JP2004232955A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

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JP2004232955A
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JP2003021975A
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Hideo Shiraishi
秀雄 白石
Kazuaki Nakajima
一明 中島
Goro Kayano
悟朗 栢野
Hitoshi Aoki
均史 青木
Junichi Mogi
淳一 茂木
Masaya Matsuoka
雅也 松岡
Naoki Otsuka
直樹 大塚
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】仕切り壁内に配置した冷却器の後方にファンが配置され、冷却器で冷却された冷気を一つのファンによって上部の冷凍室及び下部の冷蔵室へ供給したのち、仕切り壁の前部から吸い込んで冷却器へ帰還する冷凍冷蔵庫では、冷蔵室の冷えすぎ防止のためには、冷蔵室が所定の低温になったとき電動ダンパを閉じて冷蔵室への冷気循環を停止する構成が必要となる。本発明は、冷蔵室の冷えすぎのない、しかも構造の簡素化された冷凍冷蔵庫を提供するものである。
【解決手段】前面開口の本体内が仕切り壁によって上側の冷蔵室と下側の冷凍室に仕切り、仕切り壁内に設置した冷却器の後方に冷蔵室用送風機と冷凍室用送風機を横並びに配置し、冷却器で冷却された冷気を各送風機によって冷蔵室と冷凍室へ供給したのち冷却器へ帰還する冷気循環路を形成し、各送風機は回転軸方向から吸い込んだ冷気を半径方向へ送出する遠心ファンによって構成したこと。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、前面に開口した冷蔵庫本体内が仕切り壁によって上側の冷蔵室と下側の冷凍室に仕切られた冷凍冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
前面に開口した冷蔵庫本体内が仕切り壁によって上部に冷凍室、その下部に冷蔵室が区画された冷凍冷蔵庫がある(例えば、特許文献1)。
【0003】
特許文献1のものは、例えば図5に示されるように、仕切り壁内に蒸発器(冷却器)が設置され、この蒸発器(冷却器)の後方にはファンが配置され、蒸発器(冷却器)で冷却された冷気を一つのファンによって通風路を通って冷凍室及び冷蔵室へ供給したのち、仕切り壁の前部から吸い込んで蒸発器(冷却器)へ帰還する冷気循環路を形成している。そして、コンプレッサとファンは冷凍室の温度によってON、OFF制御される。また、冷蔵室への通風路の出口には電動ダンパを設けて、冷蔵室が所定の低温になったとき電動ダンパを閉じて冷蔵室への冷気循環を停止する構成である。
【0004】
特許文献1のものは、上記のように上部に冷凍室とその下部に冷蔵室を配置した構成であり、冷凍室の温度によってON、OFF制御される一つのファンによって冷凍室及び冷蔵室へ冷気を供給するものであるため、冷蔵室の温度制御には電動ダンパを必要としている。若し、この電動ダンパを設けなければ、ファンが停止しているときには冷却器で冷却された冷気が徐々に冷蔵室へ自然循環して、冷蔵室が冷えすぎる問題が生じる。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−288444号公報(第1〜4頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、特許文献1のように電動ダンパを設けずに冷蔵室の冷えすぎのない冷凍冷蔵庫を提供するものである。このため、仕切り壁によって上部に冷蔵室とその下部に冷凍室を区画し、仕切り壁内に設置された冷却器の後方に冷蔵室用送風機と冷凍室用送風機とを設け、それぞれ冷蔵室及び冷凍室の温度に応じて対応する送風機の運転を制御するようにし、冷蔵室の冷えすぎのない、しかも構造の簡素化された冷凍冷蔵庫を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の冷凍冷蔵庫は、前面に開口した冷凍冷蔵庫本体内が仕切り壁によって上側の冷蔵室と下側の冷凍室に仕切られ、前記仕切り壁内には冷却器が設置され、前記冷却器の後方にはそれぞれ前記冷蔵室及び前記冷凍室の温度に応じて運転制御される冷蔵室用送風機と冷凍室用送風機が横並びに配置され、前記冷却器で冷却された冷気を前記各送風機によって前記冷蔵室及び前記冷凍室へ供給したのち前記仕切り壁の前部から吸い込んで前記冷却器へ帰還する冷気循環路が形成され、前記各送風機は回転軸方向から吸い込んだ冷気を半径方向へ送出する遠心ファンによって構成したことを特徴とする。
