JP2004232339A - 駐車設備の運営管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】無人運営における機械式駐車場の破損、車両の破損を未然に回避することを可能とし、また、出庫時に必要な駐車券を車両内に置いたままにすることができない、駐車設備の運営管理システムを提供する。
【解決手段】駐車室内の車両出入口扉を開放状態にする前に、車両の搭乗者による操作盤における入庫前操作を確認する入庫前操作確認ステップを設けている。また、車両出入口扉の閉鎖状態を確認した後に、所定の情報を記録した駐車券を発券するための発券ステップを採用している。
【選択図】 図5
【解決手段】駐車室内の車両出入口扉を開放状態にする前に、車両の搭乗者による操作盤における入庫前操作を確認する入庫前操作確認ステップを設けている。また、車両出入口扉の閉鎖状態を確認した後に、所定の情報を記録した駐車券を発券するための発券ステップを採用している。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、駐車設備の運営管理システムに関し、より特定的には、車両を載置するための複数のパレットが移動可能に設けられた構造を有する駐車設備の運営管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、機械式駐車場の運営コストを削減する観点から、常駐させていた機械式駐車場の操作者(管理人)を不要とする、無人運営形式の機械式駐車場の開発が進められている。
【0003】
下記特許文献1には、機械式駐車場への車両の駐車を希望する運転者が1人でも安全に機械式駐車場を運転することができるように、様々な安全対策が施されている。その結果、不特定の者に対する機械式駐車場の時間貸を可能としている。
【0004】
【特許文献1】
特開平1−318188号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、上記特許文献1に開示される機械式駐車場の運営システムにおいては、入庫しようとする車両を検知した場合には、以下に示すような運転が行なわれている。
【0006】
(i)入庫しようとする車両を検知した場合、所定の事項が記載された駐車券を発券する。
【0007】
(ii)発券機から駐車券が取出されると、機械式駐車場の駐車室内の扉を開放状態にする。
【0008】
しかしながら、上記運営システムにおいては、管理人を常駐させない無人による運営を前提としているため、以下に示すようような問題が挙げられる。
【0009】
(i)発券機から駐車券が取出されると、機械式駐車場の駐車室内の扉が開放状態となるが、機械式駐車場に駐車可能な大きさを超える車両の入庫も可能な状態となるため、機械式駐車場の破損、車両の破損を引き起こすおそれがある。また、駐車室内に入庫可能であっても、機械式駐車場の内部において車両が移動するため、機械式駐車場の内部と車両とが干渉し、その結果、機械式駐車場の破損、車両の破損を引き起こすおそれもある。
【0010】
(ii)駐車室内への入庫動作を行なう前に、出庫時に必要な駐車券が発券されるが、機械式駐車場内への車両の駐車に気を取られ、駐車券を車両内に置いたままにしてしまう。その結果、車両の出庫時に駐車券が無いため、スムーズに車両を出庫させることができない。
【0011】
したがって、この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、この発明の第1の目的は、入庫前に車両の運転者に注意を促すことにより、入庫可能な車両であるか否かを事前に確認させることにより、機械式駐車場の破損、車両の破損を未然に回避することを可能とする、駐車設備の運営管理システムを提供することにある。
【0012】
また、この発明の第2の目的は、出庫時に必要な駐車券を車両内に置いたままにすることができない駐車設備の運営管理システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明に基づいた駐車設備の運営管理システムによれば、車両を載置するための複数のパレットが移動可能に設けられた車両駐車領域と、上記車両駐車領域の近傍に設けられた車両待機領域において車両の有無を検知するための待機車両検知手段と、上記車両駐車領域への車両の入庫操作を行なうための操作盤とを備える、駐車設備の運営管理システムであって、以下の構成を備えることを特徴とする。
【0014】
まず、上記待機車両検知手段により検知された車両の入庫情報に基づき、上記操作盤による駐車設備の車両入庫操作を可能とするための入庫操作可能ステップと、車両の搭乗者による上記操作盤における入庫前操作を確認する入庫前操作確認ステップと、上記入庫操作確認ステップにより車両の搭乗者による入庫操作を確認した後に、上記駐車室内の車両出入口扉を開放状態にする駐車室内扉開放ステップと、上記パレットへの車両の駐車を確認する駐車確認ステップと、車両の搭乗者による上記操作盤における入庫後操作を確認する入庫後操作確認ステップと、上記入庫後操作確認ステップにより車両の搭乗者による上記操作盤における入庫後操作を確認した後、上記駐車室内の車両出入口扉を閉状態にする駐車室内扉閉鎖ステップとを備える。
