JP2019137467A

JP2019137467A - 載置自在な食料容器

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Publication number: JP2019137467A
Application number: JP2019058083A
Authority: JP
Inventors: マークバックロナルド; Mark Buck Ronald; タッカーアレン; Tucker Allen
Original assignee: Snacktops Inc
Current assignee: Snacktops Inc
Priority date: 2016-01-19
Filing date: 2019-03-26
Publication date: 2019-08-22
Also published as: JP2018514467A; WO2017127252A1; US9783349B2; US10246220B2; US20170203893A1; US20170247140A1; US20170203892A1; JP6697472B2; US10370148B2

Abstract

【課題】便利に活動しながら食べることを促す、さらに他の蓋、食料容器および連結構造部を提供する。【解決手段】（１）蓋連結構造部を有する蓋壁部を備えた飲料容器蓋、または、（２）飲料缶の縁部のいずれかに、取り付けられるように構成された食料容器１０。食料容器は、側壁部５５および底部６０を有する食料区画と、底部から延伸する食料区画連結構造部６５であって、外壁連結構造部７５を有する外壁部７０、および、内壁連結構造部８５を更に有する内壁部８０を含む。食料容器が飲料容器蓋に載置される場合には、外壁連結構造部が、蓋連結構造部と係合する。食料容器が飲料缶に載置される場合には、内壁連結構造部が、縁部を下側に引っ掛けて留める。【選択図】図１

Description

関連出願の相互参照

本願は、２０１６年１月１９日に出願された米国仮特許出願第６２／２８０，４０８号、２０１６年２月２３日に出願された米国仮特許出願第６２／２９８，９２４号、２０１７年１月７日に出願された米国特許出願第１５／４０１，０２８号、および、２０１７年１月７日に出願された米国特許出願第１５／４０１，０２９号の優先権を主張し、全て、参照により全体として本明細書に組み込まれる。

本発明は、使い捨て、または、再利用可能な容器用の蓋、特に、新しく新規である食料容器に関する。

本願は、“ＣＵＰＬＩＤＷＩＴＨＩＮＴＥＧＲＡＴＥＤＣＯＮＴＡＩＮＥＲ”という名称で２０１３年１２月３日に発行された特許文献１、“ＴＯＰＭＯＵＮＴＩＮＧＣＡＮＣＯＮＴＡＩＮＥＲ”という名称で２０１４年４月１５日に発行された特許文献２、“ＣＵＰＬＩＤＷＩＴＨＩＮＴＥＧＲＡＴＥＤＣＯＮＴＡＩＮＥＲ”という名称で２０１３年２月２６日に発行された特許文献３、“ＣＵＰＬＩＤＷＩＴＨＩＮＴＥＧＲＡＴＥＤＣＯＮＴＡＩＮＥＲ”という名称で２０１４年５月６日に発行された特許文献４、“ＴＯＰＭＯＵＮＴＩＮＧＣＡＮＣＯＮＴＡＩＮＥＲ”という名称で２０１３年１１月２６日に発行された特許文献５、“ＬＩＤＷＩＴＨＩＮＴＥＧＲＡＴＥＤＣＯＮＴＡＩＮＥＲ”という名称で２０１４年４月２９日に発行された特許文献６、“ＴＷＯ−ＰＡＲＴＲＥＣＹＣＬＡＢＬＥＣＵＰ”という名称で２０１４年４月２２日に発行された特許文献７、“ＴＯＰＭＯＵＮＴＩＮＧＢＯＴＴＬＥＣＯＮＴＡＩＮＥＲ”という名称で２０１２年３月５日に出願された特許文献８、“ＣＵＰＬＩＤＷＩＴＨＩＮＴＥＧＲＡＴＥＤＣＯＮＴＡＩＮＥＲ”という名称で２０１２年１１月１７日に出願された特許文献９、“ＣＵＰＬＩＤＷＩＴＨＩＮＴＥＧＲＡＴＥＤＣＯＮＴＡＩＮＥＲ”という名称で２０１２年１１月１７日に出願された特許文献１０、“ＣＵＰＬＩＤＷＩＴＨＩＮＴＥＧＲＡＴＥＤＣＯＮＴＡＩＮＥＲ”という名称で２０１３年１月３日に出願された特許文献１１、“ＬＩＤＷＩＴＨＩＮＴＥＧＲＡＴＥＤＣＯＮＴＡＩＮＥＲ”という名称で２０１４年４月２８日に出願された特許文献１２、“ＡＣＯＮＴＡＩＮＥＲＬＩＤＷＩＴＨＯＮＥＯＲＭＯＲＥＣＡＶＩＴＩＥＳ”という名称で２０１４年５月２日に出願された特許文献１３、“ＡＣＯＮＴＡＩＮＥＲＬＩＤＷＩＴＨＡＦＯＯＤＣＯＭＰＡＲＴＭＥＮＴＡＮＤＡＳＩＰ−ＨＯＬＥ”という名称で２０１４年５月９日に出願された特許文献１４、“ＡＣＯＮＴＡＩＮＥＲＬＩＤＳＹＳＴＥＭＷＩＴＨＡＬＩＤＰＯＲＴＩＯＮＡＮＤＦＯＯＤＣＯＮＴＡＩＮＥＲＰＯＲＴＩＯＮ”という名称で２０１４年６月２４日に出願された特許文献１５、“ＡＣＯＮＴＡＩＮＥＲＬＩＤＳＹＳＴＥＭＷＩＴＨＡＬＩＤＰＯＲＴＩＯＮＡＮＤＦＯＯＤＣＯＮＴＡＩＮＥＲＰＯＲＴＩＯＮ”という名称で２０１４年５月３０日に出願された特許文献１６、“ＡＣＯＮＴＡＩＮＥＲＬＩＤＳＹＳＴＥＭＷＩＴＨＴＡＭＰＥＲＩＮＤＩＣＡＴＯＲ”という名称で２０１４年８月１５日に出願された特許文献１７、“ＢＥＮＤＡＢＬＥＤＲＩＮＫＩＮＧＳＴＲＡＷ”という名称で２０１４年８月２２日に出願された特許文献１８、“ＢＥＮＤＡＢＬＥＳＡＦＥＴＹＳＴＲＡＷＡＮＤＬＩＤＳＷＩＴＨＦＯＯＤＣＯＭＰＡＲＴＭＥＮＴ”という名称で２０１５年１月２０日に出願された特許文献１９、“ＢＥＶＥＲＡＧＥＬＩＤＴＨＡＴＡＴＴＡＣＨＥＳＴＯＦＯＯＤＣＯＮＴＡＩＮＥＲ”という名称で２０１６年１月３日に出願された特許文献２０、および、“ＣＵＰＬＩＤＷＩＴＨＩＮＴＥＧＲＡＴＥＤＣＯＮＴＡＩＮＥＲ”という名称で２０１６年１月３日に出願された特許文献２１にも関するものであり、全て、本願と同じ発明者によるものである。これらの各出願は、参照により、本明細書に組み込まれる。

