JP2004228545A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】STI法におけるトレンチコーナ部での寄生エッジトランジスタの発生およびゲート耐圧低下を防止する。
【解決手段】トレンチ18内の第2のポリシリコン層40の下面が第1のポリシリコン層16の下面よりも上にあり、かつトレンチ18内の第2のポリシリコン層40の上面が第1のポリシリコン層の上面よりも下にあるように第2のポリシリコン層40を上記酸化物層30上に堆積させ、これを平坦化したデバイス構造上に第3のポリシリコン層60を堆積し、ゲート構造形成時に、第3のポリシリコン層60さらに第2のポリシリコン層40の除去完了時にエッチングストップを検出し、残った第1のポリシリコン層16の薄層を選択的エッチングプロセスを用いて慎重に除去する。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各素子間を絶縁体にて分離する素子分離法を用いた半導体集積回路などの半導体装置の製造方法、特に、例えばゲート構造を自己整合として形成した素子間を分離する自己整合シャロートレンチ分離法(自己整合STI法)を用いた半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば半導体基板上のトランジスタ等の隣接するデバイス構造を分離するいくつかの素子分離法が用いられてきた。1970年代以降用いられてきた半導体プロセスによる素子分離法の一つがシリコンの局所的な酸化であり、これは一般に選択酸化法(以下LOCOS法という)と呼ばれている。このLOCOS法は局所的選択酸化分離プロセスである。
【0003】
また、他の素子分離法としては、直接STI法(シャロートレンチアイソレーション(直接浅溝分離法);SHALLOW TRENCH ISOLATION)として公知の直接シャロートレンチによる素子分離法がある。これは、簡易なシャロートレンチによる素子分離プロセスである。この場合のトレンチは、まず、エッチングにより、例えば酸化物マスクおよび窒化物マスクなどのマスク層を貫通してシリコン基板に作られる。次いで、この作製されたトレンチはシリコン二酸化物で再度埋められ、化学的機械的研磨(CMP)プロセスを用いて平坦化される。
【0004】
さらに、改変STIプロセスも用いられてきた。まず、ゲート酸化物を成長させ、第1のポリシリコン層がウェルの形成後に堆積される。シリコントレンチが、エッチングによりゲート酸化物および第1のポリシリコン層を貫通して形成される。次いで、これらのトレンチは酸化物を用いて再度埋められ、その後に第2のポリシリコン層が形成される。これらの第1のポリシリコン層および第2のポリシリコン層は共に、ポリシリコンゲート電極の少なくとも一部を形成するために用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のLOCOS法による分離プロセスの欠点の一つは、図15に示すように、分離領域を規定するために用いられる窒化物マスク層下での横方向の酸化(lateral oxidation)による独特な「バーズビーク」形状が素子分離物であるフィールド酸化物100に生じることである。このバーズビークは、各素子分離物間のトランジスタデバイスの有効なチャネル幅を低減し、形成されるトランジスタ内の閾値電圧を不均一にするという問題を有していた。
【0006】
また、LOCOS法による分離プロセスは欠陥発生およびフィールド領域のドーピングの偏析(segregation)といった当業者に公知の各種欠点を有する。例えばその欠陥としてはデバイスの周囲に発生し得る。また、フィールド酸化物100へのボロン(B)の偏析によりフィールド閾値電圧が低減され、フィールドリーク電流が増加したりする。最悪の場合には、隣接するデバイスがフィールド領域を介して電気的に接続されてしまうという問題を有していた。
【0007】
また、直接STI法の分離プロセスの欠点は、図16に示すように、素子間のトレンチ200のコーナ部分201での寄生エッジトランジスタの形成や、活性領域のエッジ202でのゲート酸化膜203の破壊(gate oxide breakdown)が発生し、その両方を防ぐためにはトレンチ200のコーナ部分201が湾曲していなければならない。結果的に、この分離プロセスもまた、チャネル幅を低減させ、閾値電圧を不均一にさせてしまうという問題を有していた。
【0008】
改変STI法の分離プロセスの大きな欠陥は、上記第1のポリシリコン層の厚さを研磨後に調整することであり、これにより、ゲートポリシリコンエッチングの終了点を検出することが困難になってしまう。各種の改変STIの分離プロセスにより、リソグラフィによるパターニングをより簡易にするための平坦な表面が提供されるがしかし、本質的に位置合わせマークを有さないため、位置合わせキーをエッチングするために、さらなるフォトレジストマスク工程を用いなければならない。
