JP2004229787A - 頭部x線規格写真撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明はレントゲン室が狭くてセファロレントゲンを導入できなかった医院でも容易に導入し、正確なレントゲン撮影を行なうことができ、かつ該レントゲン撮影と同じ条件で顔面部分をいつでもCCDカメラあるいはデジタルカメラで撮影することができる頭部X線規格写真撮影装置を得るにある。
【解決手段】支柱にスライド移動可能に取付けられた上部が該支柱の上部より上方へ突出する可動支柱と、この可動支柱を所定部位で固定するロック機構と、可動支柱の上部にほぼ水平状態となるように取付けられたアームと、このアームの一端部寄りの部位に取付けられた頭部固定装置と、アームの他端部寄りの部位に頭部固定装置で頭部が固定された人のX線規格写真撮影を行なうためのレントゲン機本体を取付けることができる取付部材と、この取付部材に取付けられる頭部固定装置で頭部が固定された人の顔面部位を撮影することのできるCCDカメラあるいはデジタルカメラとで頭部X線規格写真撮影装置を構成している。
【選択図】 図6
【解決手段】支柱にスライド移動可能に取付けられた上部が該支柱の上部より上方へ突出する可動支柱と、この可動支柱を所定部位で固定するロック機構と、可動支柱の上部にほぼ水平状態となるように取付けられたアームと、このアームの一端部寄りの部位に取付けられた頭部固定装置と、アームの他端部寄りの部位に頭部固定装置で頭部が固定された人のX線規格写真撮影を行なうためのレントゲン機本体を取付けることができる取付部材と、この取付部材に取付けられる頭部固定装置で頭部が固定された人の顔面部位を撮影することのできるCCDカメラあるいはデジタルカメラとで頭部X線規格写真撮影装置を構成している。
【選択図】 図6
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は主として医療機関で使用される頭顔面の診断、規格デジタル写真、治療効果の確認並びに記録に使用される頭部X線規格写真撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より人類学あるいは矯正歯科の分野においては、被写体からレントゲンの管球距離の一定化により、比較可能なレントゲン写真の撮影と利用を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
実際の撮影とレントゲン写真の利用においては、次のような問題が存在していた。
[1]レントゲン本体を装着する装置(台)のサイズ(1.5m)が大きいために、歯科医院内のスペースの問題からこの装置を導入できる医院が限定されてきた。
この問題を解決するための方法として1.5m規格の装置を半分のサイズにした75cm規格の装置(台)を用いたレントゲン撮影機が開発製造されている。
しかしながら、この装置も次のような課題を抱えている。
1)被写体からレントゲン管球間の距離が短いためにレントゲン線量のコントロールが難しく、撮影された写真から患者の柔組織(皮膚部分)を明瞭に見ることができない。
2)撮影倍率の面で1.5m型装置(1:1.1)に比べ75cm型装置では、
1:1.2と変化してしまうために、多くの撮影事例を持つ1.5m型装置による写真と75cm型装置による写真との比較が困難であった。
[2]前記1.5mの装置によるレントゲンを導入している歯科医院においても次のような問題を抱えている。
1)経験の少ない医師では患者の範囲が広い(老若男女)のためにX線の照射量とX線の照射時間の設定が難しく、結果として不安定なレントゲン写真の撮影
となる。
2)レントゲン写真の現像段階では、夏冬の季節によりその現像結果が影響を受
け不安定なレントゲン写真の撮影結果となる。
3)被写体である患者の姿勢、口の開閉状態、静止状態などが一定でないと撮影
したレントゲン写真が不鮮明となり計測不能な写真となる。
特に幼児のレントゲン撮影においては、この状態が頻繁に発生する。
[3]レントゲンは被爆の問題があるために、レントゲン撮影は通常1年に1回程度に止めることが望ましく、そのためには計測不能な写真、不安定な写真の撮影は極力避けなければならない。
[4]レントゲン写真の撮影に係る費用は当然患者の負担となり、そこでレントゲン撮影は最小限の回数が望ましく、それにより患者の費用負担を抑えられる。そのためには、現像後に計測不能な写真、不安定な写真と判明するような撮影は極力避けなければならない。
