JP2004215838A - 遊技機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】演出出力機器とサブ制御基板とを収容した遊技機の制御装置において、メンテナンス時に、演出出力機器をそのままの状態でサブ制御基板のみを取り外すことができるようにする。
【解決手段】演出出力機器を内部に収容して遊技機に取付け可能に形成された収容ケース120と、サブ制御基板150を内部に収容する制御ベース180及び制御カバー210とを備え、収容ケース120が遊技機に取り付けられた状態でサブ制御基板150を収容ケース120から分離可能とした遊技機の制御装置であって、収容ケース120と制御ベース180とは、取付フック130とフック受け190とにより分離可能に連結され、サブ制御基板150は、制御ベース180及び制御カバー210内でボス132及び184に固定される。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技中の演出を出力するための演出出力機器と、この演出出力機器を制御する演出制御基板を収容した遊技機の制御装置に関し、メンテナンスの効率化を図る技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の弾球遊技機やスロットマシン等の遊技機において、出玉に関する制御は、メイン制御基板によって行われている。したがって、メイン制御基板や、このメイン制御基板に実装されている制御ROMは、正規品以外のものの使用を禁止することが要求される。このため、メイン制御基板はケース内に収容されるとともに、ケースの不正開放を禁止するための種々の手段が講じられている。
例えば第1例として、締付け方向にのみ回転し、緩める方向には回転しないワンウェイネジを用いて基板ケースを封止する(メイン制御基板をケース内に封印後、ケースをかしめたもの)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また第2例として、メイン制御基板をケース内に収容した後に、ケースの開閉部分に封印シールを貼付し、ケースを開放したときには、封印シールが破壊されるようにすることで、開放痕が残るようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−226220号公報
【特許文献2】
特開2001−228800号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年の遊技機では、メイン制御基板以外にも、出玉に関する制御を実質的に行うサブ制御基板(演出制御基板)が設けられる場合がある。したがって、サブ制御基板についても、メイン制御基板と同様にケース内に収容して、ケースの開放を禁止する必要がある。
【0006】
しかし、演出出力機器として例えば液晶表示装置を用いるとともに、この液晶表示装置を制御するサブ制御基板(液晶制御基板)を液晶表示装置と共にケースに収容した制御装置を遊技機に取り付けた場合において、メンテナンス(修理・保守)時に、サブ制御基板のみを遊技機側から取り外すことが困難になってしまうという問題がある。このような場合に、サブ制御基板のみを交換したいときであっても、液晶表示装置を含む制御装置全体を遊技機から取り外す必要があるという問題がある。このため、液晶表示装置とサブ制御基板とを一体でケース内に収容したものについては、メンテナンスが不便であるという問題がある。
【0007】
また、近年リサイクルの観点から遊技機の機種変更をする際、新たなパネル、基板等のみを交換して再利用可能な部品はそのまま使用するリユースの動きがある。従来はリユースの際、制御装置全体を取り外し、新たなROMが備えられている制御装置と交換する。しかし、新しく取り付ける制御装置、及び回収した制御装置を運搬する際、振動、衝撃などで高価で精密部品である液晶本体(演出出力機器)が故障してしまい、コスト、リユース、及びホール営業の支障をきたしていた。
【0008】
したがって、本発明が解決しようとする課題は、演出出力機器とサブ制御基板とをケース内に収容した遊技機の制御装置において、メンテナンス時に、演出出力機器をそのままの状態にして、サブ制御基板のみを取り外すことができるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。なお、以下の解決手段中に示すかっこ書は、その解決手段が対応する本実施形態である。
本発明は、遊技中の演出を出力するための演出出力機器(液晶Assy60)と、前記演出出力機器を収容し、遊技機側に取付け可能に形成された第1収容ケース(収容ケース120)と、前記演出出力機器を制御する演出制御基板(サブ制御基板150)と、前記演出制御基板を収容するとともに、前記第1収容ケースに連結される第2収容ケース(制御ベース180及び制御カバー210)とを備え、前記第1収容ケースが遊技機(スロットマシン1)に取り付けられた状態で、前記第2収容ケース及び前記演出制御基板を、前記第1収容ケースから分離可能とした遊技機の制御装置であって、前記第1収容ケースと前記第2収容ケースとは、いずれか一方側に設けられた係合部(取付フック130)と、他方側に設けられた被係合部(フック受け190)とが係合することにより、分離可能に連結され、前記第1収容ケースは、前記第2収容ケースに連結される面側に、第1取付部(ボス132)を備え、前記第2収容ケースは、前記第1収容ケースとの連結時に前記第1収容ケースの前記第1取付部が前記第2収容ケース内に案内されるように形成されている(開口部181及び長穴183を備える)とともに、第2取付部(ボス184)を備え、前記演出制御基板は、前記第2収容ケース内において、前記第1取付部及び前記第2取付部に固定されることを特徴とする。
