JP2004214505A - 表面形状の測定方法、表面形状の測定プログラム及び記録媒体 - Google Patents

表面形状の測定方法、表面形状の測定プログラム及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2004214505A
JP2004214505A JP2003001344A JP2003001344A JP2004214505A JP 2004214505 A JP2004214505 A JP 2004214505A JP 2003001344 A JP2003001344 A JP 2003001344A JP 2003001344 A JP2003001344 A JP 2003001344A JP 2004214505 A JP2004214505 A JP 2004214505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface shape
nanotopography
measured
data
shape data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003001344A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Tsukahara
真一郎 塚原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2003001344A priority Critical patent/JP2004214505A/ja
Publication of JP2004214505A publication Critical patent/JP2004214505A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、被測定部材の表面のナノトポグラフィを精度良く測定することのできる表面形状の測定方法、表面形状の測定プログラム及び記録媒体に関し、被測定部材の表面が平滑でない場合においても、精度良く表面形状の測定を行うことができ、かつ研磨工程後のナノトポグラフィの評価を行うことのできる、表面形状の測定方法、表面形状の測定プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
【解決手段】ワークの表面形状を測定して、うねり、粗さ及びナノトポグラフィに対応する成分を含んだ表面形状データを取得後に、表面形状データに対して外挿データを結合させる外挿処理を行い、結合データを作成する。結合データに対して、ハイパスフィルタ処理とロウパスフィルタ処理とを行い、ナノトポグラフィに関する成分を出力する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は表面形状の測定方法、表面形状の測定プログラム及び記録媒体に係り、特に被測定部材の表面のナノトポグラフィを精度良く測定することのできる表面形状の測定方法、表面形状の測定プログラム及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体シリコンウエハのようなワークの表面には、ワークを加工する際に生じた、うねり、粗さ及びナノトポグラフィに対応する成分が存在する。ナノトポグラフィとは、半導体シリコンウエハのようなワークの表面にできた凹凸である。その空間波長はおおよそ0.2〜20mmであり、波頂と波底との高さの差は1〜数百nmである。うねりとは、ナノトポグラフィよりも空間波長が長い成分であり、その空間波長は2mm以上である。粗さとは、ナノトポグラフィよりも空間波長が短い成分であり、その空間波長は1mm以下である。半導体シリコンウエハ上に配線及び層間絶縁膜から形成された多層配線構造を有する半導体デバイスにおいては、多層配線構造上の微細な凹凸を平坦化する技術としてCMP(Chemical Mechanical Polishing)法が用いられている。半導体シリコンウエハ表面にナノトポグラフィが存在するとCMP工程において、層間絶縁膜の膜厚むら等が発生し、半導体デバイスの歩留まりが悪化するため、近年ナノトポグラフィの問題が注目されている。
【0003】
このナノトポグラフィの測定には、ワークの表面に入射光を照射して、表面から反射される反射光に基づいて、ワークの表面の測定を行う光学式表面形状測定装置が用いられていた(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
図1は、従来技術の光学式表面形状測定装置の測定部の構成を示した図である。なお、図中に示したa,bは、反射光の進行方向を示している。同図に示すように、光学式表面形状測定装置の測定部は、大略するとステージ11と、第1のレンズ13と、ピンホール14と、第2のレンズ15と、CCDカメラ16とから構成されており、被測定部材であるワーク12は、ステージ11上に真空チャックにより固定されている。
【0005】