【0015】
このように、駐車室内の車両出入口扉を開放状態にする前に、車両の搭乗者による操作盤における入庫前操作を確認する入庫前操作確認ステップを設けることにより、たとえば、この入庫前操作において、搭乗者(車両の運転者、同乗者)に車両の長さ、幅、高さ、車両に取り付けられた、ウインチ、キャリア、アンテナ、その他の付属物の有無の確認を事前に行なうことが可能になり、入庫時における車両の機械式駐車場への干渉による機械式駐車場の破損、車両の破損を回避することを可能とする。また、入庫可能な場合であっても、パレットの移動に伴う駐車設備内への干渉による機械式駐車場の破損、車両の破損を回避することを可能とする。
【0016】
また、上記発明において好ましくは、上記駐車室内扉閉鎖ステップにより車両出入口扉の閉鎖状態を確認した後に、所定の情報を記録した駐車券を発券するための発券ステップをさらに備える。
【0017】
これにより、車両の駐車完了後に駐車券が発券されるため、車両の出庫時に必要となる駐車券を車両の中に置き忘れることが無くなり、出庫時にスムーズに車両を出庫させることが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に基づいた実施の形態における駐車設備の運営管理システムについて、図を参照しながら説明する。なお、本実施の形態において、循環式駐車設備の一例として、垂直循環方式の立体駐車設備を挙げているが、多層循環方式、水平循環方式に適用することも可能である。また、昇降形式、平面形式の往復式駐車設備に適用することも可能である。
【0019】
まず、図1から図4を参照して、本実施の形態における垂直循環方式駐車設備の概略構成について説明する。なお、図1は垂直循環方式駐車設備の内部構成を示す模式図であり、図2は垂直循環方式駐車設備の運営管理システムの全体構成を示す図であり、図3は入庫操作盤の外観を示す図であり、図4は発券精算機の外観を示す図である。
【0020】
(垂直循環方式駐車設備100の概略構成)
図1を参照して、この垂直循環方式駐車設備100は、車両を載置するための複数のパレット(後述)が内部において垂直方向に循環移動可能に設けられた車両駐車領域としての搭状建造物1を備えている。この搭状建造物1の際下端部に、車両の入庫および出庫を行なうための駐車室2が設けられている。搭状建造物1の内部においては、上下方向に所定の間隔を隔てて配置されたスプロケット3,3に環状チェーン4が掛けられ、この環状チェーン4には、車両を載置するためのパレット5が吊下げられるケージ6が、所定のピッチで複数取り付けられている。
【0021】
駐車室2の前面側には、開閉装置付き扉7を備えた車両出入口7Aが設けられている。また、駐車室2内には、各種のセンサが設けられており、パレット5に対する車両8の駐車位置、車両寸法、車両の有無、人物等の有無等が確認可能となっている。
【0022】
パレット5への車両8の入庫に関しては、スプロケット3を駆動装置(図示省略)により回転させることで、空状態にある所定のパレット5を駐車室2に位置させ、車両出入口7Aの開閉装置付き扉7を開放状態にして、車両8を前進入庫させことにより行なわれる。
【0023】
(垂直循環方式駐車設備100の運営管理システム)
次に、図2から図4を参照して、垂直循環方式駐車設備100の運営管理システムの概略について説明する。図2に示すように、垂直循環方式駐車設備100は、垂直循環方式駐車設備100を総括して制御するための制御手段11が設けられている。上述した、各種のセンサから得られる情報は、全てこの制御手段11に入力される。
【0024】
車両出入口7Aの近傍に設けられた車両待機領域20には、車両の有無を検知するための待機車両検知手段12としてのループコイル12a,12bが埋設されている。このループコイル12a,12bの近傍には、入庫操作盤14が設けられ、また、車両出入口7Aの近傍には、発券精算機13が設けられている。ループコイル12a,12b、入庫操作盤14、および発券精算機13から得られる情報およびこれらの制御は、発券精算機13に設けられた発券精算機用制御装置(後述)および制御手段11により行なわれる。
【0025】
図3を参照して、入庫操作盤14には、入庫ボタン14aと音声装置14bとが設けられている。また、図示していないが、必要に応じて、ディスプレイを配置することにより、音声だけでなく、文字による案内も可能である。また、タッチパネル付液晶表示部を採用することにより、入庫ボタンを兼用させることも可能である。なお、入庫操作盤14の入庫ボタン14aおよび音声装置14bが設けられる地面からの高さは、運転者が車両から降りることなく、車両に乗ったまま操作することが可能な高さに設けることにより、車両から一度も降りることなく垂直循環方式駐車設備100への駐車を可能とする。
