JP2004232658A - サイトグラス - Google Patents
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Abstract
【課題】特に遠心分離機のような内部で処理操作が行われる容器の外壁に備えられるサイトグラス(覗き窓)において、容器内部を照らす照明機構を、徒にスペースを要することなく、また濾液や洗浄液等の付着を生じることなく取付可能とし、コンタミの発生を防ぎつつ容器内部を確実に観察することが可能なサイトグラスを提供する。
【解決手段】内部で処理操作が行われる容器3の外壁に備えられるサイトグラス17であって、この外壁に取り付けられるグラス本体20と、容器3の外側においてこのグラス本体20に臨むように取り付けられてグラス本体20を通して容器3内部を照らす照明機構21とを備える。
【選択図】 図2
【解決手段】内部で処理操作が行われる容器3の外壁に備えられるサイトグラス17であって、この外壁に取り付けられるグラス本体20と、容器3の外側においてこのグラス本体20に臨むように取り付けられてグラス本体20を通して容器3内部を照らす照明機構21とを備える。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠心分離機等の各種機器の容器外壁に備えられるサイトグラス(覗き窓)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このようなサイトグラスを備えた機器として特許文献1には、円周面に濾材を貼着した回転するバスケット内に原液スラリーを給液し、遠心力により濾液と固体ケーキ層に分離する遠心濾過機が記載されている。すなわち、この特許文献1記載の遠心濾過機では、高速回転するバスケットを覆囲するケーシングの扉にランプを有するストロボ発光装置と覗き窓とが取り付けられており、このランプから発光されるストロボ光により、バスケット内を静止画像として上記覗き窓から観察可能としている。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−296899号公報(第2−3頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この特許文献1に記載のような遠心濾過機では、ケーシングの外壁(扉)に、上記覗き窓やランプの他に原液スラリーの供給管や、バスケット円周部に形成されたケーキ層を洗浄する洗浄管、脱液後のケーキを掻き取る掻取ナイフ、およびこの掻取ナイフで掻き取られたケーキを排出する排出シュートなどが装着されることとなる。このため、覗き窓やランプを取り付けるスペースは制限されざるを得ず、ランプからバスケット内の所望の箇所に的確にストロボ光を照射することができなくなったり、ストロボ光が当てられた箇所を覗き窓から明瞭に観察することが困難となったりするおそれがあり、逆にこれら覗き窓やランプの取り付けられるスペースを無理に確保しようとすると、他の供給管や洗浄管、掻取ナイフ、排出シュート等の取り回しが複雑化することが避けられなくなってしまう。
【0005】
しかも、上記特許文献1記載の遠心分離機では、ランプがこの扉を貫通してケーシング内に突出するように設けられおり、このため高速回転するバスケットから飛散した濾液や洗浄液等がこのランプに付着し易く、これによりランプからの発光がバスケット内に十分に行き届かなくなって観察が一層困難となるおそれもある。そして、さらにこうしてランプがケーシング内に突出していると、異なるバッチ間でのランプ周りの洗浄も不十分となり勝ちになり、先のバッチの遠心分離操作において上述のようにランプに付着した濾液や洗浄液が十分に除去されずに、後のバッチの遠心分離操作で分離させられた濾液やケーキに混入してしまい、いわゆるコンタミ(汚染)を生じるという問題がある。しかして、このようなコンタミは、特に薬品を製造する工程等における遠心分離操作においては、たとえ僅かでも許されることはなく、コンタミが生じたバッチは廃棄せざるを得なくなって歩留まりの著しい低下を招く結果となる。
【0006】
本発明は、このような背景の下になされたもので、特に上述の遠心分離機のような内部で処理操作が行われる容器の外壁に備えられるサイトグラス(覗き窓)において、上記ランプのような容器内部を照らす照明機構を、徒にスペースを要することなく、また濾液や洗浄液等の付着を生じることなく取付可能とし、コンタミの発生を防ぎつつ容器内部を確実に観察することが可能なサイトグラスを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明は、内部で処理操作が行われる容器の外壁に備えられるサイトグラスであって、上記外壁に取り付けられるグラス本体と、上記容器の外側においてこのグラス本体に臨むように取り付けられて該グラス本体を通して上記容器内部を照らす照明機構とを備えてなることを特徴とする。