JP2014529555A - 一体型容器を有する蓋 - Google Patents

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Abstract

カップ/缶の頂部と連結する1つ又は複数の一体型容器を有する蓋。蓋及びカップ/缶は少なくとも2つの封じ込め容積を形成し、実施形態は容易な封じ込め、生鮮食品の封入、搬送並びにカップ/缶から蓋を係合解除することなく、容器及びカップ/缶内の固体又は液体へのアクセスを可能とする。使用者の所望に応じて、いつでも蓋容器の内容物にアクセスでき、部分的に消費することができ、容器内部に戻して置かれ、再封止できる。加えて、蓋の空洞内の独立したドロップイン式容器は再封止され、蓋の空洞から取り外され、家、職場又は車等の他の場所へ持って行くことができる。例えば、座席ごとに1つのカップホルダーが提供される座席を有する劇場又は競技場の、単一の統一型の容器及びカップから飲食することが簡易化される。競技場や遊園地にいる間、安全のため空いた方の片手で子供の手を保持することが可能になる。

Description

本出願は、2012年1月28日に出願された米国実用特許出願第13/360,707号の一部継続出願であり、該出願は2011年9月6日に出願された米国実用特許出願第13/226,346号の一部継続出願であり、それらの明細書は参照により本明細書に援用される。
本発明の1つ又は複数の実施形態は容器の分野に関する。より詳細には、限定の意図なく、本発明の1つ又は複数の実施形態は、例えば、カップ又は缶からカップ蓋を係合解除することなく、容器内及び取り付けカップの内容物へ、同時に又は間欠的にアクセスできる、一体型容器を有するカップ蓋又は缶蓋を可能とする。更に、独立したドロップイン式(drop−in)容器が、カップ蓋又は缶蓋の空洞内に存在してよく、これにより、当該独立したドロップイン式容器の内容物が部分的に消費された後、独立したドロップイン式容器を付加的な蓋によって再封止し、蓋の空洞から取り外し、車や家等の他の場所へ搬送できるようになる。
標準的なカップ蓋は単なるカバーであり、一体型容器を備えていない。むしろ、既知の蓋は、カップ自体と組み合わさって閉鎖容器を形成するカップの内容物を覆うものである。カップと連結する既知の容器には、ヨーグルトカップの頂部に嵌合する食品容器等がある。既知の容器では、容器及びカップの内容物にアクセスするまでに、ヨーグルトカップから取り外し、その後裏返して開放する必要がある。一般的に、最初にカップから容器を係合解除しないと、容器の内容物にアクセスすると同時に、カップの内容物にアクセスすることはできない。更に、ヨーグルトカップに上下逆転した位置で取り付ける食品容器では、食品容積容量が限られている。このような場合、ヨーグルトの例が示すように、上下逆転した容器の底部に向かって上方向へ進むにつれ、食品容器の壁が細くなる。蓋と組み合わせた容器又は棚を有する他の既知の考案には制限があるため、これらの考案は実用的ではない。考案の1カテゴリとして、カップと組み合わされた容器が挙げられるが、蓋の中心部の孔を利用するものである。これにより、比較的円形の品目、つまり、ハンバーガー、クッキー又はマフィン等の、非リング状又は非環状の品目であって中心に孔を有さない品目を、容器内に格納することができない。考案の他のカテゴリとして、蓋と組み合わされた容器ではあるが、同時にカップ及び容器の内容物に同時アクセスできず、また、容器を再封止できないか又はドロップイン式容器を容器から取り外せない容器が挙げられる。ドロップイン機能を備える他の考案では、カップの内容物にアクセスする前に、容器の取り外しが必要である。その上、これらの考案は、映画館の座席の肘掛に嵌合するように構成されたドロップイン式容器を考慮に含めていない。他の考案はミンツ等の錠剤用の比較的小型の剥離式容器を有しているが、大型の食品には適さない。考案の他のカテゴリでは、分割部が、カップのそれぞれの側へアクセスできるカップ内で利用される。カップの上で下側の蓋を保持したまま、容器をカップの蓋から係合解除することができる考案は知られていない。容器を蓋に連結するための、非永久的な又は雌雄嵌合式の底部配向連結システムを有する考案は知られていない。更に、使用者に蓋容器中の第1固体又は液体へのアクセスを可能にしたままで、使用者の所望に応じて、カップ又は缶の中の液体及び/又は
固体へのアクセスを可能にしたり又は不可能にしたりする、回動カバーは知られていない。
例えば、瓶と連結された既知の容器として、瓶の頂部に嵌合する贈り物容器が挙げられる。一般的には、贈り物容器を瓶から係合解除し、それから瓶の蓋を係合解除しない限り、贈り物容器の内容物にアクセスしながら、瓶の内容物にアクセスすることはできない。
それ故、少なくとも上に列挙した理由のため、既知のカップ、瓶又は缶の内容物、及び、取り付け式の容器の内容物への同時又は間欠的なアクセスは実用的なものではない。これにより、ショッピングモール、ファーストフード店、劇場、遊園地、スポーツ競技場又は他の任意の場所で、コーヒー、ソーダ、スナック又はポップコーン等を飲食することが困難である。例えば、座席ごとに1つのカップホルダーがある劇場又は競技場で食品を飲食することが困難である。
少なくとも上述した制限により、一体型容器を有する蓋が望まれている。
本明細書で説明される1つ又は複数の実施形態は、缶やカップで使用される一体型容器を有する蓋に関する。カップ蓋の実施形態は一般的に、空洞、区画又は閉鎖空間を提供し、カップ蓋はカップの頂部と連結するよう構成される。1つ又は複数の実施形態はカップの円形の頂部によって画定される平面へ、その平面内へ、その平面外へ、又は、その平面内へかつその平面外へ延在する容積を含んでよい。この手法では、カップ及び蓋は少なくとも2つの封じ込め容積を形成し、1つの容積はカップ蓋の最下部とカップの内壁によって形成され、他の容積は上側のカップ蓋自体の内部にある。蓋内部の容積に関しては、この容積内部の内容物は、アクセスされ、部分的に消費され、戻して置かれ(クッキー等)、種々の二次的な蓋構成により容積内部で再封止されてよく、この動作は使用者の所望に応じ、いつ行ってもよい。本発明の実施形態は簡便な収容、生鮮食品の封入、搬送、及び、カップからカップ蓋を係合解除する必要のない、カップ内に保持された固体又は液体を伴った容器内の固体又は液体への同時又は間欠的なアクセスを可能とする。加えて、例えば、映画館用のカップから封止済カバーを取り外し、部分的に食べた後で、使用者がその独立した容器を再封止し、蓋の空洞から取り外して車や家等の他の場所へ持って行くことができるように、分離されかつ独立したドロップイン式/取り外し可能な封止済容器はカップ蓋の空洞内に存在してよい。缶の実施形態は一般的に、缶の円形の頂部によって画定される平面内へ下方に延在しないが、所望に応じ、任意の直径で真上へ延在してもよく、又は、任意の傾斜で外方へ延在してもよい。本発明の実施形態は、カップ又は缶に関して特定の実施形態が説明されていたとしても、当業者であれば理解できるように、所望に応じカップ又は缶のどちらで利用されてもよく、本明細書で示す例示的な実施形態はカップ又は缶のどちらで利用されてもよい。
本発明の実施形態は、紙製コーヒーカップ等の任意のサイズのカップ又は缶に嵌合するようにされてよく、かつ、速やかにカップ又は缶へ取り付け又はカップ又は缶から取り外すことができる。実施形態は、所望に応じ、真空成形、熱成形、射出成形技術又は任意の他の手法により構築されてよい。射出成型による容器は一般的に、熱成形された容器よりも容積が大きい。これは、一般的に熱成形された容器にあっては、容器の側壁に、蓋/容器の頂部のエッジへ向かって上方に進むにつれて内向きになる抜き勾配(型から抜くための典型的な要件)をつけなければならないためである。対照的に、射出成型を使用することにより、側壁に、頂部のエッジへ向かって上方に進むにつれて外向きになる抜き勾配をつけることができる。それ故、容器の頂部のエッジにおける円の直径をより大きくすることができ、そしてそれはより大きな食品又は飲料の容積容量がカップに取り付ける頂部の容器内にあることを意味する。プラスチック又はポリマー等の任意の種類の材料が、本発明の1つ又は複数の実施形態の構造において利用されてよい。このようなプラスチックは透明でも、不透明でも、任意の程度に半透明でもよい。材料は必要に応じた強度及び機能により選択されてよい。一般的な熱硬化性ポリマーとして、エポキシ系及びフェノール系材料が挙げられる。利用されてよい熱可塑性材料としては、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエチレン及びポリスチレン等が挙げられる。その他、付加的な構成において、紙、硬成型プラスチック、セラミック、金属(例えば、ステンレス鋼)及びシリコンが利用されてもよい。ほとんどのソーダ又飲料カップの蓋が透明な一方で、コーヒーカップの蓋は一般に白か黒である。任意の色又は色の組み合わせが使用されてよい。1つ又は複数の実施形態で、異なった半透明値を有する構成要素を利用してよい。例えば、容器の底部区画は白でよい一方で、容器を開放しなくても容器の内容物を見ることができるように、容器の封止/剥離カバー又は押し付け摩擦(press−on friction)カバー部分は透明でよい。アイスクリーム又はフローズンヨーグルト等の冷たい品目のために、或いは、スライダー(slider)、ハンバーガー、チリ(chili)又はスープ等の熱い品目のために、空洞は、スタイロフォーム等の熱ライナー(thermal liner
)を含んでよい。空洞は、例えばクッキーと蓋の空洞の内壁を形成するプラスチックとの間の障壁としての機能を果たす、任意選択的なひだ状のエッジを有する紙ライナーを含んでよい。空洞は、更なる断熱効果を得るため、又は任意の他の理由のために、1重の又は2重の壁を備えてよい。容器内の品目がどれだけ熱い又は冷たいのかを示すために、サーモクロミクス(thermochromics)等の感熱性のプラスチックを利用してもよい。これらの種類のプラスチックは、例えば温度に基づいて色を変化させる。例えば、サーモクロミクスが熱いときには、「やけど注意」等と解読できる、バーコードや矢印等の図形記号、及び/又は文字、又は他の任意の情報伝達要素が赤等で表示されてもよい。また、例えば、容器の内容物が熱くない場合には、文字は現れないか、又は、青で示されてもよい。これらの色は例示的なものであり、本発明の任意の実施形態において、熱さ及び冷たさを表すためには、透明を含む任意の色が選択されてよい。サーモクロミック材料を利用しない実施形態においては、任意の図形記号又は文字が潜在的利用者に警告する又は知らせるために利用されてよい。図形記号及び/又は文字は、例えば、カバー又は側面又は容器の内側又は、カバーを含むがそれに限定されない、見る又は触れることができる任意の他の領域に配置されてよい。図形記号及び/又は文字としては、ロゴ、広告、バーコード、パズル、宣伝(promotion)、豆知識又は視認できる他の任意の種類の情報を挙げることができ、又、点字(Braille)を含む触覚情報が挙げることができる。
空洞の垂直方向の寸法は様々でよく、例えば容器がクッキーを保持するように構成されている場合には0.5インチ(約1.3cm)程度の低いものでよく、例えば容器がドーナツを保持するように構成されている場合には1.5インチ(約3.8cm)程度の中型のものでよく、又は、例えば容器がフローズンヨーグルト、アイスクリーム、ハンバーガー、フレンチフライ若しくはサンドイッチを保持するように構成されている場合には4インチ(約10.2cm)までの若しくは、4インチ以上の高いものでよい。当業者であれば理解できるように、特定の用途での所望に応じて、容器には任意の所望する寸法が利用されてよい。容器の水平方向の寸法は、カップ開口部の頂部により形成される平面を横切って測定したカップの直径より幅狭であっても、等幅であってもよく、又は幅広であってもよい。容器の水平方向の寸法がカップ開口部の直径よりも小さい場合、その寸法の垂直方向のオフセット部がカップの主容積内へ下方に延在してよい。他の実施形態は、カップ開口部により画定される平面の頂部上に存在する、カップ開口部の直径より小さい、等しい、又は大きい水平方向の寸法を有する容器を可能とする。容器の他の実施形態は、カップの主容積内へ延在する水平方向の寸法がより小さい部分と、より小さく、等しく、又はより大きく、かつ、カップの開口部により画定される平面の上方に延在する部分を備える。実施形態は、1つ又は複数の部分から構築されてよい。上方に延在する容器を有する実施形態の場合及びいくつかの例では、例えば、カップ頂部の水平面の下に、2つの要素が1つに融着若しくは永久接着されてよく、単一のユニットとして成型若しくは形成されてもよく、又は、かみ合わせ(mating)部等を介して若しくは任意の他の手法により、1つに挟持若しくは固定される、2つの分離したユニットであってもよい。容器の形状は任意の種類であってよく、円形、楕円形、三角形、四角形若しくは任意の数の辺を有する多角形又は任意の他の形状であってよい。
