JP2004220203A - 情報通信端末装置及び情報通信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ファイル形式判定部1aは、ファイル保持部42に保持されたデータファイル中のシグネチャに応じてファイル形式を判定する。ファイル処理部1bは、ファイル形式判定部1aによって判定されたファイル形式に応じてファイル保持部42に保持されているデータファイルを再生する。利用制限部2aは、ファイル形式判定部1aの判定結果及びデータファイルの拡張子に応じて当該データファイルの利用を制限する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファイル形式を正確に判定できる情報通信端末装置及び情報通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
HTTPサーバからの応答(レスポンス)メッセージには、例えば図3に示すように、HTTPヘッダが含まれており、このHTTPヘッダには、データ本体のファイル形式を示すコンテントタイプ(Content type)が含まれている。HTTPサービスを利用するWebブラウザ等のクライアントアプリケーションは、このコンテントタイプによって、データ本体のファイル形式を判定することができるようになっている(例えば非特許文献1参照。)。
【0003】
ところで、近年、HTTPサービスを利用できる携帯電話端末装置が普及しているが、移動体通信網における通信速度がインターネット等の固定通信網に比較して遅いため、HTTPヘッダ,タグ等による、レスポンスデータのサイズの増加が無視できないものとなる。また、MPUの性能上の制約からHTTPをそのまま実装することが困難である場合もあった。
【0004】
このため、HTTPプロトコルをそのまま実装するのではなく、HTTPヘッダを省略し、さらに、ページ記述言語としてタグを短縮系で表現したMML等のHTMLのサブセット仕様の言語が用いられている(例えば特許文献1参照。)。
【0005】
このような携帯電話端末装置で通常のHTTPサーバによって提供されているサービスを利用する場合には、プロトコルとタグの変換を行うゲートウェイ装置が用いられている。
【0006】
しかし、このような実装の携帯電話端末装置では、HTTPヘッダが省略されているために上述のコンテントタイプが含まれておらず、コンテントタイプによってファイル形式を判定することができない(例えば特許文献2参照。)。このため、携帯電話端末装置側からURLを指定して要求(リクエスト)メッセージを送信する際等に、URL中のファイル名の拡張子によってファイル形式を判定していた。
【0007】
【非特許文献1】
Jon Postel、「RFC−2068」、[online]、1997年1月1日、[平成14年11月11日検索]、インターネット<URL:HTTP://www.ietf.org/rfc/rfc2068.txt>、p.24〜26
【特許文献1】
特開2000−152327号(第6−9頁、第6図)
【特許文献2】
特開2001−197553号(第6−7頁、第6図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、CGI等を用いた動的なコンテンツ(例えば携帯電話端末装置側からの情報に応じた画像等)を利用する場合には、URL中にファイルの拡張子が含まれていない場合があり、このような場合には拡張子によってファイル形式を判定することができない。
【0009】
最近のMPUの性能の向上、移動体通信網における通信速度の向上等により、携帯電話端末装置にHTTPを実装することもできるようになりつつあるが、HTTPを実装した場合でもコンテントタイプがワイルドカード(Content−Type:application/octet−stream等)である場合には、コンテントタイプのみでデータ本体のファイル形式を判定することはできない。
【0010】
本発明は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、ファイル形式を正確に判定することができる情報通信端末装置及び情報通信システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の問題を解決するために、本発明に係る情報通信端末装置は、ファイル形式毎に固有の情報(シグネチャ)を含むデータファイルを移動体通信網を介して取得する取得手段と、取得手段が取得したデータファイル中のシグネチャに応じて当該データファイルのファイル形式を判定する判定手段とを備えることを特徴とする。この情報通信端末装置では、判定手段が、取得手段が取得したデータファイル中のシグネチャに応じて当該データファイルのファイル形式を判定することができる。
【0012】
また、本発明に係る情報通信システムは、移動体通信網を介して、情報提供サーバ装置から情報通信端末装置にファイル形式毎に固有の情報(シグネチャ)を含むデータファイルを提供する情報通信システムであって、情報通信端末装置が、提供されたデータファイル中のシグネチャに応じて当該データファイルのファイル形式を判定する判定手段を備えることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明は、例えば携帯電話端末装置等の情報利用端末装置に、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)サービス等を移動体通信網を介して提供する情報通信システム等に適用することができる。
【0014】
(構成)
この情報通信システムは、例えば図1に示すように、ページ記述データ等のデータファイルを提供するHTTPサーバ装置10及びPUSHサーバ装置50と、インターネット等のネットワーク20側と移動体通信網30側との間のプロトコル変換を行うゲートウェイ装置25と、移動体通信網30を介してサーバ装置10と通信を行う携帯電話端末装置(情報通信端末装置)40とを備えている。
【0015】
HTTPサーバ装置10は、例えばHTML等のデータを提供するHTTPサーバ11と、HTTPサーバ11が提供し得るファイル(データ)を保持するデータ保持部12とを備えている。データ保持部12には、文字情報,音楽等の音声情報,静止画・動画等の画像情報等がファイルとして格納されている。HTTPサーバ11は、携帯電話端末装置40等のネットワーク20経由で接続されている端末装置からの要求されたファイルをデータ保持部12から読み出して送信する。
【0016】
また、HTTPサーバ11は、CGI(Common Gateway Interface)処理部11aを有しており、例えばJava(登録商標),Perl等の言語処理系(実行環境)13によって実行される処理の結果に応じた動的なデータ(ファイル)を携帯電話端末装置40等の端末装置に供給することもできるようになっている。
【0017】
また、PUSHサーバ装置50は、MML等のデータを提供する情報提供サーバ51と、情報提供サーバ51が提供し得るファイル(データ)を保持するデータ保持部52と、情報提供サーバ51のCGI処理部51aからの指示に従って処理を実行する言語処理系(実行環境)53とを備えている。
【0018】
ネットワーク20は、TCP(Transfer Control Protocol)/IP(Internet Protocol)によって通信を行うインターネット等のネットワークである。上述のHTTPサーバ11は、このTCP/IP上で動作している。これに対し、情報提供サーバ51は、ネットワーク20を介さずに携帯電話端末装置40と独自のプロトコルで通信を行うようになっている。
【0019】
移動体通信網30は、携帯電話端末装置40との間の無線チャネルの割り当て等の処理を行う回線交換機31と、携帯電話端末装置40と間で無線通信を行う基地局装置32a,32b,…,32nと、データ通信用のパケットデータ等の交換処理を行うパケット交換機33と、携帯電話端末装置40に対してショートメッセージ,ページ記述データ等のPUSH型の情報配信を行うショートメッセージセンタ(SMSC)35とを備えている。
【0020】
携帯電話端末装置40は、基地局装置32a〜32nとの通信を制御する通信制御部41と、HTTPサーバ11(51)から供給されるデータファイルを保持するファイル保持部42と、携帯電話端末装置40全体の動作を制御するMPU43と、ユーザからの指示を入力する操作キー44と、液晶ディスプレイ等の表示画面を有する表示部45と、他の携帯電話端末装置40あるいは固定電話端末装置等との通話処理を実行する通話処理部46等を備えている。
【0021】
ファイル保持部42は、例えば携帯電話端末装置40に設けられたメモリ内の所定の領域として実現されている。
【0022】
MPU43は、制御プログラムの実行により、HTTPサーバ11,情報提供サーバ51から供給されるデータファイルの閲覧等を行うファイル閲覧処理部(Webブラウザ)1と、ファイル保持部42に格納されているファイルの管理を行うファイル管理部2と、電子メールの送受信を行うメール処理部3等として機能する。
【0023】
また、Webブラウザ1は、ファイル保持部42に保持されたデータファイルのファイル形式を判定するファイル形式判定部1aと、ファイル形式判定部1aの判定結果に応じてデータファイルの再生等の処理を実行するファイル処理部1bとを備えている。このファイル処理部1bは、例えばテキストデータあるいは画像データをに応じた画像を表示部45に表示させるデータを生成する表示機能、音声データを再生してスピーカ47を駆動するためのデータを生成する音声再生機能等を備えている。
【0024】
また、ファイル管理部2は、ファイル保持部42に格納されているデータファイルの拡張子に応じた利用の制限を行う利用制限部2aを備えている。この利用制限部2aは、HTTPサーバ装置10あるいはPUSHサーバ装置50等から提供されたデータファイルの識別子に応じて当該データファイルの転送可否等の利用制限を行う。
【0025】
ところで、Webブラウザ1等による携帯電話端末装置40と移動体通信網30との間のデータ通信は、例えばRCR−STD27(J版)で規定されているパケットによって行われている。この規格におけるパケット通信の伝送レートは、有線回線上の伝送レートに比較して低い。このため、規格どおりのHTTPを実装した場合には、タグ等の伝送時間が無視できないものになり、トラフィックの増加,レスポンスの低下等を招いてしまう。
【0026】
このため、この情報通信システムでは、携帯電話端末装置40のWebブラウザ1は、例えばページ記述データの記述言語としてHTML(Hyper Text Markup Language)で定義されているタグを省略形で表したMML(Mobile Markup Language)を用いており、また、このWebブラウザ1にはHTTPは実装されていない。
【0027】
このような仕様のWebブラウザ1と通常のHTTPを実装しているHTTPサーバ11との間で通信を行うために、この情報通信システムでは、これらのプロトコル間の変換を行うゲートウェイ装置25を設けている。このゲートウェイ装置25は、例えばタグ,メッセージの変換等を示す所定の変換テーブルを持っており、携帯電話端末装置40のWebブラウザ1と、HTTPサーバ11の間のメッセージの変換,タグの変換等の処理を行うようになっている。
【0028】
具体的には、URLを指定してWebブラウザ1がHTTPサーバ11にファイルの要求(GETメッセージ)を送信した場合(例えば図2中のS101〜S102)の、HTTPサーバ11からの応答メッセージ(S103)は、例えば図3に示すように、HTTPの仕様で定義されているHTTPヘッダがそのまま付加されている。
【0029】
これに対し、ゲートウェイ装置25がWebブラウザ1に送信する応答メッセージ(図2中のS104)は、例えば図4に示すように、HTTPヘッダが省略されてメッセージ全体のサイズが低減された状態となっている。なお、情報提供サーバ51は、この図4に示す応答メッセージと同様のフォーマットの応答メッセージをWebブラウザ1に送信するようになっている。
【0030】
また、HTTPサーバ11がMML形式のページ記述データをWebブラウザ1に提供する場合には、ゲートウェイ装置25は、タグの変換処理は行わない。あるいは、情報提供サーバ51がMML形式のページ記述データをWebブラウザ1に提供する場合には、ゲートウェイ装置25を介さずに、上述のSMSC35を介して、例えばショートメールのメッセージと同様のプロトコルによって提供する。
【0031】
(ファイル形式判定)
上述の図4に示すように、この情報通信システムでは、HTTPヘッダ中のコンテントタイプ(Content−Type)がWebブラウザ1に供給されないため、コンテントタイプに基づいたファイル形式の判定を行うことができない。
【0032】
このため、この情報通信システムでは、データファイルの先頭部分のシグネチャによってファイル形式を判定するようになっている。一般的な規格で定義されているファイル形式では、例えば図5(A)に示すように、データファイルの先頭部分にシグネチャが格納されている。このシグネチャは、例えば図6に示すように、ファイル形式毎に異なる値に設定されるようになっている。
【0033】
具体的には、例えばPNG形式のデータファイルではファイルの先頭8バイトが「89504E470D0A1A0A(16進数、以下省略)」であり、MNG形式のデータファイルではファイルの先頭8バイトが「8A4D4E470D0A1A0A」であり、JNG形式のデータファイルではファイルの先頭8バイトが「8B4A4E470D0A1A0A」であり、JPEG形式のデータファイルではファイルの先頭2バイトが「FFD8」であり、SMAF(Synthetic music Mobile Application Format)形式のデータファイルではファイルの先頭4バイトが「4D4D4D44」であり、HTML形式のデータファイルではファイルの先頭6バイト(CR/LF,空白文字,DTD宣言,コメント文を除く)が“<HTML>”(大文字、小文字を区別しない)の文字を示すキャラクターコードであり、MMLは先頭3バイト(CR/LF,空白文字,コメント文を除く)が“<n>”(nは1桁の自然数)の文字を示すキャラクターコードであり、ZIP形式のデータファイルではファイルの先頭2バイトが「504B」である。
【0034】
これに対し、SMDのような独自に定義したファイル形式では、例えば図5(B)に示すように、ファイルの先頭部分には曲名を格納し、この後にシグネチャを格納するようにしている。具体的には、例えば着信メロディ等に用いられるSMD形式のデータファイルではファイルの先頭31バイト以内に「1B2444」が含まれている。
【0035】
(動作)
このため、ファイル形式判定部1aにおけるファイル形式の判定処理では、まず、図5(B)に示すSMD形式のファイルの先頭部分にシグネチャがないデータファイルであるか否かの判定を行い(図7中のS1〜S2)、その後、図5(A)に示すようなファイルの先頭部分にシグネチャがあるデータファイルのいずれであるかについて判定を行う。
【0036】
以下の説明では、説明の簡略化のためにWebブラウザ1が扱うことができるファイル形式をMML形式,PNG形式,JPEG形式,SMD形式,SMAF形式に限定した場合について説明するが、これらの形式に限定されるものではなく、Webブラウザ1が他のファイル形式のデータファイルを扱うことができるように構成することもできる。また、Webブラウザ1だけでなく、メール処理部3がファイル保持部42に格納されてメッセージから受信メールに添付されているファイルを利用する場合等にも同様なファイル形式の判定方法を用いることができる。
【0037】
HTTPサーバ11あるいは情報提供サーバ51からWebブラウザ1に対するデータファイルの提供は、例えばユーザによるURLの入力,MML形式のデータファイル中における<A>,<IM>,<BGM>等のタグ中のURLの指示等に応じて、Webブラウザ1がHTTPサーバ11あるいは情報提供サーバ51に対して要求メッセージを送信(アップロード)し、これに対してHTTPサーバ11あるいは情報提供サーバ51が要求メッセージ中のURLで指示されたファイル名等に対応するデータファイルを応答メッセージとしてWebブラウザ1に送信することによって行われる。このように、送信された応答メッセージは通信制御部41に供給され、通信制御部41は応答メッセージ中のデータファイルをファイル保持部42に格納する。
【0038】
Webブラウザ1のファイル形式判定部1aは、通信制御部41がデータファイルをファイル保持部42に格納すると(図7中のS1)、まず、ファイル保持部42に保持されているデータファイルのシグネチャからSMD形式であるか否か、すなわちデータファイルの先頭31バイト以内に「1B2444」が含まれているか否かを判定する(S2)。該当する場合には、ファイル形式判定部1aは、当該データファイルがSMD形式であると判定し、例えば図8に示す処理を実行する。
【0039】
SMD形式でない場合には、ファイル形式判定部1aは、ファイル保持部42に保持されているデータファイルのシグネチャからMML形式であるか否か、すなわち先頭3バイト(CR/LF,空白文字,コメント文を除く)が“<n>”(nは1桁の自然数)の文字を示すキャラクターコードであるか否かを判定する(S3)。該当する場合には、ファイル形式判定部1aは、当該データファイルがMML形式であると判定し、Webブラウザ1はファイル保持部42に保持されているデータファイルの解析を行い、必要な処理を実行する(S4)。
【0040】
ファイル保持部42に保持されているデータファイルがSMD形式でもMML形式でもない場合には、ファイル形式判定部1aは、データファイルのシグネチャからPNG形式であるか否か、すなわちデータファイルの先頭8バイトが「89504E470D0A1A0A」であるか否かを判定する(S5)。該当する場合には、ファイル形式判定部1aは、当該データファイルがPNG形式であると判定し、例えば図9に示す処理を実行する。
【0041】
PNG形式でない場合には、ファイル形式判定部1aは、データファイルのシグネチャからJPEG形式であるか否か、すなわちデータファイルの先頭2バイトが「FFD8」であるか否かを判定する(S6)。該当する場合には、ファイル形式判定部1aは、当該データファイルがJPEG形式であると判定し、例えば図10に示す処理を実行する。
【0042】
JPEG形式でない場合には、ファイル形式判定部1aは、データファイルのシグネチャからSMAF形式であるか否か、すなわちデータファイルの先頭4バイトが「4D4D4D44」であるか否かを判定する(S7)。該当する場合には、ファイル形式判定部1aは、当該データファイルがSMAF形式であると判定し、例えば図11に示す処理を実行する。
【0043】
SMAF形式でない場合には、ファイル形式判定部1aは、当該データファイルがWebブラウザ1が扱うことができない形式であると判定し、例えばWebブラウザ1が表示部45に未対応のファイル形式であることを示すアイコン(例えば「?」)等の表示を行う(S8)。
【0044】
さらに、上述のMML形式,PNG形式等のWebブラウザ1が利用することができるファイル形式である場合には、ファイル保持部42に保持されているデータファイルの形式等を示す情報(プロパティ)を表示部45に表示するようにしておき、Webブラウザ1が利用できないファイル形式である場合には、プロパティを表示しないように構成してもよい。これにより、Webブラウザ1が利用できるデータファイルについてのみユーザにファイル形式等の情報を提供することができ、無用な表示等を低減させることができる。
【0045】
(効果)
以上説明したように、この情報通信システムでは、コンテンツタイプを識別する機能が実装されていない携帯電話端末装置40であっても、データファイル中のシグネチャに基づいてファイル形式を正確に判定することができる。
【0046】
HTTPを実装していない端末装置でファイル形式を判定するためには、ファイル名の拡張子によってファイル形式を判定することも考えられるが、この場合は、例えばCGI等のように、拡張子が付いていない、あるいはワイルドカード等の拡張子によってはファイル形式を判定することができない場合がある。
【0047】
これに対し、上述のように、ファイル中のシグネチャでファイル形式を判定するようにすれば、このような場合であっても、ファイル形式を正確に判定することができる。
【0048】
ところで、上述の図5(A)に示すように、SMD形式のファイルの先頭部分は曲名等を示すテキスト情報である。このため、上述の図6中に示す他のファイル形式のシグネチャと同一になってしまう可能性がある。例えば曲名の先頭から4文字が“MMMD”であった場合、この文字列のキャラクターコードが「4D4D4D44」となり、SMAF形式のファイルのシグネチャと同一になってしまう。あるいは、曲名の先頭から2文字が“PK”であった場合、この文字列のキャラクターコードが「504B」となり、ZIP形式のファイルのシグネチャと同一になってしまう。
【0049】
これに対して、上述の図5(B)に示すように、PNG形式,JPEG形式等のバイナリのデータファイルでは、シグネチャの後に、画像データの本体(同図中のデータ)が格納されているが、この部分のデータは画素データのDCT変換値等である。このため、SMD形式のファイル中のシグネチャ部分に相当するデータが、SMD形式のシグネチャと同一になる可能性があるが、SMD形式におけるファイル名部分が他の形式シグネチャと同一になってしまう確率より極めて低い。
【0050】
このため、上述のように、まず、SMD形式のファイルの先頭31バイト以内の部分にシグネチャがないデータファイルであるか否かの判定を行い、その後、ファイルの先頭部分にシグネチャがあるデータファイルのいずれであるかについて判定を行うことにより、判定の正確性を向上させることができる。
【0051】
(ファイル利用制限)
上述の図7中のS2において、ファイル形式判定部1aがファイル保持部42に格納されているデータファイルがSMD形式であると判定した場合には、例えば図8に示すように、まず、ファイルが展開可能であるか否かを判定し(S11)、展開不可能であれば表示部45にその旨のメッセージ(例えば「不正なデータです」等)を表示させる(S12)。データファイルを展開可能な場合には、ファイル形式判定部1aは、プロパティとして当該データファイルがメロディファイルである旨を表示させる(S13)。
【0052】
この後、ファイル形式判定部1aは、当該データファイルを取得する際に送信した要求メッセージ中のファイル名等から当該データファイルの拡張子に基づいてファイルの利用制限の有無を判定する(S14〜S18)。
【0053】
具体的には、まず、拡張子が「.smd」であるか否かを判断し(S14)、「.smd」である場合には利用制限を「転送可・登録保存可」として利用制限部2aに通知する(S15)。拡張子が「.smd」でなければ、拡張子が「.smx」であるか否かを判断し(S16)、「.smx」である場合には利用制限を「転送不可・登録保存不可」として利用制限部2aに通知する(S17)。拡張子がこれらのいずれでもない場合には利用制限を「転送不可・登録保存可」として利用制限部2aに通知する(S18)。これにより、例えば「.cgi」等の上述以外の拡張子のデータファイルを受信した場合には一律で「転送不可・登録保存可」となる。
【0054】
また、上述の図7中のS5において、ファイル形式判定部1aがファイル保持部42に格納されているデータファイルがPNG形式であると判定した場合には、例えば図9に示すように、まず、ファイルが展開可能であるか否かを判定し(S21)、展開不可能であれば表示部45にその旨のメッセージ(例えばファイルが破壊されたことを示す破壊アイコン等)を表示させる(S22)。データファイルを展開可能な場合には、ファイル形式判定部1aは、プロパティとして当該データファイルがPNGファイルである旨を表示させる(S23)。
【0055】
この後、ファイル形式判定部1aは、当該データファイルの拡張子に基づいてファイルの利用制限の有無を判定する(S24〜S26)。具体的には、拡張子が「.png」であるか否かを判断し(S24)、「.png」である場合には利用制限を「転送可・登録保存可、下位端末に転送可」として利用制限部2aに通知する(S25)。拡張子が「.png」でなければ、利用制限を「転送不可・登録保存可、下位端末に転送不可」として利用制限部2aに通知する(S26)。これにより、例えば「.cgi」等の上述以外の拡張子のデータファイルを受信した場合には一律で「転送不可・登録保存可、下位端末に転送不可」となる。
【0056】
また、上述の図7中のS6において、ファイル形式判定部1aがファイル保持部42に格納されているデータファイルがJPEG形式であると判定した場合には、例えば図10に示すように、まず、ファイルが展開可能であるか否かを判定し(S31)、展開不可能であれば表示部45にその旨のメッセージ(例えばファイルが破壊されたことを示す破壊アイコン等)を表示させる(S32)。データファイルを展開可能な場合には、ファイル形式判定部1aは、プロパティとして当該データファイルがJPEGファイルである旨を表示させる(S33)。
【0057】
この後、ファイル形式判定部1aは、当該データファイルの拡張子に基づいてファイルの利用制限の有無を判定する(S34〜S36)。具体的には、拡張子が「.jpg」,「.jpeg」あるいは「.jpe」のいずれかであるか否かを判断し(S34)、これらの拡張子に該当する場合には利用制限を「転送可・登録保存可、下位端末に転送可」として利用制限部2aに通知する(S35)。データファイルの拡張子がこれらのいずれにも該当しなければ、利用制限を「転送不可・登録保存可、下位端末に転送不可」として利用制限部2aに通知する(S36)。これにより、例えば「.cgi」等の上述以外の拡張子のデータファイルを受信した場合には一律で「転送不可・登録保存可、下位端末に転送不可」となる。
【0058】
(効果)
上述のように、この情報通信システムでは、携帯電話端末装置40において、PNG形式,JPEG形式,SMD形式のデータファイルの利用制限をこれらのデータファイルの拡張子によって決定するようにしたため、HTTPサーバ11あるいは情報提供サーバ51において、データ保持部12,52にデータファイルを格納する際に当該データファイルの利用制限に応じた拡張子として保存すれば、携帯電話端末装置40側における当該データファイルの利用を制限させることができる。すなわち、この情報通信システムでは、HTTPを実装していない携帯電話端末装置であっても、データファイルの利用制限を容易に実現することができる。
【0059】
この情報通信システムでは、上述のように、データファイルの利用制限を実現できるため、コンテンツの著作権保護に寄与することができる。具体的には、例えば有料で提供するコンテンツについては、「転送不可」とすることで複製等を制限することでき、試聴等の目的で無料で提供するコンテンツについてはさらに、「登録保存不可」とすれば、目的外の再利用を制限することができる。このように、利用形態に応じたコンテンツの利用の制限を実現することにより、著作権の保護の容易化に寄与することができる。
【0060】
また、上述のSMAF形式のデータファイルについては、当該データファイル中の転送制御部分によって利用制限を定義すれば、携帯電話端末装置40側において、当該転送制御部分に応じた利用制限を実現することができる。
【0061】
具体的には、例えばSMAF形式のデータファイル中に、コンテンツのクラスを示すコンテンツクラス(Contents Class)とコンテンツの型を示すコンテンツタイプ(Contents Type)が含まれている。コンテンツクラスの値は、定義されている値と、未定義の値(Reserved)とがあり、定義されている値に対応するクラスはファイル処理部1bに実装されているものとする。
【0062】
また、コンテンツタイプの値は、「00」〜「0F」及び「30」〜「33」がScore Track ChunkとPCM Audio Track Chunkのデータを含む着信メロディに対応しており、「10」〜「1F」及び「40」〜「42」が文字データとScore Track Chunk又はPCM Audio Track ChunkとGraphics Track Chunkのデータを含むカラオケ系に対応しており、「20」〜「2F」及び「50」〜「53」がカラオケ系と同様のデータを含むCM(コマーシャル)系に対応しており、これら以外の未使用値が予約(Reserved)とされている。
【0063】
また、SMAF形式のデータファイルには、コピー状態を示す1バイトのコピーステータス(Copy Status)が含まれている。このコピーステータスの最下位ビット(b0)は転送の可否を示しており、値が“0”のときは転送可,“1”のときは転送不可の状態を示している。また、下から2ビット目(b1)は保存の可否を示しており、値が“0”のときは保存可,“1”のときは保存不可の状態を示している。
【0064】
上述の図7中のS7において、ファイル形式判定部1aがファイル保持部42に格納されているデータファイルがSMAF形式であると判定した場合には、例えば図11に示すように、まず、当該データファイル中のコンテンツクラスが「Reserved」であるか否かを判定し(S41)、「Reserved」であるときは表示部45に未対応である旨を表示させる(S43)。
【0065】
コンテンツクラスが「Reserved」でない場合には、ファイル形式判定部1aは、コンテンツタイプが、上述の着信メロディ,カラオケ系,CM系のいずれかに該当するか否か、すなわちファイル処理部1bで対応可能か否かを判定し(S42)、対応可能でなければ表示部45に未対応である旨を表示させる(S43)。
【0066】
対応可能である場合には、ファイル形式判定部1aは、データファイル中のコピーステータスの下から2ビット目(b1)が“1”であるか否かを確認する(S44)。b1が“1”であれば当該データファイルの利用制限を「登録保存不可」として利用制限部2aに通知し(S45)、そうでなければ利用制限を「登録保存可」として利用制限部2aに通知する(S46)。
【0067】
さらに、ファイル形式判定部1aは、コピーステータスの最下位ビット(b0)が“1”であるか否かを確認する(S47)。b0が“1”であれば当該データファイルの利用制限を「転送不可」として利用制限部2aに通知し(S49)、そうでなければ利用制限を「転送可」として利用制限部2aに通知する(S48)。
【0068】
上述のように利用制限が利用制限部2aに通知されると、ファイル管理部2は、利用制限部2aの指示に従ってファイル保持部42に保持されたデータファイルの利用を制限する。
【0069】
なお、上述のように利用制限のあるコンテンツをHTTPサーバ11によって提供する場合には、ネットワーク20に接続されている携帯電話端末装置40以外の情報処理装置上で実行されるWebブラウザ等から利用されないように、HTTPサーバ11側において、相手が携帯電話端末装置40である場合にのみ利用制限のあるデータファイルを送信するようにすることが望ましい。
【0070】
(変形例)
ところで、HTTPを実装している端末においても、サーバ側から通知されたファイル形式がコンテントタイプ「Content−Type: application/octet−stream」あるいは「Content−Type: text/plain」等のワイルドカードであった場合に、上述と同様に、供給されたファイルのシグネチャに応じてファイル判定処理を行うこともできる。
【0071】
これらの「Content−Type: application/octet−stream」あるいは「Content−Type: text/plain」等のワイルドカードは、HTTPサーバ側においてデフォルト(省略時)として設定される可能性があるため、HTTPサーバ側で未設定のファイル形式のデータファイルのコンテントタイプとして指定される可能性がある。
【0072】
このようなコンテントタイプが指定された場合には、Webブラウザでコンテントタイプによってファイル形式を判定することはできないが、上述のようにシグネチャによってファイル形式を判定すれば、実際のデータファイルのファイル形式をより正確に判定することができる。
【0073】
なお、パーソナルコンピュータ等の汎用の情報処理装置では、ユーザがWebブラウザの設定を変更して、特定のファイル形式のデータファイルを表示するアプリケーションを選択したり、起動するアプリケーションを選択したりできる。しかしながら、小型の情報端末装置では、これらの設定の変更をするユーザインタフェースの実装が困難であったり、MPUの処理能力不足のためにHTTPを実装できない場合がある。このような場合に、本発明を適用すれば、データファイルのファイル形式を確実に判定することができ、データファイルの表示あるいは起動すべき適切な処理を容易に選択することができる。
【0074】
【発明の効果】
本発明では、情報通信端末装置の判定手段が、取得手段が取得したデータファイル中のシグネチャに応じて当該データファイルのファイル形式を判定することができる。このため、移動体通信網における伝送プロトコル上でファイル形式を通知しなくても、情報通信端末装置側でファイル形式を正確に判定することができる。
【0075】
さらに、情報通信端末装置に判定手段による判定結果及びデータファイルの拡張子に応じて当該データファイルの利用を制限する利用制限手段を設けることにより、拡張子に応じてデータファイルの利用制限を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報通信システムの構成例を示す図である。
【図2】前記情報通信システムにおける携帯電話端末装置とサーバ装置の間の通信の例示すシーケンス図である。
【図3】前記サーバ装置からゲートウェイ装置に送信される応答メッセージの例を示す図である。
【図4】前記ゲートウェイ装置に前記携帯電話端末装置に送信される応答メッセージの例を示す図である。
【図5】前記携帯電話端末装置のWebブラウザが取得するデータファイルの構造の例を示す図である。
【図6】前記データファイル中のシグネチャの例を示す図である。
【図7】前記携帯電話端末装置のファイル形式判定部におけるファイル形式の判定処理の例を示すフローチャートである。
【図8】ファイル利用制限処理の詳細を示すフローチャートである。
【図9】ファイル利用制限処理の詳細を示すフローチャートである。
【図10】ファイル利用制限処理の詳細を示すフローチャートである。
【図11】ファイル利用制限処理の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…Webブラウザ、1a…ファイル形式判定部、1b…ファイル処理部、2…ファイル管理部、2a…利用制限部、3…メール処理部、10…HTTPサーバ装置、11…HTTPサーバ、12,52…データ保持部、13,53…実行環境、25…ゲートウェイ装置、30…移動体通信網、31…回線交換機、33…パケット交換機、35…SMSC、32a,32b,…,32n…基地局装置、40…携帯電話端末装置、41…通信制御部、42…ファイル保持部、50…PUSHサーバ装置、51…情報提供サーバ
Claims (5)
- ファイル形式毎に固有の情報(シグネチャ)を含むデータファイルを移動体通信網を介して取得する取得手段と、
該取得手段が取得したデータファイル中のシグネチャに応じて当該データファイルのファイル形式を判定する判定手段と
を備えることを特徴とする情報通信端末装置。 - 前記ファイル形式は、前記データファイルの先頭にシグネチャが含まれる第1のファイル形式群と、前記データファイルの途中にシグネチャが含まれる第2のファイル形式群とからなり、
前記判定手段は、第2のファイル形式群内のファイル形式であるか否かを判定した後に、第1のファイル形式群内のファイル形式であるか否かを判定して、前記ファイル形式の判定を行うことを特徴とする請求項1記載の情報通信端末装置。 - 前記データファイルには、予め利用制限状態に応じた拡張子を有するファイル名が付与されており、
前記判定手段による判定結果及び前記データファイルの拡張子に応じて当該データファイルの利用を制限する利用制限手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の情報通信端末装置。 - 移動体通信網を介して、情報提供サーバ装置から情報通信端末装置にファイル形式毎に固有の情報(シグネチャ)を含むデータファイルを提供する情報通信システムであって、
前記情報通信端末装置は、提供されたデータファイル中のシグネチャに応じて当該データファイルのファイル形式を判定する判定手段を備えることを特徴とする情報通信システム。 - 前記情報提供サーバ装置が提供する前記データファイルには、予め利用制限状態に応じた拡張子を有するファイル名が付与されており、
前記判定手段は、前記判定手段による判定結果及び前記データファイルの拡張子に応じて当該データファイルの利用を制限する利用制限手段を備えることを特徴とする請求項4記載の情報通信システム。
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