JP2004231613A - 毛髪化粧料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(a)ガラスフレークの表面を金属酸化物で被覆した、平均厚さが0.1〜3μm、平均粒径が1〜700μm、アスペクト比が5〜500である真珠光沢顔料、及び(b)油剤を含有する毛髪化粧料。
【選択図】 なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、毛髪へのなじみが良く、毛髪に対しこれまでにない好ましいツヤと、優れた感触と整髪性を付与し、それらの持続性にも優れた毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ヘアカラーの流行などに伴い、毛髪のダメージが強く感じられるようになってきている。すなわち、ヘアカラー等による化学処理、あるいはブロー等による物理処理の影響で、毛髪表面のキューティクルの剥離や、毛髪内部脂質の流出による毛髪内部の空洞化などが起こる結果として、毛髪がぱさつく、指通りが悪い、ツヤがなくなるといった悩みが多く出ている。
【0003】
これに対し、現在のスタイリング剤は、毛髪にツヤを賦与するため、メチルフェニルポリシロキサン、パラフィン油、エステル油等を用いている。しかし、このようなスタイリング剤は、経時でツヤが失われやすい、ベタつくなどの問題を有する。また、雲母チタン等の真珠光沢顔料の配合により、毛髪にツヤを与える毛髪化粧料も知られている(例えば、特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開平1−121208号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、雲母チタン等の真珠光沢顔料では、毛髪に付与されるツヤは十分ではない。したがって本発明は、毛髪に対し、より美しいツヤを、優れた感触と整髪性とともに付与できる毛髪化粧料を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、毛髪化粧料に、ガラスフレークの表面を金属酸化物で被覆してなる真珠光沢顔料を含有させることにより、毛髪に対しこれまでにない好ましいツヤを与えることができるとともに、良好な整髪性、感触をも付与できることを見出した。
【0007】
すなわち本発明は、次の成分(a)及び(b)
(a) ガラスフレークの表面を金属酸化物で被覆した、平均厚さが0.1〜3μm、平均粒径が1〜700μm、アスペクト比が5〜500である真珠光沢顔料
(b) 油剤
を含有する毛髪化粧料を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
成分(a)の真珠光沢顔料は、ガラスフレークの表面を金属酸化物で被覆した後の状態で、平均厚さは、ガラスフレークの製造技術の点とざらつき感のない点から0.1〜3μm、平均粒径は、十分かつ自然なツヤとざらつき感のない点から1〜700μm、アスペクト比(平均粒径/平均厚さ)は、肌上でののび、フィット感及び自然なツヤの点から5〜500とされる。
【0009】
ここでいうガラスフレークは、シリカ(SiO2)を45〜75質量%程度含有するガラスフィルムを粉砕することにより得られ、溶融法で製造されるものが好ましい(特公昭41−17148号公報、特公昭45−3541号公報)。上記の方法で得られるガラスフレークは、自由表面を持つ溶融ガラスを冷却固化するため、その表面は非常に平滑であり、さらに非晶質でへき開性を有しないので、その表面にはほとんど段差を生じない。また、シリカが80重量%以上含有されるシリカガラスに比べ、若干の柔軟性を有するため、破砕され難く、化粧料への配合に適している。
【0010】
ガラスフレークの原料となるガラスとしては、ソーダライムガラス、Sガラス、Eガラス、Cガラス等が挙げられるが、表面に段差を生じにくく、平滑性を得やすい点から、特にCガラスが好ましい。また、ガラスフィルムの平均厚さは0.1〜3μmが好ましい。このガラスフィルムを粉砕し分級後、金属酸化物で被覆することにより、成分(a)の真珠光沢顔料を得ることができる。
【0011】
被覆に用いられる金属酸化物としては、チタニア(TiO2)、ジルコニア(ZrO2)、酸化鉄等が挙げられる。被覆は、例えば、特公昭43−25644号公報、特開昭47−34529号公報等に記載の公知の方法にしたがって行えばよい。なお、ガラスフレーク上の被膜の厚さは、適度な透明感のあるツヤの点から、20〜250nmが好ましい。
【0012】
上記真珠光沢顔料は、成分(a)として2種以上を併用してもよく、またその含有量は、毛髪のツヤと製品の外観の美しさの観点から、本発明の毛髪化粧料中の0.01〜10重量%が好ましく、更には0.05〜5重量%、特に0.08〜1重量%が好ましい。
【0013】
成分(b)の油剤としては、スクワレン、スクワラン、流動パラフィン、流動イソパラフィン、シクロパラフィン等の炭化水素類;ヒマシ油、カカオ油、ミンク油、アボガド油、オリーブ油等のグリセリド類;ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、カルナウバロウ等のロウ類;セチルアルコール、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール等の高級アルコール類;パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ラウリン酸ヘキシル、乳酸セチル、モノステアリン酸プロピレングリコール、オレイン酸オレイル、2−エチルヘキサン酸ヘキサデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸トリデシル等のエステル類;カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、ヤシ油脂肪酸、イソステアリン酸、イソパルミチン酸等の高級脂肪酸類;ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、各種変性シリコーン等のシリコーン類などが挙げられる。これらのうち、特にシリコーン類が好ましい。
【0014】
上記シリコーン類としては、より詳細には、ジメチルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、メチルフェニルポリシロキサン、脂肪酸変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン等が例として挙げることができる。なかでも、ジメチルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーンが好ましい。ジメチルポリシロキサンを併用した場合には、毛髪に良好な潤滑性を付与することができ、また、ポリエーテル変性シリコーンを併用した場合には、なめらかさを付与することができ、アミノ変性シリコーンを併用した場合には、しっとり感を付与することができる。ジメチルポリシロキサンとしては、求める感触に応じて5mm2/sの粘度のものから、エマルションとして供給される場合が多い1000万mm2/sのものが使用できる。なかでも5000〜1000万mm2/s、特に5万〜1000万mm2/sのものが好ましい。ポリエーテル変性シリコーンは、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体の総称であり、種々のHLBを有するものが知られているが、市販品としては、信越化学工業社のシリコーンKF351A、同KF353A、同KF6008、同KF6016、同KF6011、同KF6012、ダウコーニング社のDC8500、東レ・ダウコーニング社のSH3771C、同3773C、同3775C等が挙げられる。ポリエーテル変性シリコーンとしては、Griffin法によるHLBが4〜18、特に7〜11のものが好ましい。アミノ変性シリコーンとしては、アモジメチコーンオイル又はそのエマルションを用いることができ、市販品としては、東レ・ダウコーニング社のアモジメチコーンエマルションSM8704Cや、東芝シリコーン社のXF−42B1989等が挙げられる。
【0015】
これら油剤は、成分(b)として2種以上を併用してもよく、特にその一部又は全部として、シリコーン類を用いることが好ましい。成分(b)の含有量は、毛髪のツヤをより際立たせる一方、べたつきを抑制する観点から、本発明の毛髪化粧料中の0.1〜40重量%が好ましく、更には1〜30重量%、特に5〜25重量%が好ましい。
【0016】
本発明の毛髪化粧料には、更に成分(c)として被膜形成性ポリマーを含有させることが好ましい。これにより、毛髪表面に透明な被膜が形成され、真珠光沢顔料が手移りせず、光沢が長時間維持され、整髪性も付与される。このような被膜形成性ポリマーとしては、通常の毛髪化粧料に用いられている被膜形成性ポリマーである両性ポリマー、アニオンポリマー、カチオンポリマー、ノニオンポリマーの中から適宜選択して使用することができる。
【0017】
両性ポリマーの具体的としては、ユカフォーマーAM−75、AM75S/SM(以上、三菱化学社)等のジメチルアミノエチルメタクリレート/メタクリル酸アルキルエステル共重合体のモノクロル酢酸両性化物;アンフォーマー28−4910、LV−71(以上、ナショナル・スターチ社)等のアクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル/アクリル酸オクチルアミド共重合体などが挙げられる。
【0018】