【0008】
これによって、送風機の停止期間中に冷却器で冷却された冷気が自然循環によって下方の冷凍室に流入しても、この冷気は冷凍室を冷却するだけで冷蔵室は冷却されないので、冷蔵室の冷えすぎの問題もなくなる。このため、冷蔵室が下方位置に配置された場合に必要であったダンパ装置が不要となり、コストダウンされた構造となる。
【0009】
また、本発明の冷凍冷蔵庫は、前記冷蔵室用送風機と前記冷凍室用送風機を吸い込み口が前方に向いたシロッコファンで構成し、前記冷蔵室用送風機の吹き出し口を上方に向け、前記冷凍室用送風機の吹き出し口を下方に向けて配置したことを特徴とする。これによって、冷蔵室と冷凍室への冷気を供給するダクトの形成が簡素化される。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の冷凍冷蔵庫の実施の形態について説明する。図1は本発明の冷凍冷蔵庫の縦断側面図、図2は本発明の冷凍冷蔵庫本体の正面図、図3は本発明の送風機の一形態の斜視図である。
【0011】
本発明の冷凍冷蔵庫を図に基づき説明する。1は本発明の冷凍冷蔵庫であり、前面に開口した断熱構造の冷凍冷蔵庫本体2内が断熱構造の仕切り壁5によって上側の冷蔵室3と下側の冷凍室4に仕切られ、仕切り壁5内には冷却器6が設置され、冷却器6の後方には冷蔵室用送風機7と冷凍室用送風機8が横並びに配置されている。9は冷蔵室3の前面開口を開閉する断熱扉、10は冷凍室4の前面開口を開閉する断熱扉である。仕切り壁5は、冷蔵室3の底板を形成する上壁5Aと、冷凍室4の天井を形成する下壁5Bと、断熱扉9の内側のパッキング12と断熱扉10の内側のパッキング13が当接する前壁5Cとを構成している。
【0012】
冷却器6は、上壁5Aと下壁5Bとの間に形成された冷却器室に後下がり状態に設置され、冷却器6の除霜水はその下側の露受け皿14で受けてパイプによって、冷凍冷蔵庫本体2の下部に形成した機械室に設置した蒸発皿15によって蒸発させる仕組みである。27は冷媒を圧縮する電動圧縮機であり、この圧縮された高温冷媒は凝縮器28へ入って蒸発皿15を加熱し、その後キャピラリチューブで減圧されて冷却器6で蒸発した後、圧縮機27へ帰還する循環をする。
【0013】
冷蔵室用送風機7と冷凍室用送風機8は、いずれも回転軸方向から吸い込んだ冷気を半径方向へ送出する遠心ファンである。この遠心ファンは、図3に示すように、一方の面に円板22を備えこの円板22の円周に沿って多数の羽23が並列に配置された構成であり、電動機16又は17によって回転するとき、この回転軸方向Yから吸い込んだ冷気を半径方向Wへ送出する形態である。その遠心ファンの一つのタイプがシロッコファンであり、またターボファンと称するタイプもある。
【0014】
この冷蔵室用遠心ファン7と冷凍室用遠心ファン8は、それぞれその周辺をケーシング18、19によって囲まれ、冷蔵室用遠心ファン7のケーシング18の送風出口18Aは、冷蔵室3の背面側に形成したダクト20に連結されている。また、冷凍室用遠心ファン8のケーシング19の送風出口19Aは、冷凍室4へ直接開放するか又は冷凍室4のダクト21に連結されている。冷蔵室用遠心ファン7と冷凍室用遠心ファン8は、それぞれ対応する電動機16、17によって回転される。
【0015】
このように、冷蔵室用送風機7と冷凍室用送風機8を吸い込み口が前方に向いた遠心ファンの一つであるシロッコファンで構成し、冷蔵室用送風機7の吹き出し口となる送風出口18Aを上方に向け、冷凍室用送風機8の吹き出し口となる送風出口19Aを下方に向けて、横並びに配置した構成とすることができる。
【0016】
冷却器6で冷却された冷気は、遠心ファン8によって冷凍室4へ矢印のように循環し、仕切り壁6の前部の吸い込み口24から吸い込まれて冷却器6へ帰還する冷気循環路が形成される。一方、冷却器6で冷却された冷気は、遠心ファン7によってダクト20を通って冷蔵室3の背壁に形成した吹き出し口26から冷蔵室3へ吹き出し、冷蔵室3内を矢印のように循環して仕切り壁6の前部の吸い込み口25から吸い込まれて冷却器6へ帰還する冷気循環路が形成される。