【0026】
図4を参照して、発券精算機13には、発券精算機用制御装置13a、タッチパネル付液晶表示部13b、ホッパ付カード書込装置13c、料金投入口13d、釣銭排出口13e、領収書排出口13f、ホッパ付カード読取装置13g、および音声装置13hが設けられている。
【0027】
(入庫動作)
次に、上記運営管理システムを用いた入庫動作について、図5を参照して説明する。なお、図5は車両の入庫動作を示すフロー図である。また、説明の便宜上、車両の運転者、同乗者等を総称して搭乗者と称して説明する。また、無人運営を前提としていることから、不特定の者の利用である時間貸の場合について説明する。
【0028】
<入庫操作可能ステップ>
まず、搭乗者により車両を車両待機領域20に進入させる。これにより、ループコイル12a,12bが、ループコイル12a→ループコイル12bの順に作動し、車両の入庫動作を検知する(ステップ10:以下、S10と記す。)。
【0029】
次に、ループコイル12a,12bにおける車両の入庫情報に基づき、制御手段11に設けられた入庫操作可能手段により、操作盤14による駐車設備の車両入庫操作を可能とする(S20)。具体的には、音声装置14b(必要に応じてディスプレイを用いた文字表示)により、入庫に際しての注意事項(駐車可能な、車両の長さ、幅、高さ、車両に取り付けられた、ウインチ、キャリア、アンテナ、その他の付属物の有無の確認)をアナウンスし、また、運転者による車両の最終入庫意思を確認するために、入庫ボタン14aを点滅させて、運転者に入庫ボタン14aを押すことを促す。
【0030】
<入庫前操作確認ステップ+空パレット着床ステップ+駐車室内扉開放ステップ>
次に、入庫ボタン14aが押されたことを制御手段11において確認した後、空のパレット5を駐車室2内に着床させ、開閉装置付き扉7を開放状態にする(S30)。また、音声案内、表示案内等により(図示省略)、車両を駐車室2内のパレット5に進入させるアナウンスを行なう(S40)。パレット5に対する車両の駐車位置は、上記した各種のセンサから得られる情報に基づき、運転者に所定の情報がアナウンスされる。
【0031】
<駐車確認ステップ>
次に、パレット5に対する車両の正常駐車位置をセンサ等を用いて確認した後(S50)、運転者に対して、駐車室2内からの退出をアナウンスし、駐車室2内の無人状態をセンサ等を用いて確認する(S60)。
【0032】
<入庫後操作確認ステップ>
次に、入庫後操作として、発券精算機13のタッチパネル付液晶表示部13bに安全確認事項を表示させて、運転者に対して安全確認を再度促し、タッチパネル付液晶表示部13bに表示させた扉7の閉ボタンを押すように音声や表示により促す。これにより、開閉装置付き扉7が閉鎖状態となる(S70)。
【0033】
<発券ステップ>
次に、開閉装置付き扉7の閉鎖状態が確認された後に、発券精算機13に所定の事項が書き込まれた駐車券Cが発券される(S80)。この駐車券Cが発券されることにより、入庫動作は完了する。
【0034】
(出庫動作)
次に、上記運営管理システムを用いた出庫動作について、図6を参照して説明する。なお、図6は、車両の出庫動作を示すフロー図である。
【0035】
<出庫確認ステップ>
発券精算機13のホッパ付カード読取装置13gから駐車券Cを挿入する。駐車券Cに書き込まれた情報が読取られ、発券精算機用制御装置13aにより駐車料金が計算されるとともに、タッチパネル付液晶表示部13bに駐車料金が表示される(S110)。
【0036】
<精算確認ステップ+出庫パレット着床ステップ>
運転者により所定の駐車料金が料金投入口13dから投入されたことを発券精算機用制御装置13aにより確認する(S120)。また、この料金精算の確認情報を、垂直循環方式駐車設備100側の制御手段11入力し、制御手段11により出庫すべき車両を載置したパレット5を駐車室2に着床させる制御を行なう。
【0037】
<開閉装置付き扉の開放ステップ+出庫案内ステップ>
その後、開閉装置付き扉7の開放制御を行ない、さらに、音声案内、表示案内等により(図示省略)、車両を駐車室2から出庫させるアナウンスを行なう(S130)。
【0038】
<開閉装置付き扉の閉鎖ステップ>
次に、駐車室2内の無人状態をセンサ等により確認する(S140)。その後、開閉装置付き扉7の閉鎖制御を行ない、開閉装置付き扉7を閉鎖する(S150)。
【0039】
(作用効果)
以上、本実施の形態においては、駐車室2内の車両出入口扉7を開放状態にする前に、車両8の搭乗者による操作盤14における入庫前操作を確認する入庫前操作確認ステップを設けている。
【0040】