ファーストフード店人気の高まりが、活動しながらの飲食の人気と合わさって、より便利に、飲料、スナック、および、食料を持ち歩くことが必要になった。

毎年、何十億個もの使い捨て飲料容器が使われている。それらの容器は、より大きな食事の一部であることが多く、現在の技術では、飲料容器には蓋をし、食料およびスナックは、別の取り外された容器または袋に詰められることが多い。これは、テーブルに着席した消費者には、満足なものかもしれない。しかしながら、消費者が活動しながら食べなければならない場合には、現在の技術を使うことには、問題がある。例えば、飲料を飲みながら、テイクアウト用袋の中の朝食のサンドイッチにアクセスしたい消費者を、考えてみよう。消費者は、飲料を脇に置き、次に、片手で袋を保持し、反対の手でサンドイッチにアクセスし、次に、袋を脇に置いて、両手で、サンドイッチの包装を開けなければならない。この例が示すように、現在の技術では、便利に活動しながら飲食することはできない。標準的なカップ蓋は、組み込まれた容器も、上部に載置された食料容器への連結システムも含まない、単純なカバーである。むしろ、周知の蓋は、カップの中身を覆い、カップ自体と組み合わさり、閉じた容器を形成するものである。

本発明者は、既存または特注の飲料容器と機能して、従来技術の欠点のいくつかを解決する食料容器システムを、いくつか開示してきた。

米国特許第８，５９６，４９１号明細書米国特許第８，６９５，８４５号明細書米国特許第８，３８１，９３５号明細書米国特許第８，７１４，３９３号明細書米国特許第８，５９０，７３０号明細書米国特許第８，７０８，１８１号明細書米国特許第８，７０１，９１４号明細書米国特許出願第１３／４１２，６０２号明細書米国特許出願第１３／６８０，０１１号明細書米国特許出願第１３／６８０，０４９号明細書米国特許出願第１３／７３３，１５３号明細書米国特許出願第１４／２６３，９９３号明細書米国特許出願第１４／２６９，０１６号明細書米国特許出願第１４／２７４，５７６号明細書米国特許出願第１４／３１３，９０７号明細書米国仮特許出願第６２／００５，８６２号明細書米国仮特許出願第６２／０３８，１９９号明細書米国特許出願第２９／５００，２６６号明細書米国仮特許出願第６２／１０５，２５６号明細書米国特許出願第１４／９８６，７０１号明細書米国特許出願第１４／９８６，７０３号明細書

本明細書では、従来技術の欠点を克服し、便利に活動しながら食べることを促す、さらに他の蓋、食料容器および連結構造部を開示する。

本発明は、上記のような要望に対し、的確な解決策を提供し、当業者には明らかであろう数々の更なる利点および優位点を提供する。（１）蓋連結構造部を有する蓋壁部を備えた飲料容器蓋、または、（２）飲料缶の縁部のいずれかに、取り付けられるように構成された食料容器を開示する。食料容器は、側壁部および底部を有する食料区画と、底部から延伸する食料区画連結構造部を備える。食料区画連結構造部は、外壁連結構造部を更に有する外壁部、および、内壁連結構造部を更に有する内壁部を含む。食料容器が飲料容器蓋に載置される場合には、外壁連結構造部が、蓋連結構造部と係合する。食料容器が飲料缶に載置される場合には、内壁連結構造部は、縁部を下側に引っ掛けて留める。

内壁連結構造部は、内壁部から突出していてもよい。外壁連結構造部も、外壁部から突出していてもよい。外壁連結構造部は、外壁部に形成された溝部であってもよい。外壁連結構造部は、２つの部分を含み、第１の部分は、外壁部に形成された溝部であり、第２の部分は、外壁部から突出するものであってもよい。蓋連結構造部は、第１の断面形状も有しうるものであり、外壁連結構造部は、第２の断面形状を有し、第１の断面形状と第２の断面形状は、安定した載置を確実にするように相補的である。側壁部は、強化リブを有していてもよい。

食料区画連結構造部は、１つまたは２つの小円弧部を形成してもよい。食料区画は、正方形、矩形、または、円形の形状であってもよい。食料容器は、食料区画を覆うカバーも含んでいてもよい。カバーは、第２の食料容器の底部から延伸する食料区画連結構造部と確実に係合するように適合された上部連結構造部も含みうる。カバーは、ヒンジによって、側壁部に接続されていてもよい。食料容器は、内側缶連結部を用いて、少なくとも２つの異なる直径の缶の縁部に取り付けられるように更に適合されていてもよい。

当業者に明らかであるような、更なる態様、代替例および変形例も、本明細書に開示され、本発明の一部として含まれるものであることを特に意図している。本発明は、本願または関連出願において、特許庁が許可した請求項でのみ規定され、以下のいくつかの例の要約的記載は、法的保護範囲を制限、画定、または、別に確立するものでは全くない。

本発明は、以下の図面を参照することで、更に理解しうるだろう。図面中の構成要素は、必ずしも縮尺通りではなく、むしろ、本発明の例示的態様を、はっきりと示すことに重点が置かれている。図面では、異なる図面および／または実施形態を通し、対応する部分は、類似の参照番号で示されている。更に、開示された異なる実施形態の様々な特徴を組み合わせて、本開示の一部である更なる実施形態を形成しうる。構成要素および詳細の中には、本発明をより明瞭に記載するのを助けるために、図面には表されていないものがあると理解されるだろう。

