JP2004230455A - 多光軸光電センサ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の投光素子11a〜11lを備えた投光器1と、各投光素子11a〜11lと対をなしてそれぞれチャンネルを形成する複数の受光素子21a〜21lを備えた受光器2とを備え、各投光素子11a〜11lからの光が同一チャンネルの各受光素子21a〜21lに入射するか否かに基づいて各チャンネル毎に順次検出動作を行うものにおいて、外部コンソール30により複数のチャンネルのうちの任意のチャンネルを指定するとともにそのチャンネルをメモリ25Aに記憶し、受光側CPU25は外部の制御回路からの制御信号を入力ポート27にて入力したことに基づいて外部コンソールにて指定されたチャンネルを構成する受光素子21a〜21lの受光信号を所定期間だけ無効化する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の投受光手段によって複数のチャンネルを形成してなる多光軸光電センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
多光軸光電センサは、例えば製造ライン内に設けられたプレス装置の周辺において、作業者の進入が禁止されている危険領域と進入が許容されている安全領域との境界に配されている。この多光軸光電センサは複数の投光素子が備えられた投光器と各投光素子に対応して複数の受光素子を備えた受光器とが対向して配置されることで、それぞれの投光素子と受光素子とでチャンネルが構成されている。投光器に備えられた投光素子は所定の投光タイミングで順次投光動作を行なっており、これら投光素子とチャンネルを構成する受光素子からの受光信号に基づいてチャンネルの遮光を検出することで、危険領域内への作業者の進入を検知している。危険領域内への作業者の進入が検知された場合には、多光軸光電センサから信号が出力されることに基づいて、例えば製造ラインが停止するような仕組みとされている。
【0003】
ところで、製造ライン上には順次ワークが流されているため、これらワークが安全領域から危険領域へ移動する度にチャンネルが遮られることとなり、多光軸光電センサ側ではその度に遮光検出がなされて製造ラインが停止してしまうから、そのような不都合を解消するために多光軸光電センサにはミューティング機能が備えられている。
ミューティング機能とは、一時的に遮光検出を無効化する機能のことであり、上記構成では多光軸光電センサの近傍にワークが近づいたことを検出するミューティングセンサを配し、このミューティングセンサからの検知信号を受けてから所定時間経過するまで全受光素子からの受光信号を無効化するようにしている。また、ミューティング機能を発揮させるか否かは外部制御装置から多光軸光電センサを制御することにより行なっている。
このような機能を備えることで、ワークが両領域間を通過する際には遮光検出がなされないから、ワークがチャンネルを遮る度に搬送ラインが停止してしまうという不具合の発生を回避することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−71192公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成では全受光素子の受光信号を無効化するようにされているから、例えばワークにより遮光されることのないチャンネルが存在していると遮光検出が無効化されているときにそのチャンネルを横切って人の手などが危険領域に入ったとしてもそれを検出することができないという問題がある。
【0006】
一方で、任意のチャンネルについて遮光検出を無効化することができる多光軸光電センサ(特許文献1参照)が開示されており、制御装置により無効化するチャンネルを選択操作すると、再度制御装置で無効化を解除するまで無効化が持続される構成とされている。このような構成では、ワークが横切るチャンネルについてのみ遮光検出を無効化することができるが、ワークが存在しない期間においてもそのチャンネルでは遮光検出がなされないから、作業者の手などがそのチャンネルを横切って危険領域に進入してもそれを検出することができないという問題がある。
【0007】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、任意の受光素子からの受光信号を任意の時間無効化することができる多光軸光電センサを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、複数の投光手段を有する投光器と、前記各投光手段と対をなしてそれぞれチャンネルを形成する複数の受光手段を有する受光器とを備え、前記受光手段からの受光信号に基づいて各チャンネル毎に順次検出動作を行なう多光軸光電センサにおいて、前記複数の受光手段のうちの任意のチャンネルを指定するチャンネル設定手段と、外部からの制御信号を入力する入力手段と、前記入力手段に前記制御信号が入力されたことに基づいて前記チャンネル設定手段にて指定されたチャンネルからの前記検出動作を所定期間だけ無効化する無効化手段とを備えたところに特徴を有する。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記投光器は複数の前記投光手段から構成される投光ユニットを複数備えて構成され、前記受光器は前記投光ユニットと対をなすとともに、複数の前記受光手段を備える受光ユニットを複数備えて構成されているところに特徴を有する。
【0010】
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記複数の投光ユニット又は前記複数の受光ユニットはそれぞれ屈曲可能なケーブルにより直列的に接続されているところに特徴を有する。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記チャンネル設定手段は任意の受光ユニットに対応する全チャンネルを一括指定可能とされており、前記無効化手段は前記チャンネル設定手段で設定された前記受光ユニットの全チャンネルの前記検出動作を無効化するようにしたところに特徴を有する。
【0012】
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記無効化手段は、前記入力手段に前記制御信号が入力されている時間を前記所定時間として、前記検出動作を無効化するところに特徴を有する。
【0013】
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記制御信号が入力されてからの時間を計時するタイマ手段を備え、前記無効化手段は前記制御信号が入力されてから前記タイマ手段によって前記所定時間が計時されるまで前記検出動作を無効化するところに特徴を有する。
【0014】
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記制御信号が入力されてからの時間を計時するタイマ手段を備え、
前記無効化手段は、前記制御信号が入力されたことを条件に前記検出動作の無効化を開始すると共に、前記タイマ手段によって前記所定時間が経過したことが計時されないうちに前記制御信号が遮断された場合又は前記所定時間が経過した場合に前記検出動作の無効化を終了するところに特徴を有する。
【0015】
請求項8の発明は、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のものにおいて、前記入力手段に入力される前記制御信号のパターンと無効化すべきチャンネルに関する情報とが対応付けられて記憶される記憶手段を備え、
前記無効化手段は、前記入力手段に入力された制御信号のパターンに基づいて前記記憶手段から無効化すべきチャンネルに関する情報を読み出し、その情報に基づいて前記検出動作を無効化するところに特徴を有する。
【0016】
請求項9の発明は、請求項8の記載のものにおいて、前記無効化すべきチャンネルに関する情報には、各チャンネルを無効化する順番に関する情報が含まれるところに特徴を有する。
【0017】
請求項10の発明は、請求項1乃至請求項9のいずれかに記載のものにおいて、前記入力手段には前記制御信号として被検出物を検出する外部センサからの検知信号を入力するところに特徴を有する。
【0018】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、任意のチャンネルについての検出動作を所定時間無効化することができるから、必要なチャンネルについて必要な期間だけ無効化することができる。これにより、本来遮光検出を必要としているチャンネルの受光信号が無効化されてしまうこと、または、遮光検出を必要とする時間においてチャンネルの検出動作が無効化されてしまうという不具合を防止することができる。
【0019】
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、複数の受光ユニットについて1つのチャンネル設定手段にて設定操作を行なうことが可能となり、装置の小型化を図ることができる。
【0020】
<請求項3の発明>
請求項3の発明では、複数の投光ユニット又は複数の受光ユニットをそれぞれケーブルにより直列的に接続しているから、例えば各投受光器からの信号を外部機器に出力する際には、いずれかの投受光ユニットからの信号線を接続すれば良く、省配線化することが可能とる。
【0021】
<請求項4の発明>
請求項4の発明では、チャンネル設定手段で任意の受光ユニットに対応する全チャンネルを一括指定し、無効化手段にてチャンネル設定手段で指定された全チャンネルの検出動作を無効化するように構成している。このようにすれば、受光ユニットに備えられている全チャンネルの検出動作を無効化したい場合には設定操作を簡略化することができる。
【0022】
<請求項5の発明>
請求項5の発明によれば、入力手段に制御信号が入力されている間、受光手段の受光信号を無効化するように構成しているから、例えば外部制御装置から手動で制御信号を送信する場合には好適な構成とされる。
<請求項6及び請求項7の発明>
請求項6の発明では、前記制御信号が入力されてからの時間を計時するタイマ手段を備え、前記無効化手段は前記制御信号が入力されてから所定時間が経過するまで前記検出動作を無効化する構成としている。
また請求項7の発明では、前記制御信号が入力されてからの時間を計時するタイマ手段を備え、前記無効化手段は、前記制御信号が入力されたことを条件に前記検出動作の無効化を開始すると共に、前記タイマ手段によって所定時間が経過したことが計時されないうちに前記制御信号が遮断された場合又は前記所定時間が経過した場合に前記検出動作の無効化を終了する構成としている。
これにより、制御信号が誤って出力され続けた場合であっても、検出動作を確実に有効化させることができる。
【0023】
<請求項8及び請求項9の発明>
例えば、投受光器を複数の検出領域に亘って配置した場合、あるいは複数の投受光器を複数の検出領域にそれぞれ配置した場合、各検出領域に対応してチャンネルの検出動作を無効化したいことがある。
そこで前記入力手段に入力される前記制御信号のパターンと無効化すべきチャンネルに関する情報とを対応付けて記憶手段に記憶しておき、無効化したい場合にはそのチャンネルに対応した制御信号を入力手段に入力させれば良い。このように無効化したいチャンネルのパターンが決定している場合には、その設定作業が簡略化され、自動で制御信号を出力させる上では好適な構成とされる(請求項8の発明)。
また、複数の領域にそれぞれ対応する受光手段を順番に無効化したい場合には、複数のチャンネルの無効化する順番と制御信号のパターンを記憶手段に記憶するようにすればよい。このようにすれば、予め決まった順序でチャンネルを無効化する際には、設定作業を簡略化することができる(請求項9の発明)。
【0024】
<請求項10の発明>
入力手段に入力される制御信号として外部センサから出力される検出信号を入力させるようにすれば、被検出物を検出した場合には自動的に指定された受光手段からの受光信号が無効化させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
本発明に係る多光軸光電センサの第1実施形態を図1ないし図4によって説明する。図1及び図2に示すように本実施形態の多光軸光電センサは製造ライン中に設けられたプレス装置の近傍において、作業者の進入が禁止されている危険領域Dと作業者の進入が許容されている安全領域との境に設けられている。
多光軸光電センサは投光器1(投光ユニット)と受光器2(受光ユニット)とを対向させた状態で構成され、例えば、12チャンネルの光軸を有している投光器1のうち受光器2と対向する面には、各チャンネル毎に1個(計12個)の投光素子11a〜11lが上下方向に一列に配置され、受光器2のうち投光器1と対向する面には投光素子11a〜11lと対をなす受光素子21a〜21lが同じく上下方向に一列に配されている。そして、これら投受光器1,2が計3つ備えられて、矩形状の危険領域Dのうち三方を囲うようにコ字状に配置されており、各投受光器1,2の光軸を横切って危険領域D内外にワークWの出し入れが行なわれる。尚、各投受光器1,2を区別するために、図面右側の投受光器を1A,2A、中央の投受光器を1B,2B、左側の投受光器を1C,2Cとする。
【0026】
図2には、本実施形態の多光軸光電センサの電気的構成を示す。投光器1には投光素子11a〜11lを点灯させるための駆動回路12a〜12lが備えられ、投光側CPU13からの信号を受けると投光素子11a〜11lに駆動電流を供給するようになっている。投光側CPU13は後述する受光器2に備えられた受光側CPU25(「無効化手段」、「タイマ手段」に相当)から投光タイミング信号Stを受けとり、この投光タイミング信号Stを投光側CPU13に出力する。
【0027】
この投光タイミング信号Stは所定周期のパルス信号であって、投光素子11a〜11lの点灯タイミングを決定するために受光側CPU25によって生成される。投光タイミング信号Stの1周期(長さT)内には12個のパルスが時間taを空けて等間隔に発生し、12番目のパルスの後、時間taよりも長い所定長さの休止期間tbが設けられている。これにより、12個の投光素子11a〜11lが上から下へと順次点灯される投光スキャン動作が周期T毎に繰り返し行なわれる。
【0028】
一方、受光器2には、受光素子21a〜21lからの受光信号を所定の増幅率で増幅する受光アンプ22a〜22lがそれぞれ備えられている。受光アンプ22a〜22lから出力される受光信号はアナログスイッチ23a〜23lを介し、共通の信号線にまとめられてコンパレータ24に取り込まれる。この受光信号がコンパレータ24に設定されている基準値を上回ると受光側CPU25に入光検出信号Sdが入力され、入光したことが検出される。
【0029】
受光側CPU25は前述の投光タイミング信号Stと周期及び位相が一致した遮光検出タイミング信号Srを生成し、この遮光検出タイミング信号Srに基づいて各アナログスイッチ23a〜23lをオン状態にするためのゲート制御信号をアナログスイッチ23aからアナログスイッチ23lへと順次送出し、各受光素子21a〜21lからの受光信号をコンパレータ24に入力させる。すると、遮光検出タイミング信号Srが送出されたときには、各投光素子11a〜11lが点灯状態にあるから、コンパレータ24からの入光検出信号の有無によって遮光検出が行なわれる。
【0030】
受光側CPU25には、信号を入出力する入出力ポート26A及び26Bと入力ポート27A〜27C(「入力手段」に相当)が備えられており、このうち入出力ポート26A及び26Bには他の受光器2の入出力ポート26A,26Bあるいは外部装置(具体的には、外部コンソール30)に接続可能とされており、各入力ポート27A〜27Cにも外部装置からの制御信号を入力可能とされている。
本実施形態では、各受光器2A,2B,2Cはそれぞれ直列接続されており、受光器2Aの入出力ポート26A(26B)と受光器2Bの入出力ポート26A(26B)が接続され、さらに受光器2Bの入出力ポート26A(26B)と受光器2Cの入出力ポート26A(26B)が接続されている。また、受光器2Aには後述する外部コンソール30が接続されており、受光器2Cの入出力ポート26A(26B)には終端キャップが嵌めこまれている。このように接続すると、各受光器2A,2B,2Cは電源が投入された時点で、外部コンソール30に近い受光器2から順次アドレス番号が設定されるようになっている。詳しくは、まず受光器2Aにおいてアドレス番号「1」が設定され、続いて、受光器2Bにアドレス番号「2」が設定され、最後に受光器2Cにアドレズ番号「3」が設定される。そして、各受光器2A〜2Cの受光側CPU25に備えられているメモリ25A(「記憶手段」に相当)にそれぞれのアドレス番号が記憶される。
【0031】
入出力ポート26A(26B)に接続される外部コンソール30(「設定手段」に相当)は、各受光器2A〜2Cを指定するアドレズ番号及びそのアドレス番号に対するチャンネル番号を入力するようになっており、これらを入力した後に決定操作するとアドレズ番号とチャンネル番号とが設定信号として受光器2Aに送信されるようになっている。
【0032】
各受光器2A〜2Cの受光側CPU25は設定信号を受けたときには、この信号に含まれるアドレス番号を参照し、自己を指定していると判断すると、その後に続くチャンネル番号を読み取り、そのチャンネル番号をメモリ25Aに記憶する。一方、アドレス番号が一致しないときには、入出力ポートから次の受光器2に対して設定信号を送信する。
【0033】
各受光器2A〜2Cにおいて、入力ポート27A〜27Cに接続されている外部機器からの制御信号を受けた場合には、その制御信号に基づいてメモリ25Aに記憶されているチャンネルを構成する受光素子からの受光信号を無効化する。ここで、無効化するとは、コンパレータ24を介して入力された信号について遮光状態か否かを判断しないことをいう。
【0034】
本実施形態の構成は以上であり、続いてその動作について説明する。本実施形態では、まず矢線Aの方向から危険領域DにワークWを搬入し、危険領域D内で加工作業を行ない、加工終了後に矢線Cへワークを搬出する。そして、矢線Bからワークを危険領域D内に搬入し、危険領域D内で加工作業を行なった後に矢線Cの方向にワークを搬出するという動作を交互に繰り返す場合を想定して説明する。尚、各受光器2A〜2Cの入力ポート27Aにはそれぞれ加工装置の制御回路からの信号線が接続されて制御信号が入力されるようになっている。また、ワークが遮る光軸は各投受光器において9〜12チャンネルとする。
【0035】
まず、外部コンソールにてアドレス番号「1」とチャンネル番号9〜12、アドレス番号「2」とチャンネル番号9〜12及びアドレス番号「3」とチャンネル番号9〜12を指定して決定操作する。すると、受光器2A〜2Cではそれぞれチャンネル番号9〜12をメモリ25Aに記憶する。
製造ラインを稼動させると、制御回路から受光器2Aに対して制御信号が出力され、これによって、受光側CPU25はメモリ25Aに記憶されているチャンネル番号9〜12を構成する受光素子21i〜21lからの受光信号を制御信号が入力されている間無効化する。受光信号が無効化されている間に光軸を横切ってワークが危険領域Dに搬入されると、制御回路からの制御信号が遮断されて、チャンネル9〜12の受光素子21i〜21lからの受光信号が有効化される。危険領域Dでの加工作業が完了すると、制御回路から受光器2Cに対して制御信号が出力され、これによって受光器2Cはチャンネル9〜12を構成する受光素子21i〜21lからの受光信号を無効化する。ワークWが危険領域Dを脱すると制御信号が遮断されてチャンネル9〜12の受光素子21i〜21lの受光信号が有効化される。続いて、制御回路から受光器2Bに対して制御信号が送信され、これによってチャンネル9〜12を構成する受光素子21i〜21lからの受光信号が無効化され、危険領域Dへの搬入が完了すると制御信号が遮断されて再びチャンネル9〜12の受光素子21i〜21lの受光信号が有効化される。そして、危険領域Dからワークを搬出するときには、上記したように、受光器2Cに制御信号が送信されてチャンネル9〜12の受光素子21i〜21lからの受光信号が無効化される。
【0036】
尚、制御回路からの制御信号は各受光器2A〜2Cに対してそれぞれ送信するように構成していたが、例えば受光器2Aにのみ制御信号を送信するようにして、受光器2Aから入出力ポート26A(26B)を介して受光器2B及び2Cに制御信号を出力するように構成しても良い。このような構成では、図4に示すように受光器2Aのメモリ25Aに各入力ポート27A〜27Cに入力される制御信号と無効化すべき受光器2A〜2Cのアドレス番号を外部コンソール30からの設定信号により予め記憶しておき、それぞれの制御信号に応じてアドレス番号と制御信号とを各受光器2B,2Cに転送するようにしても良い(図4参照)。
また、入力ポート27A〜27Cへ入力される制御信号と無効化する受光器2A〜2Cとを対応付けてメモリ25Aに記憶する手法以外には、例えば入力ポート27A〜27Cのうちいずれか1つ又は2つが制御回路からの制御信号を入力し得るようにしておき、そこに入力される複数種類の制御信号(例えば、パルス幅やパルス列等の組み合わせにより識別可能とされる信号)と無効化する受光器2A〜2Cを対応付けるようにしても良い。
ここで、本発明でいう制御信号のパターンとは、各入力ポート27A〜27Cに入力される制御信号のことをいい、また入力ポート27A〜27Cに入力される複数種類の制御信号のことをいう。
また、制御回路からの制御信号が入力されている期間において各チャンネルを無効化するようにしているが、たとえば制御信号が入力されてから所定期間無効化を行なうような構成(請求項5の構成)であってもよく、また、最大無効化時間設け、その制限時間に制御信号の入力が完了したときにはその時点で無効化を終了し、又は、最大無効化時間が経過した場合には無効化を終了するような構成にしても良い(請求項6の構成)。
【0037】
このように、本実施形態では、複数の投受光器1,2を備えながら、外部コンソール30を1台のみで各受光器2についての無効化の設定を行なうことができるから、装置の小型化を図ることができる。また、予め無効化すべきチャンネルを指定し、それを記憶するようにしているから、逐一設定を行なうという作業を省略して作業効率を向上させることができる。さらに、無効化するチャンネルを記憶するようにしているから、制御回路からの制御信号を自動で出力させて、無効化制御を自動的に行なうには好適な構成である。
【0038】
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を図5によって説明し、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付して重複する説明を省略するとともに、同一の作用及び効果の説明についても省略する。
本実施形態では、ワークWによる遮光を検出する透過型の光電センサ4A,4B(「外部機器」、「外部センサ」に相当)が投受光器2A及び2Bの前方(危険領域Dと反対の安全領域側)に配されており、これらの光電センサ4の信号出力線が各受光器2A,2Bの入力ポート27に接続されている。また、受光器2A及び2Bはそれぞれの光電センサ4A,4Bからの検出信号を受けると、メモリ25Aに記憶されているチャンネルを構成する受光素子11a〜11lからの受光信号を所定時間無効化するとともに、受光器2Cに対して制御信号を送出するようになっている。受光器2Cは制御信号を入力してから所定時間経過後にメモリ25Aに記憶されているチャンネルを構成する受光素子21a〜21lの受光信号を所定時間無効化するようになっている。上記の「所定時間経過後」とは、例えば光電センサ4A,4Bから検出信号が出力されてから、危険領域Dでの加工作業が完了するまでの時間のことをいう。
尚、相互干渉を防止するために、投光器2と光電センサ4の投光部とは互い違いに配置されている。
【0039】
上記第1実施形態と同様に、まず矢線Aの方向からワークが危険領域D内に搬入されるときには、光電センサ4Aにより遮光検出がなされ、検出信号が受光器2Aに入力される。すると受光器2Aは受光素子21a〜21lの受光信号を所定期間無効化する。これにより、ワークWは光軸を横切って危険領域D内に搬入される。そして、加工作業が完了すると受光器2Cは受光素子21a〜21lの受光信号を所定時間無効化する。一方、矢線BからワークWを危険領域D内に搬入する際にも、光電センサ4Bにより遮光検出がなされることにより、受光器2Bの受光素子21a〜21lの受光信号が所定時間無効化され、ワークWが危険領域D内に搬入される。加工作業が完了して矢線Cの方向にワークWが搬出されるときには、受光器2Cの受光素子21a〜21lの受光信号が所定時間無効化されることで危険領域D外に搬出される。
【0040】
このように本実施形態では、1つの光電センサの検出信号に基づいて、複数の投受光器2の無効化制御が行なわれるようにしているから、光電センサ4(外部装置)の数を少なくして、装置の小型化・配線の簡略化を図ることができる。
【0041】
また、上記の構成では、受光器2Cは受光器2A,2Bから転送された制御信号を基にして、自己の受光素子21a〜21lの受光信号を無効化するようにしていたが、危険領域D側に光電センサ4Cを設け、その検出信号を基にして無効化を行なうようにしてもよい。
【0042】
<第3実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を図6乃至図9によって説明し、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付して重複する説明を省略するとともに、同一の作用及び効果の説明についても省略する。
本実施形態では、縦三段に重ねられた搬送ライン(図示せず)にそれぞれワークWを流し、それぞれのワークWを危険領域Dに個別に搬入するようにしたものである。投受光器1,2は搬送ラインの両側に1組備えられており、その前方(危険領域Dとは反対側の安全領域側)に3組の光電センサ4A〜4Cが縦方向に所定の間隔を空けて設けられている。これら光電センサ4A〜4Cのうち最上段の光電センサ4Aの光軸は投受光器1,2の2番目と3番目のチャンネルの中間の高さにあり、中段の光電センサ4Bの光軸は6段目と7段目のチャンネルの中間の高さにあり、最下段の光電センサ4Cの光軸は10段目と11段目の光軸の中間の高さに配されている。そして、上段のワークWは投受光器1,2の1〜4チャンネル、中段のワークWは5〜8チャンネル、下段のワークWは9〜12チャンネルを横切るようになっている。
上段の光電センサ4Aの信号線は入力ポート27Aに、中段の光電センサ4Bの信号線は入力ポート27Bに、下段の光電センサ4Cからの信号線は入力ポート27Cに接続されている。
【0043】
外部コンソール30からはアドレス番号「1」を設定するとともに、入力ポート27Aへの信号入力とチャンネル1〜4とを、入力ポート27Bへの信号入力とチャンネル5〜9とを、そして入力ポート27Cへの信号入力とチャンネル10〜14とを対応付ける設定をして決定操作する。
受光側CPU25は、外部コンソール30からの設定信号を受けると、入力ポート27Aの信号とチャンネル1〜4を対応付け、さらに、入力ポート27Bの信号とチャンネル5〜9、入力ポート27Cの信号とチャンネル10〜14とを対応付けてメモリ25Aに記憶する。また、光でセンサ4A〜4Cからの検出信号を入力すると、所定の時間相当するチャンネルを構成する受光素子21a〜21lの受光信号を無効化するようになっている。
【0044】
例えば、上段、下段、続いて下段の順番にワークWが搬送された場合、上段の光電センサ、中段の光電センサそして下段の光電センサの順に検出信号が出力され(図6(B)参照)、受光側CPU25では、上記の順番により、1〜4チャンネル、5〜9チャンネルそして10〜14チャンネルの順番に受光素子21a〜21lの受光信号を無効化する(各入力ポート27A〜27Cへの検出信号が本発明の「制御信号のパターン」に相当する。)。上記以外の順番でワークWが搬入されたときには、その順番に応じてチャンネルが無効化され、例えば複数のワークWが同時に危険領域D内に搬入されるときには、複数の領域に相当するチャンネルが同時に無効化されるのは明らかである。
【0045】
上記実施形態によれば、無効化したいチャンネルとそれに対応した検出信号とを予め記憶手段に記憶しておき、無効化したい場合にはそのチャンネルに対応した制御信号を光電センサから入力するようにしているから、各チャンネルについて自動で無効化制御を行なうことができる。
【0046】
<第4実施形態>
本実施形態では、第3実施形態から光電センサ4を除いた構成とされており、それぞれの入力ポート27A〜27Cには加工装置の制御回路からの制御信号(各入力ポート27A〜27Cへ入力される制御信号が本発明の「制御信号のパターン」に相当する。)が入力されるようになっている。
例えば、ワークWの搬入の順番を上段、中段、下段とした場合では、入力ポート27A、27B、27Cの順番で制御回路から制御信号が入力され、これによって、1〜4チャンネル、5〜8チャンネル、10〜14チャンネルが順番に無効化される。また、この他の順番で入力ポート27A〜27Cに制御信号が入力された場合には、その順番に応じて各光軸が無効化される。
【0047】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記第1及び第2実施形態では、各受光器毎に無効化を行なうような構成としていたが、例えば、各受光器のうち所定の光軸について無効化するような構成であってもよい。
(2)上記実施形態では投受光器1,2として透過型のものを用いた構成としていたが、反射型のものを用いた構成としてもよい。
(3)また、上記実施形態では、受光素子21a〜21lからの受光信号を無効化する構成を示したが、例えば、受光素子21a〜21lからの受光信号の無効化を行なうとともに、それらに対応する投光素子21a〜21lの投光動作を休止するように構成しても良い。
(4)設定手段として外部コンソール30を用いた構成を示したが、例えば、設定操作部を受光器又は投光器のいずれかに設けて、投受光器本体で無効化すべきチャンネルの設定操作を行なうような構成であっても良い。
(5)また、入力ポート27A〜27Cにより、複数の制御信号の判別を行なうようにしていたが、例えば、制御信号の種類(パルス幅の相違等)により複数の制御信号を判別するようにしても良い。
(6)また、受光器2A〜2Cには入力ポート27が3つ備えられた構成を示したが、たとえば2つ以下又は4つ以上の入力ポート27を備えるような構成であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態を示す多光軸光電センサの斜視図
【図2】本実施形態の上面図
【図3】投受光器の電気的構成を示す図
【図4】メモリに記憶されている制御信号とその制御信号に対応するチャンネルの関係を示した表
【図5】第2実施形態に係る多光軸光電センサの構成を示す上面図
【図6】第3実施形態に係る多光軸光電センサの構成を示す斜視図
【図7】多光軸光電センサの正面図
【図8】投受光器の電気的構成を示す図
【図9】メモリに記憶されている制御信号とその制御信号に対応するチャンネルの関係を示した表
【符号の説明】
1…投光器
2…受光器
4…光電センサ
11…投光素子(投光手段)
21…受光素子(受光手段)
25…受光側CPU(タイマ手段、無効化手段)
25A…メモリ(記憶手段)
30…外部コンソール
Claims (10)
- 複数の投光手段を有する投光器と、前記各投光手段と対をなしてそれぞれチャンネルを形成する複数の受光手段を有する受光器とを備え、前記受光手段からの受光信号に基づいて各チャンネル毎に順次検出動作を行なう多光軸光電センサにおいて、
前記複数の受光手段のうちの任意のチャンネルを指定するチャンネル設定手段と、
外部からの制御信号を入力する入力手段と、
前記入力手段に前記制御信号が入力されたことに基づいて前記チャンネル設定手段にて指定されたチャンネルからの前記検出動作を所定期間だけ無効化する無効化手段とを備えたことを特徴とする多光軸光電センサ。 - 前記投光器は複数の前記投光手段から構成される投光ユニットを複数備えて構成され、
前記受光器は前記投光ユニットと対をなすとともに、複数の前記受光手段を備える受光ユニットを複数備えて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の多光軸光電センサ。 - 前記複数の投光ユニット又は前記複数の受光ユニットはそれぞれ屈曲可能なケーブルにより直列的に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の多光軸光電センサ。
- 前記チャンネル設定手段は任意の受光ユニットに対応する全チャンネルを一括指定可能とされており、
前記無効化手段は前記チャンネル設定手段で設定された前記受光ユニットの全チャンネルの前記検出動作を無効化するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の多光軸光電センサ。 - 前記無効化手段は、前記入力手段に前記制御信号が入力されている時間を前記所定時間として、前記検出動作を無効化することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の多光軸光電センサ。
- 前記制御信号が入力されてからの時間を計時するタイマ手段を備え、前記無効化手段は前記制御信号が入力されてから前記タイマ手段によって前記所定時間が計時されるまで前記検出動作を無効化することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の多光軸光電センサ。
- 前記制御信号が入力されてからの時間を計時するタイマ手段を備え、
前記無効化手段は、前記制御信号が入力されたことを条件に前記検出動作の無効化を開始すると共に、前記タイマ手段によって前記所定時間が経過したことが計時されないうちに前記制御信号が遮断された場合又は前記所定時間が経過した場合に前記検出動作の無効化を終了する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の多光軸光電センサ。 - 前記入力手段に入力される前記制御信号のパターンと無効化すべきチャンネルに関する情報とが対応付けられて記憶される記憶手段を備え、
前記無効化手段は、前記入力手段に入力された制御信号のパターンに基づいて前記記憶手段から無効化すべきチャンネルに関する情報を読み出し、その情報に基づいて前記検出動作を無効化することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の多光軸光電センサ。 - 前記無効化すべきチャンネルに関する情報には、各チャンネルを無効化する順番に関する情報が含まれることを特徴とする請求項8に記載の多光軸光電センサ。
- 前記入力手段には前記制御信号として被検出物を検出する外部センサからの検知信号を入力することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の多光軸光電センサ。
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