本発明の1つ又は複数の実施形態は、任意選択的に、1つ又は複数の品目を空洞内から持ち上げやすくするための、凹陥切り欠きを備えてよい。例えば、少なくとも1つの凹陥切り欠きを有する実施形態では、空洞内の品目に対して持ち上げる力を与えるために、指を空洞内へ挿入することができる。例えば、所望に応じて、空洞内の対向する場所を、空洞から品目を持ち上げるために用いることができるように、複数の凹陥切り欠きを用いてよい。凹陥切り欠きは、保管のしやすいよう、均一に又は階層的に積み重ねられるように、一体化することができる。例えば、3つの凹陥切り欠きを有する実施形態では、最初の位置決めに関わらず均一に積み重ねられる。しかしながら、他の実施形態でも所望に応じて容易に積み重ねられるよう形成されてよいことから、これは単に例示的な実施形態に過ぎない。
本発明の1つ又は複数の実施形態では、カップの中の液体に容器を取り外すことなくアクセスできるように、例えば、シップ(sip:啜り飲み)/ガルプ(gulp:がぶ飲み)孔又はストロー孔等の孔を用いてよい。任意の形状の孔又は任意の形状のストロー(即ち断面が楕円形のもの)が、任意の目的のために、所望に応じて利用されてよい。孔を用いる実施形態では、例えば、容器頂部の水平面、又は、容器の底部がカップのリムの直径よりも十分に小さい場合には、カップ蓋の外周に隣接する水平面における容器の基部、又は、例えばカップのリムの直径より大きな直径を有したサイズを超過した容器が利用できるように、容器の垂直壁の孔を使用してよい。例えば、サイズを超過した容器に係る実施形態においては、ソーダ又はビールカップの頂部にハンバーガー又はフレンチフライを配置することができる。この後者の構成においては、使用者へ向かって上斜めに向かう前に、直上に位置する大きい方の容器の輪郭を効果的にたどっていけるよう、三つ折れストローが提供される。
頂部の容器は、カップ蓋に熱融着若しくは永久接着されていてもよく、又は、単一の成型若しくは熱成形されたユニットから製造されてもよいが、例えば、ストローが垂直側壁から外に出るような大きな容器構成の場合、その大きな容器は、底部配向雌雄嵌合連結システム又は垂直壁雌雄嵌合リッジ連結システムを介して、下にあるカップ蓋に対して挟持又は連結してよい。このような、本明細書で言及する挟持システム、リッジシステム又は連結システムは、頂部の容器のカップ蓋への、使用者の所望に応じた、取り外し及び再取り付けを可能とする。
本発明の実施形態は容器を覆うための蓋を利用してよく、ここで、実際には、発明の実施形態と連結されるカップは実際には2つの蓋を有しており、一方は容器用であり、一方はカップと共に容器によって形成される。混同を避けるため、本明細書において使用される「カバー」は容器の蓋を指すこととする。カバーの実施形態として、封止/剥離タイプ、押し付け(即ち外壁及び/又は内壁の摩擦)タイプ、押し付け摩擦ドームタイプ、回動タイプ、ヒンジタイプ、二つ折り(clamshell)タイプ、又はスイベル(swivel)タイプのカバー等が挙げられる。封止/剥離カバーは、類似の又は適合する材料(任意選択的な例の1つとして箔が挙げられる。プラスチック又はプラスチック複合材料(即ち、複数の層を有するもの)を利用する場合、所望に応じて任意の不透明特性、透明特性又は半透明特性を利用できる。)の熱接合加工を使用して構成されてよく、又は、接着剤であって、その接着剤よって、空洞にアクセスするためにカバーを永久的に若しくは一時的に取り外すことができるものを利用してもよい(所望に応じて、カバーは空洞を有するカップ蓋を、又は、独立したドロップイン式/取り外し可能な容器を再封止してもよい。)。取り外しタブが引っ張ったり、又は、持ち上げたりされた時に、蓋全体のうち特定の部分だけが取り外されるように、封止/剥離カバーには任意選択的に切り込みが入れられていてもよい。押し付け摩擦カバーは一般的に、プラスチック製カバーであり、例えば、空洞内にクッキー等の生鮮食品を配置する時、又は、容器の内容物がまだ全て取り除かれていない場合、取り外して空洞の上に戻すことができる。封止/剥離カバーと押し付け摩擦カバーを組み合わせて利用してもよく、例えば、押し付け摩擦カバー及び封止/剥離カバーを取り外して、容器の内容物を露出させた後に、押し付け摩擦カバーを再度容器の上に配置して、容器の内容物を包むようにしてもよい。例えば、押し付け摩擦ドームカバーは、スプーン、フォーク又は箸若しくは任意の他の用具等の他の用具が容器の中の、フローズンヨーグルト又は果物等の食品にアクセスできるようにする孔を頂部に備えてもよい。押し付け摩擦カバーは調整可能な開閉式シップ孔又はストロー孔を備えてよい。押し付け外壁及び/又は内壁摩擦カバーは、連結のために摩擦を利用する任意の手法で係合又
は連結してよい。押し付け摩擦タイプのカバーは、容器周囲の任意の位置にヒンジ結合された平坦部によって実装されてよく、蓋に二枚貝のような屈曲式の開放を行うことを可能にし、容器の外側壁に取り付けられたままになるようにカバーを保持すると同時に、容器の内容物を露出する。内容物へ即座にアクセスが可能なように、カバーを取り外した蓋容器/空洞内部に内容物が存在することができるよう、蓋容器/空洞の内容物を含む機能を果たす蓋又はカバーは任意選択的なものである。
容器内に配置するに適した品目としては、固体又は液体が挙げられる。例えば、品目としては、1つ又は複数の固体及び/又は液体の単体又は組み合わせの、任意の組み合わせが挙げることができる。品目の例として、1つ又は複数のクッキー、ドーナツ、チョコレート、チップ、クラッカー、ナッツ、ポップコーン、キャンディー、アイスクリーム、フローズンアイス(frozen ice)、アイスコーヒー、フローズンヨーグルト、クリーム、水、ソーダ若しくはコーヒー、果実片、バーガー、フレンチフライ若しくはサンドイッチ、又は任意の他の固体若しくは液体があげられる。封入可能で、かつ、使用若しくは販売のために貯蔵可能な品目は必要に応じて封止後に冷却されてよく、又は、選択的に準備された品目若しくは新鮮な品目は容器の中に配置することができ、特定の用途に応じて所望する場合には、押し付け摩擦カバーに係る実施形態を利用してよい。
本発明の実施形態では、片手での搬送が可能であり、カップからカップ蓋を係合解除することなく、カップ又は容器の内容物への同時又は間欠的なアクセスが可能である。本明細書において特定したように、下にある蓋に対する容器の係合におけるクリップオン式(clip−on)の雌雄嵌合連結システムが利用されてよいが、これにより、使用者は所望に応じて頂部の容器を取り外し又は再取り付けすることができる。加えて、使用者の所望に応じて、いつでも蓋容器の内容物にアクセスでき、部分的に消費することができ、かつ、その後、容器内部に戻して置かれ(クッキー等)、種々の2次的な蓋構成を通して再封止できる。映画館向けの構成では、独立したドロップイン式容器の内容物を部分的に消費した後に、付加的な蓋によって再封止でき、カップ蓋の空洞から取り外すことができ、車や家等の他の場所へ搬送できるように、独立したドロップイン式容器をカップ蓋の空洞内に存在させることができる。自動化された機械(カキ用機械(Oyster machinery)等)がこれらの容器を充填し、封止した後、これらの容器は、任意の場所に簡単に搬送でき、それから、単に本明細書で述べるような構成ごとに特定されるように蓋の空洞内に落とし込む(dropped into)ことができるため、独立したドロップイン式封止済カップ型の容器は非常に有用であり、本明細書で説明される種々の構成と適合する。種々の実施形態が、ショッピングモール、ファーストフード店、劇場、遊園地、スポーツ競技場又は他の任意の場所で、コーヒー、ソーダ、クッキー、スナック等を携帯すること及び飲食することを容易にすることができる。例えば、これにより遊園地にいる親が、安全のため片手を子供の手をつかむために開けておきながら、片手で同時に飲食物を携帯することが可能になる。加えて、本発明の実施形態は、食べることと飲むことを1つの容器とカップに組み合わせてしまうことにより単純化する。これにより、例えば、座席ごとの単一のカップホルダーが提供される座席を有する、劇場や競技場においては非常に利便性が高い。
本発明の上記の及び他の側面、特徴並びに利点は、以下の図面と合わせて開示する、以下のより詳細な説明からより明らかになるであろう。
食品及びカバーを伴った、カップの上の一体型容器を有するカップ蓋の実施形態を示す分解図である。 本発明の実施形態の底面斜視図を示す。 カップ開口部の平面へ延在する垂直方向の寸法を有する本発明の実施形態の側面図である。 カップ開口部の平面内へ下方に延在する垂直方向の寸法を有する本発明の実施形態の側面図である。 カップ及び封止/剥離カバーと連結され、かつ、ストローを介してカップの内容物にアクセスできるよう構成された、本発明の実施形態の斜視図である。 図3の断面図である。 図3に示す実施形態の上面斜視図である。 図3に示す本発明の実施形態の平面図である。 図3に示す本発明の実施形態の垂直断面図である。 異なったサイズのカップと連結するように構成された複数の連結要素を有して示された、本発明の実施形態の垂直断面図である。 カップのリムに頂部の容器を取り付けるために利用できる連結要素の異なった実施形態を示す。 カップ及び押し付け摩擦カバーと連結され、かつ、ストローを介してカップの内容物にアクセスできるよう構成された、本発明の実施形態の斜視図である。 図8の断面図である。 押し付け摩擦カバーの実施形態を伴った、図8に示す本発明の実施形態の上面斜視図である。 封止のための又はシップ孔若しくはストロー孔へのアクセスを提供するための開閉式位置決め孔を伴った、図8に示す本発明の実施形態の平面図である。 カップ及び任意選択的な上部押し付け摩擦ドーム型のカバーを有する容器と連結され、かつ、ストローを介して、底部のカップ蓋の垂直側壁における孔を通じてカップの内容物にアクセスできるよう構成された、本発明の実施形態の斜視図である。 容易な開放のためのタブを有する二つ折りヒンジ容器を形成するために二つ折り型のカバーを用い、該二つ折り型のカバーはストローとは離れた所で開放されるように構成され、カップの内容物に底部のカップ蓋の垂直側壁における孔を介して、ストローを介したアクセスをする、図12Aの容器の回転整列した実施形態を示す。1つ又は複数の実施形態において、タブは、タブをより強くするため、及び/又は、より薄いプラスチックの使用、又はその両方を可能にするため、タブの平面に相対的に垂直に突出した強化リブを備える。 図示されているように、ストローが上へ伸び、カップ蓋の外へ出ていくための溝と、下にあるカップ蓋に対して頂部の容器を係合解除/再取り付け可能にする、隆起した円形の摩擦雌雄嵌合連結システムを有する、カップ蓋の基部の異なる実施形態の分解図である。 容易な開放のためのタブを有する二つ折り型のカバーを利用し、該二つ折り型のカバーはストローとは離れた所で開放されるように構成され、カップの内容物に底部のカップ蓋の垂直側壁における溝を介して、ストローを介したアクセスをし、かつ、カップ蓋の基部は図12Cの溝及び連結システムを利用する、図12Cの容器の回転整列した実施形態を示す。 三つ折れストローの構成を伴った、図12の断面図である。 押し付け摩擦ドームカバー及びカップ蓋の垂直壁に位置するストロー孔の実施形態を伴った、図12Aに示す本発明の実施形態の底面斜視図である。 カップ及びスプーン/フォーク又は任意の他の食事用具用の孔を有する任意選択的な押し付け摩擦ドームカバーと連結され、かつ、ストローを介して、カップの内容物にアクセスできるよう構成された、本発明の実施形態の斜視図である。 回転整列し、かつ、容器が内部の摩擦押し付け要素を有するヒンジ結合した蓋を備え、強化リブを有する容易開放タブを介して、該ヒンジ結合した蓋をストローとは離れた所で開放する、図15の代替形態である。 図15の断面図である。 押し付け摩擦ドームカバー及びカップ蓋の水平壁に位置するストロー孔の実施形態を伴った、図15に示す本発明の実施形態の底面斜視図である。 スイベルカバー及び独立したドロップイン式/取り外し可能な容器を有する本発明の実施形態を示す。 ヒンジ蓋/カバーを用いた本発明の実施形態を示す。 