JP6824695B2 - 機械式駐車場 - Google Patents
機械式駐車場 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6824695B2 JP6824695B2 JP2016214189A JP2016214189A JP6824695B2 JP 6824695 B2 JP6824695 B2 JP 6824695B2 JP 2016214189 A JP2016214189 A JP 2016214189A JP 2016214189 A JP2016214189 A JP 2016214189A JP 6824695 B2 JP6824695 B2 JP 6824695B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boarding
- vehicle
- management
- alighting room
- storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
Description
実施の形態はこのような着想に基づき創出されたもので、以下にその具体的な構成を説明する。
また、第1、第2などの序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、この用語によって構成要素が限定されるものではない。
図1は、本実施の形態に係る機械式駐車場100の正面図である。図2は乗降室12の出入口の周辺を示す側面図である。図3は機械式駐車場100の構成を示すブロック図である。図3は実施の形態を説明する上で重要ではない要素の一部を省略して表示している。実施の形態に係る機械式駐車場100は、乗降室12に進入した自動車などの車両20を格納棚14へ導入する。以下、XYZ直交座標系をもとに説明する。X軸方向は水平な左右方向に対応し、Y軸方向は水平な前後方向に対応し、Z軸方向は鉛直な上下方向に対応する。Y軸方向Z軸方向はそれぞれX軸方向に直交する。
次に操作盤28について説明する。図4は操作盤28の正面図である。操作盤28は、駐車場の利用者または駐車場の係員に対するユーザインタフェースとしての機能を有する。操作盤28は後述するタッチパネルを介して一定の操作の入力を受け付けて制御装置30に送る。操作盤28は一定の表示をなすように制御装置30によって制御される。操作盤28は、発券部48と、読取部49と、タッチパネル52と、を備える。発券部48は、制御装置30の制御に基づき、所定の情報を記録したカードを発行する。このカードは駐車する車両を特定して管理するための駐車券であってもよい。読取部49は、カードに記録した情報を読み取って制御装置30に送る。タッチパネル52は所定の表示をなすと共に手指の接触に基づく操作であるタッチ操作を検知可能に構成される。
図4には、タッチパネル52に表示されるタッチ操作の入力画面の一例を示している。タッチパネル52は入庫操作部41と、格納操作部42と、出庫操作部43と、表示部44と、区分入力部45と、テンキー操作部46と、を主に含む。操作盤28は、入庫操作部41、格納操作部42、出庫操作部43、区分入力部45およびテンキー操作部46(以下、各操作部と総称することがある)がタッチ操作されたとき、その操作結果を制御装置30に送信する。表示部44は、制御装置30からの制御に基づいて所定の表示をする。テンキー操作部46は一定の番号を入力するようにしてもよい。この際、表示部44は入力された番号を表示してもよい。
次に制御装置30について説明する。図3に示す制御装置30の各ブロックは、ハードウエア的には、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)をはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウエア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウエア、ソフトウエアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、本明細書に触れた当業者には理解されるところである。
車高検知装置60は車両の車高を検知する装置である。例えば、車高が所定の第1基準値以下の場合は普通車とし、車高が所定の第1基準値を超え第2基準値以下の場合はハイルーフ車とし、車高が所定の第2基準値を超える場合は入庫不適合車とする。例えば、普通車とハイルーフ車とはそれぞれ異なった格納領域に格納するとともに異なった駐車料金を適用してもよい。入庫不適合車については、設備との接触事故を防ぐため入庫を規制するようにしてもよい。車高検知装置60は、入庫しようとする車両の通過経路に設けてもよい。実施の形態の車高検知装置60は、図2に示すように乗降室12の出入口12bに設けられる。車高検知装置60は、出入口12bを通過する車両の車高を検知する。制御装置30の後述する車高取得部40は、車高検知装置60の検知結果を取得する。特に、実施の形態の管理装置22は、乗降室12に進入する車両20の車高を検知して後述する管理カードC1に記録する。車高別の料金管理を容易にする趣旨である。
次に、実施の形態の機械式駐車場100の動作について説明する。車両20を乗降室12に入庫して所定の格納棚に格納する動作には入庫動作と格納動作とが含まれる。入庫動作は、乗降室12の乗降室扉16を開き、車両20を乗降室12内に進入させてパレット57上の所定領域に停止させる動作をいう。格納動作は、乗降室12の乗降室扉16を閉じ、入庫した車両20を載せたパレット57を格納棚14に移送して格納する動作をいう。なお、いずれの動作も乗降室扉16の開閉動作を含むことは必須ではない。
ここで、先に機械式駐車場の比較例500の動作について説明する。図5は比較例500の動作を示すフローチャートである。比較例500は実施の形態の機械式駐車場100に対して制御装置30および操作盤28の動作が異なり、他の構成は同様である。このため、重複する説明を省き相違する要素について重点的に説明する。
実施の形態の管理装置22は、乗降室12に進入した車両20を格納棚14へ格納する格納動作を起動する前に、管理カードC1に記録された管理番号である被記録管理番号N1aを取得する。管理装置22は、この被記録管理番号N1aが管理番号N1と非同一であるとき、乗降室12が開いた状態を維持するように制御する。被記録管理番号N1aが管理番号N1と同一である管理カードC1(以下、正当な管理カードC1と表記することがある。)を所持しない者によって乗降室12が誤って閉鎖されないようにする趣旨である。また、実施の形態の管理装置22は、この被記録管理番号N1aが管理番号N1と同一である場合、乗降室12に進入した車両20を格納棚14へ格納する格納動作の起動を許容するように制御し、被記録管理番号N1aが管理番号N1と非同一である場合、格納動作の起動を回避するように制御する。正当な管理カードC1を所持しない者の誤操作を抑制する趣旨である。
実施の形態の説明では、管理カードC1が紙ベースの磁気カードである例について説明したがこれに限定されない。管理カードC1としては、情報の書き込み及び読み取りが可能なものであればどのような形態のものであってもよい。管理カードC1は、例えば樹脂ベースの磁気カードや非接触式のICカード等であってもよい。
実施の形態の説明では、機械式駐車場がパレットを用いたパレット式の駐車場である例について説明したがこれに限られない。機械式駐車場は例えばスラットコンベア式などパレットを用いない駐車場であってもよく、櫛歯のすれ違いによって車両をエレベータや格納棚に受け渡す方式であってもよい。
実施の形態の説明では、車両を入出庫する乗降室が共用される例について説明したがこれに限定されない。例えば入庫用の乗降室と出庫用の乗降室とが別々に設けられてもよい。また、乗降室の入口と出口が出入口として共用される例について説明したがこれに限定されない。入口と出口とが別々に設けられてもよい。
実施の形態の説明では、操作盤28の操作は利用者がする例について説明したがこれに限定されない。操作盤28の操作の一部または全部は駐車場の係員によってなされてもよい。この場合、利用者が管理カードC1を受領して係員に手渡して読取部49に挿入して利用者同一の確認をするようにしてもよい。
実施の形態の説明では、ステップS204にて区分入力部45を操作することで利用区分を入力する例について説明したがこれに限られない。例えば、定期利用者は管理カードC2を日常携帯し、その管理カードC2を読取部49に読み取らせることで定期利用者として判定するようにしてもよい。
実施の形態の説明では、ステップS220にて操作盤28からの入力に基づいて、格納開始の操作を受け付ける例について説明したがこれに限られない。例えば、車両が入庫している状態にて管理カードC1または管理カードC2を読取部49に読み取らせることで格納開始の操作を受け付けるようにしてもよい。この場合、入力操作を省くことが可能になる。
Claims (4)
- 乗降室に進入した車両を格納棚へ格納する機械式駐車場であって、
車両を乗降室へ進入させようとする利用者に対して管理番号を決定する管理装置を備え、
前記管理装置は、
前記車両が前記乗降室に進入した後、前記管理番号を記録したカードを発行し、
前記乗降室に進入した前記車両を前記格納棚へ格納する格納動作を起動する前に、当該格納動作を起動しようとする者が所持するカードに記録された被記録管理番号を取得し、
前記被記録管理番号が前記管理番号と同一である場合、前記乗降室に進入した前記車両を前記格納棚へ格納する格納動作の起動を許容するように制御し、前記被記録管理番号が前記管理番号と非同一である場合、格納動作の起動を回避するように制御することを特徴とする機械式駐車場。 - 前記管理装置は、前記管理番号が決定されるまで、前記乗降室を閉じた状態に制御することを特徴とする請求項1に記載の機械式駐車場。
- 前記被記録管理番号が前記管理番号と非同一であるとき、前記乗降室を開いた状態に制御することを特徴とする請求項1または2に記載の機械式駐車場。
- 乗降室に進入した車両を格納棚へ格納する機械式駐車場であって、
車両を乗降室へ進入させようとする利用者に対して管理番号を決定する管理装置を備え、
前記管理番号を決定した前記管理装置は、
前記乗降室に進入する前記車両の車高を検知して、
前記車両が前記乗降室に進入した後、前記管理番号と前記車高とを記録したカードを発行し、
前記乗降室に進入した前記車両を前記格納棚へ格納する格納動作を起動する前に、当該格納動作を起動しようとする者が所持するカードに記録された被記録管理番号を取得し、
前記被記録管理番号が前記管理番号と同一である場合、前記乗降室に進入した前記車両を前記格納棚へ格納する格納動作の起動を許容するように制御し、前記被記録管理番号が前記管理番号と非同一である場合、格納動作の起動を回避するように制御し、
