JP2004224457A - 紙送りローラ、紙送りローラ用支持体、及び、紙送り装置 - Google Patents

紙送りローラ、紙送りローラ用支持体、及び、紙送り装置 Download PDF

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Abstract

【課題】紙送りローラの回転軸方向への位置ずれとともに、回転方向への滑りを阻止し得る紙送りローラ、紙送りローラ用支持体及び紙送り装置を提供する。
【解決手段】第1及び第2の紙送りローラ101、102のそれぞれは、紙接触部11と、第1及び第2の支持片12、13と、貫通孔15とを含む。紙接触部11と、第1及び第2の支持片12、13とは、弾力性を有する部材により構成され、空洞16を有する筒状連続体を構成する。第1及び第2の支持片12、13は、紙接触部11の軸方向の両側において径方向に連続するリング状に形成され、貫通孔15の周りの端縁が断面円弧状である。紙送りローラ用支持体2が有する第1乃至第4の凹溝21〜24のそれぞれは、断面円弧状である。第1及び第2の支持片12、13のそれぞれは、第1乃至第4の凹溝21〜24のそれぞれに密着して嵌め込まれている。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙送りローラ、紙送りローラ用支持体、及び、紙送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
紙送り装置は、プリンタ、ファックス等のOA機器に使用され、用紙を送り出す機能を有している。従来の紙送り装置は、一般的にはローラの形状を有していて、支持体と、紙送用部材とを備えている。紙送用部材は、低硬度ゴムで構成され、支持体の周囲を覆っていて、紙接触面と用紙との間の摩擦力により紙送りを行う。
【0003】
例えば、特許文献1に開示されている紙送り装置は、支持体と、紙送用部材とを有する。紙送用部材は、紙接触部と、支持片と、貫通孔とを有する。紙接触部及び支持片は、弾力性を有する部材により構成され、内部に空洞を有する筒状連続体を構成する。紙接触部は、紙接触面となる円筒状の外周面を構成する。支持片は、2つであって、紙接触部の軸方向の両側において、径方向に連続するリング状に形成される。貫通孔は、支持片の軸心上を貫通している。支持体は、貫通孔に適合するドラム状の形状を有し、軸方向の両端に、不変の内間隔を隔てて互いに対向する2つの外周円形状の突片を有している。紙送用部材は、支持体に対し、突片間に支持片が挟持されるように組み合わされており、突片間の不変の内間隔をD1とし、挟持する前の支持片間の外間隔をD2としたとき、D1<D2を満たす。
【0004】
特許文献1に開示された構造によれば、紙送りを行なう際に、紙接触部が深くつぶれ、用紙と接触する面積が増加するので、紙送りが確実、かつ、安定に行なわれる。
【0005】
ところで、この種の紙送り装置では、紙送り用部材が、支持体上で、回転軸方向への位置ずれを生じないこと、及び、回転方向への滑りを生じないことが要求される。
【0006】
上記2つの要求事項のうち、特許文献1は、紙送り用部材の回転軸方向への位置ずれを防止する構造は開示しているが、回転方向への紙送り用部材の滑りを防止する手段は開示していない。
【0007】
【特許文献1】
特許第2887041号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、紙送りローラの回転軸方向への位置ずれ防止とともに、回転方向への滑りを阻止し得る紙送りローラ、紙送りローラ用支持体、及び、紙送り装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本発明に係る紙送りローラは、紙接触部と、支持片と、貫通孔とを含む。前記紙接触部及び前記支持片は、弾力性を有する部材により構成され、内部に空洞を有する筒状連続体を構成する。前記紙接触部は、紙接触面となる円筒状の外周面を構成する。前記支持片は、少なくとも2つ以上であって、前記紙接触部の軸方向の両側において、径方向に連続するリング状に形成される。前記貫通孔は、前記支持片の軸心上を貫通している。前記支持片は、前記貫通孔の周りの端縁が断面円弧状である。
【0010】
本発明は、更に、上記紙送りローラと組み合わされる支持体を開示する。この紙送りローラ用支持体は、基体部を含む。前記基体部は、間隔を隔てて対向するリング状の凹溝を、少なくとも2つ以上有している。前記凹溝は、断面円弧状である。
【0011】
上述した紙送りローラ、及び、紙送りローラ用支持体は、互い組み合わされ、紙送り装置を構成する。両者の組み合わせにおいて、紙送りローラは、支持片の端縁のそれぞれが、凹溝のそれぞれに密着して嵌め込まれる。紙送りローラの貫通孔は支持片の軸心上を貫通しているから、紙送りローラ用支持体を紙送りローラの内部に案内することができる。
【0012】
また、紙送りローラは、紙接触部と、支持片とを含む。紙接触部及び支持片は、弾力性を有する部材により構成され、内部に空洞を有する筒状連続体を構成する。従って、用紙に対して広い紙接触面積をもって圧接し、紙送りを確実に行うことができる。
【0013】
紙接触部は、紙接触面となる円筒状の外周面を構成する。紙接触部は、通常、紙送りに必要な摩擦力を得るためのトレッドパターンを有するから、用紙に圧接した紙送りローラは、適当な摩擦力を獲得し、紙送りを確実に行うことができる。
【0014】
紙送りローラの支持片は、少なくとも2つ以上であって、紙接触部の軸方向の両側において、径方向に連続するリング状に形成される。支持片は、貫通孔の周りの端縁が断面円弧状である。紙送りローラ用支持体は、基体部を含み、基体部は、間隔を隔てて対向するリング状の凹溝を、少なくとも2つ以上有している。凹溝は、断面円弧状である。紙送りローラは、支持片の端縁のそれぞれが、凹溝のそれぞれに密着して嵌め込まれ、紙送り用支持体と組み合わされている。
【0015】
上述したように、支持片の端縁と、凹溝とは、ともに断面円弧状であるから、支持片の端縁のそれぞれと、凹溝のそれぞれとを密着して嵌め込んだ場合、両者間に面積が拡大された接触面が形成される。しかも、紙送りローラの有する弾力性により、支持片の端縁が、支持体の凹溝に圧縮された状態で弾性的に密着する。従って、紙送りローラの回転軸方向への位置ずれ防止とともに、回転方向への滑りを阻止し得る。
【0016】
本発明の他の目的、構成及び利点については、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。添付図面は、単に、例示に過ぎない。
【0017】
【発明の実施の形態】
1.紙送りローラ
図1は本発明に係る紙送りローラの正面図、図2は図1の2−2線に沿った断面図、図3は図1に示した紙送りローラの左側面図である。なお、右側面図は、左側面図と同様の構造となるから、ここでは省略する。図示する紙送りローラは、紙接触部11と、第1の支持片12と、第2の支持片13と、貫通孔15とを含む。
【0018】
紙接触部11と、第1及び第2の支持片12、13とは、弾力性を有する部材により構成される。弾力性を有する部材には、好ましくは、天然ゴム、合成ゴム、低硬度ゴムや、軟質プラスチック等の樹脂材料が用いられる。
【0019】
紙接触部11と、第1及び第2の支持片12、13とは、内部に空洞16を有する筒状連続体を構成する。
【0020】
紙接触部11は、紙接触面となる円筒状の外周面を構成し、その外周面にはトレッドパターンが形成されている。但し、トレッドパターンは、紙送りに適当な摩擦力を得るための例示に過ぎない。例えば、紙接触部11は、波線状、格子状、突起状等、図示と異なるトレッドパターンを有してもよい。さらに、紙接触部11の材質選定により、適当な摩擦力を得ることができれば、必ずしも設けられなくともよい。
【0021】
図示する紙送りローラは、第1の支持片12と、第2の支持片13とを有する。第1及び第2の支持片12、13は、紙接触部11の軸方向の両側において、径方向に連続するリング状に形成される。
【0022】
より詳細に説明すると、第1及び第2の支持片12、13は、間隔D14を隔てて、紙接触部11の相対向する両辺に互いに対向するように設けられる。第1及び第2の支持片12、13の端縁は断面円弧状であって、紙接触部11の軸方向の両側に開口する貫通孔15の内周に渡って連続して設けられている。第1の支持片12の端縁は、断面円弧状の最大肉厚径寸法D12を有する。第2の支持片13の端縁は、断面円弧状の最大肉厚径寸法D13を有する。
【0023】
なお、本明細書において、断面円弧状の「円弧状」とは、必ずしも一定点を有する真円の円周の一部に限定されない。具体的には、楕円形形状の一部や、複数の直線が連続して形成される多角形形状の一部、及び、それらの組み合わせ形状も、上述した円弧状に含める。
【0024】
貫通孔15は、第1及び第2の支持片12、13の軸心上を貫通している。貫通孔15は、空洞16に連なる。図3を参照すると、貫通孔15は、最大内径寸法D15を有する。D11は、紙送りローラの最大外径寸法を示す。図示からは必ずしも明らかではないが、紙送りローラの最大外径寸法D11は、貫通孔15の最大内径寸法D15の二倍程度となることが好ましい。
【0025】
上述した構造によると、紙接触部11と、第1の支持片12及び第2の支持片13は、弾力性を有する部材で構成されるから、紙送りローラが紙送り装置に用いられた場合に、用紙からの押し圧力に応じて変形し、広い紙接触面積をもってこれに圧接し得る。
【0026】
加えて、紙接触部11と、第1及び第2の支持片12、13とは空洞16を有するから、空洞16の寸法を設定することにより、紙接触部11と、第1及び第2の支持片12、13の肉厚が設定される。従って、紙送りローラの弾力性を、肉厚の設定により調節することもできるから、用紙に圧接する紙接触面積、及び、紙搬送力を適宜調節し、紙送りを確実に行うことができる。また、空洞16の寸法を設定することにより、紙搬送力を調節することができると、多様な性能を有する紙送りローラを迅速に、且、安価で提供することができる。
【0027】
紙接触部11は、紙送りに適当な摩擦力を得るためのトレッドパターンを有するから、紙送りローラが用紙に圧接した場合、適当な摩擦力を獲得し、紙送りを確実に行うことができる。
【0028】
貫通孔15は、紙接触部11と、第1及び第2の支持片12、13の軸心上を貫通し、空洞16に連なる。従って、後述する紙送りローラ用支持体を、貫通孔15から紙送りローラの内部に案内することができる。
【0029】
2.紙送り用支持体
図4は本発明に係る紙送りローラ用支持体の平面図、図5は図4の5−5線に沿った断面図、図6は図4の6−6線に沿った断面図である。紙送りローラ用支持体は、基体部20を含む。基体部20は、間隔を隔てて対向するリング状の凹溝を、少なくとも2つ以上有する。図示する基体部20は、第1乃至第4の凹溝21〜24を有する。
【0030】
第1乃至第4の凹溝21〜24それぞれは、断面円弧状であり、内径寸法D21を有する。内径寸法D21は、図1乃至図3に示した第1及び第2の支持片12、13とそれぞれ嵌合し、これを保持可能な範囲で設定される。
【0031】
上述したように、第1乃至第4の凹溝21〜24は、第1及び第2の支持片12、13と嵌合される対応関係にある。従って、第1乃至第4の凹溝21〜24の断面円弧状にも、楕円形形状の一部や、複数の直線が連続して形成される多角形形状の一部、及び、それらの組み合わせ形状が含まれる。一般に、第1乃至第4の凹溝21〜24は嵌合構造において雌型となるから、好ましい断面円弧状は、半円弧状である。
【0032】
第1の凹溝21は、第2の凹溝22と対をなす。第3の凹溝23は、第4の凹溝24と対をなす。隣接して対をなす凹溝の間隔D22は、嵌合される第1及び第2の支持片12、13の間隔D14に対応して決定される設計的事項である。また、凹溝の最大直径寸法D23は、紙送りローラの貫通孔15の最大内径寸法D15との対応関係により決定される設計的事項である。これら紙送りローラと、紙送りローラ用支持体との嵌合関係については、紙送り装置に関する説明で詳細に言及する。
【0033】
図示する紙送りローラ用支持体は、第1乃至第4の凹溝21〜24の内部にスリット26を3つ含む。3つのスリット26は、好ましくは、円周上に等間隔に配置される。スリット26は、第1乃至第4の凹溝21〜24の内部を横切り、且、基体部20の周方向に開口するように設けられる。
【0034】
紙送りローラ用支持体は、更に突片部27と、貫通孔25とを有する。これらは、紙送りローラ用支持体が紙送り装置に用いられる場合に、外部の駆動装置と結合するための構造であって、当該技術分野において、周知の構成部分であるから、詳細は省略する。
【0035】
3.紙送り装置
上述した紙送りローラと、紙送りローラ用支持体とは、相互に組み合わされて、紙送り装置を構成する。図7は本発明に係る紙送り装置の一部破断正面図、図8は図7に示した紙送り装置の左側面図、図9は図7に示した紙送り装置の右側面図である。図示において、図1乃至図6に示した構成部分と同一の構成部分には、同一の参照符号を付し、重複説明を省略する。
【0036】
図示する紙送り装置は、第1の紙送りローラ101と、第2の紙送りローラ102と、紙送りローラ用支持体2とを含む。第1及び第2の紙送りローラ102、101は、それぞれ図1乃至図3に記載された紙送りローラでなる。紙送りローラ用支持体2は、図4乃至図6に記載されたものでなる。
【0037】
第1及び第2の紙送りローラ101、102は、第1及び第2の支持片12、13の端縁のそれぞれが、第1乃至第4の凹溝21〜24のそれぞれに密着して嵌め込まれて、紙送りローラ用支持体2と組み合わされている。
【0038】
より詳細に説明すると、第1の紙送りローラ101においては、第1の支持片12の端縁が、第1の凹溝21に密着して嵌め込まれるように組み合わされ、第2の支持片13の端縁が、第2の凹溝22に密着して嵌め込まれるように組み合わされている。また、第2の紙送りローラ102においては、第1の支持片12の端縁が、第3の凹溝23に密着して嵌め込まれるように組み合わされ、第2の支持片13の端縁が、第4の凹溝24に密着して嵌め込まれるように組み合わされている。
【0039】
ここで、第1乃至第4の凹溝21〜24の内径寸法D21(図4参照)は、好ましくは、第1及び第2の支持片12、13の最大肉厚径寸法D12、D13(図2参照)以下に設定されている。即ち、両者の好ましい嵌合関係として、雌型となる第1乃至第4の凹溝21〜24の内径寸法D21は、雄型となる第1及び第2の支持片12、13の最大肉厚径寸法D12、13以下に設定されている。
【0040】
また、隣接する第1乃至第4の凹溝21〜24間の間隔D22(図4参照)は、紙送りローラにおいて、対向して隣接する第1及び第2の支持片12、13の間隔D14(図2参照)に対応して決定される。隣接する第1乃至第4の凹溝21〜24間の間隔D22は、好ましくは、紙送りローラ1において、対向して隣接する第1及び第2の支持片12、13の間隔D14と同程度に設定されている。第1及び第2の凹溝21、22の間隔D22と、第3及び第4の凹溝23、24の間隔D22は、互いに等しいことを前提に図示しているが、嵌合される紙送りローラに合わせて異なる距離を有するように設定することもできる。
【0041】
さらに、第1乃至第4の凹溝21〜24の最大直径寸法D23(図6参照)は、貫通孔15それぞれの最大内径寸法D15(図2参照)との対比で決定される。最大直径寸法D23は、好ましくは、貫通孔15それぞれの最大内径寸法D15以上に設定されている。
【0042】
紙送りローラ用支持体2は、スリット26とを含む。紙送り装置において、紙送りローラ1と、紙送りローラ用支持体2との間には、空洞16が広く形成される。スリット26は、空洞16の内部から外部に連通している。
【0043】
上述した構造によると、第1及び第2の支持片12、13の端縁と、第1乃至第4の凹溝21〜24とは、ともに断面円弧状であるから、第1及び第2の支持片12、13の端縁のそれぞれと、第1乃至第4の凹溝21〜24のそれぞれとを密着して嵌め込んだ場合、両者間に面積が拡大された接触面が形成される。
【0044】
そして、第1乃至第4の凹溝21〜24の内径寸法D21は、好ましくは、第1及び第2の支持片12、13の最大肉厚径寸法D12、D13以下に設定されている。第1及び第2の支持片12、13は、弾力性を有する部材により構成されているから、一旦、第1乃至第4の凹溝21〜24に嵌合されると、紙送りローラの有する弾力性により、第1及び第2の支持片12、13の端縁が、第1乃至第4の凹溝21〜24の内部接触面に対し、圧縮された状態で弾性的に密着する。従って、紙送りローラと、紙送り用支持体2とが、良好に結合され、紙送りローラの回転軸方向への位置ずれ防止とともに、回転方向への滑りを阻止し得る。
【0045】
また、第1乃至第4の凹溝21〜24の最大直径寸法D23は、好ましくは、第1及び第2の紙送りローラ101、102それぞれの貫通孔15の最大内径寸法D15以下に設定されている。その結果、両者が組み合わされた場合、第1及び第2の紙送りローラ101、102それぞれは、その弾力性により、第1乃至第4の凹溝21〜24において、紙送り用支持体2の径方向に対して圧接する。従って、第1及び第2の紙送りローラ101、102それぞれと、紙送り用支持体2とが、良好に結合され、紙送りローラの回転軸方向への位置ずれ防止とともに、回転方向への滑りを阻止し得る。
【0046】
上述したように、紙送りローラ1は、その弾力性を利用して、紙送りローラ用支持体2に安定に取付けられる。従って、接着剤、ビス等で固定することなく容易に紙送り装置を組み立てることができる。加えて、紙送りローラ1、及び、紙送りローラ用支持体2は、複雑な結合構造を有しないから、製造が容易である。
【0047】
貫通孔25は、紙送りローラ用支持体2の軸心上に設けられる。従って、紙送り装置に用いられた場合に、駆動する回転軸等を内部に案内することができる。
【0048】
紙送りローラ用支持体2はスリット26を含むことにより、空洞16の内部の空気をスリット26から換気できるから、空洞16の形状を変化させることができる。従って、用紙に対する接触面積を広く確保し、多様な用紙の厚みの変化に対応して適当な圧接力、及び、摩擦力を獲得することができる。即ち、紙送りを確実に行うことができる。
【0049】
また、紙送りローラ1の空洞16の内部の空気をスリット26から換気できるから、空洞16は密閉されていない。従って、用紙との接触時、または、非接触時を問わず、空洞16から第1及び第2の紙送りローラ101、102のそれぞれにかかる空気圧は適当に保たれ、長時間使用による紙送りローラの劣化を最小限に抑えることができる。
【0050】
4.使用例
図10は、本発明に係る紙送り装置の使用状態を示す一部省略拡大断面図である。図10は、図7に示した紙送り装置を例に、その一部を拡大した図である。
【0051】
図10に示す紙送り装置は、第1の紙送りローラ101、及び、紙送りローラ用支持体2を含む。さらに図10では、作業台4に載置された状態の用紙3を紙送りの対象としている。これらは説明の便宜上簡略化した例示に過ぎないうえ、当該技術分野において、周知の構成部分であるから、詳細は省略する。
【0052】
図10を参照すると、紙送り装置は、回転軸aを有し、矢印Rで示す方向に回転する駆動装置(図示しない)に組み合わされている。
【0053】
D51は空洞16の内部空間距離の最大値を示す。空間距離D51の部分においては、紙接触面11、第1及び第2の支持片12、13には何らの押し圧力も加えられていないから、第1の紙送りローラ101が有する弾力性により安定した形状となる。
【0054】
これに対し、D52は空洞16の内部空間距離の最小値を示す。空間距離D52の部分において、第1の紙送りローラ101には、紙接触部11が用紙3に接触し、かつ、回転による摩擦が加えられている。その結果、紙接触部11と、第1及び第2の支持片12、13は、用紙3及び作業台4から押し圧力を受けて変形し、空洞16の内部にある空気が圧縮され、スリット26を通して外部に放出される。空洞16の内部の空気が外部に放出されることにより、第1の紙送りローラ101は空洞16の空気圧が低下し、さらに第1の紙送りローラ101の弾力性に従って変形を続け、用紙3に対する紙接触部11の接触面積がより広くなる。
【0055】
上述のように第1の紙送りローラ101は、弾力性を有する部材で構成されているから、紙接触部11が深くつぶれるので、用紙3と接触する面積が増加する。従って、紙送りが確実に行なわれる。
【0056】
また、用紙3と接触する面積が増加し、紙接触部11の用紙3との接触面における単位面積当たりの摩擦力が減少する。このため、第1の紙送りローラ101の摩耗は、減少する。従って、長時間使用しても、第1の紙送りローラ101の摩耗による摩擦力が減少せず、紙送り不良を防止することができる。
【0057】
さらに、紙接触部11は深くつぶれるので、第1の紙送りローラ101が用紙3から受ける摩擦力の減少を緩和することができる。このため、時間の経過に伴い、第1の紙送りローラ101の弾力性に劣化をきたしても、紙送り不良を防止することができる。
【0058】
第1の紙送りローラ101は、上記のように、紙接触部11が深くつぶれ、用紙3と接触する面積が増加し、紙接触部11の用紙3との接触面における単位面積当りの摩擦力が減少するので、摩擦力により用紙3が剥げ落ちることがない。このため、紙粉を発生することがなく、紙粉よって周囲を汚すこともない。
【0059】
第1の紙送りローラ101は、弾力性を有する部材で構成されているから、用紙3の厚みに対応してつぶれる。このため、用紙3の厚さを問わずに紙送りを行うことができる。
【0060】
他方、矢印Rで示す回転方向に回転し続けた第1の紙送りローラ101が、用紙3との接触面から離れると、第1の紙送りローラ101には、その弾力性から復元力が加わる。第1の紙送りローラ101が空間距離D51を有する形状に復元する場合、スリット26から空気が吸い込まれるから、容易に元の形状に復元する。従って、用紙3に対して常に最適な状態で接触し、確実に紙送りを行うことができる。
【0061】
上述した紙送り装置の作用効果は、第1の紙送りローラ101を用いた場合に限られない。図1乃至図3に示した紙送りローラ、及び、図7乃至図9に示す第1及び第2の紙送りローラ101、102と、図10に示す第1の紙送りローラ101とは、同一の作用効果を有するから、それらを紙送りローラ用支持体2に組み合わせ、紙送り装置に用いた場合にも、同様の作用効果を得ることができる。
【0062】
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想、及び、教示に基づいて、当業者であれば、種種の変形態様を採り得ることは自明である。
【0063】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、紙送りローラの回転軸方向への位置ずれ防止とともに、回転方向への滑りを阻止し得る紙送りローラ、紙送りローラ用支持体、及び、紙送り装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る紙送りローラの正面図である。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図である。
【図3】図1に示した紙送りローラの左側面図である。
【図4】本発明に係る紙送りローラ用支持体の平面図である。
【図5】図4の5−5線に沿った断面図である。
【図6】図4の6−6線に沿った断面図である。
【図7】本発明に係る紙送り装置の一部破断正面図である。
【図8】図7に示した紙送り装置の左側面図である。
【図9】図7に示した紙送り装置の右側面図である。
【図10】紙送り装置の使用状態を示す一部省略拡大断面図である。
【符号の説明】
101 第1の紙送りローラ
102 第2の紙送りローラ
11 紙接触部
12、13 第1、第2の支持片
15 貫通孔
16 空洞
2 紙送りローラ用支持体
20 基体部
21〜24 第1〜第4の凹溝
25 貫通孔
26 スリット
D11 紙送りローラの最大外径寸法
D12 第1の支持片端縁の最大肉厚径寸法
D13 第2の支持片端縁の最大肉厚径寸法
D14 隣接する支持片の間隔
D15 貫通孔の最大内径寸法
D21 凹溝の内径寸法
D22 隣接する凹溝の間隔
D23 凹溝の最大直径寸法
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本発明に係る紙送りローラは、紙接触部と、支持片と、貫通孔とを含む。前記紙接触部及び前記支持片は、弾力性を有する部材により構成され、内部に空洞を有する筒状連続体を構成する。前記紙接触部は、紙接触面となる円筒状の外周面を構成する。前記支持片は、少なくとも2つ以上であって、前記紙接触部の軸方向の両側において、周方向に連続するリング状に形成される。前記貫通孔は、前記支持片の軸心上を貫通している。前記支持片は、前記貫通孔の周りの端縁が断面円弧状である。
【0014】
紙送りローラの支持片は、少なくとも2つ以上であって、紙接触部の軸方向の両側において、周方向に連続するリング状に形成される。支持片は、貫通孔の周りの端縁が断面円弧状である。紙送りローラ用支持体は、基体部を含み、基体部は、間隔を隔てて対向するリング状の凹溝を、少なくとも2つ以上有している。凹溝は、断面円弧状である。紙送りローラは、支持片の端縁のそれぞれが、凹溝のそれぞれに密着して嵌め込まれ、紙送り用支持体と組み合わされている。
【0021】
図示する紙送りローラは、第1の支持片12と、第2の支持片13とを有する。第1及び第2の支持片12、13は、紙接触部11の軸方向の両側において、周方向に連続するリング状に形成される。
【0033】
図示する紙送りローラ用支持体は、第1乃至第4の凹溝21〜24の内部にスリット26を3つ含む。3つのスリット26は、好ましくは、円周上に等間隔に配置される。スリット26は、第1乃至第4の凹溝21〜24の内部を横切り、且、基体部20の外周面に開口するように設けられる。
【0023】
なお、本明細書において、断面円弧状の「円弧状」とは、必ずしも一定点を有する真円の円周の一部に限定されない。
【0031】
上述したように、第1乃至第4の凹溝21〜24は、第1及び第2の支持片12、13と嵌合される対応関係にある。一般に、第1乃至第4の凹溝21〜24は嵌合構造において雌型となるから、好ましい断面円弧状は、半円弧状である。

Claims (3)

  1. 紙接触部と、支持片と、貫通孔とを含む紙送りローラであって、
    前記紙接触部、及び、前記支持片は、弾力性を有する部材により構成され、内部に空洞を有する筒状連続体を構成し、
    前記紙接触部は、紙接触面となる円筒状の外周面を構成し、
    前記支持片は、少なくとも2つ以上であって、前記紙接触部の軸方向の両側において、径方向に連続するリング状に形成され、
    前記貫通孔は、前記支持片の軸心上を貫通しており、
    前記支持片は、前記貫通孔の周りの端縁が断面円弧状である
    紙送りローラ。
  2. 基体部を含む紙送りローラ用支持体であって、
    前記基体部は、間隔を隔てて対向するリング状の凹溝を、少なくとも2つ以上有しており、
    前記凹溝は、断面半円弧状である
    紙送りローラ用支持体。
  3. 紙送りローラと、紙送りローラ用支持体とを含む紙送り装置であって、
    前記紙送りローラは、請求項1に記載されたものでなり、
    前記紙送りローラ用支持体は、請求項2に記載されたものでなり、
    前記紙送りローラは、前記支持片の前記端縁のそれぞれが、前記凹溝のそれぞれに密着して嵌め込まれて、前記紙送りローラ用支持体と組み合わされている
    紙送り装置。
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