しかして、本発明のサイトグラスにおいては、このように上記照明機構がサイトグラスのグラス本体の容器外側にあって、このグラス本体を通して照明光が照射されて容器内部が照らされるので、照明機構が容器内部に突出することがなく、従って当該サイトグラスを例えば上述のような遠心分離機の覗き窓に適用した場合に、濾液や洗浄液の付着による照明不良やコンタミが発生することもないとともに、この照明機構はサイトグラスのグラス本体に臨んで取り付けられるため、照明機構専用のスペースを容器外壁に設ける必要がなく、他のスラリーの供給管や洗浄管、掻取ナイフ、あるいは排出シュート等の取り回しも容易とすることができる。従って、このような事情から本発明は、特に上記容器が、内部で被処理物の遠心分離操作が行われる遠心分離機の容器である場合において、より効果的である。
【0008】
ところで、このように照明機構をサイトグラスの容器外側に設けてグラス本体を通して容器内部の照明を行う場合、照明機構から発せられた照明光がこのグラス本体に反射した反射光が観察者の目に入り、容器内部が観察し難くなるおそれが生じる。そこで、そのような場合には、上記グラス本体の容器外側に、上記照明機構の周囲を覆う遮蔽板を取り付け、この遮蔽板によって反射光を遮蔽して観察者の目に反射光が入らないようにするのが望ましい。また、上記照明機構として、光源から延設される光ファイバー、または電源に接続されるLEDを用いれば、これら光源や電源はサイトグラスから離れた位置に配設することができてサイトグラス周りの省スペース化を図ることができ、さらにこの照明機構にストロボ発光機能を備えれば、容器内部での処理操作が上記遠心分離機のような高速回転するバスケットによるものであったりしても、その処理状況を静止画像として的確に観察することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1および図2は、本発明のサイトグラスを上述したような遠心分離機に適用した場合の一実施形態を示すものである。すなわち、この実施形態のサイトグラスを備えた遠心分離機においては、図1に示すように正面側(図1において左側)が開放された箱形をなすケーシング1の該正面に扉2が開閉可能に取り付けられて容器3が形成され、この容器3内に、概略円筒状をなしてその周壁部が濾壁とされ、この濾壁の内周側にフィルタ4が取り付けられたバスケット5が、その軸心を水平かつ上記正面に垂直にして支持されている。
【0010】
ここで、この容器3には、上記ケーシング1背面側(図1において右側)に駆動室6が隣接して設けられ、この駆動室6には、モータ7等の駆動手段の出力軸に伝達部8を介して一端が連結されたスピンドルユニット9が、バスケット5の上記軸心と同軸となるように水平方向に配設されており、このスピンドルユニット9の他端がケーシング1の上記背面を液密かつ気密に貫通してバスケット5に連結されている。そして、上記駆動手段によってスピンドルユニット9がバスケット5とともに軸心回りに回転することにより、バスケット5内に供給されたスラリーの液分(濾液)がフィルタ4およびバスケット5の上記濾壁を通過して固形分と遠心分離させられ、すなわちスラリーが脱水させられて、バスケット5内周の上記フィルタ4上にケーキが形成される。
【0011】
一方、容器3の上記扉2には、当該遠心分離機によって遠心分離操作が施される被処理物としての上記スラリーをバスケット5内に供給するフィードパイプ(供給管)10と、このスラリーから液分が遠心分離された上記ケーキに洗浄液を噴射する洗浄用パイプ(洗浄管)11と、こうして洗浄されたケーキを上記フィルタ4から剥離して掻き取る掻取装置12のスクレイパ(掻取ナイフ)13と、このスクレイパ13によって掻き取られたケーキを機外に排出するケーキシュート14とが、扉2を閉じることによってバスケット5の正面側の開口部から該バスケット5内に挿入されるように設けられている。このうち、上記洗浄用パイプ11はこうしてバスケット5内に挿入された状態で上記軸心と平行とされ、その外周には該軸心方向に等間隔かつ直列に並ぶように多数のノズル孔が設けられていて、これらのノズル孔からバスケット5内周のケーキに向けて洗浄液が噴射させられ、この洗浄液がバスケット5の回転によってケーキ内を通過して遠心分離されることにより、ケーキが洗浄される。
【0012】
