JP2004224516A - 注文品出庫システム - Google Patents

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Abstract

【課題】注文部品の出庫作業において、緊急注文の場合に作業者リストのなかから自動的に熟練作業者を抽出し、出庫までの時間を短縮する。
【解決手段】緊急注文の場合に作業者リストのなかから自動的に熟練作業者を抽出し、割り込み作業指示を出す。この選定では作業中の者を避けるとともに同一人に指示が集中しないようにする。また、納期情報から何時までに出庫作業を完了しなければならないかを特定し作業者に通知するとともに、作業者や発注者が進捗状況を確認できるようにする。さらに、注文部品が格納してある棚ランプを点滅させて棚出しを容易にする。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は部品倉庫における部品の出庫作業を管理する部品出庫システムに関し、特に、緊急の注文を受けた場合に熟練作業者を選定して割り込み指示を出すことにより出庫時間の短縮を図る部品出庫システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
本願発明に関連する従来技術として、自動倉庫の出庫システムにおいて、出庫設定時に通常出庫モードと緊急出庫モードを選択できるようにした出庫システムがある(例えば、特許文献1)。このシステムでは、緊急出庫モードが指定された場合に、先に入力設定された通常作業に割り込んで緊急出庫データに基づく出庫作業を行わせるようにして、緊急の注文を迅速に出庫するようにしている。
【0003】
また、商品の出庫作業において、コードスキャン読み取りにより検品照合を迅速かつ確実にした商品ピッキングシステムがある(例えば、特許文献2)。このシステムでは、作業者がハンディターミナルを持ち、ピッキングした商品に対するコードスキャン読み取りを行って、商品の自動照合処理を実現するようにしている。これにより作業者のレベルによって生じていた検品照合時間の変動やミスなどをなくすことができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平2−48308号公報(第4ページ左下段落)
【特許文献2】
特開平4−129902号公報(第2ページ左上段落)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の技術では、緊急注文に際し緊急出庫データを割り込ませるのみであって作業者の指定までを行うものではないため、出庫処理時間が思うように短縮できない場合がある。すなわち、緊急出庫モードの場合には手の空いている作業者がその処理を担当することになるが、この作業者が熟練者でない場合には作業能率が悪く、期待したような時間短縮効果を得ることができない。また、熟練者でない作業者が担当した場合には緊急である分ミスが生じる可能性も高くなる。
【0006】
本願発明はこのような問題に鑑み、緊急注文の場合に作業者リストのなかから自動的に熟練作業者を抽出し、注文から出庫までに要する時間をより一層短縮することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明は、ユーザ端末からの注文情報に基づいて保管倉庫における注文品の出庫を管理するシステムであって、前記ユーザ端末からの注文情報に基づいて少なくとも注文品の送付先、注文品を特定する情報、数量、納期情報が登録された注文データベースを作成する注文データベース作成手段と、前記納期情報に基づき緊急対応が必要か否かを判断し、緊急対応が必要な場合に処理能力の高い出庫作業者を選定して割り込み指示を出す緊急対応指示手段とを備えることを特徴とする。緊急部品出庫の対応をスキルの高い作業者に行わせるため、出庫作業を迅速に行って時間短縮を図ることができる。
【0008】
前記緊急対応指示手段は、出庫作業に従事する各作業者についての経験期間および/または過去の緊急対応処理件数に基づいて出庫作業者を選定することを特徴とする。好適な実施例では、作業者ごとに経験期間および/または過去の緊急対応処理件数を登録した作業者テーブルを用意しておき、上位の者を選定するようにする。
【0009】
また、前記緊急対応指示手段は、現在別の注文品に係る緊急出庫作業に従事している作業者、および/または、過去所定回数以内に所定回数選定されている作業者、を選定対象から外すことが望ましい。これにより、その時点で別の緊急品に対応している作業者を選定したり、一人の作業者に指示が集中するといった不都合を回避することができる。
【0010】
本発明のシステムはさらに、前記注文品を特定する情報に基づいて前記倉庫内における当該注文品の保管場所を特定し、出庫作業者に通知する保管場所指示手段を備えることを特徴とする。この保管場所指示手段は、前記倉庫内の区画毎に取り付けられたランプのうち、前記注文品の保管場所に該当する区画のランプを点滅させることにより、前記出庫作業者に注文品の保管場所を通知するように構成することができる。実施例では、商品を格納する棚を一区画として、棚ごとに取り付けたランプを点滅させる。このように構成することによって、棚出し作業の迅速化を達成することができる。
【0011】
本発明のシステムはさらに、前記送付先および納期の情報に基づいて、いつまでに注文品を出庫すればよいかを特定し、出庫作業者に通知する手段を備えるようにしてもよい。作業者がいつまでに作業を完了させなければならないかを確認することができる。
【0012】
本発明のシステムはさらに、前記出庫作業者が単位作業を完了する毎に入力する終了報告を登録する進捗データベースを作成する進捗データベース作成手段を備えるようにしてもよい。このデータベースを他の作業者や注文者に閲覧させることにより、作業の進捗状況を確認することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付図面を参照しながら以下に詳細に説明する。図1は、本願発明の実施形態に係る部品出庫システムの全体像を示す図である。図1を参照すると、部品発注者が操作するユーザ端末10、該ユーザ端末10からの注文を受け付けるホストコンピュータ20、倉庫内での部品出庫状況を監視する監視システム30、および個々の出庫作業者が携帯する作業者端末40が、ネットワーク100を介して互いに接続されている。このネットワーク100は例えば社内LANであるが、WANやインターネットであってもよい。
【0014】
ユーザ端末10はパソコンや携帯電話機等の情報処理装置であり、部品発注者(ユーザ)がネットワーク100を介して部品を注文したり、以降に部品の出庫状況を確認する目的で使用される端末である。ユーザ端末10は少なくともキーボード等の入力手段と表示画面を備え、また、ホストコンピュータ20とのインターフェースに応じて電子メールソフトやWebブラウザ等を備えるものとする。
【0015】
ホストコンピュータ20はユーザ端末10からの注文を受け付けるワークステーションサーバであり、例えば注文用Web画面をネットワーク100上に公開し、そこへの入力情報を注文情報として取得する。また、受信した注文情報に基づいて注文データベース202を作成し、監視システム30へその情報を提供する。図2に概略を示すように、ホストコンピュータ20は処理装置201と、注文データベース202とで構成されており、処理装置201が注文データベース202の作成および管理を行う。ホストコンピュータ20はこれらの機能の他に、例えば課金処理手段等を備えていてもよい。
【0016】
図3に注文データベース202の内容を示す。図3に示すように、注文データベース202は、部品注文者の氏名Aと、注文者の住所Bと、連絡先(電話番号および/または電子メールアドレス)Cと、部品送付先情報Dと、部品の注文数量Eと、部品名Fと、部品型番Gと、納期情報Hと、出庫完了時間の登録欄Jの欄が設けられている。このうち納期情報Hには、注文者が指定する納期日時の他に、緊急出庫処理が必要か否かを示す情報が含められる。すなわち、緊急出庫処理が必要な場合には”1”が登録され、緊急以外の通常処理のものは”2”が登録される。この緊急出庫の要否はユーザが注文時に指定してもよいし、ホストコンピュータ20側で納期日時と現在日時を比較することにより判断するようにしてもよい。この場合、例えば現在日時と指定された納期日時の間が2日以下である場合に緊急案件とするよう設定することができる。以上のような情報を有する注文データベース202が監視システム30へ送信される。
【0017】
部品倉庫では、図4に示す4工程により部品出庫が行われる。各工程について説明すると、まず注文にかかる部品を倉庫内の棚から取り出す部品棚出し工程(ステップS1)、棚出しした部品が注文データと合致するかを照合確認する部品照合工程(ステップS2)、出庫するために部品を箱に詰める部品梱包工程(ステップS3)、倉庫より部品を送り出す部品出庫工程(ステップS4)である。本実施形態では工程ごとに複数の作業者が配備されており、前工程、後工程はそれぞれ別の作業者が担当するものとする。
【0018】
監視システム30は、ホストコンピュータ20にて作成された注文データベース202を受け取り、倉庫内にて出庫作業を行う作業者へ作業指示を行う。図5に機能概略を示すように、監視システム30は緊急対応指示手段301と、出庫準備時間設定手段302と、工程進捗DB作成・表示手段303と、保管場所指示手段304とを備えている。
【0019】
緊急対応指示手段301は、緊急出庫処理が必要とされる場合に、処理能力の高い出庫作業者を選定して作業指示を出す手段であり、図6に示すような作業者テーブル301aと、過去の選定作業のログ301bとを備えている。図6に示すように、作業者テーブル301aは、作業者毎に、少なくとも作業者端末40のアドレスと、勤務年数と、過去の緊急対応処理件数とが登録されており、これらの情報は随時更新される。過去ログ301bは、過去に行われた緊急出庫処理に選定した作業者の履歴が登録されている。なお、作業者テーブル301aおよび過去ログ301bは図4に示す工程毎に用意されており(図示せず)、緊急対応指示手段301は各工程につきテーブルを参照してスキルが高く経験豊富な作業者を選定する。この選定方法には様々なパターンが考えられるが、例えば以下のようにして行われる。
【0020】
緊急出庫の必要がある場合、緊急対応指示手段301は、作業者を勤務年数または緊急対応処理件数の順位で並べ替えた後、上位数名(例えば5〜10名)のなかからランダムに一人を抽出し、現在その作業者が別の緊急処理部品の出庫作業に従事しているかをチェックする。このチェックは後述する工程進捗データベース303a(図8)を参照することにより行われる。同時に、過去ログ301bを参照して、過去所定回数(例えば10回)以内に当該作業者が所定回数(例えば、2回連続して)選定されていないかを確認する。この結果、その作業者が別の作業に従事しておらず、近い過去に所定回数選定されていなければ、当該作業者を緊急注文部品の担当者として選定する。その作業者が現在別の緊急作業に従事していたり、近い過去に所定回数選定されている場合には、別の作業員を抽出して同じ判断処理を行う。このようにして、一人の作業者に緊急出庫作業が集中したりすることを回避しつつ、スキルの高い作業者を緊急出庫作業にあたらせることができる。緊急対応指示手段301はまた、作業員に指示を出したらその情報を工程進捗DB作成・表示手段303に通知し、工程進捗データベース303aに当該作業員の名が登録されるようにする。
【0021】
出庫準備時間設定手段302は、緊急対応以外の通常処理部品について、ユーザが要求する納期を確保するためにいつまでに出庫準備を完了させる必要があるかを設定する手段であり、図7に示すような地区毎の発送時間テーブル302aを備えている。図7を参照すると、発送時間テーブル302aには、地区あるいは拠点ごとに、部品出庫準備を終えて運送業者に引き渡さねばならない時間が登録されている。出庫準備時間設定手段302は、注文データベース202の部品送付先情報Dに基づいて該当する地区の引き渡し時間を抽出し、注文データベース202の納期情報Hが示す納期前日の運送業者引き渡し時間を出庫準備時間として設定する。ここで設定された出庫準備時間は作業者端末40に通知される。
【0022】
工程進捗DB作成・表示手段303は、注文データベース202に基づいて進捗データベース303aを作成するとともに、各工程の作業者が作業を完了する毎に作業者端末40へ入力する終了報告を受け取ってDB303aに登録する。進捗データベース303aの一例を図8に示す。図8に示すように、進捗データベース303aには、各注文部品について、棚出し、照合、梱包、出庫の工程ごとに担当作業者と完了時間が登録される。進捗データベース303aの情報は各作業者端末40から閲覧可能とし、後工程の作業者が前工程の作業が完了しているか、完了していない場合はどの段階であるのか、また完了している場合はいつ完了したか等を確認できるようにする。
【0023】
工程進捗DB作成・表示手段303はまた、緊急対応指示手段301から緊急対応部品についての作業員情報を受け取った場合に、その作業についての作業者欄に当該作業者の名前を登録する。緊急対応指示手段301は、作業者選定時にこのDB303aを参照し、選定しようとする作業者が登録されており、かつその作業の完了時間が未入力の場合には、当該作業者が現在別の作業に従事中として選択対象から除外する。
【0024】
工程進捗DB作成・表示手段303はさらに、作業者端末40から部品出庫の完了報告を受け取った場合に、DB303aを更新するのみならずホストコンピュータ20へ出庫完了報告を行う。これによりホストコンピュータ20にて注文データベース202の出庫完了時間Jが登録され、これをユーザ(注文者)が閲覧することにより出庫状況を確認することができる。なお、ユーザ端末10から工程進捗DB作成・表示手段303に直接アクセスして、進捗データベース303aを閲覧できるように構成してもよい。
【0025】
保管場所指示手段304は、注文にかかる部品が倉庫内のどこにあるかを作業者に通知する手段であり、図9に示すような部品テーブル304aを備えている。図9に示すように部品テーブル304aは、部品名(および/または型番)と倉庫内での保管場所の対照テーブルである。保管場所指示手段304は、注文データベース202の部品名Fおよび/または型番Gを参照し、その保管場所を特定する。さらに保管場所指示手段304は、倉庫内の棚ごとに設けられている表示ランプ(図示せず)のうち当該部品が保管されている棚のランプを点滅させて、保管場所を作業者に通知する。作業者はランプの点滅している棚に出向き、注文にかかる部品の棚出しを行う。なお、保管場所指示手段304は棚ランプ点滅のほか、部品保管場所を示す地図情報などを作業者端末40に送信することにより保管場所を作業者に通知するようにしてもよい。
【0026】
作業者端末40は、監視システム30からの指示を表示する表示画面と、バーコードスキャナその他の入力手段とを有する。出庫作業者は、工程ごとの作業が完了した時点で作業者端末40を用いて保管場所指示手段304に報告を行う。好適な実施例では、作業場ごとに完了報告を行うためのバーコードが用意されており、作業者は端末40のバーコードスキャナでスキャンすることにより、自動的に完了報告が送信されるようにする。また、作業者は端末40に進捗データベース303aの内容を表示させて、部品毎の進捗状況を確認することができる。
【0027】
図10は、このシステムの動作例を説明するフローチャートである。注文者は、ユーザ端末10からネットワーク100を介してホストコンピュータ20へ部品の出庫を依頼する(ステップS11)。この依頼情報には、注文者氏名、住所、連絡先、部品送付先、部品送付数、部品名、型番、納期、の情報が含められる。ホストコンピュータ20の処理装置201は、ユーザ端末10から受け取った注文情報に基づき、図3に示す内容の注文データベース202を作成する(ステップS12)。作成した注文データベース202は、ネットワーク100を介して監視システム30へ送信される。
【0028】
監視システム40はまず、注文データベース202を参照し、要求された部品が緊急を要するものか否かを判断する(ステップS13)。具体的には、注文データベース202の納期情報Hの登録内容が”1”であれば緊急処理扱いとし、”2”であれば通常処理扱いとする。ここで緊急を要する部品がある場合、図6に示す作業者テーブル301aから能力の高い作業者を選定し、当該作業者の端末40へ緊急指示を送信する(ステップS14)。ここで作業者の選定は緊急対応指示手段301が実行し、その方法は上述した通りである。
【0029】
緊急対応部品以外の通常の処理を行う部品については、出庫準備時間が設定され、作業者への指示が出される(ステップS15)。上述したように、出庫準備時間とは納期を確保するために必要な出庫完了期限のことであり、出庫準備時間設定手段302が発送時間テーブル302a(図7)を参照して設定する。この設定が完了したら作業者端末40へ情報が送信され、作業者がいつまでに作業を完了させなければならないかを判断する目安となる。
【0030】
このようにして出される作業指示に基づき、作業者が各工程の作業を行う(ステップS16)。この場合、通常処理部品の作業をしている者であっても、監視システム30から緊急対応指示が入ると現在の作業を一旦保留して緊急指示部品の対応を行うようにする。各工程の作業を完了した作業者は作業者端末40を用いて監視システム30に完了報告を行う。前述のように、この報告は作業者が端末40で所定のバーコードをスキャンニングすることにより工程進捗DB作成・表示手段303に送信され、工程進捗DB303aにその情報が登録される(ステップS17)。
【0031】
この作業において、監視システム30の保管場所指示手段304は部品テーブル304aを参照し、当該部品が保管してある棚ランプを点滅させる(ステップS18)。棚出し作業員はランプの点滅している棚に出向き、部品をピックアップすればよい。また、後工程の作業者は随時作業者端末40に工程進捗DB303aを表示させ、注文部品の出庫作業の進捗状況を確認することができる(ステップS18)。
【0032】
部品出庫工程(図4ステップ4)までが完了したら、工程進捗DB作成・表示手段303からホストコンピュータ20に作業完了報告が送信され、ホストコンピュータ20にて注文データベース202に完了時間Jが登録される(ステップS19)。部品発注者はユーザ端末10からホストコンピュータ20へアクセスし、作業完了時間の確認をすることができる(ステップS20)。
【0033】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、緊急部品出庫の対応をスキルの高い作業者が行うため、出庫までの作業を迅速に行うことが可能となる。また、注文部品が格納されている棚の表示ランプを点滅させるようにしたため、棚出し作業者の部品捜索が容易となる。また、リアルタイムに作業の進捗状況を確認することができるため、処理が遅れている部品の確認等が容易となり、対流している工程や完了した工程を明確に把握することができる。また、部品の出庫時間がユーザ端末から確認可能となるため、ユーザ側での作業計画が立てやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシステム全体を示すイメージ図である。
【図2】ホストコンピュータ20の機能概略を示す図である。
【図3】注文データベース202の登録内容の一例を示す図である。
【図4】出庫作業の工程を説明する図である。
【図5】監視システム30の機能概略を示す図である。
【図6】作業者テーブル301aの登録内容の一例を示す図である。
【図7】発送時間テーブル302aの登録内容の一例を示す図である。
【図8】工程進捗データベース303aの登録内容の一例を示す図である。
【図9】部品テーブル304aの登録内容の一例を示す図である。
【図10】本願システムの動作例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 ユーザ端末
20 ホストコンピュータ
201 処理装置
202 注文データベース
30 監視システム
301 緊急対応指示手段
301a 作業者テーブル
301b 選定ログ
302 出庫準備時間設定手段
302a 発送時間テーブル
303 工程進捗DB作成・表示手段
303a 工程進捗データベース
304 保管場所指示手段
304a 部品テーブル
40 作業者端末
100 ネットワーク

Claims (7)

  1. ユーザ端末からの注文情報に基づいて保管倉庫における注文品の出庫を管理するシステムであって、前記ユーザ端末からの注文情報に基づいて少なくとも注文品の送付先、注文品を特定する情報、数量、納期情報が登録された注文データベースを作成する注文データベース作成手段と、前記納期情報に基づき緊急対応が必要か否かを判断し、緊急対応が必要な場合に処理能力の高い出庫作業者を選定して割り込み指示を出す緊急対応指示手段とを備えることを特徴とする注文品出庫システム。
  2. 請求項1に記載のシステムにおいて、前記緊急対応指示手段は、出庫作業に従事する各作業者についての経験期間および/または過去の緊急対応処理件数に基づいて出庫作業者を選定することを特徴とする注文品出庫システム。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載のシステムにおいて、前記緊急対応指示手段は、現在別の注文品に係る緊急出庫作業に従事している作業者、および/または、過去所定回数以内に所定回数選定されている作業者、を選定対象から外すことを特徴とする注文品出庫システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のシステムにおいて、当該システムがさらに、前記注文品を特定する情報に基づいて前記倉庫内における当該注文品の保管場所を特定し、出庫作業者に通知する保管場所指示手段を備えることを特徴とする注文品出庫システム。
  5. 請求項4に記載のシステムにおいて、前記保管場所指示手段は、前記倉庫内の区画毎に取り付けられたランプのうち、前記注文品の保管場所に該当する区画のランプを点滅させることにより、前記出庫作業者に注文品の保管場所を通知することを特徴とする注文品出庫システム。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のシステムにおいて、当該システムがさらに、前記送付先および納期の情報に基づいて、いつまでに注文品を出庫すればよいかを特定し、出庫作業者に通知する手段を備えることを特徴とする注文品出庫システム。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載のシステムにおいて、当該システムがさらに、前記出庫作業者が単位作業を完了する毎に入力する終了報告を登録する進捗データベースを作成する進捗データベース作成手段を備えることを特徴とする注文品出庫システム。
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