その結果、この入庫前操作において、搭乗者(車両の運転者、同乗者)に車両の長さ、幅、高さ、車両に取り付けられた、ウインチ、キャリア、アンテナ、その他の付属物の有無の確認を事前に行なうことが可能になり、入庫時における車両8の機械式駐車場100への干渉による機械式駐車場100の破損、車両8の破損を回避することを可能とする。また、入庫可能な場合であっても、パレット5の移動に伴う駐車設備内への干渉による機械式駐車場100の破損、車両8の破損を回避することを可能とする。
【0041】
また、本実施の形態においては、さらに、駐車室内扉閉鎖ステップにより車両出入口扉7の閉鎖状態を確認した後に、所定の情報を記録した駐車券Cを発券するための発券ステップを採用している。
【0042】
これにより、車両8の駐車完了後に駐車券Cが発券されるため、車両8の出庫時に必要となる駐車券Cを車両8の中に置き忘れることが無くなり、出庫時にスムーズに車両8を出庫させることが可能となる。
【0043】
なお、上記実施の形態における入庫ステップは、S30において、入庫ボタン14aが押されたことを制御手段11において確認した後、空のパレット5を駐車室2内に着床させる制御を行なっている。しかし、このような制御だけでなく、入庫までの時間短縮の観点から、あらかじめ駐車室2内に空のパレット5を着床させておく制御を行なうことも可能である。
【0044】
また、上記実施の形態においては、時間貸の場合の(入庫動作)、(出庫動作)について説明したが、予め契約された者(月極め、会員制)に対して適用することも可能である。この場合には、予め契約された者であるか否かを判別するために、入庫操作可能ステップにおいて、契約者認識ステップを設ける必要がある。この契約者認識ステップとしては、入庫操作盤において契約カードの挿入、暗証番号の入力等の識別認識情報を判別する手段(ステップ)を設けることにより実現可能となる。
【0045】
また、予め契約された者(月極め、会員制)に対して利用させる場合には、料金の精算については、別納形式とすることも可能である。また、予め契約された者において、料金滞納等がある場合には、駐車制限、出庫制限を設けるステップを採用することも可能である。
【0046】
したがって、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるのではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0047】
【発明の効果】
以上、この発明に基づいた駐車設備の運営管理システムによれば、機械式駐車場の破損、車両の破損を未然に回避することが可能となる。また、出庫時に必要な駐車券を車両内に置いたままにすることがないため、無人運営であってもスムーズな出庫動作を行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における垂直循環方式駐車設備の内部構成を示す模式図である。
【図2】本実施の形態における垂直循環方式駐車設備の運営管理システムの全体構成を示す図である。
【図3】本実施の形態における入庫操作盤の外観を示す図である。
【図4】本実施の形態における発券精算機の外観を示す図である。
【図5】本実施の形態における車両の入庫動作を示すフロー図である。
【図6】本実施の形態における車両の出庫動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 搭状建造物、2 駐車室、3 スプロケット、4 環状チェーン、5 パレット、6 ケージ、7 開閉装置付き扉、7A 車両出入口、5 パレット、8 車両、11 制御手段、12 待機車両検知手段、12a,12b ループコイル、13 発券精算機、13a 発券精算機用制御装置、13b タッチパネル付液晶表示部、13c ホッパ付カード書込装置、13d 料金投入口、13e 釣銭排出口、13f 領収書排出口、13g ホッパ付カード読取装置、13h 音声装置、14 入庫操作盤、14a 入庫ボタン、14b 音声装置、20 車両待機領域、100 垂直循環方式駐車設備。
【発明の属する技術分野】
この発明は、駐車設備の運営管理システムに関し、より特定的には、車両を載置するための複数のパレットが移動可能に設けられた構造を有する駐車設備の運営管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、機械式駐車場の運営コストを削減する観点から、常駐させていた機械式駐車場の操作者(管理人)を不要とする、無人運営形式の機械式駐車場の開発が進められている。
【0003】
下記特許文献1には、機械式駐車場への車両の駐車を希望する運転者が1人でも安全に機械式駐車場を運転することができるように、様々な安全対策が施されている。その結果、不特定の者に対する機械式駐車場の時間貸を可能としている。
【0004】
【特許文献1】
特開平1−318188号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、上記特許文献1に開示される機械式駐車場の運営システムにおいては、入庫しようとする車両を検知した場合には、以下に示すような運転が行なわれている。
