JP2006186844A - ファクシミリ転送システムおよびファクシミリ転送方法およびプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

ファクシミリ転送システムおよびファクシミリ転送方法およびプログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ファクシミリの宛先に対応するユーザの外出先に応じて、転送する場所や転送方式を動的に変更して、該ファクシミリの宛先に対応するユーザが確実に取得可能な転送先へファクシミリを転送すること。
【解決手段】通知・転送処理サーバ2100のDBに予め宛先毎に通知先を登録しておき、通知・転送処理サーバ2100は、ファクシミリ装置100が受信したファクシミリデータから前記宛先情報を抽出し、該抽出された宛先情報に対応して前記登録された通知先(通知先携帯端末300)に、前記受信したファクシミリデータに関する情報を通知し、該通知先(通知先携帯端末300)から応答される転送先に前記受信したファクシミリデータを転送する構成を特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、受信したファクシミリデータを転送するファクシミリ転送システムおよびファクシミリ転送方法およびプログラムおよび記録媒体に関する。
従来より、受信したファクシミリ送付案内票から認識すべき各項目を正しく認識し、そして各項目の情報の内容に合わせて出力先と出力手段を自動的に最適化し、受信したファクシミリを転送したり、電子メールとして送信するシステムが提案されている。
特開平07−273922号公報
しかしながら、従来のシステムでは、特許文献1にあるように、主に転送先が固定されているものであり、営業マン等が外出しているときに、その外出先に応じて転送する場所や方式を動的に変更できるものではなかった。
そのため、分刻みに移動する営業マン等に宛てたファクシミリの転送には、上記従来のシステムは利用できなかった。
例えば、上記固定の転送先にファクシミリ転送したとしても、その転送先に、該当する受取人が居ない場合も多かった。このような場合、結局、ファクシミリの転送が無駄になってしまうという問題点があった。
また、このような場合、受取人の居ないファクシミリ出力は、その転送先で放置されてしまう等の事態が発生し、情報セキュリティ上の問題点もあった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、予め宛先毎に通知先を登録しておき、受信したファクシミリデータから前記宛先情報を抽出し、該抽出された宛先情報に対応して前記登録された通知先に、前記受信したファクシミリデータに関する情報を通知し、該通知先から応答される転送先に前記受信したファクシミリデータを転送することにより、ファクシミリの宛先に対応するユーザの外出先に応じて、転送する場所や転送方式を動的に変更することができ、該ファクシミリの宛先に対応するユーザが確実に取得可能な転送先へファクシミリを転送することができる、転送先で放置されてしまう等の事態の発生を防止することができるフレキシブル且つセキュリティレベルの高いファクシミリ転送環境を構築することができるファクシミリ転送システムおよびファクシミリ転送方法およびプログラムおよび記録媒体を提供することである。
本発明は、受信したファクシミリデータを転送可能なファクシミリ転送システムにおいて、ファクシミリの宛先情報毎に通知先を登録する登録手段と、受信したファクシミリデータから前記宛先情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された宛先情報に対応して前記登録手段に登録された通知先に、前記受信したファクシミリデータに関する情報を通知する通知手段と、前記通知先から応答される転送先に前記受信したファクシミリデータを転送する転送手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、予め宛先毎に通知先を登録しておき、受信したファクシミリデータから前記宛先情報を抽出し、該抽出された宛先情報に対応して前記登録された通知先に、前記受信したファクシミリデータに関する情報を通知し、該通知先から応答される転送先に前記受信したファクシミリデータを転送することにより、ファクシミリの宛先に対応するユーザの外出先に応じて、転送する場所や転送方式を動的に変更するので、該ファクシミリの宛先に対応するユーザが確実に取得可能な転送先へファクシミリを転送することができる。
また、転送先で放置されてしまう等の事態の発生を防止することができるフレキシブル且つセキュリティレベルの高いファクシミリ転送環境を構築することができる等の効果を奏する。
従って、分刻みに移動する営業マン等に宛てたファクシミリの転送にも使用することができる。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明のファクシミリ転送システムの構成を示すシステム構成図である。
図1において、100はファクシミリ装置(受信FAX)で、送信元ファクシミリ装置(送信元FAX)200から送信されるファクシミリデータを公衆回線2300を介して受信し、該受信したファクシミリデータを通信ネットワーク2200を介して通知・転送処理サーバ2100に送信可能に構成されている。
通知・転送処理サーバ2100は、通信ネットワーク2200を介してファクシミリ装置100から送信されたファクシミリデータを受信し、外出している業務担当者等の携帯端末300(携帯電話,PDA等)に転送する処理(後述する通知処理,転送処理)を実行する。
また、通知・転送処理サーバ2100は、通信ネットワーク2200を介して通知先携帯端末300等の情報処理装置に電子メール等のデータ送受信が可能である。さらに、通知・転送処理サーバ2100は、通信ネットワーク2200を介してファクシミリ転送データをファクシミリ装置100に送信し、ファクシミリ装置100を介して転送先ファクシミリ装置(転送先FAX)400等にファクシミリ送信することができる。
図2は、図1に示した通知・転送処理サーバ2100の構成を示すブロック図である。
