JP2005345065A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】食品保存に適した恒温高湿状態で冷却を行いつつ、食品投入時などに庫内温度が上昇したときには、庫内温度を急速に下げることができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
【解決手段】冷蔵室6及び野菜室7庫内を構成する内箱1と内箱1の後壁に沿って配置された平板状の冷蔵室蒸発器13と冷蔵室蒸発器13を覆う化粧板16と、冷却ファン17とを備え、前記内箱1と化粧板16の間に冷蔵室蒸発器13を設置し、冷蔵室蒸発器13と内箱1及び冷蔵室蒸発器13と化粧板16との間を冷気循環風路としたことにより、冷却ファン17を適宜運転して、冷蔵室蒸発器13の前面及び後面の両面に冷気を通過させる冷気循環風路が確保でき、冷却面積の拡大及び冷気循環風量の増大が可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】冷蔵室6及び野菜室7庫内を構成する内箱1と内箱1の後壁に沿って配置された平板状の冷蔵室蒸発器13と冷蔵室蒸発器13を覆う化粧板16と、冷却ファン17とを備え、前記内箱1と化粧板16の間に冷蔵室蒸発器13を設置し、冷蔵室蒸発器13と内箱1及び冷蔵室蒸発器13と化粧板16との間を冷気循環風路としたことにより、冷却ファン17を適宜運転して、冷蔵室蒸発器13の前面及び後面の両面に冷気を通過させる冷気循環風路が確保でき、冷却面積の拡大及び冷気循環風量の増大が可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は冷蔵室を平板状蒸発器で冷却する冷蔵庫に関するものである。
従来、この種の冷蔵庫は一般に圧縮機、絞り弁、蒸発器を順次に接続し、これに冷媒を循環させることで冷凍サイクルが構成されている。そして、この冷凍サイクルの蒸発器で冷蔵室内を冷却するのであるが、その冷却方式には、間冷式と直冷式がある。間冷式は、蒸発器で冷却された冷気を冷却ファンで冷蔵室に供給し、この冷気を循環させることによって冷蔵室内を冷却する方式である。
一方、直冷式は、蒸発器で冷蔵室の壁面を冷却し、冷却されたこの壁面からの輻射冷却で冷蔵室内を冷却する方式である(例えば、特許文献1参照)。
図6は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫を示すものである。図6に示すように、内箱101と外箱102との間に断熱材103が充填された断熱箱体104によって構成された冷蔵庫105を示している。冷蔵庫105は上から冷蔵室106、野菜室126、第1冷凍室107、第2冷凍室108を有しており、前面は開閉扉109となっている。
冷蔵室106と野菜室126は冷蔵室仕切り板127によってそれぞれ仕切られると共に、野菜室126と第1冷凍室107は断熱箱体104と同一構成の断熱仕切壁110によって仕切られている。
冷蔵室106と野菜室126の内箱101を構成する、上下、左右、後の壁面には、壁面に接して冷却パイプ128(蒸発器)が配置され、庫内は冷却パイプ128によって冷却される複数(天井、左右、後壁等)の冷却壁面を有する構成となっている。第2冷凍室内108には冷却ファン116と冷凍室蒸発器117が配置されている。
図7は冷凍サイクルを示しており、128は冷却パイプ、117は冷凍室蒸発器を示しており、圧縮機118から吐出された冷媒は、点線で示すが如く凝縮器119、三方弁120を通過した後、第1キャピラリチューブ121で減圧されて、冷却パイプ128(蒸発器)に入り、再び圧縮機118に戻る第1冷凍サイクルが構成される。また、圧縮機118から吐出された冷媒は、実線で示す如く凝縮器119を通り、三方弁120によって冷媒流露が切替えられ、第2キャピラリチューブ122で減圧されて、冷凍室蒸発器117に入り、再び、圧縮機118に戻る第2冷凍サイクルが構成される。冷媒は、冷却パイプ128又は冷凍室蒸発器117を通過するときの蒸発潜熱によって冷却され、冷却パイプ128にあっては内箱101の壁面を冷却する。
また、図6に示すように冷蔵室106の庫内側となる後壁の内箱101壁面には、冷気ダクト129が配置され、冷気ダクト129の上方には冷蔵用の冷却ファン115が配置されている。
以上のように構成された冷蔵庫において、以下その動作、作用について説明する。
