JP2004214883A - センサ監視システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各種機器のセンサ監視システムにおいて、制御部11と、各種機器の内部ユニットの状態を監視する終端用センサ12と、制御部11と終端用センサ12の間を中継する中継用センサ13とを備えた。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種機器のセンサ監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図12は従来のセンサ監視システムの構成図である。制御部1に4つのセンサ2(2−1〜2−4)が接続されている。制御部1は3つの入出力ポートを有し、センサ2とは電源VccとGNDと信号線(sns)の3本の制御線で接続されている。尚、このようなセンサ監視制御システムに関する従来技術として、例えば特許文献1が知られている。
【特許文献1】実開平5−78083号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、機器の多機能化により入出力のポートは増加の一途である。また通常、センサは制御部から遠くに位置し、3本のハーネスをそれぞれに這い回すことはハーネスを長くするだけでなく、機器の構成上大きな障害となる。
本発明は、制御部のポートの数を減らし、ハーネスの長さを短くすることができるセンサ監視システムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、各種機器におけるセンサ監視システムにおいて、制御部と、各種機器の内部ユニットの状態を監視する終端用センサと、前記制御部と終端用センサの間を中継する中継用センサと、を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のセンサ監視システムにおいて、前記中継用センサは、他のセンサからのシリアル信号を受信する受信部と、前記シリアル信号に自分のセンサの状態を示す信号を付け加える演算部と、該信号を他のセンサもしくは制御部に送信する送信部とを有し、前記終端用センサは、クロックにより該終端用センサの状態を示す信号を定期毎に作り出し送信する機能を有し、前記制御部は、1つのポートから各センサの情報をシリアル信号にて受信する機能を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、各種機器におけるセンサ監視システムにおいて、他のセンサからのシリアル信号を受信する受信部と、前記シリアル信号に自己のセンサの状態を示す信号を付け加える演算部と、該信号を他のセンサもしくは制御部に送信する送信部が終端か中継かを判断し、それにより受信制御信号を送信制御信号若しくは自己の演算部のいずれかへ繋げる信号切替え回路を有する中継用センサと、1つのポートから各センサの情報をシリアル信号にて受信する機能を有する制御部と、を備えたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載のセンサ監視システムにおいて、制御部からの信号を中継用センサの指定ビットとするセンサ監視システムを主要な特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係るセンサ監視システムの構成図である。本センサ監視システムは、制御部11と、終端用センサ12と、制御部11と終端用センサ12の間にある2つの中継用センサ13(13−1、13−2)とから構成されている。制御部11はシリアル通信のできる入力ポートを持つ。
図2は図1に示す終端用センサの構成図である。終端用センサ12は、電源(Vcc)とGndと信号線(sns)の入出力のポートを有する送信部21と、対象ユニットの各種の状態を出力するセンサ部22と、センサ部22の入力から出力を決定する演算部23と、CLK24とから構成されている。
図3は図1に示す中継用センサの構成図である。中継用センサ13は、送信部21とセンサ部22と演算部23の他、送信部21と同様の受信部25を備える。
終端用センサ12では、CLK24を入力された演算部23でシリアル信号を作成し送信する。中継用センサ13では、受信した信号に自分のカウンタの状態を追加して次の中継用センサ(もしくは制御部11)へ送信する。
図4は図1に示す終端用センサの送信シリアル信号を示す図、図5は図1に示す中継用センサの送受信シリアル信号を示す図である。終端用センサ12ではシリアル信号の始まりを表す長めのLow信号(スタートビット)のあとにセンサNoビットをHighにし、その後にセンサの状態をHigh/Lowで示す。最後にセンサNoビットをLowにし、送信する (センサNoビットはHighを基本とし、Lowのときはセンサがないことを示す)。
この信号を受信した中継用センサ13は受け取った信号の最後のLowビットをHighにして自分のセンサの状態をHigh/Lowで示し、その後にLow信号を追加して次の中継用センサ13(あるいは制御部11)に送信する。
これを繰り返すことにより、制御部11では同期をとってこのシリアル信号を中継用センサ13から受信することにより、接続されているセンサの数とその各々のセンサの状態を知ることができる。ただし、接続可能なセンサの個数は各センサでの信号の伝達遅延時間と、制御部11でのセンサの観察時間のインターバルにより制限される。
【0006】
図6は本発明の第2の実施の形態に係るセンサ監視システムの構成図である。本センサ監視システムは、制御部11と、終端用センサ12と、制御部11と終端用センサ12の間にある2つの中継用センサ13(13−1、13−2)とから構成されている。制御部11はシリアル通信のできる入力ポートを持つ。制御部11と、終端用センサ12及び中継用センサ13は4本の信号線で接続される。
図7は図6に示す中継用センサの構成図である。図3に示す第1の実施の形態の中継用センサ13に対して、制御部11からの制御信号(ctl)が1本増え、信号切替え回路26が追加されている。
中継用センサ13は自分が最終のセンサか中継なのか判断することができ、信号切替え回路26により、中継であった場合は制御部11からの信号(ctl)を次段のセンサの(ctl)に送信し、最終段であった場合は演算部23に入力するように切り替える。
図8は図7に示す中継用センサの送受信シリアル信号を示す図である。中継用センサ13の送信部21はVccでプルアップし、受信部25はプルダウンしている。受信部25の信号を信号切替え回路26に入力することによりHighなら自分が最終段であり、Lowなら中継であることを知ることができ、切替えを行える機構となっている。
制御部11はスタートビットを送信する。この信号は最終段のセンサまで順次送信される。最終段のセンサは受信部25にこのスタートビットを受信すると、このスタートビットのあとにセンサNoビットをHighにして、そのあとにセンサの状態High/Lowを付け、最後にセンサNoビットLowを付け、制御部11側に送信する。あとは順次制御部11側に向かってシリアルデータを送信していく。
【0007】
図9は本発明の第1の制御例を示すフローチャートであり、(1)は信号切替え回路フロー、(2)は演算部フローを示す。(1)のS1〜S5及び(2)のS11〜S17において、上記の動作が実行される。
また本発明において、制御部11からの信号を中継用センサ13の指定ビットとすることにより、ある特定のセンサの状態を知ることができる。制御部11より図8に示す信号を受信した中継用センサ13は、図8に示すようにセンサNo指定ビットを1つとって次段のセンサへ送信する。もし、センサNo指定ビットがついていなかったときは自分の演算部23にその信号を入れて自分の状態を示すビットとエンドビットを加えて1つ前のセンサに送信する。
図10は本発明の第2の制御例を示すフローチャートである。S21〜S24において上記の動作が実行される。演算部23から制御部11までの信号の伝達方法は上記と同様である。
図11は本発明を印刷機等に適用した場合のセンサ配線を比較して示す図であり、(1)は従来例を、(2)は本発明を示す。(1)と(2)を比較して明らかな如く、本発明は、制御部11のポートの数を減らし、ハーネスの長さを短くすることができる。
【0008】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1、2によれば、センサを監視する制御部のポート数を減らすことができ、また、印刷機のようにセンサの位置が線状に並んでいるときはハーネスの長さを大幅に減らすことができる。
請求項3によれば、どのセンサも同じ構造で作ることができる(終端用センサを用意する必要が無く)と同時に、コストを下げることができ、またクロックを搭載する必要も無いので不要電波が発生する危険性も削減される。
請求項4によれば、特定のセンサまでの情報だけ得ることができ、遅延の条件が厳しい場合など遅延時間をある程度減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るセンサ監視システムの構成図である。
【図2】図1に示す終端用センサの構成図である。
【図3】図1に示す中継用センサの構成図である。
【図4】図1に示す終端用センサの送信シリアル信号を示す図である。
【図5】図1に示す中継用センサの送受信シリアル信号を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るセンサ監視システムの構成図である。
【図7】図6に示す中継用センサの構成図である。
【図8】図7に示す中継用センサの送受信シリアル信号を示す図である。
【図9】本発明の第1の制御例を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第2の制御例を示すフローチャートである。
【図11】印刷機におけるセンサ配線を比較して示す図である。
【図12】従来のセンサ監視システムの構成図である。
【符号の説明】
11 制御部
12 終端用センサ
13 中継用センサ
21 送信部
22 センサ部
23 演算部
25 受信部
26 信号切替え回路
Claims (4)
- 各種機器におけるセンサ監視システムにおいて、制御部と、各種機器の内部ユニットの状態を監視する終端用センサと、前記制御部と終端用センサの間を中継する中継用センサと、を備えたことを特徴とするセンサ監視システム。
- 請求項1記載のセンサ監視システムにおいて、前記中継用センサは、他のセンサからのシリアル信号を受信する受信部と、前記シリアル信号に自分のセンサの状態を示す信号を付け加える演算部と、該信号を他のセンサもしくは制御部に送信する送信部とを有し、前記終端用センサは、クロックにより該終端用センサの状態を示す信号を定期毎に作り出し送信する機能を有し、前記制御部は、1つのポートから各センサの情報をシリアル信号にて受信する機能を有することを特徴とするセンサ監視システム。
- 各種機器におけるセンサ監視システムにおいて、他のセンサからのシリアル信号を受信する受信部と、前記シリアル信号に自己のセンサの状態を示す信号を付け加える演算部と、該信号を他のセンサもしくは制御部に送信する送信部が終端か中継かを判断し、それにより受信制御信号を送信制御信号若しくは自己の演算部のいずれかへ繋げる信号切替え回路を有する中継用センサと、1つのポートから各センサの情報をシリアル信号にて受信する機能を有する制御部と、を備えたことを特徴とするセンサ監視システム。
- 請求項3記載のセンサ監視システムにおいて、前記制御部からの信号を中継用センサの指定ビットとすることを特徴とするセンサ監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002381033A JP2004214883A (ja) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | センサ監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002381033A JP2004214883A (ja) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | センサ監視システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004214883A true JP2004214883A (ja) | 2004-07-29 |
Family
ID=32817085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002381033A Pending JP2004214883A (ja) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | センサ監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004214883A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101252017B1 (ko) | 2012-11-30 | 2013-04-08 | 주식회사 그리니스 | 듀얼포트를 구비한 센서모듈 |
-
2002
- 2002-12-27 JP JP2002381033A patent/JP2004214883A/ja active Pending
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KR101252017B1 (ko) | 2012-11-30 | 2013-04-08 | 주식회사 그리니스 | 듀얼포트를 구비한 센서모듈 |
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