【0010】
本発明においては、第1収容ケースの第1取付部は、第2収容ケース内に案内されるように形成されている。そして、演出制御基板は、第2収容ケース内に案内された第1収容ケースの第1取付部と、第2収容ケースの第2取付部とに取り付けられる。したがって、遊技機に演出出力機器及び第1収容ケースが取り付けられている状態で、演出制御基板さらには第2収容ケースを制御装置から分離することが可能となる。これにより、演出出力機器を遊技機から取り外すことなく演出制御基板のみを取り外すことができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による遊技機の第1実施形態であるスロットマシン1全体を示す前面の正面図である。また、図2は、図1中、スロットマシン1のフロントマスク部20を開放し、筐体10の内部が見えるように図示した正面図である。
(遊技機(スロットマシン))
図1及び図2に示すように、スロットマシン1の筐体10は、基体部30と、基体部30の前面に取り付けられるフロントマスク部20とから構成されている。
【0012】
フロントマスク部20は、基体部30の前面を開閉可能に取り付けられ、筐体10の前面部を構成するものである。
フロントマスク部20は、図1に示すように、前面側(遊技者側)に、遊技の進行上必要なスタートスイッチ301やストップスイッチ302等の操作部や、メダル投入口303、メダル受け皿304等が配置されている。また、フロントマスク部20の前面上側には、開口部22が形成されているとともに、この開口部22には、図2に示すように、フロントマスク部20の裏面側から制御装置50が取り付けられている。そして、開口部22から、制御装置50の画像表示面(後述する液晶Assy60の画像表示面)が見えるように配置されている。
【0013】
なお、図1に示すように、開口部22の両側には、複数の長穴を並設した開口部23が形成されている。また、図2に示すように、この開口部23の裏面側には、スピーカ310が取り付けられている。
【0014】
一方、基体部30は、木材等を組み立てて前面が開口された形状に形成したものである。この基体部30の内部には、メイン制御基板306、リールユニット305、メダルを貯留しておくホッパーを含むメダル払出し装置308、及び電源ユニット309等がそれぞれ所定位置に配置されている。
【0015】
本実施形態のリールユニット305は、並設された3つのリール305aを備え、この位置に対応するフロントマスク部20の中央部には、透明な表示窓21が設けられている。そして、この表示窓21から3つのリール305aが透視できるように構成されている。また、メイン制御基板306は、遊技の進行等、遊技全体を統括制御するための制御基板であり、図示しないが、演算等を行うCPU、遊技プログラムを記憶したROM、及びデータを一時的に記憶するRAM等を備えるものである。メイン制御基板306は、リールユニット305の上方に配置されており、ケース307内に収容されている。ケース307は、メイン制御基板306を収容した後にかしめられており、メイン制御基板306を封印している。
【0016】
(制御装置)
制御装置50は、遊技の進行を制御するための装置であるが、特に本実施形態では、遊技の進行に伴い、遊技中に出力する演出を制御するための装置である。図3は、制御装置50を分解して示す外観斜視図である。
【0017】
制御装置50は、液晶アッセンブリ(以下、「液晶Assy」という。)60と、収容ケース120と、制御ベース180と、サブ制御基板150と、制御カバー210とから構成されている。なお、図3では、制御装置50の液晶Assy60の左側前方面が画像表示面であり、この面が、図1中、フロントマスク部20の開口部22から露出している。
【0018】
以下、制御装置50について、液晶Assy60、収容ケース120、制御ベース180、サブ制御基板150及び制御カバー210について説明する。
なお、以下の説明においては、図3を例に挙げると、制御装置50の液晶Assy60側を前面側又は前方側と定義し、その反対側(制御カバー210側)を背面側又は後方側と定義する。また、図3中、収容ケース120を例にとると、切欠き開口部126側を上面側又は上方側と定義し、その反対側を下面側又は下方側と定義する。
【0019】
(液晶Assy)
液晶Assy60は、本発明における演出出力機器に相当するものであり、本実施形態では、遊技中における演出を画像表示として出力するものである。図3に示すように、液晶Assy60は、前方側に設けられた液晶本体61と、後方側に設けられた液晶ケース62とを備え、略箱形に形成されている。また、図示しないが、液晶Assy60の内部には、各部品を固定するベース部材や、液晶制御基板等が収容されている。
【0020】
液晶本体61は、表示器として液晶を用いたディスプレイであり、表面がほぼ長方形状をなす薄板状に形成され、液晶Assy60の前面を構成するように配置されている。
また、液晶Assy60の上面前側には、図3に示すように、複数の穴を並設した空気穴63が設けられている。なお、図3では図示していないが、空気穴63は、下面側にも同様に設けられており、液晶本体61から発せられる熱を上下方向に逃がすように形成されている。
【0021】
さらにまた、上面及び下面には、それぞれ2箇所に円筒状のボス64が設けられている(図3では、上面の2箇所のボス64のみが図示されている)。このボス64の中心部にはネジ穴64aが形成されている。
【0022】