次に、従来技術である光学式表面形状測定装置を用いた際の表面形状の測定方法について説明する。ワーク12の表面に入射光を照射すると、ワーク12の表面の凹凸により反射光の反射角度は図中に示したa,bのように変化して、反射光は第1のレンズ13によりピンホール14を通過するように絞られる。ピンホール14を通過する光量は、ワーク12の表面の凹凸の角度に比例して減少する。このピンホール14を通過する光量をCCDカメラ16により測定し、光量の分布を求めることでワーク12の表面のナノトポグラフィの測定を行っていた。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−257930号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術である光学式表面形状測定装置は、反射光に基づいて表面形状の測定を行うため、ワーク12の表面が平滑でない場合には、入射光がワーク12の表面において散乱して、反射光が得られないためにナノトポグラフィの測定を行うことが容易ではないという問題があった。したがって、例えば、研削装置のうちの1つである両頭研削装置を用いて研削加工したワーク12の研削加工面は、ナノトポグラフィ以外にうねりや粗さが存在しており平滑面でないために、ナノトポグラフィの測定を行うことが必ずしも容易ではなかった。一方、先の従来技術で述べたように、ナノトポグラフィは、半導体デバイス製造工程の1つであるCMP工程において問題となるため、研削加工によりワーク12の表面に発生したナノトポグラフィがCMP工程後のワーク12の表面形状にどのような影響を及ぼすかを把握し、ワーク12を研削加工する際にナノトポグラフィが発生しないように対処することは重要である。
【0008】
そこで本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、被測定部材の表面が平滑でない場合においても、表面形状の測定を行うことができ、かつ研磨工程後の被測定部材のナノトポグラフィを予測することのできる、表面形状の測定方法、表面形状の測定プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴とするものである。
【0010】
請求項1記載の発明では、うねり、粗さ及びナノトポグラフィに対応する成分を含んだ被測定部材の表面形状を表面形状測定装置により測定して、表面形状データを取得する工程と、前記ナノトポグラフィに対応する空間波長の帯域を通過させるフィルタにより前記表面形状データに対してフィルタ処理を行なって、前記ナノトポグラフィに対応した成分を取得する工程とを備えたことを特徴とする表面形状の測定方法により、解決できる。
【0011】
上記発明によれば、うねり、粗さ及びナノトポグラフィに対応する成分を含んだ被測定部材の表面形状を測定して、表面形状データを取得することができる。また、ナノトポグラフィに対応する空間波長の帯域を通過させるフィルタにより、表面形状データをフィルタ処理することでナノトポグラフィに対応した成分を取り出して、ナノトポグラフィの評価を行うことができる。
【0012】
請求項2記載の発明では、前記被測定部材は、カップ型砥石の研削動作面が前記被測定部材の中心を通過する研削装置により研削加工されており、前記被測定部材の表面の中心を通る1軸方向に対しての表面形状の測定を行なって、前記表面形状データを取得することを特徴とする請求項1に記載の表面形状の測定方法により、解決できる。
【0013】
上記発明によれば、カップ型砥石の研削動作面が被測定部材の中心を通過して被測定部材の研削加工を行う研削装置を用いて被測定部材を研削加工することにより、被測定部材の半径方向に対する加工状態が被測定部材の全周において略等しくすることができる。したがって、被測定部材の表面の中心を通る1軸方向に対して測定を行うことで2つの半径方向に対しての表面形状データが取得され、この表面形状データから被測定部材の表面に存在するナノトポグラフィを把握することができる。さらに、被測定部材の表面全てを測定する場合と比較して測定時間を短縮することができる。
【0014】
請求項3記載の発明では、前記フィルタは、研磨工程において除去可能な前記粗さに対応した成分を、前記表面形状データから取り除くことを特徴とする請求項1に記載の表面形状の測定方法により、解決できる。
【0015】
上記発明によれば、フィルタを用いることで、研磨工程において除去可能な粗さに対応した成分が表面形状データから取り除かれるため、被測定部材を研磨加工することなく、研磨加工された被測定部材の表面のナノトポグラフィを評価することができる。
【0016】
請求項4記載の発明では、前記フィルタのカットオフ波長の長さに対応した外挿データを、前記表面形状データに結合させる外挿処理を行い、結合データを取得する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の表面形状の測定方法により、解決できる。
【0017】
上記発明によれば、被測定部材の表面の測定端部からフィルタのカットオフ波長の長さに対応した外挿データを、表面形状データに結合させる外挿処理を行うことにより、被測定部材の表面の測定端部からフィルタのカットオフ波長の長さまでの領域のナノトポグラフィの評価を行うことができる。
【0018】
請求項5記載の発明では、コンピュータに、うねり、粗さ及びナノトポグラフィに対応する成分を含んだ被測定部材の表面形状を表面形状測定装置により測定して、表面形状データを取得するステップと、前記ナノトポグラフィに対応する空間波長の帯域を通過させるフィルタにより前記表面形状データに対してフィルタ処理を行なって、前記ナノトポグラフィに対応した成分を取得するステップとを実行させるための表面形状の測定プログラムにより、解決できる。
【0019】
上記発明によれば、表面形状の測定プログラムによりコンピュータは、うねり、粗さ及びナノトポグラフィに対応する成分を含んだ被測定部材の表面形状データを取得後に、ナノトポグラフィに対応する空間波長の帯域を通過させるフィルタを用いて、表面形状データに対してフィルタ処理を行うため、表面形状データからナノトポグラフィに対応した成分を取り出すことができ、ナノトポグラフィの評価を行うことができる。