ストローと共に使用されるように構成された図19の実施形態を示す。 図19のヒンジ蓋/カバー連結要素の近接図である。 指で容器の内容物にアクセスできる大きな開口部を有する閉鎖可能な本発明の実施形態と共に、回動カバーを示す。 任意選択的な封止/剥離カバーと、持ち上げて口に注ぎ込むことによって、容器の内容物にアクセスできる中程度のサイズの開口部を有する閉鎖可能な本発明の実施形態と共に、回動カバーを示す。 持ち上げて使用者の口に注ぎ込むことによって、容器の内容物にアクセスできる中程度のサイズの開口部を有し、該容器は、任意選択的に切り込みが入れられてよく、かつ、箔又は任意の単一の材料若しくは複数の材料の組み合わせであってよい、独立したドロップイン式/取り外し可能な封止/剥離ユニットとして形成されてよい閉鎖可能な本発明の実施形態と共に、回動カバーを示す。 例えばクッキーや他の品目を保持するように構成され、かつ、掴み柱等の柱及び任意選択的なスナップ(snap)式開閉要素を有するように構成された回動/ヒンジ式の蓋/カバーを示す。 カバーを取り外して食品が示され、かつ、例えば、食品を持ち上げるための任意選択的な切り欠きを有する、図24の実施形態を示す。 ストロー孔を有する、例えば図24及び図25に示すような実施形態を示す。 更に詳細な図26の実施形態を示す。 例えば、任意選択的な封止/剥離カバー及びクリック式に開放又は閉鎖するように構成することができる非回動ヒンジ蓋/カバーを有する実施形態を示す。 ストロー孔を有する図28の実施形態を示す。 独立したドロップイン式/取り外し可能な容器のために構成された図28に関する実施形態を示す。 更に詳細な図30の実施形態を示す。 ストロー孔を有する図30の実施形態を示す。 任意選択的なカップ/アームレスト用の独立したドロップイン式/取り外し可能な容器を保持するために丸めた中央容積と、ストロー孔と、大きなカップの底部の下に嵌合し、同様にカップ/アームレスト用の独立したドロップイン式取り外し可能な容器の頂部上にも嵌合するように構成された任意選択的な容器カバーを有する実施形態を示す。 更に詳細な図33の実施形態を示す。 アームレスト孔内のカップ/アームレスト用の独立したドロップイン式/取り外し可能な容器を示し、また、図の下部ではアームレストの上に図示されている。 カップ/アームレスト用の独立したドロップイン式/取り外し可能な容器の底部を、該容器の底部及び頂部に嵌合するようにも構成されている容器押し付け摩擦カバーを有するカップ/アームレスト用の独立したドロップイン式/取り外し可能な容器の下部斜視図を示す。 閉鎖時及び開放時の構成における、蓋/容器に取り付けられたスナップオン式(snap on)ヒンジカバーとカップの実施形態を示す。 図37の実施形態の分解図である。 図37の蓋/容器に係る実施形態の上面斜視図及び底面斜視図である。 任意選択的な封止/剥離層を伴った、ヒンジカバー及び蓋/容器の4つの実施形態を示す。 図40の任意選択的な封止/剥離層を伴ったヒンジカバーの4つの実施形態の底面斜視図である。 図40の3つのヒンジカバーの実施形態の近接斜視図である。 図40のヒンジカバー及び蓋/容器の、2ピース型のスナップオン式実施形態のためのヒンジに係る2つの実施形態を示す。 図37のヒンジカバー及び蓋/容器の断面図である。 任意選択的な封止/剥離カバー及び持ち上げて口に注ぎ込むことによって容器の内容物にアクセスできる開口部と共に、回動トラフ及びストップ用柱を有する、閉鎖可能な本発明の実施形態と共に、回動カバーを示す。 図45の実施形態の上面斜視図及び底面斜視図である。 ヒンジ蓋カバーに係る実施形態を伴った、図45の実施形態の上面斜視図である。 3つの回動値における、図45の閉鎖可能な実施形態の上面斜視図である。 広口缶又はカップ及び標準的な缶向けの本発明の実施形態を示す。 封止/剥離カバーを示す図47のヒンジ蓋に係る実施形態の上面斜視図を示す。 図45の閉鎖可能な回動する実施形態の断面図を示す。
一体型容器を有する蓋について説明する。本発明の実施形態のより完全な理解をもたらすために、以下の例示的な説明において、多数の具体的な詳細が述べられる。しかしながら、当業者にとっては、本明細書に記載する具体的な詳細の全ての側面を組み入れなくとも、本発明が実践できることは明らかであろう。他の例においては、本発明を不明瞭にしないために、当業者に周知である具体的な特徴、量又は寸法は詳細に説明されない。本明細書において本発明の実施例が述べられるが、特許請求の範囲及びその同等物の全ての範囲が発明の範囲(metes and bounds)を定義することに注意すべきである。
図1は、任意の固体/液体120又は空洞101aに嵌合するクッキー等の食品及び食品が容器101a内にある間食品を覆うカバー110aを伴った、カップ130の上に示した一体型容器又は空洞101aを有するカップ蓋100aの実施形態の分解図である。カップ蓋100aは、カップと該カップ蓋を連結可能な連結要素107を備える。
例えば、カップ蓋100aは、例えば壁102の一部とみなしてもよい容器の底部103に通じる少なくとも1つの壁102を備える。本明細書において、「壁」とは任意形状の面に限定されず、容器101aとカップ130の内容物との間の区切りを指すものとする。具体的には、本発明の実施形態はカップ130の中に格納された第2固体又は液体から分離して第1固体又は液体を格納するように構成された容器101aを画定する少なくとも1つの壁を備え、カップ130は、一般的に前記カップの頂部の平面に環状の開口部を備える。図示されているように、カップは、カップ130上にカップ蓋100aを保持するために、連結要素107が連結するように構成されたロール状リム131も備える。具体的には、例えば、カップのロール状のエッジがカップ蓋のわずかに大きな大径部に嵌合することができるように、連結要素の小径部をまたいで引き延ばすことによって、連結要素107は前記カップの頂部の環状開口部に少なくとも1つの壁を連結するように構成される。連結要素107は取り付けの例示的な形式であり、当業者であれば理解できるように、カップ蓋100aをカップ130に連結するためには、例えば、より取り外しが困難な種類の連結又は永久的な連結を含む連結要素を含む、任意の取り付け形式が利用されてよい。容器カバー110aは、連結要素122を介して、カップ蓋100aの連結要素121に連結するように、任意選択的に構成される。ある代替例においては、連結要素122がカップ蓋100aの連結要素107に連結するように構成されるように、110aの垂直側壁が延在させられる。
水平領域104は、ストロー孔又はシップ孔等のための孔105a及び任意選択的な凹陥切り欠き106を備える。任意選択的な要素として、回転式インデクサ(rotation indexer)108及び通気孔109が挙げられる。回転式インデクサ108については、以下に、カバー110aとの関係に関して説明する。簡潔にするために図示していないが、例えば、他の任意選択的な要素として、触覚的に若しくは視覚的に、カップ130の内容物がダイエットソーダなのかレギュラーソーダなのか、若しくはカフェイン添加されているのかされていないのか等を示す、又は、任意の他の情報を示すために圧入されるように構成される、任意選択的な表示体を備えてもよい。
少なくとも1つの壁は、連結要素の係合解除を行うことなく第1固体又は液体及び第2固体又は液体にアクセスできるように構成されている。例えば、一体型容器101aとカップ130の両方の内容物にカップ蓋を取り外すことなくアクセスできる。これにより、例えば、1つのカップホルダーを座席ごとに備えている、車、劇場及びスポーツ競技場において、飲食することが大幅に簡易化される。
図示されているようにカバー110aは、外壁摩擦押し付けカバーとして構成されている。しかし、カバーが対応する種類のカップ蓋に連結された時に、そのカバーが少なくとも部分的には容器を包み、かつ、容器の内容物を保持するように構成される限り、封止/剥離カバー、押し付け摩擦ドームカバー、孔を有する押し付け摩擦ドームカバー、内壁及び外壁摩擦押し付けカバー、内壁摩擦押し付けカバー、ヒンジカバー又は回動カバーとして構成されてもよい。図示されているように、カバー110aは、カバー110aがカップ蓋100aに連結された時に、孔105aへのアクセスを可能にする孔115を備える。加えて、カバー110aは、1つの又は残りの孔がカップ蓋100a上の回転式インデクサ108の頂部の上を回動した時に、カバー110aに対して、不連続な回動値を与える、孔118a及び118bを備えてもよい。ある角回動においては、孔105aはアクセス用に開放され、他の角回動においては、孔105aはカバー110aによって閉鎖される。開放時、即ち、孔105aがカバーの孔115を通して露出している時、通気口109は孔118bを介して露出する。閉鎖時には、通気口109はカバー110aによって閉鎖される。
図2Aは、本発明の実施形態の底面図を示す。少なくとも1つの壁102は、カップの環状の開口部によって画定される平面へ、その平面内へ、その平面外へ、又は、その平面内へかつその平面外へ延在する垂直方向の寸法を備える。図1及び図2A〜図2Bは限られた深さの容器101aを示しているが、図2Cに示すように、この深さは、カップがカップ内に典型的な量のソーダを保持したままで、典型的な量のポップコーンを容器内に保持するに十分な深さであってよいことに留意すべきである。図2Bは、カップ開口部の平面へ下方に延在する垂直方向の寸法を有する本発明の実施形態の側面図である。例えば、この実施形態はカップ130がカプチーノを保持したままで、クッキーを保持するために利用されてよい。図2Cは、破線で示されたカップと共に、カップ開口部の平面内へ延在する垂直方向の寸法を有する蓋容器の実施形態を示す側面図である。例えば、本実施形態が、カップ130がソーダ等を保持したままで、ポップコーンを保持するために利用されてよいように、この垂直方向の寸法は任意のサイズを有してよく、又は、増加させられてもよい。更に、少なくとも1つの壁102は、例えば、容器の直径を横切る水平方向の寸法を備え、カップの環状の開口部を横切って測定した幅より狭い、広い又は該幅と等しい幅を有する。例えば、カップの開口部よりも広い実施形態に係る図12−Dも参照されたい。図2Cに示す実施形態は、例えば、標準的な競技場又は映画館の座席のカップホルダーに嵌合するように、それ自体がポップコーンを保持し、ソーダ用に利用される標準的なポップコーンカップに嵌合することができ、かつ/又は、カップの下半分がより狭くなった若しくは段差を有する構成を有したカップに嵌合することができる。本発明の実施形態を、車両、競技場の座席、映画館の座席のカップホルダー又は任意の他の種類のカップホルダーと合わせて利用できるようにする任意の種類のカップが、本発明の趣旨と一致する。
図3は、カップ130及び封止/剥離カバー110bと連結され、かつ、ストロー301aを介してカップの内容物にアクセスできるよう構成された、本発明100bの実施形態の斜視図である。他の実施形態ではシップ孔又はガルプ孔等が提供されてもよいが、1実施形態としてストローの構成が図示されている。領域302は視覚的又は触覚的な形式の図形記号、文字又は図形記号及び文字の両方、又は、ロゴ、広告、バーコード、パズル、宣伝、豆知識、情報若しくは任意の情報の任意の組み合わせを含んでよく、温度に基づき異なった情報を示すサーモクロミック材料を含んでよい。
図4は、図3の断面図である。図示されているように、カップはソーダカップ、レモネードカップ、コーヒーカップ又はビールカップ等であってよく、例示的に本明細書において示したロール状リムを有するカップに限定されない。1つ又は複数の領域又は壁は、容器内の第1固体又は液体の温度に基づいて、色を変化させるように構成されたサーモクロミックプラスチックを含んでよい。第1固体又は液体120としては、1つ又は複数のクッキー、チョコレート、チップ、クラッカー、ナッツ、ポップコーン、キャンディー、アイスクリーム、フローズンヨーグルト、果実片、バーガー、フレンチフライ、サンドイッチ、牛乳、クリーム又は他の任意の品目の任意の組み合わせが挙げられる。カップ130内の第2固体又は液体としては、アイスクリーム、ミルクシェーク、フローズンアイス、アイスコーヒー、牛乳、レモネード、水、ソーダ、コーヒー、ビール、混合アルコール飲料、フローズンアイス、アイスコーヒー又は他の任意の品目の任意の組み合わせが挙げられる。
