JP2004231015A - 空気入り安全タイヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の課題は空気が抜けた状態で空気入り安全タイヤを走行させても、プライステア成分が著しく大きくならず車両の片流れが小さい、空気入り安全タイヤを提供することにある。
【解決手段】サイドウォール部のカーカス層とインナーライナー層との間にランフラット性を付与するための断面三日月形状のサイド補強層を配置した空気入り安全タイヤであって、ベルト層が発生するプライステア成分とカーカス層が発生するプライステア成分を車両進行方向に対して逆むきとした空気入り安全タイヤ。
【選択図】 図1
【解決手段】サイドウォール部のカーカス層とインナーライナー層との間にランフラット性を付与するための断面三日月形状のサイド補強層を配置した空気入り安全タイヤであって、ベルト層が発生するプライステア成分とカーカス層が発生するプライステア成分を車両進行方向に対して逆むきとした空気入り安全タイヤ。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は空気入り安全タイヤの構造に関し、更に詳しくは空気入り安全タイヤを空気が抜けた状態で走行させても、プライステア成分が著しく大きくならず車輌の片流れが小さい空気入り安全タイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
タイヤ内の空気がパンク等により抜けてしまった後も車両の走行を可能にするランフラット性を付与するようにした空気入り安全タイヤとして、従来、例えば、図7に示すように、サイドウォール部3のカーカス層4とインナーライナー層7との間に高硬度のゴムからなる断面三日月形状のサイド補強層10を設けたタイヤの提案がある。このように高硬度のゴムからなる断面三日月形状のサイド補強層10を配置することにより、サイドウォール部3の剛性を大幅に高め、空気が抜けてもサイドウォール部3をたわみ難くしている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
しかし、空気が抜けた状態でタイヤを走行させると、タイヤの断面形状が図9に示すように、大きくたわんだ形状となり、タイヤの動荷重半径が小さくなり車両の直進性が低下する。更に耐え難いことには、空気が抜けた状態ではトレッド部のクラウンセンターCの部分が浮き上がるとともに、タイヤショルダー部付近Sが接地するいわゆるバックリング現象をタイヤが起こすため、ベルト層が発生するプライステア成分が極めて大きくなり、車両の片流れ(ハンドルを車両の直進に保舵しても、車両が進行右または左側に偏向してしまう事。)を発生させる。
【0004】
すなわち、従来の空気入り安全タイヤが外傷等によってパンクして走行する場合は、図9に示すような、バックリング現象をトレッド部1に起こしタイヤ内面側に図9のFの方向に大きな張力が働く。この張力が作用するベルト層8はスチールコード等を補強材とする複合材料の2層または3層からなり、張力(または圧縮力)がベルト層8に作用すると面外への応力を生ずる、いわゆる非対称積層構造からなるためプライステアを発生し、特に空気が抜けた状態でタイヤを走行させると、ベルト層が発生するプライステア成分が過大となるため、車両の片流れの原因となっているのである(たとえば、非特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−112110号公報、図1
【0006】
【非特許文献1】
社団法人日本機械学会編「先端複合材料」、技法堂出版株式会社1990年5月25日、P147―152
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の課題は空気が抜けた状態で空気入り安全タイヤを走行させても、プライステア成分が著しく大きくならず車両の片流れが小さい、空気入り安全タイヤを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、サイドウォール部のカーカス層とインナーライナー層との間にランフラット性を付与するための断面三日月形状のサイド補強層を配置した空気入り安全タイヤであって、ベルト層が発生するプライステア成分とカーカス層が発生するプライステア成分が車両進行方向に対して逆むきである空気入り安全タイヤが提供される。
【0009】
こうすることによって、トレッド部にバックリング現象を生じるような大きな張力Fがトレッド部1に作用する場合であっても、ベルト層が発生するプライステア成分とカーカス層が発生するプライステア成分が車両進行方向に対して逆むきであるため、両者が打ち消しあい、結果としてタイヤ全体のプライステア成分を低減し車両の片流れを小さくすることが可能になる。ここで、プライステア成分とはJASOC607に規定されたタイヤユニフォーミティー試験によりもとめられる値である。