【0009】
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、LOCOS法におけるバーズビークシフトおよびウェルドーパントの偏析を防止すると共に、STI法におけるゲートポリシリコンエッチング終了点検出の困難性を改善して、トレンチコーナ部での寄生エッジトランジスタの発生およびゲート耐圧低下を防止することができるシャロートレンチ分離法(STI法)を用いた半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体装置の製造方法は、ゲート構造を自己整合として形成した素子間を分離する自己整合シャロートレンチ分離法を用いた半導体装置の製造方法において、基板上のゲート絶縁体層上に第1のポリシリコン層を設ける工程と、該第1のポリシリコン層から該基板内まで貫通するトレンチを形成する工程と、該トレンチを含む基板上方から、該トレンチ内で上面が該第1のポリシリコン層の下面よりも高くなるように酸化物層を設ける工程と、該トレンチ内で上面が該第1のポリシリコン層の上面よりも低くなるように、該酸化物層上に第2のポリシリコン層を設ける工程と、該第2のポリシリコン層、酸化物層および第1のポリシリコン層を平坦化すると共に、該トレンチ内にある該第2のポリシリコン層の上面で平坦化処理をストップする工程とを含むものであり、そのことにより上記目的が達成される。
【0011】
また、好ましくは、本発明の半導体装置の製造方法における酸化物層は、薄い熱酸化物を成長させ、CVDプロセスまたはスパッタリングを用いて該酸化物の残りを堆積して形成される。
【0012】
さらに、好ましくは、本発明の半導体装置の製造方法におけるゲート絶縁体層は二酸化シリコンである。
【0013】
さらに、好ましくは、本発明の半導体装置の製造方法におけるゲート絶縁体層は、酸化シリコン、酸窒化シリコン、酸化ハフニウム、酸化ジルコニウムおよび酸化ランタンのうちの少なくとも何れかを含む。
【0014】
さらに、好ましくは、本発明の半導体装置の製造方法における第1のポリシリコン層を前記ゲート絶縁体層上の犠牲ゲート材料と置き換える。
【0015】
さらに、好ましくは、本発明の半導体装置の製造方法において、前記平坦化処理後に基板上方から第3のポリシリコン層を設ける工程と、ゲート構造形成時に、パターニングされたフォトレジストを用いて該第3のポリシリコン層、第2のポリシリコン層および第1のポリシリコン層を選択的にエッチングすると共に、該第2のポリシリコン層の除去完了時にエッチングストップを検出し、該第1のポリシリコン層の薄層を残存させる工程とを含む。
【0016】
さらに、好ましくは、本発明の半導体装置の製造方法における第1のポリシリコン層の残存部分は、高選択性エッチングを用いて選択的にエッチングされてされる。
【0017】
さらに、好ましくは、本発明の半導体装置の製造方法において、前記平坦化処理後に、酸化物選択エッチングを用いて前記酸化物層をエッチングすることにより前記酸化物層の位置合わせキーを形成する工程を更に有する。
【0018】
さらに、好ましくは、本発明の半導体装置の製造方法において、前記平坦化処理後に、酸化物選択エッチングを用いて前記酸化物層をエッチングすることにより前記酸化物層の位置合わせキーを形成する工程を更に有する。
【0019】
さらに、好ましくは、本発明の半導体装置の製造方法は、素子間を分離するシャロートレンチ分離(STI)法を用いた半導体装置の製造方法において、酸化物で埋められたトレンチおよび少なくとも一つのポリシリコン層を備えた改変STI構造を形成する工程と、該改変STI構造の平坦化処理に続いて該酸化物を選択的にエッチングすることにより該酸化物に位置合わせキーを形成する工程とを含むものであり、そのことにより上記目的が達成される。
【0020】
さらに、好ましくは、本発明の半導体装置の製造方法において、トレンチ内の酸化物が深さ100ナノメートル除去されるようにエッチングする。
【0021】
さらに、好ましくは、本発明の半導体装置の製造方法における改変STI構造の形成中に第2のポリシリコン層を堆積する工程をさらに有する。
【0022】