新規の食料容器の下方からの斜視図である。飲料容器蓋／連結部の上方からの斜視図である。飲料容器蓋／連結部に載置された新規の食料容器の上方からの平面図である。図３ＡのＡ−Ａ線に沿った断面図である。蓋連結構造部の食料区画連結構造部への係合を示す拡大断面図である。飲料缶に載置された新規の食料容器の上方からの平面図である。図４ＡのＡ−Ａ線に沿った断面図である。蓋連結構造部の飲料缶の縁部への係合を示す拡大断面図である。飲料容器に載置された飲料蓋の上方からの斜視図である。飲料容器に載置された飲料蓋の側面図である。飲料容器蓋／連結部に載置された食料容器の上方からの斜視図である。飲料容器蓋／連結部に載置された食料容器の側面図である。飲料容器蓋／連結部に載置された食料容器の上方からの斜視図である。飲料容器蓋／連結部に載置された食料容器の側面図である。飲料容器蓋／連結部に載置された食料容器の側面図であり、食料容器が、カバーおよびヒンジを有する。飲料容器蓋／連結部に載置された食料容器の上方からの平面図である。飲料容器蓋／連結部に載置された食料容器の下方からの平面図である。小さめの飲料缶への直接連結を可能にする内側缶連結部を有する食料容器の下方からの斜視図である。図１４Ａの食料容器の上方からの平面図である。小さな飲料缶に載置された新規の食料容器の上方からの平面図である。図１６ＡのＥ−Ｅ線に沿った断面図である。蓋連結構造部の飲料缶の縁部への係合を示す拡大断面図である。瓶連結部を用いて瓶に載置された新規の食料容器の上方からの平面図である。図１７ＡのＥ−Ｅ線に沿った断面図である。瓶連結部の食料容器への係合、および、瓶に載置された瓶連結部を示す拡大断面図である。図１７Ａから１７Ｃに示された瓶連結部の上方からの斜視図である。図１７Ａから１７Ｃに示された瓶連結部の下方からの斜視図である。図１７Ａから１７Ｃに示された瓶連結部の側面図である。図１７Ａから１７Ｃに示された瓶連結部、瓶および食料容器の分解図である。食料容器に係合し、短い首部を有する瓶に載置された瓶連結部を示す。食料容器に係合し、短い首部を有する瓶に載置された瓶連結部を示す。食料容器に係合し、長い首部を有する瓶に載置された瓶連結部を示す。瓶／小さな缶／大きな缶連結部の上方からの斜視図である。図２１Ａに示された瓶／小さな缶／大きな缶連結部の下方からの斜視図である。図２１Ａに示された瓶／小さな缶／大きな缶連結部の側面図である。図２１Ａに示された瓶／小さな缶／大きな缶連結部の横から見た断面図である。瓶／小さな缶／大きな缶連結部、瓶および食料容器の分解図である。互いに係合した瓶／小さな缶／大きな缶連結部、瓶および円形食料容器の斜視図である。円形容器および瓶／小さな缶／大きな缶連結部の分解図である。食料容器に係合され、瓶に載置された瓶／小さな缶／大きな缶連結部を示す。食料容器に係合され、大きな飲料缶に載置された瓶／小さな缶／大きな缶連結部を示す。食料容器に係合され、小さな飲料缶に載置された瓶／小さな缶／大きな缶連結部を示す。第２の実施形態の飲料容器蓋／連結部の上方からの平面図を示す。図２４Ａに示された飲料容器蓋／連結部の横からの斜視図である。図２４Ａに示された飲料容器蓋／連結部の斜視図である。食料容器に連結された、図２４Ａから２４Ｃに示された飲料容器蓋／連結部の上方からの平面図である。図２５ＡのＡ−Ａ線に沿った断面図である。第２の実施形態の飲料容器蓋／連結部の食料容器への係合を示す拡大断面図である。食料容器および飲料容器に連結された第２の実施形態の飲料容器蓋／連結部の上方からの斜視図である。第３の実施形態の飲料容器蓋／連結部の上方からの平面図を示す。図２６Ａに示された飲料容器蓋／連結部の横からの斜視図である。図２６Ａに示された飲料容器蓋／連結部の斜視図である。飲料容器蓋／連結部の図を多数示している。食料容器同士の確実な上面載置を可能にする上部カバー連結構造部を有する食料容器の上方からの平面図である。図２８Ａの食料容器の下方からの平面図である。図２８Ａおよび２８Ｂのように構成され、互いに上面載置された２つの食料容器の斜視図である。図２８Ａおよび２８Ｂのように構成され、互いに上面載置された２つの食料容器の側面図である。図３０Ａは、他の食料容器の上面に載置された新規の食料容器の上方からの平面図である。図３０Ｂは、図３０ＡのＪ−Ｊ線に沿った断面図である。図３０Ｃは、上部カバー連結構造部の食料容器リング連結構造部への係合を示す拡大断面図である。飲料容器蓋／連結部に載置された食料容器に、載置された食料容器の斜視分解図である。飲料容器蓋／連結部に載置された食料容器に、載置された食料容器を示す様々な図である。第４の実施形態の食料容器の下方からの斜視図である。第５の実施形態の飲料容器蓋／連結部の斜視図である。中心からそれた飲料容器蓋／連結部に載置された、図３３の新規の食料容器の上方からの平面図である。図３４ＡのＣ−Ｃ線に沿った断面図である。蓋連結構造部の食料区画連結構造部への係合を示す拡大断面図である。飲料缶に載置された、図３３の新規の食料容器の上方からの平面図を示す。図３５ＡのＨ−Ｈ線に沿った断面図である。蓋連結構造部の飲料缶の縁部への係合を示す拡大断面図である。第４の実施形態の飲料容器蓋／連結部の斜視図である。第５の実施形態の飲料容器蓋／連結部の斜視図である。第６の実施形態の飲料容器蓋／連結部の斜視図である。第７の実施形態の飲料容器蓋／連結部の斜視図である。第２の実施形態の飲料容器蓋／連結部の斜視図である。中心からそれた飲料容器蓋／連結部に載置された、図３３の新規の食料容器の上方からの平面図であり、ストローが孔に挿された状態である。図３７ＡのＪ−Ｊ線に沿った断面図である。蓋連結構造部の食料区画連結構造部への係合を示す拡大断面図である。飲料容器蓋／連結部に載置された食料容器の上方からの斜視図である。飲料容器蓋／連結部に載置された食料容器の側面図である。飲料缶に載置された食料容器の上方からの斜視図である。飲料缶に載置された食料容器の側面図である。

本明細書では、本発明を実施するために本発明者によって考えられた任意のベストモードを含む、本発明のいくつかの具体例を記載する。これらの具体的な実施形態の例は、添付の図面に示されている。本発明を、これらの具体的な実施形態と関連して記載するが、本発明を、記載または図示された実施形態に制限することを意図したものではないと理解されるだろう。むしろ、添付の請求項に記載されたような本発明の精神および範囲に含まれてもよい代替例、変更例、および、等価物を網羅することを意図している。

以下の記載では、本発明の完全な理解のために、数々の具体的詳細を示す。本発明の特定の例示的な実施形態は、これらの具体的な詳細のうちのいくつか、または、全てを含まずに実施されてもよい。他の場合において、本発明を不必要に曖昧にさせないために、当業者に周知の処理動作は、詳細に記載していない。本発明の様々な技術および機構を明瞭に記載するために、単数形で記載する場合がある。しかしながら、別段の記載がない限り、いくつかの実施形態は、多数回、技術を繰り返すこと、または、多数の機構を含むものであることに留意すべきである。同様に、ここに示され、記載された方法の様々な工程は、必ずしも示された順序で行われないか、または、実施形態によっては、全く行われない。したがって、本明細書に記載された方法は、示された、または、記載された工程より多いか、または、少ない工程を含んで実施されてもよい。更に、本発明の技術および機構は、２つ以上のもの同士の接続、関係または連通を記載する場合がある。もの同士の接続または関係は、任意の２つのもの同士の間に様々な他の物が存在するか、または、工程が行われてもよいので、必ずしも、妨げるものがない直接の接続を意味するものではないと留意すべきである。したがって、別段の記載がない限りは、示された接続は、必ずしも、妨げるものがない直接の接続を意味するものではない。

