メンバーの設定」で選択されなかったメンバーは、「設定1」に基づく合流サポートでは、他の条件に合致していても、合流サポートの対象とはならず、送信者が合流希望者を探しているとの情報は伝達されない。
【0026】
次いで、「場所設定」で、「設定1」に基づくオートマチックモードの合流サポートを行う際、合流可能な他のメンバーを検索する範囲(地域)の中心(基準地点)を、例えば、「○×駅付近」のように設定する。このように設定された基準地点から、「メンバー共通設定」で定められた距離を半径とした範囲が、検索範囲(地域的条件)となる。
【0027】
最後に、「その他の設定」、例えば、「通信機器(携帯電話)がマナーモードではなく且つONのとき」のみ、すなわち、そのメンバーが合流サポートに応答できる状態であるときのみサポートを実行する等の設定を行い、「設定1」の設定を終了する。必要に応じて、「設定1」とは異なった内容の「設定2」以降の設定を行い、送信条件の設定を終了する。
【0028】
次いで、「受信条件」の設定が行われる。本実施態様では、図3に示されているように、「受信条件」の設定で、「合流開始条件」が、「マニュアル設定でのみ受信」、「マニュアル+自動で受信」および「合流サポートシステムを使用しない」の中から選択される。
【0029】
「マニュアル設定でのみ受信」は、そのメンバーが希望するときのみ、送信者が合流者を探しているとの情報の伝達を受ける体制となるマニュアルの受信モードを選択する項目である。この項目を選択すると、移動体用端末を使って受信を希望するとの意志表示を合流サポート装置に対して行っているときにのみ、送信者が合流者を探しているとの情報(合流情報)の伝達を受けることになる。
【0030】
また、「マニュアル+自動で受信」は、マニュアルの受信モードに加えて、所定条件(例えば、土曜の18時から19時)が成立すると、送信者が合流者を探している旨の情報(合流情報)を自動的に受信可能になるオートマチックの受信モードを選択する項目である。この所定条件は、後述する「自動受信条件設定」の項目で設定される。
【0031】
さらに、「合流サポートシステムを使用しない」は、そのメンバーが、受信者として合流サポートに参加しないことを選択する項目である。この項目を選択すると、この項目の選択を解除するまでは、そのメンバーに対して、送信者が合流者を探している旨の情報(合流情報)の伝達は行われず、さらに、他のメンバーに送られる合流情報からこのメンバーに関する情報は削除される。
【0032】
次いで、「自動受信条件」の設定が行われる。「自動受信条件」は、このメンバーが受諾可能な合流の条件であり、「受信条件」で、「マニュアル+自動で開始」によってオートマチックの受信モードを選択したときに設定される。本実施態様では、図3に「設定1」、「設定2」、「設定3」と示されているように、複数の条件を並列して設定できる。本実施態様では、各設定で、各メンバーが、「目的設定」、「曜日設定」、「時間設定」、「受信メンバーの設定」、「場所設定」、および、「その他の設定」の各項目の設定を行う。
【0033】
本実施態様では、「設定1」の「目的設定」で、受諾可能な合流目的を、「メンバーからの送信はすべて受信」「一緒に食事/飲みは受信」、「一緒に通勤/帰宅は受信」、「同乗お願いは受信」、および、設定者が任意に設定できる「他( )」から択一的に選択する。即ち、「一緒に食事/飲み」を選択すると、「一緒に食事/飲み」の合流目的とした合流可能なメンバーの検索対象となる。この画面で表示される合流目的は、基本的にはメンバー共通の初期設定で設定した合流目的である。
【0034】
また、「曜日設定」、「時間設定」では、「設定1」に基づく受信を行う曜日と時間を設定する。合流目的が「一緒に食事/飲み」であれば、例えば、「金曜」の「19時から20時」、合流目的が「一緒に通勤/帰宅」であれば、例えば、「月曜から金曜」の「18時から19時」、合流目的が「他(テニス)」であれば、例えば、「日曜」の「10時から11時」のように、目的に合った日時が選択・設定されることになる。
【0035】
さらに、「受信メンバーの設定」で、「設定1」に基づく受信モードにおいて、合流を受諾するメンバーを、選択し設定する。「目的設定」で選択した目的に合わせて、合流を受諾するメンバー(送信者)を選択するためである。「設定1」に基づくオートマチックの受信モードで合流サポートが行われる際には、この項目で選択したメンバーが合流を受諾する相手となる。
【0036】
次いで、「場所設定」で、「設定1」によるオートマチックの受信モードで合流サポートを受ける際の基準地点を、例えば、「○×駅付近」のように設定する。「曜日設定」、「時間設定」で設定した日時に、この基準地点を中心とした所定範囲内(地域)にいるとき、「設定1」に基づくオートマチックの受信モードの合流サポートを受けることができる。
【0037】
最後に、「その他の設定」、例えば、「通信機器(携帯電話)がマナーモードではなく且つONのとき」のみ、すなわち、そのメンバーが合流サポートに応答できる状態であるときのみサポートを受けるようにするなどの設定を行い、「設定1」の設定を終了する。必要に応じて、「設定1」とは異なった、内容の「設定2」以降の設定を同様に行う。
このように、メンバー共通の合流条件設定と、メンバー毎の合流条件設定とを行い、初期設定が完了する。
【0038】