本発明の半導体装置の製造方法は、基板上のゲート絶縁体層上に第1のポリシリコン層を設ける工程と、該第1のポリシリコン層から該基板内まで貫通するトレンチを形成する工程と、該トレンチを含む基板上方から、該トレンチ内で上面が該第1のポリシリコン層の下面よりも高くなるように酸化物層を設ける工程と、該トレンチ内で上面が該第1のポリシリコン層の上面よりも低くなるように、該酸化物層上に第2のポリシリコン層を設ける工程と、該第2のポリシリコン層上に犠牲酸化物層を設ける工程と、該犠牲酸化物層、第2のポリシリコン層、酸化物層および第1のポリシリコン層を平坦化すると共に、該トレンチ内にある該第2のポリシリコン層の上面で平坦化処理をストップする工程と、酸化物選択エッチングを用いて前記酸化物層をエッチングすることにより前記酸化物層の位置合わせキーを形成する工程と、該基板上方から第3のポリシリコン層を設ける工程と、該第3のポリシリコン層上にフォトレジストを設け、該フォトレジストをパターニングしてゲート構造を規定する工程と、該フォトレジストを用いて該第3のポリシリコン層、第2のポリシリコン層および第1のポリシリコン層を選択的にエッチングすると共に、該第2のポリシリコン層の除去完了時にエッチングストップを検出し、該第1のポリシリコン層の残存部分を高選択性エッチングを用いて選択的にエッチングすることによりゲート構造を形成する工程とを含むものであり、そのことにより上記目的が達成される。
【0023】
上記構成により、以下、本発明の作用を説明する。
【0024】
本発明においては、トレンチ内の第2のポリシリコン層の下面が第1のポリシリコン層の下面よりも上にあり、かつトレンチ内の第2のポリシリコン層の上面が第1のポリシリコン層の上面よりも下にあるように第2のポリシリコン層を上記酸化物層上に堆積させ、これを平坦化したデバイス構造上に第3のポリシリコン層を堆積し、ゲート構造形成時に、第3のポリシリコン層さらに第2のポリシリコン層の除去完了時にエッチングストップを検出し、残った第1のポリシリコン層の薄層を高選択性エッチングを用いて慎重に除去するため、下側にあるゲート絶縁体層を従来のように過度に除去することなく、残存する露出された第1のポリシリコン層が除去されて、ゲートポリシリコンエッチング終了点の検出困難が防止され、STI法におけるトレンチコーナ部での寄生エッジトランジスタの発生およびゲート耐圧低下を防止することが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の素子分離法を用いた半導体装置の製造方法の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0026】
図1は、本発明の自己整合シャロートレンチ分離法を用いた半導体装置の製造方法におけるポリ1形成工程までのデバイス構造10Aの断面図である。
【0027】
図1に示すように、本発明の方法のために、例えばシリコン基板(Si基板)などの半導体基板14が提供される。隣接するデバイスエリアを分離する前にn−ウェルまたはp−ウェルを形成してもよい。次に、半導体基板14上に、ゲート絶縁体層(例えばゲート酸化膜)となるゲート絶縁体12を成長(または成長させて堆積)させ、また、n−ウェルまたはp−ウェルを形成する場合はその形成後、ゲート絶縁体12上に第1のポリシリコン層16(本明細書中でポリ1と呼ばれる)を堆積する。これが犠牲ゲートプロセス(ポリ1形成プロセス)後のデバイス構造10Aである。このポリ1の厚さをTp1とする。
【0028】
なお、犠牲ゲートプロセスに適した他の実施形態では、犠牲ゲート材料としてシリコン窒化物層がゲート絶縁体12上のポリ1と置き換える。また、ゲート絶縁体12は、シリコン酸化物(酸化シリコン、例えば二酸化シリコン)、もしくは酸窒化シリコン、酸化ハフニウム、酸化ジルコニウム、酸化ランタン、または他の適切なゲート誘電材料などのhigh−k材料を含み得る。
【0029】
図2は、本発明の自己整合シャロートレンチ分離法を用いた半導体装置の製造方法におけるトレンチ形成工程までのデバイス構造10Bの断面図である。
【0030】
図2に示すように、ポリ1からゲート絶縁体12、半導体基板14の一部までをエッチングしてトレンチ18(溝)を形成し、トレンチ18によって隣接するデバイス領域17が形成される。これがトレンチ形成プロセス後のデバイス構造10Bである。半導体基板14におけるトレンチ18の深さXSTIは、基板表面20上からトレンチ18の底22まで達し、その後の研磨により表面が平らになる。トレンチ深さの誤差(不確定性または変量)をΔXSTIとする。半導体基板14の一部までのエッチングに続いて、このエッチングによるダメージを低減するかまたはなくすために、洗浄が行われ得る。
【0031】
図3は、本発明の自己整合シャロートレンチ分離法を用いた半導体装置の製造方法における酸化物層形成工程までのデバイス構造10Cの断面図である。
【0032】
図3に示すように、ポリ1上およびトレンチ18内に酸化物層30を堆積させる。これが酸化物層形成プロセス後のデバイス構造10Cである。この酸化物層30は、トレンチ18内を再度酸化物で埋めるために堆積される。酸化物層30はトレンチ深さよりも厚く成膜する。より詳しくは、酸化物層30の最小厚さは、半導体基板14におけるトレンチ18の最大深さよりも厚い。酸化物層30の厚さをTOXとし、酸化物層30の厚さの誤差(不確定性または変量)をΔTOXとすると、酸化物層30は、最終的な処理後の厚さが以下の条件式(1)を満たすように堆積および処理される。