図2において、2101はCPUで、ROM2103のプログラム用ROMに記憶されたプログラムに基づいてシステムバスで接続された各デバイスを制御し、通知・転送処理サーバ2100全体を統括制御する。
また、このROM2103のフォント用ROMにはフォントデータなどを記憶し、ROM2103のデータ用ROMには各種データを記憶する。2102はRAMで、CPU2101の主メモリ,ワークエリア等として機能する。
2110はキーボードやポインティングデバイス、例えばマウスなどの入力装置であり、2111はCRTやLCDなどの表示装置である。
2104はハードディスク(HD)で、転送情報DB2105(図5),スケジュールDB2106(図6),プロファイルDB2107(図7)、単語リストDB2108(図8)を保持している。
2109は通信インタフェースで、ネットワーク2200との通信を制御する。
以上のような構成により、通知・転送処理サーバ2100は、ネットワーク2200を介してファクシミリ装置100、図示しない既存の電子メールシステムと通信して、通知・転送システムを実現している。
また、CPU2101は、ユーザからの指示(入力装置2110又はネットワーク2200を介して受信した指示等)に基づいて種々の機能に対応する処理を実行する。
なお、図2に示した、入力装置2110,表示装置2111等は必ずしも備えていなくてもよい。
図3は、図1に示したファクシミリ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3において、201はマルチファンクション機のCPUで、プログラム用ROM203に記憶された制御プログラム等あるいは外部メモリ210に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス211に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、印刷部インタフェース205を介して接続される印刷部206に出力情報としての画像信号を出力する。
複写機機能及びファクシミリ機能において、スキャナ部300で複写する画像を読み込む、CPU201はスキャナ部インタフェース207を介してスキャナ部300とデータや制御コードの通信が可能に構成されている。
RAM202はCPU201に主メモリ、ワークエリア等として機能するRAMである。なお、RAM202は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等にも用いられる。
ASIC204はROM203やRAM202等のメモリコントローラやDMAコントローラ、インタフェースコントローラ等の制御回路や機能拡張インタフェースを介してのやり取りを行う為の制御回路を内部に備えており、前述したハードディスク(HD)等の外部メモリ210は、ASIC204によりアクセスを制御される。
また、104は操作部でファクシミリ装置を操作のためのスイッチ類及びLED類やLCD表示器等が配置されている。
以下、図4を参照して、本発明のファクシミリ転送システム全体の動作について説明する。
図4は、本発明のファクシミリ転送システム全体の動作を説明する図である。なお、図中(1)〜(11)は各ステップを示す。
ステップ(1)で、まず、取引先C氏が外出先社員B宛てにファクシミリを送信する。この際、C氏は、予め社員BがC氏に渡してある情報を、社員Bを特定するIDとして送信するファクシミリの1枚目にプリントしてあるものとする。
社員Bのオフィスに置かれたファクシミリ装置100は、このファクシミリを受信する。
次に、ステップ(2)で、ファクシミリ装置100上のアプリケーション機能は、受信したファクシミリデータの発生をチェックしており、発生を確認した時点で、ファクシミリデータをファイルとして保存する。なお、ファクシミリ装置100で受信したファクシミリデータのみでなく、例えば、他のファクシミリ装置で受信して印刷出力されたファクシミリ出力を、ファクシミリ装置100の読み取り部で転送モード等で読み取ることにより、該読み取ったファクシミリデータを上記受信したファクシミリデータとして扱い、以下の処理を実行させるように構成してもよい。
さらに、ステップ(3)で、上記ステップ(2)で保存したファイルを、転送処理を行う通知・転送処理サーバ2100に転送する。
通知・転送処理サーバ2100上のファクシミリ転送機能は、バックグラウンドで起動しており、ファクシミリ装置100から転送されてきたデータを確認したら、該当するデータの処理(後述するステップ(5)〜(8))を行う。
この処理が終わった段階で、メモリ又はHDD等の媒体に処理結果とし保存する。ファクシミリとして転送するため複合機に転送することも可能である(後述するステップ(9))
以下、ステップ(5)〜(8)について説明する。
ステップ(5)では、通知・転送処理サーバ2100のファクシミリ転送機能は、受信したファクシミリの1ページ目に、社員を特定する情報が描画されているかどうか確認する。なお、確認は、例えば、OCRでテキストを抽出し文字列マッチングを行う、また、描画されているイメージのイメージマッチングを行う等である(詳細は後述する)。
マッチングの結果、受信したファクシミリの1ページ目に、社員を特定する情報IDが描画されている場合には、図2に示した転送情報DB2105を利用し、そのIDがどの社員のものであるか(ここでは社員B)、またその社員に対応する情報(レコード)がどのような転送方法を指定しているかを読み取り、これらの情報に基づいて後続の処理(ステップ(6)〜(8))を実行する。
ステップ(6)では、通知・転送処理サーバ2100のファクシミリ転送機能は、社員Bに対応する転送情報が「通知」を希望していると転送情報DB2105から判断した場合は、と転送方法DB2105内の該当するレコードに記憶されている通知方式,通知先(携帯端末のメールアドレスなど)等の情報に基づき、社員Bへの通知処理を行う。
通知方式は、例えば、「ファクシミリの1ページ目からOCRで切り取られた文字列のみ」「ファクシミリデータ全体から切り取られた文字列全て」等、ファクシミリの一部のデータで受信者(社員B)がファクシミリのおおよその内容を理解するに十分と推測する情報の指定が可能である。
ステップ(7)では、上述のステップ(6)の通知メールを受け取った社員が、受信ファクシミリを何処に(転送先)どのような形式で転送するかの指示を携帯端末300のメール等により通知・転送処理サーバ2100のファクシミリ転送機能に返送する。その後、通知・転送処理サーバ2100のファクシミリ転送機能では、その指示メールに基づきファクシミリを転送する。なお、上述のステップ(6)の通知により、社員Bが受信ファクシミリの転送は不要であると判断した場合は、社員Bは通知メールに対する返信を行わなくてもよい。
ステップ(8),(9)では、通知・転送処理サーバ2100のファクシミリ転送機能は、上述のステップ(7)で携帯端末300のメール等により受信した指定に従って、通知・転送処理サーバ2100のファクシミリ転送機能は、電子メールにてファクシミリデータ本体の転送を行う。
ステップ(7)で転送先として他のメールアドレスが指定された場合、通知・転送処理サーバ2100のファクシミリ転送機能は、ステップ(8)で、電子メールにてファクシミリデータ本体の転送を行う。
なお、通知・転送処理サーバ2100のファクシミリ転送機能が、転送するデータの形式も、携帯端末300からのメール等で指定されたモードに基づいて変更可能である。例えば、「ファクシミリを画像イメージ変換したデータ」、「ファクシミリ画像からOCRで抽出した文字列全て」、その他のデータとして転送可能である。また、その他のデータの例としては、画像イメージとして画像の書式を指定する。例えば、PDF、PostScript(登録商標)、その他、普及している方式や、その他独自の形式への変換を指定可能である。通知・転送処理サーバ2100のファクシミリ転送機能は、これら指定に従った変換処理を施した上でメールでの転送を行う。
ステップ(7)で転送先としてファクシミリ番号(FAX番号)(例えば、取引先オフィス、外出先喫茶店等のファクシミリ番号)が指定された場合、通知・転送処理サーバ2100のファクシミリ転送機能は、ステップ(9)で、ファクシミリ装置100に対して、転送先ファクシミリ装置番号を渡して転送する旨の指示を行う。
ステップ(10)では、ファクシミリ装置100上のアプリケーション機能は、上述のステップ(9)で通知・転送処理サーバ2100のファクシミリ転送機能からファクシミリとしての転送指示を受けると、受信当初のイメージ(ファクシミリデータ)をそのまま転送先ファクシミリ装置に転送する。
なお、ユーザや管理者は、ステップ(11)において、上記ステップ(1)〜(10)と独立して、転送情報DB2105への転送先情報の登録/管理を行うことができる。
また、ファクシミリ装置100上のアプリケーション機能と通知・転送処理サーバ2100上のファクシミリ転送サーバ機能は、同一マシン上、例えば、ファクシミリ装置100上、又は通知・転送処理サーバ2100上で動作してもよい。
以下、図2に示した通知・転送処理サーバ2100のHDに保持される転送情報DB2105(図5),スケジュールDB2106(図6),プロファイルDB2107(図7)、単語リストDB2108(図8)について説明する。
図5は、図2に示した通知・転送処理サーバ2100のHDに保持される転送情報DB2105の一例を示すデータ構成図である。
図5に示すように、転送情報DB2105は、ID501,ID形式502,氏名503,通知先504,通知方法505,時刻帯506,転送先507,転送データ形式508,優先順位509の各項目から構成される。
ID501,ID形式502から、受信したファクシミリに対応する通知先504,通知方法505,時刻帯506,転送先507,転送データ形式508,優先順位509を特定可能である。
図5では、便宜上、ID501を「YAMADA」等の英字を用いて記載しているが、画像イメージ(2次元バーコード(後述する図12の1201)を含む),ビット列等の任意の形式のデータを登録可能である。なお、優先順位509を用いて同一のIDに対して複数レコード指定することができる。また、このID501の形式は、ID形式501で指定される。
例えば、ID形式501が「OCR」の場合には、通知・転送処理サーバ2100は、受信したファクシミリの1ページ目からOCR処理により認識した文字列と、ID501に記載された文字列がマッチする転送情報DB2105のレコードを特定可能である。
また、ID形式501が「2次元バーコード」の場合には、通知・転送処理サーバ2100は、受信したファクシミリの1ページ目からバーコード記述部分(図12の1201)を取り出し、2次元バーコードとしてマッチする転送情報DB2105のレコードを特定可能である。
氏名502は、ID501に対応する社員(該当するレコードのデータにより転送処理が行われる社員)の名称を示す。通知先503は、ID501に対応する社員の携帯端末のメールアドレスを示す。
通知方法504は、ファクシミリ受信データから何を抽出し、外出者(ID501に対応する社員)に通知するかを示す。この通知方法504の指定により、通知・転送処理サーバ2100は内部的にデータの抽出方法を選択する。
例えば、通知方法504として「タイトル」が指定されれば、受信したファクシミリの1ページ目をOCRし、その中からファクシミリの見出しに相当するデータを選んで通知データとして送信する。
時刻帯506は、続くフィールド(転送先507,データ転送形式508,優先順位509)に記述されている転送先に転送してよい時間を示す。図5の3レコード目に示した例では、「20時〜24時」に転送先507で指定されたファクシミリ番号にファクシミリ送信することを指定している。
転送先507は、転送先のメールアドレス,ファクシミリ番号等を示す。この転送先507に、ファクシミリ番号,メールアドレスが記述されていれば、それが指定の転送先とみなされる。また、転送先507に「Schedule」と記述されている場合は、スケジュールDB2106(図6)をチェックし、該当する社員名601の外出先FAX605又は外出先メール606のデータを取り出し、そこを転送先とすることを示す。
さらに、転送先507に「自動抽出」と記述されている場合は、受信ファクシミリの表紙から、転送先のファクシミリ番号等を抽出することを示す。
また、図5では転送先507に「内容分類ID」又は「所望のキーワード」が記載されている場合は、受信したファクシミリデータが、単語リストDB2108(図8)の内容分類IDに対応するキーワード群又は記載されたキーワードに対して一定以上のマッチ度であるかどうか判定し、一定以上のマッチ度があると判定した場合、内容分類IDに対応する転送先を別途指定される他のデータベース(図7に示すプロファイルDB2107)を参照して取得する。
転送データ形式508は、転送するためのデータを作成する方法を選択するための情報を示す。
例えば、転送データ形式508に「OCR」が記載されていた場合、ファクシミリデータから文字認識によりテキストを抽出し、そのテキストをメールに転送することを意味している。
また、転送データ形式508に「イメージ」,「PDF」が記載されていた場合、ファクシミリデータを所定のイメージデータ(例えば「jpeg」),「PDF」に変換してメールに転送することを意味している。
なお、転送データ形式の一例を後述する図15に示す。
図6は、図2に示した通知・転送処理サーバ2100のHDに保持されるスケジュールDB2106の一例を示すデータ構成図である。
図6に示すように、スケジュールDB2106は、社員名601,日時602,外出先名称603,転送可不可604,外出先FAX605,外出先メール606の各項目から構成される。
なお、転送可不可604は、「○」との記述がある場合、対応する外出先FAX605又は外出先メール606に「転送可」であることを示す。一方、「×」との記述がある場合「転送不可」であることを示す。
通知・転送処理サーバ2100は、転送先情報DB2105の転送先507に「Schedule」と書いてある場合には、スケジュールDB2106を参照して転送先を取得する(転送先候補の1つとして利用する)。
図6に示した例は、社員1人分のスケジュールデータであるが、これらが任意の社員に対して存在する。
また、スケジュールDB2106の実態は、例えば、1つのソフトウェア(グループウェア等)で構成しても、図6に示した情報と同様の情報が取得可能な複数のスケジュール管理ソフトウェアを連携するように構成してもよい。
図6の例では、社員名「水野史夫」は、「7/7の10時〜11時」に「東京本社」に転送可となっている。
図7は、図2に示した通知・転送処理サーバ2100のHDに保持されるプロファイルDB2107の一例を示すデータ構成図である。
図7に示すように、プロファイルDB2107は、内容分類ID701,スコア閾値702,転送先703の各項目から構成される。
内容分類ID701は、分類したい分野ごとに付与したIDであり、数値でも文字列であってもよい。
スコア閾値702は、情報分類エンジンを使って、受信ファクシミリの内容をスコアリングした結果、スコアがこのスコア閾値702を超えているもののみ、この分類として扱うことを示す条件である。なお、正確にはスコアリングのアルゴリズムは情報分類エンジンに依存するため、このスコア閾値の指定方法も、情報分類エンジンに依存するものとする。
転送先703は、対応する分類に含まれると判断した場合の転送先(ファクシミリ番号またはメールアドレス)を示す。
図8は、図2に示した通知・転送処理サーバ2100のHDに保持される単語リストDB2108の一例を示すデータ構成図である。
図8に示すように、単語リストDB2108は、内容分類ID801,キーワード802,重み803の各項目から構成される。
キーワード802は、対応する内容分類IDに含まれるキーワードに対応し、重み803は対応するキーワードの重みに対応しスコア計算のために使用される。なお、正確にはスコアリングのアルゴリズムは情報分類エンジンに依存するため、この重み803の指定方法も情報分類エンジンに依存するものとする。この単語リストDB2108を用いたファクシミリデータのスコア付けを図9に示す。
図9は、受信したファクシミリデータのスコア付けを具体的に示した図である。
図10は、図2に示した通知・転送処理サーバ2100による内容分類手順を示した図である。
図10に示すように、通知・転送処理サーバ2100は、まず、入力されたファクシミリデータをOCR処理し、テキストデータを抽出する。そして、抽出したテキストデータを、図9に示したように、単語リストDB2108,プロファイルDB2107を用いて分類処理し、対応する転送先を取得する。
以下、上述の転送情報DB2105を利用した転送先指定機能について詳細に説明する。
<1:時計利用機能>
転送情報DB2105の時刻帯506に指定した時間帯毎に転送先507に転送先のメールアドレスやファクシミリ番号を指定しておくことにより、通知・転送処理サーバ2100は、利用できる時計から時刻を取得し、時刻によって通知先,通知の中の転送先候補,転送先を変更する。
例えば、午前中はオフィスのPCへメール(時刻帯506に「9−12」を指定したレコードの転送先507にオフィスのメールアドレスを指定)、午後は携帯電話(時刻帯506に「12−20」を指定したレコードの転送先507に携帯電話のメールアドレスを指定)、夜は自宅のPC(時刻帯506に「20−24」を指定したレコードの転送先507に自宅のメールアドレスを指定)など、時間によって転送先を指定可能である。
<2:スケジューラ利用機能>
転送情報DB2105の転送先507に「Schedule」を指定しておくことにより、通知・転送処理サーバ2100は、参照可能な当該社員のスケジューラ(スケジュールDB2106)と、ファクシミリ装置100が認識している現在時間を利用して、ファクシミリ転送時に当該社員がどこに外出しているかという情報をもとに、転送先を判断できる場合は、そこに転送する(あるいはそこに転送することを通知にて確認する)ことができる。
例えば、スケジュールDB2106に外出先のファクシミリ番号が記述されていればそれを利用する。
また、スケジュールDB2106に外出先が明記されており、別途データベースにその外出先とファクシミリ番号の対応が記述されている場合(要するに転送先が特定可能な場合)、そこに転送する。
<3:ファクシミリから転送先の自動抽出>
転送情報DB2105の転送先507に「自動抽出」を指定しておくことにより、通知・転送処理サーバ2100は、受信したファクシミリデータ内に記述されている属性情報から通知先・転送先をOCR処理で取得する。ここで「属性情報」とは、転送先URL,転送先ファクシミリ装置番号を示し、一定の形式で記載されているものとする。
例えば、ファクシミリを送信する人が「転送先候補」という記述をした上で、その直後にファクシミリ番号を記述すると、通知・転送処理サーバ2100は、その番号を転送先とみなす。
<4:ファクシミリ内容分類機能>
転送情報DB2105の転送先507に「内容分類ID」又は所望の「キーワード」を指定しておくことにより、通知・転送処理サーバ2100は、ファクシミリデータ内に記述されている内容をOCRで文字認識してテキストを抽出し、そのテキストを「内容分類ID」に対応する単語リストDB2108内のキーワード群又は指定された所望のキーワードとマッチングし、一定以上のマッチ度である場合、プロファイルDB2107から転送先を取得し、該転送先に転送する。
例えば、予め、自分に転送してほしい文書に含まれているキーワード一覧に対応する内容分類ID又は所望のキーワードを指定し、そのキーワードの重み等から、受信ファクシミリの内容をスコアリングし、ある一定以上のスコアに達したファクシミリデータを、その転送先に転送する。
なお、キーワードは、ユーザが明示的に指定するように構成してもよいし、自分が転送を望む文書の分類IDを指定することで、自然言語処理技術によって指定するように構成してもよい。
通知・転送処理サーバ2100は、以上のような方法決定された転送先を転送先候補としてリストアップし、携帯端末300等の通知先に通知する。
以下、図11〜図14を参照して、本発明のファクシミリ転送システムにおけるファクシミリ転送処理の全体の流れについて説明する。
図11は、本発明のファクシミリ転送システムにおける第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図中、STF01〜SSTF04は図3に示したファクシミリ装置100のCPU201がプログラムROM203又は外部メモリ219に格納されるプログラムをRAM202上にロードして実行することにより実現される。また、図中、ST101〜SST110は図2に示した通知・転送処理サーバ2100のCPU2101がプログラムROM2103又はHD2108に格納されるプログラムをRAM2102上にロードして実行することにより実現される。
まず、ステップST101において、ファクシミリ装置100のCPU201は、ファクシミリ受信をトリガとして通知処理開始し、受信したファクシミリデータを通知・転送処理サーバ2100に送信して、受信データの処理を依頼する。
通知・転送処理サーバ2100のCPU2101は、この依頼を受けて処理を開始し(ST101)、ステップST102において、OCRや2次元バーコードを利用して受信ファクシミリの1枚目からIDなる情報の抽出をする。このIDの一例を図12に示す。
図12は、ファクシミリデータの一枚目(送付シート)に記載されたIDとしての2次元バーコードの一例を示す模式図である。
例えば、取引先に渡す名刺に2次元バーコードを付与しておき、取引先では、その2次元バーコードを、送信の際に使用するファクシミリ送付用紙にコピーして利用する。
以下、図11のフローチャートの説明に戻る。
次に、ステップST103において、通知・転送処理サーバ2100のCPU2101は、ステップST101で取得したIDをキーとし転送情報DB2105内から受信者(=通知および転送する先)のレコードを特定し、該特定されたレコードの情報より転送先の候補と、転送方法の候補としてリストアップし、RAM2102に保持しておく。
次に、通知・転送処理サーバ2100のCPU2101は、ステップST104において、ステップST103でIDに対応するデータがあった(転送情報DB2105のレコードを特定できた)か否かを判定し、なかったと判定した場合には、そのまま処理を終了する(ST105)。
一方、ステップST104で、通知・転送処理サーバ2100のCPU2101が、ステップST103でIDに対応するデータがあったと判定した場合には、ステップST106において、通知・転送処理サーバ2100のCPU2101は、ステップST103で特定した転送情報DB2105のレコードに通知先504が有るか否かを判定し、ないと判定した場合には、ダイレクトに転送してもよいと判断し、ステップST107に処理を移行する。
ステップST107では、通知・転送処理サーバ2100のCPU2101は、後述する図14に示す転送処理に処理を移行させる。なお、転送処理では、ファクシミリ転送する際はファクシミリ装置100に転送依頼を行う。
ファクシミリ装置100のCPU201は、ステップSTF03において、通知・転送処理サーバ2100からファクシミリでの送信依頼内容・データ等を受信すると、ステップSRF04において、ファクシミリでの送信を実行する。
一方、ステップST106で、通知・転送処理サーバ2100のCPU2101が、ステップST103で特定した転送情報DB2105のレコードに通知先504が有ると判定した場合には、通知・転送処理サーバ2100のCPU2101は、ステップST103で特定した転送情報DB2105のレコード内の通知方法505に従って、ファクシミリデータから通知データを抽出し(ST108)、ステップST109において、通知先504に従う通知先(例えば、外出者の携帯電話)に通知する。
そして、ステップST110において、通知・転送処理サーバ2100のCPU2101は、ステップST109での通知処理完了に伴い、処理を一旦完了し、図13に示す携帯端末との連携処理に移行する。
図13は、本発明のファクシミリ転送システムにおける第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、通知・転送処理サーバ2100からの通知に対し転送先・転送方法を指定させるファクシミリシステム側と携帯端末側が行う連携処理に対応する。なお、図中、ST201〜ST206は図2に示した通知・転送処理サーバ2100のCPU2101がプログラムROM2103又はHD2108に格納されるプログラムをRAM2102上にロードして実行することにより実現される。また、ST207〜ST211は図1に示した携帯端末300のCPU(不図示)がプログラムROM(不図示)等に格納されるプログラムをRAM(不図示)上にロードして実行することにより実現される。
まず、ステップST201において、通知・転送処理サーバ2100のCPU2101は、図11のステップST109の通知処理の応答受付処理として、携帯端末300からの「通知内容確認開始」の通知があるまで待機する。
ステップST207において、携帯端末300のCPUは、通知・転送処理サーバ2100からの通知を受信すると、その旨をモニタに表示し、ユーザからの処理(クライアント側の処理)の開始の指示の入力を可能とする。そして、ユーザは任意のタイミングで通知内容確認処理の開始を指示すると、ステップST208において、携帯端末300のCPUは、「通知内容確認開始」の通知を通知・転送処理サーバ2100へ送信する。
すると、通知・転送処理サーバ2100のCPU2101は、ステップST202において、携帯端末300からの応答(「通知内容確認開始」の通知)があると、図11のステップST103でリストアップされた転送先の候補の情報(転送先候補リスト)を携帯端末300に送信する。
そして、ステップST209において、携帯端末300のCPUは、通知・転送処理サーバ2100から転送先候補リストを受信すると、該リストを図示しないモニタに表示し、ユーザからの転送先指定の入力を待機する。そして、ユーザからの転送先指定の入力(候補リストから選択、又は、他の転送先を入力)があると、入力された転送先を通知・転送処理サーバ2100に通知する。
すると、通知・転送処理サーバ2100のCPU2101は、ステップST203において、携帯端末300からの「転送先」を指定する応答を受け付け、ステップST204において、図11のステップST103でリストアップされた転送方法の候補の情報(転送方法候補リスト)を携帯端末300に送信し、通知完了に伴い、クライアント側の処理を完了する。
そして、ステップST210において、携帯端末300のCPUは、通知・転送処理サーバ2100から転送方法候補リストを受信すると、該リストを図示しないモニタに表示し、ユーザからの転送方法指定の入力を待機する。そして、ユーザからの転送方法指定の入力(候補リストから選択、又は、他の転送方法を入力)があると、入力された転送方法を通知・転送処理サーバ2100に通知する。
すると、通知・転送処理サーバ2100のCPU2101は、ステップST205において、携帯端末300からの「転送方法」を指定する応答を受け付け、本処理を完了する。
図14は、本発明のファクシミリ転送システムにおける第3の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、通知・転送処理サーバ2100が行う転送処理に対応する。なお、図中、ST301〜ST308は図2に示した通知・転送処理サーバ2100のCPU2101がプログラムROM2103又はHD2108に格納されるプログラムをRAM2102上にロードして実行することにより実現される。
まず、通知・転送処理サーバ2100のCPU2101は、ステップST301において、転送処理を開始し、ステップST302において、転送指示に転送方法(データ形式)指定が有るか否かを判定し、転送方法指定があると判定した場合には、ステップST303において、図11のステップST101で受信したファクシミリデータを該指示された転送方法に従う転送データ形式(何らかのバイナリデータ、即ちPDFやJPEG等(一例を図15に示す))へ変換し、ステップST307へ処理を移行する。
一方、ステップST302で、通知・転送処理サーバ2100のCPU2101が、転送指示に転送方法(データ形式)指定がないと判定した場合には、通知・転送処理サーバ2100のCPU2101は、転送情報DB2105に記述されている処理(その社員が指定したデフォルト処理)に従うため、ステップST304において、通知・転送処理サーバ2100のCPU2101は、デフォルト転送方法の指定がある(転送情報DB2105の「転送データ形式」フィールド507に指定がある)か否かを判定する。
ステップST304で、通知・転送処理サーバ2100のCPU2101が、デフォルト転送方法の指定がないと判定した場合には、ファクシミリデータの転送はせず処理を終了する(ST306)。
一方、ステップST304で、通知・転送処理サーバ2100のCPU2101が、デフォルト転送方法の指定があると判定した場合には、図11のステップST101で受信したファクシミリデータを、デフォルト転送方法(転送情報DB2105の「転送データ形式」フィールド507の指定)に従う転送データ形式(何らかのバイナリデータ、即ちPDFやJPEG等)へ変換し(ST305)、ステップST307へ処理を移行する。
次に、ステップST307において、通知・転送処理サーバ2100のCPU2101は、ステップST303又はST305で変換したファクシミリデータを、指定の転送先に送信し、処理を終了する。
図15は、本発明のファクシミリ転送システムにおける転送データ形式の一例を示す図である。
なお、図13のステップS209,S210に示した、携帯端末300からの転送先の指定,転送方法の指定を、転送先ファクシミリ装置の表面に貼り付けられている2次元バーコードを、携帯端末300の図示しないカメラで読み取って、通知・転送処理サーバ2100に送信するように構成してもよい。これにより、転送先情報の抽出、指定を更に効率的に行うことができる。
また、2次元バーコードに限られるものではなく、ICタグ等を用いてもよい。以下、これらの実施形態について図15を用いて説明する。なお、この構成の場合、携帯端末300が、2次元バーコードリーダ機能,ICタグリーダを装備している必要がある。
<2次元バーコード,ICタグ使用>
図16は、2次元バーコード,ICタグを用いて転送先,転送方法を指定する場合を説明する図である。
まず、送信元ファクシミリ装置200からファクシミリを受信したファクシミリ転送システム(ファクシミリ装置100,通知・転送処理サーバ2100)から、外出中の社員の携帯端末300に該受信したファクシミリに関する通知がなされると、社員は携帯端末300の図示しないカメラ(又はICタグリーダ)で転送先に指定したいファクシミリ装置(転送先ファクシミリ装置400)の表面に貼り付けられている2次元バーコード(又はICタグの情報)を読み取る。この2次元バーコード(又はICタグの情報)には、転送先ファクシミリ装置400のファクシミリ番号が格納されている。
そして、携帯端末300は、該読み取った2次元バーコード(又はICタグの情報)からファクシミリ番号を取得して転送先に指定し、転送方法(転送データ形式)を「ファクシミリ送信」に指定するファクシミリ転送システムに返信する。
これを受け取ったファクシミリ転送システムは、上述の受信ファクシミリを、転送先ファクシミリ装置400に転送する。
これにより、転送通知を受けた社員が、近くにあるファクシミリの番号を効率的にかつ誤りなく入力することができる。
また、取引先等から本発明のファクシミリ転送システムにファクシミリ送信する際も、2次元バーコードやICタグから、宛先社員のIDを取得して送信可能に構成してもよい。なお、この構成の場合、送信元ファクシミリ装置が、2次元バーコードリーダ機能,ICタグリーダを装備している必要がある。
例えば、取引先に渡す名刺に自らのIDを格納した2次元バーコード(又はICタグ)を付与しておき、取引先では、送信元ファクシミリ装置の読み取り部(又は図示しないICタグリーダ)で名刺に記載された2次元バーコード(又は、名刺に埋め込まれたICタグの情報)を読み取って、宛先社員のIDに関する情報を取得し、該取得したIDに関する情報を、送信ファクシミリの所定の位置(例えば、図12に示した位置やヘッダ位置)に視覚化した状態で付加して、ファクシミリ送信するように構成してもよい。
これにより、本発明のファクシミリ転送システムにファクシミリ送信するものが、宛先となるユーザのIDを効率的にかつ誤りなく指定することができる。
また、宛先社員のIDを送付シート上等に視覚化することなく、該宛先社員のIDを、ファクシミリデータ本体と同時に送信して、受信した通知・転送処理サーバ2100のCPU2101が認識するように構成してもよい。
以上示したように、本発明のファクシミリ転送システムでは、外出先にいる社員にファクシミリが送られてきている旨の通知を自動的に(人手を介することなく)実行できる。また、その通知方法も指定可能である。
また、ファクシミリデータ本体の転送先,転送方法を携帯端末から動的に指定できる。
さらに、予め登録した転送先,転送方法で、ファクシミリデータを転送することも可能である。
従って、ファクシミリの宛先に対応するユーザが確実に取得可能な転送先へファクシミリを転送することができる。
また、転送先で放置されてしまう等の事態が発生を防止することができるフレキシブル且つセキュリティレベルの高いファクシミリ転送環境を構築することができる等の効果を奏する。
よって、分刻みに移動する営業マン等に宛てたファクシミリの転送にも使用することができる。
なお、上記実施形態内で示した各変形例のいずれか又は全てを組み合わせた構成も本発明に含まれるものである。
上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
以下、図17に示すメモリマップを参照して本発明に係るファクシミリ転送システムを構成する各装置(ファクシミリ装置100,通知・転送処理サーバ2100,携帯端末300等)で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図17は、本発明に係るファクシミリ転送システムを構成する各装置(ファクシミリ装置100,通知・転送処理サーバ2100,携帯端末300等)で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図11,図13,図14に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
本発明のファクシミリ転送システムの構成を示すシステム構成図である。 図1に示した通知・転送処理サーバの構成を示すブロック図である。 図1に示したファクシミリ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明のファクシミリ転送システム全体の動作を説明する図である。 図2に示した通知・転送処理サーバのHDに保持される転送情報DBの一例を示すデータ構成図である。 図2に示した通知・転送処理サーバのHDに保持されるスケジュールDBの一例を示すデータ構成図である。 図2に示した通知・転送処理サーバのHDに保持されるプロファイルDBの一例を示すデータ構成図である。 図2に示した通知・転送処理サーバのHDに保持される単語リストDBの一例を示すデータ構成図である。 受信したファクシミリデータのスコア付けを具体的に示した図である。 図2に示した通知・転送処理サーバによる内容分類手順を示した図である。 本発明のファクシミリ転送システムにおける第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 ファクシミリデータの一枚目(送付シート)に記載されたIDとしての2次元バーコードの一例を示す模式図である。 本発明のファクシミリ転送システムにおける第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明のファクシミリ転送システムにおける第3の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明のファクシミリ転送システムにおける転送データ形式の一例を示す図である。 2次元バーコード,ICタグを用いて転送先,転送方法を指定する場合を説明する図である。 本発明に係るファクシミリ転送システムを構成する各装置(ファクシミリ装置,通知・転送処理サーバ,携帯端末等)で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
100 ファクシミリ装置
104 操作部
200 ファクシミリ制御ユニット
201 CPU
204 ASIC
206 印刷部
210 外部メモリ
300 スキャナ部
2100 通知・転送処理サーバ
2101 CPU
2102 RAM
2103 ROM
2104 HD
2105 転送情報DB
2106 スケジュールDB
2107 プロファイルDB
2108 単語リストDB
2109 通信インタフェース
2110 入力装置
2111 表示装置
2200 通信ネットワーク
2300 公衆回線網

Claims (17)

  1. 受信したファクシミリデータを転送可能なファクシミリ転送システムにおいて、
    ファクシミリの宛先を示す宛先情報毎に通知先を登録する登録手段と、
    受信したファクシミリデータから前記宛先情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された宛先情報に対応して前記登録手段に登録された通知先に、前記受信したファクシミリデータに関する情報の一部又は全部を通知する通知手段と、
    前記通知先から応答される転送先に前記受信したファクシミリデータを転送する転送手段と、
    を有することを特徴とするファクシミリ転送システム。
  2. 前記登録手段は、前記宛先情報毎に通知先,転送先を登録するものであり、
    前記転送手段は、前記抽出手段により抽出された宛先に対応する通知先が前記登録手段に登録されていない場合には、前記宛先情報に対応して登録されている転送先に前記受信したファクシミリデータを転送することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ転送システム。
  3. 前記通知手段は、前記抽出手段により抽出された宛先情報に対応して登録されている転送先を、前記受信したファクシミリデータの転送先候補として通知することを特徴とする請求項2記載のファクシミリ転送システム。
  4. 前記通知手段から指定される転送先,転送方法で、前記受信したファクシミリデータを転送することをと特徴とする請求項2記載のファクシミリ転送システム。
  5. 前記登録手段は、前記宛先情報毎に通知先,転送先,転送方法を登録するものであり、
    前記転送手段は、前記抽出手段により抽出された宛先情報に対応する通知先が前記登録手段に登録されていない場合には、前記宛先に対応して登録されている転送先,転送方法に基づいて、前記受信したファクシミリデータを転送することを特徴とする請求項4記載のファクシミリ転送システム。
  6. 前記通知手段は、前記抽出手段により抽出された宛先情報に対応して登録されている転送方法を、前記受信したファクシミリデータの転送方法候補として通知することを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のファクシミリ転送システム。
  7. 前記転送方法は、転送データのデータ形式を指定するものであり、
    前記転送手段は、前記転送方法に基づいて、前記受信したファクシミリデータのデータ形式を変換して転送することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のファクシミリ転送システム。
  8. 前記登録手段は、前記宛先情報毎に通知先,通知方法を登録するものであり、
    前記通知手段は、前記抽出手段により抽出された宛先情報に対応して登録されている通知方法で、前記受信したファクシミリデータに関するデータを生成して前記通知先に通知することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のファクシミリ転送システム。
  9. 前記ファクシミリデータに関するデータは、前記受信したファクシミリデータの文字認識結果を含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のファクシミリ転送システム。
  10. 前記ファクシミリデータに関するデータは、前記受信したファクシミリデータの文字認識結果を含むものであり、
    前記通知方法は、前記受信したファクシミリデータの文字認識範囲を指定することを特徴とする請求項8記載のファクシミリ転送システム。
  11. 前記登録手段に登録される転送先は、所定のデータベースより特定される転送先を指定可能なことを特徴とする請求項2〜10のいずれかに記載のファクシミリ転送システム。
  12. 前記所定のデータベースは、前記宛先情報に基づいて、前記宛先に対応するユーザのスケジュールを取得可能なデータベースを含むことを特徴とする請求項11記載のファクシミリ転送システム。
  13. 前記所定のデータベースは、前記受信したファクシミリデータの文字認識結果に基づいて、文字認識結果から分類される分類毎に転送先を取得可能なデータベースを含むことを特徴とする請求項11記載のファクシミリ転送システム。
  14. 受信したファクシミリデータを転送可能なファクシミリ転送装置において、
    ファクシミリの宛先を示す宛先情報毎に通知先を登録する登録手段と、
    受信したファクシミリデータから前記宛先情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された宛先情報に対応して前記登録手段に登録された通知先に、前記受信したファクシミリデータに関する情報の一部又は全部を通知する通知手段と、
    前記通知先から応答される転送先に前記受信したファクシミリデータを転送する転送手段と、
    を有することを特徴とするファクシミリ転送装置。
  15. 受信したファクシミリデータを転送可能なファクシミリ転送システムにおけるファクシミリ転送方法において、
    宛先毎に通知先を登録する登録ステップと、
    受信したファクシミリデータから前記宛先情報を抽出する抽出ステップと、
    該抽出された宛先情報に対応して前記登録された通知先に、前記受信したファクシミリデータに関する情報の一部又は全部を通知する通知ステップと、
    前記通知先から応答される転送先に前記受信したファクシミリデータを転送する転送ステップと、
    を有することを特徴とするファクシミリ転送方法。
  16. 請求項14に記載されたファクシミリ転送方法をコンピュータが実行するためのプログラム。
  17. 請求項14に記載されたファクシミリ転送方法をコンピュータが実行するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記録媒体。
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