図5は、図3に示す本発明の実施形態の上面斜視図である。図示された実施形態の頂部の水平領域は、第2固体又は液体(即ち、カップの内容物)にアクセスできるようにするための孔105aを備える。カップ蓋を取り外すことなく、使用者はカップの頂部の容器の内容物にもアクセスできる。使用者の唇が容器カバーの危険性のある鋭利なエッジに接触しないように、シップ孔105aを取り囲む、任意選択的な垂直方向の隆起領域が提供され、シップ孔領域が上昇させられる。カバーは任意選択的に、例えば、カップ蓋の孔105aにアクセスできる半楕円形等の任意の種類の孔又は切り込み領域を備えてもよい。この孔又は切り込み領域は、孔105a付近の、カップ蓋の中心線に向かうカバー110bの三日月状の凹陥部として図示されている。3本の指がカップ蓋の凹陥切り欠きに合うように、カバー110bは、わずかに垂直方向下方に凹ませた様子で図示されている。垂直方向に凹んだカバーは所望の位置にカバーを位置させる機能を果たすが、必須ではない。また、カバー110bは所望に応じて平坦な又は平面状の実施形態を含む、任意の形状で実装されてよい。
図6は、図3に示す本発明の実施形態の平面図である。剥離タブは図の下部に示されており、封止/剥離タイプのカバー110bが空洞を有するカップ蓋から取り外せるようにする。
図7Aは、図3に示す本発明の実施形態の垂直断面図である。凹陥切り欠き106は容器内から品目を取り出しやすいように構成される。容器内に格納されるいくつかの種類の品目(アイスクリーム等)では指によるアクセスのための切り欠きを必要としないため、凹陥切り欠きは必須ではない。図示されているように、壁は2本の線を備えており、これにより、特定の厚さの1重壁、又は、より断熱性のある実施形態を可能とする2重以上の壁を示唆することができる。
図7Bは、異なったサイズのカップと連結するように構成された複数の連結要素を有して示された、本発明の実施形態の垂直断面図である。この図においては、本発明の実施形態が異なるサイズのカップに嵌合できるように、複数の連結要素、ここでは異なる直径を有する107、が用いられている。例えば、図7Bに示す実施形態では、大型の若しくは小型のコーヒーカップ又は大型の若しくは小型のソーダカップに連結するためにサイズ決めされてよい。加えて、当業者であれば理解できるように、本発明の実施形態が小型の、中型の及び大型のカップに連結できるよう、3以上の異なる直径を有する3以上の連結要素107が用いられてもよい。所望に応じた数の直径の連結要素を有することになるが、この手法では、単一のサイズのカップ蓋を、利用される様々なサイズのカップを収容するために利用できる。図示した実施形態は垂直方向にオフセットした連結要素であるが、当業者であれば理解できるように、他の実施形態において垂直方向のオフセットを伴わずに、水平方向にオフセットした連結要素が利用されてもよい。
図7Cは、カップ蓋の実施形態と共に利用できる連結要素の異なった実施形態を示す。連結要素107aの断面は連結要素107に似ており、屈曲部177aにおける角度の大きい角部に基づきカップ蓋からの連結解除を簡単に行うことができる。例えば、連結要素107bの断面は、屈曲部177bにおける角度のより小さい角部に基づく、連結要素107のより取り外し難い変更例であり、これにより、カップのロール状のエッジから取り外すためにより大きな力を必要とする。連結要素107cの断面は、屈曲部177cにおけるフック状の鋭い角部に基づく、半永久的な又は永久的な連結要素を示す。カップ蓋の構造で利用される材料の剛性によって、屈曲部177cにおける鋭い角部は、液体で目一杯な場合でも、カップ蓋によってカップ全体を持ち上げることを可能にする。これにより、強い力がかかってもカップ蓋がカップに取り付けられた状態を保ち、こぼれを防止する。当業者であれば理解できるように、本発明の任意の実施形態において、(図7Bに示すような)単一のカップ蓋における複数の直径の連結要素については、連結要素107a、107b又は107cの任意の組み合わせを利用してよい。例えば、1実施形態において、図7Bの頂部分の直径が最少の連結要素については連結要素107a又は107bを利用してよく、一方で、例えば、より重い大型のカップに対してより強度を与えるために、図7Bの下部に示した下側の連結要素については連結要素107b又は107cを利用してよい。当業者であれば理解できるように、所望する場合には又は用途に応じて、任意の数の異なる直径が連結要素の任意の実施形態と共に利用されてよく、又は、本技術分野で既知である任意の他の連結要素が利用されてよい。
図8は、カップ130及び押し付け摩擦カバー110aと連結され、かつ、ストロー301aを介してカップの内容物にアクセスできるよう構成された、本発明の実施形態100aの斜視図である。
図9は、図8の断面図である。図10に関して以下により詳細に説明するように、押し付け摩擦カバー110aは、カップ蓋に連結するようカップ蓋の側面を下方に延在している。
図10は、押し付け摩擦カバーの実施形態を伴った、図8に示す本発明の実施形態の上面斜視図である。図示されているように、実施形態100aのカバー連結要素121は、カバー110aのカバー連結要素122に連結するために、任意選択的に構成される。これにより、カバー110aを非永久的にカップ蓋100aに押し付けることができ、カバー連結要素121とは離れた所でカバー連結要素122を動かすための十分な力をかけることにより、図示するように、垂直方向にカバー110aを引っ張ってカバー110aを取り外すことができるようになる。ある代替形態においては、連結要素122がカップ蓋100aの連結要素107に連結できるように、110aの垂直側壁が延在させられる。
図11は、シップ孔の開閉式回転インデクス108(図示されている実施形態には二つあるが、そのうちの1つは108の参照符号が付記され、もう一方は簡潔にするため付記していない)、真空解除ピン孔109及び孔105aを示す、図8に示す本発明の実施形態の平面図である。任意選択的な表示体がカバー110aの頂部上で利用されてもよく(簡潔にするため図示していない)、そして該表示体は、チョコレートなのかバニラなのか、カフェイン添加されているのかされていないのか、ダイエットタイプなのかレギュラータイプなのか等の容器若しくはカップの内容物が特定の種類に属するかどうかに関する情報又は任意の他の情報を含む、任意の情報の触覚的な又は視覚的な表示体であってよい。
図12Aは、カップ130と連結された、任意選択的な上部の押し付け摩擦ドーム型のカバー110cを有する容器を有し、かつ、ストロー301bを介して、カップの内容物にアクセスできるよう構成された、本発明の実施形態100cの斜視図である。図12Bに示すように、押し付け摩擦ドームカバーの使用の代替として、任意選択的な二つ折りヒンジカバーの使用があり、そしてこの二つ折りヒンジカバーは、容器内部に存在するように選ばれる食品(ハンバーガー等)の形状及び高さに応じて選択されてよい。加えて、図12Bは、カバーの容易な開放のためのタブ1905を有し、二つ折り型のカバーがストローとは離れた所で開放されるように1つの方向に整列され、カップの内容物に底部のカップ蓋の垂直側壁における孔を介して、ストローを介したアクセスをする、図12Aの容器の回転整列した実施形態を示す。1つ又は複数の実施形態において、タブは、タブをより強くするため、及び/又は、より薄いプラスチックの使用、又はその両方を可能にするため、タブの平面に相対的に垂直に突出した強化リブを備える。図19にも、タブに強度を付与する下方向への凹陥部として、強化リブが図示されている。利用できる二つ折りヒンジの容器は、上方に(任意の形状で)輪郭付けられても、ドーム状に形成されても、又は、平坦でもよいカバーを有してよい。二つ折りヒンジの容器は成型されても、上部分及び底部分が、それら二つの部分を接続するブリッジの途中の箇所に位置する(1重の又は2重の)直交ヒンジトラフを有する、ブリッジ材料によって接続されている、1ピースの材料から型抜きされてもよい。二つ折りヒンジカバーは任意選択的に、頂部を通り抜ける、フォーク又はスプーン用の孔を備えてもよい。食品をある場所から他の場所へ搬送する間に、二つ折りヒンジの容器を閉鎖したまま保つために、容器の頂部と底部は任意の1つ又は複数の種類の摩擦要素によって1つに保持されてよい。利用されてよい摩擦システムの一例は、頂部の蓋と底部の容器が合わさるエッジにおいて、頂部の蓋が底部の容器へわずかに下方に挿入される箇所、即ち、内壁摩擦押し付け蓋又はカバーである。用いられてよい他の摩擦システムは、共にかみ合う任意の形状とサイズを有する雄側及び雌側の凹陥部であり、頂部の蓋と底部の容器が合わさる箇所において、これら2つを取り囲むリップエ
ッジの水平面に位置する。当業者であれば理解できるように、カップ蓋の実施形態はいずれも、容器内部に存在するように構成され、かつ、熱い品目又は冷たい品目を保持するように構成された、分離した又は一体型の熱ライナー又は紙ライナーを備えてよい。当業者であれば理解できるように、代替的に又は組み合わせて、少なくとも1つの壁は、容器の温度とカップの温度との間の付加的な断熱を提供するエアギャップ等を有する2重壁であってよい。図12Cは、ストロー301bがカップから外に出るためにカップ蓋の基部の内側部分に孔を有する溝105cを示す。カップ蓋100cの上部は、円形の雌雄嵌合連結要素1201を介する等の任意の手法で、図示するようにストロー溝を取り囲む1202においてカップと連結する、カップ蓋の下部に対して取り付けられてよい。本発明の1つ又は複数の実施形態において、カップ蓋100cの底部分(即ち、容器の下部)は、図示されたカップ蓋の下部に取り付けるための、カップの頂部に取り付けられた、非永久的な、半永久的な又は永久的な連結要素を備えてよい。この手法において、カップ蓋100cの容器部分はカップ蓋の下部から係合解除することができ、カップ蓋の下部はカップの上に残される。カップ蓋100cの上部と容器の下部との間の連結要素は、連結要素と関連する任意の種類のものであってよい。例えば、図7Aに連結要素107として示す、カップ自体と連結する垂直壁連結要素を参照されたい。所望に応じて、非永久的な、半永久的な又は永久的な連結様式を提供するために、ねじタイプの連結又は接着剤又は1方向連結要素を利用してもよい。雌雄嵌合連結システムに加えて、例えば、頂部の二つ折り容器の開放時にストローの位置及び使用者の方へ向くように、頂部の二つ折り容器と下にある蓋とを整列させる、図12Bに示すような雌雄嵌合整列要素(雌側要素2101が図示されている一方で、容器の底部の雄側要素は見ることができない)を設けてもよい。これにより、二つ折り容器の開放が使用者に対して前方向に配向している構成という利点を有する。前方向に配向した開口部は、人間工学的で、理に適っており、かつ、使いやすいものである。図12Bの実施形態に対して、ストローに反対側に雌側の凹陥部が図示されているが、この雌雄整列要素は図12Dにも図示されている。例えば、二つ折り式の開放をス
トローとは離れた所で保つために、容器の頂部及び底部分が所望の方向に回転整列することができる限り、雌雄嵌合整列要素については要件がなく、任意の形状又は数であってよい。また、雌雄嵌合連結システムがないときは、加熱若しくは熱接着、音波接着若しくは溶着、スポット溶着若しくは融着、エポキシ接着、ホットメルト接着剤による接着、転写接着剤による接着又は両面テープによる接着を介して、容器の下部の底部水平面はカップのリムに取り付けるカップ蓋の上部水平面に永久的に接着されてよい。
図13は、実施形態100cの垂直壁1301から外に出るストロー301bを示す、図12Aの断面図である。本実施形態では、例えば、複数の屈曲部を有するストローが利用されてよい。ストロー孔と垂直側壁を通り抜けるストロー出口を有することは、ストローが隣接する食品容器の外側に存在するという点において有利であり、これはストローが容器内の食品と干渉することがないということを意味する。
図14は、任意選択的な押し付け摩擦ドームカバー110cを備える実施形態を伴った、孔105bを示す、図12Aに示す本発明の実施形態の底面斜視図である。連結要素107を介してカップと連結する、下部のカップ蓋の頂部水平領域は、所望に応じて、任意の手法で上部の容器に接着され、又は、上部の容器の一部として形成されていてよい。当業者であれば理解できるように、カバー110cは容器100cと所望の任意の手法により連結されていてよい。カバー110cは、任意選択的に、二つ折り型のヒンジを介して、100cに取り付けられていてよい。110c及び100cが取り付けられる時、1つ又は複数の実施形態において、110c及び100cは単一ピース構造で製造される。
