JP2004213132A - 印刷システム、プリンタドライバ導入方法、プリンタドライバ配信用コンピュータプログラム、記録媒体及びプリンタドライバ配信サーバ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】配信ソフト17を起動すると、配信先リスト15に所定の形式で記述・指示された、配信先PC、プリンタドライバ、設定ファイル(ドライバの初期設定)の各名前など、配信単位の配信情報を読み取り、その指示に従い、HDDからインストーラ11、プリンタドライバファイル12、設定ファイル13を取り出す。これらのファイルは指定された配信先PC20に配信され、配信後、サーバ10からのリモート関数呼び出しで、PC20の配信したインストーラを起動し、同時に設定ファイルを読込む指示を与え、指定の初期設定でプリンタドライバを導入する。
【選択図】 図1
Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、プリンタドライバの導入システムに関し、より特定すれば、PC(Personal Computer)等で用いるプリンタドライバをネットワーク接続されたサーバより配信する導入方法とし、この方法による際にサーバの指示に従って印刷条件を任意の設定で導入することを可能にする手段を備えた印刷システム、プリンタドライバ導入方法、プリンタドライバ配信用コンピュータプログラム、該プログラムを記録した記録媒体及びプリンタドライバ配信サーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、プリンタとプリンタに対し印刷要求を行うホストコンピュータ(PC)とをネットワーク接続した印刷システムは一般的に利用され、広く知られるところである。こうした印刷システムでは、ホストPCは、印刷要求の送信先であるプリンタに適合するデータ形式で印刷コマンドを生成するために、PCのOS(Operation System)上で動作する、そのプリンタ用のプリンタドライバを搭載する必要がある。
このような印刷システムにおいて、プリンタが新規に投入されるとそれに対応してプリンタドライバを新規導入し、又プリンタドライバがバージョンアップされたときに、バージョンの変更を行うが、この操作をネットワークを利用して行うという方法が従来から用いられている。
こうしたプリンタドライバの導入法を、多数のPC・プリンタにより構成する大規模な印刷システムに適用する場合、利用するプリンタ数の数倍〜数十倍のPCに対して、プリンタドライバを導入する必要があるが、プリンタドライバを導入するためには、全ての各PCをAdministrator権限で起動し、適切なドライバと接続プリンタのポートなどの設定を全て手作業で入力して実施する必要があり、大幅なコストと時間を要している。
この方法による場合に、全てのPCやプリンタがTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルでネットワーク接続されていても、利用拠点が遠隔地で複数箇所に及ぶ場合は、距離に伴う時間やコスト増がさらに発生することになる。
そこで、ネットワークを利用してプリンタドライバの新規導入やバージョンの変更を行う場合に生じる上述の問題を解決するために、プリンタドライバを複数PCに一括導入するための方法や、又導入済みのプリンタドライバのバグなどにより、ドライバを更新する際も同じようなニーズから一括更新するための方法について提案がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の一括導入法では、導入されるプリンタドライバの設定は初期状態のまま、即ちプリンタにオプション設置される機能などを利用するための設定などの特別な設定を含まない状態で導入される。従って、このままでは、オプション設置されたものなどがその機能を十分に発揮できない。
そこで、プリンタと各PC間の双方向通信により、プリンタの構成情報を自動取得して、プリンタドライバの設定を自動で変える機能を用意することにより、この不都合を解消できるようにする方法を用いるようにしているが、双方向通信はプロトコルや接続環境などに制約条件があるため、プリンタと各PC個々の間では必ずしも条件が整わない場合が生じることがあり、制約条件が整わないと導入後に手動で各PC内のドライバの設定を変更する必要があり、一括導入を不充分なものとする。
ところで、印刷システムの管理者がシステム内のPC端末(ユーザ端末のPCであっても良い)からプリンタを利用する各端末における印刷条件の設定の初期値を変更しておきたいというニーズは高い。例えば、決まった帳票しか印刷しないので、デフォルト値として設定する用紙のサイズはB5にしたい、印刷モードの設定をカラー/モノクロのいずれかに制限したい、印刷枚数制限(隠れた機能として一般には公開されていない)などを初期状態で有効にしたい、といった設定条件などを含め、プリンタに初期値として設定される各種の動作条件が対象となる。こうしたニーズに対しても上記した一括導入法は不充分な方法といわざるを得ない。