図１を参照すると、本発明は、食料容器１０の底部を、互換性のある連結構造部と係合させることによって、飲料容器または缶の上部に、または、瓶の上部にさえ載置可能にする構造部を有する、食料容器１０である。図１に示された実施形態は、以下の特徴物：容器１０の底部６０、側壁部５５、強化リブ９０、および、食料区画連結構造部６５を含み、食料区画連結構造部６５は、底部６０から延伸するものであり、外壁連結構造部７５を有する外壁部７０、および、内壁連結構造部８５を有する内壁部８０を含んでいる。図１に示された食料区画連結構造部６５は、図２に示された蓋連結構造部２５に係合する。

図２は、蓋壁部２０と、食料容器１０の食料区画連結構造部６５と連結されるような形状の蓋連結構造部２５とを有する飲料容器蓋／連結部１５を示している。蓋連結構造部２５は、飲料容器蓋／連結部１５の中心から第１の半径３０における１対の小円弧部として、対称に位置していてもよく、第１の半径３０は、食料区画連結構造部６５の両方の小円弧部の外壁部７０および外壁連結構造部７５の半径に合うものである。対称である１対の小円弧部は、連続したリング、または、差込み部として、構成されてもよい。

図３ＡからＣは、食料容器１０が飲料容器１６の上部に載置されてもよいように、食料区画連結構造部６５が、蓋連結構造部２５と、いかに係合するかを詳細に示している。図３Ａは、食料区画連結構造部６５を示す上方からの平面図である。更に、外壁部７０、内壁部８０、および、強化リブ９０も示されている。食料区画連結構造部６５の外壁部７０は、第１の半径３０を有する。食料区画連結構造部６５は、任意の形状でよいが、一例では、小円弧部を形成しうる。特に、図３Ａに示されたものでは、食料区画連結構造部６５は、示されたような食料区画連結構造小円弧部９５Ａ、９５Ｂを含んでいてもよい。しかしながら、食料区画連結構造部６５を、小円弧部９５Ａ、９５Ｂからなるものとして図示しても、食料区画連結構造部６５を小円弧部に限定するものではないと理解されるべきである。図３Ｂは、図３Ａに示されたＡ−Ａ線に沿った断面図である。図３ＢのＤ部分が、図３Ｃで拡大され、２つの連結構造部が共にいかに機能するかを詳細に示している。

図３Ｃにおいて、蓋壁部２０および蓋連結構造部２５は、飲料容器蓋／連結部１５に属し、一方、外壁突起部８７を含む外壁連結構造部７５、および、外壁溝部８８は、食料区画連結構造部６５の一部である。外壁連結構造部７５は、外壁部７０から突出する外壁突起部８７、蓋連結構造部２５の突出部と嵌合する外壁溝部８８、または、示されたように外壁突起部８７および外壁溝部８８の両方を特徴としてもよい。尚、この拡大断面図は、食料区画連結構造小円弧部９５Ｂを図示しているが、他方の小円弧部９５Ａは、対称であり、同じように機能し、外壁連結構造部７５は、外壁突起部８７、外壁溝部８８、または、外壁突起部８７および外壁溝部８８の両方を特徴としてもよい。当業者が予見可能な変更例としては、２つの連結構造部２５、７５が確実に互いに係合して、食料容器１０と飲料容器１６が連結しうるように、蓋連結構造部２５は、外壁連結構造部７５の断面形状を補う任意の断面形状を有しうる。

図４ＡからＣは、同じ食料容器１０を、飲料缶３５の上部に、いかに載置してもよいかを示している。図４Ａは、同じ上方からの平面図であり、図４Ｂは、図４Ａに示されたＡ−Ａ線に沿った断面図である。尚、図３Ｂを図４Ｂと比較すると、図３Ｂでは、外壁部７０が飲料容器蓋／連結部１５と連結しているが、図４Ｂでは、同じ食料区画連結構造部６５の内壁部８０が、飲料缶３５の缶縁部４０と連結している。内壁部８０は、飲料缶３５の上部の半径に合う第２の半径４５を有する。図４ＢのＢ部分が、図４Ｃで拡大され、食料容器１０が、大きな飲料缶３５の上部に、いかに載置されてもよいかを、より分かり易く示している。

図４Ｃにおいて、内壁連結構造部８５は、食料区画連結構造部６５の内壁部８０から突出する内壁突起部８６を含み、大きな飲料缶３５の縁部４０を把持している。内壁突起部８６は、食料容器１０を、飲料缶３５の縁部４０に固定する。図４ＡからＣでは、大きめの半径（２５ｏｚ（約７３９ｍｌ））の飲料缶３５が示され、飲料缶は、食料区画連結構造部６５の内壁部８０の直径に合う標準的な縁部直径を有しうるので、内壁連結構造部８５は、同じ缶半径を有するもっと小さな飲料缶とも同じように機能する。当業者には、食料区画連結構造部６５の半径は、もっと大きな、または、もっと小さな半径を有する缶を受け入れるように変更しうることが、明らかであろう。

図５から１０は、図２に示された飲料容器蓋／連結部１５、図１に示された食料容器１０の実施形態の様々な図であり、それらが共にいかに機能してもよいかも示している。図５は、上方からの斜視図であり、図６は、飲料容器１６の上に嵌合した飲料容器蓋／連結部１５の側面図である。図７は、飲料容器１６の上に載置された食料容器１０の上方からの斜視図である。食料区画５０は、見えているが、食料区画連結構造部６５は、食料区画５０の下側にあり、見えていない。図７で、飲料容器蓋／連結部１５の一部は、見えているが、この斜視図では、蓋連結構造部２５は、同様に見えていない。図８は、飲料容器１６の上に載置された食料容器１０の側面図である。図９は、上方からの他の斜視図であり、ここでは、異なる方向から示されており、図１０は、他の側面図である。

図１１は、飲料容器１６の上に載置された食料容器１０の他の側面図である。この図では、カバー１００と、カバー１００を側壁部５５に接続するヒンジ１０５とを有する食料容器１０が示されている。これらは、任意で、実施形態に追加される。本発明は、カバー１００を有さなくても、封止カバーを有していても、ヒンジ無しで、限定するものではない例としては、食料容器１０の側壁部５５にスナップ式で取り付けられてもよいカバー１００を有していても、または、図示されたようにヒンジ１０５を有するカバー１００を有していてもよい。図１２は、飲料容器１６に載置された食料容器１０の上方からの平面図を示し、図１３は、同じものを下方から見た平面図である。

図１４から１６は、異なる直径サイズの缶の縁部を、把持、および／または、下側に引っ掛けて留めうる、内側缶連結部１１０を任意で有する例を示している。図１４に示されたように、この内側缶連結部１１０は、食料容器１０の底部６０に沿って位置し、食料区画連結構造部６５の小円弧部９５Ａ、９５Ｂの内側にある。図１５に示されるように、内側缶連結部１１０は、食料区画連結構造部６５の内壁部８０の第２の半径４５より小さな半径を有し、同じ食料容器１０を、２つの異なる直径サイズの缶に取り付け可能にしており、缶の直径サイズは、内側缶連結部１１０の直径と、食料区画連結構造部６５の内壁部８０の直径に対応する。

図１６Ａは、上方からの平面図を、Ｅ‐Ｅ線と共に示し、Ｅ‐Ｅ線に沿った断面図が、図１６Ｂに示されている。図１６Ｂでは、食料容器１０が、小さめの直径の飲料缶１１５の上に載置されている。図１６ＢのＦ部分が拡大されて、図１６Ｃの非標準的な拡大断面図では、内側缶連結部１１０が、飲料缶１１５の縁部１２０を下側に引っ掛けて留めて、縁部１２０を把持するのを示している。

尚、内側缶連結部１１０は、図１６Ａに示されたような第３の半径４８を有し、第３の半径４８は、内壁連結構造部８５の第２半径４５より小さく、更に、第２半径４５は、外壁連結構造部７５の第１の半径３０より小さい。したがって、食料容器１０は、食料区画連結構造部６５の内壁連結構造部８５を大きめの直径の飲料缶３５の縁部４０を下側に引っ掛けて留めさせることによって、大きめの直径の飲料缶３５に載置されるか、または、内側缶連結部１１０を小さめの直径の飲料缶１１５の縁部１２０を下側に引っ掛けて留めさせることによって、小さめの直径の飲料缶１１５に載置されるか、または、外壁連結構造部７５を飲料容器蓋／連結部１５上の蓋連結構造部２５と係合させることによって、飲料容器１６に載置されてもよい。本発明で開示された食料容器１０は、少なくとも２つの異なる直径の缶を含む様々な飲料容器上に、便利に載置されうる。図１７から２３は、瓶連結部１２５を介して、瓶１３０にも載置自在な食料容器１０を示している。

図１７Ｂは、瓶連結部１２５で瓶１３０に取り付られた食料容器１０の断面図を示し、図１７ＡのＥ‐Ｅ線に沿った図である。図１７ＢのＦ部分が、図１７Ｃで拡大され、瓶１３０の瓶首部１３５に嵌合する瓶連結部１２５を示している。瓶連結部１２５は、内側缶連結部１１０と係合する瓶連結部連結構造部１４０を有する。図１７Ｃに示されるように、瓶連結部１２５は、食料区画連結構造部６５の内側缶連結部１１０および内壁部８０と連結する。代わりの選択肢としては、瓶連結部１２５は、食料区画連結構造部６５上の内側缶連結部１１０の直径に合う、もっと小さな外径であってもよく、瓶連結部１２５は、食料区画連結構造部６５の内壁部８０ではなく、食料区画連結構造部６５の内側缶連結部１１０へ、任意で取り付けられてもよい。

図１８Ａ、１８Ｂ、１８Ｃは、それぞれ、瓶連結部１２５の上方からの斜視図、下方からの斜視図、および、側面図である。瓶連結部１２５は、瓶連結部連結構造部１４０、および、瓶首部固定構造部１４５に特徴がある。瓶連結部１２５の内壁部（環状開口部）１３８は、瓶１３０の瓶首部１３５の周りにぴったりと嵌合する。瓶首部固定構造部は、瓶に対し圧力を加え、瓶１３０に対する瓶連結部１２５の位置を安定させるように適合されている。瓶連結部１２５は、もっと大きな半径を有して上縁部１３７から延伸する瓶連結部連結構造部１４０を有し、食料容器１０上の適切な連結機構と係合する。上縁部１３７は、任意で瓶連結部連結構造部１４０から突出しうるものであり、それによって、連結構造部が、上縁部１３７と係合して下側に引っ掛けて留めうる。上縁部１３７の直径によっては、上縁部は、食料区画連結構造部６５の内側缶連結部１１０または内壁連結構造部８０と係合してもよい。

図１９は、瓶連結部１２５が、瓶１３０の上部に嵌合するのを示す分解図である。次に、食料容器１０が瓶１３０の上部に載置されてもよいように、食料容器１０が、瓶連結部１２５の上部に嵌合される。図２０Ａは、傾斜した側壁部が瓶キャップから下に延びた異なる形状の瓶（首部が短い瓶）に載置された、食料容器１０を示している。図２０Ｂは、瓶側壁部が瓶キャップから下に外側に湾曲した他の首部が短い瓶に載置された、食料容器１０を示している。これらの両方を、長い瓶首部を有するアルミニウムまたはガラス瓶に載置された食料容器１０を示す、図２０Ｃと比較してもよい。短い瓶首部１３５が環状開口部１３８内に嵌合しない最初の２つの場合には、瓶キャップが、瓶連結部内壁部（環状開口部）１３８とぴったりと嵌合した状態で、瓶連結部１２５の底部は、瓶側壁部上に留まり、食料容器１０の重さを均一に分布させてもよい。

図２１ＡからＤは、他のタイプの連結部である、瓶／小さな缶／大きな缶連結部１５０を更に示しており、瓶／小さな缶／大きな缶連結部連結構造部１５５および瓶首部固定構造部１６０を含んでいる。ここでの相違点が、この瓶／小さな缶／大きな缶連結部１５０の底部が、小さな缶連結構を示す図２１Ｂに示されている。したがって、瓶／小さな缶／大きな缶連結部１５０のこれらの３つの異なる環状開口部は、それぞれ、瓶首部１３５、小さめの直径の缶１１５、および、大きめの直径の缶３５と係合する。

図２１Ｃでは、連結部１５０の外側だけが見え、特に、瓶／小さな缶／大きな缶連結部連結構造部１５５が見えている。図２１Ｄの断面図では、瓶首部固定構造部１６０が、最も小さな半径を有し、小さな缶連結構造部１６５が、瓶首部固定構造部１６０より大きな半径を有し、大きな缶連結構造部１７０が、小さな缶連結構造部１６５の半径より大きな、つまり、最も大きな半径を有することがはっきりとわかる。

図２２Ａは、代わりの実施形態の食料容器１０−２を示している。食料容器１０−２は、小円弧部９５Ａ、９５Ｂからなる食料区画連結構造部６５の代わりに、食料容器リング連結構造部１７５を有することに特徴がある。食料容器リング連結構造部１７５は、食料容器１０−２の底部６０から延伸し、瓶首部固定構造部１６０と瓶／小さな缶／大きな缶連結部連結構造部１５５の間の空間内に完全に嵌合し、食料容器リング連結構造部の内壁部は、瓶首部固定構造部１６０の外壁部と係合した状態である。図２１Ａ、２１Ｂ、２１Ｃ、２２Ｃに示唆されているように、瓶／小さな缶／大きな缶連結部１５０の瓶首部固定構造部１６０と食料容器リング連結構造部１７５の内壁部は、２つの構造部を更にぴったりと嵌合させる、対応するリブまたは細長い隆起部を有してもよい。