図15は、カップ、及び、例えばスプーン1502を介した頂部の容器の内容物へのアクセスのための、孔1501を有する任意選択的な押し付け摩擦ドームカバー110dと連結され、かつ、カップ蓋100dの水平部分の孔を介して、ストローを介したカップの内容物へのアクセスが可能なように構成された、本発明の実施形態100dの斜視図である。この実施形態では、例えば、図12A〜12Dに示す実施形態とは対照的に、容器の底部の水平方向の寸法は、カップの開口部の直径よりも小さい。頂部の食品容器の底部が小さいことは、底部のカップ内の液体にアクセスできるように、ストロー孔とストローがカップ蓋の水平面内に存在するための余地を残すことができるという点において有利である。頂部の食品容器に隣接してストロー孔とストローが位置しているということは、ストローが食品容器の隣に又は食品容器の側面に位置することを意味し、ストローが容器又は容器内に存在する食品と干渉しないため、有利である。押し付け摩擦ドームカバーの使用の代替として、任意選択的な二つ折りヒンジカバーの使用があり、そしてこの二つ折りヒンジカバーは、容器内部に存在するように選ばれる食品(マフィン1550等、図15A参照)の形状及び高さに応じて選択されてよい。この代替形態は、容易開放タブ1905を有する実施形態として、図15Aに示されている。容易開放タブの利点は、底部の容器の頂部リップエッジを越えて張り出しているため、底部の容器のリップエッジからのどのプラスチックによっても遮られないということである。遮るものなく張り出したタブへのアクセスは、親指及び/又は他の指で持ち上げやすい下側から行われる。利用できる二つ折りヒンジの容器は、上方に(任意の形状で)輪郭付けられても、ドーム状に形成されても、又は、平坦でもよいカバーを有してよい。二つ折りヒンジの容器は成型されても、上部分及び底部分が、それら二つの部分を接続するブリッジの途中の箇所に位置する直交ヒンジトラフを有する、ブリッジ材料によって接続されている、1ピースの材料から型抜きされてもよい。二つ折りヒンジカバーは任意選択的に、頂部を通り抜ける、フォーク又はスプーン用の孔を備えてもよい。食品をある場所から他の場所へ搬送する間に、二つ折りヒンジの容器を閉鎖したまま保つために、容器の頂部と底部は任意の1つ又は複数の種類の
摩擦要素によって1つに保持されてよい。利用されてよい摩擦システムの一例は、頂部の蓋と底部の容器が合わさるエッジにおいて、頂部の蓋が底部の容器へわずかに下方に挿入される箇所、即ち、内壁摩擦押し付け蓋又はカバーである。用いられてよい他の摩擦システムは、共にかみ合う任意の形状とサイズを有する雄側及び雌側の凹陥部であり、頂部の蓋と底部の容器が合わさる箇所において、これら2つを取り囲むリップエッジの水平面に位置する。任意選択的に利用されてよい他の蓋又はカバーは、例えば果物を封入し、新鮮に保つために、果物用容器に使用されることがある、封止/剥離カバーであり、一方で、付加的に、容器は雄側要素及び雌側要素を介してカップに取り付けられているカップ蓋に連結されてよい。カップのリムに取り付ける蓋の頂部水平面に、容器の底部水平面を連結するために、雌雄嵌合連結システムが利用されてよく、又は、加熱若しくは熱接着、音波接着若しくは溶着、スポット溶着若しくは融着、エポキシ接着、ホットメルト接着剤による接着、転写接着剤による接着又は両面テープによる接着を介して、互いに永久的に取り付け又は接着されてよい。雌雄嵌合連結システムに加えて、例えば、頂部の二つ折り容器の開放時にストローの位置及び使用者の方へ向くように、頂部の二つ折り容器と下にある蓋とを整列させる、雌雄嵌合整列要素(雌側要素2101が図示されている一方で、容器の底部の雄側要素は見ることができない)を設けてもよい。この雌雄嵌合整列要素は、二つ折り式容器の開放のために、使用者に対して前方向に配向した構成が、人間工学的で、理に適っており、かつ、使いやすいという理由から、有利なものである。
図16は、図15の断面図である。容器の垂直方向の寸法は、カップの開口部の平面において深さを有するが、これは必須ではなく、例えば、容器内及びカップ内に配置される固体又は液体の種類に基づく所望に応じて、カップの開口部によって画定される平面内へ又は平面外へ任意の深さのものであってよい。
図17は、孔を有する任意選択的な押し付け摩擦ドームカバーの実施形態を伴った、図15に示す本発明の実施形態の底面斜視図である。全体にわたる水平方向の寸法を有する、例えば、カップの開口部の直径よりも大きな容器の底部を備える実施形態における容器の直径に基づいて、ストロー孔がカップ蓋の垂直方向の部分又は垂直壁に位置している図13に示される実施形態とは対照的に、孔105aは、図示されているようにカップ蓋の水平面に位置している。
図18は、スイベルカバー110s及び独立したドロップイン式取り外し可能な容器1801を有する本発明の実施形態を示す。図示されているように、カップ蓋100sは、図の左側に示されたシップ孔/ストロー又はガルプサイズの孔/ストロー105dを備えるが、該孔と合わせて任意の形状又はサイズのストローが任意選択的に利用されてよい。シップ孔/ストロー105dの側壁は、任意選択的に、カップ蓋100sの頂部に対して任意の高さのものでよく、十分に高さがある場合はストローの代わりに利用されてもよい。加えて、この実施形態は、所望に応じ、不透明でも、透明でも、又は、任意の程度に半透明でもよい、スイベルカバー110sを備える。1つ又は複数の実施形態において、簡潔にするために図18には示していないが、スイベルカバーの回動軸はシップ孔、ストロー孔若しくはガルプ孔の周りであってよく、又は、カップ蓋の任意の場所に位置してよい。スイベルカバー110sは、封止/剥離カバーが取り除かれて捨てられた後に、独立したドロップイン式/取り外し可能な容器の内容物を隔離又は収納するために旋回して閉ざされる。1つ又は複数の実施形態において、スイベルカバーは、ビール等の液体をがぶ飲みする又は啜り飲むためにカップを持ち上げて傾けるに先立って、ナッツ等のばらばらの内容物を収納するために閉鎖される。頂部の容器からばらばらの内容物がこぼれることは、ストローに係る構成を使用するときには、本来的な問題とはならない。独立したドロップイン式/取り外し可能な容器1801は、任意の位置で、容器上部の頂部のエッジに取り付けられる二つ折りタイプの蓋を利用してよい。この二つ折り式の実施形態においては、独立した容器1801及び押し付け摩擦蓋は、例えば、1ピース構造として製造されてよい。簡潔にするため図18内には示していないが、独立したドロップイン式/取り外し可能な容器は、任意の手法で、蓋の空洞内に、種々の連結要素及び/又はシステムを介して、挟持又は締結されてよい。当業者であれば理解できるように、クリームと砂糖等の、複数の独立したドロップイン式/取り外し可能なカップ又は容器が、蓋の1つの又は複数の空洞内に、配置されてよい。利用できるそのようなクリップオン式システム又は連結システムの1つは、既に図12Bで示されており、同図では、100cは、直下に位置決めさ
れているカップ蓋に、水平壁底部配向システムを介して挟持又は連結するように構成されている。独立したドロップイン式/取り外し可能な容器を蓋の空洞に取り付けるために、垂直壁のリッジに基づく連結システムが利用されてもよい。蓋の空洞内の底部配向連結システムを用いてよい独立したドロップイン式/取り外し可能な容器の例として、コーヒーカップの蓋の空洞内に挟持する封止/剥離カバーを有する薄型の単一クッキー容器が挙げられる。更なる例として、プラスチック製のビールカップの蓋の空洞内に連結されたビール用ナッツを保持する封止/剥離カバーを有する独立したドロップイン式/取り外し可能な容器が挙げられる。加えて、連結システムは、円形のリッジに基づく連結システムが、独立したドロップイン式/取り外し可能な容器の垂直壁の領域とカップ蓋の空洞内に位置している、後者の実施形態において使用されてもよい。円形のリッジに基づく連結システムが生ずるこの付加的な垂直壁の位置設定は、薄型のクッキー容器をコーヒーカップの蓋の空洞に固定するために、中程度の深さの(即ち、カップの容積内へ下方へ垂直に進入する)甘辛いナッツ用の容器をビールカップの蓋の空洞に固定するために、又は、厚型のハンバーガー若しくはフレンチフライ用の容器をビール、ソーダ若しくはミルクシェークの蓋の空洞に固定するために、適用される。
図19は、本発明のある実施形態、即ち、カップ蓋100eに連結されたヒンジ蓋/カバー110eを示す。図示されているように、カップ蓋100eはカップ130aの上に配向され、それから、ヒンジ蓋/カバー110eがカップ蓋100eに連結される前又は後の何れかで、カップ130aに連結される。本実施形態のカップ130aは、例えば充填線(fill line)として利用できるカップ130aのリム直下に図示された、拡幅部を備えてもよい。充填線は、カップ蓋100eがカップに連結されている時に、液体がカップの外へこぼれないように、カップ130a内にどれだけの液体があるのかを示す。言い換えれば、容器101aは(カップ蓋100eの垂直側壁の高さに応じて)カップ130a内へ下方に延在してよく、充填線は、容器101aによって、液体が例えば孔/ストロー105eから出ることなく、変位する液体の安全水位を示す。シップ孔、ガルプ孔又はストロー105eの側壁は、カップ蓋100eの頂部に対して任意の高さのものであってよく、例えば、図の左下の2つの下部側面図の左部分に示された実施形態105e1であり、図示されるように斜視図において孔/ストローの頂部のエッジで水平部分を有して示されている。十分に高さがある場合には、その穴をストローの代わりに利用してもよく、例えば、図の左下の2つの下部側面図の右部分に示された実施形態105e2である。どちらの実施形態においても、例えば、シップ孔又はガルプ孔105eの頂部分は任意選択的に、孔を有する水平領域を備えてよく、又は、アール面等の非水平面を備えてもよい。図1に示すカップ130等の真っ直ぐなカップはカップ蓋のこの実施形態と共に利用されてもよく、容器101aの所与の深さ及び/又はカップ蓋100eの垂直壁の高さに対して、どの程度の液体がカップ内にあるのかを示すために、カップの内側若しくは外側に凹んだ若しくは描かれた充填線を備えてもよく、又は、備えなくてもよい。また、カップ130aで図示されているような物理的に形作られたもの、又は、わずかな凹陥部、若しくは印、若しくは色によるものの何れかである複数の充填線が利用されてもよい。任意選択的に、任意の他の種類の充填線を、本発明の趣旨と一致して、利用することができる。例えば、カップ130aは、紙、プラスチック、(2重壁構造を有する又は有しない
)硬成型プラスチック、セラミック又はステンレス鋼等の金属から製造されてよい。
ヒンジ蓋/カバー110eは、永久的に又は非永久的にカップ蓋100eと連結される。ヒンジ蓋/カバー110e及びカップ蓋100eは、2つの分離したピースから製造されてもよく、又は、典型的な二つ折り構造等のように1ピースとして形成されてもよい。ヒンジ蓋/カバー110eは、かみ合う又は組み合う(interlock)雄側部及び雌側部以外の種々の取り付け方法によって、カップ蓋100eに取り付けられてよい。雄側部及び雌側部がないときは、例えば、2つの平坦面が熱接着、音波接着若しくは溶着、スポット溶着を介して互いに取り付けられてよく、又は、接着剤若しくは任意の他の永久的又は非永久的な接着方法により取り付けられてよい。ヒンジ1904は、ヒンジ蓋/カバー110eが容器101aの内容物を利用可能にする任意の種類の機構により形成されてよく、心棒、歯部とフック部、旋回軸(pivot)、トラフ、切り込み線、2重切り込み線又は任意の他の機構が挙げられる。図示されているように、雌側凹陥部1901はカップ蓋100eを、ヒンジ蓋/カバー110eの雄側延在部1902に連結し、トラフ1904で旋回する又は折り曲がることで、ヒンジ蓋/カバー110eが開放できるようにする。任意選択的な第2雄側延在部1903は第2雌側凹陥部1902へスナップ留めされ、ヒンジ蓋/カバー110eを開放したまま保持する。全ての雌側及び/若しくは雄側凹陥部又は延在部はそれぞれ、雄側部及び雌側部を1つにスナップ留めし、1つに保持することを可能にする幅狭領域又は突起を備えてよい。また、ヒンジ蓋/カバー110eは任意の他の手法により、カップ蓋100eに溶着され又は永久的に取り付けられてよい。トラフ1904は図示されているように実装されてもよく、又は、代替的に、2重切り込み線、(即ち、2本の切り込み線に平行な軸を中心にヒンジ蓋/カバー110eの完全な180°の回動、又は、旋回運動が可能になるように、2箇所でヒンジ蓋/カバー110eが曲がることを可能にする2本の接近した凹陥部)を利用してもよい。