本発明は、複数のコンピュータからネットワークを介してプリンタへ印刷要求を送信する印刷システムにおける上述の従来技術の問題を解決すべくなされたものであって、その目的は、システム内の各コンピュータにインストールするプリンタドライバを一括管理する手段を設け、この管理手段からネットワークを利用して各コンピュータに対し任意のプリンタドライバを任意の初期設定で導入することができるようにする印刷システム、印刷方法、プリンタドライバ配信サーバ、プリンタドライバ配信用プログラム及び該プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、プリンタへネットワークを介して複数のコンピュータから印刷要求を送信することを可能にした印刷システムであって、コンピュータにプリンタドライバを配信するサーバを前記ネットワーク上に設け、該サーバは、印刷条件設定データを記述した設定ファイルと、該設定ファイルの読み込み手段を持つプリンタドライバと、プリンタドライバを設定ファイルの印刷条件を付与した形態でコンピュータにインストールするためのインストーラを配信先のコンピュータを指定して配信する手段を有したことを特徴とする印刷システムである。
請求項2の発明は、請求項1に記載され印刷システムであって、前記配信手段は、コンピュータに配信した前記インストーラを設定ファイルの指定をして起動する手段を有したことを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載され印刷システムであって、前記配信手段は、配信単位ごとに任意のプリンタドライバを指定可能としたことを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載され印刷システムであって、前記配信手段は、配信単位ごとに設定ファイルの印刷条件設定データを任意に変更可能としたことを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載され印刷システムであって、プリンタドライバによって印刷要求に設定する印刷条件データの保存機能を該プリンタドライバに装備し、前記設定ファイルを該印刷条件データの保存機能を用いて作成することを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載された印刷システムであって、前記配信手段は、複数の配信単位をまとめて記載したリストを保有し、リストに記載された配信先に一括して配信するようにしたことを特徴とするものである。
請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載され印刷システムであって、前記インストーラは、対象コンピュータに旧バージョンがインストールされているか否かをチェックし、チェック結果に対応して新規もしくは更新インストールを実行可能とする手段を有したことを特徴とするものである。
請求項8の発明は、請求項1乃至7のいずれかに記載され印刷システムであって、前記サーバは、導入対象となる各コンピュータにおけるOSの起動を検知し、検知したOSの起動にタイミングを合わせて配信処理を行うことを特徴とするものである。
【0005】
請求項9の発明は、プリンタへネットワークを介して複数のコンピュータから印刷要求を送信することを可能にした印刷システムにおけるコンピュータにプリンタドライバをネットワーク経由で導入するプリンタドライバ導入方法であって、印刷条件設定データを記述した設定ファイル、該設定ファイルの読み込み手段を持つプリンタドライバ、前記プリンタドライバを設定ファイルの印刷条件を付与した形態でコンピュータにインストールするためのインストーラそれぞれを揃えて、指定したコンピュータに配信することによりプリンタドライバを導入するようにしたことを特徴とするプリンタドライバ導入方法である。
請求項10は、請求項9に記載されたプリンタドライバ導入方法であって、コンピュータに配信した前記インストーラの起動を設定ファイルの指定をしてネットワーク経由で行うようにしたことを特徴とする方法である。
請求項11の発明は、請求項9又は10に記載されたプリンタドライバ導入方法であって、配信する前記プリンタドライバを配信単位ごとに任意に指定可能としたことを特徴とする方法である。
請求項12の発明は、請求項9乃至11のいずれかに記載されたプリンタドライバ導入方法であって、配信する前記設定ファイルの印刷条件設定データを配信単位ごとに任意に変更可能としたことを特徴とする方法である。
請求項13の発明は、請求項9乃至12のいずれかに記載されたプリンタドライバ導入方法であって、前記設定ファイルをプリンタドライバに装備した印刷条件データの保存機能を用いて作成することを特徴とする方法である。