【0020】
請求項6記載の発明では、コンピュータに、うねり、粗さ及びナノトポグラフィに対応する成分を含んだ被測定部材の表面形状を表面形状測定装置により測定して、表面形状データを取得するステップと、前記ナノトポグラフィに対応する空間波長の帯域を通過させるフィルタにより前記表面形状データに対してフィルタ処理を行なって、前記ナノトポグラフィに対応した成分を取得するステップとを実行させるための表面形状の測定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体により、解決できる。
【0021】
上記発明によれば、表面形状の測定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に基づいて、コンピュータは、うねり、粗さ及びナノトポグラフィに対応した成分を含んだ被測定部材の表面形状データを取得後に、ナノトポグラフィに対応する空間波長の帯域を通過させるフィルタを用いて、表面形状データに対してフィルタ処理を行うため、表面形状データからナノトポグラフィに対応した成分を取り出すことができ、ナノトポグラフィの評価を行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
【0023】
本実施例では、両頭研削装置で研削加工した被測定部材であるワークのナノトポグラフィを測定する場合を例に挙げて説明する。そこで説明の便宜上、始めに両頭研削装置の構成についての説明をし、その後、本実施例に用いた表面形状測定装置の構成及び表面形状の測定方法についての説明を行うものとする。
【0024】
図2を参照して、両頭研削装置の構成について説明する。図2は、両頭研削装置の概略図である。なお、図2中に示したワーク29の左側と右側とに示した構成は同一構成であるので、同図中の左側の構成には符号aを添記し、同図中の右側の構成には符号bを添記して、主に同図中の左側の構成についての説明を行い、符号bを添記した構成についての説明は省略する。
【0025】
両頭研削装置は、大略すると研削主軸37a,37b、研削主軸移動手段35a,35bと、サドル36a,36bと、架台34とにより構成されている。研削主軸37aの一方の端部にはカップ型砥石38aが形成されており、他方の端部はサドル36aが形成されている。カップ型砥石38aのワーク29と接触する部分には、研削動作面41aが形成されている。サドル36aは、移動可能な状態で架台34に配設されている。
【0026】
サドル36aの研削主軸37aが配設されている側と反対側には研削主軸移動手段35aが配設されている。研削主軸移動手段35aにより、カップ型砥石38aと研削主軸37aとサドル36aとは一体に架台34上を同図中に示した矢印の方向へ移動する。なお、ワーク29は、図示していないワーク保持器により回転可能な状態で保持されている。ワーク29を研削加工する際には、ワーク29と砥石38a,38bとは共に回転した状態にある。
【0027】
次に、図3を参照して、研削加工する際のカップ型砥石とワークとの位置関係について説明する。図3は、研削加工時のカップ型砥石とワークの位置関係を示した図である。
【0028】
図3に示すように、カップ型砥石38aにはワーク29と接触して、ワーク29の研削加工を行う研削動作面41aが形成されている。研削加工時において研削動作面41aが、常にワーク29の中心Dを通過することによりワーク29は研削加工されるため、研削加工されたワーク29の半径方向に対する加工状態はワーク29の全周において略等しくなる。この加工状態には、うねり、粗さ及びナノトポグラフィに対応する成分が含まれており、ワーク29の半径方向に対するナノトポグラフィはワーク29の全周において略等しくなる。
【0029】
次に、図4を参照して、本発明の実施例である表面形状測定装置の構成について説明する。本実施例では、上記した両頭研削装置で研削加工処理が行われた、半径方向に対するナノトポグラフィの発生が全周において略等しいワーク29を測定対象としている。図4は、本発明の一実施例である表面形状測定装置の概略図である。
【0030】
同図に示されるように、表面形状測定装置30は大略すると、測定部32と、コンピュータ31とにより構成されている。
【0031】
測定部32は、ワーク29の研削加工面を測定して、表面形状データを取得するためのものである。コンピュータ31は、測定部32により測定した表面形状データを記憶し、後述するフィルタ処理を行なって、表面形状データからナノトポグラフィの成分を取り出し、ナノトポグラフィの形状を出力表示するためのものである。
【0032】
コンピュータ31には、記録媒体読み取り部33が設けられている。本発明を実施するための表面形状測定装置のナノトポグラフィの測定方法に関するプログラムは、記録媒体40に格納されている。よって、この記録媒体40を、記録媒体読み取り部33に挿入してプログラムを読み取り実行することにより、ナノトポグラフィの評価を行うことができる。なお、記録媒体40には、CD−ROM,フロッピー(登録商標)ディスク,光磁気ディスク(MO)等のデータを光学的、電気的或いは磁気的に記録する記録媒体を用いることができる。
【0033】
測定部32は、大略すると、架台21と、ステージ23と、X軸駆動装置22と、X軸用スライダ24と、Z軸駆動装置25と、支持フレーム26と、測定部フレーム27と、測定子28とにより構成されている。
【0034】
架台21には、ワーク29を固定させるためのステージ23と、X軸駆動装置22と、X軸用スライダ24とが配設されている。X軸用スライダ24には、移動可能な状態で支持フレーム26が配設されている。X軸駆動装置22は、X軸用スライダ24を介して支持フレーム26をX1,X2方向へ移動させるためのものである。
