JP2004221141A - 半導体リードオンリメモリ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】半導体リードオンリメモリ装置の製造工程において、2進情報の作り込み段階を、できるだけ後の工程で実施するようにして、短納期化と生産効率の向上を図る。
【解決手段】各ユニットセルのトランジスタとキャパシタに対する配線構造において、2進情報の「0」と「1」を作り込む。2進情報「0」に対応するユニットセル101と、2進情報「1」に対応するユニットセル102では、それらの配線構造に、プラズマ受容量の相違を与える。ユニットセル102では、その大きなプラズマ受容量により、キャパシタ絶縁膜が電気的に破壊状態とされるのに対し、ユニットセル101では、その小さなプラズマ受容量により、キャパシタ絶縁膜は非破壊状態に保たれる。
【選択図】 図3
【解決手段】各ユニットセルのトランジスタとキャパシタに対する配線構造において、2進情報の「0」と「1」を作り込む。2進情報「0」に対応するユニットセル101と、2進情報「1」に対応するユニットセル102では、それらの配線構造に、プラズマ受容量の相違を与える。ユニットセル102では、その大きなプラズマ受容量により、キャパシタ絶縁膜が電気的に破壊状態とされるのに対し、ユニットセル101では、その小さなプラズマ受容量により、キャパシタ絶縁膜は非破壊状態に保たれる。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、複数のユニットセルに2進情報を記憶した半導体リードオンリメモリ(ROM)装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、半導体ROM装置は、多数のユニットセルを有し、この各ユニットセルはMOSトランジスタを用いて構成される。ROM装置では、2進情報「1」と「0」が半導体ROM装置の製造段階で、作り込まれる。2進情報「1」を記憶するユニットセルでは、そのワード線とビット線に電圧が印加されたときに、MOSトランジスタに電流が流れるように構成され、また、2進情報「0」を記憶するユニットセルでは、そのワード線とビット線に電圧が印加されても、MOSトランジスタに電流が流れないように構成される。
【0003】
従来の半導体ROM装置において、2進情報「1」と「0」は各ユニットセルのトランジスタの形成工程で作り込まれる。2進情報「1」を記憶するユニットセルのトランジスタに比べて、2進情報「0」を記憶するユニットセルのトランジスタでは、チャネルが形成されないようにチャネル領域に対するイオン注入量が制御され、またはトランジスタに対するコンタクトホールが形成されないようにマスキングされる。最近では半導体ROM装置も複雑化しており、例えば特開平8−55917号公報では、2進情報からさらに進んで、MOSトランジスタのチャネル領域に対するイオン注入量を4値にして、4値の出力レベルを与えるものまで提案されている。
【0004】
【特許文献1】特開平8−55917号公報、特にその図1
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、半導体ROM装置において、トランジスタの形成工程は、半導体ROM装置の製造工程の比較的前段階にあるので、受注、すなわち記憶すべき2進情報の仕様が決定されるまでに準備できる工程は少なく、受注により記憶すべき2進情報の仕様が決定された後に、多くの製造工程を実行する必要がある。このため、受注から後の工期が長くなり、結果として、受注から納品までの納期が長くなる。また、受注以降の生産は、各客先別の多品種少量生産であるので、受注後の生産効率が悪い。
納期の短縮と、生産効率の向上のためには、2進情報の作り込みを半導体ROM装置の製造工程のできるだけ後の工程として、受注以前に実施できる大量生産の工程を増加させることが要望される。
【0006】
この発明は、このような要望に応えて、2進情報の作り込みを、製造工程のより後で実行できる改良された製造方法によって製造される半導体ROM装置を提案するものである。
【0007】
【課題を解決する手段】
この発明による半導体ROM装置は、複数のユニットセルを備え、各ユニットセルがそれぞれトランジスタとこれに接続されたキャパシタとを有する半導体ROM装置であって、第1のユニットセルのキャパシタの上部にはそのキャパシタに接続された第1の配線構造が配置され、また第2のユニットセルのキャパシタの上部にはそのキャパシタに接続された第2の配線構造が配置されている。これらの第1、第2の配線構造は、プラズマ照射に対して、互いのプラズマ受容量が相違するようにされ、このプラズマ受容量の相違に基づき、前記第1の配線構造は第1のユニットセルのキャパシタ絶縁膜を電気的に破壊状態とし、かつ前記第2の配線構造は第2のユニットセルのキャパシタ絶縁膜を電気的に非破壊状態とすることを特徴とする。
【0008】
この発明の半導体ROM装置では、第1、第2の配線構造のプラズマ受容量の相違に基づいて、2進情報の作り込みが行なわれる。この第1、第2の配線構造のプラズマ受容量の相違は、従来のトランジスタの形成工程に比べて、より後の工程で実行されるので、2進情報の作り込みを従来に比べて、より後の工程で行なうことを可能とする。したがって、2進情報の決定までの大量生産工程数を増加させ、2進情報の決定後の多品種少量生産の工程数を減少させることができ、短納期化ともに生産効率の向上を図ることができる。
【0009】
【実施の形態】
以下この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1、図2、図3は、この発明による半導体ROM装置の実施の形態1をその製造方法とともに示す断面図である。図1は、各ユニットセルに対して配線構造を形成した段階を示し、図2、図3はその後の2進情報の作り込みの段階を示す。
【0010】
実施の形態1の半導体ROM装置は、多数のユニットセル100を含むが、図1は半導体ROM装置の1つのユニットセル100を示す。ユニットセル100はメモリセル10とそれに対する配線構造40を含む。メモリセル10は、MOSトランジスタ20とMOSキャパシタ30を有する。これらのMOSトランジスタ20とMOSキャパシタ30は、共通の半導体基板11上に形成されている。
【0011】
半導体基板11は例えばN形のシリコン基板であり、この半導体基板11の上表面部分には、トランジスタ20のP形の島領域21と、キャパシタ30のP形領域31が互いに間隔をおいて、並べて形成されている。これらの島領域21とP形領域31は、N形の半導体基板11に対してP形不純物を導入して形成される。
島領域21には、トランジスタ20のソース領域22とドレイン領域23が半導体基板11の表面に沿ってチャネル領域24を介して互いに対向するように形成されている。ソース領域22とドレイン領域23は例えばN形の不純物領域であり、P形の島領域21にN形の不純物を導入して形成される。
【0012】
チャネル領域24の上には、トランジスタ20のゲート絶縁膜25が設けられる。このゲート絶縁膜25はシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、またはそれらの混成膜で作られる。その膜厚は3nm〜100nm程度とされる。このゲート絶縁膜25の上には、チャネル領域24と対向するゲート電極26が形成される。キャパシタ30のP形領域31の上には、キャパシタ絶縁膜32が形成され、このキャパシタ絶縁膜32の上には、キャパシタ電極33が形成される。キャパシタ絶縁膜32はゲート絶縁膜25と同じ材料で、同じ厚さで作られる。