また、上記ケーシング1内の上方および下方と上記ケーキシュート14内とには一部図示されないノズル15がそれぞれ複数ずつ配設されており、このノズル15の先端部は多数のノズル孔が開口させられた球状とされていて、これらのノズル15のノズル孔と上記洗浄用パイプ11のノズル孔とから容器3内およびケーキシュート14内に全体的に噴射される洗浄液によって、所定の遠心分離操作後の機内洗浄が行われる。なお、上記ケーシング1の底部には、この機内洗浄の際に噴射された洗浄液や、上記スラリーから分離された濾液、およびケーキを洗浄した洗浄液等の分離液を排出する分離液排出部16が設けられており、機内洗浄の際にはこの分離液排出部16が閉じられて容器3内にバスケット5の下側部分が浸漬される程度の洗浄液が貯留され、バスケット5を回転させることによってその上記濾過部が満遍なく確実に洗浄されるようになされている。また、容器3のケーシング1は、その内部の空間が上記軸心に直交する断面において四角形や五角形、六角形…等の多角形状をなすように形成されていて、機内洗浄の際にバスケット5を回転させることにより、このような断面形状の容器3内に貯留された上記洗浄液が乱流効果によって攪乱されて、一層確実な機内洗浄が行われるようになされている。
【0013】
そして、さらにこのように構成された遠心分離機の容器3を構成する外壁のうち、本実施形態では上記扉2に、当該実施形態のサイトグラス17が取り付けられている。このサイトグラス17は、図2に詳しく示すように、扉2に形成された貫通孔18に取付部材19によって取り付けられるグラス本体20と、このグラス本体20よりも容器3の外側(図2において左側)に配設されて該グラス本体20から容器3内部を臨むように取り付けられる照明機構21とを備えたものであり、この照明機構21から発せられる照明光によって容器3内部が照らし出されることにより、上記バスケット5内に形成されるケーキの状態などがグラス本体20を通して目視により観察可能とされている。
【0014】
ここで、上記グラス本体20は透明なガラスやプラスチックなどにより本実施形態では円板状に形成されるとともに、上記貫通孔18も円形に開口され、また取付部材19は円環状とされ、貫通孔18にグラス本体20が容器3外側から嵌め込まれた上で、その外周部にさらに容器3外側から取付部材19が嵌め込まれて扉2にネジ止めされることにより、グラス本体20は扉2に液密かつ気密に取り付けられ、この取付部材19がなす円環の内周部から容器3内が観察される。また、上記照明機構21は、本実施形態では図示されない光源から延設された光ファイバー22によって構成され、この光ファイバー22の発光端部23が容器3の外側から上記取付部材19の内周部においてグラス本体20の表面に突き当てられた上で、該取付部材19に取り付けられたブラケット24により固定されている。なお、こうして照明機構21として光ファイバー22を用いる場合には、その外周をフレキシブルチューブ等で被覆するのが望ましい。また、この照明機構21の上記光源にはストロボ発光機能が備えられており、スピンドルユニット9と一体回転するバスケット5の回転数に合わせて上記照明光が点滅して発光するようになされている。
【0015】
さらに、グラス本体20の容器3外側の上記表面には、こうして取り付けられた照明機構21の光ファイバー22の上記発光端部23の周囲を覆うように遮蔽板25が取り付けられている。この遮蔽板25は、例えば光ファイバー22の上記発光端部23が挿通可能な孔部26が形成された板状材やシートであって、グラス本体20表面に内部を十分観察可能な面積を残して貼着等により取り付けられる。なお、この遮蔽板25は、照明光の反射を確実に防ぐためには黒色とされるのが望ましい。また、このような遮蔽板25を設ける代わりに、照明機構21の光ファイバー22をグラス本体20に取り付ける上記ブラケット24を、この光ファイバー22の上記発光端部23を覆ってグラス本体20表面に密着するように形成してもよい。
【0016】
従って、このように構成されたサイトグラス17を備えた遠心分離機においては、まず上記照明機構21がグラス本体20の容器3外側に配設されていて、このグラス本体20を通して容器3内部に照明光を照射するようにされているので、容器3内部に照明機構21が突出するようなことがなく、こうして突出した照明機構に濾液や洗浄液が付着することもないため、照明光の照射が不十分となって容器3内部の状態確認が困難となったり、付着した濾液や洗浄液が上述のような機内洗浄によっても十分に除去されずに後の遠心分離操作において被処理物(スラリー)の濾液やケーキにコンタミを生じたりするのを防止することができる。また、上記サイトグラス17では、このように照明機構21がグラス本体20を通して容器3内部を照明するため、照明機構21はグラス本体20と同じ位置に配設されることとなり、すなわち照明機構21を容器3のケーシング1外壁や扉2等においてサイトグラス17と別の位置に設ける必要もなくなって、省スペース化を図ることができ、その分この容器3外壁(扉2)に取り付けられる上記フィードパイプ10、洗浄用パイプ11、掻取装置12、およびケーキシュート14等の配置の自由度が増して、これらの取り回し等をより容易にすることができる。
【0017】
しかも、本実施形態では、このサイトグラス17の備えられる照明機構21として光源から延設された光ファイバー22が用いられており、従って比較的大きなスペースを要する光源を容器3外壁のサイトグラス17周辺とは離れた位置に設けることができるので、一層のサイトグラス17周りの省スペース化を図ることが可能となり、上記フィードパイプ10、洗浄用パイプ11、掻取装置12、およびケーキシュート14等をより容易に配置することが可能となる。なお、本実施形態ではこのように照明機構21として光ファイバー22を用いて、その発光端部23をグラス本体20の表面に突き当てるように取り付けているが、例えばこれに代えて電源に接続されたLEDを発光端部23としてグラス本体20表面に突き当てるように取り付けても、大きなスペースを要する電源をサイトグラス17とは離れた位置に配設することができるので、同様の効果を得ることができる。
【0018】
そして、さらに本実施形態のサイトグラス17では、こうしてグラス本体20の容器3外側の表面に突き当てられた照明機構21の周囲に、上記光ファイバー22の発光端部23の外側を覆うように遮蔽板25が取り付けられており、この発光端部23から照射された照明光がグラス本体20の上記表面に反射した反射光が容器3外部に漏れるのを防ぐことができる。従って、本実施形態によれば、照明機構21をグラス本体20に取り付けたために上記反射光が観察者側に照り返して目に入ることにより容器3内部の視認性が損なわれてしまうような事態を防ぐことができ、照明機構21によって容器3内部のみを明瞭に照らし出して、バスケット5内のケーキの状態等をより確実に把握することが可能となる。さらにまた、本実施形態では、上記照明機構21がストロボ発光機能を備えており、特に容器3内における処理操作が、このような回転するバスケット5による遠心分離操作である場合には、その照射光の点滅を上述のようにこのバスケット5の回転数に合わせることにより、バスケット5が高速で回転していてもその状態を静止画像として観察することができるので、さらに一層確実な内部状態の把握を可能とすることができる。
【0019】
なお、上記の説明ではこのように遠心分離機の容器3における扉2に本実施形態のサイトグラス17を備えた場合について説明したが、例えばケーシング1の外壁など容器3の他の外壁に設けるようにしてもよく、また容器内で各種の操作が行われる遠心分離機以外の各種機器に適用してその容器外壁に取り付けることも勿論可能である。ただし、本発明のサイトグラスは、上述のような事情から、容器内部に照明機構を設けると被処理物の飛散による付着によって様々な課題が惹起される遠心分離機に適用して好適であり、取り分け被処理物としてコンタミを極端に嫌うものを取り扱う場合において特に好適である。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のサイトグラスによれば、照明機構をグラス本体の容器外に取り付けることにより、容器外壁の限られたスペースを有効に利用可能としつつも、照明が不十分となったり後段の処理操作においてコンタミ等の問題が生じたりするのを防止することが可能となり、特に照明機構を容器内部に設けたときには被処理物の飛散による付着が生じ易い遠心分離機に適用して有効である。また、グラス本体の容器外側に遮蔽板を設けることにより、反射光を防止してより視認性の高い観察を図ることができる。さらに、照明機構として光ファイバーやLEDを採用することにより、一層の省スペース化を促すことができ、また照明機構にストロボ発光機能を備えることにより、高速回転するバスケット等の観察も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる遠心分離機の側断面図である。
【図2】図1に示す遠心分離機に備えられた実施形態のサイトグラス17の断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング
2 扉
3 容器
4 フィルタ
5 バスケット
10 フィードパイプ
11 洗浄用パイプ
12 掻取装置
13 スクレイパ
14 ケーキシュート
15 ノズル
17 サイトグラス
20 グラス本体
21 照明機構
22 光ファイバー
25 遮蔽板