また、液晶ケース62の上面には、ファン穴62aが形成されている。ここで、液晶Assy60の内部には、ファン(図示せず)が実装されている。そして、このファンの上部にファン穴62aが配置されるように構成されている。また、図示しないが、液晶ケース62の下面には、ファン穴62と対向する位置に空気穴が形成されている。これにより、液晶Assy60では、内部に実装されたファンが回転されると、液晶ケース62の下面の空気穴から内部に空気を取り込むとともに、上面のファン穴62aから排出されることで、冷却が行われる。
【0023】
(収容ケース)
収容ケース120は、本発明における第1収容ケースに相当するものである。収容ケース120は、液晶Assy60を内部に収容可能なように、図3中、前面側が開口されたものである。
図4は、収容ケース120と、制御ベース180と、サブ制御基板150と、制御カバー210とを後方側から見た斜視図である。また、図5は、収容ケース120をより詳細に示す図であり、(A)は側面図、(B)は正面図を示す。
収容ケース120は、正面壁120a、上壁120b、下壁120c、左側壁120d及び右側壁120eを備える。
【0024】
正面壁120aには、開口部122及び123が形成されている。これらの開口部122及び123は、液晶Assy60が内部に収容されたときに、液晶Assy60の背面に露出しているコネクタ(図示せず)をそれぞれ露出させるためのものである。したがって、収容ケース120に液晶Assy60が収容されたときに、液晶Assy60の上記コネクタがそれぞれ開口部122及び123の領域内に配置される。
【0025】
また、収容ケース120には、正面壁120aと下壁120cとの双方にわたって形成された空気穴121が設けられている。
この空気穴121のうち正面壁120aに形成された部分は、液晶Assy60が内部に収容されたときに、液晶Assy60の背面から発せられる熱をできる限り収容ケース120の背面側に逃がすためのものである。また、空気穴121のうち下壁120cに形成された部分は、制御装置50内に空気を取り込むときの吸気口となるものである。
【0026】
さらにまた、図4に示すように、上壁120b及び正面壁120aには、両者にまたがるように、複数の長穴から構成された空気穴125が形成されている。
さらに、図3及び図4に示すように、上壁120bには、略U形に切り欠いた切欠き開口部126が形成されている。この切欠き開口部126は、液晶Assy60が内部に収容されたとときに、液晶Assy60の上面のファン穴62aを露出させるように形成されており、制御装置50の排気口となるものである。
【0027】
左側壁120d及び右側壁120eには、それぞれ2箇所に左側壁120d及び右側壁120eに垂直な壁状の取付部124が設けられている。さらに、この取付部124は、図5に示すように、略U形に形成されたリブ部124aと、このリブ部124aによって囲まれる領域の略中心位置に形成された穴124bとを備える。取付部124は、制御装置50をスロットマシン1のフロントマスク部20に取り付けるためのものである。
【0028】
また、上壁120c及び下壁120cの内側には、それぞれ2箇所に液晶Assy取付部127が形成されている。液晶Assy取付部127は、図3に示すように、略U形の領域を有するとともに、その領域においては、高さを一段低くしたものである。また、図3に示すように、上壁120b側の液晶Assy取付部127には、穴128aが形成されている。さらにまた、下壁120c側の液晶Assy取付部127には、図3に示すように、正面壁120aから液晶Assy取付部127の領域内にまで延在する長穴128bが形成されている。
【0029】
さらに、左側壁120d及び右側壁120eの内側には、液晶Assy60をガイドするためのガイドリブ129が形成されている。また、正面壁120aにおいて、空気穴121の両側には、取付フック(本発明における係合部に相当するもの)130が設けられている。取付フック130は、正面壁120aの背面から制御ベース180側に突出するとともに、略L形に形成され、上方に向かって延在する形状に形成されている。
【0030】
また、正面壁120aの裏面側において、上側の2角部には、制御ベース180側に突出するボス132(本発明における第1取付部に相当するもの)が形成されている。このボス132の先端部は、その先端部以外の外径より径の小さい嵌合部132aが設けられている。さらにまた、ボス132には、ネジ穴132bが形成されている。
【0031】
(制御ベース)
図6は、制御ベース180及び制御カバー210を示す図であり、(A)は側面図、(B)は正面図を示す。なお、制御ベース180及び制御カバー210は、内部にサブ制御基板150を収容するものであって、本発明における第2収容ケースに相当するものである。
【0032】
制御ベース180は、板状の正面壁180aと、その外周に形成された外周壁180bとを備える。
正面壁180aには、2つの開口部181及び182が形成されている。これらの開口部181及び182は、収容ケース120の開口部122及び123に対応するものであり、収容ケース120の背面に制御ベース180が重なり合うと、収容ケース120の開口部122及び123とそれぞれ重なり合うように配置されている。
【0033】
また、正面壁180aの裏面側において、蝶番部185(後述)側の2角部には、ボス184(本発明における第2取付部に相当するもの)が設けられている。このボス184は、上述した収容ケース120の正面壁120aに形成されたボス132と同一形状のものである。さらにまた、ボス184の近傍には、それぞれ略四角形状に開口されたフック受け(本発明における被係合部に相当するもの)190が形成されている。このフック受け190は、収容ケース120側に形成された取付フック130と係合するものである。