タブ又は握りタブ1905及びタブ用凹陥部又は握りタブ用凹陥部1906は、孔/ストロー105eが直に又はストローを介してカップ130aの内容物へのアクセスを可能にしたままで、ヒンジ蓋/カバー110eの開放を可能とする。握りタブは任意選択的に図示するような強化リブ1907を備えてよい。容器101aの内容物にアクセスでき、それからヒンジ蓋/カバー110eはカップ蓋100eに対して閉鎖されてよく、その後所望する時に再開放されてよい。それ故、空洞101aの内容物への間欠的なアクセス及び空洞101aの再閉鎖がヒンジ蓋/カバー110eによってもたらされる。液体へのアクセスは、ヒンジ蓋/カバー110eが開放位置の間又は閉鎖位置の間のどちらで起こってもよい。カップ蓋の空洞101aの実施形態(図1も参照)は任意選択的に、カップ蓋内部に配置された食品からカップ蓋を分離する、紙ライナー又はひだ状紙ライナー又は任意の他の種類のライナーを備えてよい。カップ蓋の実施形態は任意選択的に、1つ又は複数の真空解除通気孔1908を備えてよい。当業者であれば理解できるように、孔/ストロー105eはストローが嵌合するように製造されてよく、又は、任意の他のサイズであってよい。例えば、本発明の実施形態は、容易にクッキーや他の食品にアクセスできるように、(図1に示すように)容器領域に隣接する頂部水平壁に配置された凹陥切り欠き106を利用してもよい。
図19Aは、ストロー301aと共に使用されるように構成された図19の実施形態を示す。1つ又は複数の実施形態は、例えば、図19に示す隆起したガルプサイズの孔の代わりにストロー孔を備える。例えば、図19Aに示すような実施形態は、競技場での冷たい飲み物向けの実施形態又はストロー及びヒンジ結合された蓋/カバーと容器が所望される任意の他の状況で利用されてもよい。
図20は、図19のヒンジ蓋/カバー連結要素の近接図である。図示されているように、雌側凹陥部内の突起2001は、ヒンジ蓋/カバーをカップ蓋に対して保持し、かつ/又はヒンジ蓋/カバーを開放位置に保持するために、対応する雄側延在部の突起2002に対してスナップ留めできる。わずかにサイズの異なる2つの雌側凹陥部を構築し、かつ、対応するわずかにサイズの小さい2つの雄側延在部を構築することで、4つの要素全てが互いに嵌合し合う。また、カップ蓋の複数の凹陥部は、ヒンジ蓋/カバーをカップ蓋に対して回動しないように保持する、又は、ヒンジ蓋/カバーをカップ蓋に対して特定の領域に保持するために、利用されてもよい。
例えば、図21は、指で容器の内容物にアクセスできる大きな開口部2110を有する閉鎖可能な本発明の実施形態と共に、回動蓋を示す。図示されているように、カップ蓋100fはシップ/ガルプ孔105f及び組み合い雌側凹陥部2101を備える。カバー110fは対応するシップ/ガルプ孔105f及び雌側凹陥部2101と連結する雄側延在部2102を備える。この組み合い機構は、カップ蓋100fの大きな開口部2110がカップ蓋100fに対して回動しないようにする。また、カバー110g、110fをカップ蓋100fに対して連結するために、複数の連結リッジが使用されてもよい。回動蓋110gは、カップ蓋100fのリッジ2105と連結するリッジ2107及びリッジ2106を介して、カバー110fに連結する。回動蓋110gは、例えば、閉鎖時の配置2150で図示されるように、容器101aを閉鎖するために握りタブ又は柱2103を用いて、回動させてもよく、又は、開放時の配置2151で図示されるように、アクセスするために容器101aを開放するために更に回動させてもよい。所望する場合には、本明細書で説明される任意の実施形態において、任意の数の真空解除通気孔が用いられてよい。
図22は、持ち上げて口に注ぎ込むことによって、容器101a(図1)の内容物にアクセスできる中程度のサイズの開口部2210を有する閉鎖可能な本発明の実施形態と共に、回動カバーを示す。開口部2210は、例えば、開口部2210をナッツ又は他の小さな食品が通り抜けられるほど十分大きくなるように、サイズ決めされてよい。第1開放時の配置2250は、それぞれ図において回動カバー110gの下に示すカバー110f及びカバー100fの対応するシップ/ガルプ孔に重なって整列したシップ/ガルプ孔105fを示す。第2開放時の配置2251は、回動カバー110gがカバー孔2210を整列させるように回動した時の、カバー110fの対応する孔に重なって整列した、中サイズの開口部2210(ナッツ等用)を示す。簡潔にするため図示していないが、本構成の一部として、シップ/ガルプ孔又はスナック/ナッツ用孔のどちらかにアクセスできるよう構成された特定の位置に回動カバーを停止させる(孔を整列させるため)、回動停止要素があってもよい。閉鎖時の配置2253では、付加的なカバー及び/又は蓋の孔に重なって整列したシップ/ガルプ孔105f及び孔2210のどちらも図示されていない。これにより、カップ又はカップ蓋の内容物へのアクセスが防がれる。この実施形態は、より小さい開口部2210と共にではあるが、図21に示された実施形態に類似して配置されている。加えて、図21に比べると、図22に示す孔の開口部を開閉するためにはより小さな回動で済む。更に、カップ蓋の空洞の内容物を覆うため、さもなくば、包むために任意選択的な封止/剥離カバー110bが提供されてよい。提供される場合には、封止/剥離カバー110bは、任意選択的な切り込み線を有するプルタブ2212を備えてよく、そのプルタブを介して封止/剥離カバー110bの一部分のみが開放されるようにしてよい。封止/剥離カバー110bがカップ蓋100fで利用される場合には、中間カバー110fは任意選択的なものである。また、プルタブに対して切り込み線が提供されない場合は、そのプルタブは所望に応じてカップ蓋の容器全体を開放してよい。図示された実施形態は、例えば、ビール/ナッツの組み合わせ、又は、シップ/ガルプ孔105f及び孔2210を通じてアクセスできる任意の他の品目の組み合わせ向けに利用されてよい。
図23は、持ち上げて口に注ぎ込むことによって、容器の内容物にアクセスできる中程度のサイズの開口部を有し、内容物と容器は共に、任意選択的に、箔又は任意の他の材料若しくは複数の材料の組み合わせから製造された、切り込みが入れられた封止/剥離カバーを有する、封止済みドロップイン式/取り外し可能なユニットとして形成されている、閉鎖可能な本発明の実施形態と共に、回動カバーを示す。本発明の1つ又は複数の実施形態は、独立したドロップイン式/取り外し可能な容器1801を回動させないよう保つ整列スロット2322内に嵌合する1つ又は複数の整列タブ2321を備えてよい。
本発明の実施形態は、意図する用途のために所望に応じて、封止/剥離カバー2301及び押し付け摩擦カバー(図示されていないが、カバーを開放された容器に押し付けることにより、開放されていた容器を閉鎖するものとして知られている)を、単体で又は組み合わせて利用してよい。図示されているように、封止/剥離カバー2301は、切り込み線2310及びタブ2311を備えてよく、一度、タブ2311が切り込み線に沿って取り外されると、容器1801の内容物にアクセスすることができる。閉鎖カバーの一部は参照符号2310及び2311を付して図示されており、一方で開口部を有してはいるがカバー全体がその部分図の左に図示されている。本発明の1つ又は複数の実施形態において、容器1801のカバー全体は、タブを介して又は任意の他の手法で取り外される。
図24は、例えばクッキーや他の品目を保持するように構成され、かつ、握りタブ又は柱及び任意選択的なスナップ式開放要素2402及びスナップ式閉鎖要素2401を有するように構成された回動/ヒンジ式の蓋/カバーを示す。これらは、それぞれヒンジ蓋がスナップ式に開閉できるようにする、任意選択的な突起として構成されてよい。例えば、突起がなければ、係合の押し付け摩擦システムを介して、ヒンジ蓋は閉鎖位置で緊締することができる。握りタブ2403はヒンジ蓋/カバーを開放できるようにし、任意選択的な切り欠き2404は、例えば、カップ蓋の空洞内から食品を抜き出しやすくすることができる。図示されているように、例えばクッキーがカップ蓋内に保持される。カップ蓋の頂部は開放位置2410及び閉鎖位置2411に向かって回動する。複数の実施形態では、1つ又は複数のクッキー、ドーナツ又はマフィン等が保持できる。ヒンジは、2重切り込み線を含む任意の手法で、又は、任意の他の要素を使用して形成されてよい。
図25は、カバーを取り外して食品(例えば、クッキーがカバーとカップ蓋の間に示されている)が示され、かつ、例えば、食品を持ち上げるための任意選択的な凹陥切り欠き2404を有する、図24の実施形態を示す。ヒンジ蓋/カバーは、より長い垂直側壁を有してよく、リッジ121並びにカップのリムに取り付けられる下部のリッジ107に挟持される。例えば、カップ蓋の右側に示されているように、任意選択的な真空解除通気孔が、本発明の実施形態100tの任意の箇所に位置してよい。2405は、カップ蓋の空洞に対面する内壁上に任意選択的な小さく隆起した突起を備える任意選択的な隆起した雄側柱を示す。この雄側柱及び突起のリッジは、ヒンジ蓋/カバーが開放位置にあるままで、クリック式に嵌め込まれることを可能にする。
図26は、1つ又は複数の実施形態において、ストロー孔及び回動しない頂部のカバーを有する、例えば図24及び図25に示すような実施形態を示す。例えば、ヒンジ蓋をクリック式に閉ざすことができるように、1つ又は複数の突起が2401に位置する。
図27は、更に詳細な図26の実施形態を示す。
図28は、例えば、任意選択的な封止/剥離カバー110b及びクリック式に開放するように構成することができる非回動カバーを有する実施形態を示す。シップ/ガルプサイズの開口部2803は1つ又は複数の非回動要素2801a及び2801b並びに任意選択的な封止/剥離カバー110bを伴って図示されている。
図29は、拡大領域2901にストロー孔を有する図28の実施形態を示す。本発明の1つ又は複数の実施形態において、容器の容積は、保持すべき特定の1つ又は複数の食品に対する所望に応じて2902の深さと同じ程度に深い。カップ蓋の容器の垂直側壁の三日月状の内側向きの凹陥部2903は、ストローが、下部の本体カップの空洞内を、下部の本体カップとカップ蓋の空洞の垂直側壁によって制限されることなく、自由に移動するのに十分な空間を提供する。
図30は、独立したドロップイン式/取り外し可能な容器1801bのために構成された実施形態を示す。統合図3003を伴って、分解図3001は、図の右側に示すように、上から下へ垂直方向に配向させたヒンジ蓋/カバー、封止/剥離カバー、容器、カップ蓋及びカップを示す。
図31は、更に詳細な図30の実施形態を示す。図示されているように、独立したドロップイン式/取り外し可能な容器1801bは、底部のカップ蓋3103と頂部のヒンジ蓋/カバー3101との間で挟み込まれることにより、定位置に保持される。例えば、頂部のヒンジ蓋/カバー3101は、容器が空洞の外に出ないように、独立したドロップイン式/取り外し可能な容器1801bのリムのエッジに重ね合わされる。また、例えば、ヒンジ蓋をスナップ式に開放することを可能にする突起3104の更なる詳細が図示されている。
図32は、ストロー孔を有する図30の実施形態を示す。独立したドロップイン式容器及びカップ蓋の容器の垂直側壁の三日月状の内側向きの凹陥部2903aは、ストローが、下部の本体カップの空洞内を、本体カップ及び内側に位置した隣り合う容器の垂直側壁によって制限されることなく、自由に移動するのに十分な空間を提供する。
図33は、任意選択的なカップ/アームレスト用の独立したドロップイン式/取り外し可能な容器1801cを保持するために丸めた中央容積と、ストロー孔と、大きなカップの底部の下に嵌合し、同様にカップ/アームレスト用の独立したドロップイン式/取り外し可能な容器の頂部上にも嵌合するように構成された任意選択的な容器カバー3302を有する実施形態を示す。封止/剥離カバーは、カップ/アームレスト用の独立したドロップイン式/取り外し可能な容器を使用する代わりに、空洞を有するカップ蓋に対して、任意選択的に、直接適用されてもよい。凹部3303は任意の深さを有し、容器1801がカップ蓋から取り外せるように、任意選択的に用いられてよい。凹部3303は、2つの斜めに対向するスロットとして、左下の構成に図示されている。図の右上部は、カップ蓋の空洞内に構成された封止/剥離カバーを有する任意選択的なドロップイン式容器の断面図を示す。簡潔にするため図示していないが、任意選択的なドロップイン式容器は、封止/剥離カバーに中サイズ(ナッツ及びキャンディー用)の切り込み線(レーザー又は任意の他の方法)を有してよい。切り込み線はカバーの外側のエッジに位置している取り外しタブと整列する。ドロップイン式容器を蓋の空洞から取り外し、中サイズのカバー部分を有するタブを取り外した時は、容器を口へと持ち上げて、残っているカバー材料によって大部分の内容物を容器内に保持したまま、少量の内容物を口の中へ振って出すことができる。