請求項14の発明は、請求項9乃至13のいずれかに記載されたプリンタドライバ導入方法であって、複数の配信単位がまとめて記載されたリストに記載された配信先に一括して配信するようにしたことを特徴とする方法である。
請求項15の発明は、請求項9乃至14のいずれかに記載されたプリンタドライバ導入方法であって、インストーラにより導入対象コンピュータに旧バージョンがインストールされているか否かをチェックし、チェック結果に対応して新規もしくは更新インストールを実行可能としたことを特徴とする方法である。
請求項16の発明は、請求項9乃至15のいずれかに記載されたプリンタドライバ導入方法であって、導入対象コンピュータのOSの起動を検知し、検知したコンピュータのOSの起動にタイミングを合わせて配信処理を行うようにしたことを特徴とする方法である。
【0006】
請求項17の発明は、プリンタへネットワークを介して複数のコンピュータから印刷要求を送信することを可能にした印刷システムにおける該コンピュータにプリンタドライバをネットワーク経由で配信する機能をネットワーク上に構築するためのプリンタドライバ配信用コンピュータプログラムであって、配信先リストに記載された配信先コンピュータ名、プリンタドライバのファイル名、設定ファイル名よりなる配信情報を該リストから読み出すステップと、読み出した配信情報に基づいて、印刷条件設定データを記述した設定ファイル、該設定ファイルの読み込み手段を持つプリンタドライバ、該プリンタドライバを設定ファイルの印刷条件を付与した形態でコンピュータにインストールするためのインストーラを格納場所から取り出し、配信先コンピュータを指定して送付するステップの各ステップを実行させることを特徴とするコンピュータプログラムである。
請求項18の発明は、請求項17に記載されたプリンタドライバ配信用コンピュータプログラムであって、送付した前記インストーラを設定ファイル名の指定をして起動するステップを含むことを特徴とするものである。
請求項19の発明は、請求項17又は18に記載されたプリンタドライバ配信用コンピュータプログラムであって、前記設定ファイルをプリンタドライバに装備した印刷条件データの保存機能を用いて作成するステップを含むことを特徴とするものである。
請求項20の発明は、請求項17乃至19のいずれかに記載されたプリンタドライバ配信用コンピュータプログラムであって、プリンタドライバが配信単位ごとに任意に指定され、設定ファイルの印刷条件設定データが配信単位ごとに任意に変更された、複数の配信単位をまとめて記載したリストに記載された配信先に一括して配信するステップを含むことを特徴とするものである。
請求項21の発明は、請求項17乃至20のいずれかに記載されたプリンタドライバ配信用コンピュータプログラムであって、前記インストーラが配信先コンピュータに旧バージョンがインストールされているか否かをチェックし、チェック結果に対応して新規もしくは更新インストールを実行するステップを有したことを特徴とするものである。
【0007】
請求項22の発明は、請求項17乃至21のいずれかに記載されたプリンタドライバ配信用コンピュータプログラムであって、配信先リストに記載された配信先コンピュータ名を配信待ちリストにセットするステップと、配信待ちリストにセットされた配信先コンピュータのOSの起動が通知されてきたタイミングで配信操作を始動するステップ含むことを特徴とするものである。
請求項23の発明は、請求項17乃至22のいずれかに記載されたプリンタドライバ配信用コンピュータプログラムを記録した記録媒体である。
請求項24の発明は、請求項17乃至22のいずれかに記載されたプリンタドライバ配信用コンピュータプログラムを搭載したコンピュータよりなるプリンタドライバ配信サーバである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明は、複数のコンピュータ(PC)からネットワークを介してプリンタへ印刷要求を送信する印刷システムにおいて、システム内の各PCにインストールされるプリンタドライバを一括管理し、各PCに対しプリンタドライバを任意の初期設定で導入することを可能にする機能をネットワーク上に装備することを構成上の基本的な要件とする。
以下の実施形態では、このプリンタドライバを導入するための機能(以下“プリンタドライバ配信機能”という)をネットワークに接続したインストールサーバにより実現する。
なお、インストールサーバは、ネットワーク上で様々な形態で実現することが可能であるが、基本的にはネットワーク接続されるコンピュータに通常装備されているような通信・情報処理手段が用意されれば、そこにプリンタドライバ配信機能を付加することによりインストールサーバを構築することができる。システムの構成としては、インストールサーバを構築したコンピュータ(PC)を独立して設けることも可能であるが、また、印刷コマンドを送信するPC内に構築することも可能である。