【0006】
(i)入庫しようとする車両を検知した場合、所定の事項が記載された駐車券を発券する。
【0007】
(ii)発券機から駐車券が取出されると、機械式駐車場の駐車室内の扉を開放状態にする。
【0008】
しかしながら、上記運営システムにおいては、管理人を常駐させない無人による運営を前提としているため、以下に示すようような問題が挙げられる。
【0009】
(i)発券機から駐車券が取出されると、機械式駐車場の駐車室内の扉が開放状態となるが、機械式駐車場に駐車可能な大きさを超える車両の入庫も可能な状態となるため、機械式駐車場の破損、車両の破損を引き起こすおそれがある。また、駐車室内に入庫可能であっても、機械式駐車場の内部において車両が移動するため、機械式駐車場の内部と車両とが干渉し、その結果、機械式駐車場の破損、車両の破損を引き起こすおそれもある。
【0010】
(ii)駐車室内への入庫動作を行なう前に、出庫時に必要な駐車券が発券されるが、機械式駐車場内への車両の駐車に気を取られ、駐車券を車両内に置いたままにしてしまう。その結果、車両の出庫時に駐車券が無いため、スムーズに車両を出庫させることができない。
【0011】
したがって、この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、この発明の第1の目的は、入庫前に車両の運転者に注意を促すことにより、入庫可能な車両であるか否かを事前に確認させることにより、機械式駐車場の破損、車両の破損を未然に回避することを可能とする、駐車設備の運営管理システムを提供することにある。
【0012】
また、この発明の第2の目的は、出庫時に必要な駐車券を車両内に置いたままにすることができない駐車設備の運営管理システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明に基づいた駐車設備の運営管理システムによれば、車両を載置するための複数のパレットが移動可能に設けられた車両駐車領域と、上記車両駐車領域の近傍に設けられた車両待機領域において車両の有無を検知するための待機車両検知手段と、上記車両駐車領域への車両の入庫操作を行なうための操作盤とを備える、駐車設備の運営管理システムであって、以下の構成を備えることを特徴とする。
【0014】
まず、上記待機車両検知手段により検知された車両の入庫情報に基づき、上記操作盤による駐車設備の車両入庫操作を可能とするための入庫操作可能ステップと、車両の搭乗者による上記操作盤における入庫前操作を確認する入庫前操作確認ステップと、上記入庫操作確認ステップにより車両の搭乗者による入庫操作を確認した後に、上記駐車室内の車両出入口扉を開放状態にする駐車室内扉開放ステップと、上記パレットへの車両の駐車を確認する駐車確認ステップと、車両の搭乗者による上記操作盤における入庫後操作を確認する入庫後操作確認ステップと、上記入庫後操作確認ステップにより車両の搭乗者による上記操作盤における入庫後操作を確認した後、上記駐車室内の車両出入口扉を閉状態にする駐車室内扉閉鎖ステップとを備える。
【0015】
このように、駐車室内の車両出入口扉を開放状態にする前に、車両の搭乗者による操作盤における入庫前操作を確認する入庫前操作確認ステップを設けることにより、たとえば、この入庫前操作において、搭乗者(車両の運転者、同乗者)に車両の長さ、幅、高さ、車両に取り付けられた、ウインチ、キャリア、アンテナ、その他の付属物の有無の確認を事前に行なうことが可能になり、入庫時における車両の機械式駐車場への干渉による機械式駐車場の破損、車両の破損を回避することを可能とする。また、入庫可能な場合であっても、パレットの移動に伴う駐車設備内への干渉による機械式駐車場の破損、車両の破損を回避することを可能とする。
【0016】
また、上記発明において好ましくは、上記駐車室内扉閉鎖ステップにより車両出入口扉の閉鎖状態を確認した後に、所定の情報を記録した駐車券を発券するための発券ステップをさらに備える。
【0017】
これにより、車両の駐車完了後に駐車券が発券されるため、車両の出庫時に必要となる駐車券を車両の中に置き忘れることが無くなり、出庫時にスムーズに車両を出庫させることが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に基づいた実施の形態における駐車設備の運営管理システムについて、図を参照しながら説明する。なお、本実施の形態において、循環式駐車設備の一例として、垂直循環方式の立体駐車設備を挙げているが、多層循環方式、水平循環方式に適用することも可能である。また、昇降形式、平面形式の往復式駐車設備に適用することも可能である。
【0019】
まず、図1から図4を参照して、本実施の形態における垂直循環方式駐車設備の概略構成について説明する。なお、図1は垂直循環方式駐車設備の内部構成を示す模式図であり、図2は垂直循環方式駐車設備の運営管理システムの全体構成を示す図であり、図3は入庫操作盤の外観を示す図であり、図4は発券精算機の外観を示す図である。