【0010】
また本発明によれば、ベルト層が発生するプライステア成分が車両進行方向左向きである場合は、カーカス層が発生するプライステア成分が車両進行方向右向きであり、ベルト層が発生するプライステア成分が車両進行方向右向きである場合は、カーカス層が発生するプライステア成分が車両進行方向左向きである空気入り安全タイヤが提供される。
【0011】
すなわち、車両が右側通行の国では道路のカント(主に排水を確保するための路面の傾き。)を考慮して、カーカス側ベルト層8aの補強コードの方向をタイヤ外側から見て左下がりとし、踏面側のベルト層8bの補強コードの方向を右下がりとし、ベルト層が発生するプライステア成分を車両進行方向左向きとしており、車両が左側通行の国では逆にカーカス側ベルト層8aの補強コードの方向を右下がりとし踏面側のベルト層8bの補強コードの方向を左下がりとし、ベルト層が発生するプライステア成分を車両進行方向右向きとしている。しかし、空気が抜けた状態でタイヤを走行させると、ベルト層が発生するプライステア成分が過大となる。そこで、カーカス層が発生するプライステア成分を逆向きに発生させる事で、空気が抜けた状態でタイヤを走行させる場合に、タイヤ全体として発生するプライステア成分を小さくし、車両の片流れを小さくすることが可能になる。
【0012】
また本発明によれば2層または3層からなるベルト層が発生するプライステア成分が車両進行方向左向きである場合は、1層からなるカーカス層の補強コードの方向がタイヤ外側から見てタイヤ周方向に対して54.7度超から90度未満の左下がりであり、ベルト層が発生するプライステア成分が車両進行方向右向きである場合は、1層からなるカーカス層の補強コードの方向がタイヤ外側から見てタイヤ周方向に対して54.7度超から90度未満の右下がりである空気入り安全タイヤが提供される。
【0013】
なお、本明細書記載の補強コードの角度とはタイヤ赤道面における、タイヤ周方向に対する鋭角側の角度とする。また、プライステアに影響を与えない範囲でカーカス層の補強コードがラジアル方向のカーカス層が追加されていても良い。
【0014】
こうすることで、ベルト層が発生するプライステア成分とカーカス層が発生するプライステア成分を逆向きとする事が可能になるのであって、54.7度以下あるいは90度以上では両者のプライステア成分が同一方向になり、片流れを小さくすることが不可能になる。更に好ましくは1層からなるカーカス層の補強コードの方向が、タイヤ外側から見てタイヤ周方向に対して70度から85度がタイヤの耐久性の面から好ましい。
【0015】
また本発明によれば2層または3層からなるベルト層が発生するプライステア成分が車両進行方向左向きである場合は、2層からなるカーカス層のベルト側のカーカス層の補強コードの方向がタイヤ外側から見てタイヤ周方向に対して54.7度超から90度未満の右下がりであり、ベルト層が発生するプライステア成分が車両進行方向右向きである場合は、2層からなるカーカス層のベルト側のカーカス層の補強コードの方向がタイヤ外側から見てタイヤ周方向に対して54.7度超から90度未満の左下がりである空気入り安全タイヤが提供される。
【0016】
こうすることで、ベルト層が発生するプライステア成分とカーカス層が発生するプライステア成分を逆向きとする事が可能になるのであって、54.7度以下あるいは90度以上では両者のプライステア成分が同一方向になり、空気が抜けた状態でタイヤを走行させる場合に、タイヤ全体として発生するプライステア成分を減少させ、片流れを小さくすることが不可能になる。更に好ましくは2層からなるカーカス層のベルト側のカーカス層の補強コードの方向がタイヤ外側から見てタイヤ周方向に対して70度から85度がタイヤの耐久性の面から好ましい。また、プライステアに影響を与えない範囲でカーカス層の補強コードがラジアル方向のカーカス層が追加されていても良い。
【0017】
なお、2層のカーカス層の補強コードの方向がタイヤ内面側とベルト側でタイヤ周方向に対する角度が異なっている場合は、2層のカーカス層の補強コードの方向はタイヤ内面側とベルト側でタイヤ周方向に対して逆向きであれば、20度以内で異なっていてもよいが、20度超では特に低内圧走行時の耐久性能が低下し好ましくない。また、プライステアに影響を与えない範囲でカーカス層の補強コードがラジアル方向のカーカス層が追加されていても良い。
【0018】
さらに、ベルト側のカーカス層の補強コードがタイヤ周方向に対する角度が、タイヤ内面側のカーカス層の補強コードがタイヤ周方向に対する角度より、5度以上小さい事が、カーカス層の発生するプライステア成分を大きくしより望ましい。また、プライステアに影響を与えない範囲でカーカス層の補強コードがラジアル方向のカーカス層が追加されていても良い。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の空気入り安全タイヤの一例を示し、1はトレッド部、2はビード部、3はサイドウォール部である。左右のビード部2に連接してタイヤ径方向外側に左右のサイドウォール部3が延設され、この左右のサイドウォール部3間にタイヤ周方向に延在するトレッド部1が設けられている。タイヤ内側にはカーカス層4が1層配設されている。左右のビード部2にはタイヤラジアル方向断面形状が四角状に形成されたビードコア5がそれぞれ配置され、そのビードコア5の外周にはタイヤラジアル方向断面形状が三角状に形成されたビードフィラー6が設けられている。タイヤ最内層には、空気透過防止層を構成するインナーライナー層7が、タイヤ内側全面にわたって配設されている。
【0020】
トレッド部1のカーカス層外周側には、スチールコードからなる補強コードをタイヤ周方向に対して15度から30度で傾斜すると共に逆向きで互いに交差するように配列した、カーカス側ベルト層8aと踏面側ベルト層8bが埋設されている。このベルト層8の外周には、ベルト層8を保護するベルトカバー層9が積層されている。両サイドウォール部3には、カーカス層4とインナーライナー層7との間に、ランフラット性能を付与するためのタイヤラジアル方向断面形状が三日月状に形成されたサイド補強層10が設けられている。このサイド補強層10はサイドウォール部3の内側で、インナーライナー7の外側にタイヤ周方向に沿って、延設され環状に形成されている。
【0021】
本発明では、上述した構成の空気入り安全タイヤにおいて、カーカス層4の補強コードの方向を特定し、ベルト層の補強コードによって生ずるプライステアをカーカス層4によって生ずるプライステアで相殺することによって、例えタイヤのバックリング現象が大きくてもプライステアを抑制し、車両の片流れの原因となるプライステア成分が、著しく大きくならない構造になっているのである。
【0022】
サイド補強ゴム層は、サイドウォール部のたわみを抑制できる硬度(例えば、JIS A硬度70以上)を示すようなものであればいかなる配合でもよく、配合剤の種類や量も通常用いられる一般的なものを使用することが出来る。
【0023】
図2は図1のベルト層8とカーカス層4だけを抜き出し、平面に展開した部分展開図であって、ただ一層のカーカス層4がタイヤ外側から見て左下がりで、カーカス層の発生するプライステアは車両進行右向き、カーカス側ベルト層8aの補強コードの方向が左下がり、踏面側ベルト層8bの補強コードの方向が右下がりであり、ベルト層8が発生するプライステアは車両進行左向きである事を示し両者相殺している。
【0024】
図3は他の本発明空気入り安全タイヤのベルト層8とカーカス層4の部分展開図であって、カーカス層が2層からなりタイヤ内面側のカーカス層4aの補強コードの方向がタイヤ外側から見て左下がり、ベルト層側カーカス層4bの補強コードの方向が右下がりで、カーカス層4が発生するプライステアは車両進行右向きである事を示している。カーカス側ベルト層8aの補強コードの方向が左下がり、踏面側ベルト層8bの補強コードの方向が右下がりであり、ベルト層8が発生するプライステアは車両進行左向きである事を示している。
【0025】
図4は他の本発明空気入り安全タイヤのベルト層8とカーカス層4の部分展開図であって、カーカス層が1層からなりタイヤ外側から見て右下がり、カーカス側ベルト層8aの補強コードの方向が右下がり、踏面側ベルト層8bの補強コードの方向が左下がりであり、ベルト層8が発生するプライステアは車両進行右向きである事を示している。
【0026】
図5は他の本発明空気入り安全タイヤのベルト層8とカーカス層4の部分展開図であって、カーカス層が2層からなりタイヤ内面側のカーカス層4aの補強コードの方向がタイヤ外側から見て左下がり、ベルト層側カーカス層4bの補強コードの方向が右下がりで、しかも10度異なっている場合であって、カーカス側ベルト層8aの補強コードの方向が左下がりで、踏面側ベルト層8bの補強コードの方向が右下がりである事を示している。
【0027】
【実施例】
以下、実施例によって本発明を更に説明するが、本発明の範囲をこれらの実施例に限定するものでないことは言うまでもない。
【0028】
以下の各例に用いた試験タイヤは、次のように作製した。
【0029】
表1に示した配合組成(重量部)からなる、最大厚さ10mm、50%引っ張りモジュラス3.5MPa(JISK6251に準拠)からなる断面三日月形状のサイド補強層10を有するタイヤを図1および図2に示すように配置し、ベルト層をスチール2層としカーカス側ベルト層8aの補強コードの方向を左下がり20度、踏面側ベルト層8bの補強コードの方向を右下がり20度としたベルト補強層8を設置し本発明タイヤ(1)とした。タイヤサイズは245/45ZR17であって本発明タイヤ(1)と、他の本発明タイヤ(2)比較タイヤ(3)および従来タイヤ(4)をベルト層8とカーカス層4以外は同一に作製した。
【0030】
【表1】
【0031】
図2記載の本発明タイヤ(1)のカーカス層は1層で補強コードはポリエステルでタイヤ周方向に対する補強コードの角度は80度で左下がりである。
【0032】
図3記載の他の本発明タイヤ(2)のカーカス層は2層で補強コードはナイロンでタイヤ内面側カーカス層の補強コードのタイヤ周方向に対する角度は80度で左下がり、ベルト側カーカス層の補強コードのタイヤ周方向に対する角度は80度で右下がりで、対称に交差している。ベルト層8は本発明タイヤ(1)と同一である。
【0033】
図6記載の比較例タイヤ(3)のカーカス層は1層で補強コードはポリエステルでタイヤ周方向に対する補強コードの角度は本発明(1)と逆に80度で右下がりである。ベルト層8は本発明タイヤ(1)と同一である。
【0034】
図7および図8記載の従来タイヤ(4)のカーカス層はポリエステル1層で補強コードはラジアル方向である。ベルト層8は本発明タイヤ(1)と同一である。
【0035】
上記で得られた各タイヤを以下の試験に供し、その結果を下記表2に示した。結果は従来タイヤを100とした指数表示とし、数値が小さい方が良好である。
【0036】
(プライステア)
各タイヤを日本自動車タイヤ協会2002年版JATMAイヤーブックの標準リムを使用して、JASOC607に規定されたタイヤユニフォーミティー試験により各タイヤのプライステア量をもとめた。
【0037】
(ランフラット片流れ量試験)
各タイヤを日本自動車タイヤ協会2002年版JATMAイヤーブックの標準リムを使用して、最大負荷能力に対応する空気圧を充填し、前輪右側タイヤの空気を抜いた状態で、後輪駆動2000CCの車に装着して、平坦なコースをテストドライバーが舵を固定し80km/hの速度で50メートルずつ往復走行し、片流れの距離を測定した。従来例を100とする指数で表示し、この指数が小さいほどランフラット片流れ量が少なく優れていることを現す。
【0038】
【表2】
【0039】
【発明の効果】
トレッド部にバックリング現象を生じるような大きな張力がトレッド部に作用する場合であっても、ベルト層が発生するプライステア成分とカーカス層が発生するプライステア成分が逆むきであるため、両者が打ち消しあい結果としてプライステア量れを小さくすることが可能になり、車両の片流れを減少出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気入り安全タイヤの斜視部分断面展開図である。
【図2】本発明の空気入り安全タイヤのベルト層とカーカス層の部分展開図である。
【図3】他の本発明空気入り安全タイヤのベルト層とカーカス層の部分展開図である。
【図4】他の本発明空気入り安全タイヤのベルト層とカーカス層の部分展開図である。
【図5】他の本発明空気入り安全タイヤのベルト層とカーカス層の部分展開図である。
【図6】比較例の本発明空気入り安全タイヤのベルト層とカーカス層の部分展開図である。
【図7】従来の空気入りラジアル安全タイヤの空気入り安全タイヤの斜視部分断面展開図である。
【図8】従来の空気入りラジアル安全タイヤのベルト層とカーカス層の部分展開図である。
【図9】空気が抜けたタイヤのバックリング現象を示すタイヤ部分断面図である。
【符号の説明】
1 トレッド部
2 ビード部
3 サイドウォール部
4 カーカス層
4aタイヤ内面側のカーカス層
4bベルト層側カーカス層
5 ビードコア
6 ビードフィラー
7 インナーライナー層
8 ベルト層
8aカーカス側ベルト層
8b踏面側ベルト層
9 ベルトカバー層
10断面三日月形状のサイド補強層
【発明の属する技術分野】
本発明は空気入り安全タイヤの構造に関し、更に詳しくは空気入り安全タイヤを空気が抜けた状態で走行させても、プライステア成分が著しく大きくならず車輌の片流れが小さい空気入り安全タイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
タイヤ内の空気がパンク等により抜けてしまった後も車両の走行を可能にするランフラット性を付与するようにした空気入り安全タイヤとして、従来、例えば、図7に示すように、サイドウォール部3のカーカス層4とインナーライナー層7との間に高硬度のゴムからなる断面三日月形状のサイド補強層10を設けたタイヤの提案がある。このように高硬度のゴムからなる断面三日月形状のサイド補強層10を配置することにより、サイドウォール部3の剛性を大幅に高め、空気が抜けてもサイドウォール部3をたわみ難くしている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
しかし、空気が抜けた状態でタイヤを走行させると、タイヤの断面形状が図9に示すように、大きくたわんだ形状となり、タイヤの動荷重半径が小さくなり車両の直進性が低下する。更に耐え難いことには、空気が抜けた状態ではトレッド部のクラウンセンターCの部分が浮き上がるとともに、タイヤショルダー部付近Sが接地するいわゆるバックリング現象をタイヤが起こすため、ベルト層が発生するプライステア成分が極めて大きくなり、車両の片流れ(ハンドルを車両の直進に保舵しても、車両が進行右または左側に偏向してしまう事。)を発生させる。
【0004】
すなわち、従来の空気入り安全タイヤが外傷等によってパンクして走行する場合は、図9に示すような、バックリング現象をトレッド部1に起こしタイヤ内面側に図9のFの方向に大きな張力が働く。この張力が作用するベルト層8はスチールコード等を補強材とする複合材料の2層または3層からなり、張力(または圧縮力)がベルト層8に作用すると面外への応力を生ずる、いわゆる非対称積層構造からなるためプライステアを発生し、特に空気が抜けた状態でタイヤを走行させると、ベルト層が発生するプライステア成分が過大となるため、車両の片流れの原因となっているのである(たとえば、非特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−112110号公報、図1
【0006】
【非特許文献1】
社団法人日本機械学会編「先端複合材料」、技法堂出版株式会社1990年5月25日、P147―152
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の課題は空気が抜けた状態で空気入り安全タイヤを走行させても、プライステア成分が著しく大きくならず車両の片流れが小さい、空気入り安全タイヤを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、サイドウォール部のカーカス層とインナーライナー層との間にランフラット性を付与するための断面三日月形状のサイド補強層を配置した空気入り安全タイヤであって、ベルト層が発生するプライステア成分とカーカス層が発生するプライステア成分が車両進行方向に対して逆むきである空気入り安全タイヤが提供される。
【0009】
こうすることによって、トレッド部にバックリング現象を生じるような大きな張力Fがトレッド部1に作用する場合であっても、ベルト層が発生するプライステア成分とカーカス層が発生するプライステア成分が車両進行方向に対して逆むきであるため、両者が打ち消しあい、結果としてタイヤ全体のプライステア成分を低減し車両の片流れを小さくすることが可能になる。ここで、プライステア成分とはJASOC607に規定されたタイヤユニフォーミティー試験によりもとめられる値である。
【0010】
また本発明によれば、ベルト層が発生するプライステア成分が車両進行方向左向きである場合は、カーカス層が発生するプライステア成分が車両進行方向右向きであり、ベルト層が発生するプライステア成分が車両進行方向右向きである場合は、カーカス層が発生するプライステア成分が車両進行方向左向きである空気入り安全タイヤが提供される。
【0011】
すなわち、車両が右側通行の国では道路のカント(主に排水を確保するための路面の傾き。)を考慮して、カーカス側ベルト層8aの補強コードの方向をタイヤ外側から見て左下がりとし、踏面側のベルト層8bの補強コードの方向を右下がりとし、ベルト層が発生するプライステア成分を車両進行方向左向きとしており、車両が左側通行の国では逆にカーカス側ベルト層8aの補強コードの方向を右下がりとし踏面側のベルト層8bの補強コードの方向を左下がりとし、ベルト層が発生するプライステア成分を車両進行方向右向きとしている。しかし、空気が抜けた状態でタイヤを走行させると、ベルト層が発生するプライステア成分が過大となる。そこで、カーカス層が発生するプライステア成分を逆向きに発生させる事で、空気が抜けた状態でタイヤを走行させる場合に、タイヤ全体として発生するプライステア成分を小さくし、車両の片流れを小さくすることが可能になる。
【0012】
また本発明によれば2層または3層からなるベルト層が発生するプライステア成分が車両進行方向左向きである場合は、1層からなるカーカス層の補強コードの方向がタイヤ外側から見てタイヤ周方向に対して54.7度超から90度未満の左下がりであり、ベルト層が発生するプライステア成分が車両進行方向右向きである場合は、1層からなるカーカス層の補強コードの方向がタイヤ外側から見てタイヤ周方向に対して54.7度超から90度未満の右下がりである空気入り安全タイヤが提供される。
【0013】
なお、本明細書記載の補強コードの角度とはタイヤ赤道面における、タイヤ周方向に対する鋭角側の角度とする。また、プライステアに影響を与えない範囲でカーカス層の補強コードがラジアル方向のカーカス層が追加されていても良い。
【0014】
こうすることで、ベルト層が発生するプライステア成分とカーカス層が発生するプライステア成分を逆向きとする事が可能になるのであって、54.7度以下あるいは90度以上では両者のプライステア成分が同一方向になり、片流れを小さくすることが不可能になる。更に好ましくは1層からなるカーカス層の補強コードの方向が、タイヤ外側から見てタイヤ周方向に対して70度から85度がタイヤの耐久性の面から好ましい。
【0015】
また本発明によれば2層または3層からなるベルト層が発生するプライステア成分が車両進行方向左向きである場合は、2層からなるカーカス層のベルト側のカーカス層の補強コードの方向がタイヤ外側から見てタイヤ周方向に対して54.7度超から90度未満の右下がりであり、ベルト層が発生するプライステア成分が車両進行方向右向きである場合は、2層からなるカーカス層のベルト側のカーカス層の補強コードの方向がタイヤ外側から見てタイヤ周方向に対して54.7度超から90度未満の左下がりである空気入り安全タイヤが提供される。
【0016】
こうすることで、ベルト層が発生するプライステア成分とカーカス層が発生するプライステア成分を逆向きとする事が可能になるのであって、54.7度以下あるいは90度以上では両者のプライステア成分が同一方向になり、空気が抜けた状態でタイヤを走行させる場合に、タイヤ全体として発生するプライステア成分を減少させ、片流れを小さくすることが不可能になる。更に好ましくは2層からなるカーカス層のベルト側のカーカス層の補強コードの方向がタイヤ外側から見てタイヤ周方向に対して70度から85度がタイヤの耐久性の面から好ましい。また、プライステアに影響を与えない範囲でカーカス層の補強コードがラジアル方向のカーカス層が追加されていても良い。
【0017】
なお、2層のカーカス層の補強コードの方向がタイヤ内面側とベルト側でタイヤ周方向に対する角度が異なっている場合は、2層のカーカス層の補強コードの方向はタイヤ内面側とベルト側でタイヤ周方向に対して逆向きであれば、20度以内で異なっていてもよいが、20度超では特に低内圧走行時の耐久性能が低下し好ましくない。また、プライステアに影響を与えない範囲でカーカス層の補強コードがラジアル方向のカーカス層が追加されていても良い。
【0018】
さらに、ベルト側のカーカス層の補強コードがタイヤ周方向に対する角度が、タイヤ内面側のカーカス層の補強コードがタイヤ周方向に対する角度より、5度以上小さい事が、カーカス層の発生するプライステア成分を大きくしより望ましい。また、プライステアに影響を与えない範囲でカーカス層の補強コードがラジアル方向のカーカス層が追加されていても良い。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の空気入り安全タイヤの一例を示し、1はトレッド部、2はビード部、3はサイドウォール部である。左右のビード部2に連接してタイヤ径方向外側に左右のサイドウォール部3が延設され、この左右のサイドウォール部3間にタイヤ周方向に延在するトレッド部1が設けられている。タイヤ内側にはカーカス層4が1層配設されている。左右のビード部2にはタイヤラジアル方向断面形状が四角状に形成されたビードコア5がそれぞれ配置され、そのビードコア5の外周にはタイヤラジアル方向断面形状が三角状に形成されたビードフィラー6が設けられている。タイヤ最内層には、空気透過防止層を構成するインナーライナー層7が、タイヤ内側全面にわたって配設されている。
【0020】
トレッド部1のカーカス層外周側には、スチールコードからなる補強コードをタイヤ周方向に対して15度から30度で傾斜すると共に逆向きで互いに交差するように配列した、カーカス側ベルト層8aと踏面側ベルト層8bが埋設されている。このベルト層8の外周には、ベルト層8を保護するベルトカバー層9が積層されている。両サイドウォール部3には、カーカス層4とインナーライナー層7との間に、ランフラット性能を付与するためのタイヤラジアル方向断面形状が三日月状に形成されたサイド補強層10が設けられている。このサイド補強層10はサイドウォール部3の内側で、インナーライナー7の外側にタイヤ周方向に沿って、延設され環状に形成されている。
【0021】
本発明では、上述した構成の空気入り安全タイヤにおいて、カーカス層4の補強コードの方向を特定し、ベルト層の補強コードによって生ずるプライステアをカーカス層4によって生ずるプライステアで相殺することによって、例えタイヤのバックリング現象が大きくてもプライステアを抑制し、車両の片流れの原因となるプライステア成分が、著しく大きくならない構造になっているのである。
【0022】
サイド補強ゴム層は、サイドウォール部のたわみを抑制できる硬度(例えば、JIS A硬度70以上)を示すようなものであればいかなる配合でもよく、配合剤の種類や量も通常用いられる一般的なものを使用することが出来る。
【0023】
図2は図1のベルト層8とカーカス層4だけを抜き出し、平面に展開した部分展開図であって、ただ一層のカーカス層4がタイヤ外側から見て左下がりで、カーカス層の発生するプライステアは車両進行右向き、カーカス側ベルト層8aの補強コードの方向が左下がり、踏面側ベルト層8bの補強コードの方向が右下がりであり、ベルト層8が発生するプライステアは車両進行左向きである事を示し両者相殺している。
【0024】
図3は他の本発明空気入り安全タイヤのベルト層8とカーカス層4の部分展開図であって、カーカス層が2層からなりタイヤ内面側のカーカス層4aの補強コードの方向がタイヤ外側から見て左下がり、ベルト層側カーカス層4bの補強コードの方向が右下がりで、カーカス層4が発生するプライステアは車両進行右向きである事を示している。カーカス側ベルト層8aの補強コードの方向が左下がり、踏面側ベルト層8bの補強コードの方向が右下がりであり、ベルト層8が発生するプライステアは車両進行左向きである事を示している。
【0025】
図4は他の本発明空気入り安全タイヤのベルト層8とカーカス層4の部分展開図であって、カーカス層が1層からなりタイヤ外側から見て右下がり、カーカス側ベルト層8aの補強コードの方向が右下がり、踏面側ベルト層8bの補強コードの方向が左下がりであり、ベルト層8が発生するプライステアは車両進行右向きである事を示している。
【0026】
図5は他の本発明空気入り安全タイヤのベルト層8とカーカス層4の部分展開図であって、カーカス層が2層からなりタイヤ内面側のカーカス層4aの補強コードの方向がタイヤ外側から見て左下がり、ベルト層側カーカス層4bの補強コードの方向が右下がりで、しかも10度異なっている場合であって、カーカス側ベルト層8aの補強コードの方向が左下がりで、踏面側ベルト層8bの補強コードの方向が右下がりである事を示している。
【0027】
【実施例】
以下、実施例によって本発明を更に説明するが、本発明の範囲をこれらの実施例に限定するものでないことは言うまでもない。
【0028】
以下の各例に用いた試験タイヤは、次のように作製した。
【0029】
表1に示した配合組成(重量部)からなる、最大厚さ10mm、50%引っ張りモジュラス3.5MPa(JISK6251に準拠)からなる断面三日月形状のサイド補強層10を有するタイヤを図1および図2に示すように配置し、ベルト層をスチール2層としカーカス側ベルト層8aの補強コードの方向を左下がり20度、踏面側ベルト層8bの補強コードの方向を右下がり20度としたベルト補強層8を設置し本発明タイヤ(1)とした。タイヤサイズは245/45ZR17であって本発明タイヤ(1)と、他の本発明タイヤ(2)比較タイヤ(3)および従来タイヤ(4)をベルト層8とカーカス層4以外は同一に作製した。
【0030】
【表1】
【0031】
図2記載の本発明タイヤ(1)のカーカス層は1層で補強コードはポリエステルでタイヤ周方向に対する補強コードの角度は80度で左下がりである。
【0032】
図3記載の他の本発明タイヤ(2)のカーカス層は2層で補強コードはナイロンでタイヤ内面側カーカス層の補強コードのタイヤ周方向に対する角度は80度で左下がり、ベルト側カーカス層の補強コードのタイヤ周方向に対する角度は80度で右下がりで、対称に交差している。ベルト層8は本発明タイヤ(1)と同一である。
【0033】
図6記載の比較例タイヤ(3)のカーカス層は1層で補強コードはポリエステルでタイヤ周方向に対する補強コードの角度は本発明(1)と逆に80度で右下がりである。ベルト層8は本発明タイヤ(1)と同一である。
【0034】
図7および図8記載の従来タイヤ(4)のカーカス層はポリエステル1層で補強コードはラジアル方向である。ベルト層8は本発明タイヤ(1)と同一である。
【0035】
上記で得られた各タイヤを以下の試験に供し、その結果を下記表2に示した。結果は従来タイヤを100とした指数表示とし、数値が小さい方が良好である。
【0036】
(プライステア)
各タイヤを日本自動車タイヤ協会2002年版JATMAイヤーブックの標準リムを使用して、JASOC607に規定されたタイヤユニフォーミティー試験により各タイヤのプライステア量をもとめた。
【0037】
(ランフラット片流れ量試験)
各タイヤを日本自動車タイヤ協会2002年版JATMAイヤーブックの標準リムを使用して、最大負荷能力に対応する空気圧を充填し、前輪右側タイヤの空気を抜いた状態で、後輪駆動2000CCの車に装着して、平坦なコースをテストドライバーが舵を固定し80km/hの速度で50メートルずつ往復走行し、片流れの距離を測定した。従来例を100とする指数で表示し、この指数が小さいほどランフラット片流れ量が少なく優れていることを現す。
【0038】
【表2】
【0039】
【発明の効果】
トレッド部にバックリング現象を生じるような大きな張力がトレッド部に作用する場合であっても、ベルト層が発生するプライステア成分とカーカス層が発生するプライステア成分が逆むきであるため、両者が打ち消しあい結果としてプライステア量れを小さくすることが可能になり、車両の片流れを減少出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気入り安全タイヤの斜視部分断面展開図である。
【図2】本発明の空気入り安全タイヤのベルト層とカーカス層の部分展開図である。
