JP2004224199A - 暖房装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃焼器の消費エネルギを低減する。
【解決手段】エコノミスイッチ41bが投入されてエコノミモードに移行したときには、検出水温Twに対する目標発熱能力が低くなるように制御マップを変更する。これにより、エコノミモードに移行すると、エコノミスイッチ41bを投入される前に比べて燃焼器30の発熱量が早期に低下するので、燃焼器30の消費燃料量を削減することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】エコノミスイッチ41bが投入されてエコノミモードに移行したときには、検出水温Twに対する目標発熱能力が低くなるように制御マップを変更する。これにより、エコノミモードに移行すると、エコノミスイッチ41bを投入される前に比べて燃焼器30の発熱量が早期に低下するので、燃焼器30の消費燃料量を削減することができる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、暖房装置に関するもので、燃焼器等の発熱器を用いた車両用補助暖房装置に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
燃焼器を備える車両用暖房装置は、一般的に、車室内を暖房するヒータコアを流通するエンジン冷却水(温水)の温度に応じて、燃焼器の発熱量を制御することにより、暖房能力を調整、つまり温水の熱量不足を補完するものである。
【0003】
しかし、ヒータコアは、冷却水に吸熱されたエンジンの廃熱を熱源として車室内を暖房するのに対して、燃焼器は燃料を燃焼させて車室内を暖房するものであるので、必要以上に燃焼器を稼働させることは、燃料消費率を悪化させるとともに、二酸化炭素等の排気の排出量を増大させることとなる。
【0004】
本発明は、上記点に鑑み、第1には、従来と異なる新規な暖房装置を提供し、第2には、暖房装置において、発熱器を適切に制御することにより発熱器の消費エネルギを低減することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、室内に吹き出す空気を加熱する熱源をなす発熱器(30)と、発熱器(30)で発生した熱により加熱された空気の温度に関するパラメータ(Tw)の値に基づいて決定される目標発熱能力となるように発熱器(30)の発熱能力を制御する発熱量制御手段と、パラメータ(Tw)の値に対する目標発熱能力を変更する目標能力変更手段とを備えることを特徴とする。
【0006】
これにより、発熱器(30)の消費エネルギの増大を抑制できるので、発熱器の消費エネルギを低減することができる。
【0007】
請求項2に記載の発明では、発熱量制御手段は、パラメータ(Tw)の値に応じて目標発熱能力を段階的に決定することを特徴とするものである。
【0008】
請求項3に記載の発明では、目標能力変更手段は、目標発熱能力の制御段数を変更することにより、パラメータ(Tw)の値に対する目標発熱能力を変更することを特徴とするものである。
【0009】
請求項4に記載の発明では、目標能力変更手段は、手動操作されるON−OFFスイッチに基づいて作動することを特徴とするものである。
【0010】
請求項5に記載の発明では、目標能力変更手段は、手動操作量に応じて目標発熱能力の変更量を変化させることを特徴とするものである。
【0011】
請求項6に記載の発明では、目標能力変更手段は、室外空気の温度に基づいて自動的に作動することを特徴とする。
【0012】
これにより、発熱器の消費エネルギを効率よく低減することができる。
【0013】
請求項7に記載の発明では、目標能力変更手段は、室外空気の温度に基づいて自動的に目標発熱能力の変更量を変化させることを特徴とする。
【0014】
これにより、発熱器の消費エネルギを効率よく低減することができる。
【0015】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は本実施形態に係る車両用補助暖房装置の模式図であり、図2は燃焼器の模式図である。
【0017】
図1中、エンジン10は走行用動力源をなすディーゼル式の内燃機関であり、吸気管11はエンジン10に燃焼用空気を供給するものであり、この吸気管11の最上流側には、エンジン10に吸入される空気中の塵埃を除去するエアクリーナ12が設けられ、エアクリーナ12の下流側には吸気管11内を流れる空気量を制御する吸気絞り弁13が設けられている。
【0018】
排気管14はエンジン10から排出される排気を流すための管であり、排気管14には排気を浄化するための三元触媒15及び排気音を低減する消音器16が設けられている。
【0019】
ポンプ17はエンジン用の冷却水を循環させる電動式のポンプ手段であり、ラジエータ18は冷却水と外気とを熱交換させて冷却水を冷却する熱交換器である。
【0020】
なお、図1では、ラジエータ18を迂回させて冷却水を流すバイパス回路及びラジエータ18を流れる冷却水量を調節するサーモスタット等の流量制御弁は、省略されている。
【0021】
ヒータ19は冷却水を熱源として室内に吹き出す空気を加熱する加熱器であり、流量制御弁20はヒータ19側に流れる冷却水量を調節するバルブであり、燃焼器30は、燃料を燃焼することにより冷却水を加熱して間接的に車室内を暖房するものである。
【0022】
排気切替弁21は燃焼器30から排出される燃焼ガスを吸気管11に導く場合と排気管14に導く場合とを切り換える板ドア式のバルブである。なお、燃焼器30の燃焼用空気は吸気管11から燃焼器30に導かれる。
【0023】
次に、燃焼器30の概略構造を図2に基づいて延べる。
【0024】
燃焼部31は、燃料を着火燃焼させる第1燃焼室31a及び第1燃焼室31aにて着火した火炎を成長させる第2燃焼室31bから構成されたもので、第1燃焼室31aと第2燃焼室31bとを、両燃焼室31a、31bの断面積より小さな通路断面積を有するオリフィス31cを介して連通させることにより、第1燃焼室31a内の火炎が吹き消えてしまうことを防止している。
【0025】
また、第1燃焼室31aを構成する円筒状の第1燃焼筒31dの円筒部には、第1燃焼室31aに燃焼用空気を供給する空気穴31eが設けられており、第1燃焼筒31dの周りには空気溜め室32が設けられ、空気流入口32aはエアポンプ33の吐出口側に接続されている。
【0026】
なお、エアポンプ33は吸気管11から空気を吸引して燃焼器30に供給する燃焼用空気を燃焼器30に供給する電動式のウェスコ(渦流)ポンプであり、本実施形態では、エアポンプ33と燃焼器30とは一体化されている。
【0027】
また、燃焼部31の外周側には燃焼ガスが流れる排気通路34が設けられているとともに、この排気通路34を外側から覆うように冷却水が流れる冷却水通路35が設けられている。
【0028】
そして、排気通路34を流れる燃焼ガスと冷却水通路35を流れる冷却水とを熱交換することにより燃焼器30で発生した熱を冷却水に取り込む。なお、排気通路34及び冷却水通路35には、燃焼ガスと冷却水との熱交換効率を高めるフィン34a、35cが設けられている。
【0029】
なお、排気口34bは熱交換を終えた燃焼ガスを排出するためのものであり、流入口35aは冷却水を冷却水通路35に導くものであり、流出口35bは熱交換を終えた冷却水を排出するものである。
【0030】
ウィック36は燃料ポンプ40から燃焼器30に供給された燃料を一時的に保持することにより燃料の気化を促すもので、本実施形態では、略円盤状の金属メッシュ製で、その空隙に燃料を一時的に保持する。
【0031】
グロープラグ37は通電することによりウィック36に保持された燃料を加熱着火させる加熱手段であり、排気口34b近傍には、燃焼ガスの温度を検出するフレームセンサ38が配設されている。なお、フレームセンサ38は、電気抵抗値の変化を利用して着火及び失火を検出する温度センサの一種である。
【0032】
水温センサ39aは燃焼ガスにて加熱された冷却水の温度を検出する温度検出手段であり、壁温センサ39bは燃焼ガスに直接に晒される燃焼部31の壁面温度を検出するものである。
【0033】
そして、各センサ38、39a、9bの検出信号は電子制御装置(ECU)41に入力されており、ECU41は各センサ38、39a、9bの検出信号に加えて、燃焼器30の始動スイッチ(ヒータスイッチ)41aから信号、水温センサ39aの検出水温Twに対する目標発熱能力を変更するエコノミスイッチ41bからの信号、及び室外空気温度を検出する外気温センサ41cの検出外気温度Tout等に基づいて予め設定されたプログラムに従って燃焼器30、つまりエアポンプ33、グロープラグ37及び燃料ポンプ40等を制御する。
【0034】
次に、本実施形態に係る車両用補助暖房装置の作動を述べる。
【0035】
1.燃焼器30の始動
始動スイッチ41aが投入されたときには、燃料ポンプ40及びエアポンプ33を稼動させるとともに、グロープラグ37に通電してウィック36を加熱昇温し、ウィック36に保持された燃料を蒸発させて着火始動する。
【0036】
なお、燃焼器30に供給する燃料及び空気の量は、徐々に増大させ、かつ、始動開始後、所定時間が経過後もフレームセンサ38の検出温度が所定温度以上まで上昇しない場合には、着火に失敗して不着火状態あるものと見なして、再度、着火を試みる。
【0037】
着火後、所定時間が経過してフレームセンサ38の検出温度が安定して定常燃焼状態に移行したものと見なされたときには、グロープラグ37への通電を停止し、燃料の燃焼に伴って発生する燃焼熱にてウィック36を加熱し、ウィック36に保持された燃料を蒸発させて連続燃焼させる通常運転モードに移行する。
【0038】
なお、燃焼器30から排出される燃焼ガスは、エンジン10が稼動しているときには吸気管11に排出し、エンジン10が停止しているときには排気管14に排出する。
【0039】
2.通常運転モード
この運転モードでは、図3に示すように、検出水温Twに基づいて決定される目標発熱能力となるように燃焼器30の発熱能力を制御する。具体的には、発熱能力を、Hi(最大能力)、Lo(最小能力)及びOFF(停止)の3段階制御とするとともに、検出水温Twに応じてHi、Lo及びOFFのいずれかから目標発熱能力を選択して燃焼器30の発熱能力を制御するものである。
【0040】
なお、本実施形態では、発熱能力を変化させるしきい値をなす検出水温Twを、検出水温Twが上昇過程にあるときと検出水温Twが下降過程にあるときとで相違させて所定のヒステリシスを設けている。
【0041】
そして、エコノミスイッチ41bが投入されたときには、検出水温Twに対する目標発熱能力を変更する。具体的には、図4に示すように、発熱能力を変化させるしきい値をなす検出水温Twを、エコノミスイッチ41bが投入される前に比べて所定温度ΔT(本実施形態では、10℃)を下げるものである。以下、しきい値をなす検出水温Twを低下させて燃焼器30を制御する運転モードをエコノミモードと呼び、しきい値をなす検出水温Twを低下させないで燃焼器30を制御する運転モードをフルモードと呼ぶ。
【0042】
なお、図5は通常運転モード時における燃焼器30の制御フローを示すフローチャートであり、エコノミスイッチ41bが投入されると、検出水温Twに対する目標発熱能力が低くなるように制御マップを変更する。
【0043】
次に、本実施形態の作用効果を述べる。
【0044】
本実施形態では、エコノミスイッチ41bが投入されると、検出水温Twに対する目標発熱能力が低くなるように制御マップを変更するので、エコノミスイッチ41bが投入されると、エコノミスイッチ41bを投入される前に比べて燃焼器30の発熱量が早期に低下する。
【0045】
したがって、エコノミスイッチ41bを投入されると、図6に示すように、検出水温Twの上昇速度は、エコノミスイッチ41bを投入される前に比べて低下するものの、燃焼器30の消費燃料量を、図7に示すように削減することができる。
【0046】
(第2実施形態)
第1実施形態では、手動操作されるエコノミスイッチ41bに基づいてフルモードとエコノミモードとを切り替えたが、本実施形態は、外気温度Toutに基づいて自動的にフルモードとエコノミモードとを切り替えることができるようにしたものである。
【0047】
具体的には、自動的にフルモードとエコノミモードとを切り替えるか否かを設定する自動スイッチが手動操作にて投入された場合には、外気温度Toutが所定温度以上となったときには、フルモードからエコノミモードに移行するとともに、エコノミモードに移行した後は、外気温度Toutが高くなるほど、しきい値の低下量、つまり所定温度ΔTが大きくなるように変化させるものである。因みに、図8は本実施形態に係る補助暖房装置の特徴的作動を示す図表である。
【0048】
なお、本実施形態では、所定温度ΔTを外気温度Toutに応じて段階的に変化させるが、所定温度ΔTを外気温度Toutに応じて連続的に変化させてもよい。
【0049】
また、所定温度ΔTと外気温度Toutとの対応関係において、所定のヒステリシスを設けてもよい。
【0050】
また、本実施形態では、自動的にフルモードとエコノミモードとを切り替えるか否かを設定する自動スイッチが手動操作にて投入された場合に自動的にフルモードとエコノミモードとを切り替えたが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、例えば補助暖房装置が稼動し始めると同時、つまり始動スイッチ41aが投入されると同時に自動制御に移行してもよい。
【0051】
(第3実施形態)
本実施形態は、図9に示すように、第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせたものである。
【0052】
具体的には、自動制御によりエコノミモードに移行する外気温度Tout以下であっても、エコノミスイッチ41bが投入された場合には、エコノミモードに移行するとともに、所定温度ΔTを外気温度Toutに基づいて変更し、逆に、自動制御によりエコノミモードに移行した後であっても、エコノミスイッチ41bが遮断された場合には、フルモードに移行するものである。
【0053】
なお、図10は本実施形態に係る補助暖房装置の制御を示すフローチャートである。因みに、図10ではS24〜S26を恒常的に実行しているが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、例えば所定時間毎に実行してもよい。
【0054】
(第4実施形態)
第1、3実施形態では、エコノミスイッチ41bは単純なON−OFFスイッチであったが、本実施形態は、図11に示すように、エコノミスイッチ41bを手動操作量に応じた信号を出力する可変出力スイッチ(例えば、ダイヤルスイッチ)とするとともに、エコノミスイッチ41bを手動操作量に基づいてしきい値の低下量、つまり所定温度ΔTが大きくなるように変化させるものである。
【0055】
なお、図11では、第3実施形態と同様に、エコノミスイッチ41bにより手動制御と外気温度Toutに基づく自動制御とを組み合わせたものであったが、エコノミスイッチ41bにより手動制御のみとしてもよいこよは言うまでもない。
【0056】
(第5実施形態)
本実施形態は、図12に示すように、目標発熱能力の制御段数を変更することにより、検出水温Twに対する目標発熱能力を変更するものである。具体的には、フルモード時にはHi(最大能力)、Lo(最小能力)及びOFF(停止)の3段階制御とし、エコノミモード時にはHi及びOFFの2段階制御とするとともに、発熱能力を低下させるしきい値をフルモード時より低くするものである。
【0057】
これにより、エコノミモードに移行すると、図13に示すように、検出水温Twの上昇速度は、フルモード時に比べて低下するものの、燃焼器30の消費燃料量を、図14に示すように削減することができる。
【0058】
なお、フルモードとエコノミモードとの切り替えは、第1〜4実施形態に示されたいずれの方法であってもよい。
【0059】
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、車両用補助暖房装置に本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではない。
【0060】
また、上述の実施形態では、発熱器として燃焼器30を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば電気ヒータ等であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る車両用補助暖房装置の模式図である。
【図2】燃焼器の模式図である。
【図3】フルモード時における制御パターンを示す図である。
【図4】エコノミモード時における制御パターンを示す図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る車両用補助暖房装置の制御を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1実施形態に係る車両用補助暖房装置の検出水温Tw変化を示すグラフである。
【図7】本発明の第1実施形態に係る車両用補助暖房装置の効果を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る車両用補助暖房装置の制御を示す図表である。
【図9】本発明の第3実施形態に係る車両用補助暖房装置の制御を示す図表である。
【図10】本発明の第3実施形態に係る車両用補助暖房装置の制御を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第4実施形態に係る車両用補助暖房装置の制御を示す図表である。
【図12】本発明の第5実施形態に係る車両用補助暖房装置の制御パターンを示す図である。
【図13】本発明の第5実施形態に係る車両用補助暖房装置の検出水温Tw変化を示すグラフである。
【図14】本発明の第5実施形態に係る車両用補助暖房装置の効果を示す図である。
【符号の説明】
30…燃焼器、33…エアポンプ、40…燃料ポンプ、
41…電子制御装置、41a…ヒータスイッチ、
41b…エコノミスイッチ、41c…外気温度センサ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、暖房装置に関するもので、燃焼器等の発熱器を用いた車両用補助暖房装置に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
燃焼器を備える車両用暖房装置は、一般的に、車室内を暖房するヒータコアを流通するエンジン冷却水(温水)の温度に応じて、燃焼器の発熱量を制御することにより、暖房能力を調整、つまり温水の熱量不足を補完するものである。
【0003】
しかし、ヒータコアは、冷却水に吸熱されたエンジンの廃熱を熱源として車室内を暖房するのに対して、燃焼器は燃料を燃焼させて車室内を暖房するものであるので、必要以上に燃焼器を稼働させることは、燃料消費率を悪化させるとともに、二酸化炭素等の排気の排出量を増大させることとなる。
【0004】
本発明は、上記点に鑑み、第1には、従来と異なる新規な暖房装置を提供し、第2には、暖房装置において、発熱器を適切に制御することにより発熱器の消費エネルギを低減することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、室内に吹き出す空気を加熱する熱源をなす発熱器(30)と、発熱器(30)で発生した熱により加熱された空気の温度に関するパラメータ(Tw)の値に基づいて決定される目標発熱能力となるように発熱器(30)の発熱能力を制御する発熱量制御手段と、パラメータ(Tw)の値に対する目標発熱能力を変更する目標能力変更手段とを備えることを特徴とする。
【0006】
これにより、発熱器(30)の消費エネルギの増大を抑制できるので、発熱器の消費エネルギを低減することができる。
【0007】
請求項2に記載の発明では、発熱量制御手段は、パラメータ(Tw)の値に応じて目標発熱能力を段階的に決定することを特徴とするものである。
【0008】
請求項3に記載の発明では、目標能力変更手段は、目標発熱能力の制御段数を変更することにより、パラメータ(Tw)の値に対する目標発熱能力を変更することを特徴とするものである。
【0009】
請求項4に記載の発明では、目標能力変更手段は、手動操作されるON−OFFスイッチに基づいて作動することを特徴とするものである。
【0010】
請求項5に記載の発明では、目標能力変更手段は、手動操作量に応じて目標発熱能力の変更量を変化させることを特徴とするものである。
【0011】
請求項6に記載の発明では、目標能力変更手段は、室外空気の温度に基づいて自動的に作動することを特徴とする。
【0012】
これにより、発熱器の消費エネルギを効率よく低減することができる。
【0013】
請求項7に記載の発明では、目標能力変更手段は、室外空気の温度に基づいて自動的に目標発熱能力の変更量を変化させることを特徴とする。
【0014】
これにより、発熱器の消費エネルギを効率よく低減することができる。
【0015】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は本実施形態に係る車両用補助暖房装置の模式図であり、図2は燃焼器の模式図である。
【0017】
図1中、エンジン10は走行用動力源をなすディーゼル式の内燃機関であり、吸気管11はエンジン10に燃焼用空気を供給するものであり、この吸気管11の最上流側には、エンジン10に吸入される空気中の塵埃を除去するエアクリーナ12が設けられ、エアクリーナ12の下流側には吸気管11内を流れる空気量を制御する吸気絞り弁13が設けられている。
【0018】
排気管14はエンジン10から排出される排気を流すための管であり、排気管14には排気を浄化するための三元触媒15及び排気音を低減する消音器16が設けられている。
【0019】
ポンプ17はエンジン用の冷却水を循環させる電動式のポンプ手段であり、ラジエータ18は冷却水と外気とを熱交換させて冷却水を冷却する熱交換器である。
【0020】
なお、図1では、ラジエータ18を迂回させて冷却水を流すバイパス回路及びラジエータ18を流れる冷却水量を調節するサーモスタット等の流量制御弁は、省略されている。
【0021】
ヒータ19は冷却水を熱源として室内に吹き出す空気を加熱する加熱器であり、流量制御弁20はヒータ19側に流れる冷却水量を調節するバルブであり、燃焼器30は、燃料を燃焼することにより冷却水を加熱して間接的に車室内を暖房するものである。
【0022】
排気切替弁21は燃焼器30から排出される燃焼ガスを吸気管11に導く場合と排気管14に導く場合とを切り換える板ドア式のバルブである。なお、燃焼器30の燃焼用空気は吸気管11から燃焼器30に導かれる。
【0023】
次に、燃焼器30の概略構造を図2に基づいて延べる。
【0024】
燃焼部31は、燃料を着火燃焼させる第1燃焼室31a及び第1燃焼室31aにて着火した火炎を成長させる第2燃焼室31bから構成されたもので、第1燃焼室31aと第2燃焼室31bとを、両燃焼室31a、31bの断面積より小さな通路断面積を有するオリフィス31cを介して連通させることにより、第1燃焼室31a内の火炎が吹き消えてしまうことを防止している。
【0025】
また、第1燃焼室31aを構成する円筒状の第1燃焼筒31dの円筒部には、第1燃焼室31aに燃焼用空気を供給する空気穴31eが設けられており、第1燃焼筒31dの周りには空気溜め室32が設けられ、空気流入口32aはエアポンプ33の吐出口側に接続されている。
【0026】
なお、エアポンプ33は吸気管11から空気を吸引して燃焼器30に供給する燃焼用空気を燃焼器30に供給する電動式のウェスコ(渦流)ポンプであり、本実施形態では、エアポンプ33と燃焼器30とは一体化されている。
【0027】
また、燃焼部31の外周側には燃焼ガスが流れる排気通路34が設けられているとともに、この排気通路34を外側から覆うように冷却水が流れる冷却水通路35が設けられている。
【0028】
そして、排気通路34を流れる燃焼ガスと冷却水通路35を流れる冷却水とを熱交換することにより燃焼器30で発生した熱を冷却水に取り込む。なお、排気通路34及び冷却水通路35には、燃焼ガスと冷却水との熱交換効率を高めるフィン34a、35cが設けられている。
【0029】
なお、排気口34bは熱交換を終えた燃焼ガスを排出するためのものであり、流入口35aは冷却水を冷却水通路35に導くものであり、流出口35bは熱交換を終えた冷却水を排出するものである。
【0030】
ウィック36は燃料ポンプ40から燃焼器30に供給された燃料を一時的に保持することにより燃料の気化を促すもので、本実施形態では、略円盤状の金属メッシュ製で、その空隙に燃料を一時的に保持する。
【0031】
グロープラグ37は通電することによりウィック36に保持された燃料を加熱着火させる加熱手段であり、排気口34b近傍には、燃焼ガスの温度を検出するフレームセンサ38が配設されている。なお、フレームセンサ38は、電気抵抗値の変化を利用して着火及び失火を検出する温度センサの一種である。
【0032】
水温センサ39aは燃焼ガスにて加熱された冷却水の温度を検出する温度検出手段であり、壁温センサ39bは燃焼ガスに直接に晒される燃焼部31の壁面温度を検出するものである。
【0033】
そして、各センサ38、39a、9bの検出信号は電子制御装置(ECU)41に入力されており、ECU41は各センサ38、39a、9bの検出信号に加えて、燃焼器30の始動スイッチ(ヒータスイッチ)41aから信号、水温センサ39aの検出水温Twに対する目標発熱能力を変更するエコノミスイッチ41bからの信号、及び室外空気温度を検出する外気温センサ41cの検出外気温度Tout等に基づいて予め設定されたプログラムに従って燃焼器30、つまりエアポンプ33、グロープラグ37及び燃料ポンプ40等を制御する。
【0034】
次に、本実施形態に係る車両用補助暖房装置の作動を述べる。
【0035】
1.燃焼器30の始動
始動スイッチ41aが投入されたときには、燃料ポンプ40及びエアポンプ33を稼動させるとともに、グロープラグ37に通電してウィック36を加熱昇温し、ウィック36に保持された燃料を蒸発させて着火始動する。
【0036】
なお、燃焼器30に供給する燃料及び空気の量は、徐々に増大させ、かつ、始動開始後、所定時間が経過後もフレームセンサ38の検出温度が所定温度以上まで上昇しない場合には、着火に失敗して不着火状態あるものと見なして、再度、着火を試みる。
【0037】
着火後、所定時間が経過してフレームセンサ38の検出温度が安定して定常燃焼状態に移行したものと見なされたときには、グロープラグ37への通電を停止し、燃料の燃焼に伴って発生する燃焼熱にてウィック36を加熱し、ウィック36に保持された燃料を蒸発させて連続燃焼させる通常運転モードに移行する。
【0038】
なお、燃焼器30から排出される燃焼ガスは、エンジン10が稼動しているときには吸気管11に排出し、エンジン10が停止しているときには排気管14に排出する。
【0039】
2.通常運転モード
この運転モードでは、図3に示すように、検出水温Twに基づいて決定される目標発熱能力となるように燃焼器30の発熱能力を制御する。具体的には、発熱能力を、Hi(最大能力)、Lo(最小能力)及びOFF(停止)の3段階制御とするとともに、検出水温Twに応じてHi、Lo及びOFFのいずれかから目標発熱能力を選択して燃焼器30の発熱能力を制御するものである。
【0040】
なお、本実施形態では、発熱能力を変化させるしきい値をなす検出水温Twを、検出水温Twが上昇過程にあるときと検出水温Twが下降過程にあるときとで相違させて所定のヒステリシスを設けている。
【0041】
そして、エコノミスイッチ41bが投入されたときには、検出水温Twに対する目標発熱能力を変更する。具体的には、図4に示すように、発熱能力を変化させるしきい値をなす検出水温Twを、エコノミスイッチ41bが投入される前に比べて所定温度ΔT(本実施形態では、10℃)を下げるものである。以下、しきい値をなす検出水温Twを低下させて燃焼器30を制御する運転モードをエコノミモードと呼び、しきい値をなす検出水温Twを低下させないで燃焼器30を制御する運転モードをフルモードと呼ぶ。
【0042】
なお、図5は通常運転モード時における燃焼器30の制御フローを示すフローチャートであり、エコノミスイッチ41bが投入されると、検出水温Twに対する目標発熱能力が低くなるように制御マップを変更する。
【0043】
次に、本実施形態の作用効果を述べる。
【0044】
本実施形態では、エコノミスイッチ41bが投入されると、検出水温Twに対する目標発熱能力が低くなるように制御マップを変更するので、エコノミスイッチ41bが投入されると、エコノミスイッチ41bを投入される前に比べて燃焼器30の発熱量が早期に低下する。
【0045】
したがって、エコノミスイッチ41bを投入されると、図6に示すように、検出水温Twの上昇速度は、エコノミスイッチ41bを投入される前に比べて低下するものの、燃焼器30の消費燃料量を、図7に示すように削減することができる。
【0046】
(第2実施形態)
第1実施形態では、手動操作されるエコノミスイッチ41bに基づいてフルモードとエコノミモードとを切り替えたが、本実施形態は、外気温度Toutに基づいて自動的にフルモードとエコノミモードとを切り替えることができるようにしたものである。
【0047】
具体的には、自動的にフルモードとエコノミモードとを切り替えるか否かを設定する自動スイッチが手動操作にて投入された場合には、外気温度Toutが所定温度以上となったときには、フルモードからエコノミモードに移行するとともに、エコノミモードに移行した後は、外気温度Toutが高くなるほど、しきい値の低下量、つまり所定温度ΔTが大きくなるように変化させるものである。因みに、図8は本実施形態に係る補助暖房装置の特徴的作動を示す図表である。
【0048】
なお、本実施形態では、所定温度ΔTを外気温度Toutに応じて段階的に変化させるが、所定温度ΔTを外気温度Toutに応じて連続的に変化させてもよい。
【0049】
また、所定温度ΔTと外気温度Toutとの対応関係において、所定のヒステリシスを設けてもよい。
【0050】
また、本実施形態では、自動的にフルモードとエコノミモードとを切り替えるか否かを設定する自動スイッチが手動操作にて投入された場合に自動的にフルモードとエコノミモードとを切り替えたが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、例えば補助暖房装置が稼動し始めると同時、つまり始動スイッチ41aが投入されると同時に自動制御に移行してもよい。
【0051】
(第3実施形態)
本実施形態は、図9に示すように、第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせたものである。
【0052】
具体的には、自動制御によりエコノミモードに移行する外気温度Tout以下であっても、エコノミスイッチ41bが投入された場合には、エコノミモードに移行するとともに、所定温度ΔTを外気温度Toutに基づいて変更し、逆に、自動制御によりエコノミモードに移行した後であっても、エコノミスイッチ41bが遮断された場合には、フルモードに移行するものである。
【0053】
なお、図10は本実施形態に係る補助暖房装置の制御を示すフローチャートである。因みに、図10ではS24〜S26を恒常的に実行しているが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、例えば所定時間毎に実行してもよい。
【0054】
(第4実施形態)
第1、3実施形態では、エコノミスイッチ41bは単純なON−OFFスイッチであったが、本実施形態は、図11に示すように、エコノミスイッチ41bを手動操作量に応じた信号を出力する可変出力スイッチ(例えば、ダイヤルスイッチ)とするとともに、エコノミスイッチ41bを手動操作量に基づいてしきい値の低下量、つまり所定温度ΔTが大きくなるように変化させるものである。
【0055】
なお、図11では、第3実施形態と同様に、エコノミスイッチ41bにより手動制御と外気温度Toutに基づく自動制御とを組み合わせたものであったが、エコノミスイッチ41bにより手動制御のみとしてもよいこよは言うまでもない。
【0056】
(第5実施形態)
本実施形態は、図12に示すように、目標発熱能力の制御段数を変更することにより、検出水温Twに対する目標発熱能力を変更するものである。具体的には、フルモード時にはHi(最大能力)、Lo(最小能力)及びOFF(停止)の3段階制御とし、エコノミモード時にはHi及びOFFの2段階制御とするとともに、発熱能力を低下させるしきい値をフルモード時より低くするものである。
【0057】
これにより、エコノミモードに移行すると、図13に示すように、検出水温Twの上昇速度は、フルモード時に比べて低下するものの、燃焼器30の消費燃料量を、図14に示すように削減することができる。
【0058】
なお、フルモードとエコノミモードとの切り替えは、第1〜4実施形態に示されたいずれの方法であってもよい。
【0059】
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、車両用補助暖房装置に本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではない。
【0060】
また、上述の実施形態では、発熱器として燃焼器30を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば電気ヒータ等であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る車両用補助暖房装置の模式図である。
【図2】燃焼器の模式図である。
【図3】フルモード時における制御パターンを示す図である。
【図4】エコノミモード時における制御パターンを示す図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る車両用補助暖房装置の制御を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1実施形態に係る車両用補助暖房装置の検出水温Tw変化を示すグラフである。
【図7】本発明の第1実施形態に係る車両用補助暖房装置の効果を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る車両用補助暖房装置の制御を示す図表である。
【図9】本発明の第3実施形態に係る車両用補助暖房装置の制御を示す図表である。
【図10】本発明の第3実施形態に係る車両用補助暖房装置の制御を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第4実施形態に係る車両用補助暖房装置の制御を示す図表である。
【図12】本発明の第5実施形態に係る車両用補助暖房装置の制御パターンを示す図である。
【図13】本発明の第5実施形態に係る車両用補助暖房装置の検出水温Tw変化を示すグラフである。
【図14】本発明の第5実施形態に係る車両用補助暖房装置の効果を示す図である。
【符号の説明】
30…燃焼器、33…エアポンプ、40…燃料ポンプ、
41…電子制御装置、41a…ヒータスイッチ、
41b…エコノミスイッチ、41c…外気温度センサ。
Claims (7)
- 室内に吹き出す空気を加熱する熱源をなす発熱器(30)と、
前記発熱器(30)で発生した熱により加熱された空気の温度に関するパラメータ(Tw)の値に基づいて決定される目標発熱能力となるように前記発熱器(30)の発熱能力を制御する発熱量制御手段と、
前記パラメータ(Tw)の値に対する前記目標発熱能力を変更する目標能力変更手段とを備えることを特徴とする暖房装置。 - 前記発熱量制御手段は、前記パラメータ(Tw)の値に応じて前記目標発熱能力を段階的に決定することを特徴とする請求項1に記載の暖房装置。
- 前記目標能力変更手段は、前記目標発熱能力の制御段数を変更することにより、前記パラメータ(Tw)の値に対する前記目標発熱能力を変更することを特徴とする請求項2に記載の暖房装置。
- 前記目標能力変更手段は、手動操作されるON−OFFスイッチに基づいて作動することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の暖房装置。
- 前記目標能力変更手段は、手動操作量に応じて前記目標発熱能力の変更量を変化させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の暖房装置。
- 前記目標能力変更手段は、室外空気の温度に基づいて自動的に作動することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の暖房装置。
- 前記目標能力変更手段は、室外空気の温度に基づいて自動的に前記目標発熱能力の変更量を変化させることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の暖房装置。
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