JP2004531805A - 電気通信システムにおけるアプリケーション・データの同期 - Google Patents

電気通信システムにおけるアプリケーション・データの同期 Download PDF

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Abstract

少なくともひとつの端末と、少なくともひとつの同期サーバと、端末にある第一のデータベースと、第二のデータベースからなるネットワーク・システムにおける、少なくともひとつのアプリケーションのデータ同期を行う方法である。この方法では、アプリケーション・データの同期に必要な設定メッセージが生成され、該データは少なくとも第二のデータベースの設定を有する。設定メッセージは同期サーバから端末へ送信される。端末とサーバの間で同期接続が行われ、同期が行われる。同期接続と、少なくとも該データの一部を利用して同期が初期化される。第一のデータベースおよび第二のデータベースのデータは、該データの少なくとも一部を利用して同期される。

Description

【技術分野】
【0001】
付属書1:ベアラ・サービスの種類表
付属書2:設定メッセージの平文XMLサンプル
付属書3:要素に対するWBXMLの値
【0002】
発明の背景
本発明は電気通信システムにおけるデータ同期に関し、特に、少なくとも一つの端末と、少なくとも一つの同期サーバと、少なくとも一つのデータベースから構成されるネットワークシステムにおけるアプリケーション・データ同期に関する。データ同期とは、少なくとも二つのデータ集を、同期後にはデータ集の情報単位が互いに実質的に一致させる動作である。
【背景技術】
【0003】
携帯用コンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)機器、移動局又はページャ等の携帯端末のデータは、電気通信システムにおいて、ネットワーク・アプリケーション、デスクトップ・コンピュータ・アプリケーションあるいは他のデータベースと同期可能である。典型的には、特にカレンダーや電子メール・アプリケーションのデータが同期される。従来、同期は、互いに互換性のない製造者独自のプロトコルに基づいていたため、端末の利用や使用するデータ・タイプを制限し、概してユーザにとって難しかった。移動通信においては特に、端末や利用するアプリケーションに関係なくデータを入手し、更新することが重要である。
【0004】
SyncML(Synchronization Markup Language:同期マークアップ言語)はXML(Extensible Markup Language:拡張マークアップ言語)に基づいており、改良したアプリケーション・データの同期に提供されている。SyncML形式のメッセージを使用したSyncML同期プロトコルは、どのようなネットワーク端末間のどのようなアプリケーションにおいてもデータの同期を可能にする。例えば、移動局のカレンダーに記入をすると、それは自動的に会社の秘書が利用するカレンダーと同期する。SyncML同期プロトコルは無線ネットワークと有線のネットワークのどちらでも動作し、いくつかの転送プロトコルをサポートする。SyncML同期プロトコルを実装できるのは、例えばHTTPプロトコル(Hyper Text Transfer Protocol)や、WAP(Wireless Application Protocol)規格のWSPプロトコル(Wireless Session Protocol)、USB(Universal Serial Bus)やRS−232等のケーブル接続、あるいは短距離無線周波数(Bluetooth)接続や赤外線(IrDA)接続に使用されるOBEXプロトコルの最上位層、TCP/IP(Transfer Control Protocol/Internet Protocol)スタックの最上位、同様に電子メール・プロトコル(SMTP, Simple Mail Transfer Protocol)の最上位層である。
【0005】
図1は移動局MSがSyncMLクライアント端末として機能し、ネットワークサーバSがSyncMLサーバとして機能する同期の例を示す。SyncML同期サービスにおいて、同期セッションは最初に初期化されることによって、例えば同期されるべきデータベースが選択される。SyncMLクライアント端末MSは同期クライアント・エージェントを備え、少なくとも移動局MSで同期の対象となるデータに関する、前回同期した後に変更された情報を含んだSyncMLメッセージ(クライアント更新)を送信する。SyncMLサーバSは、同期を制御するSyncサーバ・エージェントとSyncエンジンとを備え、通常、同期のためにSyncMLクライアント(MS)の始動を待機している。サーバSはデータを同期、すなわち、データベース及びクライアント端末のデータに対して行われた更新を分析し、データを一貫させる(必要な修正、差し替え、削除を行う)。その後、SyncMLサーバSはサーバ更新をSyncMLクライアント(MS)に返す。上記の例は単純ながら、SyncML規格における機器の役割を示している。SyncMLクライアント端末(MS)は、一般的に移動局、PC(パーソナル・コンピュータ)、ラップトップ・コンピュータ、もしくはPDA機器である。SyncMLサーバSは一般的に、ネットワーク・サーバやPCである。
【0006】
同期に関わる様々な設定は、SyncMLサーバとの同期が実行されるより前に、SyncMLクライアント・エージェントを有する端末に対して定義されなければならない。このような設定にはSyncMLサーバのアドレスや、利用されるデータベースのアドレスや種類が含まれる。ユーザは一般的に、同期するデータベースをいくつか有しており、それぞれのデータベースが個別の設定を必要とする。ユーザにとっては、これらの設定を手作業で登録することも、完成した設定を受け入れることさえ、困難で面倒である。
【発明の開示】
【0007】
発明の簡単な説明
本発明の目的は上記の問題を回避し、それぞれの端末におけるデータ同期をできるだけ簡単にすることである。本発明の目的は、独立請求項で述べられた内容によって特徴づけられる方法、電気通信システム、同期サーバ、電気通信機器、コンピュータ・プログラム、及び記憶媒体によって達成される。本発明の好ましい実施例は従属請求項で述べられる。
【0008】
本発明は、少なくとも同期を可能にするために必要なデータを有するひとつの設定メッセージが、同期サーバから同期アプリケーションを備えた端末へ送信され、該データは少なくともひとつのデータベースの設定を含むという発想に基づいている。端末は、そのメモリに該データを記憶でき、同期はその記憶されたデータの少なくとも一部を使用して行われる。よって、端末と同期サーバの間で同期通信が設定され、同期は、設定された同期通信及び該データの少なくとも一部によって初期化される。続いて、少なくとも、(端末における)第一のデータベース及び第二のデータベースのデータが、該データの少なくとも一部に基づいて同期される。「データベース」とは、広い意味で理解してどのようなデータ源やデータ保存等のデータ集のことをも言い、データ集はひとつ以上のアプリケーションによって更新することができる。「同期接続」とは、同期を開始するために行われる論理データの伝達接続のことをいう。同期の初期化とは、実際の同期のための準備をいい、例えばSyncML規格に準じた同期セッションの初期化のことである。
【0009】
本発明による設定により、ユーザは要求される設定を手作業で登録する必要がなくなり、設定は同期サーバから送られ、端末で使用するために自動的に取り込まれる。よって、同期サービスの動作と利用は容易になり、ユーザにとって可能な限り分かりやすくなるという利点がもたらされる。本発明は特に、データベースが複数存在する場合に有利であり、端末のデータベース設定は、ひとつの設定メッセージで一度に完了する。従って、データの転送容量も可能な限り少なくできる。
【0010】
本発明の好ましい実施例によれば、データベース設定は、少なくともひとつのデータベースの名前とアドレス、及びサポートするコンテンツ・タイプの情報からなっている。同期の初期化中、データベースのデータの同期が要求された場合、端末から同期サーバへ記憶されたアドレスが送信される。この実施例によって、データベースに記述する必要がある全てのデータを、サーバから端末に取得でき、ユーザは自分で登録する必要がなくなるという利点をもたらす。データベースは、その種類を基準にすると、例えばカレンダーや電子メールといったそれぞれのアプリケーションごとに分類でき、また、他の基準でいえば、そのデータベースが、例えば個人用カレンダー、仕事用カレンダーあるいはグループ・カレンダーかどうかによって分類することができる。コンテンツ・タイプとは、同期の際のデータ転送形式のことをいう。従って、データベースがサポートするコンテンツ・タイプに基づいて、第一の同期よりも前に、データベースのデータがサーバ経由で同期されるかどうかが端末で分かる。端末及びデータベースが同じコンテンツ・タイプを数個サポートしている場合、同期にとって最も望ましいコンテンツ・タイプが端末で選択される。
【0011】
本発明の他の好ましい実施例によれば、データはユーザ・テキストを含んでいるため、ユーザ・テキストは端末のユーザに対して表示される。よって、それぞれの有益なテキストが同期サーバから送信されるので、ユーザは情報を与えられ、指示を受けることができる。
【0012】
本発明のさらに他の好ましい実施例によれば、該データはさらに同期のタイミングを決定する設定も含んでおり、同期セッションの初期化は該設定の時間に基づく端末から開始する。この有利な点は、同期のタイミングがサーバから(例えばサービス・プロバイダによって)決定でき、該設定によって自動的に同期が開始されるよう端末を準備させることができる点である。
【0013】
発明の詳細な説明
以下に、SyncML規格をサポートするシステムにおける本発明の好ましい実施例を示すが、本発明の適用範囲をそれに制限するものではない。本発明はいかなる同期技術をもサポートする全てのシステムにおけるデータ同期に適用することができる。
【0014】
図2は、データベースDB及び端末TEにおけるデータ同期が可能なネットワーク・システムを示す。同期に関しては、端末TEはクライアント機器として機能する。図2は二つの例を示しているが、第一の例では、端末TE、データベースDB、及び同期サーバSがローカル・エリア・ネットワークに接続されている。ローカル・エリア・ネットワークに接続された端末TEはネットワークLANの機器と通信するために、例えばネットワーク・インターフェース・カードや、データ通信を制御するソフトウェアといった機能を有している。ローカル・エリア・ネットワークLANはどのようなタイプでもよく、TEは、一般的にファイアウォールFWを用いてインターネット経由でサーバSと接続される。第二の例では、端末TE、同期サーバS、及びデータベースDBが、モバイル・ネットワークMNWに接続される。モバイル・ネットワークMNWに接続された端末TEは、ネットワークMNWと無線通信するために移動局の機能を有している。モバイル・ネットワークMNWは、例えばGSMサービスをサポートするネットワークや、GPRSサービス(General Packet Radio Service:汎用パケット無線サービス)をサポートするネットワーク、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System:ユニバーサル移動体通信サービス)ネットワーク等の第三世代モバイル・ネットワーク、無線ローカル・エリア・ネットワークWLANや私設ネットワークといった、周知のどのような無線ネットワークでもよい。明瞭にするため、図2ではサーバSとデータベースDBは別個に示されているが、サーバSはデータベースDBとしても機能できる。
【0015】
(有線ネットワークLAN及び無線ネットワークMNWの)端末TE、及びサーバSは、メモリMEM;SMEM、ユーザ・インターフェースUI;SUI、データ通信用の入出力手段IO;SIO、一つ以上のプロセッサからなる中央処理装置CPU;SCPUを有している。メモリMEM・SMEMには、中央処理装置CPU・SCPUを制御するアプリケーションを記憶させるための不揮発部と、データ処理用のランダム・アクセス・メモリ部がある。TEのメモリMEM(同期される第一のデータベース)及びデータベースDBのメモリには、同期の対象であるアプリケーション・データを保持する。本発明によって動作するクライアント・エージェントCAは、好ましくはメモリMEMに記憶されるコンピュータ・プログラム・コードをCPUで実行するように実装される。さらに、同期サーバSは、好ましくはメモリSMEMに記憶されるコンピュータ・プログラム・コードがSCPUで実行されることによって、本発明に基づき、同期エージェントSA及び同期エンジンSEを提供する。中央処理装置CPU及びSCPUでコンピュータ・プログラム・コードを実行すると、端末TE及び同期サーバSは発明の機能を実行する。そのひとつの実施例が図3に示される。コンピュータ・プログラムはネットワーク経由で入手でき、さらに/または、例えばディスク、CD−ROMディスク、もしくは他の外部記憶媒体といった記憶手段に記憶することができ、そこからメモリMEM・SMEMにロードされる。集積回路も使用できる。
【0016】
図3は、本発明の実施例による同期方法を示す。本発明の好ましい実施例に従って、同期サーバSには少なくともひとつの設定メッセージが作成される(301)。サーバ・エージェントSAは、端末TEの同期を処理するのに必要なデータを集め、設定メッセージCMを作成する。これらのデータは、好ましくはひとつ以上のデータベースDBの設定、特にデータベースのアドレスと名前、サポートするコンテンツ・タイプの情報、又は他のデータベースの特徴、同期の開始時間に関する開始設定、同期に関するユーザ指示、又はサーバSの情報、を含む。他のデータベースの特徴には、例えばデータベースが公的なものか私的なものか(例えばグループ・カレンダーか、プライベート・カレンダーか)を定義する属性が含まれる。データベースDBのアドレスは、サーバSに関して絶対アドレスまたは相対アドレスのどちらででも表すことができる。当該データは一般的に同期サーバSのメモリSMEMに記憶されるが、Sは、要求されれば、それらをデータベースから読み出してくる。設定メッセージの生成301は、端末TE、あるいはローカル・エリア・ネットワークLANもしくは移動ネットワークMNWのサービス・プロバイダのリクエストによって開始する。設定メッセージは、例えばユーザが端末を搬入したときや、サービス・プロバイダのサービスに登録したときに送られる。本発明の好ましい実施例によれば、設定メッセージは、同期に必要なデータが変更された時に、サーバSから自動的に送信される。例えば、データベースDBのアドレスが変わった時や、新しいデータベースを使用する時、サーバSは、新しいアドレスや、新しいデータベースの設定を含んだ設定メッセージが、データベースDBのユーザ全員に送信される。
【0017】
生成された少なくともひとつの設定メッセージが同期サーバSから端末TEに送信される(302)。設定メッセージを受信すると、TEはメッセージ中のデータの少なくとも一部をメモリMEMに記憶するので(303)、ユーザ・インターフェースUIにおいて、可能なユーザ指示を提示することができる。
【0018】
同期接続と同期セッション初期化の確立は後の304,305で、記憶したデータに基づいて、開始設定で決められる同期開始時間に開始され得る。開始時間は複数の方法、例えば特定の間隔、で決めることができる。同期サービスは、ユーザもしくは同期サーバの主導で開始することもできる。従って、同期されるデータベースは、アプリケーション又はユーザの指示によって決定され、又は、設定が記憶されている全てのデータベースが同期される。ここでは、例えばデータベースのコンテンツ・タイプのような、メモリMEMに記憶されたデータも利用される。サーバSの主導によって同期サービスを開始した場合、論理同期接続の確立も開始される。
【0019】
設定メッセージを使うと、複数の利点がある:同期に必要なデータは全て一度に送信され、端末の設定の定義は設定メッセージの受信後すぐに自動的に行われるので、同期サービスの使い勝手が向上する。必要なデータがすべてひとつのメッセージとして送信されると、ネットワークや端末の資源が有効に利用されるため、例えばいくつもの認証がいらなくなる。
【0020】
同期サービスが要求されると、クライアント・エージェントCAはメモリMEMからデータ、特にデータベースDBの設定を探す(304)。クライアント・エージェントCAは、通信の論理同期接続を確立するためにクライアント初期化メッセージを作成し、初期化メッセージは端末TEからデータ中で定義されたサーバSへ送信される。論理同期接続はデータ通信そのものがコネクションレス・プロトコルによって行われる場合も確立される。論理同期接続は初期化メッセージの通信を通じて構築され、そうでない場合は、前のメッセージのやりとりが行われる。初期化メッセージの中で、同期サーバSはどのデータベースのデータが同期されるのか、どの同期タイプが使われるのか、一般的にはさらに認証情報や端末TEがサポートするサービスや機器の属性に関する情報、を知らされる。さらに、ユーザ・テキストはメモリMEMに記憶されてこの段階で表示され、実行される同期に関連する事項をユーザに知らせる。
【0021】
初期化メッセージを受信すると、サーバSは自ら初期化メッセージに応答して初期化を完了する(306)。初期化メッセージはサーバの機器及び認証の情報を有している。初期化が完了すると、少なくともひとつのデータベースDBのデータと、同期の初期化で定義された端末TEのデータが同期される(307)。同期サーバSは、端末から送信された(305)少なくとも設定メッセージのデータを使ってデータ同期(307)を構築する。最終的に、同期の結果がユーザに表示される。
【0022】
使用される同期タイプは、例えば、
− 双方向同期
− 低速同期
− クライアントからのみの一方向同期
− クライアントからのみの再生同期
− サーバからのみの一方向同期
− サーバからのみの再生同期
− サーバ警告同期
である。
【0023】
同期セッションと同期のデータ(307)初期化のさらに詳しい説明は、標準SyncML Sync Protocol 1.0版 2000年12月に参考として具体化されている。しかし、本発明の設定メッセージは、どのような同期方法を用いる同期に関連するデータを送信するのに使用される。
【0024】
同期(307)は、図3に反し、別の初期化メッセージなしで開始できる(306から307)。このような場合、初期化は同期と同時に実行される。しかし、設定メッセージは、同期の初期化の設定と同期の設定を定義するために、図3に示されたように使用される。よって、送信されるメッセージの数は少なくなる。
【0025】
図4は、本発明の好ましい実施例による設定メッセージの内容を表す。設定メッセージは、メッセージに付加された所定のMIME(Multipurpose Internet Mail Exrtensions)タイプの所定のタイプで区別される。
【0026】
本発明の好ましい実施例によれば、設定メッセージの形式はXMLである。従ってXML形式の設定メッセージは、同期の設定、特に同期の初期化の実行に関連して同期サーバSから端末TEに送信されるデータを有する。設定メッセージに対して、文書型定義DTDが、XML言語で使用するタグ、タグ間の要素(!ELEMENT)の構成部、及び他のXML文書規定を決定するものを定義する。XML言語では周知のように、要素は開始タグ(例:<Section>)で開始し、終了タグ(例:</Section>)で終了し、テキストや、他の要素を含むことができる。DTDは同期サーバによって送信される全ての設定メッセージに含まれるか、設定メッセージは端末TEに既知のDTDを示す。以下に、典型的な設定メッセージのDTDを表す。
【0027】
Figure 2004531805
【0028】
クエスチョン・マーク‘?’は、その特定の要素がオプションであることを表す。‘+’印は、その要素が1回以上出現することを表す。全ての要素が必須というわけではなく、また本発明はここにあげたものと異なる要素を用いて適用することができる。以下に、図4の設定メッセージのそれぞれの要素について詳細に述べる。
【0029】
SyncSettings. XML言語で定義されるルート要素であり、他の要素のタグを含む。ルート要素に基づいて、メッセージは特に同期の構築に関連したデータを含む設定メッセージに関与する。
【0030】
Version. 設定メッセージ形式のバージョンを定義する。設定メッセージのフォーマットが実質的に変更された場合は、バージョンの番号も変更されなければならない。
【0031】
Name. 同期やデータベースの構築に関連したデータ(設定メッセージ)の表示名を定義する。この要素がルート要素SyncSettingsの中で使用された場合、そのデータの名前を決定する。RemoteDB要素の中で使用された場合は、データベースの表示名を決定する。表示名はユーザにも表示することができる。
【0032】
Host Addr. SyncML同期サービス(サービス・エージェントSA)のホスト・アドレスを含む。一般的には、IPアドレスか、URLであるが、電話番号や、デバイス・タグも用いることができる。
【0033】
Info. 同期メッセージを受け取った時(303)か、その後(305)に、ユーザに対して表示されるテキストを含む。ユーザ・テキストは、例えば、同期サービスについての短い情報や、ユーザの行動を制御するための指示である。RemoteDB要素で使われた場合、データベースに特化したデータをユーザに表示することができる。
【0034】
Port. 同期サーバS(SyncML同期サービス)のTCPポートを定義する。全ての設定メッセージはこの要素をサポートしていなくてはならず、この要素が定義されていない場合のデフォルトのポート番号は80である。
【0035】
Auth. 4つの要素(AuthLevel,AuthScheme, ((UserName|Cred)|(UserName|Cred)))を含むことができ、認証方法とSyncMLセッションで使われる信任状を定義する。例えばHTTPプロトコルやWAPプロトコルのトランスポート層(WSP)、SyncMLサービス認証といった、トランスポート・プロトコル層の認証に使用され、認証レベル、認証方法、ユーザ識別子や信任状(credentials)からなる。
【0036】
AuthLevel. 認証レベルを定義する。認証レベルは、例えば表1で示されるように数値で表される。
【0037】
【表1】
Figure 2004531805
【0038】
AuthScheme. 認証方法を定義する。値は表2で定義される数値で表される。
【0039】
【表2】
Figure 2004531805
【0040】
UserName. この要素はSyncML同期サービス・レベル又はトランスファー・プロトコル・レベルでの認証のためのユーザ名を定義する。AuthLevel要素は、任意のユーザ名が対象とする認証レベルを定義する。
【0041】
Cred. 認証における信任状を定義する。AuthLevel要素は信任状が意図する認証レベルを定義する。認証方法が「ベーシック」もしくは「ダイジェスト」の場合、信任状はUserName要素で定義されたユーザ識別子のパスワードを含む。
【0042】
ConRef. この要素は、同期設定とともに使われ、物理的もしくは論理的なアクセス・ポイント(接続リファレンス)とのリファレンスを定義する。ConType要素((Bearer?, AddrType, Addr)|(RefID))を含む。
【0043】
ConType. 接続タイプを定義する。接続タイプは、表3に示すように表される。
【0044】
【表3】
Figure 2004531805
【0045】
コネクション・タイプがWAP 1.xサーバ、HTTP/WAP 2.x プロクシ・サーバ、又は論理アクセス・ポイントの場合、接続リファレンスを定義するためにRefID要素のコンテンツが使用される。物理アクセス・ポイントが使われた場合、Bearer要素、AddrType要素、Addr要素が接続リファレンスを決定する。
【0046】
Bearer. 接続リファレンスのベアラ・サービス・タイプを定義する。ベアラ・サービスのタイプは、例えば付属2の表で示すような方法で定義されるが、表に表されるベアラ・サービス・タイプに限定されない。
【0047】
AddrType. 接続リファレンスのアドレス・タイプを定義する。表4で示されるように、アドレス・タイプは数値で表される。
【0048】
【表4】
Figure 2004531805
【0049】
Addr. 接続リファレンスのアドレスを定義する。アドレスは例えば電話番号やIPアドレスである。アドレスのタイプはAddrType要素で定義されるか、もしくはアドレス値そのものに基づいて定義される。
【0050】
RefID. 接続リファレンスの論理的なリファレンス値を定義する。リファレンス値は、論理名か、接続ポイントの他のタグである。
【0051】
RemoteDB. 同期されるデータを有するひとつ以上のデータベースを定義する。この要素は5つの要素((CTType,CTVer*)+,URI,Name?,Info?)を含む。この要素はさらに、データベースに関する他の定義やユーザ・テキストも含む。
【0052】
URI. データベースの相対URI(Universal Resource Indicator)もしくは絶対URIを定義する。URIはSyncアラート及び同期コマンド、同期セッションの初期化、及び同期において、同期するデータベースを示すために使用される。
【0053】
URI要素は付加的な属性も持つため、データベースやアプリケーションの属性をより詳細に記載できる。付加的な属性は、例えばカレンダーが個人的なものか、仕事用か、家族用か、を定義することによりさらに特定でき、例えばURI要素(付属2を参照)に付加されるテキスト形式の識別子の手段やひとつ以上の特定の要素を使うことで定義できる。付加的属性は、「2000年12月 SyncML規格第4章18 、SyncML Representation Protocol バージョン1.0」に示されるように、URI要素に表される。よって、様々なタイプの同じアドレス(URI)のデータベースが存在しうるが、設定メッセージの付加的属性で互いを区別する。同期(304から307)は、この要素のデータに基づいて、例えば異なるタイプには異なる初期化を用いることによって、端末TEのデータベースURIの様々なタイプで決定する。
【0054】
CTTYpe. データベースをサポートするメディア・コンテンツ・タイプを定義する。この方法でデータベースのタイプを定義することができる。タイプには、例えばカレンダー、連絡、メモ、ショート・メッセージ、マルチメディア・メッセージ、画像、電子メール、または他のタイプが含まれる。WWWサイトhttp://www.isi.edu/in−notes/iana/assignments/media−types/media−typesに、IANA(Internet Assigned Numbers Authority)のメディア・コンテンツ・タイプが示されている。これは、この要素で使用される。この要素の値は、例えばtext/x−vcard, text/vcard, text/vcalendar,またはtext/vcalendarである。
【0055】
CTVer. サポートされるコンテンツ・タイプのバージョンを定義する。コンテンツ・タイプが、例えばMIMEタイプがいくつかの異なるバージョンを有する場合、この要素は必須である(例えばtext/html 1.1/1.2/1.3)。
【0056】
Condition. パラメータや、同期の開始に関する状態を含み、例えば、同期を5時間ごとに開始するといったことを決定できる。
【0057】
本発明の好ましい実施例によると、端末TEに記憶されたデータベースDBに関する先のデータに対して、追加をしたり、設定メッセージのデータに基づいて新しいデータに置き換えたりすることもできる。よって、設定メッセージには好適には、関係する新しいデータか、差し替えデータか、追加データかを判断するフィールドがある。このフィールドによって、端末TEが正しく設定メッセージのデータを記憶できる。この例を実行するためには、例えば<replace/>、<add/>、<new/>といった別のタグを、ルート要素SyncSettingsの下位で使用できる。
【0058】
この要素は、決して上記の要素に限定されず、そのアプリケーションもXML形式に限定されず、例えばHTML形式の設定メッセージのデータを送信することもできる。付属2は上記DTDの要素を含む設定メッセージの平文のXMLサンプルを示す。
【0059】
上記の要素は、本発明の好ましい実施例に基づいて、WAP規格に関するリファレンスを含む(よって同期はWSPプロトコルを用いて好ましく実行される)が、設定メッセージの送信はこれに限定されない。HTTPやOBEXの規格及びこのような規格でサポートされる下位層の通信技術を使用できる。
【0060】
本発明の好ましい実施例によると、無線電気通信システムに接続された同期サーバS設定メッセージをバイナリのWBXML(無線バイナリXML)形式に符号化する(ステップ301)。XML形式の文書は、WBXML形式(またはHTML形式)に変換できる。WBXML形式を用いると、要求されるデータ通信容量を減らせるという利点が生まれる。この利点は無線インターフェースの通信において特に有利である。WBXML形式は、設定メッセージが、例えばショート・メッセージ・サービスSMSのような、データ通信容量の限られたメカニズムを利用して送信される場合に好ましい。付属3は、上記要素をWBXML形式に貼り付けるためのトークンの割当てを表す。
【0061】
WAPプロトコルのプッシュ・サービスを用いた通信の場合、設定メッセージは所定のWDP(Wireless Datagram Protocol:無線データグラム・プロトコル)のポートに割り当てられる。端末TEはこのポートをリスニングしなければならない。下位層での通信は、WAPプロトコルがサポートする任意の通信プロトコル、例えば、SMSや他の信号伝達型の通信方式(例えばUSSD:Unstructured Supplementary Service Data)、又は回線交換データ呼び出しやパケット・データ通信サービス等、を用いて行うことができる。
【0062】
当業者にとって、技術の発展として、本発明の基本的な思想が複数の方法で実行できることは明らかである。従って、本発明と実施例は上記の例に限定されず、請求の範囲内で変更することができる。
【0063】
【表5】
Figure 2004531805
【0064】
付属書2.
Figure 2004531805
Figure 2004531805
【0065】
【表6】
Figure 2004531805

【図面の簡単な説明】
【0066】
【図1】図1はSyncML同期プロトコルによる同期を示す図である。
【図2】図2は無線ネットワーク及びローカル・エリア・ネットワークを示す図である。
【図3】図3は本発明の好ましい実施例による方法を示す図である。
【図4】図4は本発明の好ましい実施例による設定メッセージを示す図である。

Claims (22)

  1. 少なくともひとつの端末と、少なくともひとつの同期サーバと、端末にある第一のデータベースと、第二のデータベースとを有するネットワーク・システムにおける少なくともひとつのアプリケーションのデータ同期を行う方法であって、
    同期接続は端末−同期サーバ間で同期のために行われ、
    アプリケーション・データの同期に要求されるデータであって、少なくとも第二のデータベースの設定を含むデータを含む設定メッセージを生成し、
    前記設定メッセージを同期サーバから端末へ送信し、
    構築された同期接続および該データの少なくとも一部によって同期を初期化し、
    前記データの少なくとも一部によって、少なくとも第一のデータベースと第二のデータベースのデータを同期させることを特徴とする、データ同期方法。
  2. 前記少なくとも第二のデータベースの設定は、少なくとも第二のデータベースの名前、サポートされるコンテンツ・タイプに関するデータ、URI指定子等のアドレス、を含み、
    第二のデータベースのデータを同期させる要求に対する応答として、端末から同期サーバへのデータ同期を行う前に、同期セッションの初期化において少なくとも前記アドレスを送信することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記データがさらにユーザ・テキストを含み、前記ユーザ・テキストは端末のユーザに表示されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記データはさらに同期のタイミングを決める設定を有し、
    同期接続および同期の初期化は、前記設定に従った時間に端末から開始することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載の方法。
  5. 前記設定メッセージは、前記データが新しいか、前のデータを置き換えるのか、補足的かを判断する、少なくともひとつのフィールドを有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載の方法。
  6. 前記設定メッセージが、バイナリ形式またはテキスト形式のXML文書であることを特徴とした、請求項1〜5のいずれか一つに記載の方法。
  7. 前記設定メッセージはSMS、OBEX、HTTPまたはWAPのいずれか一つ以上のプロトコルを用いて送信されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一つに記載の方法。
  8. 同期サーバと無線端末との通信をWAPプロトコル・スタックに基づいて行い、
    同期セッションの初期化おとび同期は、WAPプロトコル・スタックの最上位で実行されるSyncML同期プロトコルに基づいて実行されることを特徴とした、請求項1〜7のいずれか一つに記載の方法。
  9. 前記データは複数のデータベースの設定を有し、
    少なくとも第一のデータベースおよび前記複数のデータベースのデータ同期が前記データの少なくとも一部を利用して行われることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一つに記載の方法。
  10. 少なくともひとつの端末と、少なくともひとつの同期サーバと、端末にある第一のデータベースと、第二のデータベースで構成され、
    端末および同期サーバは、同期を実行するために端末と同期サーバとの間に同期接続を確立するよう構成された電気通信システムであって、
    同期サーバはアプリケーション・データの同期に必要なデータであって、少なくとも第二のデータベースの設定を含むデータを有する設定メッセージを生成し、
    同期サーバは前記設定メッセージを端末に送信し、
    端末および同期サーバは、構築された同期接続および前記データの少なくとも一部を利用して同期を初期化し、
    同期サーバは、前記データの少なくとも一部を利用して、少なくとも第一のデータベースおよび第二のデータベースのデータを同期することを特徴とする、電気通信システム。
  11. 前記データが、
    − 同期開始のタイミングに関する設定、
    − 少なくとも第二のデータベースの名前およびアドレス、およびそれらがサポートするコンテンツ・タイプのデータ、
    − 端末でユーザに表示されるユーザ・テキスト、
    − 同期サーバの情報、
    の、少なくとも一つを含んでいることを特徴とする、請求項10に記載の電気通信システム。
  12. 少なくとも端末側の第一のデータベースおよび第二のデータベースのアプリケーション・データを同期する手段を有する同期サーバであって、
    前記同期サーバがさらに、
    アプリケーション・データの同期に必要なデータであって、少なくとも第二のデータベースの設定を含むデータを有する設定メッセージを生成し、
    同期サーバから前記設定メッセージを端末に送信し、
    構築された同期接続および初期化中に端末から送信された前記データの少なくとも一部を利用して同期を初期化し、
    前記データの少なくとも一部を利用して、少なくとも第一のデータベースおよび第二のデータベースのデータを同期させることを特徴とする、同期サーバ。
  13. 前記データが、
    − 同期開始のタイミングに関する設定、
    − 少なくとも第二のデータベースの名前およびアドレス、およびそれらがサポートするコンテンツ・タイプのデータ、
    − 端末でユーザに表示されるユーザ・テキスト、
    − 同期サーバの情報、
    の、すくなくとも一つを含んでいることを特徴とする、請求項12に記載の同期サーバ。
  14. 少なくともひとつの同期サーバと第二のデータベースをもって、電気通信装置の第一のデータベースのアプリケーション・データを同期させる手段を有し、同期サーバとの間の同期接続を確立して同期を行う電気通信装置であって、
    前記電気通信装置はさらに、
    アプリケーション・データの同期に必要なデータであって、少なくとも第二のデータベースの設定を含むデータを有する少なくともひとつの設定メッセージを同期サーバから受信し、
    前記データを自身のメモリに記憶し、
    少なくとも前記データの一部を利用して同期サーバで同期を初期化する電気通信装置。
  15. 前記データがさらに同期のタイミングを定義するデータを有し、
    電気通信装置が、同期接続の確立と同期の初期化を前記設定に基づいた時間に開始することを特徴とする、請求項14に記載の電気通信装置。
  16. 前記データがさらにユーザ・テキストを含み、
    電気送信装置は電気通信システムのユーザに対してユーザ・テキスト表示することを特徴とする、請求項14または15に記載の電気通信装置。
  17. 少なくとも第二のデータベースの設定は、少なくともデータベースの名前、サポートされるコンテンツ・タイプに関するデータ、URI指示子等のアドレスを含み、
    電気通信機器は、同期の初期化において、前記データベースのデータを同期する必要に応じて、少なくとも前記アドレスを同期サーバに送信することを特徴とした、請求項14〜16のいずれか一つに記載の電気通信機器。
  18. 該電気通信装置は無線であり、WAPプロトコルと、WAPプロトコルの最上位に実装されるSyncML同期プロトコルをサポートし、
    該電気通信装置はWAPプロトコルを用いて同期サーバと通信を行い、
    該電気通信装置のクライアント・エージェントは同期サーバのサーバ・エージェントとSyncML同期プロトコルに基づいて通信を行うことを特徴とする、請求項14〜17のいずれか一つに記載の電気通信機器。
  19. 少なくとも第一のデータベースを有する電気通信装置の内部メモリにロード可能で、該電気通信装置において実行されるコードを含んだコンピュータ・プログラムであって、該電気通信装置は、該コードによって同期を実行するために、該電気通信装置と同期サーバとの間に同期接続を行い、
    該コードによって該電気通信装置はさらに、
    アプリケーション・データ同期のために必要なデータであって、少なくとも第二のデータベースの設定を含んだデータを有する少なくともひとつの設定メッセージを受信し、
    該データを自身のメモリに記憶し、
    少なくとも前記データの一部を利用して同期サーバで同期を初期化することを特徴とする、コンピュータプログラム。
  20. コンピュータで読み込み可能なデータ記憶媒体であって、該データ記憶媒体は請求項19に記載のコンピュータ・プログラムを有することを特徴とする、データ記憶媒体。
  21. 同期サーバとして機能するコンピュータの内部メモリにロード可能なコンピュータ・プログラムであって、
    前記コンピュータ・プログラムは同期サーバで実行されるコードを含み、該コードによって同期サーバが、
    アプリケーション・データの同期に要求されるデータであって、少なくとも第二のデータベースの設定を含むデータを含んだ設定メッセージを生成し、
    前記設定メッセージを同期サーバから少なくともひとつの端末に送信し、
    構築された同期接続と、初期化中に端末が送信する前記データの少なくとも一部を利用して同期を初期化し、
    少なくとも該データの一部を利用して、少なくとも第一のデータベースおよび第二のデータベースのデータを同期することを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  22. コンピュータで読み込み可能なデータ記憶媒体であって、
    該データ記憶媒体は請求項21に記載のコンピュータ・プログラムを有することを特徴とする、データ記憶媒体。
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