JP3597128B2 - 固定フォーマットを使用した電子メール送信方法及びメールサーバ - Google Patents
固定フォーマットを使用した電子メール送信方法及びメールサーバ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3597128B2 JP3597128B2 JP2000350801A JP2000350801A JP3597128B2 JP 3597128 B2 JP3597128 B2 JP 3597128B2 JP 2000350801 A JP2000350801 A JP 2000350801A JP 2000350801 A JP2000350801 A JP 2000350801A JP 3597128 B2 JP3597128 B2 JP 3597128B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed format
- code
- sender
- message
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Information Transfer Between Computers (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メール送信方法及びメールサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯端末における電子メールの送信において、文章の長さは通信時間やデータの通信料に比例する。従って、長い文章を送る場合、データ量が増加し、通信料金が多くなってしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図1のような決まったフォーマットの電子メールを送信する場合、“の天気”や“札幌”などは毎回同じ情報であり、“晴れ”や“雨”などの情報だけが更新される。この場合、毎回更新される情報だけを抜き出してメールを送信すれば、データ量を減らし通信料金を削減することができる。しかし、“晴れ”や“雨”だけでは、文章として成り立た無いので、図2のような固定のフォーマットを基地局のメールサーバに登録しておき、更新される情報である“晴れ”や“雨”をメールサーバにおいて、予め登録してある文章中の“*”で指定された差込部に挿入すれば、相手先に目的とする電子メールを送信でき、携帯端末からメールサーバまでのデータ量を減らして、通信料金を削減することができる。
【0004】
本発明は、このことに着眼し、電子メール送信時のデータ量を減らし、通信料金を削減することができるようにしたものである。また、メールサーバにて文章の結合を行うため、受信側の端末に仕様の変更等の負担をかけることなく利用できる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の電子メール送信方法は、携帯端末から電子メールを送信する際に、固定フォーマットであることを判別する判別コードを付加して送信し、これを受信したメールサーバでは、判別コードにより固定フォーマットのメッセージであると判定した場合、送信者のメールアドレスから、予め登録してある固定フォーマットを検索して読み出し、その固定フォーマット中に指定されている差込部に携帯端末からのメールデータを挿入し、結合された電子メールとして相手先へ送信することを特徴とする。
【0006】
携帯端末から電子メールを送信する際に、固定フォーマットであることを判別する判別コードの他に送信者の識別コードも付加して送信し、メールサーバにおいて、予め登録してある固定フォーマットを識別コードから検索して読み出すようにしてもよい。
【0007】
この場合、固定フォーマットであることを判別する判別コードの次に付加されている送信者の識別コードの有無をメールサーバにおいて判別し、これが無い場合には、送信者に対しエラーの通知処理をすると、サービス未登録として、メール送信者に送信NGを通知することができる。
【0008】
本発明によるメールサーバは、固定フォーマットを予め登録した固定フォーマット格納部と、携帯端末から送信されてきた電子メールに固定フォーマット判別コードが付加されているか否か判別するコード判別部と、付加されていた場合、固定フォーマット格納部に登録してある固定フォーマットを、送信者のメールアドレス又は受信した電子メールに付加してある送信者の識別コードから検索して読み出し、その固定フォーマット中に指定されている差込部に携帯端末からのメールデータを挿入し、結合された電子メールとして送信部へ送る結合部とを備えたことを特徴とする。
【0009】
コード判別部は、固定フォーマット判別コードの次に付加されている送信者の識別コードの有無を判別し、これが無い場合には、送信者に対しエラーの通知処理をする。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】
図3は本発明の第1実施例のブロック図である。
携帯端末から送られてきたメールは、アンテナ101で受信され、無線受信部102にて復調され、コード判定部103に送られる。
【0012】
コード判定部103では、メッセージの先頭に付加されている、固定フォーマット利用の判別コードを認識して、通常のメッセージと判定した場合は、送信待ちメモリ106にデータを送る。固定フォーマットのメッセージとして判定した場合は、結合部104にデータを送る。
【0013】
結合部104では、送信者のアドレスから、固定フォーマット格納部105中の固定フォーマットを検索して読み出し、その読み出した固定フォーマットの“*”で指定された差込部に、受信したメッセージを挿入する。
【0014】
結合が終了したメッセージは、送信待ちメモリ106に格納される。
送信待ちメモリ106に格納されたメッセージは、無線送信部108で復調され、アンテナ109から送信される。
【0015】
図4は、第1実施例のフローチャートである。
ステップ201で、携帯端末から送られてきたメールを受信する。
ステップ202では、メッセージの先頭に付加されている、固定フォーマット利用の判別コードの判定を行い、コードが無ければ、通常のメッセージとしてステップ205へ進む。コードがある場合、固定フォーマットのメッセージとしてステップ203へ進む。
【0016】
ステップ203では、メッセージ送信者のアドレスから登録されている固定フォーマットを検索し、固定フォーマットが無い場合は、通常のメッセージとしてステップ206へ進む。固定フォーマットが登録されている場合、ステップ204へ進む。
