JP2004215985A - 飲料飲用補助具 - Google Patents

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Koji Ishikawa
浩二 石川
Yutaka Uematsu
裕 植松
Katsumi Kameda
克巳 亀田
Norikazu Shinoki
則和 篠木
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Abstract

【課題】加温販売された飲料容器入りの飲料を口内火傷を引き起こすことなく飲用することを可能とする飲料飲用補助具を提供する。
【解決手段】飲料飲用補助具は、筒状の本体と、該本体の上端に形成された鍔状ストッパーと、該ストッパーを介して本体と一体に形成された飲み口部と、前記本体の下端に該本体と一体に形成された、少なくとも1枚の、飲料容器の蓋材に突き刺される突き刺し刃からなる突き刺し部を備える。鍔状ストッパーには飲料容器のフランジ部への係止部が連設されている。また、飲み口部の向きと同じ向きの側の本体の壁領域の一部が切欠され、流入口が形成されている。飲み口部は周壁を備え、この周壁は飲み口部の上面の少なくとも一部は被覆しないように形成されている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は飲料飲用補助具に関し、更に詳しくはホットウォーマーで加温販売される、或いは自動販売機で加温販売される金属罐、プラスチック製容器または紙カップ容器等の液体容器入りのホットなコーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶、スープ、ジュース等を飲む時に便利な飲料飲用補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図1に例示するように、容器本体1内にコーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶、スープ、ジュース等を常温充填し、例えばアルミニウム箔/ポリエチレン複合フィルムからなる突き刺し可能な蓋材(図示せず)で容器本体1の口部を密封しその上にオーバーキャップ2を被せ容器本体1の胴部にはストロー3がはいった袋体を貼着してなる容器入り飲料がコンビニエンスストア等において販売されている。またこの容器入り飲料をコンビニエンスストア等に設置されたホットウォーマー内に陳列して60℃前後に加温販売することも行われている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−264947号公報(第1図、第4図)
【特許文献2】
特開平7−285579号公報(第1図、第3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような飲料を購入した消費者は60℃前後に加温されたコーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶、スープ、ジュース等の飲料をストローを使って飲もうとすると、容器内の熱い飲料が途中で空気にふれて冷まされることなくストローを通して口内に吸い込まれ、場合によっては口の中を火傷する場合がある。
【0005】
本発明の目的は、加温販売された飲料容器入りの飲料を口内火傷を引き起こすことなく飲用することを可能とする飲料飲用補助具を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、上記の課題を解決するもので、フランジを備える筒状の本体と、該本体のフランジより上方に該本体と一体に形成された飲み口部と、前記本体の下端に該本体と一体に形成された、少なくとも1枚の、飲料容器の蓋材に突き刺される突き刺し刃からなる突き刺し部を備え、突き刺し部を飲料容器の蓋材に突き刺し本体及び突き刺し部を容器内に挿入し、容器内の飲料を本体内部及び飲み口部を通して飲用するように構成されていることを特徴とする飲料飲用補助具を要旨とする。
【0007】
本発明の飲料飲用補助具は、鍔状ストッパーに飲料容器のフランジ部への係止部が連設されており、飲料飲用補助具を飲料容器に固定できるように構成されていることが望ましい。
【0008】
また、本発明の飲料飲用補助具は、本体の壁の一部が切欠され、流入口が形成されていることが望ましい。本発明の飲料飲用補助具を容器に付けて、容器を傾けて飲むとき下側になる本体の壁領域、即ち飲み口部の向きと同じ向きの側の本体の壁領域の一部に流入口を設け、内容物が突き刺し刃と突き刺し刃の間を通して、或いは本体の内壁と突き刺し刃の間を通して、本体内に内容物が流れ込むだけでなく、流入口を通しても本体内に内容物が流れ込むことにより、内容物を最後まで飲み干せるように構成されていることが望ましい。
【0009】
また、本発明の飲料飲用補助具において、飲み口部は周壁を備え、該周壁は飲み口部の上面の少なくとも一部は被覆しないように、即ち吸い飲みの口部のように完全な円筒でなく、飲料を飲んでいるときにエア置換を確実に行うことができるように、飲み口部の上面の少なくとも一部を露出させるように周壁が構成されていることが望ましい。
【0010】
本発明の飲料飲用補助具を容器に装着して容器内の飲料を飲むとき、突き刺し部を容器の口部を覆っている蓋材に突き刺して鍔状ストッパーが蓋材に接するまで本体及び突き刺し部を容器内に挿入し、容器を傾けて容器内の飲料を突き刺し刃と突き刺し刃の間を通し、或いは本体の内壁と突き刺し刃の間を通し、本体内を経て飲み口部に流入させ、飲み口部から飲料を飲むことができる。そのときストローを通して吸い込むのと異なり、飲料を適度の速さで飲むことができるので口内火傷は回避される。
【0011】
本発明の飲料飲用補助具は、プラスチック製容器、紙/合成樹脂/金属箔複合材料または紙/合成樹脂複合材料からなる容器、または金属製容器の何れに対しても適用可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の飲料飲用補助具を示し、(A)は縦断面図、(B)は平面図である。また、図3は本発明の飲料飲用四序具の側面図を示す。
【0013】
本発明の飲料飲用補助具10は、筒状の本体11と、該本体11の上端に形成された鍔状ストッパー16と、該ストッパー16を介して本体11と一体に形成された飲み口部17と、前記本体11の下端に本体11と一体に形成された、数枚の放射状に配置された、飲料容器の蓋材に突き刺される突き刺し刃12aからなる突き刺し部12を備える。また、本体11は鍔状ストッパー16の下側に飲料容器の密着部を有する。尚、図2に示す実施の形態においては突き刺し刃12aは4枚あるが、突き刺し刃12aの数はこれに限定されず、例えば3つの突き刺し刃を放射状に配置してもよい。
【0014】
更に、図6に示すように、突き刺し部12は1枚の突き刺し刃12aからなるように構成してもよい。即ち、突き刺し部12は、本体11の下端に本体11と一体に形成された、本体11の下端の開口部をその直径方向に横断する、1枚の突き刺し刃12aのみを備えるものであってもよい。
【0015】
鍔状ストッパー16には飲料容器のフランジ部への係止部18が連設されている。
【0016】
また、飲み口部17の向きと同じ向きの側の本体11の壁領域の一部が切欠され、流入口14が形成されている。それ故、飲料飲用補助具10を飲料容器に付けて、飲料容器を傾けて飲むとき下側になる、飲み口部17の向きと同じ向きの側の本体11の壁領域の一部に流入口14があることにより、液体内容物が突き刺し刃12aと突き刺し刃12aの間を通して、或いは突き刺し部12が1枚の突き刺し刃からなる場合は本体11の内壁と突き刺し刃12aの間を通して、本体11内に内容物が流れ込むだけでなく、流入口14を通しても本体11内に液体内容物が流れ込むことにより、液体内容物を最後まで飲み干せることができる。
【0017】
また、飲み口部17は周壁17aを備え、この周壁17aは、飲み口部17の上面は被覆しないように形成されている。即ち、飲み口部17は、吸い飲みの口部のように完全な円筒でなく、飲料を飲んでいるときにエア置換を確実に行うことができるように、飲み口部17の上面を露出させるように周壁17aは構成されている。尚、この場合、エア置換を妨げない範囲で飲み口部17の上面の一部を覆うように周壁17aを形成してもよい。
【0018】
図4は本発明の飲料飲用補助具10を例えば紙/アルミニウム箔/ポリエチレン複合材料からなるカップ容器19に取り付けた状態を示す。突き刺し部12は蓋材20に突き刺してカップ容器19内に鍔状ストッパー16が蓋材20に接するまで本体11及び突き刺し部12を挿入し、カップ容器19のフランジ19aに係止部18を係止する。
【0019】
この状態でカップ容器19を傾けてカップ容器19内の飲料を放射状に配置された突き刺し刃12aと突き刺し刃12aの間を通して、或いは突き刺し部が1枚の突き刺し刃12aからなる場合には本体11の内壁と突き刺し刃12aの間ょを通して、本体11内を経て飲み口部17に流入させ、飲み口部17から飲料を飲むことができる。そのときストローを通して吸い込むのと異なり、飲料を適度の速さで飲むことができ、また、飲み口部を通して適度の温度に冷ましながら飲むことができるので、口内火傷は回避される。
【0020】
本発明において、例えば4枚の突き刺し刃12aを備える突き刺し部12の場合、突き刺し刃12aを蓋材20に突き刺したとき、突き刺し刃12aによって破断した部分以外に亀裂が走らず、突き刺し刃12aによる破断によって形成された4分の1円の部分が本体11の密着部13に密着するように、蓋材20の材料として例えば未延伸ナイロン/ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等のポリオレフィン系フィルムの積層フィルム、未延伸ナイロン/エチレンポリビニルアルコール共重合体や塩化ビニリデン等のバリアー層/未延伸のポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等のポリオレフィン系フィルムの積層フィルム、未延伸ナイロン/アルミニウム等の金属蒸着層/未延伸のポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等のポリオレフィン系フィルムの積層フィルム等を利用するのが望ましい。
【0021】
図5はオーバーキャップ21に形成した穴を通して、本発明の飲料飲用補助具10をカップ容器19に取り付けた状態を示す。この場合オーバーキャップ21に押すことにより容易に破断可能な円形の薄肉部を形成しておき、この薄肉部で囲まれた領域内に力を加えることによりオーバーキャップ21の一部を円形に抜いて穴を形成し、この穴を通して突き刺し部12を蓋材20に突き刺してカップ容器19内に鍔状ストッパー16が蓋材20に接するまで本体11及び突き刺し部12を挿入し、カップ容器19のフランジ19aに係止部18を係止する。
【0022】
この場合飲料飲用補助具10を取り付けたオーバーキャップ21をカップ容器19に冠着することになるのでカップ容器19にしっかり飲料飲用補助具10が取り付けられる。
【0023】
また、図4及び図5はカップ容器19に飲料飲用補助具10を取り付けた状態を示すが、本発明の飲料飲用具10はこれに限定されることなく、プラスチック製容器、金属罐等の容器にも適用し得るものである。
【0024】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の飲料飲用補助具は、筒状の本体と、該本体の上端に形成された鍔状ストッパーと、該ストッパーを介して本体と一体に形成された飲み口部と、前記本体の下端に該本体と一体に形成された、少なくとも1枚の、飲料容器の蓋材に突き刺される突き刺し刃からなる突き刺し部を備えるもので、例えばホットウォーマー内に陳列して加温販売された容器入り飲料を飲むとき、突き刺し部を容器の口部を覆っている蓋材に突き刺して鍔状ストッパーが蓋材に接するまで本体及び突き刺し部を容器内に挿入し、容器を傾けて容器内の飲料を、突き刺し部が複数の突き刺し刃からなる場合は突き刺し刃と突き刺し刃の間を通して、或いは突き刺し部が1枚の突き刺し刃からなる場合は本体の内壁と突き刺し刃の間を通して、本体内を経て飲み口部に流入させ、飲み口部から飲料を飲むことができる。そのときストローを通して吸い込むのと異なり、飲料を適度の速さで飲むことができ、また飲み口部を通して適度の温度に冷ましながら飲むことができるので、口内火傷は回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は従来のストロー付包装体を示す側面図である。
【図2】本発明の飲料飲用補助具を示し、(A)は縦断面図、(B)は平面図である。
【図3】図2に示す飲料飲用補助具の側面図である。
【図4】飲料飲用補助具をカップ容器に取り付けた状態を示す説明図である。
【図5】飲料飲用補助具をオーバーキャップを介してカップ容器に取り付けた形態を示す説明図である。
【図6】本発明の別の実施の形態に係る飲料飲用補助具を示し。(A)は縦断面図、(B)は平面図である。
【符号の説明】
1 容器本体
2 オーバーキャップ
3 ストロー
10 飲料飲用補助具
11 本体
12 突き刺し部
12a 突き刺し刃
13 密着部
14 流入口
16 環状ストッパー
17 飲み口部
17a 周壁
18 係止部
19 カップ容器
19a 容器のフランジ
20 蓋材
21 オーバーキャップ

Claims (4)

  1. 筒状の本体と、該本体の上端に形成された鍔状ストッパーと、該ストッパーを介して本体と一体に形成された飲み口部と、前記本体の下端に該本体と一体に形成された、少なくとも1枚の、飲料容器の蓋材に突き刺される突き刺し刃からなる突き刺し部を備えることを特徴とする飲料飲用補助具。
  2. 鍔状ストッパーには飲料容器のフランジ部への係止部が連設されていることを特徴とする請求項1に記載の飲料飲用補助具。
  3. 飲み口部の向きと同じ向きの側の本体の壁領域の一部が切欠され、流入口が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の飲料飲用補助具。
  4. 飲み口部は周壁を備え、該周壁は飲み口部の上面の少なくとも一部は被覆しないように形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の飲料飲用補助具。
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