【0034】
さらに、正面壁180aの角部のうち、ボス184及び開口部181が形成されていない1角部には、小判状の長穴183が形成されている。この長穴183の短手方向の開口長さは、収容ケース120側に形成されたボス132が貫通可能な大きさに形成されている。
【0035】
制御ベース180の外周壁180bのうち、図3中、上側には、2箇所にフック部187が形成されている。このフック部187は、図3、図4、及び図6(A)に示すように、上方から見て略凹状体をなすとともに、側面から見て略L形をなす基体187aを備え、外周壁180bに連結されている。さらにフック部187の先端部には、凸状の爪部187bが設けられている。フック部187は、外周壁180bとの連結部を支点としてある程度のたわみが可能に形成されている。
また、外周壁180bにおいて、フック部187の内側近傍には、凹状に形成された締結部186が設けられている。
【0036】
さらに、外周壁180bのうち、図3中、下側には、蝶番部185が設けられている。蝶番部185は、図6に示すように、略円筒状に形成された軸部185aと、この軸部185aの内側に形成され、2箇所を略長方形状に開口させた開口部185bとを備える。蝶番部185は、制御カバー210との連結に用いられるものである。
【0037】
なお、正面壁180aの裏面側には、図4及び図6に示すように、円筒状のガイド部188及び189が所定位置に設けられている。これらのガイド部188及び189は、サブ制御基板150が制御ベース180と制御カバー210との間に収容されたときに、サブ制御基板150と所定の間隙を隔ててサブ制御基板150の下面に位置し、サブ制御基板150が上面から押されたときに、一定以上のたわみを防止するためのものである。特に、ガイド部189は、サブ制御基板150の制御ROM152(後述)が実装された部分のほぼ真下に位置するように設けられている。
【0038】
(サブ制御基板(演出制御基板))
サブ制御基板150は、本発明における液晶Assy60(演出出力機器)を制御する演出制御基板に相当するものである。本実施形態におけるサブ制御基板150は、サウンドの出力、ランプ類の点灯、液晶Assy60による画像表示等の制御を行うものであり、上述したメイン制御基板306と同様に、CPU、ROM、及びRAM等を備えている。なお、上述のメイン制御基板306は、遊技全体を統括制御するものであるが、サブ制御基板150は、メイン制御基板306の下位に属する基板であり、演出の全体の制御を担当する制御基板である。
サブ制御基板150には、図3及び図4に示すように、4角部に取付用の穴151が形成されている。
【0039】
(制御カバー)
制御カバー210は、サブ制御基板150の上面側を覆うカバーであり、サブ制御基板150側が開口された、略箱形に形成されている。
制御カバー210には、上壁210bと正面壁210aとの双方にわたるように、及び正面壁210aと下壁210cとの双方にわたるように、複数の長穴から構成された空気穴211及び212がそれぞれ形成されている。
【0040】
また、正面壁210aには、断面が凹状に形成されるとともにサブ制御基板150側に凸となったガイド部213が形成されている。このガイド部213は、その先端がサブ制御基板150に実装される制御ROM152上に位置するように形成されている。また、正面壁210aには、2箇所に、2段の中空筒状体からなる封止部217が設けられている。
【0041】
また、図4及び図6に示すように、制御カバー210の上壁210b、右側壁210e、下壁210c、及び左側壁210dには、それぞれ凹状に切り欠いた切欠き部218、219、220、及び221が形成されている。これらの切欠き部218〜221は、サブ制御基板150のコネクタ類(図示せず)を露出させ、サブ制御基板150のコネクタに接続されるハーネスを、制御カバー210外に出すためのものである。
【0042】
また、制御カバー210の下壁210cには、2箇所に、上述の制御ベース180の蝶番部185と嵌合する蝶番部214が設けられている。蝶番部214は、図6に示すように、一定間隔を隔てて配置されるとともに側面から見て円弧状に形成された2つの支持部214aと、正面から見て2つの支持部214a間に配置されたリブ状の支持部214bとから構成されている。これらの支持部214a及び214bにより、蝶番部214には、側面から見て円筒状の空隙が形成されており、この部分に制御ベース180の蝶番部185の軸部185aが入り込み可能となっている。
【0043】
さらに、上壁210bには、2つの突起部216が設けられている。突起部216は、側面から見て略直角三角形状に形成されている。突起部216は、制御ベース180のフック部187に設けられた爪部187bと係合するためのものである。
また、この突起部216の内側近傍であって、制御ベース180の締結部186に対応する位置、すなわち制御ベース180と制御カバー210とが嵌合したときに、制御ベース180の締結部186に重なり合う位置には、締結部186と同様の締結部215が設けられている。
【0044】
次に、制御装置50の組立てについて説明する。図7は、組立後の制御装置50を示す側面図(一部断面図)である。
先ず、図3に示す方向で、液晶Assy60が収容ケース120内に収容される。液晶Assy60の上面及び下面には、上述したように、ボス64が突出している。