代わりの実施形態の食料容器１０−２および第１の実施形態の食料容器１０は、限定するものではないが、正方形、矩形、および、円形の食料区画占有領域を含む、様々な形状の食料区画を有していてもよいことに留意すべきである。したがって、図２２Ａは、矩形の占有領域を有する食料容器１０−２の分解図を示すが、図２２Ｂ、２２Ｃに示された円形占有領域の食料区画の食料容器も、食料容器１０−２として理解されるべきである。図２２Ｃにおいて、食料容器リング連結構造部１７５の内壁部が、瓶首部固定構造部１６０の上部に嵌合するのが容易にわかる。

図２３Ａは、瓶／小さな缶／大きな缶連結部１５０で、瓶１３０の上に載置された食料容器１０−２を示している。はっきりと見えていないが、瓶／小さな缶／大きな缶連結部１５０は、瓶首部固定構造部１６０で、瓶１３０に取り付けられている。図２３Ｂにおいて、食料容器１０−２は、瓶／小さな缶／大きな缶連結部１５０上の大きな缶連結構造部１７０を用いて、大きめの缶半径を有する大きな飲料缶３５上に載置されており、大きな缶連結構造部１７０は、大きな飲料缶３５の縁部４０を下側に引っ掛けて留めている。図２３Ｃは、小さな飲料缶１１５の上に載置された食料容器１０−２を示している。この小さな飲料缶１１５は、小さめの半径／縁部直径を有するので、小さな飲料缶１１５の縁部１２０を下側に引っ掛けて留める小さな缶連結構造部１６５を用いて、瓶／小さな缶／大きな缶連結部１５０は、小さな飲料缶１１５に取り付けられている。

図２４ＡからＣは、示されたような蓋連結構造部２００を有する、第２の実施形態の飲料容器蓋／連結部１８０の様々な図を示している。飲料容器１６の縁部上にスナップ式に取り付けられ係合する飲料容器蓋縁部１９５があり、飲料容器蓋表面１９７は、飲料容器蓋縁部１９５と略同じ平面にあり、蓋連結構造部２００は、この平面から離れるように延伸している。この飲料容器蓋／連結部１８０は、任意で孔１８５を有することも特徴としてもよく、孔１８５を通して飲料を飲んだり、より便利には、活動しながらの快適な飲食を促したりするように、ストローを孔１８５に挿してもよい。蓋／連結部１８０は、外の空気が飲料容器１６に入り、内側の真空圧を解放するのを可能にして、飲料がもっと流れ易く飲料孔１８５を通るように、通気孔１９０も有していてもよい。

図２５Ａは、食料容器に連結された図２４ＡからＣに示された飲料容器蓋／連結部１８０の上方からの平面図である。図２５Ｂは、飲料容器蓋／連結部１５が、食料区画連結構造部６５に、いかに取り付けられるかと、代わりの飲料容器蓋／連結部１８０が、食料区画連結構造部６５に、いかに取り付けられるかの相違点を示す断面図である（図３Ｃを図２５Ｃと比較のこと）。飲料容器蓋／連結部１８０に属する蓋連結構造部２００は、食料区画連結構造部６５の内壁部８０に、ぴったりと嵌合し、一方、図３Ｃに示された飲料蓋／連結部１５は、外壁連結構造部７５と係合する蓋連結構造部２５を有する。更に、飲料容器蓋／連結部１８０は、内壁連結構造部８５にぴったりと嵌合する。図２５Ｃに示されるように、飲料容器蓋連結構造部２００は、内壁連結構造部８５の内壁溝部内に嵌合する突起部を含んでいてもよい。内壁連結構造部８５も、飲料容器蓋連結構造部２００の溝部内に嵌合する突起部を有していてもよい。飲料容器蓋連結構造部２００と内壁連結構造部８５間の連結機構は、これらの特徴物の１つ、または、両方を有していてもよい。

図２６ＡからＣは、第３の実施形態の飲料容器蓋／連結部１８０−２を更に示している。この蓋／連結部１８０−２も、蓋縁部１９５−２、および、蓋縁部１９５−２の平面から離れるように延伸する蓋連結構造部２００−２を有する。任意で、ストローを飲料容器に挿して飲料を飲むための孔１８５−２がある。蓋連結構造部２００−２の高さ、および、半径によっては、食料区画連結構造部６５の内側缶連結部１１０または内壁連結構造部８５に取り付けうる。更に、飲料容器蓋／連結部１８０−２上の蓋連結構造部２００−２は、内側缶連結部１１０または内壁連結構造部８５によって把持される、はっきりと識別される縁部を有することを特徴としてもよい。

図２７は、飲料容器蓋／連結部１５の多数の斜視図を示している。特に、食料容器１０が、飲料容器１６上に載置されている時でさえ、孔１８５に、いかにアクセス可能であるかに留意のこと。図２８は、食料容器を、いかに積み重ね合わせてもよいかを示している。他の代わりの実施形態の食料容器１０−３は、図２８Ａに示されたような食料容器カバー連結構造部２０５を有するカバー１００を有することを特徴とする。図２８Ｂに示されるように、食料容器１０−３は、カバー連結構造部２０５がリング連結構造部１７５と係合してもよいように、底部に食料容器リング連結構造部１７５を有する。

図２９Ａおよび２９Ｂに示されたように、１つ以上の食料容器１０−３を互いに係合させて、積み重ね合わせうるものである。

これを更に示すために、図３０Ａは、上方からの平面図をＪ−Ｊ線と共に示している。図３０Ｂは、Ｊ−Ｊ線に沿った断面図である。図３０Ｃは、拡大断面図であり、食料容器カバー連結構造部２０５と係合する食料容器リング連結部構造部１７５を示している。図３１は、飲料容器１６の上部に積み重ね自在である２つの食料容器１０−３を示す上方からの斜視分解図でり、図３２は、飲料容器１６の上に積み重ねられた２つの食料容器１０−３の上方からの斜視図、および、２つの側面図を示している。

図３３Ａは、第４の実施形態の食料容器１０−４の下方からの斜視図である。食料容器１０−４は、容器１０−４の底部６０、および、底部６０から延伸して、内壁連結構造部８５を有する内壁部８０を含む食料区画連結構造部６５−１に特徴がある。図３３に示された食料区画連結構造部６５−１は、図３３Ｂに示された蓋連結構造部２００に係合される。

図３４ＡからＣは、食料容器１０−４が飲料容器１６の上部に載置されてもよいように、食料区画連結構造部６５−１が、蓋連結構造部２００と、いかに係合するかを詳細に示している。図３４Ａは、食料区画連結構造部６５−１の上方からの平面図を示している。更に、内壁部８０、および、強化リブ９０も示されている。食料区画連結構造部６５−１の内壁部８０は、第２の半径４５を有する。食料区画連結構造部６５−１は、任意の形状でよいが、１つの変形例において、小円弧部を形成してもよい。特に、図３４Ａに示されたものについて、食料区画連結構造部６５−１は、示されたような食料区画連結構造小円弧部９５Ａ、９５Ｂを含んでいてもよい。食料区画連結構造部６５−１が、小円弧部９５Ａ、９５Ｂからなるものとして図示されているが、食料区画連結構造部６５−１を、小円弧部に制限するものではないと理解されるべきである。図３４Ｂは、図３４Ａに示されたＣ−Ｃ線に沿った断面図である。図３４ＢのＧ部分が、図３４Ｃのように拡大され、２つの連結構造部が共にいかに機能するかを、より詳細に示している。

図３４Ｃにおいて、飲料容器蓋連結構造部２００は、内壁連結構造部８５の内壁溝部内に嵌合してもよい突起部を含んでいてもよい。内壁連結構造部８５も、飲料容器蓋連結構造部２００の溝部内に嵌合する突起部を有していてもよい。飲料容器蓋連結構造部２００と内壁連結構造部８５間の連結機構は、これらの特徴物の１つ、または、両方を有していてもよい。更に、食料区画連結構造部６５−１は、食料区画連結構造部６５−１の内壁部８０から突出して、飲料容器蓋連結構造部突起部２００−１の下側に嵌合して、それを把持する内壁突起部８６を含んでいてもよい。

図３５ＡからＣは、同じ食料容器１０−４を、飲料缶３５の上部に、いかに載置してもよいかを示している。図３５Ａは、同じ上方からの平面図であり、図３５Ｂは、図３５Ａに示されたＨ−Ｈ線に沿った断面図である。図３５Ｂは、食料区画連結構造部６５−１の内壁部８０が、飲料缶３５の缶縁部４０と、いかに連結するかを示している。内壁部８０は、飲料缶３５の上部の半径に合う第２の半径４５を有する。図３５ＢのＨ部分が、図３５Ｃで拡大され、食料容器１０−４が、大きな飲料缶３５の上に、いかに載置されてもよいかを、より分かり易く示している。

図３５Ｃにおいて、内壁連結構造部８５は、食料区画連結構造部６５−１の内壁部８０から突出して、大きな飲料缶３５の縁部４０を把持する内壁突起部８６を含んでいる。内壁突起部８６は、食料容器１０−４を、飲料缶３５の縁部４０に固定する。図３５ＡからＣでは、大きめの半径（２５ｏｚ（約７３９ｍｌ））の飲料缶３５が示されているが、飲料缶は、食料区画連結構造部６５−１の内壁部８０の直径に合う標準的な縁部直径を有しうるので、内壁連結構造部８５は、同じ缶半径を有する小さめの飲料缶とも同じように機能する。当業者には、もっと大きな、または、もっと小さな半径の缶を受け入れるように食料区画連結構造部６５−１の半径を変えうることが、明らかであろう。

図３６Ａから３６Ｅは、いくつかの飲料容器蓋／連結部（１８０、１８０−３、１８０−４、１８０−５、１８０−６）を示しており、それぞれ、飲料容器蓋表面１９７上に突出している飲料容器蓋連結構造部２００を有している。これらの蓋／連結部（１８０、１８０−３、１８０−４、１８０−５、１８０−６）は、上記の飲料容器蓋／連結部１５（図２）とは、これらの蓋／連結部（１８０、１８０−３、１８０−４、１８０−５、１８０−６）が、雄型形状を有し、食料容器が蓋／連結部内に挿入されない点で異なる（図３Ｃの蓋／連結部１５を、図３４Ｃの蓋／連結部１８０−４と比較のこと）。これらの蓋／連結部（１８０、１８０−３、１８０−４、１８０−５、１８０−６）も、任意で、孔１８５を有することを特徴としてもよく、孔１８５を通して飲料を飲んだり、より便利には、活動しながらの快適な飲食を促したりするように、ストローを孔１８５に挿してもよい。蓋／連結部（１８０、１８０−３、１８０−４、１８０−５、１８０−６）は、外の空気が飲料容器１６に入り、内側の真空圧を解放するのを可能にして、飲料がもっと流れ易く飲料孔１８５を通るように、通気孔１９０も有していてもよい。

図３６Ｂ、３６Ｃにおいて、蓋／連結部（１８０−４、１８０−５）は、中心からずれた飲料容器蓋連結構造部２００を有することにも留意すべきである。これにより、図３７ＡからＣに示されたように食料容器が載置された場合に、孔１８５へのアクセスをもっと容易にする。飲料容器の中心線は、線２１５として示され、一方、飲料容器カバー連結構造部の中心線は、中心線２２０である。これらの中心線同士のずれにより、ストロー２１０で、孔１８５にもっと容易にアクセスすることが可能になる。

図３８Ａ、３８Ｂは、第５の実施形態の飲料容器蓋／連結部１８０−４上に連結載置された第４の実施形態の食料容器１０−４を示しており、次に、第５の実施形態の飲料容器蓋／連結部１８０−４は、飲料容器１６に連結されている。図３９Ａ、３９Ｂは、飲料缶３５上に連結載置された第４の実施形態の食料容器１０−４を示している。

上記食料容器、蓋、および、連結構造部は、熱成形を含む様々な従来の技術を用いて製造しうるが、それに限定されるものではない。熱成形は、プラスチックシートを可撓形成温度まで加熱し、金型によって特定の形状に成形し、次に、余分な部分を除去して使用可能な製品を作製する製造工程である。炉型構造物において、シートまたはロールを、金型により成形可能な十分高い温度まで加熱し、次に、成形された部品を冷却することにより、仕上げられた形状が保たれる。熱成形は、信頼性が高く、低コストの製造工程であり、従来の単一用途の食料パッケージ容器を製造するのに使われることが多い。本明細書で示した部品の全ては、再利用可能な部品を製造するのに行いうる方法である射出成形で製造されてもよい。

上記食料容器、蓋、および、連結構造部は一体に、つまり、これらの部品は、１枚の均一なプラスチックシートで作製されてもよい。若しくは、これらの部品は、異なる材料で作製されてもよい。例えば、蓋は、不透明な黒色、食料容器は、不透明な白色にして、食料容器内の食料を、視覚的に、より魅力的に提供してもよい。更に、カバーは、透明なプラスチックで構成されてもよく、それにより、ユーザは、食料容器内に入れられた食料が確かに注文品か、視覚的に確認することができる。

材料の種類は、当業者には明らかであるだろうし、制限するものではない例として、ＰＰ（ポリプロピレン）、ＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレート）、ＣＰＥＴ、ＲＰＥＴ２５ポリエチレン（ＨＤＰＥ／ＬＤＰＥ）、スチレン、ＨＩＰＳ、ＨＭＷＰＥ、ＰＰ／ＰＥ混合物、および、これらの材料の特注混合物を含んでもよい。以上、当業者が、本発明を製造または使用しうるように、本開示の実施形態を記載した。

これらの実施形態に対する様々な変更は、当業者には容易に明らかであり、本明細書に記載の根本的原理は、本発明の精神および範囲を逸脱することなく、他の実施形態に適応しうる。したがって、本明細書の記載および図面は、本発明の現在の好適な実施形態を示すものであるので、本発明が、広義で意図する主題を表していると、理解されるべきである。更に、本発明の範囲は、当業者に明らかになるかもしれない他の実施形態を完全に包含するものであり、したがって、本発明の範囲は、添付の請求項のみによって制限されると理解されるべきである。

以下の例示的特徴物の一覧は、図１から３２に対応し、参照を容易にするために示されたものであり、明細書および図面を通して、類似した参照番号は対応する特徴物を示している。

１０食料容器
１０−２第２の実施形態の食料容器
１０−３第３の実施形態の食料容器
１０−４第４の実施形態の食料容器
１５飲料容器蓋／連結部
１６飲料容器
２０蓋壁部
２５蓋連結構造部
３０第１の半径
３５大きな飲料缶
４０缶縁部
４５第２の半径
４８第３の半径
５０食料区画
５５側壁部
６０底部
６５食料区画連結構造部
６５−１食料区画連結構造部（実施形態３）
７０外壁部
７５外壁連結構造部
８０内壁部
８５内壁連結構造部
８６内壁突起部
８７外壁突起部
８８外壁溝部
９０強化リブ
９５Ａ、Ｂ食料区画連結構造小円弧部
１００カバー
１０５ヒンジ
１１０内側缶連結部
１１５小さな飲料缶（１２ｏｚ（約３５５ｍｌ））
１２０縁部
１２５瓶連結部
１３０瓶
１３５瓶首部
１３７瓶連結部の上縁部
１３８瓶連結部の内壁部
１４０瓶連結部連結構造部
１４５瓶首部固定構造部
１５０瓶／小さな缶／大きな缶連結部
１５５瓶／小さな缶／大きな缶連結部連結構造部
１６０瓶首部固定構造部
１６５小さな缶連結構造部
１７０大きな缶連結構造部
１７５食料容器リング連結構造部
１８０第２の実施形態の飲料容器蓋／連結部
１８０−２第３の実施形態の飲料容器蓋／連結部
１８０−３第４の実施形態の飲料容器蓋／連結部
１８０−４第５の実施形態の飲料容器蓋／連結部
１８０−５第６の実施形態の飲料容器蓋／連結部
１８０−６第７の実施形態の飲料容器蓋／連結部
１８５飲料容器蓋孔
１９０飲料容器蓋通気孔
１９５飲料容器蓋縁部
１９７飲料容器蓋表面
２００飲料容器蓋連結構造部
２００−１飲料容器蓋連結構造部突起部
２０５食料容器カバー連結構造部
２１０ストロー
２１５飲料容器中心線
２２０飲料容器カバー連結構造部中心線
２２５ずれ

Claims

食料容器連結システムにおいて、
瓶連結部に取り付けられるように構成された食料容器であって、
側壁部および底部を有する食料区画と、
前記底部から延伸する食料区画連結構造部と、
を含む食料容器を備えた、
食料容器連結システムであって、
前記瓶連結部は、上縁部と、前記上縁部から延伸する瓶連結部連結構造部と、瓶首部の周りに嵌合するように適合された環状開口部とを含み、
前記食料容器が、前記瓶連結部に載置される場合には、前記食料区画連結構造部が、前記瓶連結部連結構造部と係合するものである、食料容器連結システム。
前記瓶連結部は、前記瓶に対し圧力を加えるように適合された少なくとも１つの瓶首部固定構造部を含み、それによって、該瓶に対する前記瓶連結部の位置を安定させるものである、請求項１記載のシステム。
前記環状開口部は、小さな缶の縁部の周りに嵌合するように、更に適合され、前記瓶連結部は、前記瓶連結部を、前記小さな缶の前記縁部に固定するように適合された小さな缶連結構造部を含むものである、請求項１記載のシステム。
前記瓶連結部が、小さな飲料缶に載置される場合には、小さな缶連結構造部は、下側に、前記小さな缶の前記縁部を引っ掛けて留めるものである、請求項３記載のシステム。
前記環状開口部は、大きな缶の縁部の周りに嵌合するように、更に適合され、前記瓶連結部は、該瓶連結部を、前記大きな缶の前記縁部に固定するように適合された大きな缶連結構造部を含むものである、請求項３記載のシステム。
前記瓶連結部が、大きな飲料缶に載置される場合には、大きな缶連結構造部は、下側に、前記大きな缶の前記縁部を引っ掛けて留めるものである、請求項５記載のシステム。
前記食料容器は、前記食料区間を覆うように適合されたカバーを、更に含むものである、請求項１記載のシステム。
前記カバーは、第２の食料容器の底部から延伸する前記食料区画連結構造部と確実に係合するように適合された上部連結構造部を、更に含むものである、請求項７記載のシステム。
前記側壁部と前記カバーとに接続されたヒンジを更に備えた、請求項７記載のシステム。
食料容器連結システムにおいて、
飲料容器蓋／連結部に取り付けられるように構成された食料容器であって、
側壁部および底部を有する食料区画と、
前記底部から延伸する食料区画連結構造部と、
を含む食料容器を備えた、
食料容器連結システムであって、
前記飲料容器蓋／連結部は、飲料容器の縁部と係合するように適合された飲料容器蓋連結リングを含み、前記縁部は、平面を画定し、飲料容器蓋連結構造部は、前記平面から離れるように延伸し、
前記食料容器が、前記飲料容器蓋／連結部に載置される場合には、前記食料区画連結構造部が、前記飲料容器蓋連結構造部と係合するものである、食料容器連結システム。
前記飲料容器蓋／連結部は、前記飲料容器の中身にアクセスするための孔を有するものである、請求項１０記載のシステム。
前記飲料容器蓋／連結部が、通気孔を有するものである、請求項１０記載のシステム。
前記食料容器は、前記食料区画を覆うように適合されたカバーを、更に備えたものである、請求項１０記載のシステム。
前記カバーは、第２の食料容器の底部から延伸する前記食料区画連結構造部と確実に係合するように適合された上部連結構造部を、更に含むものである、請求項１３記載のシステム。
前記側壁部と前記カバーとに接続されたヒンジを更に備えた、請求項１３記載のシステム。