マニュアルの送信モードでは、上記「自動開始条件設定」で設定した条件と同様の条件を送信毎に設定する。すなわち、合流サポート装置6は、メンバーが、移動体用端末1,2,3を介してマニュアルの送信モードによる合流サポートを受けたい旨の意思表示を行うと、移動体用端末1,2,3の表示画面に、図4ないし図9の画面を順次、表示させ、図3の「自動開始条件設定」に対応した条件設定を行わせる。
【0039】
まず、図4の「合流サポート開始」画面で、合流サポートを受けたい旨の意志を確認し、図5の「目的設定」画面で合流目的を設定させる。次いで、図6の「メンバー設定」画面で検索対象とする他のメンバーを特定させ、図7の「検索範囲」画面で検索する範囲を設定させる。さらに、図8の「終了条件」画面でメンバー検索の終了条件を設定させ、図9の「開始」画面で合流サポート開始の最終確認を行う。図示の例では、図7の「検索範囲」で、マニュアルの送信モードによる合流サポートを受けるメンバーからどの程度の距離を検索範囲とするかを設定させている。また、図8の「終了条件」画面の「○○までいったらOFF」の○○には、場所を入力させる。
また、マニュアルの受信モードの際も、同様の画面を順次、表示させ、受信の条件設定が行われる。
【0040】
次に、図10に沿って、合流サポート装置の動作を説明する。図10は、合流サポート装置6が行う合流サポートの処理内容を示すフローチャートである。
まず、ステップS1で、送信者としてマニュアルの送信モードによる合流サポートを受けることを希望する信号を、メンバーの移動体用端末1,2,3から受信したか否かが判定される。このマニュアルの送信モードの信号は、グループのメンバーが図9の画面で合流サポート開始の意思表示を行ったときに受信される。
【0041】
ステップS1でNOのときには、ステップS2に進み、いずれかのメンバーによって設定された「自動開始条件」の時間的条件が成立しているか否かが判定される。すなわち、いずれかのメンバーが設定した「自動開始条件」の時間的条件(曜日、時間)、例えば、「金曜」の「19時から20時」が成立している否かが判定される。ステップS2でYESのときには、ステップS2で成立した時間的条件を設定したメンバーが設定した他の「自動開始条件」に基づいて、オートマチックモードの合流サポートが行われることになる。
【0042】
このとき、「送信条件」で「自動開始条件」を設定することにより送信者となるメンバーの移動体用端末1,2,3には、図11に示されるようなメッセージを送り、情報送信開始の最終確認を行うのが好ましい。また、これと同様に、「受信条件」で「自動設定条件」を設定し、設定した条件下で受信者となるメンバーの移動体用端末1,2,3には、「自動受信条件設定」で設定した日時になると、図12に示されるようなメッセージが送られ、最終確認が行われるのが好ましい。
【0043】
ステップS1またはステップS2でYESのときには、ステップS3に進み、登録されたメンバーがどこいるかを、各メンバーが所持する移動体用端末1,2,3の現在位置から検出する。さらに、ステップS4に進み、設定されている検索範囲(地域)内に登録されたメンバーが存在するか否かを判定する。
ステップS4でYESのときには、ステップS5に進み、送信者(合流可能なメンバーを探しているメンバー)が複数、存在し、且つ、これら複数の送信者の合流目的が合致し、さらに、これらの送信者が、互いに相手方を、その目的に関する合流希望のメンバーとして設定しているか否かを判定する。ステップS5でYESのときには、ステップS6に進み、各送信者の移動体用端末に、他の送信者がどこにいるかという情報を含む情報を伝達する。
【0044】
また、ステップS5でNOのときには、ステップS7に進み、検索範囲内にいるメンバーの中に、条件が合致しているメンバーがいるか否かを判定する。即ち、所定範囲内にいるメンバーから、合流目的が、送信者の合流目的と一致しているメンバーを抽出し、さらに、抽出されたメンバーと送信者とが、相手をその合流目的に関して合流を希望するメンバーとして設定しているか否かを判定する。
ステップS7でYESのときには、ステップS8に進み、送信者が合流可能な他のメンバーを探しているという合流情報を、受信条件が合致した他のメンバー(受信者)の移動体用端末1,2,3に、例えば図13に示すように、「○○太郎さんが、「一緒に食事/飲み」の目的で、合流したいといっております。現在、○×駅の近くにいます」というメッセージを表示させ、さらに、このメッセージと共に表示された合流を受諾するか否かの選択肢を受信者に選択させ、ステップS9で受信者から合流を受諾するか否かの返答を受ける。
次いで、ステップS10に進み、受信者が合流を受諾するか否かが判定される。ステップS10でYES、即ち、受信者が合流を受諾するときには、ステップS11に進み、送信者に合流を希望している受信者が近くにいる旨の情報と共に、この受信者の位置情報等を伝える。
【0045】
ステップS6およびステップS11の処理を終了すると、ステップS12に進み、情報が伝達された両者間での合流サポートを中止し、リターンする。また、ステップS2、ステップS4、ステップS7及びステップS10でNOのときも、リターンする。
また、所定範囲内で複数の移動体用端末がほぼ同じ位置にあるときには、これらの移動体用端末を所持しているメンバーが一緒に行動していると判定し、これらのメンバー間での合流サポートは行われない。
【0046】