【0035】
支持フレーム26は、X1,X2方向に移動可能な状態でX軸用スライダ24に配設されている。支持フレーム26には、Z1,Z2方向に移動可能な状態で測定部フレーム27が配設されている。測定部フレーム27の一方の端部には、Z軸駆動装置25が配設されており、他方の端部には、測定子28が配設されている。Z軸駆動装置25は、測定部フレーム27をZ1,Z2方向に移動させるためのものである。測定子28は、ワーク29の表面形状の測定を行うためのものである。測定子の性能としては直線性0.1μm以下、分解能10μm以下、スポット面積2mm以下の条件を全て満たしていれば良い。なお、本実施例では、測定子に接触式位置センサを適用した測定部32を用いた。また、上記測定子の性能を満たし、かつワーク29の一軸方向に対して測定可能であれば、どのような測定部32を用いても良い。さらに、接触式位置センサの代わりにレーザ変位計、静電容量変位計、光ファイバー変位計等を適用した測定部32を用いても良い。
【0036】
このように、表面形状を測定する際に、接触式位置センサを用いることで、うねり、粗さ及びナノトポグラフィに対応する成分が含まれたワーク29の表面形状を測定することができる。また、研削動作面41aが、常にワーク29の中心Dを通過する両頭研削装置を用いてワーク29を研削加工した場合には、ワーク29の研削加工表面の全ての領域に対して表面形状の測定を行う必要は無く、ワーク29の中心を通る1軸方向に対して表面形状の測定及び表面形状データの取得を行えば良い。また、ワーク29の表面の中心を通る1軸方向に対して測定を行うため、ワーク29の表面の全ての領域を測定する場合と比較して測定時間を大きく短縮することができる。なお、ワーク29の半径方向について表面形状の測定を行っても良い。
【0037】
次に、図5を参照して、表面形状データの外挿処理及びフィルタ処理について説明する。図5は、本実施例のフローチャートを示した図である。なお、図5においては、図2及び図3において説明した両頭研削装置を用いて研削加工したワーク29を用いて以下の説明を行う。
【0038】
始めに、STEP45において、測定部32を用いてワーク29の表面の中心を通る1軸方向に対して測定を行い、コンピュータ31に表面形状データが記憶される。
【0039】
ここで、表面形状データについて説明する。図6は、表面形状データの一部分を示した図であり、図7は、図6に示した表面形状データに含まれる粗さに関する成分を示した図であり、図8は、図6に示した表面形状データに含まれるうねり成分とナノトポグラフィの成分とを示した図である。
【0040】
図6に示した表面形状データである波形Jには、粗さ、うねり及びナノトポグラフィに関する成分が含まれている。図7に示した波形Kは、図6に示した表面形状データから粗さに対応する成分を取り出したものである。図8に示した波形Lは、図6に示した表面形状データからうねり及びナノトポグラフィに対応する成分を取り出したものである。図8に示した範囲M1,M2は、うねりとナノトポグラフィの両方の成分が存在している波形Lを示しており、範囲M1,M2以外の波形Lは、うねりに対応する成分を示している。図6に示した波形Jは、波形Kと波形Lとを合わせたものであり、波形Lからうねりの成分を除去することでナノトポグラフィに対応する成分を取り出すことができる。なお、図7及び図8は、うねり、粗さ及びナノトポグラフィについて説明するための図である。本実施例ではフィルタ処理により表面形状データからうねりに対応する成分を除去後、粗さに対応する成分を除去して、ナノトポグラフィに対応する成分を取り出す方法について以下に説明を行う。
【0041】
次に、STEP46の処理により、コンピュータ31により表面形状データの外挿処理を行う。
【0042】
ここで、図9乃至図11を参照して、外挿処理について説明を行う。図9は、ワークの直径方向の表面形状データの波形を示した図である。なお、図9中に示したEはワークの直径、Hは表面形状測定装置を用いて測定した表面形状データの波形、Uは波形Hの基準面からの高さを示しており、高さUは数μm〜数10μmである。
【0043】
図10は、図9に示した表面形状データをカットオフ波長が20mmのハイパスフィルタ処理した際の波形を示した図である。なお、図10中に示したFは、ハイパスフィルタ処理によるエッジ効果が発生している範囲(測定端〜20mmの範囲)を示しており、Gは波形がエッジ効果により波形が下がっている部分を示している。同図中に示したVはフィルタ処理後の波形の基準面からの高さを示しており、Wはフィルタ処理後の波形のGの部分の高さを示している。また、高さVは数10nm〜数100nm、高さWは数100nm〜数μmである。
【0044】
図11は、図9に示した表面形状データに対して外挿データを結合させた結合データの波形を示した図である。なお、図11中に示したIは結合データの波形を示しており、F1は外挿データが結合された範囲を示している。また、FとF1の範囲の大きさはF≦F1である。
【0045】
図9に示すような表面形状データの波形Hに対して、カットオフ波長が20mmのハイパスフィルタ処理を行った場合には、図10に示すように、ワーク29の測定端からフィルタのカットオフ波長20mmの範囲において、エッジ効果Gが発生する。このエッジ効果Gが存在したデータでは、ワーク29の測定端〜20mmの範囲のナノトポグラフィを評価することができないため、図11に示すように、あらかじめ表面形状データに外挿データ(範囲F1に示したデータ)を結合させて結合データを作成する。
【0046】
なお、外挿データの形成方法は、例えば、表面形状データの基本空間波長をワーク29の直径Eとするフーリエ級数から形成する方法を用いて良い。この場合の基本空間波長は、ワーク29の直径Eの2倍の値が好ましい。外挿データの形成方法は、先の図9乃至図11で説明したような外挿データが形成できれば良くこれに限定されるものではない。
【0047】
このように、表面形状データと外挿データとを結合させた結合データを作成することにより、ワーク29の外周近傍に近い範囲Fのナノトポグラフィの評価を行うことができる。
【0048】
次に、STEP47の処理においては、コンピュータ31は、結合データに対してカットオフ波長が20mmのハイパスフィルタ処理を行い、第1のデータが取得される。
【0049】
ここで、ハイパスフィルタ及びハイパスフィルタ処理について説明する。図12は、第1のデータの波形を示した図である。ハイパスフィルタは、ダブルガウシャンフィルタと2次アナログフィルタベースのIIRフィルタとにより設計されている。ハイパスフィルタには、カットオフ波長が20〜50mmの範囲ものを目的に応じて用いることができる。
【0050】
結合データをハイパスフィルタ処理することにより、結合データに含まれるうねりに関する成分が除去され、粗さの成分とナノトポグラフィの成分とを含んだ第1のデータが取得されて、図12に示すような波形Nを得ることができる。波形Nの範囲P1,P2においては、粗さの成分とナノトポグラフィの成分とが含まれており、波形Nの範囲P1,P2以外の範囲には、粗さの成分が存在している。なお、ハイパスフィルタと同様な性能を有するカットオフ波長が20〜50mmのバンドパスフィルタを用いても良い。
【0051】
続いて、STEP48の処理においては、第1のデータに対してカットオフ波長が0.2mmのロウパスフィルタ処理を行い、第2のデータが取得される。
【0052】
ここで、ロウパスフィルタ及びロウパスフィルタ処理について説明する。図13は、第1のデータをハイパスフィルタ処理した際の波形を示した図である。ロウパスフィルタは、ダブルガウシャンフィルタ、2次アナログフィルタベースのIIRフィルタ及び周波数特定近似FIRフィルタにより設計されている。図13は、第2のデータの波形を示した図である。ロウパスフィルタには、カットオフ波長が0.2〜20mmの範囲ものを目的に応じて用いることができる。粗さの成分とナノトポグラフィの成分とを含んだ第1のデータをロウパスフィルタ処理することにより、第1のデータに含まれる粗さの成分が除去されて、ナノトポグラフィの成分である第2のデータが取得され、図13に示すような波形Qを得ることができる。波形Qの範囲R1,R2がナノトポグラフィを示している。
【0053】
さらに、ロウパスフィルタに研磨工程において除去できる粗さの成分を設定することも可能である。次に、この場合のロウパスフィルタの設計方法について説明する。始めに、研磨加工前後のワーク29の表面形状の測定を行い、2つの表面形状データを取得する。次に、2つの表面形状データをフーリエ変換して、それぞれの空間波長の増幅度成分を比較する。ここで、研磨加工後の表面形状データにおいて減衰している波長成分が、研磨工程で除去可能な粗さ成分である。
【0054】
このようにして得られた空間周波数毎の伝達特性を近似する周波数特性近似フィルタを設計してロウパスフィルタに適用することで、研磨加工を行うこと無く、研磨加工後のワーク29の表面に残るナノトポグラフィを評価することができる。また、研磨工程で問題となる種類のナノトポグラフィを、研削工程の段階で把握することができ、研削加工条件等を最適化してナノトポグラフィを改善することが可能である。なお、研磨工程における粗さ成分の除去性能は、研磨布の弾性係数、スラリー濃度、主軸回転数、加工圧力等の研磨加工パラメータに依存する。したがって、上記研磨加工パラメータについて十分な評価を行い、周波数特性近似フィルタを作成することで、より高精度なナノトポグラフィの評価を行うことができる。
【0055】
STEP49では、先に説明した図13に示すような、表面形状データからうねり及び粗さ成分が除去されたナノトポグラフィに対応した成分が出力される。
【0056】
このように、うねり、粗さ及びナノトポグラフィに対応する成分が含まれた表面形状データに対して、ハイパスフィルタとロウパスフィルタとを組み合わせたフィルタ処理を行うことにより、表面形状データからナノトポグラフィに対応した成分を取り出すことができ、ナノトポグラフィの評価を行うことができる。
【0057】
なお、本実施例では、STEP47ではハイパスフィルタによるハイパスフィルタ処理を行い、STEP48ではロウパスフィルタによるロウパスフィルタ処理を行なったが、バンドパスフィルタを用いてSTEP47とSTEP48のフィルタ処理を同時に行った場合においても本実施例と同様に、表面形状データからナノトポグラフィに対応した成分を取り出すことができ、ナノトポグラフィの評価を行うことができる。本実施例では、ナノトポグラフィの測定方法を、両頭研削装置により研削加工した被測定部材を用いて説明したが、本発明による表面形状の測定方法は、両頭研削装置以外の研削装置、研磨装置及び成膜等の半導体装置において加工された被測定物のナノトポグラフィの測定においても同様な効果を得ることができる。
【0058】
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0059】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、うねり、粗さ及びナノトポグラフィに対応する成分を含んだ被測定部材の表面形状を測定して、表面形状データを取得することができる。また、ナノトポグラフィに対応する空間波長の帯域を通過させるフィルタにより、表面形状データをフィルタ処理することでナノトポグラフィに対応した成分を取り出して、ナノトポグラフィの評価を行うことができる。
【0060】
請求項2記載の発明によれば、被測定部材の半径方向に対する加工状態が被測定部材の全周において略等しくすることができる。したがって、被測定部材の表面の中心を通る1軸方向に対して測定を行うことで2つの半径方向に対しての表面形状データが取得され、この表面形状データから被測定部材の表面に存在するナノトポグラフィを把握することができる。さらに、被測定部材の表面全てを測定する場合と比較して測定時間を短縮することができる。
【0061】
請求項3記載の発明によれば、フィルタを用いることで、研磨工程において除去可能な粗さに対応した成分が表面形状データから取り除かれるため、被測定部材を研磨加工することなく、研磨加工された被測定部材の表面のナノトポグラフィを評価することができる。
【0062】
請求項4記載の発明によれば、外挿データを、表面形状データに結合させる外挿処理を行うことにより、被測定部材の表面の測定端部からフィルタのカットオフ波長の長さまでの領域のナノトポグラフィの評価を行うことができる。
【0063】
請求項5記載の発明によれば、表面形状の測定プログラムによりコンピュータは、うねり、粗さ及びナノトポグラフィに対応する成分を含んだ被測定部材の表面形状データを取得後に、ナノトポグラフィに対応する空間波長の帯域を通過させるフィルタを用いて、表面形状データに対してフィルタ処理を行うため、表面形状データからナノトポグラフィに対応した成分を取り出すことができ、ナノトポグラフィの評価を行うことができる。
【0064】
請求項6記載の発明によれば、表面形状の測定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に基づいて、コンピュータは、うねり、粗さ及びナノトポグラフィに対応した成分を含んだ被測定部材の表面形状データを取得後に、ナノトポグラフィに対応する空間波長の帯域を通過させるフィルタを用いて、表面形状データに対してフィルタ処理を行うため、表面形状データからナノトポグラフィに対応した成分を取り出すことができ、ナノトポグラフィの評価を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の光学式表面形状測定装置の測定部の構成を示した図である。
【図2】両頭研削装置の概略図である。
【図3】研削加工時のカップ型砥石とワークの位置関係を示した図である。
【図4】本発明の実施例である表面形状測定装置の概略図である。
【図5】本実施例のフローチャートを示した図である。
【図6】表面形状データの一部分を示した図である。
【図7】図6に示した表面形状データに含まれる粗さに関する成分を示した図である。
【図8】図6に示した表面形状データに含まれるうねり成分とナノトポグラフィの成分とを示した図である。
【図9】ワークの直径方向の表面形状データの波形を示した図である。
【図10】図9に示した表面形状データをカットオフ波長が20mmのハイパスフィルタ処理した際の波形を示した図である。
【図11】図9に示した表面形状データに対して外挿データを結合させた結合データの波形を示した図である。
【図12】第1のデータの波形を示した図である。
【図13】第2のデータの波形を示した図である。
【符号の説明】
11、23 ステージ
12、29 ワーク
13 第1のレンズ
14 ピンホール
15 第2のレンズ
16 CCDカメラ
21、34 架台
22 X軸駆動装置
24 X軸用スライダ
25 Z軸駆動装置
26 支持フレーム
27 測定部フレーム
28 測定子
30 表面形状測定装置
31 コンピュータ
32 測定部
33 記録媒体読み取り部
35a、35b 研削主軸移動手段
36a、36b サドル
37a、37b 研削主軸
38a、38b カップ型砥石
40 記録媒体
41a、41b 研削動作面

Claims (6)

  1. うねり、粗さ及びナノトポグラフィに対応する成分を含んだ被測定部材の表面形状を表面形状測定装置により測定して、表面形状データを取得する工程と、
    前記ナノトポグラフィに対応する空間波長の帯域を通過させるフィルタにより前記表面形状データに対してフィルタ処理を行なって、前記ナノトポグラフィに対応した成分を取得する工程とを備えたことを特徴とする表面形状の測定方法。
  2. 前記被測定部材は、カップ型砥石の研削動作面が前記被測定部材の中心を通過する研削装置により研削加工されており、前記被測定部材の表面の中心を通る1軸方向に対しての表面形状の測定を行なって、前記表面形状データを取得することを特徴とする請求項1に記載の表面形状の測定方法。
  3. 前記フィルタは、研磨工程において除去可能な前記粗さに対応した成分を、前記表面形状データから取り除くことを特徴とする請求項1に記載の表面形状の測定方法。
  4. 前記フィルタのカットオフ波長の長さに対応した外挿データを、前記表面形状データに結合させる外挿処理を行い、結合データを取得する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の表面形状の測定方法。
  5. コンピュータに、
    うねり、粗さ及びナノトポグラフィに対応する成分を含んだ被測定部材の表面形状を表面形状測定装置により測定して、表面形状データを取得するステップと、
    前記ナノトポグラフィに対応する空間波長の帯域を通過させるフィルタにより前記表面形状データに対してフィルタ処理を行なって、前記ナノトポグラフィに対応した成分を取得するステップとを実行させるための表面形状の測定プログラム。
  6. コンピュータに、
    うねり、粗さ及びナノトポグラフィに対応する成分を含んだ被測定部材の表面形状を表面形状測定装置により測定して、表面形状データを取得するステップと、
    前記ナノトポグラフィに対応する空間波長の帯域を通過させるフィルタにより前記表面形状データに対してフィルタ処理を行なって、前記ナノトポグラフィに対応した成分を取得するステップとを実行させるための表面形状の測定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2003001344A 2003-01-07 2003-01-07 表面形状の測定方法、表面形状の測定プログラム及び記録媒体 Pending JP2004214505A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003001344A JP2004214505A (ja) 2003-01-07 2003-01-07 表面形状の測定方法、表面形状の測定プログラム及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003001344A JP2004214505A (ja) 2003-01-07 2003-01-07 表面形状の測定方法、表面形状の測定プログラム及び記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004214505A true JP2004214505A (ja) 2004-07-29

Family

ID=32819388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003001344A Pending JP2004214505A (ja) 2003-01-07 2003-01-07 表面形状の測定方法、表面形状の測定プログラム及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004214505A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006018961A1 (ja) * 2004-08-17 2006-02-23 Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. 半導体ウェーハの測定方法、その製造工程の管理方法、及び半導体ウェーハの製造方法
WO2006109502A1 (ja) * 2005-04-08 2006-10-19 Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. 半導体ウエーハの評価方法及び評価装置並びに半導体ウエーハの製造方法
JP2007095987A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Shin Etsu Handotai Co Ltd 半導体ウェーハの製造方法及び研削装置
KR100774558B1 (ko) 2006-11-10 2007-11-08 주식회사 실트론 나노토포그래피 측정방법
JP2009027095A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Sumco Techxiv株式会社 半導体ウェハの評価方法、半導体ウェハの研削方法、及び半導体ウェハの加工方法
JP2009295889A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Sumco Corp 半導体ウェーハの湾曲判定方法、膜付きウェーハの製造方法
US7810383B2 (en) 2005-04-08 2010-10-12 Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. Method for evaluating semiconductor wafer, apparatus for evaluating semiconductor wafer, and method for manufacturing semiconductor wafer
JP7075529B1 (ja) 2021-06-11 2022-05-25 日本碍子株式会社 複合基板および複合基板の製造方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006018961A1 (ja) * 2004-08-17 2006-02-23 Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. 半導体ウェーハの測定方法、その製造工程の管理方法、及び半導体ウェーハの製造方法
WO2006109502A1 (ja) * 2005-04-08 2006-10-19 Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. 半導体ウエーハの評価方法及び評価装置並びに半導体ウエーハの製造方法
JP2006294774A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Shin Etsu Handotai Co Ltd 半導体ウエーハの評価方法及び評価装置並びに半導体ウエーハの製造方法
US7810383B2 (en) 2005-04-08 2010-10-12 Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. Method for evaluating semiconductor wafer, apparatus for evaluating semiconductor wafer, and method for manufacturing semiconductor wafer
JP4606231B2 (ja) * 2005-04-08 2011-01-05 信越半導体株式会社 半導体ウエーハの評価方法及び評価装置並びに半導体ウエーハの製造方法
JP2007095987A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Shin Etsu Handotai Co Ltd 半導体ウェーハの製造方法及び研削装置
KR100774558B1 (ko) 2006-11-10 2007-11-08 주식회사 실트론 나노토포그래피 측정방법
JP2009027095A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Sumco Techxiv株式会社 半導体ウェハの評価方法、半導体ウェハの研削方法、及び半導体ウェハの加工方法
JP2009295889A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Sumco Corp 半導体ウェーハの湾曲判定方法、膜付きウェーハの製造方法
JP7075529B1 (ja) 2021-06-11 2022-05-25 日本碍子株式会社 複合基板および複合基板の製造方法
WO2022259627A1 (ja) * 2021-06-11 2022-12-15 日本碍子株式会社 複合基板および複合基板の製造方法
JP2022189405A (ja) * 2021-06-11 2022-12-22 日本碍子株式会社 複合基板および複合基板の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4230674B2 (ja) 欠陥検査装置およびその方法
CN103226108B (zh) 表面检查方法和表面检查装置
JP4500641B2 (ja) 欠陥検査方法およびその装置
JP4258058B2 (ja) 円盤状記録媒体の検査装置及び検査方法
JP2007520721A (ja) 非振動式接触電位プローブを使用した表面検査
Menapace et al. MRF applications: measurement of process-dependent subsurface damage in optical materials using the MRF wedge technique
JP2004214505A (ja) 表面形状の測定方法、表面形状の測定プログラム及び記録媒体
CN102077279A (zh) 磁盘用基板以及磁盘
CN109059810A (zh) 固结磨料磨具表面地貌检测方法及装置
WO2014164935A1 (en) Enhanced inspection and metrology techniques and systems using bright-field differential interference contrast
JP5337578B2 (ja) 微細凹凸パターンの欠陥判定方法、および、パターンドメディアの欠陥判定方法
US6613591B1 (en) Method of estimating post-polishing waviness characteristics of a semiconductor wafer
JP2000263391A (ja) 表面形状評価方法およびこれを用いた高精度平滑研磨方法
JP5117054B2 (ja) 磁気ディスク用ガラス基板の内径測定装置、磁気ディスク用ガラス基板の内径測定方法、磁気ディスク用ガラス基板の製造方法および磁気ディスク製造方法
JP6373233B2 (ja) 半導体ウェハの加工ダメージ評価方法
JP4652370B2 (ja) 欠陥検査装置およびその方法
TWM461144U (zh) 探針清潔裝置
JP3736361B2 (ja) 異物特定方法、異物特定装置、および発塵源特定方法
JP2012142050A (ja) 磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法
JP2021166265A (ja) シリコンウェーハのdic欠陥の形状測定方法及び研磨方法
JP2010223964A (ja) 欠陥検査装置およびその方法
JP2007305286A (ja) ディスク欠陥検査方法、突起検査装置およびグライドテスタ
TWI774300B (zh) 一種晶圓的邊緣粗糙度的測量方法及裝置
JP2006105919A (ja) 表面形状測定装置
JP2020046491A (ja) 異物除去方法、検査方法、露光方法、異物除去装置、検査装置及び露光装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20050408

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20080129

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20080603

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02