【0033】
OX−ΔTOX>XSTI+ΔXSTI……(1)
この酸化物層30は薄い熱酸化物を含み、酸化物堆積後のフィールドで酸化物とシリコンとの良好な界面を提供し得る。この酸化物は、LTO、HPCVD、PECVD、または他の化学蒸着(CVD)法を含む各種成膜方法により形成され得る。この他、スパッタリング等の非CVD法も用いられ得る。任意の適切な成膜方法による酸化物の堆積に続いて、必要または所望であれば、酸化物はより高温で高密度にされ得る。
【0034】
図4は、本発明の自己整合シャロートレンチ分離法を用いた半導体装置の製造方法におけるポリ2形成工程までのデバイス構造10Dの断面図である。
【0035】
図4に示すように、デバイス構造10C(または酸化物層30)上に第2のポリシリコン層40(本明細書中においてポリ2またはフィールドポリとも呼ばれる)を堆積させる。このポリ2の厚さをTp2とし、ポリ1(またはポリ1にゲート絶縁体12を含む)の厚さをTp1とすると、このポリ2は、ポリ2の最大厚さと酸化物層30の最大厚さとを合わせた値がトレンチ18の最小深さとポリ1の最小厚さとを合わせた値よりも小さくなるように選択された厚さを有する。したがって、このポリ2の厚さは、以下の条件式(2)を満たす。
【0036】
Figure 2004228545
この条件式(2)を満たし、ポリ2がなおも有意な厚さを有する所望の酸化物層30の最大厚さは、以下の条件式(3)を満たす。
【0037】
Figure 2004228545
これにより、トレンチ18内の酸化物層30の上部表面レベルがポリ1の底部表面レベルよりも高くなり、トレンチ18内のポリ2の上部表面レベルがポリ1の上部表面レベルよりも低くなる。これがポリ2形成プロセス後のデバイス構造10Dである。
【0038】
なお、ポリ2が酸化物層30上に堆積された後、犠牲酸化物層(図示せず)がデバイス構造10D上に堆積される。この犠牲酸化物層は例えば低密度のTEOSであり得る。この一実施形態では犠牲酸化物層はポリ1の最大厚さよりも1.5倍厚い。他の実施形態では犠牲酸化物層は、ゲート絶縁体12からポリ1、酸化物層30、ポリ2および犠牲酸化物層を合わせた膜厚さが上面の実際の物理的なレリーフに対応する活性領域構造物の総ステップ高さ(段高さ;total step height)の約2倍になるような厚さを有する。
【0039】
図5は、本発明の自己整合シャロートレンチ分離法を用いた半導体装置の製造方法における平坦化工程までのデバイス構造10Eの断面図である。
【0040】
図5に示すように、上からポリ2(第2のポリシリコン層40)および酸化物層30の一部が低選択比CMPで研磨し、続いて、フィールド領域内の第2のポリシリコン層40の上面をストッパとして終了するように、高選択比CMPを用いて、上面側から研磨して平坦化する。これが平坦化プロセスまでのデバイス構造10Eである。この平坦化プロセスは、次の2工程のプロセスを用いて達成され得る。第1の工程では、非選択性スラリーが、上側にある酸化物、およびデバイス領域内の活性領域上方にある第2のポリシリコン層40を除去するために用いられる。続いて、第2の工程では、選択的研磨が用いられ、これは、デバイス領域内の活性領域上方の酸化物層30を除去するまで継続され、デバイス領域内の活性領域上方の第1のポリシリコン層16、およびフィールド領域内の第2のポリシリコン層40の表面で終了する。実際のフィールド酸化物(フィールド領域内の酸化物層30)はこの平坦化工程では研磨されない。この選択的な研磨中に、デバイスの活性領域はフィールド領域よりもはるかに小さく、酸化物の研磨速度は、ポリシリコンの研磨速度よりも十分に速くなる(例えば、酸化物対ポリシリコンのエッチング比が5:1よりも大きくなる)ように選択され得る。そのため、このCMPプロセスは容易に達成され得る。以下の条件式(4)が満たされる。
【0041】
Figure 2004228545
このため、ポリ1上の酸化物層30は、CMPがフィールドポリ2で終了する前に完全に除去されるようになっている。ポリ2の上面をCMPストッパとして用いることにより、逆マスクフォトレジスト(reversemask photoresist)やエッチングプロセスを用いることなく、全体的な平坦化が達成され得る。
【0042】