圧縮機118の運転により、冷却パイプ128又は冷凍室蒸発器117に冷媒が流れることで、庫内の冷却が行なわれる。まず、冷蔵室106側にあっては、冷却パイプ128によって内箱101の壁面が直接冷却され上下、左右、後壁が冷却壁面となる。この時、庫内温度が設定範囲内で安定している時は、冷却ファン115を停止し、冷却壁面による冷却を行なう。
次に、食品を投入し庫内温度が上昇した時には、冷却ファン115を運転し、冷気ダクト129を介して冷気を循環させて庫内の冷却を行い、庫内温度を下げる。また、冷却ファン115の運転後、庫内が設定温度に達したときには、冷却ファン115を停止し、冷却壁面のみによる冷却に戻る。第2冷凍室108内の冷凍室蒸発器117にあっては、冷却ファン116によって冷凍室蒸発器117を通過する空気を冷却し、第1冷凍室107及び第2冷凍室108内の独立した冷却が可能となっている。
特開2000−28257号公報
しかしながら、上記のような構成では冷却された冷却パイプが内箱に熱伝導する際にロスが発生し、また、内箱表面に限った冷却面積しか確保できないため、庫内に温かい食品等の非常に大きな負荷が入ったときの冷却能力が不足するという課題を有していた。
本発明は上記課題を解決するもので、冷却ファンを適宜運転することで食品保存に適した恒温高湿状態で冷却を行いつつ、大きな負荷が投入された場合でも冷却パイプからの熱伝導する際のロスが発生しにくく、必要な冷却能力が不足することのない冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、冷蔵室及び野菜室庫内を構成する内箱と内箱の後壁に沿って配置された平板状の冷蔵室蒸発器と冷蔵室蒸発器を覆う化粧板と、冷却ファンとを備え、前記内箱と化粧板の間に冷蔵室蒸発器を、冷蔵室から野菜室までの間に設置し、前記冷蔵室蒸発器と内箱及び冷蔵室蒸発器と化粧板との間を冷気循環風路としたものである。
これによって、冷却ファンを適宜運転して、冷蔵室蒸発器の前面及び後面の両面に冷気を通過させる冷気循環風路が確保でき、冷却面積の拡大及び冷気循環風量の増大が可能となる。
本発明の冷蔵庫は、冷蔵室及び野菜室を所定の温度に冷却でき、食品投入時などに庫内温度が上昇した時には、庫内温度を急速に下げることが可能となる。
請求項1に記載の発明は、冷蔵室及び野菜室庫内を構成する内箱と内箱の後壁に沿って配置された平板状の冷蔵室蒸発器と冷蔵室蒸発器を覆う化粧板と、冷却ファンとを備え、前記内箱と化粧板の間に冷蔵室蒸発器を、冷蔵室から野菜室までの間に設置し、前記冷蔵室蒸発器と内箱及び冷蔵室蒸発器と化粧板との間を冷気循環風路としたことにより、冷蔵室蒸発器の前面及び後面の両面に冷気を通過させる冷気循環風路が確保でき、冷却面積の拡大及び冷気循環風量の増大が可能となり、冷蔵室及び野菜室を所定の温度に冷却することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、断熱仕切壁により仕切られた冷蔵室と冷凍室と、冷凍室を冷却する冷凍室蒸発器と、冷気を循環させる冷蔵用の冷却ファンと冷凍用の冷却ファンと、各検出温度と設定温度の差から圧縮機及び冷却ファンの回転数を可変する制御手段とを備え、前記冷蔵用の冷却ファンを適宜運転することにより、冷蔵室および野菜室の冷却と冷凍室の冷却をそれぞれの温度帯に合った蒸発温度で交互に運転することが可能となり、冷蔵室と冷凍室をそれぞれの庫内温度に適した温度で冷却できるため、高いサイクル効率を得ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、冷気循環風路内に冷却ファンを設けることにより、冷気循環風路内に冷気を強制的に流すことが可能となり、冷蔵室蒸発器からの熱伝導が飛躍的に向上するとともに冷蔵室蒸発器の冷却面を均一に冷やすことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、冷蔵室庫内を構成する内箱と内箱の後壁に沿って配置された平板状の冷蔵室蒸発器と冷蔵室蒸発器を覆う化粧板とを備え、前記化粧板の一部から庫内に冷気を吐出する孔を設けたことにより、化粧板のあらゆる箇所から冷気を庫内に吐出させるとともに、例えば吐出する冷気の風量の配分を変化させることが可能となり、冷蔵室及び野菜室内の温度分布を良化させ、食品の乾燥に影響を与えずに冷却スピードを上げることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、冷蔵室の天井に天井ダクトを設け、冷蔵室に吐出された冷気の一部を前記天井ダクトに吸い込ませる吸込孔を設けたことにより、天井ダクトをできるだけ冷蔵室の開閉扉側に位置させる(手前に位置させる)ことで、冷蔵室内で冷気が行き届きにくい開閉扉の上部に冷気を流すことができ、冷蔵室内の冷気の流れを均一化し、冷蔵室内の温度分布を良化させることが可能となる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明において、冷蔵室蒸発器の近傍にヒーターを設けることにより、ヒーターを必要な時に適宜通電するこが可能となり、冷蔵室蒸発器に着霜が生じても、これを確実に除霜することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断面図を示すものである。図2は本発明の実施の形態1における冷凍サイクル図である。
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断面図を示すものである。図2は本発明の実施の形態1における冷凍サイクル図である。
図1において、内箱1と外箱2との間に断熱材3が充填された断熱箱体4によって構成された冷蔵庫5を示している。冷蔵庫5は上から冷蔵室6、野菜室7、第1冷凍室8、第2冷凍室9を有しており前面は開閉扉10となっている。冷蔵室6と野菜室7は冷蔵室仕切り板11によってそれぞれ仕切られると共に、野菜室7と第1冷凍室8は断熱箱体4と同一構成の断熱仕切壁12によって仕切られている。
冷蔵室6と野菜室7の内箱1を構成する後壁側に沿って冷蔵室蒸発器13が配置され、冷蔵室蒸発器13は平板状のプレート14に冷却パイプ15が接する形で構成されている。また冷蔵室蒸発器13を覆うように、庫内側に化粧板16が配置され、冷蔵室蒸発器13と化粧板16、及び冷蔵室蒸発器13と内箱1との間、すなわち冷蔵室蒸発器13の前面と後面に空間を設け、冷蔵室6から戻ってくる冷気を熱交換する冷気循環風路を有している。また、冷気循環風路に冷気を流すための冷蔵用の冷却ファン17を有している。なお、冷蔵室蒸発器13の構成は前記構成に限らず、ロールボンドのようなものでも構わない。
第2冷凍室8内には、冷凍用の冷却ファン18と冷凍室蒸発器19が配置されている。
図2は冷凍サイクルを示しており、圧縮機20から吐出された冷媒は、凝縮器21、三方弁22を通過した後、第1キャピラリチューブ23で減圧されて、冷蔵室蒸発器13で蒸発し、再び圧縮機20に戻る第1冷凍サイクルが構成される。また、圧縮機20から吐出された冷媒は、凝縮器21を通り、三方弁22によって冷媒流露が切替えられ、第2キャピラリチューブ24で減圧されて、冷凍室蒸発器19に入り、再び圧縮機20に戻る第2冷凍サイクルが構成される。
また、冷蔵室6、第1冷凍室8、第2冷凍室9内には、それぞれ庫内の温度を検出する温度検出手段(図示せず)を備え、各検出温度と設定温度の差から圧縮機20及び冷却ファン17、18の回転数を可変する制御手段(図示せず)を備えている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
まず、圧縮機20の運転により、冷蔵室蒸発器13又は冷凍室蒸発器19に冷媒が流れることで、庫内の冷却が行われる。すなわち、第1冷凍サイクル中に、冷蔵室6、野菜室7側にあっては、冷蔵室蒸発器13が冷却面となり、冷却ファン17を運転することにより、冷蔵室蒸発器13を通過する際に熱交換した冷気が冷蔵室6内に吐出され、冷蔵室6を冷却する。なお、冷却ファン17はこの第1冷凍サイクル中に設定温度に達するまで運転する。一方、冷凍室蒸発器19側にあっては、冷却ファン18によって冷気が庫内を循環し、第1冷凍室8及び第2冷凍室9内の冷却が行われる。なお、冷却ファン18は、この第2冷凍サイクル中に設定温度に達するまで運転する。
このように本実施の形態1の冷蔵庫は、冷蔵室蒸発器13の前後両面に冷気を通過させることから、冷蔵室蒸発器13の前面及び後面の両面に冷気を通過させる冷気循環風路が確保でき、冷却面積の拡大及び冷気循環風量の増大が可能となり、食品投入時などに庫内温度が上昇した時には、庫内温度を急速に下げることができる。
また、圧縮機20の回転数や冷却ファン17、18の回転数をそれぞれ可変制御して、冷蔵室6と第1冷凍室8及び第2冷凍室9を交互に冷却するので、それぞれの温度帯に合った蒸発温度となり、それぞれの冷却時には高いサイクル効率が実現できる。