【0013】
配線構造40は、下部配線41と中間配線51と上部配線61とを有する。下部配線41は、トランジスタ20とキャパシタ30に最も近い最下層に形成される。この下部配線41は、ソース領域22の上部に設けられたビット配線42と、ゲート電極26の上部に設けられた配線層44と、ドレイン領域23とキャパシタ電極33との上部に設けられたドレイン、キャパシタ接続配線46を含む。ビット配線42はコンタクトホール配線43によりソース領域22に接続され、配線層44はコンタクトホール配線45によりゲート電極26に接続される。また、ドレイン、キャパシタ接続配線46は、その右端でコンタクトホール配線47によりドレイン領域23に接続され、その左端でコンタクトホール配線48によりキャパシタ電極33に接続される。
【0014】
中間配線51は、配線層52を有し、この配線層52はビアホール配線53によりドレイン、キャパシタ接続配線46の左端に接続され、キャパシタ電極33に接続される。また、中間配線51はワード配線57を有する。このワード配線57は、ビアホール配線58を介して配線層44に接続され、ゲート電極26に接続される。
【0015】
上部配線61は、トランジスタ20とキャパシタ30から最も離れた最上層に形成される。この上部配線61は、パッド62を有する。このパッド62は、所定の面積Sを有し、キャパシタ電極33の上部に設けられている。このパッド62はビアホール配線63を通じて、中間配線51の配線層52に接続され、キャパシタ電極33に接続される。
【0016】
配線構造40は、また下部絶縁層71、中間絶縁層73および上部絶縁層75を有する。下部絶縁層71は、最下層に位置し、その上に中間絶縁層73と、上部絶縁層75が積層されている。下部絶縁層71は下部配線41と半導体基板11との間に配置され、コンタクトホール配線43、45、47、48はこの下部絶縁層71を貫通する。中間絶縁層73は中間配線51と下部配線41との間に配置され、ビアホール配線53はこの中間絶縁層73を貫通する。また上部絶縁層75は上部配線61と中間配線51との間に配置され、ビアホール配線63はこの上部絶縁層75を貫通する。
【0017】
図1は配線構造40を形成した段階における半導体ROM装置の実施の形態1の断面図である。この図1に示す段階では、実施の形態1のROM装置は、それに含まれる複数のユニットセル100のすべてのトランジスタ20とキャパシタ30の形成が終わり、さらにすべてのユニットセル100のそれぞれに対して配線構造40の形成が終わった状態にある。実施の形態1のROM装置は、この図1の段階までは、2進情報の作り込みは行なわれず、すべての製品が、同じ構成をもって大量生産される。
【0018】
図2、図3は、実施の形態1の半導体ROM装置に対して2進情報の作り込みを行なう段階における断面図である。図2は、2進情報「0」を作り込む第1のユニットセル101を示し、図3は2進情報「1」を作り込む第2のユニットセル102を示す。図2に示すユニットセル101の配線構造を第1の配線構造40A、図3に示すユニットセル102の配線構造を配線構造40Bと呼ぶ。この2進情報の作り込み段階において、配線構造40A、40Bには、上部配線61の更に上に、パッシベーション膜77が形成される。このパッシベーション膜77は、その成膜後に、2進情報の作り込みに向けて、パターン化される。このパターン化により、図2に示す第1のユニットセル101における第1の配線構造40Aでは、パッド62が非開口状態とされ、パッシベーション膜77によって覆われる。一方、図3に示す第2のユニットセル102における第2の配線構造40Bでは、パッシベーション膜77に、プラズマエッチング法によって孔78が形成され、この孔78によりパッド62が開口状態とされる。
【0019】
実施の形態1の半導体ROM装置では、図2、図3の状態で、その上部からプラズマ照射が行なわれる。このプラズマ照射は、全てのユニットセルに対してほぼ一様な強さで行なわれる。このプラズマ照射により、図3に示す第2のユニットセル102の配線構造40Bはパッド62が開口状態とされているために、所定値以上のエネルギー照射を受けるが、図2に示す第1のユニットセル101の配線構造40Aはパッド62が非開口状態とされているため、エネルギー照射は所定値には達しない。言い換えれば、配線構造40A、40Bのプラズマ受容量は互いに相違している。その結果、第2のユニットセル102のキャパシタ30のキャパシタ絶縁膜33が電気的に破壊状態とされる一方、第1のユニットセル101のキャパシタ絶縁膜33は電気的に非破壊状態に保たれ、正常に機能する。
【0020】
一般に、キャパシタ絶縁膜33はそれに接続された配線構造40A、40Bが、電気的破壊限界値Lb以上のプラズマ照射量を受けると、電気的に破壊状態となる。具体的には、例えば、3nm〜10nmの厚さのシリコン酸化膜は、素子劣化に支配的なトンネル電流、すなわち、フォーラーノウデハイム電流(Fowler−Nordheim電流、F−N電流)が一定の積算量Qbd(10nmで10〜100[C/cm2])となるまで流れるか、または電界強度が1×106[V/cm]程度以上になると絶縁破壊に至ることが知られており、それによりMOSキャパシタの場合、キャパシタ絶縁膜が電気的に破壊され、電荷の蓄積が不可能となる。
さらに、ゲート絶縁膜に接続されるアルミニウム配線、ビアホール配線の面積、周辺長または周辺部の面積比などが大きくなるとき、エッチング時の局所的なプラズマの不均一性、電子の帯電領域の変化などによりプラズマダメージが加速されることが知られており、これをアンテナ効果と呼んでいる。
【0021】
メモリセルに対するプラズマ照射に対して、第2のユニットセル102における第2の配線構造40Bのプラズマ受容量が電気的破壊限界値Lbを超え、また第1のユニットセル101における第1の配線構造40Aのプラズマ受容量が電気的破壊限界値Lbを超えないように、パッシベーション膜77の開口78の面積およびパッシベーション膜77の厚さを定める。換言すれば、ユニットセル101、102の配線構造40A、40Bのプラズマ受容量にこのような相違を与えると、プラズマ照射によって、2進情報の作り込みを行なうことができる。
【0022】
半導体ROM装置に含まれる多数のメモリセル100の中、図2に示す第1のユニットセル101のキャパシタ30は正常に保たれる一方、図3に示す第2のユニットセル102のキャパシタ30のキャパシタ絶縁膜33はその配線構造40Bのプラズマ受容量が電気的破壊限界値Lbを超えるために、電気的に破壊状態とされる。その結果、すべてのユニットセル100に対し、ワード線57とビット線42に所定の電位を与えると、第1のユニットセル101ではそのキャパシタ30に情報「1」が書き込まれるのに対し、第2のユニットセル102では情報「1」が書き込まれず、情報「0」が書き込まれた状態となり、所望の2進情報の書き込みを行なうことができる。
【0023】
実施の形態1の半導体ROM装置では、図1のパッド62の形成段階以降の製造工程として、パッシベーション膜77の成膜とパターン化、プラズマ照射の工程が含まれるが、その工程数は僅かである。この結果、2進情報が決定された後の、多品種少量生産となる製造工程が減少し、半導体ROM装置の短納期化と、生産効率の向上を図ることができる。
【0024】
実施の形態2.
図4、図5はこの発明のよる半導体ROM装置の実施の形態2を示す。図4、図5は、ともに、2進情報の作り込み段階における実施の形態2の半導体ROM装置の構成を示す断面図である。図4は2進情報「0」を作り込む第1の配線構造40Cを有する第1のユニットセル101を、また図5は2進情報「1」を作り込む第2の配線構造40Dを有する第2のユニットセル102をそれぞれ示す。
【0025】
この実施の形態2は、配線構造40C、40Dにおける配線層の面積または周辺長に相違を与え、それらのプラズマ受容量に相違を与えるものである。図4の第1のユニットセル101の第1の配線構造40Cは、中間配線51に、小さな面積S1の配線層54Aを有し、一方、図5の第2のユニットセル102の第2の配線構造40Dは、中間配線51に大きな面積S2(S2>S1)の配線層54Bを有する。配線層54A、54Bはともに、キャパシタ電極33の上に配置され、ビアホール配線53を介してドレイン、キャパシタ接続配線46に接続され、キャパシタ電極33に接続される。下部配線41、メモリセル10の構成は実施の形態1と同じである。
第1、第2のユニットセル101、102について、中間配線51以外の構成は互いに同じとされる。すなわち、中間配線51の構成以外は、すべてのユニットセルは同じ構成とされ、結果としてこの中間配線51を形成する前の工程まで、すべての半導体ROM装置について各ユニットセルが同じに作成され、大量生産される。
【0026】
実施の形態2では、中間配線51の構成において、2進情報の作り込みが行なわれる。この2進情報の作り込みは、中間配線51において、配線層54A、54Bの面積をS1、S2と、互いに異ならせることによって行なわれる。すなわち、第2の配線構造40Dは、第1の配線構造40Cに比べて、大きな面積S2の配線層54Bを有するため、第1の配線構造40Aよりも大きなプラズマ受容量を持つ。
【0027】
実施の形態2では、この中間配線51を形成した状態で、すべてのユニットセルの上部からほぼ一様な強さのプラズマ照射が行なわれる。このプラズマ照射において、第1、第2の配線構造40C、40Dのプラズマ受容量の相違に基づき、第2のユニットセル102は、第1のユニットセル101に比べて、電気的破壊限界値Lbを超えるプラズマ照射量を受け、第2のユニットセル102のキャパシタ絶縁膜33は電気的に破壊状態とされる。一方、第1のユニットセル101では、その小さなプラズマ受容量のために、キャパシタ絶縁膜33は非破壊状態に保たれる。
【0028】
実施の形態2では、図4、図5に示した中間配線51の形成以降の工程として、プラズマ照射の後、上部絶縁膜75、上部配線61の形成、パッシベーション膜77の形成が行なわれるが、従来の2進情報の作り込み以降の工程数に比べて、工程数を減少することができ、短納期化と、生産効率の向上を図ることができる。
なお、実施の形態2は、上層配線61を持たない半導体ROM装置にも適用できる。
【0029】
実施の形態3.
この実施の形態3は、配線構造に含まれるビアホールの数の相違によってプラズマ受容量を相違させるものである。図6はこの実施の形態3において、2進情報「0」を作り込んだ第1の配線構造40Eを有する第1のユニットセル101が、また図7には2進情報「1」を作り込んだ第2の配線構造40Fを有する第2のユニットセル102が示される。
【0030】
これらの配線構造40E、40Fは、図6、図7に示すように、中間配線51に、ドレイン、キャパシタ接続配線46の上部に位置する配線層55を有し、また上層配線61にも配線層55と対向する配線層65を有する。これらの配線層55、65の面積、周辺長は、各ユニットセル101、102において互いに等しくされる。第1のユニットセル101の配線構造40Eは、ドレイン、キャパシタ接続配線46と配線層55の間に単に1つのビアホール配線53Aを有し、また配線層55、65の間に単に1つのビアホール配線63Aを有するのに対して、第2のユニットセル102の配線構造40Fは、ドレイン、キャパシタ接続配線46と配線層55との間に複数のビアホール配線53Bを有し、また配線層55、65の間に複数のビアホール配線63Bを有する。このビアホール配線53A、53B、63A、63Bの数の相違が、配線構造40E、40Fにおけるプラズマ受容量の相違を与える。
【0031】
実施の形態3では、ビアホール配線53A、53Bを形成した状態、その後の配線層層55を形成した状態、その後のビアホール配線63A、63Bを形成した状態、またはその後の配線層65を形成した状態のいずれかの状態において、それらの上部からほぼ一様なプラズマ照射が行なわれる。このプラズマ照射に基づき、第1のユニットセル101では、プラズマ受容量が小さく、キャパシタ絶縁膜32に電気的破壊限界値Lbを超えるようなエネルギーは与えられないが、第2のユニットセル102では、多数のビアホール配線53B、63Bによって、キャパシタ絶縁膜32に電気的破壊限界値Lbを超えるエネルギーが与えられ、このユニットセル102では実施の形態1、2と同様なキャパシタ絶縁膜32の電気的破壊が起る。
【0032】
この実施の形態3では、下層配線41とそれを覆う中間絶縁層73の形成段階までは、すべてのユニットセル101、102が同じ構造に製造され、その大量生産によって、生産効率の向上が図られる。中間絶縁層73の形成以降の製造工程として、ビアホール配線53A、53Bの形成工程、中間配線51の形成工程、上部絶縁層75の形成、ビアホール配線63A、63Bの形成、上部配線61の形成工程が実施されるが、従来の比べてその工程数が減少するので、客先別の製造工程数が減少し、多機種少量生産工程を少なくし、短納期化と生産効率の向上を図ることができる。
【0033】
なお、実施の形態3において、ビアホール配線53A、53Bを形成した状態において、プラズマ照射を行なっても、同様にビアホール配線53A、53Bの数の相違に基づき、ユニットセル101、102に同様のプラズマ受容量の相違を与えることができる。またビアホール配線53A、53Bの形成後、配線層55を形成した状態において、プラズマ照射を行なっても、同様にビアホール53A、53Bの数の相違に基づき、ユニットセル101、102に同様のプラズマ受容量の相違を与えることができる。これらの場合には、ビアホール配線63A、63Bの形成、配線層65の形成を省略することができる。
【0034】
実施の形態4.
図8、図9、図10は、この発明の実施の形態4を示す。実施の形態1〜3はいずれも各ユニットセル100のキャパシタ30を、トランジスタ20と同じ半導体基板11の不純物領域を用いて形成したものであるが、この実施の形態4は、キャパシタ30Aを上層絶縁層75内に、スタックドキャパシタとして形成したものである。その他の構成は図1、図2、図3に示した実施の形態1と同じである。
【0035】
キャパシタ30Aは、配線構造40内に配置され、上層絶縁層75内に、トランジスタ20のドレイン領域23の上部に位置するように、形成される。このキャパシタ30Aは上部キャパシタ電極35、下部キャパシタ電極37およびキャパシタ絶縁膜36を有する。上部キャパシタ電極35と下部キャパシタ電極37は互いに対向し、相互間にキャパシタ絶縁膜36が挟まれている。下部キャパシタ電極37はビアホール配線54を介して下部配線41のドレイン配線49に接続され、このドレイン配線49はコンタクトホール配線47を介してトランジスタ20のドレイン領域23に接続されている。また上部キャパシタ電極35はビアホール配線64を介して上部絶縁75上のパッド62に接続されている。これらのキャパシタ30Aの構成とビアホールコンタクト54、64、パッド62の構成は、半導体ROM装置のすべてのユニットセル100について共通である。
【0036】
実施の形態4における2進情報の作り込みは、図2、図3に示したと同じく、パッシベーション膜77によって行なわれる。実施の形態4において、2進情報「0」を作り込む第1の配線構造40Gを有するユニットセル101が図9に示され、また2進情報「1」を作り込む配線構造40Hを有するユニットセル102が図10に示される。ユニットセル101の配線構造40Gでは、パッド62がパッシベーション膜77によって覆われて非開口状態とされるのに対し、ユニットセル102の配線構造40Hでは、パッド62がパッシベーション膜77の開口78によって開口状態とされていて、これらの配線構造40G、40Hにプラズマ受容量の相違が与えられる。このプラズマ受容量の相違に基づいて、実施の形態1と同様にユニットセル101、102に2進情報の書き込みが行なわれる。
【0037】
この実施の形態4によれば、実施の形態1と同様に、パッド62の形成工程およびパッシベーション膜77の成膜までの製造工程をすべての半導体ROM装置に共通に実施し、その大量生産によって生産効率の向上を図ることができ、またパッシベーション膜77の開口78の形成以降の製造工程数を減少させることにより、客先別の多品種少量生産を短納期化することができる。
また、この実施の形態4によれば、半導体ROM装置を構成する各ユニットセル100において、キャパシタ30Aをトランジスタ20の上部に配置して、各ユニットセル100に必要な半導体基板11上の面積を縮小し、同じ大きさの半導体基板を使えば集積ユニットセル数をより大きくできる。
【0038】
【発明の効果】
以上のように、この発明の半導体ROM装置によれば、2進情報の作り込み段階を、その製造工程の、より後の方の工程にすることができ、短納期化と生産効率の向上を図ることができる。
【0039】
なお、この明細書では、半導体ROM装置を発明としたが、半導体ROM装置の製造方法の特徴を付記すれば、次のようになる。
この出願の半導体ROM装置の製造方法は、複数のユニットセルを備え、各ユニットセルがそれぞれトランジスタとこれに接続されたキャパシタとを有し、第1のユニットセルのキャパシタ絶縁膜が電気的に破壊され、また第2のユニットセルのキャパシタ絶縁膜が電気的に非破壊とされる半導体ROM装置の製造方法であって、前記第1のユニットセルのキャパシタの上部にそのキャパシタに接続された第1の配線構造を、また前記第2のユニットセルのキャパシタの上部にそのキャパシタに接続された第2の配線構造を、プラズマ照射に対してそれらのプラズマ受容量が互いに相違するようにして形成する第1の工程と、前記第1、第2の配線構造に対して、それらの上部からプラズマ照射を行ない、前記第1、第2の配線構造のプラズマ受容量の相違に基づき、前記第1のユニットセルのキャパシタ絶縁膜を電気的に破壊し、また前記第2のユニットセルのキャパシタ絶縁膜を電気的に非破壊とする第2の工程とを含んだことを特徴とする。
【0040】
また、この出願の半導体ROM装置の製造方法は、前記半導体ROM装置の製造方法において、前記第1の工程の前に、前記各ユニットセルのトランジスタとキャパシタとを、共通の半導体基板に不純物領域を導入して形成する工程を含むことを特徴とする。
また、この出願の半導体ROM装置の製造方法は、前記半導体ROM装置の製造方法において、前記第1の工程の前に、前記各ユニットセルのトランジスタを共通の半導体基板に不純物領域を導入して形成し、さらにこの各トランジスタの上部の絶縁層に前記各ユニットセルのキャパシタを形成する工程を含むことを特徴とする。
さらに、この出願の半導体ROM装置の製造方法は、前記半導体ROM装置の製造方法において、前記第1、第2の配線構造は、それぞれ最上配線層に設けられたパッドを有し、前記第2の工程において、前記第1の配線構造はそのパッドが絶縁層によって非開口状態とされ、また第2の配線構造はそのパッドが絶縁層で開口状態とされ、この状態で前記プラズマ照射を行なうことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による半導体リードオンリメモリ装置の実施の形態1において、共通に実施される製造工程の最終段階を示す断面図。
【図2】実施の形態1における半導体リードオンリメモリ装置の製造方法において、2進情報の作り込み段階を示す断面図。
【図3】実施の形態1における半導体リードオンリメモリ装置の製造方法において、2進情報の作り込み段階を示す断面図。
【図4】この発明による半導体リードオンリメモリ装置の実施の形態2における2進情報の作り込み段階を示す断面図。
【図5】この発明による半導体リードオンリメモリ装置の実施の形態2における2進情報の作り込み段階を示す断面図。
【図6】この発明による半導体リードオンリメモリ装置の実施の形態3における2進情報の作り込み段階を示す断面図。
【図7】この発明による半導体リードオンリメモリ装置の実施の形態3における2進情報の作り込み段階を示す断面図。
【図8】この発明による半導体リードオンリメモリ装置の実施の形態4において、共通に実施される製造工程の最終段階を示す断面図。
【図9】実施の形態4における半導体リードオンリメモリ装置の製造方法において、2進情報の作り込み段階を示す断面図。
【図10】実施の形態4における半導体リードオンリメモリ装置の製造方法において、2進情報の作り込み段階を示す断面図。
【符号の説明】
100、101、102 ユニットセル、10 メモリセル、
11 半導体基板、20 トランジスタ、21、22、23 不純物領域、
24 チャネル領域、25 ゲート絶縁膜、26 ゲート電極、
30、30A キャパシタ、31 不純物領域、32、36 キャパシタ絶縁
膜、33、35、37 キャパシタ電極、
40、40A、40B、40C、40D、40E、40F、40G、40H 配
線構造、41 下部配線、42 ビット配線、44 配線層、46 ドレイン、
キャパシタ接続配線、51 中間配線、52、54A、54B、55 配線層、
53、53A、53B ビアホール配線、57 ワード線、61 上部配線、
62 パッド、63、63A、63B ビアホール配線、65 配線層、
71 下部絶縁層、73 中間絶縁層、75 上部絶縁層、
77 パッシベーション膜、 78 開口。
【産業上の利用分野】
この発明は、複数のユニットセルに2進情報を記憶した半導体リードオンリメモリ(ROM)装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、半導体ROM装置は、多数のユニットセルを有し、この各ユニットセルはMOSトランジスタを用いて構成される。ROM装置では、2進情報「1」と「0」が半導体ROM装置の製造段階で、作り込まれる。2進情報「1」を記憶するユニットセルでは、そのワード線とビット線に電圧が印加されたときに、MOSトランジスタに電流が流れるように構成され、また、2進情報「0」を記憶するユニットセルでは、そのワード線とビット線に電圧が印加されても、MOSトランジスタに電流が流れないように構成される。
【0003】
従来の半導体ROM装置において、2進情報「1」と「0」は各ユニットセルのトランジスタの形成工程で作り込まれる。2進情報「1」を記憶するユニットセルのトランジスタに比べて、2進情報「0」を記憶するユニットセルのトランジスタでは、チャネルが形成されないようにチャネル領域に対するイオン注入量が制御され、またはトランジスタに対するコンタクトホールが形成されないようにマスキングされる。最近では半導体ROM装置も複雑化しており、例えば特開平8−55917号公報では、2進情報からさらに進んで、MOSトランジスタのチャネル領域に対するイオン注入量を4値にして、4値の出力レベルを与えるものまで提案されている。
【0004】
【特許文献1】特開平8−55917号公報、特にその図1
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、半導体ROM装置において、トランジスタの形成工程は、半導体ROM装置の製造工程の比較的前段階にあるので、受注、すなわち記憶すべき2進情報の仕様が決定されるまでに準備できる工程は少なく、受注により記憶すべき2進情報の仕様が決定された後に、多くの製造工程を実行する必要がある。このため、受注から後の工期が長くなり、結果として、受注から納品までの納期が長くなる。また、受注以降の生産は、各客先別の多品種少量生産であるので、受注後の生産効率が悪い。
納期の短縮と、生産効率の向上のためには、2進情報の作り込みを半導体ROM装置の製造工程のできるだけ後の工程として、受注以前に実施できる大量生産の工程を増加させることが要望される。
【0006】
この発明は、このような要望に応えて、2進情報の作り込みを、製造工程のより後で実行できる改良された製造方法によって製造される半導体ROM装置を提案するものである。
【0007】
【課題を解決する手段】
この発明による半導体ROM装置は、複数のユニットセルを備え、各ユニットセルがそれぞれトランジスタとこれに接続されたキャパシタとを有する半導体ROM装置であって、第1のユニットセルのキャパシタの上部にはそのキャパシタに接続された第1の配線構造が配置され、また第2のユニットセルのキャパシタの上部にはそのキャパシタに接続された第2の配線構造が配置されている。これらの第1、第2の配線構造は、プラズマ照射に対して、互いのプラズマ受容量が相違するようにされ、このプラズマ受容量の相違に基づき、前記第1の配線構造は第1のユニットセルのキャパシタ絶縁膜を電気的に破壊状態とし、かつ前記第2の配線構造は第2のユニットセルのキャパシタ絶縁膜を電気的に非破壊状態とすることを特徴とする。
【0008】
この発明の半導体ROM装置では、第1、第2の配線構造のプラズマ受容量の相違に基づいて、2進情報の作り込みが行なわれる。この第1、第2の配線構造のプラズマ受容量の相違は、従来のトランジスタの形成工程に比べて、より後の工程で実行されるので、2進情報の作り込みを従来に比べて、より後の工程で行なうことを可能とする。したがって、2進情報の決定までの大量生産工程数を増加させ、2進情報の決定後の多品種少量生産の工程数を減少させることができ、短納期化ともに生産効率の向上を図ることができる。
【0009】
【実施の形態】
以下この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1、図2、図3は、この発明による半導体ROM装置の実施の形態1をその製造方法とともに示す断面図である。図1は、各ユニットセルに対して配線構造を形成した段階を示し、図2、図3はその後の2進情報の作り込みの段階を示す。
【0010】
実施の形態1の半導体ROM装置は、多数のユニットセル100を含むが、図1は半導体ROM装置の1つのユニットセル100を示す。ユニットセル100はメモリセル10とそれに対する配線構造40を含む。メモリセル10は、MOSトランジスタ20とMOSキャパシタ30を有する。これらのMOSトランジスタ20とMOSキャパシタ30は、共通の半導体基板11上に形成されている。
【0011】
半導体基板11は例えばN形のシリコン基板であり、この半導体基板11の上表面部分には、トランジスタ20のP形の島領域21と、キャパシタ30のP形領域31が互いに間隔をおいて、並べて形成されている。これらの島領域21とP形領域31は、N形の半導体基板11に対してP形不純物を導入して形成される。
島領域21には、トランジスタ20のソース領域22とドレイン領域23が半導体基板11の表面に沿ってチャネル領域24を介して互いに対向するように形成されている。ソース領域22とドレイン領域23は例えばN形の不純物領域であり、P形の島領域21にN形の不純物を導入して形成される。
【0012】
チャネル領域24の上には、トランジスタ20のゲート絶縁膜25が設けられる。このゲート絶縁膜25はシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、またはそれらの混成膜で作られる。その膜厚は3nm〜100nm程度とされる。このゲート絶縁膜25の上には、チャネル領域24と対向するゲート電極26が形成される。キャパシタ30のP形領域31の上には、キャパシタ絶縁膜32が形成され、このキャパシタ絶縁膜32の上には、キャパシタ電極33が形成される。キャパシタ絶縁膜32はゲート絶縁膜25と同じ材料で、同じ厚さで作られる。
【0013】
配線構造40は、下部配線41と中間配線51と上部配線61とを有する。下部配線41は、トランジスタ20とキャパシタ30に最も近い最下層に形成される。この下部配線41は、ソース領域22の上部に設けられたビット配線42と、ゲート電極26の上部に設けられた配線層44と、ドレイン領域23とキャパシタ電極33との上部に設けられたドレイン、キャパシタ接続配線46を含む。ビット配線42はコンタクトホール配線43によりソース領域22に接続され、配線層44はコンタクトホール配線45によりゲート電極26に接続される。また、ドレイン、キャパシタ接続配線46は、その右端でコンタクトホール配線47によりドレイン領域23に接続され、その左端でコンタクトホール配線48によりキャパシタ電極33に接続される。
【0014】
中間配線51は、配線層52を有し、この配線層52はビアホール配線53によりドレイン、キャパシタ接続配線46の左端に接続され、キャパシタ電極33に接続される。また、中間配線51はワード配線57を有する。このワード配線57は、ビアホール配線58を介して配線層44に接続され、ゲート電極26に接続される。
【0015】
上部配線61は、トランジスタ20とキャパシタ30から最も離れた最上層に形成される。この上部配線61は、パッド62を有する。このパッド62は、所定の面積Sを有し、キャパシタ電極33の上部に設けられている。このパッド62はビアホール配線63を通じて、中間配線51の配線層52に接続され、キャパシタ電極33に接続される。
【0016】
配線構造40は、また下部絶縁層71、中間絶縁層73および上部絶縁層75を有する。下部絶縁層71は、最下層に位置し、その上に中間絶縁層73と、上部絶縁層75が積層されている。下部絶縁層71は下部配線41と半導体基板11との間に配置され、コンタクトホール配線43、45、47、48はこの下部絶縁層71を貫通する。中間絶縁層73は中間配線51と下部配線41との間に配置され、ビアホール配線53はこの中間絶縁層73を貫通する。また上部絶縁層75は上部配線61と中間配線51との間に配置され、ビアホール配線63はこの上部絶縁層75を貫通する。
【0017】
図1は配線構造40を形成した段階における半導体ROM装置の実施の形態1の断面図である。この図1に示す段階では、実施の形態1のROM装置は、それに含まれる複数のユニットセル100のすべてのトランジスタ20とキャパシタ30の形成が終わり、さらにすべてのユニットセル100のそれぞれに対して配線構造40の形成が終わった状態にある。実施の形態1のROM装置は、この図1の段階までは、2進情報の作り込みは行なわれず、すべての製品が、同じ構成をもって大量生産される。
【0018】
図2、図3は、実施の形態1の半導体ROM装置に対して2進情報の作り込みを行なう段階における断面図である。図2は、2進情報「0」を作り込む第1のユニットセル101を示し、図3は2進情報「1」を作り込む第2のユニットセル102を示す。図2に示すユニットセル101の配線構造を第1の配線構造40A、図3に示すユニットセル102の配線構造を配線構造40Bと呼ぶ。この2進情報の作り込み段階において、配線構造40A、40Bには、上部配線61の更に上に、パッシベーション膜77が形成される。このパッシベーション膜77は、その成膜後に、2進情報の作り込みに向けて、パターン化される。このパターン化により、図2に示す第1のユニットセル101における第1の配線構造40Aでは、パッド62が非開口状態とされ、パッシベーション膜77によって覆われる。一方、図3に示す第2のユニットセル102における第2の配線構造40Bでは、パッシベーション膜77に、プラズマエッチング法によって孔78が形成され、この孔78によりパッド62が開口状態とされる。
【0019】
実施の形態1の半導体ROM装置では、図2、図3の状態で、その上部からプラズマ照射が行なわれる。このプラズマ照射は、全てのユニットセルに対してほぼ一様な強さで行なわれる。このプラズマ照射により、図3に示す第2のユニットセル102の配線構造40Bはパッド62が開口状態とされているために、所定値以上のエネルギー照射を受けるが、図2に示す第1のユニットセル101の配線構造40Aはパッド62が非開口状態とされているため、エネルギー照射は所定値には達しない。言い換えれば、配線構造40A、40Bのプラズマ受容量は互いに相違している。その結果、第2のユニットセル102のキャパシタ30のキャパシタ絶縁膜33が電気的に破壊状態とされる一方、第1のユニットセル101のキャパシタ絶縁膜33は電気的に非破壊状態に保たれ、正常に機能する。
【0020】
一般に、キャパシタ絶縁膜33はそれに接続された配線構造40A、40Bが、電気的破壊限界値Lb以上のプラズマ照射量を受けると、電気的に破壊状態となる。具体的には、例えば、3nm〜10nmの厚さのシリコン酸化膜は、素子劣化に支配的なトンネル電流、すなわち、フォーラーノウデハイム電流(Fowler−Nordheim電流、F−N電流)が一定の積算量Qbd(10nmで10〜100[C/cm2])となるまで流れるか、または電界強度が1×106[V/cm]程度以上になると絶縁破壊に至ることが知られており、それによりMOSキャパシタの場合、キャパシタ絶縁膜が電気的に破壊され、電荷の蓄積が不可能となる。
さらに、ゲート絶縁膜に接続されるアルミニウム配線、ビアホール配線の面積、周辺長または周辺部の面積比などが大きくなるとき、エッチング時の局所的なプラズマの不均一性、電子の帯電領域の変化などによりプラズマダメージが加速されることが知られており、これをアンテナ効果と呼んでいる。
【0021】
メモリセルに対するプラズマ照射に対して、第2のユニットセル102における第2の配線構造40Bのプラズマ受容量が電気的破壊限界値Lbを超え、また第1のユニットセル101における第1の配線構造40Aのプラズマ受容量が電気的破壊限界値Lbを超えないように、パッシベーション膜77の開口78の面積およびパッシベーション膜77の厚さを定める。換言すれば、ユニットセル101、102の配線構造40A、40Bのプラズマ受容量にこのような相違を与えると、プラズマ照射によって、2進情報の作り込みを行なうことができる。
【0022】
半導体ROM装置に含まれる多数のメモリセル100の中、図2に示す第1のユニットセル101のキャパシタ30は正常に保たれる一方、図3に示す第2のユニットセル102のキャパシタ30のキャパシタ絶縁膜33はその配線構造40Bのプラズマ受容量が電気的破壊限界値Lbを超えるために、電気的に破壊状態とされる。その結果、すべてのユニットセル100に対し、ワード線57とビット線42に所定の電位を与えると、第1のユニットセル101ではそのキャパシタ30に情報「1」が書き込まれるのに対し、第2のユニットセル102では情報「1」が書き込まれず、情報「0」が書き込まれた状態となり、所望の2進情報の書き込みを行なうことができる。
【0023】
実施の形態1の半導体ROM装置では、図1のパッド62の形成段階以降の製造工程として、パッシベーション膜77の成膜とパターン化、プラズマ照射の工程が含まれるが、その工程数は僅かである。この結果、2進情報が決定された後の、多品種少量生産となる製造工程が減少し、半導体ROM装置の短納期化と、生産効率の向上を図ることができる。
【0024】
実施の形態2.
図4、図5はこの発明のよる半導体ROM装置の実施の形態2を示す。図4、図5は、ともに、2進情報の作り込み段階における実施の形態2の半導体ROM装置の構成を示す断面図である。図4は2進情報「0」を作り込む第1の配線構造40Cを有する第1のユニットセル101を、また図5は2進情報「1」を作り込む第2の配線構造40Dを有する第2のユニットセル102をそれぞれ示す。
【0025】
この実施の形態2は、配線構造40C、40Dにおける配線層の面積または周辺長に相違を与え、それらのプラズマ受容量に相違を与えるものである。図4の第1のユニットセル101の第1の配線構造40Cは、中間配線51に、小さな面積S1の配線層54Aを有し、一方、図5の第2のユニットセル102の第2の配線構造40Dは、中間配線51に大きな面積S2(S2>S1)の配線層54Bを有する。配線層54A、54Bはともに、キャパシタ電極33の上に配置され、ビアホール配線53を介してドレイン、キャパシタ接続配線46に接続され、キャパシタ電極33に接続される。下部配線41、メモリセル10の構成は実施の形態1と同じである。
第1、第2のユニットセル101、102について、中間配線51以外の構成は互いに同じとされる。すなわち、中間配線51の構成以外は、すべてのユニットセルは同じ構成とされ、結果としてこの中間配線51を形成する前の工程まで、すべての半導体ROM装置について各ユニットセルが同じに作成され、大量生産される。
【0026】
実施の形態2では、中間配線51の構成において、2進情報の作り込みが行なわれる。この2進情報の作り込みは、中間配線51において、配線層54A、54Bの面積をS1、S2と、互いに異ならせることによって行なわれる。すなわち、第2の配線構造40Dは、第1の配線構造40Cに比べて、大きな面積S2の配線層54Bを有するため、第1の配線構造40Aよりも大きなプラズマ受容量を持つ。
【0027】
実施の形態2では、この中間配線51を形成した状態で、すべてのユニットセルの上部からほぼ一様な強さのプラズマ照射が行なわれる。このプラズマ照射において、第1、第2の配線構造40C、40Dのプラズマ受容量の相違に基づき、第2のユニットセル102は、第1のユニットセル101に比べて、電気的破壊限界値Lbを超えるプラズマ照射量を受け、第2のユニットセル102のキャパシタ絶縁膜33は電気的に破壊状態とされる。一方、第1のユニットセル101では、その小さなプラズマ受容量のために、キャパシタ絶縁膜33は非破壊状態に保たれる。
【0028】
実施の形態2では、図4、図5に示した中間配線51の形成以降の工程として、プラズマ照射の後、上部絶縁膜75、上部配線61の形成、パッシベーション膜77の形成が行なわれるが、従来の2進情報の作り込み以降の工程数に比べて、工程数を減少することができ、短納期化と、生産効率の向上を図ることができる。
なお、実施の形態2は、上層配線61を持たない半導体ROM装置にも適用できる。
【0029】
実施の形態3.
この実施の形態3は、配線構造に含まれるビアホールの数の相違によってプラズマ受容量を相違させるものである。図6はこの実施の形態3において、2進情報「0」を作り込んだ第1の配線構造40Eを有する第1のユニットセル101が、また図7には2進情報「1」を作り込んだ第2の配線構造40Fを有する第2のユニットセル102が示される。
【0030】
これらの配線構造40E、40Fは、図6、図7に示すように、中間配線51に、ドレイン、キャパシタ接続配線46の上部に位置する配線層55を有し、また上層配線61にも配線層55と対向する配線層65を有する。これらの配線層55、65の面積、周辺長は、各ユニットセル101、102において互いに等しくされる。第1のユニットセル101の配線構造40Eは、ドレイン、キャパシタ接続配線46と配線層55の間に単に1つのビアホール配線53Aを有し、また配線層55、65の間に単に1つのビアホール配線63Aを有するのに対して、第2のユニットセル102の配線構造40Fは、ドレイン、キャパシタ接続配線46と配線層55との間に複数のビアホール配線53Bを有し、また配線層55、65の間に複数のビアホール配線63Bを有する。このビアホール配線53A、53B、63A、63Bの数の相違が、配線構造40E、40Fにおけるプラズマ受容量の相違を与える。
【0031】
実施の形態3では、ビアホール配線53A、53Bを形成した状態、その後の配線層層55を形成した状態、その後のビアホール配線63A、63Bを形成した状態、またはその後の配線層65を形成した状態のいずれかの状態において、それらの上部からほぼ一様なプラズマ照射が行なわれる。このプラズマ照射に基づき、第1のユニットセル101では、プラズマ受容量が小さく、キャパシタ絶縁膜32に電気的破壊限界値Lbを超えるようなエネルギーは与えられないが、第2のユニットセル102では、多数のビアホール配線53B、63Bによって、キャパシタ絶縁膜32に電気的破壊限界値Lbを超えるエネルギーが与えられ、このユニットセル102では実施の形態1、2と同様なキャパシタ絶縁膜32の電気的破壊が起る。
【0032】
この実施の形態3では、下層配線41とそれを覆う中間絶縁層73の形成段階までは、すべてのユニットセル101、102が同じ構造に製造され、その大量生産によって、生産効率の向上が図られる。中間絶縁層73の形成以降の製造工程として、ビアホール配線53A、53Bの形成工程、中間配線51の形成工程、上部絶縁層75の形成、ビアホール配線63A、63Bの形成、上部配線61の形成工程が実施されるが、従来の比べてその工程数が減少するので、客先別の製造工程数が減少し、多機種少量生産工程を少なくし、短納期化と生産効率の向上を図ることができる。
【0033】
なお、実施の形態3において、ビアホール配線53A、53Bを形成した状態において、プラズマ照射を行なっても、同様にビアホール配線53A、53Bの数の相違に基づき、ユニットセル101、102に同様のプラズマ受容量の相違を与えることができる。またビアホール配線53A、53Bの形成後、配線層55を形成した状態において、プラズマ照射を行なっても、同様にビアホール53A、53Bの数の相違に基づき、ユニットセル101、102に同様のプラズマ受容量の相違を与えることができる。これらの場合には、ビアホール配線63A、63Bの形成、配線層65の形成を省略することができる。
【0034】
実施の形態4.
図8、図9、図10は、この発明の実施の形態4を示す。実施の形態1〜3はいずれも各ユニットセル100のキャパシタ30を、トランジスタ20と同じ半導体基板11の不純物領域を用いて形成したものであるが、この実施の形態4は、キャパシタ30Aを上層絶縁層75内に、スタックドキャパシタとして形成したものである。その他の構成は図1、図2、図3に示した実施の形態1と同じである。
【0035】
キャパシタ30Aは、配線構造40内に配置され、上層絶縁層75内に、トランジスタ20のドレイン領域23の上部に位置するように、形成される。このキャパシタ30Aは上部キャパシタ電極35、下部キャパシタ電極37およびキャパシタ絶縁膜36を有する。上部キャパシタ電極35と下部キャパシタ電極37は互いに対向し、相互間にキャパシタ絶縁膜36が挟まれている。下部キャパシタ電極37はビアホール配線54を介して下部配線41のドレイン配線49に接続され、このドレイン配線49はコンタクトホール配線47を介してトランジスタ20のドレイン領域23に接続されている。また上部キャパシタ電極35はビアホール配線64を介して上部絶縁75上のパッド62に接続されている。これらのキャパシタ30Aの構成とビアホールコンタクト54、64、パッド62の構成は、半導体ROM装置のすべてのユニットセル100について共通である。
【0036】
実施の形態4における2進情報の作り込みは、図2、図3に示したと同じく、パッシベーション膜77によって行なわれる。実施の形態4において、2進情報「0」を作り込む第1の配線構造40Gを有するユニットセル101が図9に示され、また2進情報「1」を作り込む配線構造40Hを有するユニットセル102が図10に示される。ユニットセル101の配線構造40Gでは、パッド62がパッシベーション膜77によって覆われて非開口状態とされるのに対し、ユニットセル102の配線構造40Hでは、パッド62がパッシベーション膜77の開口78によって開口状態とされていて、これらの配線構造40G、40Hにプラズマ受容量の相違が与えられる。このプラズマ受容量の相違に基づいて、実施の形態1と同様にユニットセル101、102に2進情報の書き込みが行なわれる。
【0037】
この実施の形態4によれば、実施の形態1と同様に、パッド62の形成工程およびパッシベーション膜77の成膜までの製造工程をすべての半導体ROM装置に共通に実施し、その大量生産によって生産効率の向上を図ることができ、またパッシベーション膜77の開口78の形成以降の製造工程数を減少させることにより、客先別の多品種少量生産を短納期化することができる。
また、この実施の形態4によれば、半導体ROM装置を構成する各ユニットセル100において、キャパシタ30Aをトランジスタ20の上部に配置して、各ユニットセル100に必要な半導体基板11上の面積を縮小し、同じ大きさの半導体基板を使えば集積ユニットセル数をより大きくできる。
【0038】
【発明の効果】
以上のように、この発明の半導体ROM装置によれば、2進情報の作り込み段階を、その製造工程の、より後の方の工程にすることができ、短納期化と生産効率の向上を図ることができる。
【0039】
なお、この明細書では、半導体ROM装置を発明としたが、半導体ROM装置の製造方法の特徴を付記すれば、次のようになる。
この出願の半導体ROM装置の製造方法は、複数のユニットセルを備え、各ユニットセルがそれぞれトランジスタとこれに接続されたキャパシタとを有し、第1のユニットセルのキャパシタ絶縁膜が電気的に破壊され、また第2のユニットセルのキャパシタ絶縁膜が電気的に非破壊とされる半導体ROM装置の製造方法であって、前記第1のユニットセルのキャパシタの上部にそのキャパシタに接続された第1の配線構造を、また前記第2のユニットセルのキャパシタの上部にそのキャパシタに接続された第2の配線構造を、プラズマ照射に対してそれらのプラズマ受容量が互いに相違するようにして形成する第1の工程と、前記第1、第2の配線構造に対して、それらの上部からプラズマ照射を行ない、前記第1、第2の配線構造のプラズマ受容量の相違に基づき、前記第1のユニットセルのキャパシタ絶縁膜を電気的に破壊し、また前記第2のユニットセルのキャパシタ絶縁膜を電気的に非破壊とする第2の工程とを含んだことを特徴とする。
【0040】
また、この出願の半導体ROM装置の製造方法は、前記半導体ROM装置の製造方法において、前記第1の工程の前に、前記各ユニットセルのトランジスタとキャパシタとを、共通の半導体基板に不純物領域を導入して形成する工程を含むことを特徴とする。
また、この出願の半導体ROM装置の製造方法は、前記半導体ROM装置の製造方法において、前記第1の工程の前に、前記各ユニットセルのトランジスタを共通の半導体基板に不純物領域を導入して形成し、さらにこの各トランジスタの上部の絶縁層に前記各ユニットセルのキャパシタを形成する工程を含むことを特徴とする。
さらに、この出願の半導体ROM装置の製造方法は、前記半導体ROM装置の製造方法において、前記第1、第2の配線構造は、それぞれ最上配線層に設けられたパッドを有し、前記第2の工程において、前記第1の配線構造はそのパッドが絶縁層によって非開口状態とされ、また第2の配線構造はそのパッドが絶縁層で開口状態とされ、この状態で前記プラズマ照射を行なうことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による半導体リードオンリメモリ装置の実施の形態1において、共通に実施される製造工程の最終段階を示す断面図。
【図2】実施の形態1における半導体リードオンリメモリ装置の製造方法において、2進情報の作り込み段階を示す断面図。
【図3】実施の形態1における半導体リードオンリメモリ装置の製造方法において、2進情報の作り込み段階を示す断面図。
【図4】この発明による半導体リードオンリメモリ装置の実施の形態2における2進情報の作り込み段階を示す断面図。
【図5】この発明による半導体リードオンリメモリ装置の実施の形態2における2進情報の作り込み段階を示す断面図。
【図6】この発明による半導体リードオンリメモリ装置の実施の形態3における2進情報の作り込み段階を示す断面図。
【図7】この発明による半導体リードオンリメモリ装置の実施の形態3における2進情報の作り込み段階を示す断面図。
【図8】この発明による半導体リードオンリメモリ装置の実施の形態4において、共通に実施される製造工程の最終段階を示す断面図。
【図9】実施の形態4における半導体リードオンリメモリ装置の製造方法において、2進情報の作り込み段階を示す断面図。
【図10】実施の形態4における半導体リードオンリメモリ装置の製造方法において、2進情報の作り込み段階を示す断面図。
【符号の説明】
100、101、102 ユニットセル、10 メモリセル、
11 半導体基板、20 トランジスタ、21、22、23 不純物領域、
24 チャネル領域、25 ゲート絶縁膜、26 ゲート電極、
30、30A キャパシタ、31 不純物領域、32、36 キャパシタ絶縁
膜、33、35、37 キャパシタ電極、
40、40A、40B、40C、40D、40E、40F、40G、40H 配
線構造、41 下部配線、42 ビット配線、44 配線層、46 ドレイン、
キャパシタ接続配線、51 中間配線、52、54A、54B、55 配線層、
53、53A、53B ビアホール配線、57 ワード線、61 上部配線、
62 パッド、63、63A、63B ビアホール配線、65 配線層、
71 下部絶縁層、73 中間絶縁層、75 上部絶縁層、
77 パッシベーション膜、 78 開口。
Claims (6)
- 複数のユニットセルを備え、各ユニットセルがそれぞれトランジスタとこれに接続されたキャパシタとを有する半導体リードオンリメモリ装置であって、第1のユニットセルのキャパシタの上部にはそのキャパシタに接続された第1の配線構造が配置され、また第2のユニットセルのキャパシタの上部にはそのキャパシタに接続された第2の配線構造が配置されており、これらの第1、第2の配線構造は、プラズマ照射に対して、互いのプラズマ受容量が相違するようにされ、このプラズマ受容量の相違に基づき、前記第1の配線構造は第1のユニットセルのキャパシタ絶縁膜を電気的に破壊状態とし、かつ前記第2の配線構造は第2のユニットセルのキャパシタ絶縁膜を電気的に非破壊状態とすることを特徴とする半導体リードオンリメモリ装置。
- 請求項1記載の半導体リードオンリメモリ装置であって、前記各ユニットセルのトランジスタとキャパシタが、ともに共通の半導体基板に形成された不純物領域を用いて構成されていることを特徴とする半導体リードオンリメモリ装置。
- 請求項1記載の半導体リードオンリメモリ装置であって、前記各ユニットセルのトランジスタが、共通の半導体基板に形成された不純物領域を用いて構成され、また各ユニットセルのキャパシタがそのトランジスタの上部の絶縁層に形成されたことを特徴とする半導体リードオンリメモリ装置。
- 請求項1から3のいずれか1項記載の半導体リードオンリメモリ装置であって、前記第1、第2の配線構造は、それぞれ最上配線層に設けられたパッドを有し、前記第1の配線構造はそのパッドが絶縁層によって非開口状態とされ、また第2の配線構造はそのパッドが絶縁層で開口状態とされ、それらのプラズマ受容量が相違するように構成されていることを特徴とする半導体リードオンリメモリ装置。
- 請求項1から3のいずれか1項記載の半導体リードオンリメモリ装置であって、前記第1、第2の配線構造は、それぞれ配線層を有し、前記第1の配線構造の配線層は、前記第2の配線構造の配線層に比べて、その面積または周辺長が大きくされていて、前記プラズマ受容量が大きくされていることを特徴とする半導体リードオンリメモリ装置。
- 請求項1から3のいずれか1項記載の半導体リードオンリメモリ装置であって、前記第1、第2の配線構造は、それぞれビアホール構成を有し、前記第1の配線構造のビアホール構成は、前記第2の配線構造のビアホール構成に比べて、より多数のビアホールを有していて、前記プラズマ受容量が大きくされていることを特徴とする半導体リードオンリメモリ装置。
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| JP2003003698A JP2004221141A (ja) | 2003-01-09 | 2003-01-09 | 半導体リードオンリメモリ装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009290189A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-12-10 | Nec Electronics Corp | 不揮発性半導体記憶装置 |
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-
2003
- 2003-01-09 JP JP2003003698A patent/JP2004221141A/ja not_active Withdrawn
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| TWI496273B (zh) * | 2008-09-19 | 2015-08-11 | 半導體能源研究所股份有限公司 | 半導體裝置 |
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