この時点で、下記に詳述するような処理を続けることが可能である。または、犠牲ゲートプロセスを用いる場合、任意の犠牲ゲート材料が除去される。犠牲ゲート材料は、ポリシリコン、窒化シリコン、または他の適切な犠牲ゲート材料であればよい。所望であれば、下側のゲート絶縁体もまた除去され得る。置換ゲート絶縁体(例えば、high−kゲート絶縁体)が形成され、置換ゲートプロセスが完了する。
【0043】
図6は、本発明の自己整合シャロートレンチ分離法を用いた半導体装置の製造方法におけるポリ3形成工程までのデバイス構造10Fの断面図である。
【0044】
図6に示すように、CMP後の平坦化されたデバイス構造10E上に第3のポリシリコン層60(本明細書中においてポリ3と呼ばれる)を堆積させる。実際のゲートポリシリコンの厚さは、ポリ3の厚さおよびCMP後に残るポリ1(第1のポリシリコン層16)の厚さの合計に相当する。これがポリ3形成プロセス後のデバイス構造10Fである。
【0045】
図7は、本発明の自己整合シャロートレンチ分離法を用いた半導体装置の製造方法におけるポリシリコンゲート形成工程までのデバイス構造10Gの断面図である。
【0046】
図7に示すように、まず、ポリ3(第3のポリシリコン層60)上にフォトレジスト70が塗布されてパターニングされる。このパターニングに応じてポリシリコンゲート構造72が規定される。次に、2工程のプラズマエッチングプロセスが、ポリ3/ポリ1(第1のポリシリコン層16)スタックおよびポリ3/ポリ2(第2のポリシリコン層40)スタックをエッチングするために用いられる。第1の工程は、高速のポリシリコンエッチング速度を有し、露出したポリ2が完全に除去された時点に相当する終了点で終了する。なお、多少のポリ2がポリ3およびフォトレジストの下に残ることに留意されたい。これがポリシリコンゲート形成プロセス後のデバイス構造10Gである。
【0047】
図8は、図7に示すデバイス構造10Gをトランジスタのソース/チャネル/ドレイン(トランジスタ領域15)に沿った断面を示すために90°回転させた場合の断面図である。
【0048】
図8に示すように、TOX−ΔTOX>XSTI+ΔXSTIが満たされるため、ポリ1(第1のポリシリコン層16)は活性領域(トランジスタ領域15)上から完全には除去されない。残ったポリ1の厚さとCMPプロセスとは関連性がない。
【0049】
ポリ2(第2のポリシリコン層40)が除去された後、高選択性エッチングが、フォトレジストに覆われていないポリ1(第1のポリシリコン層16)の残存部分をエッチングするために用いられる。この高選択性エッチングはポリ2の底部で終了して、ゲート絶縁体12上にポリ1(第1のポリシリコン層16)の薄層16Aを残す。
【0050】
図9は、本発明の自己整合シャロートレンチ分離法を用いた半導体装置の製造方法における残存ポリ1除去工程までのソース領域、チャネル領域およびドレイン領域からなる活性領域(トランジスタ領域15)を示すデバイス構造10Hの断面図である。
【0051】
図9に示すように、まず、高選択性エッチングを行って、残存するポリ1の薄層16Aを除去する。これにより、マイクロトレンチを低減するか、またはなくならせることができる。高選択性プラズマエッチングを用いることにより、ソース領域およびドレイン領域のゲート絶縁体層12を過度に除去することなく、ポリ1(第1のポリシリコン層16)の残存物を選択的に確実に除去することができる。
【0052】
次いで、各活性領域上のポリ1およびポリ3の残存部分を含むポリシリコンゲートスタックを残してフォトレジスト70を剥離する。図9には示していないが、多少のポリ2(第2のポリシリコン層40)が活性領域(トランジスタ領域15)をはみ出たポリ3(第3のポリシリコン層60)の部分下に残っている(図7に示す第2のポリシリコン層40が残っている)。これが残存ポリ1除去プロセス後のデバイス構造10Hである。
【0053】
図10は、本発明の自己整合シャロートレンチ分離法を用いた半導体装置の製造方法における不純物イオン注入工程までのデバイス構造10Iの断面図であり、図11は、図10のデバイス構造10Iをトランジスタのソース/チャネル/ドレイン(トランジスタ領域15)に沿った断面を示すために90°回転させた場合の断面図である。
【0054】
ポリシリコンゲート構造72の形成後、図10および図11に示すように、そのゲート構造72を自己整合とするように不純物イオンを半導体基板14内に注入することにより、ソース領域76およびドレイン領域76を形成する。ポリ1、ポリ2およびポリ3はまた、従来のプロセスでは一般的であるように、n+またはp+ポリシリコンに変換される。または、ゲート電極のエッチング前、およびソース領域76およびドレイン領域76となる半導体基板14への不純物イオン注入前(または注入時に)にポリシリコンゲート構造72がドーピングされる。ポリシリコンゲートはまたサリサイド化(salicided)されるサリサイド化プロセスを含む、ポリシリコンゲートドーピング、サリサイド化、または自己整合プロセスのいくつかの方法が、本発明のプロセスに適用され得る。ドーピング後のポリシリコンゲート構造72Aを図10および図11に示している。これが不純物イオン注入プロセス後のデバイス構造10Iである。