本発明を添付する図面とともに示す以下の実施形態に基づき説明する。
図1は、本発明に基づく印刷システムの1実施形態の構成を概略的に示した図である。この実施形態では、基本的なプリンタドライバ配信機能を備えたシステムに係わる形態を例示する。
基本的なプリンタドライバ配信機能は、システム内に存在する配信対象の各PCで用いるプリンタドライバ、各PCへの導入ドライバに対して適用される初期設定条件をそれぞれ一括管理し、各PCに初期設定条件を付与した形態でプリンタドライバをインストールするための配信処理を実行する機能である。
図1に示すように、本実施形態の印刷システムは、複数のPC(1)〜(N)20とプリンタ▲1▼,▲2▼30をネットワーク40に接続し、PC20からネットワーク40を介してプリンタ30へ印刷要求を送信する一般的な構成に、この実施形態により新たに付加されるプリンタドライバ配信機能を持つインストールサーバ10をネットワーク40に接続することにより構成する。
【0009】
インストールサーバ10は、上記したようにPC上に構築する。このためにインストールサーバ10を構築するPCが有するHDD(Hard Disc Drive)には、プリンタドライバ配信機能を実現するために必要なプログラムやファイルとして、インストーラ11と、プリンタドライバファイル12と、設定ファイル13と、配信先リスト15と、配信ソフト17を格納する。
ここに、インストーラ11は、PC20にプリンタドライバをインストールするために用いるプログラムである。プリンタドライバファイル12は、PC20にインストールするプリンタドライバを記述したファイルで、プリンタドライバ(ソフト)の外に設定ファイル13の読み込み手段(ソフト)を持つ。設定ファイル13は、プリンタドライバの印刷条件設定データを記述したファイルである。配信先リスト15は、各導入対象(配信先)PC20にどのプリンタドライバをどういう設定でインストールするか等を記述したファイルである。配信ソフト17は、導入対象(配信先)PC20への配信処理を行うために用いるプログラムである。
【0010】
インストールサーバ10による配信処理について概要を説明すると、この配信処理は、配信ソフト17への起動指令がかかると、配信ソフト17の動作プログラムに従い処理が始まる。例えば、配信先リスト15内の記述により指示されている、配信先PC名、プリンタドライバの種別、設定ファイル(プリンタドライバの印刷条件設定データを記述したファイル)名、使用印刷ポート種別などの配信単位の記述を読み取り、そこに指示された条件(記述内容)に従って、インストーラ11、プリンタドライバファイル12、設定ファイル13を取り出す。なお、ドライバのファイルは通常単一ではなく、プログラムオブジェクトやデータファイルなど複数個に分かれるが、それらが配信ソフト17に認識できる記述であれば問題ない。
配信先リスト15の記述に従ってHDDから取り出されたインストーラ、プリンタドライバファイル、設定ファイルは、指定された配信先PC20に配信される。配信後、インストールサーバ10からのリモート関数呼び出しで、PC20内の配信したインストーラを起動し、同時に配信した設定ファイルを読み込む指示を与えれば、インストーラは、そのPC内に配信したプリンタドライバをインストールし、配信した設定ファイルを該ドライバに読み込ませることにより、初期設定条件を付与した形態でプリンタドライバを導入することができる。
なお、このときに、配信ソフト17からドライバに初期設定ファイルを読みこませる機能を実現するために、リモート関数呼び出しで、PC20内の配信したインストーラを起動し、インストーラがドライバインストール時に初期条件の設定ファイルを読み込ませているが、リモート関数呼び出しでPCのプログラムを起動する仕組み、或いは、インストーラがドライバインストール時に初期条件の設定ファイルを読み込ませる仕組みの個々は、既存の技術であり(勿論、配信ソフト17からドライバに初期設定ファイルを読みこませる機能は本発明に特有の機能であるから、この機能を実現するために上記既存の技術を組み合わせ、適用することは知られていない)、この既存の技術を適用することによって、PC20へ指示した初期設定でドライバのインストールが実施できる。
【0011】
ここで、初期設定条件を付与した形態でプリンタドライバを導入する上記したプリンタドライバ配信機能に用いる設定ファイルについて詳細に説明する。
従来、プリンタドライバを導入する場合に、初期設定には一般的なデフォルト設定とし、オプション機能のような特別な場合の設定を含まなかったために、不都合が生じる場合があった。
そこで、本実施形態では、設定ファイルにより初期設定として付与する印刷条件は、一般的なデフォルト設定の範囲にとどまらずに、広くプリンタ使用時にユーザ操作により設定が可能な印刷条件を設定可能な範囲とし、多様な要求に応えることができるようにする。