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、レントゲン室が狭くてセファロレントゲンを導入できなかった医院でも容易に導入することができるとともに、正確にレントゲン撮影を行なうことができ、かつ該レントゲン撮影と同じ条件で顔面部分をいつでもCCDカメラあるいはデジタルカメラで撮影することができる頭部X線規格写真撮影装置を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は床面に立設することができる支柱と、この支柱にスライド移動可能に取付けられた上部が、該支柱の上部より上方へ突出する可動支柱と、この可動支柱を所定部位で固定することができるロック機構と、前記可動支柱の上部にほぼ水平状態となるようにほぼ中央部が取付けられたアームと、このアームの一端部寄りの部位に取付けられた頭部固定装置と、前記アームの他端部寄りの部位に、前記頭部固定装置で頭部が固定された人のX線規格写真撮影を行なうためのレントゲン機本体を取付けることができる取付部材と、この取付部材に取付けられるあるいは取付けられた前記頭部固定装置で頭部が固定された人の顔面部位を撮影することのできるCCDカメラあるいはデジタルカメラとで頭部X線規格写真撮影装置を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0008】
図1ないし図6に示す本発明の第1の実施の形態において、1は本発明の頭部X線規格写真撮影装置で、この頭部X線規格写真撮影装置1は4個のロック機構(図示せず)を有するキャスター2、2、2、2が取付けられた支持脚3より上方へ突出するように設けられた支柱4と、この支柱4にスライド移動可能に取付けられた上部が該支柱4の上部より上方へ突出する可動支柱5と、この可動支柱5を所定部位まで移動させるとともに、該部位で固定することができるロック機構6と、前記可動支柱5の上部にほぼ水平状態となるようにほぼ中央部が取付けられたアーム7と、このアーム7の一端部寄りの部位の前方にほぼ直角方向に突出する一方の突出アーム8に取付けられた、従来のセファロ撮影で使用されている頭部固定装置9と、この頭部固定装置9を取付けている一方の突出アーム8に取付けられた、例えばイメージング・プレート(富士フィルムメディカル社製)を支持するフィルム支持体10と、前記アーム7の他端部寄りの部位の前方にほぼ直角方向に突出する他方の突出アーム11に取付けられた、前記頭部固定装置9で頭部が固定された人のX線規格撮影を行なうためのレントゲン機本体12を着脱可能に取付けることができる取付部材13と、この取付部材13の前記レントゲン機本体12の取付部14に同軸となるように取付け、前記頭部固定装置9で頭部が固定された人の顔面部位を撮影することができるCCDカメラあるいはデシタルカメラ15と、前記取付部材13に取付けられた、前記頭部固定装置9で頭部が固定された人の撮影位置を特定するための水平ビーム発射器16とで構成されている。
【0009】
前記取付部材13は前記他方の突出アーム11に吊り下げ状態で固定された一対の固定レール17、17と、この一対の固定レール17、17にスライド移動可能に取付けられた一対の可動レール18、18と、この一対の可動レール18、18に両端部が固定されたレントゲン機本体12、CCDカメラあるいはデジタルカメラ15を、選択的に取付けられる支持体19と、前記一対の可動レール18、18を任意の位置で固定する可動レールロック機構20とで構成されている。
【0010】
上記構成の頭部X線規格写真撮影装置1は、患者21の頭部21aを頭部固定装置9によって従来と同様に固定するとともに、フィルム支持体10にフィルムを支持させ、取付部材13の支持体19にレントゲン機本体12を取付け、水平ビーム発射器16で水平ビームを発射して、該水平ビームが頭部を固定した患者の、例えば耳の上部に位置するように、取付部材13の支持体19の高さ調整を行なう。
なお、頭部固定装置9が高さ調整できる場合には、該頭部固定装置9側で高さ調整を行なってもよい。
【0011】
しかる後、レントゲン機本体12を作動させてレントゲン撮影を行なうことができる。
また、取付部材13の支持体19よりレントゲン機本体12を取り外し、該部位にCCDカメラあるいはデジタルカメラ15を取付け、頭部固定装置9で頭部21aが固定されている患者21の顔面部位を撮影することができる。
なお、CCDカメラあるいはデジタルカメラ15を用いての撮影はレントゲン撮影の直前、直後のいずれに行なってもよい。
【0012】
上記のようにして使用される頭部X線規格写真撮影装置1は、矯正歯科では患者による費用負担とX線被爆の両面からレントゲン撮影は1年に1回程度しか使用できないが、CCDカメラあるいはデジタルカメラ15はX線被爆の心配がなく、何回でも撮影できるため、例えば毎月撮影しておくことにより、顔面部位の輪郭等の経時的な診療記録として残すことができる。
【0013】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図7ないし図15に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0014】
図7ないし図9に示す本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、支柱4の上部にアーム7を固定するとともに、頭部固定装置9で頭部が固定される患者21が座る椅子22を油圧やエアーを用いた高さ調整機構23を備えたものにした点で、このように構成した頭部X線規格写真撮影装置1Aにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、本発明の実施の形態では支柱4を床面に固定的に設置してもよい。
【0015】
図10ないし図12に示す本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、取付部材13の支持体19にレントゲン機本体12の取付部14とは異なる側面あるいは上下部位のいずれか、本発明の実施の形態では側面部位にCCDカメラあるいはデジタルカメラ15を取付けた点で、このように構成した頭部X線規格写真撮影装置1Bにしても、前記本発明の第1の実施の形態とほぼ同様な作用効果が得られる。
【0016】
図13ないし図15に示す本発明の第4の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、可動支柱5とアーム7Aの両端部との間にロック、ロック解除ができる枢支部24、24を設けた点で、このようなアーム7Aを使用することにより、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、不使用時には枢支部24、24よりアーム7Aの両端部を折り曲げ、輸送や移動を楽に行なうことができる頭部X線規格写真撮影装置1Cにできる。
【0017】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0018】
(1)床面に立設することができる支柱と、この支柱にスライド移動可能に取付けられた上部が、該支柱の上部より上方へ突出する可動支柱と、この可動支柱を所定部位で固定することができるロック機構と、前記可動支柱の上部にほぼ水平状態となるようにほぼ中央部が取付けられたアームと、このアームの一端部寄りの部位に取付けられた頭部固定装置と、前記アームの他端部寄りの部位に、前記頭部固定装置で頭部が固定された人のX線規格写真撮影を行なうためのレントゲン機本体を取付けることができる取付部材と、この取付部材に取付けられるあるいは取付けられた前記頭部固定装置で頭部が固定された人の顔面部位を撮影することのできるCCDカメラあるいはデジタルカメラとで構成されているので、レントゲン規格写真撮影と同じ条件あるいはほぼ同じ条件でCCDカメラあるいはデジタルカメラで顔面部位を撮影することができる。
したがって、矯正歯科の分野においてはレントゲン規格写真撮影は年に1回程度の撮影しかできないが、同じ条件あるいはほぼ同じ条件でデジタルカメラで毎月等、所定期間毎に顔面部位を撮影して矯正の診療成果の経時的成果確認に役立てたり、診療記録として残すことができる。
【0019】
(2)前記(1)によって、取付部材にCCDカメラあるいはデジタルカメラを取付けられるようにあるいは取付けるだけでよいので、比較的容易に製造することができる。
【0020】
(3)前記(1)によって、頭部固定装置に患者の頭部を固定し、一定寸法離れた取付け部材に取付けられたCCDカメラあるいはデジタルカメラで撮影するので、そのCCDカメラあるいはデシタルカメラの撮影はいつでも一定条件で撮影することができる。
したがって、顔面部位の比較を効率よく、正確に行なうことができる。
【0021】
(4)請求項2は前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、水平ビーム発射器によって、より正確な位置状態でのレントゲン規格写真撮影やCCDカメラあるいはデジタルカメラの撮影を行なうことができる。
【0022】
(5)請求項3も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の正面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の平面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の取付部材の説明図。
【図4】図3の4−4線に沿う断面図。
【図5】本発明の第1の実施の形態のレントゲン規格撮影の説明図。
【図6】本発明の第1の実施の形態のCCDカメラあるいはデジタルカメラの撮影の説明図。
【図7】本発明の第2の実施の形態の正面図。
【図8】本発明の第2の実施の形態の平面図。
【図9】本発明の第2の実施の形態のレントゲン規格撮影の説明図。
【図10】本発明の第3の実施の形態の正面図。
【図11】本発明の第3の実施の形態の平面図。
【図12】本発明の第3の実施の形態の撮影状態の説明図。
【図13】本発明の第4の実施の形態の正面図。
【図14】本発明の第4の実施の形態の平面図。
【図15】本発明の第4の実施の形態の不使用状態の平面図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C:頭部X線規格写真撮影装置、
2:キャスター、 3:支持脚、
4:支柱、 5:可動支柱、
6:ロック機構、 7:アーム、
8:一方の突出アーム、 9:頭部固定装置、
10:フィルム支持体、 11:他方の突出アーム、
12:レントゲン機本体、13:取付部材、
14:取付部、
15:CCDカメラあるいはデジタルカメラ、
16:水平ビーム発射器、17:固定レール、
18:可動レール、 19:支持体、
20:可動レールロック機構、
21:患者、 21a:頭部、
22:椅子、 23:高さ調整機構、
24:枢支部。
【発明の属する技術分野】
本発明は主として医療機関で使用される頭顔面の診断、規格デジタル写真、治療効果の確認並びに記録に使用される頭部X線規格写真撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より人類学あるいは矯正歯科の分野においては、被写体からレントゲンの管球距離の一定化により、比較可能なレントゲン写真の撮影と利用を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
実際の撮影とレントゲン写真の利用においては、次のような問題が存在していた。
[1]レントゲン本体を装着する装置(台)のサイズ(1.5m)が大きいために、歯科医院内のスペースの問題からこの装置を導入できる医院が限定されてきた。
この問題を解決するための方法として1.5m規格の装置を半分のサイズにした75cm規格の装置(台)を用いたレントゲン撮影機が開発製造されている。
しかしながら、この装置も次のような課題を抱えている。
1)被写体からレントゲン管球間の距離が短いためにレントゲン線量のコントロールが難しく、撮影された写真から患者の柔組織(皮膚部分)を明瞭に見ることができない。
2)撮影倍率の面で1.5m型装置(1:1.1)に比べ75cm型装置では、
1:1.2と変化してしまうために、多くの撮影事例を持つ1.5m型装置による写真と75cm型装置による写真との比較が困難であった。
[2]前記1.5mの装置によるレントゲンを導入している歯科医院においても次のような問題を抱えている。
1)経験の少ない医師では患者の範囲が広い(老若男女)のためにX線の照射量とX線の照射時間の設定が難しく、結果として不安定なレントゲン写真の撮影
となる。
2)レントゲン写真の現像段階では、夏冬の季節によりその現像結果が影響を受
け不安定なレントゲン写真の撮影結果となる。
3)被写体である患者の姿勢、口の開閉状態、静止状態などが一定でないと撮影
したレントゲン写真が不鮮明となり計測不能な写真となる。
特に幼児のレントゲン撮影においては、この状態が頻繁に発生する。
[3]レントゲンは被爆の問題があるために、レントゲン撮影は通常1年に1回程度に止めることが望ましく、そのためには計測不能な写真、不安定な写真の撮影は極力避けなければならない。
[4]レントゲン写真の撮影に係る費用は当然患者の負担となり、そこでレントゲン撮影は最小限の回数が望ましく、それにより患者の費用負担を抑えられる。そのためには、現像後に計測不能な写真、不安定な写真と判明するような撮影は極力避けなければならない。
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、レントゲン室が狭くてセファロレントゲンを導入できなかった医院でも容易に導入することができるとともに、正確にレントゲン撮影を行なうことができ、かつ該レントゲン撮影と同じ条件で顔面部分をいつでもCCDカメラあるいはデジタルカメラで撮影することができる頭部X線規格写真撮影装置を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は床面に立設することができる支柱と、この支柱にスライド移動可能に取付けられた上部が、該支柱の上部より上方へ突出する可動支柱と、この可動支柱を所定部位で固定することができるロック機構と、前記可動支柱の上部にほぼ水平状態となるようにほぼ中央部が取付けられたアームと、このアームの一端部寄りの部位に取付けられた頭部固定装置と、前記アームの他端部寄りの部位に、前記頭部固定装置で頭部が固定された人のX線規格写真撮影を行なうためのレントゲン機本体を取付けることができる取付部材と、この取付部材に取付けられるあるいは取付けられた前記頭部固定装置で頭部が固定された人の顔面部位を撮影することのできるCCDカメラあるいはデジタルカメラとで頭部X線規格写真撮影装置を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0008】
図1ないし図6に示す本発明の第1の実施の形態において、1は本発明の頭部X線規格写真撮影装置で、この頭部X線規格写真撮影装置1は4個のロック機構(図示せず)を有するキャスター2、2、2、2が取付けられた支持脚3より上方へ突出するように設けられた支柱4と、この支柱4にスライド移動可能に取付けられた上部が該支柱4の上部より上方へ突出する可動支柱5と、この可動支柱5を所定部位まで移動させるとともに、該部位で固定することができるロック機構6と、前記可動支柱5の上部にほぼ水平状態となるようにほぼ中央部が取付けられたアーム7と、このアーム7の一端部寄りの部位の前方にほぼ直角方向に突出する一方の突出アーム8に取付けられた、従来のセファロ撮影で使用されている頭部固定装置9と、この頭部固定装置9を取付けている一方の突出アーム8に取付けられた、例えばイメージング・プレート(富士フィルムメディカル社製)を支持するフィルム支持体10と、前記アーム7の他端部寄りの部位の前方にほぼ直角方向に突出する他方の突出アーム11に取付けられた、前記頭部固定装置9で頭部が固定された人のX線規格撮影を行なうためのレントゲン機本体12を着脱可能に取付けることができる取付部材13と、この取付部材13の前記レントゲン機本体12の取付部14に同軸となるように取付け、前記頭部固定装置9で頭部が固定された人の顔面部位を撮影することができるCCDカメラあるいはデシタルカメラ15と、前記取付部材13に取付けられた、前記頭部固定装置9で頭部が固定された人の撮影位置を特定するための水平ビーム発射器16とで構成されている。
【0009】
前記取付部材13は前記他方の突出アーム11に吊り下げ状態で固定された一対の固定レール17、17と、この一対の固定レール17、17にスライド移動可能に取付けられた一対の可動レール18、18と、この一対の可動レール18、18に両端部が固定されたレントゲン機本体12、CCDカメラあるいはデジタルカメラ15を、選択的に取付けられる支持体19と、前記一対の可動レール18、18を任意の位置で固定する可動レールロック機構20とで構成されている。
【0010】
上記構成の頭部X線規格写真撮影装置1は、患者21の頭部21aを頭部固定装置9によって従来と同様に固定するとともに、フィルム支持体10にフィルムを支持させ、取付部材13の支持体19にレントゲン機本体12を取付け、水平ビーム発射器16で水平ビームを発射して、該水平ビームが頭部を固定した患者の、例えば耳の上部に位置するように、取付部材13の支持体19の高さ調整を行なう。
なお、頭部固定装置9が高さ調整できる場合には、該頭部固定装置9側で高さ調整を行なってもよい。
【0011】
しかる後、レントゲン機本体12を作動させてレントゲン撮影を行なうことができる。
また、取付部材13の支持体19よりレントゲン機本体12を取り外し、該部位にCCDカメラあるいはデジタルカメラ15を取付け、頭部固定装置9で頭部21aが固定されている患者21の顔面部位を撮影することができる。
なお、CCDカメラあるいはデジタルカメラ15を用いての撮影はレントゲン撮影の直前、直後のいずれに行なってもよい。
【0012】
上記のようにして使用される頭部X線規格写真撮影装置1は、矯正歯科では患者による費用負担とX線被爆の両面からレントゲン撮影は1年に1回程度しか使用できないが、CCDカメラあるいはデジタルカメラ15はX線被爆の心配がなく、何回でも撮影できるため、例えば毎月撮影しておくことにより、顔面部位の輪郭等の経時的な診療記録として残すことができる。
【0013】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図7ないし図15に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0014】
図7ないし図9に示す本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、支柱4の上部にアーム7を固定するとともに、頭部固定装置9で頭部が固定される患者21が座る椅子22を油圧やエアーを用いた高さ調整機構23を備えたものにした点で、このように構成した頭部X線規格写真撮影装置1Aにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、本発明の実施の形態では支柱4を床面に固定的に設置してもよい。
【0015】
図10ないし図12に示す本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、取付部材13の支持体19にレントゲン機本体12の取付部14とは異なる側面あるいは上下部位のいずれか、本発明の実施の形態では側面部位にCCDカメラあるいはデジタルカメラ15を取付けた点で、このように構成した頭部X線規格写真撮影装置1Bにしても、前記本発明の第1の実施の形態とほぼ同様な作用効果が得られる。
【0016】
図13ないし図15に示す本発明の第4の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、可動支柱5とアーム7Aの両端部との間にロック、ロック解除ができる枢支部24、24を設けた点で、このようなアーム7Aを使用することにより、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、不使用時には枢支部24、24よりアーム7Aの両端部を折り曲げ、輸送や移動を楽に行なうことができる頭部X線規格写真撮影装置1Cにできる。
【0017】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0018】
(1)床面に立設することができる支柱と、この支柱にスライド移動可能に取付けられた上部が、該支柱の上部より上方へ突出する可動支柱と、この可動支柱を所定部位で固定することができるロック機構と、前記可動支柱の上部にほぼ水平状態となるようにほぼ中央部が取付けられたアームと、このアームの一端部寄りの部位に取付けられた頭部固定装置と、前記アームの他端部寄りの部位に、前記頭部固定装置で頭部が固定された人のX線規格写真撮影を行なうためのレントゲン機本体を取付けることができる取付部材と、この取付部材に取付けられるあるいは取付けられた前記頭部固定装置で頭部が固定された人の顔面部位を撮影することのできるCCDカメラあるいはデジタルカメラとで構成されているので、レントゲン規格写真撮影と同じ条件あるいはほぼ同じ条件でCCDカメラあるいはデジタルカメラで顔面部位を撮影することができる。
したがって、矯正歯科の分野においてはレントゲン規格写真撮影は年に1回程度の撮影しかできないが、同じ条件あるいはほぼ同じ条件でデジタルカメラで毎月等、所定期間毎に顔面部位を撮影して矯正の診療成果の経時的成果確認に役立てたり、診療記録として残すことができる。
【0019】
(2)前記(1)によって、取付部材にCCDカメラあるいはデジタルカメラを取付けられるようにあるいは取付けるだけでよいので、比較的容易に製造することができる。
【0020】
(3)前記(1)によって、頭部固定装置に患者の頭部を固定し、一定寸法離れた取付け部材に取付けられたCCDカメラあるいはデジタルカメラで撮影するので、そのCCDカメラあるいはデシタルカメラの撮影はいつでも一定条件で撮影することができる。
したがって、顔面部位の比較を効率よく、正確に行なうことができる。
【0021】
(4)請求項2は前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、水平ビーム発射器によって、より正確な位置状態でのレントゲン規格写真撮影やCCDカメラあるいはデジタルカメラの撮影を行なうことができる。
【0022】
(5)請求項3も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の正面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の平面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の取付部材の説明図。
【図4】図3の4−4線に沿う断面図。
【図5】本発明の第1の実施の形態のレントゲン規格撮影の説明図。
【図6】本発明の第1の実施の形態のCCDカメラあるいはデジタルカメラの撮影の説明図。
【図7】本発明の第2の実施の形態の正面図。
【図8】本発明の第2の実施の形態の平面図。
【図9】本発明の第2の実施の形態のレントゲン規格撮影の説明図。
【図10】本発明の第3の実施の形態の正面図。
【図11】本発明の第3の実施の形態の平面図。
【図12】本発明の第3の実施の形態の撮影状態の説明図。
【図13】本発明の第4の実施の形態の正面図。
【図14】本発明の第4の実施の形態の平面図。
【図15】本発明の第4の実施の形態の不使用状態の平面図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C:頭部X線規格写真撮影装置、
2:キャスター、 3:支持脚、
4:支柱、 5:可動支柱、
6:ロック機構、 7:アーム、
8:一方の突出アーム、 9:頭部固定装置、
10:フィルム支持体、 11:他方の突出アーム、
12:レントゲン機本体、13:取付部材、
14:取付部、
15:CCDカメラあるいはデジタルカメラ、
16:水平ビーム発射器、17:固定レール、
18:可動レール、 19:支持体、
20:可動レールロック機構、
21:患者、 21a:頭部、
22:椅子、 23:高さ調整機構、
24:枢支部。
Claims (3)
- 床面に立設することができる支柱と、この支柱にスライド移動可能に取付けられた上部が、該支柱の上部より上方へ突出する可動支柱と、この可動支柱を所定部位で固定することができるロック機構と、前記可動支柱の上部にほぼ水平状態となるようにほぼ中央部が取付けられたアームと、このアームの一端部寄りの部位に取付けられた頭部固定装置と、前記アームの他端部寄りの部位に、前記頭部固定装置で頭部が固定された人のX線規格写真撮影を行なうためのレントゲン機本体を取付けることができる取付部材と、この取付部材に取付けられるあるいは取付けられた前記頭部固定装置で頭部が固定された人の顔面部位を撮影することのできるCCDカメラあるいはデジタルカメラとからなることを特徴とする頭部X線規格写真撮影装置。
- 床面に立設することができる支柱と、この支柱にスライド移動可能に取付けられた上部が、該支柱の上部より上方へ突出する可動支柱と、この可動支柱を所定部位で固定することができるロック機構と、前記可動支柱の上部にほぼ水平状態となるようにほぼ中央部が取付けられたアームと、このアームの一端部寄りの部位に取付けられた頭部固定装置と、前記アームの他端部寄りの部位に、前記頭部固定装置で頭部が固定された人のX線規格写真撮影を行なうためのレントゲン機本体を高さ調整可能に取付けることができる取付部材と、この取付部材に取付けられた前記頭部固定装置で頭部が固定された人の顔面部位を撮影することのできるCCDカメラあるいはデジタルカメラと、前記取付部材に取付けられた前記頭部固定装置で頭部が固定された人の撮影位置を特定するための水平ビーム発射器とからなることを特徴とする頭部X線規格写真撮影装置。
- 床面に立設することができる支柱と、この支柱の上部にほぼ水平状態となるようにほぼ中央部が取付けられたアームと、このアームの一端部寄りの部位に取付けられた頭部固定装置と、この頭部固定装置で頭部を固定される人を高さ調整可能に着座させることができる高さ調整機構付椅子と、前記アームの他端部寄りの部位に、前記頭部固定装置で頭部が固定された人のX線規格写真撮影を行なうためのレントゲン機本体を取付けることができる取付部材と、この取付部材に取付けられるあるいは取付けられた前記頭部固定装置で頭部が固定された人の顔面部位を撮影することのできるCCDカメラあるいはデジタルカメラとからなることを特徴とする頭部X線規格写真撮影装置。
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