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠心分離機等の各種機器の容器外壁に備えられるサイトグラス(覗き窓)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このようなサイトグラスを備えた機器として特許文献1には、円周面に濾材を貼着した回転するバスケット内に原液スラリーを給液し、遠心力により濾液と固体ケーキ層に分離する遠心濾過機が記載されている。すなわち、この特許文献1記載の遠心濾過機では、高速回転するバスケットを覆囲するケーシングの扉にランプを有するストロボ発光装置と覗き窓とが取り付けられており、このランプから発光されるストロボ光により、バスケット内を静止画像として上記覗き窓から観察可能としている。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−296899号公報(第2−3頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この特許文献1に記載のような遠心濾過機では、ケーシングの外壁(扉)に、上記覗き窓やランプの他に原液スラリーの供給管や、バスケット円周部に形成されたケーキ層を洗浄する洗浄管、脱液後のケーキを掻き取る掻取ナイフ、およびこの掻取ナイフで掻き取られたケーキを排出する排出シュートなどが装着されることとなる。このため、覗き窓やランプを取り付けるスペースは制限されざるを得ず、ランプからバスケット内の所望の箇所に的確にストロボ光を照射することができなくなったり、ストロボ光が当てられた箇所を覗き窓から明瞭に観察することが困難となったりするおそれがあり、逆にこれら覗き窓やランプの取り付けられるスペースを無理に確保しようとすると、他の供給管や洗浄管、掻取ナイフ、排出シュート等の取り回しが複雑化することが避けられなくなってしまう。
【0005】
しかも、上記特許文献1記載の遠心分離機では、ランプがこの扉を貫通してケーシング内に突出するように設けられおり、このため高速回転するバスケットから飛散した濾液や洗浄液等がこのランプに付着し易く、これによりランプからの発光がバスケット内に十分に行き届かなくなって観察が一層困難となるおそれもある。そして、さらにこうしてランプがケーシング内に突出していると、異なるバッチ間でのランプ周りの洗浄も不十分となり勝ちになり、先のバッチの遠心分離操作において上述のようにランプに付着した濾液や洗浄液が十分に除去されずに、後のバッチの遠心分離操作で分離させられた濾液やケーキに混入してしまい、いわゆるコンタミ(汚染)を生じるという問題がある。しかして、このようなコンタミは、特に薬品を製造する工程等における遠心分離操作においては、たとえ僅かでも許されることはなく、コンタミが生じたバッチは廃棄せざるを得なくなって歩留まりの著しい低下を招く結果となる。
【0006】
本発明は、このような背景の下になされたもので、特に上述の遠心分離機のような内部で処理操作が行われる容器の外壁に備えられるサイトグラス(覗き窓)において、上記ランプのような容器内部を照らす照明機構を、徒にスペースを要することなく、また濾液や洗浄液等の付着を生じることなく取付可能とし、コンタミの発生を防ぎつつ容器内部を確実に観察することが可能なサイトグラスを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明は、内部で処理操作が行われる容器の外壁に備えられるサイトグラスであって、上記外壁に取り付けられるグラス本体と、上記容器の外側においてこのグラス本体に臨むように取り付けられて該グラス本体を通して上記容器内部を照らす照明機構とを備えてなることを特徴とする。しかして、本発明のサイトグラスにおいては、このように上記照明機構がサイトグラスのグラス本体の容器外側にあって、このグラス本体を通して照明光が照射されて容器内部が照らされるので、照明機構が容器内部に突出することがなく、従って当該サイトグラスを例えば上述のような遠心分離機の覗き窓に適用した場合に、濾液や洗浄液の付着による照明不良やコンタミが発生することもないとともに、この照明機構はサイトグラスのグラス本体に臨んで取り付けられるため、照明機構専用のスペースを容器外壁に設ける必要がなく、他のスラリーの供給管や洗浄管、掻取ナイフ、あるいは排出シュート等の取り回しも容易とすることができる。従って、このような事情から本発明は、特に上記容器が、内部で被処理物の遠心分離操作が行われる遠心分離機の容器である場合において、より効果的である。
【0008】
ところで、このように照明機構をサイトグラスの容器外側に設けてグラス本体を通して容器内部の照明を行う場合、照明機構から発せられた照明光がこのグラス本体に反射した反射光が観察者の目に入り、容器内部が観察し難くなるおそれが生じる。そこで、そのような場合には、上記グラス本体の容器外側に、上記照明機構の周囲を覆う遮蔽板を取り付け、この遮蔽板によって反射光を遮蔽して観察者の目に反射光が入らないようにするのが望ましい。また、上記照明機構として、光源から延設される光ファイバー、または電源に接続されるLEDを用いれば、これら光源や電源はサイトグラスから離れた位置に配設することができてサイトグラス周りの省スペース化を図ることができ、さらにこの照明機構にストロボ発光機能を備えれば、容器内部での処理操作が上記遠心分離機のような高速回転するバスケットによるものであったりしても、その処理状況を静止画像として的確に観察することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1および図2は、本発明のサイトグラスを上述したような遠心分離機に適用した場合の一実施形態を示すものである。すなわち、この実施形態のサイトグラスを備えた遠心分離機においては、図1に示すように正面側(図1において左側)が開放された箱形をなすケーシング1の該正面に扉2が開閉可能に取り付けられて容器3が形成され、この容器3内に、概略円筒状をなしてその周壁部が濾壁とされ、この濾壁の内周側にフィルタ4が取り付けられたバスケット5が、その軸心を水平かつ上記正面に垂直にして支持されている。