【図3】他の本発明空気入り安全タイヤのベルト層とカーカス層の部分展開図である。
【図4】他の本発明空気入り安全タイヤのベルト層とカーカス層の部分展開図である。
【図5】他の本発明空気入り安全タイヤのベルト層とカーカス層の部分展開図である。
【図6】比較例の本発明空気入り安全タイヤのベルト層とカーカス層の部分展開図である。
【図7】従来の空気入りラジアル安全タイヤの空気入り安全タイヤの斜視部分断面展開図である。
【図8】従来の空気入りラジアル安全タイヤのベルト層とカーカス層の部分展開図である。
【図9】空気が抜けたタイヤのバックリング現象を示すタイヤ部分断面図である。
【符号の説明】
1 トレッド部
2 ビード部
3 サイドウォール部
4 カーカス層
4aタイヤ内面側のカーカス層
4bベルト層側カーカス層
5 ビードコア
6 ビードフィラー
7 インナーライナー層
8 ベルト層
8aカーカス側ベルト層
8b踏面側ベルト層
9 ベルトカバー層
10断面三日月形状のサイド補強層
Claims (4)
- サイドウォール部のカーカス層とインナーライナー層との間にランフラット性を付与するための断面三日月形状のサイド補強層を配置した空気入り安全タイヤであって、ベルト層が発生するプライステア成分とカーカス層が発生するプライステア成分が車両進行方向に対して逆むきであることを特徴とした空気入り安全タイヤ。
- ベルト層が発生するプライステア成分が車両進行方向左向きである場合は、カーカス層が発生するプライステア成分が車両進行方向右向きであり、ベルト層が発生するプライステア成分が車両進行方向右向きである場合は、カーカス層が発生するプライステア成分が車両進行方向左向きであることを特徴とした請求項1記載の空気入り安全タイヤ。
- 2層または3層からなるベルト層が発生するプライステア成分が車両進行方向左向きである場合は、1層からなるカーカス層の補強コードの方向がタイヤ外側から見てタイヤ周方向に対して54.7度超から90度未満の左下がりであり、ベルト層が発生するプライステア成分が車両進行方向右向きである場合は、1層からなるカーカス層の補強コードの方向がタイヤ外側から見てタイヤ周方向に対して54.7度超から90度未満の右下がりであることを特徴とした請求項1または2記載の空気入り安全タイヤ。
- 2層または3層からなるベルト層が発生するプライステア成分が車両進行方向左向きである場合は、2層からなるカーカス層のベルト側のカーカス層の補強コードの方向が、タイヤ外側から見てタイヤ周方向に対して54.7度超から90度未満の右下がりであり、ベルト層が発生するプライステア成分が車両進行方向右向きである場合は、2層からなるカーカス層のベルト側のカーカス層の補強コードの方向がタイヤ外側から見てタイヤ周方向に対して54.7度超から90度未満の左下がりであることを特徴とした請求項1または2記載の空気入り安全タイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003021021A JP2004231015A (ja) | 2003-01-29 | 2003-01-29 | 空気入り安全タイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2003021021A JP2004231015A (ja) | 2003-01-29 | 2003-01-29 | 空気入り安全タイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004231015A true JP2004231015A (ja) | 2004-08-19 |
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ID=32950488
Family Applications (1)
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| JP2003021021A Pending JP2004231015A (ja) | 2003-01-29 | 2003-01-29 | 空気入り安全タイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004231015A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009184552A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | Bridgestone Corp | タイヤの設計方法及び、タイヤ。 |
-
2003
- 2003-01-29 JP JP2003021021A patent/JP2004231015A/ja active Pending
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