図34は、更に詳細な図33の実施形態を示す。例えば、閉鎖方向にて図示されているように、蓋3402は、容器を閉鎖して家へ持ち帰ることができるようにカップ/アームレスト用の独立したドロップイン式/取り外し可能な容器の頂部に設けられている。例えば、カップ/アームレスト用の独立したドロップイン式/取り外し可能な容器の直径は3401で図示されているような直径を有するように構成され、アームレスト用の独立したドロップイン式/取り外し可能な容器が劇場又は競技場の座席の一部であるアームレストの孔内に嵌合することを可能にする。カバー3402は、例えば、摩擦を介して又は任意の他の手法で、大きいカップの底部及び独立したドロップイン式容器の頂部に対して保持されてよい。また、カバー3402は、例えば図示したような雌雄嵌合対応部を介して又は任意の他の手法で、独立したドロップイン式/取り外し可能な容器の底部に対して保持されてよい。
図35は、アームレスト孔内のカップ/アームレスト用の独立したドロップイン式/取り外し可能な容器を示し、また、図の下部ではアームレストの上に図示されている。封止/剥離カバー110bを有するカップ/アームレスト用の独立したドロップイン式/取り外し可能な容器が、アームレスト3501内に図示されている。中段の構成では、アームレストの孔内にある、封止/剥離カバーのない容器1801cが図示されている。例えば、容器1801cはカバー3402によって閉鎖され、アームレストから取り外して家に持ち帰ってもよい。
図36は、カップ/アームレスト用の独立したドロップイン式/取り外し可能な容器の底部及び頂部に、該容器の底部が嵌合するようにも構成されている容器カバー3402を有するカップ/アームレスト用の独立したドロップイン式/取り外し可能な容器1801cの下部斜視図を示す。また、カバー3402は、例えば図示したような雌雄嵌合対応部を介して又は摩擦によって又は任意の他の機構若しくは方法で、カップ/アームレスト用の独立した容器の底部に対して保持されてよい。
本明細書で説明するカップのいずれの実施形態も、紙、プラスチック、硬成型プラスチック、セラミック、金属、ステンレス鋼を含むが、これらに限定されない、任意の材料から製造され又は任意の材料を含んでよい。更に、本明細書で説明するカップのいずれの実施形態も、例えばカップとカップ蓋との間に、シリコン等の任意の種類の任意選択的な封止を利用してよい。加えて、例えばカップ及びカップ蓋が硬質の非可撓性プラスチックから製造されている場合は、一体型の空洞を覆う二次的な蓋全体が種々の硬度値の成型シリコンから製造されていてよい。硬質プラスチックを用いる実施形態では、用途ごとに所望に応じて、下部の本体カップの垂直側壁及び/又は底部において、断熱性の2重壁構造を利用してもよい。当業者であれば理解できるように、1つ又は複数の実施形態において、特定の使用に目標を定めた材料の選択によって、再利用可能な又は使い捨ての実施形態が構築されてもよい。
本発明の実施形態は、カップの底部からビールを充填するBOTTOMS−UP(商標)生ビール分注システム又は任意の他の分注システムと共に利用されてよい。本発明の実施形態は、INSULAIR(商標)断熱カップ又は任意の他の断熱カップと共に利用されてよい。
図37は、それぞれ左上と右下に、閉鎖時及び開放時の構成における、スナップオン式ヒンジカバー、蓋/容器及びカップの実施形態を示す。図示されているように、カバー110hは、例えば、図19、19Aに示される実施形態の場合のように、握り/持ち上げタブ1905を備えてよい。図示されている実施形態においては、切り込み線式のヒンジ1904がカバー110hの外部に位置しており、左上の構成においてカバー110hの右外側部分に示されている。外部に位置しているということは、ヒンジの切り込み線部分はカバー110hのリムを形成する円の直径の外側に位置しているということ、及び、1つ又は複数の実施形態においてはカップの開口部に又は該開口部の外側に(即ち、カップを形成する円錐状部の中心線から離れた所に)位置しているということを意味する。このヒンジの切り込み線はカバー110hの外径の近位に位置していてもよい。下部のリップ突起/クッションは、頂部のカバーの一体型の特徴であり、上側の図においては、握り/持ち上げタブ1905の左に比較的短い1ピースの部分的な取り付け部として図示されている。該リップ突起/クッションは、カバーの垂直方向のリップの底部のエッジ周り全体を、斜めに対向するヒンジ付近の垂直方向のクリップオン用リップエッジにおける切り欠きがある場所まで進む、連続的で、細長い、円形の構成として製造されてもよい。この設計により、連続的で細長い円形の下部のリップ突起がもたらされ、これにより、製造時、加工時、組み立て時及び配送時において、より容易なカバーの積み重ね及び運搬が可能となる。右下の構成において、ヒンジカバー110hが開放され、いくつかの実施形態においては、左上に図示された閉鎖時の構成に対して180°、又は、図示されているように少なくとも270°回動させられた時は、蓋/容器の空洞101aは露出している。図示されているように、孔105aは、蓋/容器100hを係合解除することなく、第2固体又は液体にアクセスすることを可能とする。1つ又は複数の実施形態において、水平領域104は孔105aを収容してよく、又は、その孔は図19に示すように隆起していてよい(要素105e、105e1及び105e2を参照)。隆起させる場合は、例えば、それから、カバー110hは、カバー110hが比較的平坦なままでいることができるように
、対応する隆起領域又は切り欠きを利用してよい。図示された他の要素は、既に説明された他の実施形態に関して説明したのと同様であり、例えば、壁102、容器の底部103、連結要素107、カバー孔115及びヒンジ1904の1重切り込み線、2重切り込み線又はトラフ要素が含まれる。右下に図示されているように、実施形態は、シップ孔105aに隣接して図示されたレーザー又は打ち抜きにより切り込みが入れられた取り外し可能なタブを備えるが、蓋/容器の外側のリムに沿って任意の位置で配向させてよい、空洞101aを覆う任意選択的な封止/剥離層を備える。連結要素107は先の実施形態におけるカップ130に取り付けるために1重壁の外部摩擦を使用してよく、又は、連結要素107jは2重壁、即ち図44でカップ130に取り付ける要素107jとして示されているような内壁及び外側壁の摩擦(射出成型を介せば容易になる)を使用してもよい。
図38は、図37の実施形態の分解図である。図示されているように、封止/剥離層110bは、空洞101aの内容物を包むために利用されてよい。この封止/剥離層は、頂部のカバーが閉鎖位置にある時に、タブが折りたたまれ、頂部のカバーと蓋/容器との間で挟み込まれるのに十分に薄くてもよい。封止/剥離層は任意選択的なものであり、蓋/容器が容器内の食品又は液体に取り付けられた封止/剥離層を有している場合は、封止/剥離層は、販売員又は任意の他の者等の第三者によって取り除かれてもよく、その後、別のクリップオン式の頂部のカバーが取り付けられてもよい。実際には、未端消費者は、装置が手渡される直前には封止/剥離層が取り付けられていたことを知らなくてもよい。外周エッジクリップオン式組立体3801は、カバー110hの対応する1つ又は複数の雄側突出部と、内部でスナップ式に結合する雌側凹陥部3810を提供する。他の実施形態では、頂部のカバーを蓋/容器にスナップオン式要素なしで取り付けるための1ピース構造が利用されてよい。
図39は、図37の実施形態の上面斜視図及び底面斜視図である。左上に図示されているように、三日月状の内側向きの凹陥部又は流体移送トンネル3903は、孔105a及び/又はカバー孔115を介して液体にアクセスすることを可能にする。
図40は、任意選択的な封止/剥離層を伴った、ヒンジカバーの4つの実施形態を示す。斜視図の左上及び右上にカバー110h2として図示されているように、カバーは、飲用時に使用者の鼻の邪魔にならないよう保つために凹設されてよく、平坦にされてよく、又は、口若しくは上唇領域の位置における切り欠きと共に凹設されてもよい。口又は上唇領域における切り欠きにより、1層のプラスチックが消滅し、液体が2層のプラスチックの間でトラップされること及び蓋/容器内又は飲み物カップ側へ漏れ落ちることを防ぐことができる。本発明の1つ又は複数の実施形態においては、頂部のカバーの口又は上唇領域に切り欠きがある場合、付加的に下部のリップ突起/クッションがあることはない。マウスピース用切り欠きを有する凹設カバーは、1つ又は複数の実施形態において、蓋/容器の内壁に対する下方からの押し付け摩擦嵌合を利用する。それ故、このカバーはカバーのリムの外側の円形エッジから下方へ延在する、リップ又は外壁面挟持システムを有していない。カバーはクリップオン式の方法によって蓋/容器へ取り付けられてもよく、又は、ブリッジ及び1ピース構造によって蓋/容器に取り付けられてもよい。種々の実施形態において図示されている3種類のヒンジは、所望に応じて、入れ替えても、カバーの他の実施形態において利用されてもよい。左上領域においては、対応するカップ蓋100hの平坦部を越えて延在しない、握り/持ち上げタブ1905bが利用されてもよい。左上の角の図の右下は、カバーの一部及び外周エッジクリップオン式組立体3801の拡大図であり、外周エッジクリップオン式組立体3801は雌側凹陥部3810、1つ又は複数の雄側突出部3811及び、1つ又は複数の雄側突出部を挿入すると同時に押し付けるための平坦領域を提供することにより、1つ又は複数の雄側突出部3811が雌側凹陥部3810内へ手動で連結できる平坦領域を提供する底部分3802を有している。第2の種類のヒンジ(即ち、平坦なカバーの実施形態に連結された頂部水平面中途切り込み線クリップオン式ヒンジ1904a)を有するカバー110h1も左中領域に図示されている。右には、例えば、カバー110hの本体から外側へ延在してよい握り/持ち上げタブ1905が図示されている。クリップオン式結合及び1ピース構造としての取り付けの両方を行う
凹設カバー及び平坦カバーの頂部水平面を通り抜けて、シップ孔115がある。しかしながら、左上に図示するような、口の位置に切り欠き開口部を有する凹設カバーは、この位置では孔を開けるためのプラスチックがないため、シップ孔用の切り欠きを有さない。加えて、1ピースヒンジのブリッジ及び切り込み線1904bがカップ蓋/容器100h及びカバー110hの一部である1ピース構造を有する下部の実施形態には、任意選択的な封止/剥離層110bが図示されている。左下領域には、例えばカバー110h3が蓋/容器100hに対して閉鎖された時に生ずるような、例えば、折れ曲がりタブ4001を有する、封止/剥離層110bの近接図を示す。頂部水平面中途切り込み線クリップオン式ヒンジ1904aは一般的に水平位置にのみ開く。外周エッジ切り込み線クリップオン式ヒンジ1904と1ピース切り込み線ヒンジ1904bは共に、蓋を外側を向いた位置に付加的に配置する、垂直方向に開いてよく、これにより、使用者がカップを保持している時に、カバー110hが使用者の指又は手に干渉しない。上述の3つの種類のヒンジが次の底面斜視図に示されている。
図41は、図40のヒンジカバーの3つの実施形態の底面斜視図である。左上領域に図示されているように、切り込み線ヒンジ1904はヒンジの最も外側の位置付近で折れ曲がる。これにより、図37の右下領域に示されているように、ヒンジを中心に270°以上回動することができる。切り込み線ヒンジ1904bは、1ピース構造の実施形態においても、少なくとも270°回動することができる。右下領域には、カバーの中心に対して1つ又は複数の雄側突出部3811の内側部分付近で折れ曲がるヒンジ1904aの実施形態が示されている。これにより、180°までの回動が可能になる。コーナーエッジ4101及び4102は、閉鎖時に、リップエッジ上に張り出したカバーが下部の蓋/容器の開口部のリップと干渉しないように、ヒンジ位置で、カバーの下向きクリップオン式リップエッジにおいてより大きな切り欠き開口部を利用する、頂部水平面の中途切り込み線クリップオン式ヒンジカバーを示す。ページ下部の3つのカバーは、押し付けて閉鎖する過程の間に蓋/容器のリムを通り過ぎてから内側に突出することにより、カバー110h1、110h1a、110h3を下側の蓋/容器のリムに緊締する挟持リッジ/突起4110を示す。