前記カードによって駐車料金を管理することを特徴とする機械式駐車場。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016214189A JP6824695B2 (ja) | 2016-11-01 | 2016-11-01 | 機械式駐車場 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016214189A JP6824695B2 (ja) | 2016-11-01 | 2016-11-01 | 機械式駐車場 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018071247A JP2018071247A (ja) | 2018-05-10 |
JP2018071247A5 JP2018071247A5 (ja) | 2019-04-18 |
JP6824695B2 true JP6824695B2 (ja) | 2021-02-03 |
Family
ID=62114015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016214189A Active JP6824695B2 (ja) | 2016-11-01 | 2016-11-01 | 機械式駐車場 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6824695B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5138410B2 (ja) * | 2008-02-18 | 2013-02-06 | 日本発條株式会社 | 駐車装置およびプログラム |
JP5480423B1 (ja) * | 2013-04-09 | 2014-04-23 | 三菱重工パーキング株式会社 | 機械式駐車場設備の制御装置、これを備えた機械式駐車場設備、および機械式駐車場設備の制御方法 |
JP6942512B2 (ja) * | 2016-04-14 | 2021-09-29 | 株式会社技研製作所 | 機械式駐車装置の入庫制御方法及び出庫制御方法 |
-
2016
- 2016-11-01 JP JP2016214189A patent/JP6824695B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018071247A (ja) | 2018-05-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5409865B2 (ja) | 設備利用管理システム | |
US20180247103A1 (en) | Mechanical parking garage control system | |
CN104968592A (zh) | 电梯服务的个性化 | |
CN205063463U (zh) | 立体车库存取车系统 | |
JP2018112048A (ja) | 機械式駐車装置の入庫制御方法及び出庫制御方法 | |
JP6295916B2 (ja) | エレベータシステム及び行先階登録制御方法 | |
JP6824695B2 (ja) | 機械式駐車場 | |
US20070136127A1 (en) | Vehicle parking system | |
CN101613042B (zh) | 电梯的控制装置 | |
JP5493207B2 (ja) | 機械式駐車装置の入出庫方法 | |
JP7097045B2 (ja) | 機械式駐車装置 | |
JP4401791B2 (ja) | エレベータセキュリティ運転システム | |
JP7154900B2 (ja) | 入庫支援システム、及びその入庫支援方法並びに入庫支援プログラム、機械式駐車装置 | |
JP6889550B2 (ja) | 機械式駐車場 | |
JP5316340B2 (ja) | エレベータシステム | |
CN113187284A (zh) | 一种车辆管理方法、装置、设备及系统 | |
JP2022127371A (ja) | 機械式駐車場 | |
JP2018080457A (ja) | 機械式駐車場 | |
CN102826417A (zh) | 电梯 | |
JP6838039B2 (ja) | 機械式駐車場設備及びその制御方法 | |
JP2000008634A (ja) | 立体駐車装置の入庫管理装置 | |
JP6716235B2 (ja) | 機械式駐車装置の制御装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の制御方法 | |
JP2020186561A (ja) | 駐車装置の制御機器とその制御方法 | |
JP2019078059A (ja) | 認証操作装置と方法 | |
JP6943620B2 (ja) | 駐車装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190308 |
|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20190520 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200721 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200917 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210113 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6824695 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |