JP2004218402A - 戸幅の異なる両引分戸の連動開閉装置と連動開閉装置付常開式防火戸 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】両引分戸を全開させた時の上部位置に滑車5、5をそれぞれ設け、両滑車間に筒状誘導具6を通したワイヤロープ7をエンドレス状に張設し一旦両引分戸を全閉位置に戻した後、幅狭引き戸側から持ち出したワイヤロープ固定具8と筒状誘導具なし側のワイヤロープとを固着し、幅広引き戸側から持ち出した固定具9と筒状誘導具とを連結し筒状誘導具付側のワイヤロープ7において幅広引き戸を開方向に移動させる時この筒状誘導具端のうち幅狭引き戸1aを動かさない側の当接位置Pに第1留め具10を固着しこの第1留め具10の位置Pから筒状誘導具方向に両引分戸の戸幅の差と筒状誘導具の長さとを加えた距離だけ離れた位置Qに第2留め具を固着して幅広引き戸を開閉操作する連動開閉装置と同装置付防火戸
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は一方の引き戸を開閉すれば他方の引き戸も同時に開閉できる両引分戸の連動開閉装置に関するものとこの装置付常開式両引分防火戸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
両引分戸の一方を開閉操作することにより他の一方も連動して開閉させる方法の基本形は引分戸(特許文献1参照)に詳しく説明されており、またエレベータ前のドア開閉装置(特許文献2参照)にも応用されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−20608号公報明細書全頁
【特許文献2】
特開平11−20608号公報、図1
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこれらの両引分戸の連動装置は戸幅が同じ長さのものの開閉で左右対称のものであれば有効であるが、中にはエレベータ前設置に際して設計上収納に関して片方側の幅は大きく取れるが他方側が小さくしか取れないため左右の戸幅を同じに出来ないとか、奥行きがなくレール2本の2枚引き戸にすることが出来ないためレール1本の引き戸にしなければならないなどの制約条件があることがあり、その場合には上記した装置を用いることが出来ないという不都合があり、このようなケースが近年特に増加傾向にある。本発明はかかる不都合を解決することを目的として提供されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は掛かる不都合を左右のドア幅を互いに異ならせ、更にドアから持ち出した固定具とワイヤロープとの取付け方法を工夫することによりかかる不都合を解決した。すなわち一つには左右の戸幅が異なる両引分戸においてこの両引分戸を全開させた時のそれぞれの上方位置に滑車が設けられこの両滑車間に1個の筒状誘導具を通したワイヤロープがエンドレス状に張設され一方の引き戸側から持ち出されたワイヤロープ固定具と上記ワイヤロープのうち筒状誘導具がない方のワイヤロープとが固着され他方の引き戸側から持ち出された筒状誘導具の固定具と筒状誘導具とが固着連結されてなり両引分戸を全閉または全開位置に置いて当該位置を初期位置と設定し筒状誘導具が通された方のワイヤロープで初期位置における筒状誘導具端のうち幅広引き戸を上記設定位置と反対方向に動かす時この筒状誘導具により幅狭引き戸が移動しない側に当接して第1留め具が固着されこの第1留め具の固着位置から筒状誘導具方向に幅広引き戸と幅狭引き戸との戸幅の差と筒状誘導具の長さとを加えた距離だけ離れた位置のワイヤロープに第2留め具が固着されてなり幅広引き戸が全開あるいは全閉位置に到達する時幅狭引き戸もまた同時に全開あるいは全閉位置に到達することを特徴とする戸幅の異なる両引分戸の連動開閉装置であり、また1つは通常時は係止手段により常開係止され緊急時は非常信号により係止が自動解除されて閉鎖手段により開口部を閉鎖する戸幅の異なる常開式両引分防火戸において緊急時における閉鎖手段が幅広防火戸側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の連動開閉装置付常開式防火戸である。
【0006】
ここで両引分戸を「上記設定位置と反対方向に動かす」とは例えば両引分戸を全閉位置に置いたと設定すると「反対方向」とは引き戸が開いてゆく方向を指し、両引分戸を全開位置に置いたと設定すると「反対方向」とは引き戸が閉じてゆく方向を指す。
【0007】
また、この防火戸はレール軌道上で吊車式であっても床車輪式であっても良く、全開時に用いる係止及び係止解除手段はその機能を果たせばどのようなものでも良い。また、閉鎖手段は閉鎖装置を用いても良いし、吊車式の場合は互いのレールを全閉方向に傾斜させて設置し自閉させても良く、閉鎖装置を用いる場合には幅広引き戸を閉鎖手段により操作することが必須条件であり、どちらの場合も閉鎖時の加速性を軽減するため調速装置を付加することが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施例を図に基づいて説明すると図1、図2は本発明装置の主要部構造を抜粋した説明図であり、図3は本発明防火戸のうち連動開閉装置のみを主として抜粋した斜視図、図4は本発明防火戸のうち係止装置及び閉鎖装置を主として抜粋した斜視図、図5は実施例の連動開閉装置のワイヤロープとの接続状況を抜粋して開口部側よりみた斜視図であり、図3と図4とは引き戸上部のほぼ同じような場所に互いに干渉することなく取りつけられているが説明の都合上分解表示した。
【0009】
まず実施例1の構成を説明すると、図1においてWaの幅を有する幅狭引き戸1aとWbの幅を有する幅広引き戸1bが戸車(図示せず)とレール(図示せず)により左右に開かれるように構成されている。図中実線で示した位置が両引分戸の全閉位置であり、2点鎖線で示した位置が両引分戸の全開位置である。
【0010】
図1に示すように幅狭引き戸1aと幅広引き戸1bとを全開させた時の上方
位置の両側に滑車5、5がそれぞれ設けられ、両滑車5、5間に長さLの筒状誘導具6を通したワイヤロープ7がエンドレス状に張設されている。
【0011】
両引分戸1a、1bがそれぞれ全閉位置に置かれ、幅狭引き戸1aから持ち出されたワイヤロープ固定具8と筒状誘導具6がついていない側のワイヤロープ7とがKの位置で固着されている。一方、幅広引き戸1bから持ち出された筒状誘導具6の固定具9と筒状誘導具6とが連結されて一体化されている。
【0012】
そして更に幅広引き戸1bを開く方向に動かす際、筒状誘導具6を通過させた側のワイヤロープ7内で初期位置における筒状誘導具端のうちこの筒状誘導具6が幅狭引き戸1aを動かさない側の当接位置Pに筒状誘導具6の第1留め具10が固着され、この第1留め具取付位置Pから筒状誘導具方向に筒状誘導具の長さLと幅広引き戸1bと幅狭引き戸1aの戸幅の差Wb−Waとを加えた距離すなわち筒状誘導具方向にL+(Wb−Wa)だけ離れた位置Qに第2留め具11が固着されてなる戸幅の異なる両引分戸の連動開閉装置である。ここで注意すべきことは両引戸全開時に位置Qと位置Kにおける固着物がそれぞれの上方の滑車5、5に当たらないようにあらかじめ筒状誘導具6の固定具9とワイヤロープ固定具8の持ち出し位置を設定することである。
【0013】
次にその動作を説明すると両引分戸1a、1bの全閉位置から幅広引き戸1bを開方向に移動させてゆくと幅広引き戸1bに固定具9で連結された筒状誘導具6もまた同様にワイヤロープ7を移動させることなくQ位置まで移動する。そして筒状誘導具6がQ位置で第2留め具11に当接し、更に幅広引き戸1bを開方向に移動させてゆくと第2留め具11はワイヤロープ7に固着されているため、今度はワイヤロープ7も一緒に移動し、ワイヤロープ固定具8もまたワイヤロープ7に固着されているため、それに伴って幅狭引き戸1aも開方向に移動することになる。ここで、筒状誘導具6がQ位置で第2留め具11に当接するまでに移動した距離は初期条件設定よりWb−Waであり、全開位置までの残りの距離はWb−(Wb−Wa)=Waであるから幅広引き戸1bが全開位置に到達した時、幅狭引き戸1aもまた全開位置に到達することになる。すなわち両引分戸は同時に全開位置に達することになる。
【0014】
今度は逆に幅広引き戸1bを閉方向に移動させてゆくと筒状誘導具6は幅広引き戸1bと同様に移動するのでP位置までワイヤロープ7を移動させることなく単独で移動する。そして筒状誘導具6がP位置で第1留め具10に当接し、更に幅広引き戸1bを閉方向に移動させてゆくと第1留め具10はワイヤロープ7に固着されているため、今度はワイヤロープ7も移動し、ワイヤロープ固定具8もまたワイヤロープ7に固着されているため、それに伴って幅狭引き戸1aも閉方向に移動することになる。筒状誘導具6がP位置で第1留め具11に当接するまでに移動した距離はWb−Waであり、全閉位置までの残りの距離はWb−(Wb−Wa)=Waであるから幅広引き戸1bが全閉位置に到達した時、幅狭引き戸1aもまた全閉位置に到達することになる。すなわち両引分戸は同時に全閉位置に達することになる。
【0015】
以上の動作説明からわかるように全開位置を初期位置と設定した場合はQの位置が第1留め具の固着位置となりPの位置が第2固定具の固着位置となるだけであり、両引分戸を全開・全閉のどちらの位置を初期位置設定としてもPとQの位置関係は変わらない。
【0016】
次に実施例2について説明する。実施例2は図2に示すように幅狭引き戸1aと幅広引き戸1bとを全開させた時の上方位置の両側に滑車5、5がそれぞれ設けられ、両滑車5、5間に長さLの筒状誘導具6を通したワイヤロープ7がエンドレス状に張設されていることと両引分戸1a、1bをそれぞれ全閉位置に置いて初期位置設定するのは実施例1と同様であるが、実施例2は実施例1の場合とは接続が逆で幅狭引き戸1aから持ち出された筒状誘導具6の固定具9に筒状誘導具6が連結されて一体化され、幅広引き戸1bから持ち出されたワイヤロープ固定具8と筒状誘導具6がついていない側のワイヤロープ7とがKの位置で固着されたものである。
【0017】
そして更に幅広引き戸1bを開く方向に動かす際、筒状誘導具6を通過させた側のワイヤロープ7内で初期位置における筒状誘導具端のうちこの筒状誘導具6が幅狭引き戸1aを動かさない側の当接位置Pに筒状誘導具6の第1留め具10が固着され、この第1留め具の取付位置Pから筒状誘導具方向に筒状誘導具の長さLと幅広引き戸1bと幅狭引き戸1aの戸幅の差Wb−Waとを加えた距離すなわち筒状誘導具方向にL+(Wb−Wa)だけ離れた位置Qに第2留め具11が固着されてなる戸幅の異なる両引分戸の連動開閉装置である。ここで注意すべきことは両引戸全開時に位置Pと位置Kにおける固着物がそれぞれの上方の滑車5、5に当たらないようにあらかじめ筒状誘導具6の固定具9とワイヤロープ固定具8の持ち出し位置を設定することである。
【0018】
次にその動作を説明すると両引分戸1a、1bの全閉位置から幅広引き戸1bを開方向に移動させてゆくと幅広引き戸1bから持ち出されたワイヤロープ固定具8とワイヤロープ7とは固着されているためワイヤロープ7もまた移動する。
一方、第1留め具10は筒状誘導具端のうちこの筒状誘導具6が幅狭引き戸1aを動かさない側に設けられているためワイヤロープ7と共に移動するが幅狭引き戸1aは移動しない。
【0019】
そしてQ位置に固着された第2留め具11が筒状誘導具6に当接し、更に幅広引き戸1bを開方向に移動させてゆくと第2留め具11は筒状誘導具6をそのまま押してゆき、筒状誘導具6に固着連結された幅狭引き戸1aもまた開方向に移動することになる。ここで、Q位置の第2留め具11が筒状誘導具6に当接するまでに移動した距離は初期条件設定よりWb−Waであり、全開位置までの残りの距離はWb−(Wb−Wa)=Waであるから幅広引き戸1bが全開位置に到達した時、幅狭引き戸1aもまた全開位置に到達することになる。すなわち両引分戸は同時に全開位置に達することになる。
【0020】
今度は逆に幅広引き戸1bを閉方向に移動させてゆくと第2留め具11はワイヤロープ7と共に移動するが筒状誘導具6は第1留め具10が到達するまで停止し幅狭引き戸1aもまた停止したままである。そして筒状誘導具6に第1留め具10が当接し、更に幅広引き戸1bを閉方向に移動させてゆくと第1留め具10により筒状誘導具6は閉方向に移動しそれに伴って幅狭引き戸1aもまた閉方向に移動することになる。ここで筒状誘導具6に第1留め具10が当接するまでに移動した距離は初期条件設定よりWb−Waであり、全閉位置までの残りの距離はWb−(Wb−Wa)=Waであるから幅広引き戸1bが全閉位置に到達した時、幅狭引き戸1aもまた全閉位置に到達することになる。すなわち両引分戸は同時に全閉位置に達することになる。
【0021】
以上の動作説明からわかるように全開位置を初期位置と設定した場合はQの位置が第1留め具の固着位置となりPの位置が第2固定具の固着位置となるだけであり、両引分戸を全開・全閉のどちらの位置を初期位置設定としてもPとQの位置関係は変わらないことがわかる。
【0022】
実施例1と実施例2とからわかるように本発明のように両引分戸の連動開閉装置を構成し、幅広引き戸1bを操作することによりどのような戸幅の異なる両引分戸であっても両引分戸1a、1bは同時に全閉全開を繰り返すことが出来る。
【0023】
次に実施例3について説明する。実施例3は実施例1の連動開閉装置を取りつけた常開式両引分防火戸である。実施例1と構成動作を同じくするものについては同じ番号を用いる。まずその構成を説明すると、まず、図3においてWaの幅を有する幅狭防火戸1aとWbの幅を有する幅広防火戸1bがレール2上にそれぞれ吊車3により接続具4を介して吊り下げられており幅狭防火戸1aと幅広防火戸1bの両者はレール2に沿って開閉自在に動く。幅広防火戸1bには図4に示すように係止装置13に係止される係止具12が設けられ、調速装置を内蔵する閉鎖装置14が幅広防火戸1bを閉鎖する方向に設けられ、閉鎖装置14から引き出されたワイヤロープ15の先端は幅広防火戸1bに取りつけられている。
また、幅広防火戸1bの全開位置には係止具12と連結係止される係止装置13が設けられてなる。
【0024】
両引分防火戸1a、1bを全開させた時の上部位置の両方に滑車5、5がそれぞれ設けられ、両滑車5、5間に長さLの筒状誘導具6を通したワイヤロープ7がエンドレス状に張設され、両引分防火戸1a、1bを全閉位置に置いた後、幅狭防火戸1a側の接続具4から持ち出されたワイヤロープ固定具8と筒状誘導具6がついていない側のワイヤロープ7とが位置Kで固着されている。一方、幅広防火戸1b側の接続具4から持ち出された固定具9と上記筒状誘導具6とが連結され、筒状誘導具6を通過させた側のワイヤロープ7で筒状誘導具6が防火戸全閉位置より幅狭防火戸方向に移動出来ない位置Pに筒状誘導具6の第1留め具10が固着され、この第1留め具の固着位置から筒状誘導具方向に筒状誘導具の長さLと幅広防火戸1bと幅狭防火戸1aとの戸幅差Wb−Waとを加えた距離、すなわち筒状誘導具方向にL+(Wb−Wa)だけ離れた位置Qに第2留め具11が固着されてなる戸幅の異なる両引分戸の連動開閉装置付常開式両引分防火戸である。この第1留め具10、第2留め具11の固着状況は図5に示す通りであり、K、P、Qの位置は図1に示す通りである。
【0025】
次にその動作を説明すると、幅広防火戸1bを開方向に移動させてゆくと幅広防火戸1bに固定具9で連結された筒状誘導具6もまた同様にワイヤロープ7を移動させることなく単独で移動する。そして筒状誘導具6が第2留め具11に当接後、更に幅広防火戸1bを開方向に移動させてゆくと第2留め具11はワイヤロープ7に固着されているため、命度はワイヤロープ7をも一緒に移動し、ワイヤロープ固定具8もまたワイヤロープ7に固着されているため、それに伴って幅狭防火戸1aも開方向に移動することになる。ここで、筒状誘導具6が第2留め具11に当接するまでに移動した距離は初期条件設定よりWb−Waであり、全開位置までの残りの距離はWb−(Wb−Wa)=Waであるから幅広引き戸1bが全開位置に到達した時、幅狭防火戸1aもまた全開位置に到達し、幅広防火戸1bに設けられた係止具12が係止装置13に連結係止されるため両引分防火戸1a、1bは全開したまま停止することになる。
【0026】
火災などの異常信号が係止装置13に入ると係止装置13は幅広防火戸1bに設けられた係止具12の係止を解除するため、幅広防火戸1bは閉鎖装置14によって閉方向に移動してゆく。筒状誘導具6は幅広防火戸1bと共に動くので第1留め具10の位置までワイヤロープ7を動かすことなく単独で移動する。そして筒状誘導具6が第1留め具10に当接した後も更に幅広防火戸1bは閉方向に閉じてゆくのでワイヤロープ7もまた移動し、ワイヤロープ固定具8のために幅狭防火戸1aも閉方向に移動することになる。筒状誘導具6が第1留め具11に当接するまでに移動した距離はWb−Waであり、全閉位置までの残りの距離はWb−(Wb−Wa)=Waであるから幅広防火戸1bが全閉位置に到達した時、幅狭防火戸1aもまた全閉位置に到達することになる。すなわち両引分戸は同時に全閉位置に達する。
【0027】
【発明の効果】
本発明の連動開閉装置は簡単な構造でしかも、どのような戸幅の異なる両引分戸であっても全開時には異なる幅の戸袋に完全収納できるという効果があり、常開式両引分防火戸としても需要者の要求に応えることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の主要部を抜粋した説明図
【図2】本発明装置の主要部を抜粋した説明図
【図3】本発明防火戸のうち連動開閉装置のみを主として抜粋した斜視図
【図4】本発明防火戸のうち係止装置及び閉鎖装置のみを主として抜粋した斜視図
【図5】実施例の連動開閉装置のワイヤロープとの接続状況を抜粋して開口部側よりみた斜視図
【符号の説明】
1a、 幅狭引き戸
1b、 幅広引き戸
2、 レール
3、 吊車
4、 接続具
5、 滑車
6、 筒状誘導具
7、 ワイヤロープ
8、 ワイヤロープ固定具
9、 筒状誘導具の固定具
10、 第1留め具
11、 第2留め具
12、 係止具
13、 係止装置
14、 閉鎖装置
15、 ワイヤロープ
Claims (2)
- 左右の戸幅が異なる両引分戸においてこの両引分戸を全開させた時のそれぞれの上方位置に滑車が設けられこの両滑車間に1個の筒状誘導具を通したワイヤロープがエンドレス状に張設され一方の引き戸側から持ち出されたワイヤロープ固定具と上記ワイヤロープのうち筒状誘導具がない方のワイヤロープとが固着され他方の引き戸側から持ち出された筒状誘導具の固定具と筒状誘導具とが固着連結されてなり両引分戸を全閉または全開位置に置いて当該位置を初期位置と設定し筒状誘導具が通された方のワイヤロープで初期位置における筒状誘導具端のうち幅広引き戸を上記設定位置と反対方向に動かす時この筒状誘導具により幅狭引き戸が移動しない側に当接して第1留め具が固着されこの第1留め具の固着位置から筒状誘導具方向に幅広引き戸と幅狭引き戸との戸幅の差と筒状誘導具の長さとを加えた距離だけ離れた位置のワイヤロープに第2留め具が固着されてなり幅広引き戸が全開あるいは全閉位置に到達する時幅狭引き戸もまた同時に全開あるいは全閉位置に到達することを特徴とする戸幅の異なる両引分戸の連動開閉装置
- 通常時は係止手段により常開係止され緊急時は非常信号により係止が自動解除されて閉鎖手段により開口部を閉鎖する戸幅の異なる常開式両引分防火戸において緊急時における閉鎖手段が幅広防火戸側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の連動開閉装置付常開式防火戸
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