【0020】
(垂直循環方式駐車設備100の概略構成)
図1を参照して、この垂直循環方式駐車設備100は、車両を載置するための複数のパレット(後述)が内部において垂直方向に循環移動可能に設けられた車両駐車領域としての搭状建造物1を備えている。この搭状建造物1の際下端部に、車両の入庫および出庫を行なうための駐車室2が設けられている。搭状建造物1の内部においては、上下方向に所定の間隔を隔てて配置されたスプロケット3,3に環状チェーン4が掛けられ、この環状チェーン4には、車両を載置するためのパレット5が吊下げられるケージ6が、所定のピッチで複数取り付けられている。
【0021】
駐車室2の前面側には、開閉装置付き扉7を備えた車両出入口7Aが設けられている。また、駐車室2内には、各種のセンサが設けられており、パレット5に対する車両8の駐車位置、車両寸法、車両の有無、人物等の有無等が確認可能となっている。
【0022】
パレット5への車両8の入庫に関しては、スプロケット3を駆動装置(図示省略)により回転させることで、空状態にある所定のパレット5を駐車室2に位置させ、車両出入口7Aの開閉装置付き扉7を開放状態にして、車両8を前進入庫させことにより行なわれる。
【0023】
(垂直循環方式駐車設備100の運営管理システム)
次に、図2から図4を参照して、垂直循環方式駐車設備100の運営管理システムの概略について説明する。図2に示すように、垂直循環方式駐車設備100は、垂直循環方式駐車設備100を総括して制御するための制御手段11が設けられている。上述した、各種のセンサから得られる情報は、全てこの制御手段11に入力される。
【0024】
車両出入口7Aの近傍に設けられた車両待機領域20には、車両の有無を検知するための待機車両検知手段12としてのループコイル12a,12bが埋設されている。このループコイル12a,12bの近傍には、入庫操作盤14が設けられ、また、車両出入口7Aの近傍には、発券精算機13が設けられている。ループコイル12a,12b、入庫操作盤14、および発券精算機13から得られる情報およびこれらの制御は、発券精算機13に設けられた発券精算機用制御装置(後述)および制御手段11により行なわれる。
【0025】
図3を参照して、入庫操作盤14には、入庫ボタン14aと音声装置14bとが設けられている。また、図示していないが、必要に応じて、ディスプレイを配置することにより、音声だけでなく、文字による案内も可能である。また、タッチパネル付液晶表示部を採用することにより、入庫ボタンを兼用させることも可能である。なお、入庫操作盤14の入庫ボタン14aおよび音声装置14bが設けられる地面からの高さは、運転者が車両から降りることなく、車両に乗ったまま操作することが可能な高さに設けることにより、車両から一度も降りることなく垂直循環方式駐車設備100への駐車を可能とする。
【0026】
図4を参照して、発券精算機13には、発券精算機用制御装置13a、タッチパネル付液晶表示部13b、ホッパ付カード書込装置13c、料金投入口13d、釣銭排出口13e、領収書排出口13f、ホッパ付カード読取装置13g、および音声装置13hが設けられている。
【0027】
(入庫動作)
次に、上記運営管理システムを用いた入庫動作について、図5を参照して説明する。なお、図5は車両の入庫動作を示すフロー図である。また、説明の便宜上、車両の運転者、同乗者等を総称して搭乗者と称して説明する。また、無人運営を前提としていることから、不特定の者の利用である時間貸の場合について説明する。
【0028】
<入庫操作可能ステップ>
まず、搭乗者により車両を車両待機領域20に進入させる。これにより、ループコイル12a,12bが、ループコイル12a→ループコイル12bの順に作動し、車両の入庫動作を検知する(ステップ10:以下、S10と記す。)。
【0029】
次に、ループコイル12a,12bにおける車両の入庫情報に基づき、制御手段11に設けられた入庫操作可能手段により、操作盤14による駐車設備の車両入庫操作を可能とする(S20)。具体的には、音声装置14b(必要に応じてディスプレイを用いた文字表示)により、入庫に際しての注意事項(駐車可能な、車両の長さ、幅、高さ、車両に取り付けられた、ウインチ、キャリア、アンテナ、その他の付属物の有無の確認)をアナウンスし、また、運転者による車両の最終入庫意思を確認するために、入庫ボタン14aを点滅させて、運転者に入庫ボタン14aを押すことを促す。
【0030】
<入庫前操作確認ステップ+空パレット着床ステップ+駐車室内扉開放ステップ>
次に、入庫ボタン14aが押されたことを制御手段11において確認した後、空のパレット5を駐車室2内に着床させ、開閉装置付き扉7を開放状態にする(S30)。また、音声案内、表示案内等により(図示省略)、車両を駐車室2内のパレット5に進入させるアナウンスを行なう(S40)。パレット5に対する車両の駐車位置は、上記した各種のセンサから得られる情報に基づき、運転者に所定の情報がアナウンスされる。