【0010】
ここで、この容器3には、上記ケーシング1背面側(図1において右側)に駆動室6が隣接して設けられ、この駆動室6には、モータ7等の駆動手段の出力軸に伝達部8を介して一端が連結されたスピンドルユニット9が、バスケット5の上記軸心と同軸となるように水平方向に配設されており、このスピンドルユニット9の他端がケーシング1の上記背面を液密かつ気密に貫通してバスケット5に連結されている。そして、上記駆動手段によってスピンドルユニット9がバスケット5とともに軸心回りに回転することにより、バスケット5内に供給されたスラリーの液分(濾液)がフィルタ4およびバスケット5の上記濾壁を通過して固形分と遠心分離させられ、すなわちスラリーが脱水させられて、バスケット5内周の上記フィルタ4上にケーキが形成される。
【0011】
一方、容器3の上記扉2には、当該遠心分離機によって遠心分離操作が施される被処理物としての上記スラリーをバスケット5内に供給するフィードパイプ(供給管)10と、このスラリーから液分が遠心分離された上記ケーキに洗浄液を噴射する洗浄用パイプ(洗浄管)11と、こうして洗浄されたケーキを上記フィルタ4から剥離して掻き取る掻取装置12のスクレイパ(掻取ナイフ)13と、このスクレイパ13によって掻き取られたケーキを機外に排出するケーキシュート14とが、扉2を閉じることによってバスケット5の正面側の開口部から該バスケット5内に挿入されるように設けられている。このうち、上記洗浄用パイプ11はこうしてバスケット5内に挿入された状態で上記軸心と平行とされ、その外周には該軸心方向に等間隔かつ直列に並ぶように多数のノズル孔が設けられていて、これらのノズル孔からバスケット5内周のケーキに向けて洗浄液が噴射させられ、この洗浄液がバスケット5の回転によってケーキ内を通過して遠心分離されることにより、ケーキが洗浄される。
【0012】
また、上記ケーシング1内の上方および下方と上記ケーキシュート14内とには一部図示されないノズル15がそれぞれ複数ずつ配設されており、このノズル15の先端部は多数のノズル孔が開口させられた球状とされていて、これらのノズル15のノズル孔と上記洗浄用パイプ11のノズル孔とから容器3内およびケーキシュート14内に全体的に噴射される洗浄液によって、所定の遠心分離操作後の機内洗浄が行われる。なお、上記ケーシング1の底部には、この機内洗浄の際に噴射された洗浄液や、上記スラリーから分離された濾液、およびケーキを洗浄した洗浄液等の分離液を排出する分離液排出部16が設けられており、機内洗浄の際にはこの分離液排出部16が閉じられて容器3内にバスケット5の下側部分が浸漬される程度の洗浄液が貯留され、バスケット5を回転させることによってその上記濾過部が満遍なく確実に洗浄されるようになされている。また、容器3のケーシング1は、その内部の空間が上記軸心に直交する断面において四角形や五角形、六角形…等の多角形状をなすように形成されていて、機内洗浄の際にバスケット5を回転させることにより、このような断面形状の容器3内に貯留された上記洗浄液が乱流効果によって攪乱されて、一層確実な機内洗浄が行われるようになされている。
【0013】
そして、さらにこのように構成された遠心分離機の容器3を構成する外壁のうち、本実施形態では上記扉2に、当該実施形態のサイトグラス17が取り付けられている。このサイトグラス17は、図2に詳しく示すように、扉2に形成された貫通孔18に取付部材19によって取り付けられるグラス本体20と、このグラス本体20よりも容器3の外側(図2において左側)に配設されて該グラス本体20から容器3内部を臨むように取り付けられる照明機構21とを備えたものであり、この照明機構21から発せられる照明光によって容器3内部が照らし出されることにより、上記バスケット5内に形成されるケーキの状態などがグラス本体20を通して目視により観察可能とされている。
【0014】