【0055】
本発明の各実施形態は、改変STIプロセスの利点のいくつかまたは全てを示し得る。例えば、その利点には、ごくわずかなナローチャネル効果、高いゲート絶縁体保全性、トランジスタ全体にわたっての均一な閾値電圧、および低いフィールドリーク電流が含まれる。
【0056】
また、一つの実施形態として、さらなるフォトレジストおよびマスキング工程を必要とすることなく、位置合わせキーが上述の改変STIプロセスに組み込むことができる。次に、更なるエッチング工程が上記図5の平坦化構造へと変化するプロセス後に実施された後のデバイス構造に相当する断面図を図12に示している。図12に示すように、上記CMP工程後、酸化物エッチングが、酸化物層30の露出部を除去するために用いられる。プラズマエッチング、またはHFを含有するウェットエッチング溶液が、酸化物層30をエッチングするために用いることができる。例示した実施形態では、酸化物層30の露出部がエッチングされることにより、凹部であるノッチ78を形成する、深さ約100ナノメートルの酸化物層30が除去される。これが図5の平坦化プロセスから酸化物エッチングプロセス後のデバイス構造10E‘である。
【0057】
この酸化物層30のエッチングに続いて、図13に示すように、デバイス構造10E‘上にポリシリコン層60を堆積させる。このポリシリコン層60が図6で図示されたポリ3(ポリシリコン層60)に対応するが、ノッチ78に対応する部分に位置合わせキー80が付与されている。次いで、上述のように、各プロセスが完了し、最終的なゲート構造が形成され得る。この時点で、位置合わせキー80は、後のリソグラフィによる位置合わせのために利用可能である。これが図12のデバイス構造10E‘からポリ3形成プロセス後の位置合わせ構造を持つデバイス構造10F‘である。
【0058】
他の実施形態として、ポリ2を用いない改変STIプロセスを用いて、位置合わせキーを単一ポリSTI構造に組み込むことができる。図14には結果的に得られる位置合わせ構造を示しており、この位置合わせ構造は、位置合わせキー80として機能するエッジを備えている。位置合わせキー80は、CMPに続いて、酸化物をエッチングすることにより形成される。エッチングの後、ポリ3に対応する別のポリシリコン層が堆積される。しかしながら、この場合、このプロセスではポリ2は使用されない。デバイス構造を完成させ、ゲート領域、ソース領域、およびドレイン領域を備えたトランジスタを形成する後処理が行われ得る。これが図13とは別の位置合わせ構造の形成時のデバイス構造10F”である。
【0059】
考えられ得る変形例を含む例示的な実施形態を説明したが、本発明の範囲は、これらの例に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって規定され得る。
【0060】
以上により、本実施形態のSTIプロセスは、第1のポリシリコン層16を半導体基板14上に形成するポリ1形成工程と、第1のポリシリコン層16から半導体基板14内部まで貫通するトレンチ18(素子分離溝)を形成するトレンチ形成工程と、このトレンチ18内で酸化物層30の上面が第1のポリシリコン層16の下面よりも上にあるようにトレンチ18内を酸化物層30で埋める酸化物層形成工程と、トレンチ18内の第2のポリシリコン層40の上面が第1のポリシリコン層の上面よりも下にあるように第2のポリシリコン層40を上記酸化物層30上に堆積するポリ2形成工程と、CMPプロセスを用いて第2のポリシリコン層、酸化物層および第1のポリシリコン層を平坦化する平坦化工程と、酸化物層30を選択的にエッチングすることにより位置合わせキーを形成する位置合わせキー形成工程と、平坦化されたデバイス構造上に第3のポリシリコン層60を堆積するポリ3形成工程と、フォトレジストを用いて第2のポリシリコン層40、第3のポリシリコン層60および第1のポリシリコン層16をパターニングすると共に、第2のポリシリコン層40の除去完了時にエッチングストップを検出し、残った第1のポリシリコン層16の薄層を選択的エッチングプロセスを用いて慎重に除去することによりゲート構造を形成するゲート構造形成工程とを有する。このように、トレンチ18内の第2のポリシリコン層40の下面が第1のポリシリコン層16の下面よりも上にあり、かつトレンチ18内の第2のポリシリコン層40の上面が第1のポリシリコン層の上面よりも下にあるように第2のポリシリコン層40を上記酸化物層30上に堆積させ、これを平坦化したデバイス構造上に第3のポリシリコン層60を堆積し、ゲート構造形成時に、第3のポリシリコン層60さらに第2のポリシリコン層40の除去完了時にエッチングストップを検出し、残った第1のポリシリコン層16の薄層を高選択性エッチングを用いて慎重に除去するため、下側にあるゲート絶縁体層12を従来のように過度に除去することなく、残存する露出された第1のポリシリコン層16が除去されて、ゲートポリシリコンエッチング終了点の検出困難が防止され、LOCOS法におけるバーズビークシフトおよびウェルドーパントの偏析、また、STI法におけるゲートポリシリコンエッチング終了点の検出困難を改善して、トレンチコーナ部での寄生エッジトランジスタの発生およびゲート耐圧低下を防止することができる。
【0061】
【発明の効果】
以上により、本発明によれば、トレンチ内の第2のポリシリコン層の下面が第1のポリシリコン層の下面よりも上にあり、かつトレンチ内の第2のポリシリコン層の上面が第1のポリシリコン層の上面よりも下にあるように第2のポリシリコン層を上記酸化物層上に堆積させ、これを平坦化したデバイス構造上に第3のポリシリコン層を堆積し、ゲート構造形成時に、第3のポリシリコン層さらに第2のポリシリコン層の除去完了時にエッチングストップを検出し、残った第1のポリシリコン層の薄層を高選択性エッチングを用いて慎重に除去するため、下側にあるゲート絶縁体層を従来のように過度に除去することなく、残存する露出された第1のポリシリコン層が除去されて、ゲートポリシリコンエッチング終了点の検出困難が防止され、STI法におけるトレンチコーナ部での寄生エッジトランジスタの発生およびゲート耐圧低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自己整合シャロートレンチ分離法を用いた半導体装置の製造方法におけるポリ1形成工程までのデバイス構造の断面図である。
【図2】本発明の自己整合シャロートレンチ分離法を用いた半導体装置の製造方法におけるトレンチ形成工程までのデバイス構造の断面図である。
【図3】本発明の素子分離法を用いた半導体装置の製造方法における酸化物層形成工程までのデバイス構造の断面図である。
【図4】本発明の自己整合シャロートレンチ分離法を用いた半導体装置の製造方法におけるポリ2形成工程までのデバイス構造の断面図である。
【図5】本発明の自己整合シャロートレンチ分離法を用いた半導体装置の製造方法における平坦化工程までのデバイス構造の断面図である。
【図6】本発明の素子分離法を用いた半導体装置の製造方法におけるポリ3形成工程までのデバイス構造の断面図である。
【図7】本発明の自己整合シャロートレンチ分離法を用いた半導体装置の製造方法におけるポリシリコンゲート形成工程までのデバイス構造の断面図である。
【図8】図7に示すデバイス構造10Gをソース領域、チャネル領域およびドレイン領域を示すように90°回転させた場合の断面図である。
【図9】本発明の自己整合シャロートレンチ分離法を用いた半導体装置の製造方法における残存ポリ1除去工程までのソース領域、チャネル領域およびドレイン領域を示すデバイス構造の断面図である。
【図10】本発明の自己整合シャロートレンチ分離法を用いた半導体装置の製造方法における不純物イオン注入工程までのデバイス構造の断面図である。
【図11】図10のデバイス構造をトランジスタのソース/チャネル/ドレインに沿った断面を示すために90°回転させた場合の断面図である。
【図12】本発明のシャロートレンチ分離法を用いた半導体装置の製造方法における位置合わせ構造の形成時のノッチ形成工程までのデバイス構造の断面図である。
【図13】図12の次の工程である位置合わせキー形成工程までのデバイス構造の断面図である。
【図14】図13とは別の位置合わせ構造の形成時のデバイス構造の断面図である。
【図15】従来のLOCOS法によるバーズビーク部分を示すデバイス構造の断面図である。
【図16】従来のSTI法による素子間のトレンチコーナ部分を示すデバイス構造の断面図である。
【符号の説明】
10A〜10I,10E1〜10E3 デバイス構造
12 ゲート絶縁体
14 半導体基板
15 トランジスタ領域
16 第1のポリシリコン層
17 デバイス領域
18 トレンチ(素子分離溝)
30 酸化物層
40 第2のポリシリコン層
60 第3のポリシリコン層
70 フォトレジスト
72,72A ポリシリコンゲート構造
76 ソース領域またはドレイン領域
77 チャネル領域
78 ノッチ
80 位置合わせキー

Claims (12)

  1. ゲート構造を自己整合として形成した素子間を分離する自己整合シャロートレンチ分離法を用いた半導体装置の製造方法において、
    基板上のゲート絶縁体層上に第1のポリシリコン層を設ける工程と、
    該第1のポリシリコン層から該基板内まで貫通するトレンチを形成する工程と、
    該トレンチを含む基板上方から、該トレンチ内で上面が該第1のポリシリコン層の下面よりも高くなるように酸化物層を設ける工程と、
    該トレンチ内で上面が該第1のポリシリコン層の上面よりも低くなるように、該酸化物層上に第2のポリシリコン層を設ける工程と、
    該第2のポリシリコン層、酸化物層および第1のポリシリコン層を平坦化すると共に、該トレンチ内にある該第2のポリシリコン層の上面で平坦化処理をストップする工程とを含む半導体装置の製造方法。
  2. 前記酸化物層は、薄い熱酸化物を成長させ、CVDプロセスまたはスパッタリングを用いて該酸化物の残りを堆積して形成される請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記ゲート絶縁体層は二酸化シリコンである請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記ゲート絶縁体層は、酸化シリコン、酸窒化シリコン、酸化ハフニウム、酸化ジルコニウムおよび酸化ランタンのうちの少なくとも何れかを含む請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第1のポリシリコン層を前記ゲート絶縁体層上の犠牲ゲート材料と置き換える請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記平坦化処理後に基板上方から第3のポリシリコン層を設ける工程と、
    ゲート構造形成時に、パターニングされたフォトレジストを用いて該第3のポリシリコン層、第2のポリシリコン層および第1のポリシリコン層を選択的にエッチングすると共に、該第2のポリシリコン層の除去完了時にエッチングストップを検出し、該第1のポリシリコン層の薄層を残存させる工程とを含む半導体装置の製造方法。
  7. 前記第1のポリシリコン層の残存部分は、高選択性エッチングを用いて選択的にエッチングされる請求項6記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記平坦化処理後に、酸化物選択エッチングを用いて前記酸化物層をエッチングすることにより前記酸化物層の位置合わせキーを形成する工程を更に有した請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  9. 素子間を分離するシャロートレンチ分離(STI)法を用いた半導体装置の製造方法において、
    酸化物で埋められたトレンチおよび少なくとも一つのポリシリコン層を備えた改変STI構造を形成する工程と、
    該改変STI構造の平坦化処理に続いて該酸化物を選択的にエッチングすることにより該酸化物に位置合わせキーを形成する工程とを含む半導体装置の製造方法。
  10. 前記トレンチ内の酸化物が深さ100ナノメートル除去されるようにエッチングする請求項9記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記改変STI構造の形成中に、第2のポリシリコン層を堆積する工程をさらに有する請求項9記載の半導体装置の製造方法。
  12. 基板上のゲート絶縁体層上に第1のポリシリコン層を設ける工程と、
    該第1のポリシリコン層から該基板内まで貫通するトレンチを形成する工程と、
    該トレンチを含む基板上方から、該トレンチ内で上面が該第1のポリシリコン層の下面よりも高くなるように酸化物層を設ける工程と、
    該トレンチ内で上面が該第1のポリシリコン層の上面よりも低くなるように、該酸化物層上に第2のポリシリコン層を設ける工程と、
    該第2のポリシリコン層上に犠牲酸化物層を設ける工程と、
    該犠牲酸化物層、第2のポリシリコン層、酸化物層および第1のポリシリコン層を平坦化すると共に、該トレンチ内にある該第2のポリシリコン層の上面で平坦化処理をストップする工程と、
    酸化物選択エッチングを用いて前記酸化物層をエッチングすることにより前記酸化物層の位置合わせキーを形成する工程と、
    該基板上方から第3のポリシリコン層を設ける工程と、
    該第3のポリシリコン層上にフォトレジストを設け、該フォトレジストをパターニングしてゲート構造を規定する工程と、
    該フォトレジストを用いて該第3のポリシリコン層、第2のポリシリコン層および第1のポリシリコン層を選択的にエッチングすると共に、該第2のポリシリコン層の除去完了時にエッチングストップを検出し、該第1のポリシリコン層の残存部分を高選択性エッチングを用いて選択的にエッチングすることによりゲート構造を形成する工程とを含む半導体装置の製造方法。
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