アニオンポリマーの具体的としては、ガントレッツES−225、ES−425、SP−215(以上、ISP社)等のメチルビニルエーテル/無水マレイン酸アルキルハーフエステル共重合体;レジン28−1310(ナショナル・スターチ社)、ルビセットCA(BASF社)等の酢酸ビニル/クロトン酸共重合体;レジン28−2930(ナショナル・スターチ社)等の酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル共重合体;ルビセットCAP(BASF社)等の酢酸ビニル/クロトン酸/プロピオン酸ビニル共重合体;ADVANTAGE−CP(ISP社)等の酢酸ビニル/マレイン酸モノブチルエステル/イソボロニルアクリレート共重合体;プラスサイズL53P(互応化学社)、ダイヤホールド(三菱化学社)等の(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合体;ウルトラホールド8、ウルトラホールド・ストロング(以上、BASF社)、アンフォーマーV−42(ナショナル・スターチ社)等のアクリル酸/アクリル酸アルキルエステル/アルキルアクリルアミド共重合体;ルビフレックスVBM35(BASF社)等のポリビニルピロリドン/アクリレート/(メタ)アクリル酸共重合体などが挙げられる。
【0019】
カチオンポリマーの具体例としては、ルビカットFC370、FC550、FC905、HM552、MonoCP(以上、BASF社)等のビニルイミダゾリウムトリクロライド/ビニルピロリドン共重合体;セルカットH−100、L−200(以上、ナショナル・スターチ社)等のヒドロキシエチルセルロース/ジメチルジアリルアンモニウムクロリド共重合体;ガフカット734、755N、755(以上、ISP社)等のビニルピロリドン/四級化ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体;ルビフレックス(BASF社)等のポリビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体;コポリマー845、937、958(以上、GAF社)等のポリビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート/ビニルカプロラクタム共重合体;ガフカットHS−100(ISP社)等のビニルピロリドン/メタクリルアミドプロピル塩化トリメチルアンモニウム共重合体;特開平2−180911号公報に記載の水溶性高分子化合物等のアルキルアクリルアミド/アクリレート/アルキルアミノアルキルアクリルアミド/ポリエチレングリコールメタクリレート共重合体などが挙げられる。
【0020】
ノニオンポリマーの具体例としては、ルビスコールK−12、17、30、60、80、90(以上、BASF社)、PVP K−15、30、60、90(以上、ISP社)等のポリビニルピロリドン;ルビスコールVA28、37、55、64、73(以上、BASF社)、PVP/VA−735、535、335、235、S−630(以上、ISP社)等のポリビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体;ルビスコールVAP343(BASF社)等のポリビニルピロリドン/酢酸ビニル/プロピオン酸ビニル三元共重合体;Dowlex(ダウ・ケミカル社)等の酢酸ビニル/N−ビニル−5−メチル−2−オキサゾリン共重合体などが挙げられる。
【0021】
これら被膜形成性ポリマーは、成分(c)として2種以上を併用してもよく、またその含有量は、本発明の毛髪化粧料中の0.01〜10重量%が好ましく、更には0.05〜7重量%、特に1〜3重量%が好ましい。
【0022】
本発明の毛髪化粧料には、更に成分(d)として多価アルコールを含有させることが好ましい。これにより、毛髪のツヤを濡れたように際立たせることができる。また、成分(b)の油剤との相互作用により、しっとり感や整髪力、セットの持続性が向上する。多価アルコールとしては、エチレングリコール、グリセリン、ソルビトール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール等が挙げられ、特にグリセリンが好ましい。
【0023】
これら多価アルコールは、成分(d)として2種以上を併用してもよく、またその含有量は、本発明の毛髪化粧料中の0.1〜40重量%が好ましく、更には1〜25重量%、特に5〜15重量%が好ましい。また、成分(b)と成分(d)の含有重量比が、2:1〜1:1の範囲内であると、セットやツヤ感の持続性に優れる。
【0024】
本発明の毛髪化粧料には、更に成分(e)として増粘剤を含有させることができる。これにより、分散安定性が向上し、毛髪にツヤのむらを生ずることなく均一に塗布することができる。増粘剤としては、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、アラビアガム、カラギーナン、カラヤガム、トラガカントガム、キャロブガム、クインスシード(マルメロ)、カゼイン、デキストリン、ゼラチン、ペクチン酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウム、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カチオン化ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸アミド、ローカストビーンガム、グアーガム、タマリントガム、ジアルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、キサンタンガム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ベントナイト等が挙げられ、特にカルボキシビニルポリマー、カチオン化ヒドロキシエチルセルロースが好ましい。
【0025】
これら増粘剤は、成分(e)として2種以上を併用してもよく、またその含有量は、本発明の毛髪化粧料中の0.01〜5重量%が好ましく、更には0.05〜3重量%、特に0.1〜1重量%が好ましい。
【0026】
本発明の毛髪化粧料には、界面活性剤を含有させることができる。界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、アルキル又はアルケニル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、α−スルホン脂肪酸塩、N−アシルアミノ酸型界面活性剤、リン酸モノ又はジエステル型界面活性剤、スルホコハク酸エステル等のアニオン界面活性剤;イミダゾリン系、カルボベタイン系、アミドベタイン系、スルホベタイン系、ヒドロキシスルホベタイン系、アミドスルホベタイン系両性界面活性剤等の両性界面活性剤;ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、高級脂肪酸ショ糖エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、高級脂肪酸モノエタノールアミド又はジエタノールアミド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、アルキルサッカライド系界面活性剤、アルキルアミンオキサイド、アルキルアミドアミンオキサイド等の非イオン界面活性剤;イミダゾリン開環型第四級アンモニウム塩、第四級アンモニウム塩、モノ長鎖アルキル第四級アンモニウム塩、ジ長鎖アルキル第四級アンモニウム塩等のカチオン界面活性剤などが挙げられる。
【0027】
これらの界面活性剤におけるアニオン性残基の対イオンとしては、ナトリウムイオン、カリウムイオン等のアルカリ金属イオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン等のアルカリ土類金属イオン、アンモニウムイオン、炭素数2又は3のアルカノール基を1〜3個有するアルカノールアミン(例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン等)を挙げることができる。またカチオン性残基の対イオンとしては、塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン等のハロゲン化物イオン、メトサルフェートイオン、サッカリネートイオンを挙げることができる。
【0028】
これらの界面活性剤のうち、特にポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、モノ長鎖アルキル第四級アンモニウム塩が好ましい。
【0029】
界面活性剤は、2種以上を併用してもよく、その含有量は、本発明の毛髪化粧料中の0.01〜35重量%、特に0.1〜1重量%が好ましい。
【0030】
本発明の毛髪化粧料には、上記成分のほか、通常の毛髪化粧料に用いられる成分を目的に応じて配合できる。このような成分としては、例えば、エタノール等の溶剤、抗フケ剤、ビタミン剤、殺菌剤、抗炎症剤、キレート剤、保湿剤(パンテノール等)、pH調整剤、染料、顔料等の着色剤、植物エキス、香料、紫外線吸収剤、酸化防止剤、及び香料などが挙げられ、残部は水とする。
【0031】
本発明の毛髪化粧料の形態は、液状、ゲル状、ペースト状等適宜選択できるが、溶剤として、水、又は水と低級アルコールの混合溶剤を用いたゲル状のものが好ましい。
【0032】
【実施例】
【0033】
このヘアワックスは、美しい真珠光沢の外観を有し、毛髪に透明感のある好ましいツヤを付与するとともに整髪性に優れ、またそれらの持続性にも優れ、かつ毛髪の指通り、しっとり感、滑らかさ、手移りのし難さにも優れていた。
【0034】
【発明の効果】
本発明の毛髪化粧料は、毛髪へのなじみが良く、毛髪に対しこれまでにない好ましいツヤと、優れた感触と整髪性を付与し、それらの持続性にも優れるものである。
Claims (4)
- 次の成分(a)及び(b)
(a) ガラスフレークの表面を金属酸化物で被覆した、平均厚さが0.1〜3μm、平均粒径が1〜700μm、アスペクト比が5〜500である真珠光沢顔料
(b) 油剤
を含有する毛髪化粧料。 - 更に、成分(c)として被膜形成性ポリマーを含有するものである請求項1記載の毛髪化粧料。
- 更に、成分(d)として多価アルコールを含有するものである請求項1又は2記載の毛髪化粧料。
- 更に、成分(e)として増粘剤を含有するものである請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪化粧料。
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Cited By (2)
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