図42は、図40の3つのヒンジカバーの実施形態の近接斜視図である。上部領域に図示された実施形態は、上部中央領域及び上部左領域に図示する実施形態を形成するために、2つの要素を1つに相互接続する、さもなくば、スナップ留めする前の、右上の雌側凹陥部3810をまたいで拡がる1つ又は複数の雄側突出部3811を示す、外部切り込み線ヒンジ1904を備える。平坦なカバー110h1の実施形態が切り込み線ヒンジに係る実施形態1904aと共に中部領域に図示されている一方で、1ピース構造の実施形態が図の下部領域の下部斜視図に示されている。
図43は、図40の2ピースヒンジカバーの実施形態のためのヒンジに係る2つの実施形態を示す。上部領域に図示されているように、所望する場合には及び例えば空洞内に保持される内容物に基づいて、封止/剥離層110bを備えてもよい。右側の近接図は、切り込み線ヒンジ1904aに係る180°の実施形態と、切り込み線ヒンジ1904及び切り込み線ヒンジ1904bに係る少なくとも270°の実施形態を示す。左下の図は270位置の頂部のカバーを示し、カップが保持されている間、使用者の指及び手のために十分な空間が残されている。
図44は、図37のヒンジカバー及び蓋/容器の断面図である。図の上部は、射出成型の加工によって実現できる2重壁構造としての、流体移送トンネル3903を示す。
図45は、回動クリックストップ用柱4501を有するカバー110jを伴った、本発明の閉鎖可能な実施形態を実装する回動カバー110jを示す(回動トラフ4601と垂直壁クリックストップ用突起4610及び4611については図46を参照)。実施形態の右側は、実施形態の左側にも図示されている(図46も参照)、任意選択的なレーザー又は打ち抜きにより切り込みが入れられた封止/剥離タブ4603及び開口部115を示し、カバー110jがある反時計方向のクリックストップ回動設定にされた時、持ち上げて口に注ぎ込むことによって、缶/カップの内容物にアクセス可能とされている一方で、第2の時計方向のクリックストップ回動設定では、カバー110jの外部の円形リムを通り抜ける三日月状の切り欠きを介して、蓋/容器100jの内容物へのアクセスが可能とされている。缶130a又はカップ(図示していない)の内容物へのアクセスは、時計方向のクリックストップ回動設定へとカバー110jを回すことで制限され、さもなくば不可能にされる。一方で、反時計方向のクリックストップ回動設定にカバー110jを回すことで、頂部の蓋/容器へのアクセスが制限さもなくば不可能にされる。蓋/容器は任意選択的に付加的な区画に分割又は区切られていてよく、それ故、付加的なクリックストップ回動設定を追加してよい。本発明の他の実施形態においては、2以上のクリックストップ回動設定があってもよい。カバー110jの回動又は回転(turning)は、例えば、内側又は外側に配向され、かつ、情報の表示体4503及び4504であってよい、垂直方向の突起又は畝状部4502によって補助される。表示体4503及び4504は、使用者の唇や口に対して、感知されないことによる快適さを付加するために、凹設されていてもよい。シップ/ガルプ孔115の外エッジ又はその部分を取り囲む、小さく隆起した触覚タイプのリッジ4640が設けられてもよい。触覚式のリッジは、唇が感覚的に孔の位置を特定するシステムとして機能してよい。
図46は、図45の実施形態の上面斜視図及び底面斜視図である。左上に図示されているように、開口部又は孔105jのために流体移送トンネル3903を形成する壁を伴い、壁102及び底部103によって空洞101aの境界が規定される。右上領域には、第1固体又は液体を保持するように構成された本発明の実施形態の上に、ストップ用柱4501、シップ/ガルプ孔115及び(カバー110jの外部の円形リムを切断する)切り欠き4630を有するカバー110jが図示されている。右下領域には、封止/剥離層4605、回動クリックストップ用トラフ4601、垂直壁トラフクリックストップ用突起4610及び4611、整列用トラフ4602、整列用トラフ4604、(例えば、1実施形態においては回動が360°未満に範囲が制限されている)、タブ4603及び、封止/剥離層4605を通り抜けるシップガルプ孔105jが図示されている。回動クリックストップ用柱4501のための回動トラフ4601は、(整列用トラフ4603及び4604を伴って)封止/剥離層4605のための整列用トラフとしての機能も果たす。蓋/容器100j上の封止/剥離層を整列させることは、製造過程において当該層の蓋/容器への熱溶着を、より容易かつ正確に行いやすくし、又は、封止/剥離層が封止されず、再使用可能であり、硬化性プラスチックから製造された場合、整列用トラフは、使用者の選択した品目で蓋/容器を綴じこんだ後に、当該層を再配置しやすいものとする。蓋/容器の底側は底部4620として左下に図示されている一方で、要素3903は、流体移送トンネルを一緒になって形成するシップ/ガルプ孔115に隣接した垂直側壁及び頂部水平面の壁の両方を図示している。層4605は硬化プラスチックから構築されてよく、熱溶着や接着剤を使用せず、カップ/蓋110j上に圧入される。そのため、層4605は取り外すことができ、所望する場合には、再使用のため再配置することができる。更に、上述の状況において、封止/剥離層4605は、レーザー又は打ち抜き切り込みタブ4603なしでも可能であろう。実際には、末端使用者は蓋/容器100jを、ナッツや彼らの選ぶ品目で充填し、圧入式の層4605で蓋/容器を再封止することができるだろう。
図47は、1ピースヒンジカバーに係る実施形態110kを下側に伴った、図45の実施形態の上面斜視図であり、積み上げや製造のために連続的にすることができるリップ突起/クッション4701を示している。右に図示するように、カバー110kは、封止/剥離層110bを露出するために、1ピース接続ブリッジ及び切り込み線ヒンジ1904を介して、開放されてよい。
図48は、3つの回動値における、図45の閉鎖可能な実施形態の上面斜視図である。即ち、回動ストップ用柱4501は限定された回動トラフ4601内を通過する時、限定された時計方向及び反時計方向の回動範囲を通過でき、その後、所望の位置にある時には、トラフの垂直壁に位置するクリックストップ用突起4610及び4611を介してクリック式に嵌め込まれる。タブ4603を取り外した後は、中部領域に図示されているように、蓋/容器の内容物が利用可能となる。下にある缶/カップの内容物にアクセス可能とする第2回動設定が左下領域に図示されている。
図49は、左側の全開口の広口缶又はカップ向け、及び、右側の標準的な缶向けの本発明の実施形態を示す。全開口の缶蓋4901を取り除くことにより、本発明の実施形態は、缶の内容物へのアクセスに関して頂部の蓋/容器の方向について何ら気にかけることなく、任意の手法で当該缶の頂部に締結することができる。それ故、例えば、この実施形態はカップと共に利用されてよい。右の実施形態は、標準サイズの開口又は開口部及び缶の開口部に対して頂部の容器の最適な方向を表示する表示体4903を備えてよい。表示体4903は流体移送トンネル3903と孔105jを下にある缶4902の開口部と整列させるために使用される。
図50は、封止/剥離カバー110b、1ピース接続ブリッジ及び切り込み線ヒンジ1904を示す図47の1ピースヒンジ蓋に係る実施形態の上面斜視図を示す。図示されたヒンジの代わりに、本明細書で記載される任意の種類のヒンジを、本発明の趣旨と一致して、利用することができる。
図51は、図45の閉鎖可能な回動する実施形態の断面図を示す。図示されているように、底部103は蓋/容器の内容物を、底部4620において実施形態の底部に触れるかもしれない缶の内容物から分離している。そしてこれは、液体を例えば下にある缶又はカップから流体移送間隙5101を通って孔105jへと通過させることを可能にする実施形態の一側面を定義する。
本明細書で記載した本発明を具体的な実施形態及びその適用例によって説明したが、特許請求の範囲に記載した本発明の範囲から逸脱することなく当業者によって、多数の変更及び変形が可能であろう。本発明の種々の構成が示され、それぞれが特有の実施形態を含んでいた。簡潔性及び反復性のため、全ての実施形態が全ての構成で言及されたわけではない。本明細書で説明した実施形態は、任意の他の実施形態の任意の特徴を実装又は組み合わせてよく、本明細書の実施形態から生じた任意の新規な構成/実施形態の組み合わせはそれ自体が本発明の趣旨と一致する。

Claims (6)

  1. カップ又は缶の中に格納された第2固体又は液体から分離して第1固体又は液体を格納するように構成された蓋容器を画定する少なくとも1つの壁であって、前記カップ又は缶は、前記カップ又は缶のリム付近の前記カップ又は缶の頂部の平面に環状の開口部を備え、前記蓋容器は実質的に平坦な底部を有するように構成され、前記蓋容器の底部分は一方の側で前記第1固体又は液体に接触し、かつ、前記少なくとも1つの壁の反対側で前記第2固体又は液体に接触するように構成されている、壁と、
    前記蓋容器の前記少なくとも1つの壁を、前記カップ又は缶の頂部の前記リムに連結するように構成された連結要素と、を備える一体型容器を有する蓋であって、
    前記蓋容器の前記少なくとも1つの壁は、前記連結要素を前記カップ又は缶から係合解除することなく、前記第1固体又は液体及び前記第2固体又は液体にアクセスできるように構成され、
    前記少なくとも1つの壁は、前記カップ又は缶の外壁に近位である前記少なくとも1つの壁の外部において、前記カップ又は缶に格納された前記第2固体又は液体へのアクセスを可能にするように構成された孔を備え、前記孔は前記第1固体又は液体が格納されている前記蓋容器内に位置しておらず、かつ、前記少なくとも1つの壁及び前記孔は、前記カップ又は缶と前記孔との間に流体移送トンネルを画定し、前記少なくとも1つの壁は、蓋容器の底部水平外壁とカップ又は缶の頂部水平外壁との間に、流体移送間隙が生ずるように、前記カップ又は缶の前記頂部のリムに連結する前記連結要素の上に位置する一体型上方垂直延在部を有する垂直側壁を備えており、
    前記一体型容器を有する蓋は、更に、前記蓋容器と回動自在に連結され、かつ、前記蓋容器を包むように構成されたカバーであって、360°未満の限定された回動値の範囲で回動するように構成されたカバーを備え、
    前記カバーは、前記カバーが前記少なくとも1つの壁における第1回動方向へ開口部の上を回動した場合に、前記蓋容器内の前記第1固体又は液体へのアクセスを提供するための三日月状の切り欠きを備え、かつ、前記カバーは、前記カバーが第2回動方向へ回動した場合に、前記カップ又は缶内の前記第2固体又は液体へのアクセスを提供するように構成された孔を備えた、一体型容器を有する蓋。
  2. 前記カバーは、前記カバーの外部に、前記カバーの回動時においてグリップ性を向上できる垂直方向の畝状部を備え、前記カバーは、クリックストップ用柱を備え、かつ、前記少なくとも1つの壁は、前記カバーの回動時に、前記クリックストップ用柱が通過するトラフを備える、請求項1に記載の一体型容器を有する蓋。
  3. 前記カバーは下向きのクリックストップ用柱を備え、かつ、前記少なくとも1つの壁は、クリックストップ用突起をトラフ内に備え、前記クリックストップ用突起は、前記クリックストップ用柱が前記クリックストップ用突起へと回動する時に不連続な回動値を与える前記トラフの幅狭部である、請求項1に記載の一体型容器を有する蓋。
  4. 前記少なくとも1つの壁は、前記少なくとも1つの壁の頂部の前記平坦な頂部分に凹んだ少なくとも1つの整列トラフを有する平坦な頂部分を備え、かつ、前記少なくとも1つの壁は任意選択的に、前記缶内の開口部の上に前記孔を位置決めするために、前記缶に対する回動においてどこに前記孔が位置するべきかを表示する表示体を備える、請求項1に記載の一体型容器を有する蓋。
  5. 前記カバーは、前記カバーの外部に垂直方向の畝状部を備え、前記垂直方向の畝状部は前記カバーの回動中にグリップ性を向上させるように構成される、請求項1に記載の一体型容器を有する蓋。
  6. 前記カバーは、前記孔の触覚による位置認識が可能なように構成された少なくとも1つの垂直方向に隆起したリッジを備え、かつ、前記カバーの頂部水平壁に下方へ凹んだ文字又は記号であって、前記文字又は記号の触覚による感知を抑制するように構成された文字又は記号を更に備える、請求項1記載の一体型容器を有する蓋。
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