【0017】
ステップ204では、登録されている固定フォーマットの“*”で指定された差込部に、受信したメッセージを挿入し、1つの文章に結合した後に、ステップ205へ進む。
ステップ205では、送信待ちのメッセージとしてメモリに格納する。
ステップ206でメールを送信する。
【0018】
上述した第1実施例では、固定メッセージの登録の判定を、送信者のアドレスで判定したが、この場合、送信する端末を変えた場合やアドレスを変更した場合にサービスを利用できなくなってしまう。この対策として、第2実施例では、固定メッセージの登録をID制に変更し、アドレスが変更になってもサービスを利用できるようにする。
【0019】
第2実施例を図5のフローチャートを使用して解説する。
ステップ301で、携帯端末から送られてきたメールを受信する。
ステップ302では、メッセージの先頭に付加されている、固定フォーマット利用の判別コードの判定を行い、コードが無ければ、通常のメッセージとしてステップ305へ進む。コードがある場合、固定フォーマットのメッセージとしてステップ303へ進む。
【0020】
ステップ303では、判別コードの次に付加されている、メッセージ送信者の登録IDの判定を行い、本サービスに登録しているか判定し、登録していない場合は、ステップ308へ進む。登録されている場合は、ステップ304へ進む。
【0021】
ステップ304では、送信者のIDから、登録されている固定フォーマットを検索し、固定フォーマットが無い場合は、通常のメッセージとしてステップ306へ進む。固定フォーマットが登録されている場合、ステップ305へ進む。
【0022】
ステップ305では、読み出された固定フォーマットの“*”で指定された差込部に、受信したメッセージを挿入し、1つの文章に結合した後に、ステップ306へ進む。
【0023】
ステップ306で、送信待ちのメッセージとしてメモリに格納する。
ステップ307でメールを送信する。
ステップ308では、サービス未登録として、メール送信者に送信NGを通知する。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、携帯端末からメールサーバまでのデータ量を減らし、通信料金を削減することができる。また、メールサーバにて文章の結合を行う処理を追加する必要があるが、携帯端末をの仕様を変更する必要が無いため、利用者に負担をかけることなく新規にサービスを行うことができる。さらに、メールサーバに予め登録してある固定フォーマットを、送信者のメールアドレス又は識別コードによって検索するので、本サービスを受けられる利用者及び固定フォーマットの内容を、送信者のメールアドレス又は識別コードによって分けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部の情報が毎回決まっている電子メールの例を示す図である。
【図2】本発明の概念の解説図である。
【図3】本発明によるメールサーバの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1実施例の方法を説明するフローチャートである。
【図5】第2実施例の方法を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
101 アンテナ
102 無線受信部
103 コード判定部
104 結合部
105 固定フォーマット格納部
106 送信待ちメモリ
107 無線送信部
108 アンテナ
Claims (6)
- 携帯端末から電子メールを送信する際に、固定フォーマットであることを判別する判別コードを付加して送信し、これを受信したメールサーバでは、判別コードにより固定フォーマットのメッセージであると判定した場合、送信者のメールアドレスから、予め登録してある固定フォーマットを検索して読み出し、その固定フォーマット中に指定されている差込部に携帯端末からのメールデータを挿入し、結合された電子メールとして相手先へ送信することを特徴とする、固定フォーマットを使用した電子メール送信方法。
- 携帯端末から電子メールを送信する際に、固定フォーマットであることを判別する判別コード及び送信者の識別コードを付加して送信し、これを受信したメールサーバでは、判別コードにより固定フォーマットのメッセージであると判定した場合、予め登録してある固定フォーマットを前記識別コードから検索して読み出し、その固定フォーマット中に指定されている差込部に携帯端末からのメールデータを挿入し、結合された電子メールとして相手先へ送信することを特徴とする、固定フォーマットを使用した電子メール送信方法。
- 固定フォーマットであることを判別する判別コードの次に付加されている送信者の識別コードの有無をメールサーバにおいて判別し、これが無い場合には、送信者に対しエラーの通知処理をすることを特徴とする、請求項2に記載の固定フォーマットを使用した電子メール送信方法。
- 固定フォーマットを予め登録した固定フォーマット格納部と、携帯端末から送信されてきた電子メールに固定フォーマット判別コードが付加されているか否か判別するコード判別部と、付加されていた場合、前記固定フォーマット格納部に登録してある固定フォーマットを、送信者のメールアドレスより検索して読み出し、その固定フォーマット中に指定されている差込部に携帯端末からのメールデータを挿入し、結合された電子メールとして送信部へ送る結合部とを備えたことを特徴とするメールサーバ。
- 固定フォーマットを予め登録した固定フォーマット格納部と、携帯端末から送信されてきた電子メールに固定フォーマット判別コードが付加されているか否か判別するコード判別部と、付加されていた場合、前記固定フォーマット格納部に登録してある固定フォーマットを、受信した電子メールに付加してある送信者の識別コードから検索して読み出し、その固定フォーマット中に指定されている差込部に携帯端末からのメールデータを挿入し、結合された電子メールとして送信部へ送る結合部とを備えたことを特徴とするメールサーバ。