さらに、内箱1と内箱1の後壁に沿って配置された冷蔵室蒸発器13と冷蔵室蒸発器13を覆う化粧板16とを備え、前記化粧板16の一部から庫内に冷気を吐出する孔25を設けることにより、化粧板16のあらゆる箇所から冷気を庫内に吐出させるとともに、例えば吐出する冷気の風量配分を変化させることが可能となり、冷蔵室6内の温度分布を良化させ、食品の乾燥に影響を与えずに冷却スピードを上げることができる。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2における冷蔵庫の断面図を示すものである。
図3は本発明の実施の形態2における冷蔵庫の断面図を示すものである。
図3において、化粧板16と内箱1と冷蔵室6、野菜室7内の冷気を循環する冷却ファン17を設け、冷却ファン17は化粧板16と内箱1との間の冷気循環風路内に構成される。なお、冷凍サイクルの動作は実施の形態1と同じため省略する。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
冷却ファン17は、前記第1冷凍サイクル中に運転し、化粧板16と内箱1との間の冷気循環風路を通り、冷蔵室蒸発器13の前後両面を通過する際に、冷気が熱交換されて冷蔵室6内に吐出し、冷蔵室6内を冷却する。
このように本実施の形態2の冷蔵庫では、冷気循環風路内にある冷蔵室蒸発器13に冷気を強制的に流すことが可能となり、冷蔵室蒸発器13からの熱伝導が飛躍的に向上するとともに、冷蔵室蒸発器13の冷却面を均一に冷やすことができる。
(実施の形態3)
図4は、本実施の形態3における冷蔵庫の断面図である。実施の形態1と同じ構成の部位は説明を省略する。
図4は、本実施の形態3における冷蔵庫の断面図である。実施の形態1と同じ構成の部位は説明を省略する。
図4において、冷蔵室6の内箱1の後壁側に沿って冷蔵室蒸発器13が配置され、また冷蔵室蒸発器13を覆うように、庫内側に化粧板16が配置され、冷蔵室蒸発器13と化粧板16、及び冷蔵室蒸発器13と内箱1との間、すなわち冷蔵室蒸発器13の前面と後面に空間を設け、冷蔵室6から戻ってくる冷気を熱交換する冷気循環風路を有している。前記天井ダクト26は化粧板16と連結するような形で構成され、天井ダクト26の前面、すなわち、開閉扉10側に冷蔵室6内の冷気を吸い込む吸込孔27を設置している。冷却ファン17は冷蔵室蒸発器13の上方に設置されている。なお、冷凍サイクルは実施の形態1と同じため省略する。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用について説明する。
冷蔵室6内に吐出された冷気は、図3の矢印に示すが如く、開閉扉10に沿って天井ダクト26まで上昇していく。次に、天井ダクト26の吸込孔27から吸い込まれ、冷却ファン17を通過し冷蔵室蒸発器13で熱交換され、再び冷気として冷蔵室6内に吐出される。
このように本実施の形態3の冷蔵庫は、冷蔵室6の内箱1の天井側に天井ダクト26を取り付け、冷蔵室6に吐出された冷気の一部を前記天井ダクト26から吸い込む吸込孔27をできるだけ冷蔵室6の開閉扉10側に位置させる(手前に位置させる)ことで、冷蔵室6内で冷気が行き届きにくい開閉扉10の上部に冷気を流すことができ、冷蔵室6内の冷気の流れを均一化し、温度分布を良化させることが可能となる。
(実施の形態4)
図5は、本発明の実施の形態4における冷蔵庫の断面図を示すものである。
図5は、本発明の実施の形態4における冷蔵庫の断面図を示すものである。
図5において、冷蔵室6を形成する内箱1表面にヒーター28を設け、冷蔵室蒸発器13の近傍に位置するように構成している。ヒーター28の位置は例えば、内箱1の断熱箱体4側の表面に貼り付けるといったもので構成される。なお、冷凍サイクルの動作は実施の形態1と同じため省略する。
以上のように構成された冷蔵庫について以下その動作、作用を説明する。
第1冷凍サイクル中に冷蔵室蒸発器13を冷却し、その冷気を冷蔵室6内に吐出する。その際に開閉扉10が頻繁に開閉されて絶対湿度の高い外部の空気が大量に流入したような時に、冷蔵室蒸発器13に結露、着霜を生じる可能性がある。このような場合には、次の第2冷凍サイクル中、すなわち冷蔵室蒸発器13が冷却されていないときに、ヒーター28を通電して冷蔵室蒸発器13の除霜を行なう。
このように本実施の形態4の冷蔵庫では、冷蔵室蒸発器13の近傍にヒーター28を設けることにより、ヒーター28を必要な時に適宜通電するこが可能となり、冷蔵室蒸発器13に着霜が生じても、これを確実に除霜することができる。
