JP2004230978A - 交通機関における振替輸送方法及び交通機関における振替輸送システム及び交通機関における振替輸送プログラム - Google Patents
交通機関における振替輸送方法及び交通機関における振替輸送システム及び交通機関における振替輸送プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】交通機関に事故や遅延が発生した場合、乗り換えと、必要な相手への連絡を容易にする。
【解決手段】鉄道会社サーバ20は、交通機関に事故が発生した場合、代替の交通機関情報で示される振替経路の改札機30と事故の発生した電車の利用者の利用者端末10に振替乗車券情報を送信する。改札機30は自己の保持する振替乗車券情報と利用者端末10の振替乗車券情報が一致する場合のみ利用者の改札機の通過を許可する。利用者端末10は、振替乗車券情報を受信すると、利用者端末10に予めアドレスが設定された利用者連絡先端末に予め決められた事故情報を送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】鉄道会社サーバ20は、交通機関に事故が発生した場合、代替の交通機関情報で示される振替経路の改札機30と事故の発生した電車の利用者の利用者端末10に振替乗車券情報を送信する。改札機30は自己の保持する振替乗車券情報と利用者端末10の振替乗車券情報が一致する場合のみ利用者の改札機の通過を許可する。利用者端末10は、振替乗車券情報を受信すると、利用者端末10に予めアドレスが設定された利用者連絡先端末に予め決められた事故情報を送信する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は交通機関における振替輸送方法及び交通機関における振替輸送システム及び交通機関における振替輸送プログラムに関し、特に交通機関に事故や遅延が発生した場合、振替乗車と、連絡先への遅延の連絡を容易にする交通機関における振替輸送方法及び交通機関における振替輸送システム及び交通機関における振替輸送プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、交通機関に事故や遅延が発生した場合、利用者位置検出手段により利用者の現在位置を検出し、その現在位置と利用者情報保持部に保持された情報(到着地、到着時間等)とから、最寄りの駅を含めた代替の交通機関情報を利用者端末にいち早く送信する交通機関案内方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
従って、この方法によれば、交通機関に事故や遅延が発生した場合、利用者は、改めて、代替の交通機関情報を調査することなく、きわめて容易に、かつ効率的に最適な代替の交通機関を利用することが可能になる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−46613(例えば、要約欄を参照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の交通機関案内方法は、交通機関に事故や遅延が発生した場合、利用者は、きわめて容易に、かつ効率的に最適な代替の交通機関を利用することが可能になる効果はあるものの、実際の乗り換えに当たっては、振替乗車券をもらうために駅で長時間並んだり、商談や打ち合わせが予定されている場合、必要な相手に混雑し混乱した中で連絡しなければならないという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本願の第1の発明は、利用者端末、鉄道会社サーバ、改札機、利用者連絡先端末より構成されており、各々がインターネットを介して接続されているネットワークシステムであって、交通機関に事故が発生した場合、前記鉄道会社サーバは利用者の現在位置と利用者情報保持部に保持された利用者情報(到着駅、到着時間を含む)とから最寄りの駅を含めた代替の交通機関情報を抽出し前記利用者端末に送信する交通機関における振替輸送方法において、前記鉄道会社サーバは、前記交通機関に事故が発生した場合、前記事故の発生した電車の前記利用者の現在地と前記事故が発生した前記電車の現在位置とのマッチングを行い、前記マッチングで一致した場合にのみ前記最寄りの駅を含めた代替の交通機関情報を前記利用者端末に送信することを特徴とする。
【0007】
本願の第2の発明は、第1の発明の前記鉄道会社サーバは、前記交通機関に事故が発生した場合、前記代替の交通機関情報で示される振替経路の前記改札機と前記事故の発生した電車の前記利用者の前記利用者端末に振替乗車券情報を送信し、前記改札機は自己の保持する前記振替乗車券情報と前記利用者端末の振替乗車券情報が一致する場合のみ前記利用者の前記改札機の通過を許可することを特徴とする。
【0008】
本願の第3の発明は、第2の発明の前記改札機は、前記利用者端末の表示部にバーコード表示された前記振替乗車券情報を前記改札機に備え付けられたバーコードーリーダで読み取ることにより一致を確認することを特徴とする。
【0009】
本願の第4の発明は、第2の発明の前記利用者端末は、前記振替乗車券情報を受信すると前記利用者端末に予めアドレスが設定された前記利用者連絡先端末に予め決められた事故情報を送信することを特徴とする。
【0010】
本願の第5の発明は、利用者端末、鉄道会社サーバ、改札機、利用者連絡先端末より構成されており、各々がインターネットを介して接続されているネットワークシステムであって、交通機関に事故が発生した場合、前記鉄道会社サーバは利用者の現在位置と利用者情報保持部に保持された利用者情報(到着駅、到着時間を含む)とから最寄りの駅を含めた代替の交通機関情報を抽出し前記利用者端末に送信する交通機関における振替輸送システムにおいて、前記鉄道会社サーバは、前記交通機関に事故が発生した場合前記事故の発生した電車情報を入力する入力手段と、前記電車情報に基づき前記利用者情報を検索することにより前記電車の利用者を特定する利用者特定手段と、特定された前記利用者の現在地と前記電車情報に基づく前記事故が発生した前記電車の現在位置とのマッチングを行うマッチング手段とを有し、前記マッチング手段における前記マッチングが一致した場合にのみ前記最寄りの駅を含めた代替の交通機関情報を前記利用者端末に送信することを特徴とする。
【0011】
本願の第6の発明は、第5の発明の前記鉄道会社サーバは、前記交通機関に事故が発生した場合、前記代替の交通機関情報で示される振替経路の前記改札機に振替乗車券情報を送信する改札機通知手段と、前記事故の発生した前記電車の前記利用者の前記利用者端末に振替乗車券情報を送信する利用者通知手段とを有し、前記改札機は自己の保持する前記振替乗車券情報と前記利用者端末の振替乗車券情報が一致する場合のみ前記利用者の前記改札機の通過を許可する整合性チェック手段を有することを特徴とする。
【0012】
本願の第7の発明は、第6の発明の前記改札機の前記整合性チェック手段は、前記利用者端末の表示部にバーコード表示された前記振替乗車券情報を前記改札機に備え付けられたバーコードーリーダで読み取ることにより一致を確認することを特徴とする。
【0013】
本願の第8の発明は、第6の発明の前記利用者端末は、前記振替乗車券情報を受信すると前記利用者端末に予めアドレスが設定された前記利用者連絡先端末に予め決められた事故情報を送信する連絡先端末通知手段を有することを特徴とする。
【0014】
本願の第9の発明は、利用者端末のプログラム、鉄道会社サーバのプログラム、改札機のプログラム、利用者連絡先端末のプログラムより構成されており、交通機関に事故が発生した場合、前記鉄道会社サーバプログラムは利用者の現在位置と前記鉄道会社サーバプログラムに保持された利用者情報(到着駅、到着時間を含む)とから最寄りの駅を含めた代替の交通機関情報を抽出し前記利用者端末に送信する交通機関における振替輸送プログラムにおいて、前記鉄道会社サーバプログラムは、前記交通機関に事故が発生した場合、前記事故の発生した電車の前記利用者の現在地と前記事故が発生した前記電車の現在位置とのマッチングを行い、前記マッチングで一致した場合にのみ前記最寄りの駅を含めた代替の交通機関情報を前記利用者端末に送信することを特徴とする。
【0015】
本願の第10の発明は、第9の発明の前記鉄道会社サーバプログラムは、前記交通機関に事故が発生した場合、前記代替の交通機関情報で示される振替経路の改札機と前記事故の発生した電車の前記利用者の前記利用者端末に振替乗車券情報を送信し、前記改札機プログラムは自己の保持する前記振替乗車券情報と前記利用者端末の保持する振替乗車券情報が一致する場合のみ前記利用者の前記改札機の通過を許可することを特徴とする。
【0016】
本願の第11の発明は、第10の発明の前記改札機プログラムは、前記利用者端末の表示部にバーコード表示された前記振替乗車券情報を前記改札機に備え付けられたバーコードーリーダで読み取ることにより一致を確認することを特徴とする。
【0017】
本願の第12の発明は、第10の発明の前記利用者端末プログラムは、前記振替乗車券情報を受信すると前記利用者端末に予めアドレスが設定された前記利用者連絡先端末に予め決められた事故情報を送信することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明の一実施の形態を示すシステム構成図である。
、図1から分かるとおり、本発明は、利用者端末10、鉄道会社サーバ20、改札機30、利用者連絡先端末40より構成されており、各々インターネット100を介して接続されている。さらに、鉄道会社サーバ20は、鉄道会社DB(データベース)50を有している。
【0020】
利用者端末10は利用者個人の持つ小型の携帯端末にGPS機能を有したものであり、インターネット100を経由して鉄道会社サーバ20へ経路情報や個人情報を送信する機能を有し、予め登録していた利用者連絡先端末40に自動的に遅延情報を送信する機能を有す。また鉄道会社サーバ20から送信された振替乗車券情報を自動的に受信し、改札機30を通過する際に振替乗車券情報のデータを読み取らせる機能を有する。
【0021】
鉄道会社DB(データベース)50は、鉄道会社サーバ20に設置されたデータベースであり、図2に示すとおり内部に全国の地図情報とダイヤ情報を格納する経路情報DB201と利用者端末10から送られてくるダイヤデータと目的地データを格納する利用者情報DB202を有す。
【0022】
鉄道会社サーバ20は鉄道会社に設置されたサーバであり、出発駅情報と目的地駅情報を入力されると、経路情報DB201を用いて、経路路線とダイヤ情報を出力する機能を持つ。また、鉄道会社サーバ20は、電車遅延時に自動的に利用者端末10へ振替乗車券情報を、インターネット100を経由して送信する機能を有する。さらに、鉄道会社サーバ20は、電車遅延時あるいは、事故や故障で電車が不通になった際、どの路線が不通になったか、また路線内の電車の停止位置、及び復旧までの見込み時間を把握する機能を有する。
【0023】
改札機30は、利用者が改札を通過する際に、利用者端末10に保存された鉄道会社サーバ20から送信された振替乗車券情報を読み取る機能を有する。
【0024】
利用者連絡先端末40は利用者が予め登録しておいた連絡先の端末であり、電車が遅延した際に利用者端末10より遅延情報を受信する機能を有する。
【0025】
次に本発明の動作を図面を用いて詳細に説明する。
(1)利用者登録動作(図6を参照)
はじめに、利用者は利用者端末10を用いて、鉄道会社サーバ20へアクセスし、図3に示す個人情報を登録する(ステップ61)。個人情報を受け取った鉄道会社サーバ20は、利用者IDとパスワードを自動的に割り当てて、その情報を利用者情報DB202に保存する(ステップ62)。鉄道会社サーバ20は、利用者端末10へ登録した利用者IDとパスワードを送信する(ステップ63)。利用者端末10は、、鉄道会社サーバ20から利用者IDとパスワードを受信する(ステップ64)。
(2)電車を利用する前の動作(図7を参照)
はじめに、利用者は利用者端末10を用いて、鉄道会社サーバ20へ利用者IDとパスワードを送信する(ステップ71)。鉄道会社サーバ20は、利用者IDとパスワードが正しいかどうかを判断する(ステップ72)。利用者IDとパスワードが正しければ、鉄道会社サーバ20は、ログイン成功の情報を利用者端末10に送信し(ステップ73)、利用者端末10は、ログイン成功の情報を鉄道会社サーバ20から受信する(ステップ74)。利用者端末10から、鉄道会社サーバ20に図4に示す経路情報内の出発駅と出発時間と目的地駅情報を送信するとともに、利用者端末10に電車遅延した際の連絡先となる利用者連絡先端末40のメールアドレスを登録する(ステップ75)。
【0026】
鉄道会社サーバ20は、経路情報DB201をアクセスし(ステップ76)、利用者情報端末10から受信した出発駅と目的地駅情報から、経路路線情報(○○線を利用し○△駅で乗り換えるという情報)とダイヤ情報を出力し(ステップ77)、経路路線情報とダイヤ情報を利用者端末10に送信する(ステップ78)。
【0027】
利用者端末10は、経路路線情報とダイヤ情報を受信すると、図4に示す経路情報内容項目の内、利用路線、乗換駅がプルダウン形式で表示される。利用路線と乗換駅を選択すると自動的に乗換駅到着予定時間、目的地到着予定時間が表示される(ステップ79)。
【0028】
利用者端末10は、図3に示す個人情報と全ての項目を入力した経路情報を鉄道会社サーバ20に送信する(ステップ80)。このとき設定される経路情報内のON/OFFフラグは、その経路情報がその日限りのものか、継続して使用されるものかを判断するために使用される。毎日、同じ経路を利用する際には、一度登録し、ONフラグにすることで毎日登録する手間を省くことが出来る。
【0029】
鉄道会社サーバ20は、利用者端末10から送出された個人情報と経路情報を個人情報DB202に格納する(ステップ81)。
(3)電車遅延発生時の動作(図8を参照)
事故や故障等で電車の遅延や不通が発生し、鉄道会社の運行管理システムから遅延や不通の発生した電車の情報(位置や電車を特定する情報)が鉄道会社サーバ20の入力手段(図示せず)に入力されると(ステップ90)、鉄道会社サーバ20の利用者特定手段(図示せず)は利用者情報DB202から、遅延や不通の発生した電車の利用者を特定する(ステップ91)。
【0030】
次に鉄道会社サーバ20のマッチング手段(図示せず)は、遅延の発生した電車の利用者の現在地を、GPS機能を有した利用者端末10から取得し、遅延や不通が発生した電車の現在位置とのマッチングを行う(ステップ92)。
【0031】
現在地がマッチングで一致した場合は、鉄道会社サーバ20の経路決定手段(図示せず)は、利用者の現在地と利用者情報DB202から取得される利用者の目的地情報を基に、全国の地図情報とダイヤ情報を格納する経路情報DB201を検索し、現在の位置からの最短の経路とダイヤを決定する(ステップ93)。
【0032】
鉄道会社サーバ20の利用者通知手段(図示せず)は、利用者端末10に、どの路線が不通によりどのくらい遅延するかの遅延情報、最短の経路情報、最短の経路を利用する際のダイヤ情報、改札機30を通過できる情報を有した振替乗車券情報を送信する(ステップ94)。振替乗車券情報は図5の要素から構成されている。
【0033】
同時に鉄道会社サーバ20の改札機通知手段(図示せず)は、振替経路の改札機30に、遅延が発生した電車の利用者が受信した振替乗車券情報を送信する(ステップ95)。
【0034】
鉄道会社サーバ20から、どの路線が不通によりどのくらい遅延するかの遅延情報と最短の経路情報とダイヤ情報と振替乗車券情報を受け取った利用者端末10の連絡先端末通知手段(図示せず)は(ステップ96)、予め登録しておいた利用者連絡先端末40に、自動的にどの路線がどのくらい遅延するかの遅延情報を送信する(ステップ97)。
【0035】
利用者は、鉄道会社サーバ20から送信された最短の経路情報とダイヤ情報を元に目的地へ向かう(ステップ98)。
【0036】
利用者は、目的地に向かう途中や目的地にある改札機30を、鉄道会社サーバ20から受け取った利用者端末10の振替乗車券情報により通過する(ステップ99)。具体的には、例えば振替乗車券情報を利用者端末10の表示部にバーコード表示させ、この表示を改札機30に備え付けられたバーコードーリーダで読み取るなどして実施できる。
【0037】
改札機30は、鉄道会社サーバ20から受け取った振替乗車券情報と、利用者端末10から受け取った振替乗車券情報の整合性のチェックを整合性チェック手段(図示せず)により行う(ステップ100)。
【0038】
振替乗車券情報の認証が出来ると、利用者は改札機30を通過することが出来る(ステップ101)。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明により、振替乗車券情報が自動的に送られてくることで、駅に長時間並んで振替乗車券をもらう必要が無くなる効果がある。
【0040】
また、電車遅延が発生した時点で、自動的に連絡先に遅延の連絡が行くので、電車内で電話を掛ける必要なく、直ちに自動的に連絡が可能になる効果がある。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すシステム構成図である。
【図2】鉄道会社サーバ20に設置されたデータベースの構成例を示す図である。
【図3】鉄道会社サーバ20に登録される個人情報の構成例を示す図である。
【図4】利用者が電車を利用する際の経路情報の構成例を示す図である。
【図5】電車の遅延が発生した際に、利用者が受信する振替乗車券情報の構成例を示す図である。
【図6】本発明の利用者登録の一実施の形態を示す動作フロー図である。
【図7】本の発明の電車を利用する前の一実施の形態を示す動作フロー図である。
【図8】本の発明の電車遅延発生時の一実施の形態を示す動作フロー図である。
【符号の説明】
10 利用者端末
20 鉄道会社サーバ
30 改札機
40 利用者連絡先端末
50 鉄道会社DB
100 インターネット
201 経路情報DB
202 利用者情報DB
【発明の属する技術分野】
本発明は交通機関における振替輸送方法及び交通機関における振替輸送システム及び交通機関における振替輸送プログラムに関し、特に交通機関に事故や遅延が発生した場合、振替乗車と、連絡先への遅延の連絡を容易にする交通機関における振替輸送方法及び交通機関における振替輸送システム及び交通機関における振替輸送プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、交通機関に事故や遅延が発生した場合、利用者位置検出手段により利用者の現在位置を検出し、その現在位置と利用者情報保持部に保持された情報(到着地、到着時間等)とから、最寄りの駅を含めた代替の交通機関情報を利用者端末にいち早く送信する交通機関案内方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
従って、この方法によれば、交通機関に事故や遅延が発生した場合、利用者は、改めて、代替の交通機関情報を調査することなく、きわめて容易に、かつ効率的に最適な代替の交通機関を利用することが可能になる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−46613(例えば、要約欄を参照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の交通機関案内方法は、交通機関に事故や遅延が発生した場合、利用者は、きわめて容易に、かつ効率的に最適な代替の交通機関を利用することが可能になる効果はあるものの、実際の乗り換えに当たっては、振替乗車券をもらうために駅で長時間並んだり、商談や打ち合わせが予定されている場合、必要な相手に混雑し混乱した中で連絡しなければならないという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本願の第1の発明は、利用者端末、鉄道会社サーバ、改札機、利用者連絡先端末より構成されており、各々がインターネットを介して接続されているネットワークシステムであって、交通機関に事故が発生した場合、前記鉄道会社サーバは利用者の現在位置と利用者情報保持部に保持された利用者情報(到着駅、到着時間を含む)とから最寄りの駅を含めた代替の交通機関情報を抽出し前記利用者端末に送信する交通機関における振替輸送方法において、前記鉄道会社サーバは、前記交通機関に事故が発生した場合、前記事故の発生した電車の前記利用者の現在地と前記事故が発生した前記電車の現在位置とのマッチングを行い、前記マッチングで一致した場合にのみ前記最寄りの駅を含めた代替の交通機関情報を前記利用者端末に送信することを特徴とする。
【0007】
本願の第2の発明は、第1の発明の前記鉄道会社サーバは、前記交通機関に事故が発生した場合、前記代替の交通機関情報で示される振替経路の前記改札機と前記事故の発生した電車の前記利用者の前記利用者端末に振替乗車券情報を送信し、前記改札機は自己の保持する前記振替乗車券情報と前記利用者端末の振替乗車券情報が一致する場合のみ前記利用者の前記改札機の通過を許可することを特徴とする。
【0008】
本願の第3の発明は、第2の発明の前記改札機は、前記利用者端末の表示部にバーコード表示された前記振替乗車券情報を前記改札機に備え付けられたバーコードーリーダで読み取ることにより一致を確認することを特徴とする。
【0009】
本願の第4の発明は、第2の発明の前記利用者端末は、前記振替乗車券情報を受信すると前記利用者端末に予めアドレスが設定された前記利用者連絡先端末に予め決められた事故情報を送信することを特徴とする。
【0010】
本願の第5の発明は、利用者端末、鉄道会社サーバ、改札機、利用者連絡先端末より構成されており、各々がインターネットを介して接続されているネットワークシステムであって、交通機関に事故が発生した場合、前記鉄道会社サーバは利用者の現在位置と利用者情報保持部に保持された利用者情報(到着駅、到着時間を含む)とから最寄りの駅を含めた代替の交通機関情報を抽出し前記利用者端末に送信する交通機関における振替輸送システムにおいて、前記鉄道会社サーバは、前記交通機関に事故が発生した場合前記事故の発生した電車情報を入力する入力手段と、前記電車情報に基づき前記利用者情報を検索することにより前記電車の利用者を特定する利用者特定手段と、特定された前記利用者の現在地と前記電車情報に基づく前記事故が発生した前記電車の現在位置とのマッチングを行うマッチング手段とを有し、前記マッチング手段における前記マッチングが一致した場合にのみ前記最寄りの駅を含めた代替の交通機関情報を前記利用者端末に送信することを特徴とする。
【0011】
本願の第6の発明は、第5の発明の前記鉄道会社サーバは、前記交通機関に事故が発生した場合、前記代替の交通機関情報で示される振替経路の前記改札機に振替乗車券情報を送信する改札機通知手段と、前記事故の発生した前記電車の前記利用者の前記利用者端末に振替乗車券情報を送信する利用者通知手段とを有し、前記改札機は自己の保持する前記振替乗車券情報と前記利用者端末の振替乗車券情報が一致する場合のみ前記利用者の前記改札機の通過を許可する整合性チェック手段を有することを特徴とする。
【0012】
本願の第7の発明は、第6の発明の前記改札機の前記整合性チェック手段は、前記利用者端末の表示部にバーコード表示された前記振替乗車券情報を前記改札機に備え付けられたバーコードーリーダで読み取ることにより一致を確認することを特徴とする。
【0013】
本願の第8の発明は、第6の発明の前記利用者端末は、前記振替乗車券情報を受信すると前記利用者端末に予めアドレスが設定された前記利用者連絡先端末に予め決められた事故情報を送信する連絡先端末通知手段を有することを特徴とする。
【0014】
本願の第9の発明は、利用者端末のプログラム、鉄道会社サーバのプログラム、改札機のプログラム、利用者連絡先端末のプログラムより構成されており、交通機関に事故が発生した場合、前記鉄道会社サーバプログラムは利用者の現在位置と前記鉄道会社サーバプログラムに保持された利用者情報(到着駅、到着時間を含む)とから最寄りの駅を含めた代替の交通機関情報を抽出し前記利用者端末に送信する交通機関における振替輸送プログラムにおいて、前記鉄道会社サーバプログラムは、前記交通機関に事故が発生した場合、前記事故の発生した電車の前記利用者の現在地と前記事故が発生した前記電車の現在位置とのマッチングを行い、前記マッチングで一致した場合にのみ前記最寄りの駅を含めた代替の交通機関情報を前記利用者端末に送信することを特徴とする。
【0015】
本願の第10の発明は、第9の発明の前記鉄道会社サーバプログラムは、前記交通機関に事故が発生した場合、前記代替の交通機関情報で示される振替経路の改札機と前記事故の発生した電車の前記利用者の前記利用者端末に振替乗車券情報を送信し、前記改札機プログラムは自己の保持する前記振替乗車券情報と前記利用者端末の保持する振替乗車券情報が一致する場合のみ前記利用者の前記改札機の通過を許可することを特徴とする。
【0016】
本願の第11の発明は、第10の発明の前記改札機プログラムは、前記利用者端末の表示部にバーコード表示された前記振替乗車券情報を前記改札機に備え付けられたバーコードーリーダで読み取ることにより一致を確認することを特徴とする。
【0017】
本願の第12の発明は、第10の発明の前記利用者端末プログラムは、前記振替乗車券情報を受信すると前記利用者端末に予めアドレスが設定された前記利用者連絡先端末に予め決められた事故情報を送信することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明の一実施の形態を示すシステム構成図である。
、図1から分かるとおり、本発明は、利用者端末10、鉄道会社サーバ20、改札機30、利用者連絡先端末40より構成されており、各々インターネット100を介して接続されている。さらに、鉄道会社サーバ20は、鉄道会社DB(データベース)50を有している。
【0020】
利用者端末10は利用者個人の持つ小型の携帯端末にGPS機能を有したものであり、インターネット100を経由して鉄道会社サーバ20へ経路情報や個人情報を送信する機能を有し、予め登録していた利用者連絡先端末40に自動的に遅延情報を送信する機能を有す。また鉄道会社サーバ20から送信された振替乗車券情報を自動的に受信し、改札機30を通過する際に振替乗車券情報のデータを読み取らせる機能を有する。
【0021】
鉄道会社DB(データベース)50は、鉄道会社サーバ20に設置されたデータベースであり、図2に示すとおり内部に全国の地図情報とダイヤ情報を格納する経路情報DB201と利用者端末10から送られてくるダイヤデータと目的地データを格納する利用者情報DB202を有す。
【0022】
鉄道会社サーバ20は鉄道会社に設置されたサーバであり、出発駅情報と目的地駅情報を入力されると、経路情報DB201を用いて、経路路線とダイヤ情報を出力する機能を持つ。また、鉄道会社サーバ20は、電車遅延時に自動的に利用者端末10へ振替乗車券情報を、インターネット100を経由して送信する機能を有する。さらに、鉄道会社サーバ20は、電車遅延時あるいは、事故や故障で電車が不通になった際、どの路線が不通になったか、また路線内の電車の停止位置、及び復旧までの見込み時間を把握する機能を有する。
【0023】
改札機30は、利用者が改札を通過する際に、利用者端末10に保存された鉄道会社サーバ20から送信された振替乗車券情報を読み取る機能を有する。
【0024】
利用者連絡先端末40は利用者が予め登録しておいた連絡先の端末であり、電車が遅延した際に利用者端末10より遅延情報を受信する機能を有する。
【0025】
次に本発明の動作を図面を用いて詳細に説明する。
(1)利用者登録動作(図6を参照)
はじめに、利用者は利用者端末10を用いて、鉄道会社サーバ20へアクセスし、図3に示す個人情報を登録する(ステップ61)。個人情報を受け取った鉄道会社サーバ20は、利用者IDとパスワードを自動的に割り当てて、その情報を利用者情報DB202に保存する(ステップ62)。鉄道会社サーバ20は、利用者端末10へ登録した利用者IDとパスワードを送信する(ステップ63)。利用者端末10は、、鉄道会社サーバ20から利用者IDとパスワードを受信する(ステップ64)。
(2)電車を利用する前の動作(図7を参照)
はじめに、利用者は利用者端末10を用いて、鉄道会社サーバ20へ利用者IDとパスワードを送信する(ステップ71)。鉄道会社サーバ20は、利用者IDとパスワードが正しいかどうかを判断する(ステップ72)。利用者IDとパスワードが正しければ、鉄道会社サーバ20は、ログイン成功の情報を利用者端末10に送信し(ステップ73)、利用者端末10は、ログイン成功の情報を鉄道会社サーバ20から受信する(ステップ74)。利用者端末10から、鉄道会社サーバ20に図4に示す経路情報内の出発駅と出発時間と目的地駅情報を送信するとともに、利用者端末10に電車遅延した際の連絡先となる利用者連絡先端末40のメールアドレスを登録する(ステップ75)。
【0026】
鉄道会社サーバ20は、経路情報DB201をアクセスし(ステップ76)、利用者情報端末10から受信した出発駅と目的地駅情報から、経路路線情報(○○線を利用し○△駅で乗り換えるという情報)とダイヤ情報を出力し(ステップ77)、経路路線情報とダイヤ情報を利用者端末10に送信する(ステップ78)。
【0027】
利用者端末10は、経路路線情報とダイヤ情報を受信すると、図4に示す経路情報内容項目の内、利用路線、乗換駅がプルダウン形式で表示される。利用路線と乗換駅を選択すると自動的に乗換駅到着予定時間、目的地到着予定時間が表示される(ステップ79)。
【0028】
利用者端末10は、図3に示す個人情報と全ての項目を入力した経路情報を鉄道会社サーバ20に送信する(ステップ80)。このとき設定される経路情報内のON/OFFフラグは、その経路情報がその日限りのものか、継続して使用されるものかを判断するために使用される。毎日、同じ経路を利用する際には、一度登録し、ONフラグにすることで毎日登録する手間を省くことが出来る。
【0029】
鉄道会社サーバ20は、利用者端末10から送出された個人情報と経路情報を個人情報DB202に格納する(ステップ81)。
(3)電車遅延発生時の動作(図8を参照)
事故や故障等で電車の遅延や不通が発生し、鉄道会社の運行管理システムから遅延や不通の発生した電車の情報(位置や電車を特定する情報)が鉄道会社サーバ20の入力手段(図示せず)に入力されると(ステップ90)、鉄道会社サーバ20の利用者特定手段(図示せず)は利用者情報DB202から、遅延や不通の発生した電車の利用者を特定する(ステップ91)。
【0030】
次に鉄道会社サーバ20のマッチング手段(図示せず)は、遅延の発生した電車の利用者の現在地を、GPS機能を有した利用者端末10から取得し、遅延や不通が発生した電車の現在位置とのマッチングを行う(ステップ92)。
【0031】
現在地がマッチングで一致した場合は、鉄道会社サーバ20の経路決定手段(図示せず)は、利用者の現在地と利用者情報DB202から取得される利用者の目的地情報を基に、全国の地図情報とダイヤ情報を格納する経路情報DB201を検索し、現在の位置からの最短の経路とダイヤを決定する(ステップ93)。
【0032】
鉄道会社サーバ20の利用者通知手段(図示せず)は、利用者端末10に、どの路線が不通によりどのくらい遅延するかの遅延情報、最短の経路情報、最短の経路を利用する際のダイヤ情報、改札機30を通過できる情報を有した振替乗車券情報を送信する(ステップ94)。振替乗車券情報は図5の要素から構成されている。
【0033】
同時に鉄道会社サーバ20の改札機通知手段(図示せず)は、振替経路の改札機30に、遅延が発生した電車の利用者が受信した振替乗車券情報を送信する(ステップ95)。
【0034】
鉄道会社サーバ20から、どの路線が不通によりどのくらい遅延するかの遅延情報と最短の経路情報とダイヤ情報と振替乗車券情報を受け取った利用者端末10の連絡先端末通知手段(図示せず)は(ステップ96)、予め登録しておいた利用者連絡先端末40に、自動的にどの路線がどのくらい遅延するかの遅延情報を送信する(ステップ97)。
【0035】
利用者は、鉄道会社サーバ20から送信された最短の経路情報とダイヤ情報を元に目的地へ向かう(ステップ98)。
【0036】
利用者は、目的地に向かう途中や目的地にある改札機30を、鉄道会社サーバ20から受け取った利用者端末10の振替乗車券情報により通過する(ステップ99)。具体的には、例えば振替乗車券情報を利用者端末10の表示部にバーコード表示させ、この表示を改札機30に備え付けられたバーコードーリーダで読み取るなどして実施できる。
【0037】
改札機30は、鉄道会社サーバ20から受け取った振替乗車券情報と、利用者端末10から受け取った振替乗車券情報の整合性のチェックを整合性チェック手段(図示せず)により行う(ステップ100)。
【0038】
振替乗車券情報の認証が出来ると、利用者は改札機30を通過することが出来る(ステップ101)。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明により、振替乗車券情報が自動的に送られてくることで、駅に長時間並んで振替乗車券をもらう必要が無くなる効果がある。
【0040】
また、電車遅延が発生した時点で、自動的に連絡先に遅延の連絡が行くので、電車内で電話を掛ける必要なく、直ちに自動的に連絡が可能になる効果がある。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すシステム構成図である。
【図2】鉄道会社サーバ20に設置されたデータベースの構成例を示す図である。
【図3】鉄道会社サーバ20に登録される個人情報の構成例を示す図である。
【図4】利用者が電車を利用する際の経路情報の構成例を示す図である。
【図5】電車の遅延が発生した際に、利用者が受信する振替乗車券情報の構成例を示す図である。
【図6】本発明の利用者登録の一実施の形態を示す動作フロー図である。
【図7】本の発明の電車を利用する前の一実施の形態を示す動作フロー図である。
【図8】本の発明の電車遅延発生時の一実施の形態を示す動作フロー図である。
【符号の説明】
10 利用者端末
20 鉄道会社サーバ
30 改札機
40 利用者連絡先端末
50 鉄道会社DB
100 インターネット
201 経路情報DB
202 利用者情報DB
Claims (12)
- 利用者端末、鉄道会社サーバ、改札機、利用者連絡先端末より構成されており、各々がインターネットを介して接続されているネットワークシステムであって、交通機関に事故が発生した場合、前記鉄道会社サーバは利用者の現在位置と利用者情報保持部に保持された利用者情報(到着駅、到着時間を含む)とから最寄りの駅を含めた代替の交通機関情報を抽出し前記利用者端末に送信する交通機関における振替輸送方法において、前記鉄道会社サーバは、前記交通機関に事故が発生した場合、前記事故の発生した電車の前記利用者の現在地と前記事故が発生した前記電車の現在位置とのマッチングを行い、前記マッチングで一致した場合にのみ前記最寄りの駅を含めた代替の交通機関情報を前記利用者端末に送信することを特徴とする交通機関における振替輸送方法。
- 前記鉄道会社サーバは、前記交通機関に事故が発生した場合、前記代替の交通機関情報で示される振替経路の前記改札機と前記事故の発生した電車の前記利用者の前記利用者端末に振替乗車券情報を送信し、前記改札機は自己の保持する前記振替乗車券情報と前記利用者端末の振替乗車券情報が一致する場合のみ前記利用者の前記改札機の通過を許可することを特徴とする請求項1記載の交通機関における振替輸送方法。
- 前記改札機は、前記利用者端末の表示部にバーコード表示された前記振替乗車券情報を前記改札機に備え付けられたバーコードーリーダで読み取ることにより一致を確認することを特徴とする請求項2記載の交通機関における振替輸送方法。
- 前記利用者端末は、前記振替乗車券情報を受信すると前記利用者端末に予めアドレスが設定された前記利用者連絡先端末に予め決められた事故情報を送信することを特徴とする請求項2記載の交通機関における振替輸送方法。
- 利用者端末、鉄道会社サーバ、改札機、利用者連絡先端末より構成されており、各々がインターネットを介して接続されているネットワークシステムであって、交通機関に事故が発生した場合、前記鉄道会社サーバは利用者の現在位置と利用者情報保持部に保持された利用者情報(到着駅、到着時間を含む)とから最寄りの駅を含めた代替の交通機関情報を抽出し前記利用者端末に送信する交通機関における振替輸送システムにおいて、前記鉄道会社サーバは、前記交通機関に事故が発生した場合前記事故の発生した電車情報を入力する入力手段と、前記電車情報に基づき前記利用者情報を検索することにより前記電車の利用者を特定する利用者特定手段と、特定された前記利用者の現在地と前記電車情報に基づく前記事故が発生した前記電車の現在位置とのマッチングを行うマッチング手段とを有し、前記マッチング手段における前記マッチングが一致した場合にのみ前記最寄りの駅を含めた代替の交通機関情報を前記利用者端末に送信することを特徴とする交通機関における振替輸送システム。
- 前記鉄道会社サーバは、前記交通機関に事故が発生した場合、前記代替の交通機関情報で示される振替経路の前記改札機に振替乗車券情報を送信する改札機通知手段と、前記事故の発生した前記電車の前記利用者の前記利用者端末に振替乗車券情報を送信する利用者通知手段とを有し、前記改札機は自己の保持する前記振替乗車券情報と前記利用者端末の振替乗車券情報が一致する場合のみ前記利用者の前記改札機の通過を許可する整合性チェック手段を有することを特徴とする請求項5記載の交通機関における振替輸送システム。
- 前記改札機の前記整合性チェック手段は、前記利用者端末の表示部にバーコード表示された前記振替乗車券情報を前記改札機に備え付けられたバーコードーリーダで読み取ることにより一致を確認することを特徴とする請求項6記載の交通機関における振替輸送システム。
- 前記利用者端末は、前記振替乗車券情報を受信すると前記利用者端末に予めアドレスが設定された前記利用者連絡先端末に予め決められた事故情報を送信する連絡先端末通知手段を有することを特徴とする請求項6記載の交通機関における振替輸送システム。
- 利用者端末のプログラム、鉄道会社サーバのプログラム、改札機のプログラム、利用者連絡先端末のプログラムより構成されており、交通機関に事故が発生した場合、前記鉄道会社サーバプログラムは利用者の現在位置と前記鉄道会社サーバプログラムに保持された利用者情報(到着駅、到着時間を含む)とから最寄りの駅を含めた代替の交通機関情報を抽出し前記利用者端末に送信する交通機関における振替輸送プログラムにおいて、前記鉄道会社サーバプログラムは、前記交通機関に事故が発生した場合、前記事故の発生した電車の前記利用者の現在地と前記事故が発生した前記電車の現在位置とのマッチングを行い、前記マッチングで一致した場合にのみ前記最寄りの駅を含めた代替の交通機関情報を前記利用者端末に送信することを特徴とする交通機関における振替輸送プログラム。
- 前記鉄道会社サーバプログラムは、前記交通機関に事故が発生した場合、前記代替の交通機関情報で示される振替経路の改札機と前記事故の発生した電車の前記利用者の前記利用者端末に振替乗車券情報を送信し、前記改札機プログラムは自己の保持する前記振替乗車券情報と前記利用者端末の保持する振替乗車券情報が一致する場合のみ前記利用者の前記改札機の通過を許可することを特徴とする請求項9記載の交通機関における振替輸送プログラム。
- 前記改札機プログラムは、前記利用者端末の表示部にバーコード表示された前記振替乗車券情報を前記改札機に備え付けられたバーコードーリーダで読み取ることにより一致を確認することを特徴とする請求項10記載の交通機関における振替輸送プログラム。
- 前記利用者端末プログラムは、前記振替乗車券情報を受信すると前記利用者端末に予めアドレスが設定された前記利用者連絡先端末に予め決められた事故情報を送信することを特徴とする請求項10記載の交通機関における振替輸送プログラム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012236443A (ja) * | 2011-05-10 | 2012-12-06 | Japan Research Institute Ltd | 乗物遅延管理システム及び、乗物遅延管理方法 |
-
2003
- 2003-01-29 JP JP2003020111A patent/JP2004230978A/ja not_active Withdrawn
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