ここで、上記グラス本体20は透明なガラスやプラスチックなどにより本実施形態では円板状に形成されるとともに、上記貫通孔18も円形に開口され、また取付部材19は円環状とされ、貫通孔18にグラス本体20が容器3外側から嵌め込まれた上で、その外周部にさらに容器3外側から取付部材19が嵌め込まれて扉2にネジ止めされることにより、グラス本体20は扉2に液密かつ気密に取り付けられ、この取付部材19がなす円環の内周部から容器3内が観察される。また、上記照明機構21は、本実施形態では図示されない光源から延設された光ファイバー22によって構成され、この光ファイバー22の発光端部23が容器3の外側から上記取付部材19の内周部においてグラス本体20の表面に突き当てられた上で、該取付部材19に取り付けられたブラケット24により固定されている。なお、こうして照明機構21として光ファイバー22を用いる場合には、その外周をフレキシブルチューブ等で被覆するのが望ましい。また、この照明機構21の上記光源にはストロボ発光機能が備えられており、スピンドルユニット9と一体回転するバスケット5の回転数に合わせて上記照明光が点滅して発光するようになされている。
【0015】
さらに、グラス本体20の容器3外側の上記表面には、こうして取り付けられた照明機構21の光ファイバー22の上記発光端部23の周囲を覆うように遮蔽板25が取り付けられている。この遮蔽板25は、例えば光ファイバー22の上記発光端部23が挿通可能な孔部26が形成された板状材やシートであって、グラス本体20表面に内部を十分観察可能な面積を残して貼着等により取り付けられる。なお、この遮蔽板25は、照明光の反射を確実に防ぐためには黒色とされるのが望ましい。また、このような遮蔽板25を設ける代わりに、照明機構21の光ファイバー22をグラス本体20に取り付ける上記ブラケット24を、この光ファイバー22の上記発光端部23を覆ってグラス本体20表面に密着するように形成してもよい。
【0016】
従って、このように構成されたサイトグラス17を備えた遠心分離機においては、まず上記照明機構21がグラス本体20の容器3外側に配設されていて、このグラス本体20を通して容器3内部に照明光を照射するようにされているので、容器3内部に照明機構21が突出するようなことがなく、こうして突出した照明機構に濾液や洗浄液が付着することもないため、照明光の照射が不十分となって容器3内部の状態確認が困難となったり、付着した濾液や洗浄液が上述のような機内洗浄によっても十分に除去されずに後の遠心分離操作において被処理物(スラリー)の濾液やケーキにコンタミを生じたりするのを防止することができる。また、上記サイトグラス17では、このように照明機構21がグラス本体20を通して容器3内部を照明するため、照明機構21はグラス本体20と同じ位置に配設されることとなり、すなわち照明機構21を容器3のケーシング1外壁や扉2等においてサイトグラス17と別の位置に設ける必要もなくなって、省スペース化を図ることができ、その分この容器3外壁(扉2)に取り付けられる上記フィードパイプ10、洗浄用パイプ11、掻取装置12、およびケーキシュート14等の配置の自由度が増して、これらの取り回し等をより容易にすることができる。
【0017】
しかも、本実施形態では、このサイトグラス17の備えられる照明機構21として光源から延設された光ファイバー22が用いられており、従って比較的大きなスペースを要する光源を容器3外壁のサイトグラス17周辺とは離れた位置に設けることができるので、一層のサイトグラス17周りの省スペース化を図ることが可能となり、上記フィードパイプ10、洗浄用パイプ11、掻取装置12、およびケーキシュート14等をより容易に配置することが可能となる。なお、本実施形態ではこのように照明機構21として光ファイバー22を用いて、その発光端部23をグラス本体20の表面に突き当てるように取り付けているが、例えばこれに代えて電源に接続されたLEDを発光端部23としてグラス本体20表面に突き当てるように取り付けても、大きなスペースを要する電源をサイトグラス17とは離れた位置に配設することができるので、同様の効果を得ることができる。
【0018】
そして、さらに本実施形態のサイトグラス17では、こうしてグラス本体20の容器3外側の表面に突き当てられた照明機構21の周囲に、上記光ファイバー22の発光端部23の外側を覆うように遮蔽板25が取り付けられており、この発光端部23から照射された照明光がグラス本体20の上記表面に反射した反射光が容器3外部に漏れるのを防ぐことができる。従って、本実施形態によれば、照明機構21をグラス本体20に取り付けたために上記反射光が観察者側に照り返して目に入ることにより容器3内部の視認性が損なわれてしまうような事態を防ぐことができ、照明機構21によって容器3内部のみを明瞭に照らし出して、バスケット5内のケーキの状態等をより確実に把握することが可能となる。さらにまた、本実施形態では、上記照明機構21がストロボ発光機能を備えており、特に容器3内における処理操作が、このような回転するバスケット5による遠心分離操作である場合には、その照射光の点滅を上述のようにこのバスケット5の回転数に合わせることにより、バスケット5が高速で回転していてもその状態を静止画像として観察することができるので、さらに一層確実な内部状態の把握を可能とすることができる。