そして、液晶Assy60を収容ケース120内に収容する際には、液晶Assy60のボス64が収容ケース120の上壁120b及び下壁120cにそれぞれ形成された液晶Assy取付部127内に入り込むようにする。
【0045】
液晶Assy60を収容ケース120内に挿入する(スライド移動させる)と、ボス64が液晶Assy取付部127内に入り込んだ状態で移動され、ボス64が液晶Assy取付部127の一番奥まで到達した位置で停止する。
この位置が、液晶Assy60の収容ケース120内での取付位置となる。また、液晶Assy60の左右両側面は、収容ケース120の左側壁120d及び右側壁120eにそれぞれ設けられたガイドリブ129により支持される。
【0046】
よって、液晶Assy60を収容ケース120に取り付けるための位置決めを行うときには、ボス64が液晶Assy取付部127内に入り込むようにするとともに、液晶Assy60を収容ケース120内に押し込むようにスライド移動させるだけで良いので、液晶Assy60の収容ケース120への位置決めを容易に行うことができる。
【0047】
さらに、ボス64が液晶Assy取付部127の一番奥まで到達すると、液晶Assy取付部127に形成された穴128a及び長穴128bと、ボス64に形成されたネジ穴64aとが重なり合う。よって、4箇所ともに、穴128a及び長穴128bからネジを挿入し、ボス64のネジ穴64aにネジ止めすれば、液晶Assy60は、収容ケース120に固定される。
【0048】
液晶Assy60が収容ケース120に収容されたときには、液晶Assy60のファン穴62aは、収容ケース120の切欠き開口部126によって外部に露出する。また、液晶Assy60の下面側に形成されている不図示の空気穴は、収容ケース120の空気穴121によって露出する。
さらにまた、液晶Assy60の前面側の一部は、収容ケース120から突出した状態となり、液晶Assy60に設けられた空気穴63は、収容ケース120外に露出する。
【0049】
さらに、図3及び図4に示す方向で、収容ケース120の背面に制御ベース180が取り付けられる(現時点では、サブ制御基板150及び制御カバー210は、未だ取り付けられていない)。
図8(a)、(b)は、それぞれ、制御ベース180を収容ケース120に取り付ける前後の係合状態を示す側面の断面図である。
【0050】
先ず、図8(a)に示すように、収容ケース120の取付フック130と制御ベース180のフック受け190とが対向するように、かつ収容ケース120のボス132と、制御ベース180の長穴183及び開口部181とが対向するように、制御ベース180を収容ケース120に対して配置する。そして、取付フック130をフック受け190に貫通させ、かつボス132を開口部181及び長穴183に貫通させる。これにより、ボス132の先端側は、開口部181及び長穴183により、制御ベース180の背面側に案内される。
【0051】
そして、収容ケース120に対して制御ベース180を下方側に移動させると、取付フック130とフック受け190の上側外縁とが当接し、図8(b)に示す状態となる。これにより、制御ベース180が収容ケース120に対して位置決めされる。なお、収容ケース120に対して制御ベース180を下方側に移動させても、ボス132は、長穴183及び開口部181内で移動することができる。
【0052】
以上により、制御ベース180の背面側に、制御ベース180に設けられた2つのボス184と、収容ケース120側の2つのボス132とが突出した状態となる。
次に、制御ベース180の裏面側から、サブ制御基板150が図4に示す方向で取り付けられる。制御ベース180の裏面側にサブ制御基板150が載置されると、制御ベース180の背面側から突出したボス132及び184と、サブ制御基板150に形成された穴151とが重なり合う。
【0053】
ここで、ボス132の嵌合部132a及びボス184の嵌合部184aは、サブ制御基板150の穴151を貫通するが、ボス132の嵌合部132a及びボス184の嵌合部184a以外の部分は穴151を貫通しない。これにより、サブ制御基板150は、ボス132及び184によって支持され、位置決めされる。そして、図8(b)に示すように、サブ制御基板150の下側の2箇所の穴151からネジSを挿入し、ボス184に形成されたネジ穴(ボス132のネジ穴132bと同様のもの)によってネジ止めすれば、サブ制御基板150が固定される。
【0054】
次いで、図4に示す方向で、制御カバー210が取り付けられる。この取付けは、制御ベース180の蝶番部185と制御カバー210の蝶番部214とを嵌合させることにより行う。図6において、制御ベース180の蝶番部185の開口部185bに、制御カバー210の蝶番部210の支持部214aを挿入する。そして、蝶番部185の軸部185aが、蝶番部210の支持部214a及び214bにより回転可能に支持されるように嵌合させる。
これにより、制御カバー210は、蝶番部214を支点として、制御ベース180に対して回転可能に支持される(図7参照)。
【0055】
制御カバー210を制御ベース180に取り付けた後、制御ベース180に対して制御カバー210を回動させ、図7に示すように、制御カバー210を制御ベース180に重なり合うようにする。これにより、制御ベース180のフック部187に設けられた爪部187bが制御カバー210の突起部216に当接するが、さらに制御カバー210を回動させると、フック部187がたわみ、フック部187の爪部187bが突起部216を乗り越え、爪部187bが突起部216の後方に配置される。これにより、フック部187と突起部216とが係合する。
【0056】