【0017】
冷蔵室3の温度は、冷蔵室3の温度検知センサと制御装置とによって、遠心ファン7の電動機16の運転と停止によって所定の温度範囲に制御される。また、冷凍室4の温度は、冷凍室4の温度検知センサと制御装置とによって、遠心ファン8の電動機17の運転と停止によって所定の温度範囲に制御される。
【0018】
このような構成によって、遠心ファン7又は遠心ファン7と8が停止したときにも、冷却器6で冷却された冷気が自然循環によって下方に移動しても、それは冷凍室4を冷却するだけであるため、冷蔵室3の冷えすぎの問題は生じない。このため、冷蔵室の冷えすぎ防止のダンパ装置が不要となり、コストダウンされた構造となる。また、遠心ファン7と8は横並び配置であるため、冷凍冷蔵庫の奥行きを大きくとる必要がなくなる。
【0019】
また、横並び配置のシロッコファンの吹き出し口18A、19Aをそれぞれ上方と下方とに向けた配置であるため、冷蔵室と冷凍室への冷気を供給するダクトの形成が簡素化される。
【0020】
本発明は、上記実施形態に限定されず、冷凍冷蔵庫の種々の形態に適用でき、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り種々の変更が考えられ、それに係る種々の実施形態を包含するものである。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、遠心ファンが停止したときにも、冷却器で冷却された冷気が自然循環によって下方に移動しても、それは冷凍室を冷却するだけであるため、冷蔵室の冷えすぎの問題は生じない。このため、冷蔵室の冷えすぎ防止のダンパ装置が不要となり、コストダウンされた構造となる。また、二つの遠心ファンは横並び配置であるため、冷凍冷蔵庫の奥行きを大きくとる必要がなく、コンパクトな構造となる。
【0022】
請求項2の発明では、上記効果に加えて、横並び配置のシロッコファンの吹き出し口を上方と下方とに向けた配置であるため、冷蔵室と冷凍室への冷気供給ダクトの形成が簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷凍冷蔵庫の縦断側面である。
【図2】本発明の冷凍冷蔵庫本体の正面図である。
【図3】本発明の送風機の一形態の斜視図である。
【符号の説明】
1……冷蔵庫
2……冷蔵庫本体
3……冷蔵室
4……冷凍室
5……仕切り壁
6……冷却器
7……冷蔵室用送風機(遠心ファン)
8……冷凍室用送風機(遠心ファン)
18A、19A……遠心ファン(シロッコファン)の吹き出し口
24、25……吸い込み口

Claims (2)

  1. 前面に開口した冷凍冷蔵庫本体内が仕切り壁によって上側の冷蔵室と下側の冷凍室に仕切られ、前記仕切り壁内には冷却器が設置され、前記冷却器の後方にはそれぞれ前記冷蔵室及び前記冷凍室の温度に応じて運転制御される冷蔵室用送風機と冷凍室用送風機が横並びに配置され、前記冷却器で冷却された冷気を前記各送風機によって前記冷蔵室及び前記冷凍室へ供給したのち前記仕切り壁の前部から吸い込んで前記冷却器へ帰還する冷気循環路が形成され、前記各送風機は回転軸方向から吸い込んだ冷気を半径方向へ送出する遠心ファンによって構成したことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  2. 前記冷蔵室用送風機と前記冷凍室用送風機を吸い込み口が前方に向いたシロッコファンで構成し、前記冷蔵室用送風機の吹き出し口を上方に向け、前記冷凍室用送風機の吹き出し口を下方に向けて配置したことを特徴とする請求項1に記載の冷凍冷蔵庫。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100107678A1 (en) * 2007-04-03 2010-05-06 Chang Joon Kim Refrigerator and a control method for the same
CN110094924A (zh) * 2018-01-31 2019-08-06 日立空调·家用电器株式会社 冰箱

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