【0019】
なお、上記の説明ではこのように遠心分離機の容器3における扉2に本実施形態のサイトグラス17を備えた場合について説明したが、例えばケーシング1の外壁など容器3の他の外壁に設けるようにしてもよく、また容器内で各種の操作が行われる遠心分離機以外の各種機器に適用してその容器外壁に取り付けることも勿論可能である。ただし、本発明のサイトグラスは、上述のような事情から、容器内部に照明機構を設けると被処理物の飛散による付着によって様々な課題が惹起される遠心分離機に適用して好適であり、取り分け被処理物としてコンタミを極端に嫌うものを取り扱う場合において特に好適である。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のサイトグラスによれば、照明機構をグラス本体の容器外に取り付けることにより、容器外壁の限られたスペースを有効に利用可能としつつも、照明が不十分となったり後段の処理操作においてコンタミ等の問題が生じたりするのを防止することが可能となり、特に照明機構を容器内部に設けたときには被処理物の飛散による付着が生じ易い遠心分離機に適用して有効である。また、グラス本体の容器外側に遮蔽板を設けることにより、反射光を防止してより視認性の高い観察を図ることができる。さらに、照明機構として光ファイバーやLEDを採用することにより、一層の省スペース化を促すことができ、また照明機構にストロボ発光機能を備えることにより、高速回転するバスケット等の観察も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる遠心分離機の側断面図である。
【図2】図1に示す遠心分離機に備えられた実施形態のサイトグラス17の断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング
2 扉
3 容器
4 フィルタ
5 バスケット
10 フィードパイプ
11 洗浄用パイプ
12 掻取装置
13 スクレイパ
14 ケーキシュート
15 ノズル
17 サイトグラス
20 グラス本体
21 照明機構
22 光ファイバー
25 遮蔽板
Claims (5)
- 内部で処理操作が行われる容器の外壁に備えられるサイトグラスであって、上記外壁に取り付けられるグラス本体と、上記容器の外側においてこのグラス本体に臨むように取り付けられて該グラス本体を通して上記容器内部を照らす照明機構とを備えてなることを特徴とするサイトグラス。
- 上記グラス本体の容器外側には、上記照明機構の周囲を覆う遮蔽板が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のサイトグラス。
- 上記照明機構が、光源から延設される光ファイバー、または電源に接続されるLEDであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサイトグラス。
- 上記照明機構がストロボ発光機能を有していることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のサイトグラス。
- 上記容器が、内部で被処理物の遠心分離操作が行われる遠心分離機の容器であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のサイトグラス。
Priority Applications (1)
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Cited By (3)
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DE102005028832A1 (de) * | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Fima Maschinenbau Gmbh | Zentrifugenvorrichtung mit verbesserter Prozessanalysetechnologie |
KR200449187Y1 (ko) | 2009-09-07 | 2010-06-23 | 박이환 | 발광 점검창 부착형 밸브 |
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-
2003
- 2003-01-28 JP JP2003018855A patent/JP2004232658A/ja active Pending
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