【0031】
<駐車確認ステップ>
次に、パレット5に対する車両の正常駐車位置をセンサ等を用いて確認した後(S50)、運転者に対して、駐車室2内からの退出をアナウンスし、駐車室2内の無人状態をセンサ等を用いて確認する(S60)。
【0032】
<入庫後操作確認ステップ>
次に、入庫後操作として、発券精算機13のタッチパネル付液晶表示部13bに安全確認事項を表示させて、運転者に対して安全確認を再度促し、タッチパネル付液晶表示部13bに表示させた扉7の閉ボタンを押すように音声や表示により促す。これにより、開閉装置付き扉7が閉鎖状態となる(S70)。
【0033】
<発券ステップ>
次に、開閉装置付き扉7の閉鎖状態が確認された後に、発券精算機13に所定の事項が書き込まれた駐車券Cが発券される(S80)。この駐車券Cが発券されることにより、入庫動作は完了する。
【0034】
(出庫動作)
次に、上記運営管理システムを用いた出庫動作について、図6を参照して説明する。なお、図6は、車両の出庫動作を示すフロー図である。
【0035】
<出庫確認ステップ>
発券精算機13のホッパ付カード読取装置13gから駐車券Cを挿入する。駐車券Cに書き込まれた情報が読取られ、発券精算機用制御装置13aにより駐車料金が計算されるとともに、タッチパネル付液晶表示部13bに駐車料金が表示される(S110)。
【0036】
<精算確認ステップ+出庫パレット着床ステップ>
運転者により所定の駐車料金が料金投入口13dから投入されたことを発券精算機用制御装置13aにより確認する(S120)。また、この料金精算の確認情報を、垂直循環方式駐車設備100側の制御手段11入力し、制御手段11により出庫すべき車両を載置したパレット5を駐車室2に着床させる制御を行なう。
【0037】
<開閉装置付き扉の開放ステップ+出庫案内ステップ>
その後、開閉装置付き扉7の開放制御を行ない、さらに、音声案内、表示案内等により(図示省略)、車両を駐車室2から出庫させるアナウンスを行なう(S130)。
【0038】
<開閉装置付き扉の閉鎖ステップ>
次に、駐車室2内の無人状態をセンサ等により確認する(S140)。その後、開閉装置付き扉7の閉鎖制御を行ない、開閉装置付き扉7を閉鎖する(S150)。
【0039】
(作用効果)
以上、本実施の形態においては、駐車室2内の車両出入口扉7を開放状態にする前に、車両8の搭乗者による操作盤14における入庫前操作を確認する入庫前操作確認ステップを設けている。
【0040】
その結果、この入庫前操作において、搭乗者(車両の運転者、同乗者)に車両の長さ、幅、高さ、車両に取り付けられた、ウインチ、キャリア、アンテナ、その他の付属物の有無の確認を事前に行なうことが可能になり、入庫時における車両8の機械式駐車場100への干渉による機械式駐車場100の破損、車両8の破損を回避することを可能とする。また、入庫可能な場合であっても、パレット5の移動に伴う駐車設備内への干渉による機械式駐車場100の破損、車両8の破損を回避することを可能とする。
【0041】
また、本実施の形態においては、さらに、駐車室内扉閉鎖ステップにより車両出入口扉7の閉鎖状態を確認した後に、所定の情報を記録した駐車券Cを発券するための発券ステップを採用している。
【0042】
これにより、車両8の駐車完了後に駐車券Cが発券されるため、車両8の出庫時に必要となる駐車券Cを車両8の中に置き忘れることが無くなり、出庫時にスムーズに車両8を出庫させることが可能となる。
【0043】
なお、上記実施の形態における入庫ステップは、S30において、入庫ボタン14aが押されたことを制御手段11において確認した後、空のパレット5を駐車室2内に着床させる制御を行なっている。しかし、このような制御だけでなく、入庫までの時間短縮の観点から、あらかじめ駐車室2内に空のパレット5を着床させておく制御を行なうことも可能である。
【0044】
また、上記実施の形態においては、時間貸の場合の(入庫動作)、(出庫動作)について説明したが、予め契約された者(月極め、会員制)に対して適用することも可能である。この場合には、予め契約された者であるか否かを判別するために、入庫操作可能ステップにおいて、契約者認識ステップを設ける必要がある。この契約者認識ステップとしては、入庫操作盤において契約カードの挿入、暗証番号の入力等の識別認識情報を判別する手段(ステップ)を設けることにより実現可能となる。
【0045】
また、予め契約された者(月極め、会員制)に対して利用させる場合には、料金の精算については、別納形式とすることも可能である。また、予め契約された者において、料金滞納等がある場合には、駐車制限、出庫制限を設けるステップを採用することも可能である。
【0046】