また、上述のように制御カバー210が固定されると、図7に示すように、制御カバー210に設けられたガイド部213は、サブ制御基板150上に実装された制御ROM152に近接する。これにより、例えば制御カバー210に形成された切欠き部218、219、220、及び221等から棒等を挿入し、制御ROM152を抜こうとしても、制御カバー210が取り付けられた状態では、制御ROM152を抜くことができない。したがって、制御カバー210の不正な開放を防止しておけば、制御ROM152が正規品以外のものに取り替えられてしまうことを防止することができる。
【0057】
次に、図8(b)に示すように、制御カバー210の背面側から封止部217内にネジSを挿入し、封止部217の穴217e及びサブ制御基板150の穴151を貫通させて、制御カバー210の封止部217と、収容ケース120のボス132とを連結する。
これにより、制御カバー210、サブ制御基板150及び収容ケース120が一体で固定される。
【0058】
そして、このネジ止め後は、図3に示すように、キャップ240を封止部217内に装着し、ネジSを覆うようにする。キャップ240は、外部からの操作によって制御カバー210の封止部217から取り外すことができないように装着される。
【0059】
キャップ240が封止部217内に装着されると、ネジSのネジ頭はキャップ240によって覆われるので、ネジSを緩める操作を行うことができなくなる。これにより、制御カバー210を開放することができなくなるので、サブ制御基板150や制御ROM152が不正に交換されること等を防止することができる。
【0060】
一方、キャップ240の表面の状態を目視により判別することで(破壊されているか否かを見ることで)、ネジSの解除操作が行われたか否かを容易に判別することができる。また、キャップ240には、破壊、変形時に白化を起こす樹脂等、破壊、変形履歴が明らかに認識できる材質を使用することが好ましい。
【0061】
また、制御カバー210、サブ制御基板150及び収容ケース120のボス132が一体でネジSにて固定されたときには、制御ベース180の締結部186と、制御カバー210の締結部215とが隣接するように配置される。したがって、締結部186及び215の双方に締結バンド(図示せず)を通して、両者を締結することも可能である。これにより制御ベース180と制御カバー210との開放をさらに困難にすることができる。
【0062】
以上のように組み立てられた制御装置50は、図2に示すように、フロントマスク部20の裏面側に取り付けられる。図7では、取付部124に防振ゴム24が嵌合された状態を示すとともに、フロントマスク部20の裏面側に設けられたボス25を併せて図示している。
防振ゴム24は、図7に示すように、取付部124のリブ部124aの内部に配置されるとともに穴124b内に入り込み可能な形状(外径の異なる2段の筒状体からなる形状)をなし、中心部に穴24aが形成されたものである。
【0063】
フロントマスク部20の開口部22から、制御装置50の液晶Assy60の前面が露出するように制御装置50をフロントマスク部20の裏面側に配置したときに、収容ケース120の取付部124の略U形に形成されたリブ部124aに対応する位置に、ボス25が配置される。なお、図示しないが、ボス25にはネジ穴が形成されている。
そして、防振ゴム24を介して、図7中、左側から取付部124の穴124b(防振ゴム24の穴24a)にネジ(図示せず)を挿入し、ボス25にネジ止めすれば、制御装置50がフロントマスク部20に固定される。
【0064】
なお、防振ゴム24を用いることなく制御装置50をフロントマスク部20にネジ止めすることも可能であるが、防振ゴム24を用いることにより、スロットマシン1からの振動を、制御装置50に伝わりにくくすることができる。
【0065】
次に、メンテナンス時における、サブ制御基板150の取外しについて説明する。
サブ制御基板150のメンテナンスが必要な場合には、ドライバーの先端でキャップ240の表面を強く突き刺す。キャップ240の表面は、薄肉状に形成されており、ドライバー等で破壊される。よって、ドライバーは、キャップ240及び封止部217内を通過することが可能となる。したがって、ドライバーの先端をネジSのネジ頭まで到達させることができるので、ネジSの締結を解除して、制御ベース180のフック部187と制御カバー210の突起部216との係合を解除すれば、制御カバー210を回動させることで開放することができるようになる。
【0066】
これにより、サブ制御基板150を露出させることができる。また、この状態では、サブ制御基板150は、2箇所でボス184にネジSでネジ止めされている状態であるので、この2箇所のボス184のネジSを取り外せば、サブ制御基板150のみを取り外すことができる。したがって、液晶Assy60及び収容ケース120は、スロットマシン1のフロントマスク部20に取り付けた状態で、サブ制御基板150のみを取り外すことができる。すなわち、サブ制御基板150のメンテナンス時には、液晶Assy60を含めた制御装置50全体をスロットマシン1から取り外す必要がない。したがって、メンテナンスの効率化を図ることができる。
【0067】
例えば、サブ制御基板150のメンテナンス時に、液晶Assy60を含めて制御装置50全体を取り外して、メンテナンスを行う場所まで搬送(輸送)すると、その搬送中に、液晶Assy60が故障してしまうおそれがあるが、サブ制御基板150のみを取り外して搬送すれば、そのような故障のおそれを全くなくすことができる。
【0068】