- コード判別部は、固定フォーマット判別コードの次に付加されている送信者の識別コードの有無を判別し、これが無い場合には、送信者に対しエラーの通知処理をすることを特徴とする、請求項5に記載のメールサーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000350801A JP3597128B2 (ja) | 2000-11-17 | 2000-11-17 | 固定フォーマットを使用した電子メール送信方法及びメールサーバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000350801A JP3597128B2 (ja) | 2000-11-17 | 2000-11-17 | 固定フォーマットを使用した電子メール送信方法及びメールサーバ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002157193A JP2002157193A (ja) | 2002-05-31 |
JP3597128B2 true JP3597128B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=18823965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000350801A Expired - Fee Related JP3597128B2 (ja) | 2000-11-17 | 2000-11-17 | 固定フォーマットを使用した電子メール送信方法及びメールサーバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3597128B2 (ja) |
-
2000
- 2000-11-17 JP JP2000350801A patent/JP3597128B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002157193A (ja) | 2002-05-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7792523B2 (en) | Message transmission system and message transmission method | |
EP0949829B1 (en) | Mobile radio terminal and method for communicating short messages | |
JP4414090B2 (ja) | ディジタル・ネットワークにおける既存のメッセージに基づくサービスを用いて情報を転送する方法および装置 | |
US7876783B2 (en) | Method for transmitting and receiving a message using a mobile communication terminal | |
US20050182819A1 (en) | Network system, network server and terminal device | |
KR20070079553A (ko) | 국제 메시지 전송 시스템 및 상기 시스템을 운용하는 방법 | |
CN113364512B (zh) | 北斗短报文的封装解析方法及装置 | |
US20050144243A1 (en) | Multi-language wireless email transmission method for mobile communication | |
CN103237295A (zh) | 显示电子消息的方法和移动终端 | |
JP3048986B2 (ja) | 無線通信システム | |
JP3597128B2 (ja) | 固定フォーマットを使用した電子メール送信方法及びメールサーバ | |
EP1762081A1 (en) | Multimedia data format conversion and transfer | |
US20050090282A1 (en) | Mobile terminal and method of managing data reception using the mobile terminal | |
KR100538646B1 (ko) | 이동통신단말기로의 메시지 코디 전송방법 및 그 시스템 | |
JP2003516662A (ja) | 電子ポスト情報を伝送するための方法 | |
KR100585789B1 (ko) | 휴대단말기의 발신자 위치정보 전송방법 | |
JP2006186844A (ja) | ファクシミリ転送システムおよびファクシミリ転送方法およびプログラムおよび記録媒体 | |
KR100495357B1 (ko) | 특정 코드를 이용한 착신 확인 메시지 제공 방법 및 그방법이 기록된 기록 매체 | |
JP2001111607A (ja) | 情報表示システムおよび当該システムに用いられる通信端末、情報表示装置、サーバ装置ならびに情報表示方法および情報表示方法を記録した記録媒体 | |
KR100565273B1 (ko) | 이동 통신 단말기의 전자메일 수신 방법 | |
US20020109584A1 (en) | Data arrival informing system and method | |
KR100622872B1 (ko) | 수신 용량을 고려한 이동 통신 단말기로의 메시지 서비스제공 방법 | |
JP2002344520A (ja) | 電子メール転送装置、電子メール転送方法、電子メール転送プログラム及び電子メール転送プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 | |
KR20070005774A (ko) | 발신자 식별 정보 표시 서비스가 가능한 무선통신 단말기및 그 방법 | |
KR100556894B1 (ko) | 이동 통신 단말기의 메시지 수신 장치 및 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040618 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040622 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040805 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040831 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040907 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |