JP2004224069A - 発電機 - Google Patents

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JP2004224069A JP2003010700A JP2003010700A JP2004224069A JP 2004224069 A JP2004224069 A JP 2004224069A JP 2003010700 A JP2003010700 A JP 2003010700A JP 2003010700 A JP2003010700 A JP 2003010700A JP 2004224069 A JP2004224069 A JP 2004224069A
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    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/02Signalling devices actuated by tyre pressure
    • B60C23/04Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
    • B60C23/0408Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver
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Abstract

【課題】タイヤ内圧警報装置等、車輪に設けられられた機器に電力を供給するための実用的な発電機を提供し、これらの機器を用いたシステムにおける、電池の早期消耗に起因する前述の問題を解消する。
【解決手段】円周上に配置された複数の電磁コイル2よりなる発電コイル体2Kと、発電コイル体2Kと共通の軸心CAを中心とする円周上に配置された複数の磁石3よりなる磁石体3Kとを具え、磁石体3Kは共通軸心CAの周りに周方向に変化する磁界を形成するとともに発電コイル体2Kに対して相対回転可能に設けられ、それぞれの電磁コイルは発電コイル体2Kの前記相対回転下でこの磁界を横切って起電力を発生する姿勢に配置された発電機1において、発電コイル体2Kを、車軸Aの周りを回転する車輪Wに配設する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の車軸の周りを回転する車輪に設けられられたタイヤ内圧警報装置等の電気機器に電源を供給するための発電機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
空気圧の異常を運転者に知らせるため、車両のリムに取り付けられ、圧力センサでタイヤの空気圧を検出し、空気圧に関する情報を電波により車両側に設けた受信機に送信するタイヤ内圧警報装置は知られているが、このタイヤ内圧警報装置は車輪の回転部分に取り付けられているため、車体の非回転部分に電源を設けて、ここから、圧力センサを駆動するための電力や、電波を送信するための電力を供給することは難しく、電池をタイヤ内圧警報装置に内蔵して、この電池から電力の供給を行っている(例えば、特許文献1)。
【0003】
このタイヤ内圧警報装置は、タイヤの空気圧をチェックして正常であることを確認するという本来の機能からして、圧力測定や測定結果の送信は、常に所定時間以下の間隔で行う必要があり、その電力消費を抑制することが難しいことに加え、車輪の回転のバランスを崩さないためには、タイヤ内圧警報装置は軽量でなければならず、そのため電池の大きさや容量にも限度があり、電池の早期消耗が問題となっている。かといって、電池がその寿命に達する度に、タイヤとリムとに囲繞されたタイヤ内空部に取り付けられているタイヤ内圧警報装置の電池を交換するために、わざわざ、タイヤをリムから取り外すことは実用的ではない。この問題を解決するため電池の高寿命化、あるいは、タイヤ内圧警報装置の省電力化の開発が進められているが、いまだに十分満足するものは得られていない。
【0004】
また、電池の代わりに車体側から車輪側に電力を供給する方法として、回転する車輪と車軸の間を直接配線で接続することができないので、これら同士をスリップリングで摩擦接触させこのスリップリングを通して電力を供給することが考えられるが、この方法は、スリップリングの摩耗が激しくて実用的ではない。
【0005】
さらに、タイヤ内圧のほかにも、タイヤの状態、例えば、タイヤの各部の温度や変形を監視して、これらに異常もしくは異常の前兆が検知された場合にはこれを運転者に知らせるシステムも種々提案されているが、これらの状態を監視するセンサは回転するタイヤに設けられなければならず、しかもこれらの状態は常に所定時間以下の間隔でチェックされる必要があり、この場合も、電池の寿命に起因する問題があり、さらに、タイヤの状態を連続的に検知する装置では、電池だけではこの消費電力を十分供給できない場合もあり、これらのセンサに電力を供給する方法が未解決の問題となっていて未だ実用化されていない。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−355203
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、タイヤ内圧警報装置等、車輪に設けられられた機器に電力を供給するための実用的な発電機を提供し、これらの機器を用いたシステムにおける、電池の早期消耗に起因する前述の問題を解消することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明はなされたものであり、その要旨構成ならびに作用を以下に示す。第一の発明は、円周上に配置された複数の電磁コイルよりなる発電コイル体と、発電コイル体と共通の軸心を中心とする円周上に配置された複数の磁石よりなる磁石体とを具え、磁石体は共通軸心の周りに周方向に変化する磁界を形成するとともに発電コイル体に対して相対回転可能に設けられ、それぞれの電磁コイルは発電コイル体の前記相対回転下でこの磁界を横切って起電力を発生する姿勢に配置された発電機において、
発電コイル体を、車軸の周りを回転する車輪に配設してなる発電機である。
ここで、車輪の定義に関し、リムホイールとこれに組み付けられたタイヤの他、リムホイールを取り付けて車軸の周りに回転するハブも含んで車輪と呼ぶこととする。
【0009】
第二の発明は、第一の発明において、車輪と協働して前記相対回転を生成する非回転要素として機能するウェートリングを車輪のリムとタイヤとに囲繞されたタイヤ内空部に配設し、このウェートリングの周方向の一部に錘を取り付けるとともに、ウェートリングをリムの外周に回転自在に配設してなる発電機である。
【0010】
第三の発明は、第一もしくは第二の発明において、車軸の軸心を前記共通軸心とするとともに、磁石体を車軸もしくは前記ウェートリングに配設してなる発電機である。
【0011】
第四の発明は、第一もしくは第二の発明において、車軸と平行な向きで車軸もしくは前記ウェートリングに固定された惑星軸、車軸もしくは前記ウェートリングに車軸周りに回転可能に取り付けられた固定側遊動リング、車輪に固定された車輪側リング、および、惑星軸の周りに回転可能に設けられた惑星リングを具え、惑星リングを、固定側遊動リングと車輪側リングとにそれぞれ車輪半径方向内外の異なる側で摩擦接触もしくは噛合して自転するよう配置してなり、
車軸の軸心を前記共通軸心とするとともに、磁石体を固定側遊動リングに配設してなる発電機である。
【0012】
第五の発明は、第一もしくは第二の発明において、車軸と平行な向きで車輪に固定された惑星軸と、惑星軸に取り付けられ車輪の回転に伴って公転する惑星ユニットとを具え、
惑星ユニットは、車軸の外周もしくは前記ウェートリングの内周に摩擦接触もしくは噛合して惑星軸の周りを回転する惑星アウターリング、惑星軸に固定された車輪側固定リング、惑星軸の周りに回転自在に設けられた惑星インナーリング、車軸と平行な向きで前記惑星アウターリングに固定された衛星軸、および、衛星軸の周りに回転可能に設けられた衛星リングを有し、衛星リングを、前記惑星インナーリングと前記車輪側固定リングとにそれぞれ惑星軸半径方向内外の異なる側で摩擦接触もしくは噛合して自転するよう配置してなり、
惑星軸の軸心を前記共通軸心とするとともに、磁石体を惑星インナーリングに配設し、発電コイル体を車輪側固定リングに配設してなる発電機である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図1ないし図19に基づいて説明する。図1は第一の実施形態の発電機1をタイヤ子午線面において示す断面図であり、図2(a)および図2(b)はそれぞれ、図1の矢視a−a、および、矢視b−bに対応する部分断面図である。第一の実施形態の発電機1は、車軸Aの軸心を共通軸心CAとして、共通軸心CAを中心とする円周上に配置された複数の電磁コイル2よりなる発電コイル体2Kと、共通軸心CA上に中心を有し発電コイル体2Kから軸方向に離隔して位置する円周上に配置された複数の磁石3よりなる磁石体3Kとを具え、磁石体3Kはプレート5を介して車軸Aに固定され、発電コイル体2Kは、ブラケット9を介して車軸の周りを回転する車輪WのハブHに固定され、したがって、発電コイル体2Kと磁石体3Kとは車輪Wの回転速度と同じ回転速度で相対回転する。
【0014】
これらの磁石3は、図2(a)に示す例においては、周上に八個、磁極の向きを交互に逆にして等間隔に配置され、周方向に変化する磁界を形成する。それぞれの電磁コイル2は高透磁率磁性体よりなる円柱状ヨーク2bとその周りに螺旋巻回されたコイル2aとよりなり、これらの電磁コイル2は、図2(a)に示す例においては、周上に八個、等間隔をおいて設けられ、共通ヨーク部6を介して磁気的に連結されるとともに、発電コイル体2Kの前記相対回転下でこの磁界を横切って起電力を発生する姿勢に配置され、図1に示すものの場合、磁石3と電磁コイル3とは車軸の軸心に平行な向きに対向して配設される。
【0015】
タイヤ内圧やタイヤ温度などを検知するセンサに代表される電気機器D、およびこの電気機器Dに供給する電源の電圧を調整するレギュレータRが、車輪WのリムMの半径方向外側に取り付けられ、リムMとタイヤTとに囲繞された内空部Pに配置される。そして、レギュレータRと電気機器Dとは配線で接続され、また、電磁コイル2はそれぞれで発生した起電力が足し合わせられるよう互いに直列に配線され、リムMを気密に貫通する貫通穴を通過してレギュレータRに配線4で接続される。
【0016】
このように発電コイル体2Kを車輪Wに配設した発電機1によれば、車両の走行にともなって車輪Wが車軸Aの周りを回転する際、発電コイル体2Kのそれぞれの電磁コイル2は磁石体3Kにより形成された磁界を横切って起電力を発生し、この起電力はそれぞれ足し合わされて電気機器Dに供給されるので、スリップリング等を介さず直接配線で電力を電気機器Dに供給することができる。
【0017】
図3は第二の実施形態の発電機11をタイヤ子午線面において示す断面図であり、図4は、図1の矢視IV−IVに対応する部分断面図である。第二の実施形態の発電機11は、車軸Aの軸心を共通軸心CAとして、共通軸心CAを中心とする円周上に配置された複数の電磁コイル12よりなる発電コイル体12Kと、共通軸心CA上に中心を有し発電コイル体12Kから半径方向内側に離隔して位置する円周上に配置された複数の磁石13よりなる磁石体13Kとを具え、磁石体3Kはプレート15を介して車軸Aに固定され、発電コイル体12Kは、ブラケット19を介して車軸の周りを回転する車輪WのハブHに固定され、したがって第一の実施形態と同様、発電コイル体2Kと磁石体3Kとは車輪Wの回転速度と同じ回転速度で相対回転する。
【0018】
これらの磁石13は、図4に示す例においては、周上に八個、磁極の向きを交互に逆にして等間隔に配置され、周方向に変化する磁界を形成する。それぞれの電磁コイル12は高透磁率磁性体よりなる円柱状ヨーク12bとその周りに螺旋巻回されたコイル12aとよりなり、これらの電磁コイル12は、図4に示す例においては、周上に八個等間隔をおいて設けられ、共通ヨーク部16を介して磁気的に連結されるとともに、発電コイル体12Kの前記相対回転下でこの磁界を横切って起電力を発生する姿勢に配置され、図4に示すものの場合、磁石13と電磁コイル12とは半径方向内外に対向して配設される。
【0019】
以上のように構成された発電機11は、電磁コイル12と磁石13とが半径方向内外に対向して配置されている点だけが、第一の実施形態の発電機1と異なるだけであり、したがって、発電機1と同様、車両の走行にともなって車輪Wが車軸Aの周りを回転する際発電された電力は、スリップリング等を介さず直接配線14で電力を電気機器Dに供給することができる。
【0020】
図5は第三の実施形態の発電機21をタイヤ子午線面において示す断面図であり、図6(a)および図6(b)はそれぞれ、図5の矢視a−a、および、矢視b−bに対応する部分断面図である。第三の実施形態の発電機21は、車軸Aの軸心を共通軸心CAとして、共通軸心CAを中心とする円周上に配置された複数の電磁コイル22よりなる発電コイル体22Kと、共通軸心CA上に中心を有し発電コイル体22Kから軸方向に離隔して位置する円周上に配置された複数の磁石23よりなる磁石体23Kとを具える。
【0021】
車輪WのリムMとタイヤTによって囲繞されるタイヤ内空部Pには、円環状をなす環状ブラケット27がリムMの外周に取り付けられ、また、錘29を周方向の一部分に設けたウェートリング25が環状ブラケット27に、ベアリング28を介して車軸Aの軸心周りに回転自在に取り付けられる。磁石体23Kは、ウェートリング25に固定して設けられ、一方、発電コイル体2Kは、環状ブラケット27に固定される。
【0022】
ここで、磁石体3Kを取り付けるウェートリング25は、リムMに回転自在に取り付けられるので、リムMの回転下においても、錘29の作用により錘29がいつも車軸Aの直下に位置するよう姿勢保持され、このことにより、ウェートリング25を、車輪Wと協働して前記相対回転を生成する非回転要素として機能させることができる。したがって、前述の実施形態と同様、発電コイル体22Kと磁石体23Kとは車輪Wの回転速度と同じ回転速度で相対回転する。
【0023】
これらの磁石23は、図6(b)に示す例においては、周上に八個、磁極の向きを交互に逆にして等間隔に配置され、周方向に変化する磁界を形成する。それぞれの電磁コイル22は高透磁率磁性体よりなる円柱状ヨーク22bとその周りに螺旋巻回されたコイル22aとよりなり、これらの電磁コイル22は、図6(a)に示す例においては、周上に八個等間隔をおいて設けられ、共通ヨーク部26を介して磁気的に連結されるとともに、発電コイル体22Kの前記相対回転下でこの磁界を横切って起電力を発生する姿勢に配置され、図5に示すものの場合、磁石23と電磁コイル23とは車軸の軸心に平行な向きに対向して配設される。
【0024】
電気機器D、およびこの電気機器Dに供給する電源の電圧を調整するレギュレータRは、車輪WのリムMの半径方向外側に取り付けられ、リムMとタイヤTとに囲繞された内空部Pに配置され、レギュレータR、電気機器D、および発電コイル体23Kの間は前述の実施形態と同様に配線で接続されるが、本実施形態においては、発電コイル体23Kもタイヤ内空部Pに設けたので、リムMに貫通穴を設けて配線をタイヤ内空部Pの内外に延在させる必要がなく、このため貫通穴を気密に保持するための手当を不要なものとすることができる。
【0025】
以上のように構成された発電機21も、前述の実施形態と同様、車両の走行にともなって車輪Wが車軸Aの周りを回転する際発電された電力は、スリップリング等を介さず直接配線で電力を電気機器Dに供給することができる。なお、この実施形態において、図5に示すものの場合、発電コイル体22Kと磁石体23Kとは共通軸心の軸方向に対向して配置されるが、これらを半径方向に対向させて配置することもできる。
【0026】
図7は第四の実施形態の発電機31をタイヤ子午線面において示す断面図であり、図8および図9はそれぞれ、図7の矢視VIII−VIII、および、矢視IX−IXに対応する部分断面図である。第四の実施形態の発電機31は、車軸Aの軸心を共通軸心CAとして、共通軸心CAを中心とする円周上に配置された複数の電磁コイル32よりなる発電コイル体32Kと、共通軸心CA上に中心を有し発電コイル体32Kの半径方向内側に離隔して位置する円周上に配置された複数の磁石33よりなる磁石体33Kとを具える。
【0027】
車軸Aの周りを回転する車輪WのハブHには車軸軸心を中心とする環状ブラケット36が取り付けられ、この環状ブラケット36に発電コイル体32Kが半径方向内側に向けて固定され、一方、車軸Aの外周にベアリング41を介して固定側遊動リング40が回転自在に取り付けられ、磁石体33Kは、取付リング35を介してこの固定側遊動リング40に固定され、発電コイル体32Kと半径方向内外に対向する向きに配置される。
【0028】
また、車軸Aにはこれと平行な向きに惑星軸38が複数本、図示の例では周方向に等間隔をおいて配列された三本が固定して設けられ、それぞれの惑星軸28の周りに惑星リング37が回転可能に設けられる。そして、この惑星リング37は、車軸Aの半径方向の内側で固定側遊動リング40の外周と噛合するとともに、半径方向外側で、環状ブラケット36に取り付けられた車輪側リング39の内周と噛合して配設される。
【0029】
図8に示すように、車輪側リング39のピッチ半径をR1、固定側遊動リング40のピッチ半径をR2として、以上のように構成された発電機31において、車軸Aの周りに、車輪Wが角速度Ωで回転する際、固定側遊動リング40は、惑星リング37を介して車輪側リング39に駆動され、車輪側リング39と反対の向きに車輪側リング39と同じ周速度で回転するので固定側遊動リング40の角速度Ωは式(1)で表わされるものとなる。
Ω=(R1/R2)・Ω (1)
【0030】
従って、発電コイル体32Kは車輪側リング39に連結され磁石体33Kは固定側遊動リング40に連結されているので、発電コイル体32Kと磁石体33Kとは式(2)のω1の回転速度で相対回転し、車輪Wの回転速度Ωに対して(1+(R/R))倍だけ増速される。そして、発電機31は、この増速により、より高い起電力を発生することができる。
ω=Ω+Ω=(1+(R/R))・Ω (2)
【0031】
また、磁石33は、図9に示す例においては、周上に八個、磁極の向きを交互に逆にして等間隔に配置され、周方向に変化する磁界を形成し、それぞれの電磁コイル32は高透磁率磁性体よりなる円柱状ヨーク32bとその周りに螺旋巻回されたコイル32aとよりなり、これらの電磁コイル32は、図9に示す例においては、周上に八個等間隔をおいて設けられ、共通ヨーク部を介して磁気的に連結されるとともに、発電コイル体32Kの前記相対回転下でこの磁界を横切って起電力を発生する姿勢に配置される。
【0032】
このように構成された本実施形態の発電機31は、発電コイル体32Kを車輪Wに配設したので、前述の実施形態と同様、発電コイル体32Kで発生した電力を直接配線34で電気機器Dに供給することができ、しかも、磁石体33Kと発電コイル体32Kとは車輪Wの回転速度の(1+(R/R))倍だけ増速されて相対回転するのでより高い効率で発電を行うことができる。
【0033】
なお、本実施形態においては、惑星リング37を、車輪側リング39および固定側遊動リング40に噛合させたが、この代わりに、これらを摩擦接触させても同様に機能させることができる。
【0034】
また、車軸Aの代わりに、車輪と協働して発電コイル体32Kと磁石体33Kとの相対回転を生成する非回転要素として、第三の実施形態におけるウェートリング25と同様なものを用いることができ、このことにより、タイヤ内空部に設けられたレギュレータR、電気機器Dに、リムMに貫通穴を設けることなく電力を供給することができる。
【0035】
図10は第五の実施形態の発電機51をタイヤ子午線面において示す断面図であり、図11は、図10の矢視XI−XIに対応する部分断面図である。また、図12は、惑星ユニット60の詳細を示すタイヤ子午線断面図であり、図13および図14はそれぞれ、図12の矢視XIII−XIII、および、矢視XIV−XIVに対応する部分断面図である。第五の実施形態の発電機51は、車軸Aに取り付けられた固定リング61と、車輪WのハブHに環状ブラケット62を介して車軸Aと平行な向きに固定された複数の惑星軸57と、それぞれの惑星軸57に取り付けられ車輪Wの回転に伴って公転する惑星ユニット60とを具え、図示の例では、惑星軸57は周方向に等間隔をおいて三本配列される。
【0036】
惑星ユニット60は、外周を固定リング61の外周と噛合させ惑星軸57の周りにベアリング65を介して回転可能に取り付けられた惑星アウターリング58、惑星軸57に固定された車輪側固定リング56、惑星軸57の周りにベアリング66を介して回転自在に設けられた惑星インナーリング69、車軸Aと平行な向きで惑星アウターリング58に固定された衛星軸63、および、衛星軸63の周りにベアリング67を介して回転可能に設けられた衛星リング64を有し、衛星リング64は、その外周を惑星インナーリング69の外周と噛合させるとともに車輪側固定リング56の内周とも噛合させて自転するよう配置される。
【0037】
そして、この発電機51は、惑星軸57の軸心を共通軸心CAとして、共通軸心CAを中心とする円周上に配置された複数の電磁コイル52よりなる発電コイル体52Kと、共通軸心CA上に中心を有し発電コイル体52Kの半径方向内側に離隔して位置する円周上に配置された複数の磁石53よりなる磁石体53Kとを具え、磁石体53Kは磁石ホルダ55を介して惑星インナーリング69に配設され、発電コイル体52Kは車輪側固定リング56に直接配設される。
【0038】
図13に示すように、固定リング61のピッチ半径をR3、惑星アウターリング58のピッチ半径をR4、車輪側固定リング56のピッチ半径をR5、惑星インナーリング69のピッチ半径をR6として、以上のように構成された発電機51において、車軸Aの周りに車輪Wが角速度Ωで回転するとき、車輪WのハブHに固定された惑星軸57も角速度Ωで公転し、このとき、惑星アウターリング58は固定リング61と噛合するので、惑星アウターリング58は惑星軸57の周りに角速度Ωで自転し、衛星軸63は惑星アウターリング58に固定されているので、衛星軸63およびその周りを自転する衛星リング63は同じ回転速度Ωで公転する。この公転に伴って、惑星軸57に固定された車輪側固定リング56に噛合する衛星リング64は自転し、この自転によって、惑星リング64と噛合し惑星軸57の周りに回転可能に設けられた惑星インナーリング69は、衛星軸63の公転の向きと反対の向きにΩの角速度で自転する。
【0039】
そして、Ω、Ωは、車輪回転速度Ωを用いて、それぞれ、式(3)、式(4)のように表わすことができる。
Ω=(R3/R4)・Ω (3)
Ω=(R5/R6)Ω=(R5/R6)・(R3/R4)・Ω (4)
【0040】
ここで、発電コイル体52Kは車輪側固定リング56に固定され、磁石体53Kは惑星インナーリング69に固定されているので、これらは、式(4)より、車輪Wの回転速度Ωに対して(R5/R6)・(R3/R4)倍だけ増速された回転速度で相対回転する。そして、発電機51は、この増速により、より高い起電力を発生することができる。
【0041】
また、磁石53は、図14に示す例においては、周上に八個、磁極の向きを交互に逆にして等間隔に配置され、周方向に変化する磁界を形成する。それぞれの電磁コイル52は高透磁率磁性体よりなる円柱状ヨーク52bとその周りに螺旋巻回されたコイル52aとよりなり、これらの電磁コイル52は、図14に示す例においては、周上に八個等、間隔をおいて設けられ、共通ヨーク部を介して磁気的に連結されるとともに、発電コイル体52Kの前記相対回転下でこの磁界を横切って起電力を発生する姿勢に配置される。
【0042】
このように構成された本実施形態の発電機51は、発電コイル体52Kを車輪Wに配設したので、前述の実施形態と同様、発電コイル体52Kで発生した電力を直接配線54で電気機器Dに供給することができ、しかも、磁石体53Kと発電コイル体52Kとは車輪Wの回転速度の(R5/R6)・(R3/R4)倍だけ増速されて相対回転するのでより高い効率で発電を行うことができる。
【0043】
なお、本実施形態においては、惑星アウターリング58を固定リング61に、衛星リング64を惑星インナーリング69と車輪側固定リング56にそれぞれ噛合させて掛合させたが、この代わりに、これらを互いに摩擦接触させて掛合させても同様に機能させることができる。
【0044】
図15は第六の実施形態の発電機71をタイヤ子午線面において示す断面図であり、図16は、図15の矢視XVI−XVIに対応する部分断面図である。また、図17は、惑星ユニット80の詳細を示すタイヤ子午線断面図であり、図18および図19はそれぞれ、図17の矢視XVIII−XVIII、および、矢視XIX−XIXに対応する部分断面図である。第六の実施形態の発電機71は、リムMの半径方向外側に取り付けられた環状ブラケット91にベアリング93を介して車軸Aの軸心周りに回転自在に取り付けられたウェートリング81を具え、ウェートリング81にはその周方向の一部分に錘92が設けられ、車輪Wの回転下でも錘92が車軸Aの垂直方向下方に位置する姿勢となるので非回転要素として機能する。
【0045】
そして、この発電機71は、車輪WのリムMに環状ブラケット82を介して車輪Wの軸心と平行な向きに固定された複数の惑星軸77と、それぞれの惑星軸77に取り付けられ車輪Wの回転に伴って公転する惑星ユニット80とを具え、図示の例では、惑星軸は77は周方向に等間隔をおいて三本配列される。
【0046】
惑星ユニット80は、外周をウェートリング81の内周と噛合させ惑星軸77の周りにベアリング85を介して回転可能に取り付けられた惑星アウターリング78、惑星軸77に固定された車輪側固定リング76、惑星軸77の周りにベアリング86を介して回転自在に設けられた惑星インナーリング89、惑星アウターリング78にその軸心と平行に固定された衛星軸83、および、衛星軸83の周りにベアリング87を介して回転可能に設けられた衛星リング64を有し、衛星リング64は、その外周を惑星インナーリング89の外周と噛合させるとともに車輪側固定リング76の内周とも噛合させて自転するよう配置される。
【0047】
そして、この発電機71は、惑星軸77の軸心を共通軸心CAとして、共通軸心CAを中心とする円周上に配置された複数の電磁コイル72よりなる発電コイル体72Kと、共通軸心CA上に中心を有し発電コイル体72Kの半径方向内側に離隔して位置する円周上に配置された複数の磁石73よりなる磁石体73Kとを具え、磁石体73Kは磁石ホルダ75を介して惑星インナーリング89に配設され、発電コイル体72Kは車輪側固定リング76に直接配設される。
【0048】
第五の実施形態の発電機51について説明したように、ウェートリング81のピッチ半径をR3a、惑星アウターリング78のピッチ半径をR4a、車輪側固定リング76のピッチ半径をR5a、惑星インナーリング89のピッチ半径をR6aとするとき、発電コイル体72Kと磁石体73Kとは、車輪Wの回転速度Ωに対して(R5a/R6a)・(R3a/R4a)倍だけ増速された回転速度で相対回転する。そして、発電機51は、この増速により、より高い起電力を発生することができる。
【0049】
また、磁石73は、図19に示す例においては、周上に八個、磁極の向きを交互に逆にして等間隔に配置され、周方向に変化する磁界を形成する。それぞれの電磁コイル72は高透磁率磁性体よりなる円柱状ヨーク72bとその周りに螺旋巻回されたコイル72aとよりなり、これらの電磁コイル72は、図19に示す例においては、周上に八個、等間隔をおいて設けられ、共通ヨーク部を介して磁気的に連結されるとともに、発電コイル体72Kの前記相対回転下でこの磁界を横切って起電力を発生する姿勢に配置される。
【0050】
このように構成された本実施形態の発電機71は、発電コイル体72Kで発生した電力を直接配線で電気機器Dに供給することができ、しかも、磁石体73Kと発電コイル体72Kとは車輪Wの回転速度の(R5a/R6a)・(R3a/R4a)倍だけ増速されて相対回転するのでより高い効率で発電を行うことができる点で、第五の実施形態の発電機51と同様であるが、磁石体73Kと発電コイル体72Kとの相対回転を車輪Wと協働して生成する非回転要素として、車軸Aの代わりにタイヤ内空部Pに配設されたウェートリング81を用いる点で異なり、このことによって、発電機71をタイヤ内空部Pに設けることができ、したがって電気機器Dとの配線を設けるに際してリムMを貫通させることを不要とさせることができる。
【0051】
【発明の効果】
以上述べたところから明らかなように、本発明によれば、発電コイル体2K、12K、22K、32K、52K、72Kを車輪Wに配設したので、スリップリング等を介さずに発電した電力をタイヤ内空部Pに設けられた電気機器Dに直接配線で供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一の実施形態の発電機を示す子午線断面図である。
【図2】図1の、矢視a−aおよびb−bに対応する部分断面図である。
【図3】第二の実施形態の発電機を示す子午線断面図である。
【図4】図3の、矢視IV−IVに対応する部分断面図である。
【図5】第三の実施形態の発電機を示す子午線断面図である。
【図6】図5の、矢視a−aおよびb−bに対応する部分断面図である。
【図7】第四の実施形態の発電機を示す子午線断面図である。
【図8】図7の矢視VIII−VIIIに対応する部分断面図である。
【図9】図7の矢視IX−IXに対応する部分断面図である。
【図10】第五の実施形態の発電機を示す子午線断面図である。
【図11】図10の矢視XI−XIに対応する部分断面図である。
【図12】惑星ユニットの詳細を示すタイヤ子午線断面図である。
【図13】図12の矢視XIII−XIIIに対応する部分断面図である。
【図14】図12の矢視XIV−XIVに対応する部分断面図である。
【図15】第六の実施形態の発電機を示す子午線断面図である。
【図16】図15の矢視XVI−XVIに対応する部分断面図である。
【図17】惑星ユニットの詳細を示すタイヤ子午線断面図である。
【図18】図17の矢視XVIII−XVIIIに対応する部分断面図である。
【図19】図17の矢視XIX−XIXに対応する部分断面図である。
【符号の説明】
1 発電機
2 電磁コイル
2K 発電コイル体
2a コイル
2b 円柱状ヨーク
3 磁石
3K 磁石体
4 配線
5 プレート
6 共通ヨーク部
9 ブラケット
11 発電機
12 電磁コイル
12K 発電コイル体
12a コイル
12b 円柱状ヨーク
13 磁石
13K 磁石体
14 配線
15 プレート
16 共通ヨーク部
19 ブラケット
21 発電機
22 電磁コイル
22K 発電コイル体
22a コイル
22b 円柱状ヨーク
23 磁石
23K 磁石体
24 配線
25 ウェートリング
26 共通ヨーク部
27 環状ブラケット
28 ベアリング
29 錘
31 発電機
32 電磁コイル
32K 発電コイル体
32a コイル
32b 円柱状ヨーク
33 磁石
33K 磁石体
34 配線
35 取付リング
36 環状ブラケット
37 惑星リング
38 惑星軸
39 車輪側リング
40 固定側遊動リング
41 ベアリング
51 発電機
52 電磁コイル
52K 発電コイル体
52a コイル
52b 円柱状ヨーク
53 磁石
53K 磁石体
54 配線
55 磁石ホルダ
56 車輪側固定リング
57 惑星軸
58 惑星アウターリング
60 惑星ユニット
61 固定リング
62 環状ブラケット
63 衛星軸
64 衛星リング
65、66、67 ベアリング
69 惑星インナーリング
71 発電機
72 電磁コイル
72K 発電コイル体
72a コイル
72b 円柱状ヨーク
73 磁石
73K 磁石体
74 配線
75 磁石ホルダ
76 車輪側固定リング
77 惑星軸
78 惑星アウターリング
80 惑星ユニット
81 ウェートリング
82 環状ブラケット
83 衛星軸
84 衛星リング
85、66、67 ベアリング
89 惑星インナーリング
91 環状ブラケット
92 錘
93 ベアリング
A 車軸
W 車輪
H ハブ
M リム
T タイヤ
P タイヤ内空部
R レギュレータ
D 電気機器
CA 共通軸心

Claims (5)

  1. 円周上に配置された複数の電磁コイルよりなる発電コイル体と、発電コイル体と共通の軸心を中心とする円周上に配置された複数の磁石よりなる磁石体とを具え、磁石体は共通軸心の周りに周方向に変化する磁界を形成するとともに発電コイル体に対して相対回転可能に設けられ、それぞれの電磁コイルは発電コイル体の前記相対回転下でこの磁界を横切って起電力を発生する姿勢に配置された発電機において、
    発電コイル体を、車軸の周りを回転する車輪に配設してなる発電機。
  2. 車輪と協働して前記相対回転を生成する非回転要素として機能するウェートリングを車輪のリムとタイヤとに囲繞されたタイヤ内空部に配設し、このウェートリングの周方向の一部に錘を取り付けるとともに、ウェートリングをリムの外周に回転自在に配設してなる請求項1に記載の発電機。
  3. 車軸の軸心を前記共通軸心とするとともに、磁石体を車軸もしくは前記ウェートリングに配設してなる請求項1もしくは2に記載の発電機。
  4. 車軸と平行な向きで車軸もしくは前記ウェートリングに固定された惑星軸、車軸もしくは前記ウェートリングに車軸周りに回転可能に取り付けられた固定側遊動リング、車輪に固定された車輪側リング、および、惑星軸の周りに回転可能に設けられた惑星リングを具え、惑星リングを、固定側遊動リングと車輪側リングとにそれぞれ車輪半径方向内外の異なる側で摩擦接触もしくは噛合して自転するよう配置してなり、
    車軸の軸心を前記共通軸心とするとともに、磁石体を固定側遊動リングに配設してなる請求項1もしくは2に記載の発電機。
  5. 車軸と平行な向きで車輪に固定された惑星軸と、惑星軸に取り付けられ車輪の回転に伴って公転する惑星ユニットとを具え、
    惑星ユニットは、車軸の外周もしくは前記ウェートリングの内周に摩擦接触もしくは噛合して惑星軸の周りを回転する惑星アウターリング、惑星軸に固定された車輪側固定リング、惑星軸の周りに回転自在に設けられた惑星インナーリング、車軸と平行な向きで前記惑星アウターリングに固定された衛星軸、および、衛星軸の周りに回転可能に設けられた衛星リングを有し、衛星リングを、前記惑星インナーリングと前記車輪側固定リングとにそれぞれ惑星軸半径方向内外の異なる側で摩擦接触もしくは噛合して自転するよう配置してなり、
    惑星軸の軸心を前記共通軸心とするとともに、磁石体を惑星インナーリングに配設し、発電コイル体を車輪側固定リングに配設してなる請求項1もしくは2に記載の発電機。
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