また、サブ制御基板150を取り外した後は、制御ベース180は、取付フック130及びフック受け190のみによって収容ケース120と係合している。したがって、制御ベース180を収容ケース120に係合させたときと逆の操作を行い、取付フック130とフック受け190との係合を解除すれば、制御ベース180を収容ケース120から分離することができる。
【0069】
なお、上述のようにキャップ240の表面を破壊し、サブ制御基板150のメンテナンスを行った後は、新たな制御カバー210を用いて、上述のように再度、制御カバー210をネジ止めし、キャップ240を装着すれば良い。このようにサブ制御基板150のメンテナンスの際にキャップ240と制御カバー210を交換することにより、不正行為の実施を困難にすることが可能となる。
【0070】
また、上述のような構成にすれば、例えば外形の異なった液晶Assy60等寸法の異なった演出出力機器に仕様変更する際、従来のようなサブ制御基板と演出出力機器を一体に収容するケース構造ではケースを新規作成する必要があったが、本実施形態では演出出力機器を収容するケースのみを新規作成するだけで良く、サブ制御基板を収容するケースは流用する事が可能となる。また、仕様の異なった演出出力機器と変更互換も容易になるので製造コスト、在庫管理等が大変有利である。
【0071】
(第2実施形態)
続いて、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、後述するボス部134と222とからなる交換履歴手段を設けたことにより、サブ制御基板150のメンテナンスを何回行ったかを知ることができるようにするとともに、不正行為の牽制を行うようにしたものである。
図9は、本発明の第2実施形態を示す斜視図であり、図4と同様に、背面側から見た図である。なお、第2実施形態において、第1実施形態と異なる部分については、第1実施形態で示した符号に「A」を付した符号を付けている。
【0072】
第2実施形態の液晶Assy60A(図示せず)は、第1実施形態の液晶Assy60より、横幅が短く形成されたものである。
このため、第2実施形態の収容ケース120Aは、第2実施形態の液晶Assy60Aを収容したときに、上述したガイドリブ129が液晶Assy60Aの両側側面を支持できるように収容ケース120Aを形成する必要があるため、図9に示すように収容ケース120Aに凹部133を形成し、収容ケース120Aの横方向の内寸を液晶Assy60Aに合わせている。
【0073】
また、収容ケース120Aの左側壁120d及び右側壁120e(図9では、左側壁120dのみを図示している)には、第1実施形態と異なる形状の取付部124Aが設けられている。さらに、左側壁120dには、それぞれ上下方向に所定間隔で並設された4つのボス部134が設けられている。ボス部134は、ネジ穴134aが形成された筒状体であり、リブ部134bを介して左側壁120dに連結されている。
【0074】
これに対し、制御カバー210Aの左側壁210dには、貫通穴222aが形成されたボス部222が設けられている。このボス部222は、左側壁210dにおいて、上下方向に所定間隔で4つ並設されている。また、各ボス部222は、2箇所がリブ部222bにより左側壁210dに連結されている。
【0075】
以上の構成において、第1実施形態と同様に、収容ケース120Aと、第1実施形態と同一の制御ベース180とを係合させた後、サブ制御基板150をネジ止めし、さらに制御カバー210Aを取り付けると、収容ケース120Aの各ボス部134と制御カバー210Aの各ボス部222とがそれぞれほぼ接触するように配置され、ボス部222の貫通穴222aとボス部134のネジ穴134aとが連通する状態となる。
【0076】
そして、例えば最上段に位置する1つのボス部222の貫通穴222aからワンウェイネジ(図示せず)を挿入し、ボス部134のネジ穴134aにネジ止めする。すなわち、ワンウェイネジによって収容ケース120Aと制御カバー210Aとをネジ止めすることで、そのワンウェイネジを緩めて両者を分離することができないようにする。
なお、上記のネジ止めは、1箇所のボス部134及び222のみについて行う。
【0077】
第2実施形態において、メンテナンス時にサブ制御基板150を取り外すときには、上述した第1実施形態での操作に加えて、ワンウェイネジにてネジ止めされているボス部222のリブ部222bを制御カバー210Aの左側壁210dから切断する。これにより、図9に示すように、ボス部222は、ボス部134に一体となったままで制御カバー210Aから分離される。これにより、制御カバー210Aを収容ケース120Aから分離することが可能となる。
そして、サブ制御基板150のメンテナンスを行い、再度、装着するときには、切断されていないボス部222のうち、最上部に位置するボス部222を用いて上記と同様にワンウェイネジにてネジ止めする。
【0078】
以上のようにして、サブ制御基板150のメンテナンスを行うごとに、ボス部222を切断し、メンテナンスの完了時には切断されていない他のボス部222を用いてネジ止めする。これにより、ボス部222が何個切断されているかを見ることで、サブ制御基板150のメンテナンスを何回行ったかを(交換履歴を)知ることができる。したがって、正規以外のサブ制御基板150や制御ROM152の交換等の不正行為を牽制することができる。
【0079】
なお、ボス部222のリブ部222bを制御カバー210Aから切断した後は、そのボス部222はワンウェイネジにてボス部134に結合されたままである。そこで、図9中、2点鎖線で示すように、ボス部134のリブ部134bを収容ケース120Aから切断すれば、交換履歴をより容易に判別することができるようになる。
【0080】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)本実施形態の制御装置50は、遊技機の1つとしてスロットマシン1に適用した例を示したが、スロットマシン1に限らず、弾球遊技機や、アレンジボール、雀球遊技機等の種々の遊技機に広く適用することができる。
【0081】
(2)本実施形態では、演出制御基板としてサブ制御基板150を例に挙げたが、これに限られることなく、遊技中における演出を制御するための基板であれば、いかなる基板であっても良い。例えば、液晶Assy60の画像表示を制御する画像制御基板等が挙げられる。
また、演出出力機器として、本実施形態では液晶Assy60を挙げたが、これに限られることなく、種々の演出出力機器について本発明を適用することができる。
【0082】
【発明の効果】
本発明によれば、演出出力機器を遊技機から取り外すことなく演出制御基板のみを取り外すことができる。これにより、メンテナンス時に演出制御基板のみを交換するときに、そのメンテナンスを効率良く行うことができる。また、演出出力機器を取り外すことなく演出制御基板のメンテナンスを行うことができるので、メンテナンスが不要な演出出力機器を取り外したことに起因する故障等のおそれを全くなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遊技機の一実施形態であるスロットマシン全体を示す前面の正面図である。
【図2】図1中、スロットマシンのフロントマスク部を開放し、筐体内部が見えるように図示した正面図である。
【図3】制御装置を分解して示す外観斜視図である。
【図4】収容ケース、制御ベース、サブ制御基板、及び制御カバーを背面側から示す外観斜視図である。
【図5】収容ケースをより詳細に示す図であり、(A)は側面図、(B)は正面図を示す。
【図6】制御ベース及び制御カバーを示す図であり、(A)は側面図、(B)は正面図を示す。
【図7】組立後の制御装置を示す側面図(一部断面図)である。
【図8】収容ケースと制御ベースとの係合状態を説明する側面の断面図である。
【図9】本発明の第2実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 スロットマシン
10 筐体
20 フロントマスク部
21 表示窓
22、23 開口部
24 防振ゴム
25 ボス
30 基体部
50 制御装置
60 液晶アッセンブリ(液晶Assy)
61 液晶本体
62 液晶ケース
62a ファン穴
63 空気穴
64 ボス
64a ネジ穴
120、120A 収容ケース(第1収容ケース)(120a 正面壁、120b 上壁、120c 下壁、120d 左側壁、120e 右側壁)
121 空気穴
122、123 開口部
124、124A 取付部
124a リブ部
124b 穴
125 空気穴
126 切欠き開口部
127 液晶Assy取付部
128a 穴
128b 長穴
129 ガイドリブ
130 取付フック(係合部)
132 ボス(第1取付部)
132a 嵌合部
132b ネジ穴
133 凹部
134 ボス部
134a ネジ穴
134b リブ部
150 サブ制御基板(演出制御基板)
151 穴
180 制御ベース(第2収容ケース)(180a 正面壁、180b 外周壁)
181、182 開口部
183 長穴
184 ボス(第2取付部)
185 蝶番部
185a 軸部
185b 開口部
186 締結部
187 フック部
187a 基体
187b 爪部
188、189 ガイド部
190 フック受け(被係合部)
210、210A 制御カバー(第2収容ケース)(210a 正面壁、210b 上壁、210c 下壁、210d 左側壁、210e 右側壁)
211、212 空気穴
213 ガイド部
214 蝶番部
214a、214b 支持部
215 締結部
216 突起部
217 封止部
217e 穴
218、219、220、221 切欠き部
222 ボス部
222a 貫通穴
222b リブ部
240 キャップ
301 スタートスイッチ
302 ストップスイッチ
303 メダル投入口
304 メダル受け皿
305 リールユニット
305a リール
306 メイン制御基板
307 ケース
308 メダル払出し装置
309 電源ユニット
310 スピーカ
S ネジ

Claims (1)

  1. 遊技中の演出を出力するための演出出力機器と、
    前記演出出力機器を収容し、遊技機側に取付け可能に形成された第1収容ケースと、
    前記演出出力機器を制御する演出制御基板と、
    前記演出制御基板を収容するとともに、前記第1収容ケースに連結される第2収容ケースと
    を備え、
    前記第1収容ケースが遊技機に取り付けられた状態で、前記第2収容ケース及び前記演出制御基板を、前記第1収容ケースから分離可能とした遊技機の制御装置であって、
    前記第1収容ケースと前記第2収容ケースとは、いずれか一方側に設けられた係合部と、他方側に設けられた被係合部とが係合することにより、分離可能に連結され、
    前記第1収容ケースは、前記第2収容ケースに連結される面側に、第1取付部を備え、
    前記第2収容ケースは、前記第1収容ケースとの連結時に前記第1収容ケースの前記第1取付部が前記第2収容ケース内に案内されるように形成されているとともに、第2取付部を備え、
    前記演出制御基板は、前記第2収容ケース内において、前記第1取付部及び前記第2取付部に固定される
    ことを特徴とする遊技機の制御装置。
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