図13に示されているような合流情報に付加されるメッセージ等は、メンバー共通の設定等において、自由に選択することができるのが好ましい。受信者が2以上の場合は、一方の受信者に他方の受信者が発見されている旨を知らせる構成でもよい。
【0047】
本発明は上記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された技術事項の範囲内で種々の変更又は変形が可能である。
例えば、合流目的、開始条件等は、グループ、メンバーに応じて、自由に設定可能である。また、移動体用端末も、PDA、携帯電話等に限定されず、通信機能、位置特定機能、表示機能等の必要な機能を備えた他の携帯型の機器でもよい。
【0048】
また、上記実施態様では、曜日と時間という、時間的条件に基づいて、所定範囲内のメンバー(メンバーが所持する移動体用端末)の検索が行われる構成であるが、地域的条件のみでメンバー(メンバーが所持する移動体用端末)の検索を行う、即ち、時間等に関係なく、所定地域内でメンバー(メンバーが所持する移動体用端末)の検索を行う構成でもよい。
【0049】
【発明の効果】
このように、本発明によれば、特定の相手との合流を前提とせずに行動しているグループのメンバー同士等の合流をサポートできる合流サポート装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の合流サポート装置を含む合流サポートシステムの一実施形態を示す基本構成図である。
【図2】合流サポート装置に対する、メンバー共通の初期設定時に表示される画面の一例を示している。
【図3】合流サポート装置に対する、メンバー毎の初期設定時に表示される画面の一例を示している。
【図4】マニュアルモードの送信用の条件設定時に表示される「合流サポート開始」画面の一例を示している。
【図5】マニュアルモードの送信用の条件設定時に表示される「目的設定」画面の一例を示している。
【図6】マニュアルモードの送信用の条件設定時に表示される「メンバー設定」画面の一例を示している。
【図7】マニュアルモードの送信用の条件設定時に表示される「検索範囲」画面の一例を示している。
【図8】マニュアルモードの送信用の条件設定時に表示される「終了条件」画面の一例を示している。
【図9】マニュアルモードの送信用の条件設定時に表示される「開始」画面の一例を示している。
【図10】合流サポート時に合流サポート装置が行う処理の内容を示すフローチャートである。
【図11】「自動設定条件」に基づいて合流サポート用の送信を開始する際、設定したメンバーの移動体用端末に表示されるメッセージの一例を示している。
【図12】「自動設定条件」に基づいて合流サポート用の受信を開始する際、設定したメンバーの移動体用端末に表示されるメッセージの一例を示している。
【図13】合流条件が一致した受信者の移動体用端末に表示させるメッセージの一例を示している。
【符号の説明】
1:携帯端末(PDA)1
2:携帯電話
3:ナビゲーション装置
4:ネットワーク
6:情報センタ(合流サポート装置)
8:パーソナルコンピュータ

Claims (6)

  1. ネットワークを介して接続され且つ識別可能に登録された移動体用端末を所持する複数のメンバーに前記移動体用端末を介して情報を伝達し、前記メンバーの合流をサポートする合流サポート装置であって、
    一のメンバーの指示に基づいて合流可能な他のメンバーを検索する検索手段と、
    該検索手段によって合流可能なメンバーが検出されたとき、前記検索手段によって検出された前記合流可能なメンバーが所持する移動体用端末と前記一のメンバーが所持する移動体用端末とに、前記一のメンバーの情報と前記合流可能な他のメンバーの情報とをそれぞれ伝達する情報伝達手段と、を備え、
    前記検索手段は、合流可能な複数のメンバーを検索するための検索条件の登録を事前に受けて保存し、該検索条件が成立すると前記合流可能な複数のメンバーの検索を自動的に行う機能を、さらに、備えていること、
    を特徴とする合流サポート装置。
  2. 前記事前に登録される検索条件は、合流目的、日時、および、地域の少なくとも1つである、
    請求項1に記載の合流サポート装置。
  3. 前記検索手段は、前記検索条件毎に、検索対象とするメンバーを登録できる、
    請求項1また2に記載の合流サポート装置。
  4. 前記事前に登録される検索条件は合流目的および地域であり、
    前記合流目的に応じて前記地域が設定可能である、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の合流サポート装置。
  5. 前記検索手段は、前記移動体用端末から当該移動体用端末を所持するメンバーに関する合流サポートは不要である旨の設定を受けることが可能であり、前記合流サポートが不要であると設定した移動体用端末を所持するメンバーを検索の対象から除外する、
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の合流サポート装置。
  6. 前記情報伝達手段が伝達する情報の内容が設定可能である、
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載の合流サポート装置。
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