したがって、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるのではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0047】
【発明の効果】
以上、この発明に基づいた駐車設備の運営管理システムによれば、機械式駐車場の破損、車両の破損を未然に回避することが可能となる。また、出庫時に必要な駐車券を車両内に置いたままにすることがないため、無人運営であってもスムーズな出庫動作を行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における垂直循環方式駐車設備の内部構成を示す模式図である。
【図2】本実施の形態における垂直循環方式駐車設備の運営管理システムの全体構成を示す図である。
【図3】本実施の形態における入庫操作盤の外観を示す図である。
【図4】本実施の形態における発券精算機の外観を示す図である。
【図5】本実施の形態における車両の入庫動作を示すフロー図である。
【図6】本実施の形態における車両の出庫動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 搭状建造物、2 駐車室、3 スプロケット、4 環状チェーン、5 パレット、6 ケージ、7 開閉装置付き扉、7A 車両出入口、5 パレット、8 車両、11 制御手段、12 待機車両検知手段、12a,12b ループコイル、13 発券精算機、13a 発券精算機用制御装置、13b タッチパネル付液晶表示部、13c ホッパ付カード書込装置、13d 料金投入口、13e 釣銭排出口、13f 領収書排出口、13g ホッパ付カード読取装置、13h 音声装置、14 入庫操作盤、14a 入庫ボタン、14b 音声装置、20 車両待機領域、100 垂直循環方式駐車設備。
Claims (2)
- 車両(8)を載置するための複数のパレット(5)が移動可能に設けられた車両駐車領域(1)と、
前記車両駐車領域(1)の近傍に設けられた車両待機領域において車両の有無を検知するための待機車両検知手段(12)と、
前記車両駐車領域(1)への車両(8)の入庫操作を行なうための操作盤(14)とを備える、駐車設備の運営管理システムであって、
前記待機車両検知手段(12)により検知された車両の入庫情報に基づき、前記操作盤(14)による駐車設備の車両入庫操作を可能とするための入庫操作可能ステップと、
車両の搭乗者による前記操作盤(14)における入庫前操作を確認する入庫前操作確認ステップと、
前記入庫操作確認ステップにより車両(8)の搭乗者による入庫操作を確認した後に、前記駐車室(2)内の車両出入口扉(7)を開放状態にする駐車室内扉開放ステップと、
前記パレット(5)への車両の駐車を確認する駐車確認ステップと、
車両(8)の搭乗者による前記操作盤(14)における入庫後操作を確認する入庫後操作確認ステップと、
前記入庫後操作確認ステップにより車両(8)の搭乗者による前記操作盤(14)における入庫後操作を確認した後、前記駐車室(2)内の車両出入口扉(7)を閉状態にする駐車室内扉閉鎖ステップと、
を備える、駐車設備の運営管理システム。 - 前記駐車室内扉閉鎖ステップにより車両出入口扉(7)の閉鎖状態を確認した後に、所定の情報を記録した駐車券(C)を発券するための発券ステップをさらに備える、請求項1に記載の駐車設備の運営管理システム。
Priority Applications (1)
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JP2003022355A JP2004232339A (ja) | 2003-01-30 | 2003-01-30 | 駐車設備の運営管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003022355A JP2004232339A (ja) | 2003-01-30 | 2003-01-30 | 駐車設備の運営管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004232339A true JP2004232339A (ja) | 2004-08-19 |
Family
ID=32951442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003022355A Pending JP2004232339A (ja) | 2003-01-30 | 2003-01-30 | 駐車設備の運営管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004232339A (ja) |
-
2003
- 2003-01-30 JP JP2003022355A patent/JP2004232339A/ja active Pending
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