以上のように本発明にかかる冷蔵庫は、冷却ファンを適宜運転して、冷蔵室蒸発器の前面及び後面の両面に冷気を通過させる冷気循環風路が確保でき、冷却面積の拡大及び冷気循環風量の増大が可能となり、食品投入時などに庫内温度が上昇した時には、庫内温度を急速に下げることが可能となるので、冷凍機器全般の冷却方式として利用できる。
1 内箱
6 冷蔵室
7 野菜室
12 断熱仕切壁
13 冷蔵室蒸発器
16 化粧板
17 冷却ファン
18 冷却ファン
19 冷凍室蒸発器
25 孔
26 天井ダクト
27 吸込孔
28 ヒーター
6 冷蔵室
7 野菜室
12 断熱仕切壁
13 冷蔵室蒸発器
16 化粧板
17 冷却ファン
18 冷却ファン
19 冷凍室蒸発器
25 孔
26 天井ダクト
27 吸込孔
28 ヒーター
Claims (6)
- 冷蔵室及び野菜室庫内を構成する内箱と内箱の後壁に沿って配置された平板状の冷蔵室蒸発器と冷蔵室蒸発器を覆う化粧板と、冷却ファンとを備え、前記内箱と化粧板の間に冷蔵室蒸発器を、冷蔵室から野菜室までの間に設置し、前記冷蔵室蒸発器と内箱及び冷蔵室蒸発器と化粧板との間を冷気循環風路とした冷蔵庫。
- 断熱仕切壁により仕切られた冷蔵室と冷凍室と、冷凍室を冷却する冷凍室蒸発器と、冷気を循環させる冷蔵用の冷却ファンと冷凍用の冷却ファンと、各検出温度と設定温度の差から圧縮機及び冷却ファンの回転数を可変する制御手段とを備え、前記冷蔵用の冷却ファンを適宜運転する請求項1に記載の冷蔵庫。
- 冷気循環風路内に冷却ファンを設けた請求項1または2記載の冷蔵庫。
- 冷蔵室庫内を構成する内箱と内箱の後壁に沿って配置された平板状の冷蔵室蒸発器と冷蔵室蒸発器を覆う化粧板とを備え、前記化粧板の一部から庫内に冷気を吐出する孔を設けた請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- 冷蔵室の天井に天井ダクトを設け、冷蔵室に吐出された冷気の一部を前記天井ダクトに吸い込ませる吸込孔を設けた請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- 冷蔵室蒸発器の近傍にヒーターを設けた請求項1から5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004168205A JP2005345065A (ja) | 2004-06-07 | 2004-06-07 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004168205A JP2005345065A (ja) | 2004-06-07 | 2004-06-07 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005345065A true JP2005345065A (ja) | 2005-12-15 |
Family
ID=35497617
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005345065A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011007959A2 (en) * | 2009-07-15 | 2011-01-20 | Lg Electronics Inc. | Refrigerator |
WO2011007960A2 (en) * | 2009-07-15 | 2011-01-20 | Lg Electronics Inc. | Refrigerator |
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-
2004
- 2004-06-07 JP JP2004168205A patent/JP2005345065A/ja active Pending
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WO2011007960A3 (en) * | 2009-07-15 | 2011-03-31 | Lg Electronics Inc. | Refrigerator |
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