具体的には、印刷条件の設定範囲をプリンタの利用時に通常、設定可能な印刷条件であるプリンタドライバのプロパティとして示される項目を少なくとも含むことが望ましいと考えられる。
従って、ここでは、プリンタドライバのプロパティに示される項目を印刷条件設定項目の範囲とする設定ファイルとその作成方法の1例を示す。
【0012】
設定ファイルの印刷条件設定項目をプリンタドライバのプロパティの項目をとして作成する場合には、ファイル作成機能として、既存のプリンタドライバに装備されている設定保存機能を利用することにより実施することが可能である。
図2は、設定保存機能の利用時に用いる操作画面を示す。同図において、(A)は、PCからプリンタに印刷要求をする場合に、PCにおいて印刷設定入力に用いる操作画面(プロパティ画面)である。ユーザは、デフォルトの設定を所望の設定に変更する場合などにこのプロパティ画面を開いて入力操作を行う。
また、図示の操作画面(A)には、「現在の設定内容を保存する」という表示の指示ボタン54が設けられ、ここから設定保存機能を利用する場合にその指令を与えることができるようにしている。設定内容を保存する指示ボタン54を押すと、図2(A)に示された操作画面で設定された設定内容をファイル保存する指示を与えるための子画面(図2の(B)に示す)が開く。この子画面では、ユーザが任意のパスとファイル名よりなる保存先ファイル名の入力をしてOKボタンを押せば、指定した保存場所で管理され、その後利用時にこのファイルを指定することにより取り出すことが可能になる。
【0013】
例えば、プロパティ画面(図2参照)から図3に示すような印刷を行う設定、即ち、給紙サイズ=A4、印刷の向き=横、両面=ON、両面綴じ方向=上綴じ、ステープル=上2箇所を印刷条件として設定をする場合には、設定後に「現在の設定内容を保存する」指示ボタン54を押し、設定内容の保存画面を開いて保存操作をする際に、図2(B)に示すように、保存先ファイル名の入力を“A4横両面上2箇所綴じ”といった名前にして保存すれば、分かり易い。
なお、プリンタドライバに装備されている設定保存機能を利用することによりドライバ自身が変更可能な値として持つ全ての機能に対する設定及び設定保存ができる。また、保存データの形式は、プリンタドライバ自身が設定内容を理解できる形式であれば、その形式は問わない。
設定ファイルの記述形式の1例として、上記で示した“A4横両面上2箇所綴じ”の設定をした場合の保存ファイルの例を図4に示す。図4に示すように、プリンタドライバの名称を先頭に設定条件を設定項目=○○という文字列形式で並べて記述するようにしている。
このように、設定ファイルは、先にプリンタドライバをインストールした環境を用意しておき、ドライバの設定を変更し、その時の設定内容をファイルとして保存する機能により、ドライバの設定画面を利用して作成することが可能である。
【0014】
上記実施形態では、基本的なプリンタドライバ配信機能として、配信先PCを指定して、配信先リスト15により指示されている、プリンタドライバ及び設定ファイルを配信する機能について示した。
次に示す実施形態は、上記した配信先リストを用いた配信機能の拡張機能として、システム内で使用できるプリンタドライバとして用意されている複数種のドライバの中から任意のドライバを指定可能とし、さらに用意されている各種の設定ファイルの中から任意のファイルを指定可能とすることにより、インストールするドライバや設定の多様化に対応し得るようにすることを意図するものである。
つまり、プリンタとプリンタドライバが複数種ある場合(プリンタの種類に対応して用いるドライバが違う場合や同一プリンタに用いるドライバが複数種という場合もあり得る)に対応して1つのPCに対し複数種のプリンタドライバをインストールしたり、1つのPCに対し初期設定だけ変えた同一ドライバを複数個インストールすることを可能にする。
このために、配信先リストは、リスト内の記述で全て区別できるように配信単位毎に所定の形式に従って記述する。配信先リスト15内の記述により指示される情報は、上記したように、配信対象(配信先)PC名、プリンタドライバのファイル名、設定ファイル(プリンタドライバの初期設定データを記述したファイル)名、使用印刷ポート種別を含む。
【0015】
図5は、配信先リストの記述形式の1例を示すものである。同図には、配信対象PC名としてのPCアドレスを先頭に、プリンタドライバのファイル名、設定ファイル名、使用印刷ポート種別としてのプリンタポートを文字列形式で並べて記述するようにした例を示している。なお、設定ファイル名は、サポートする保存ファイルを指定しており、図5では、上記した設定保存機能のような方法を用いて作成・保存した設定ファイルを用いた例を示しており、例えば“A4横両面上2箇所綴じ”といった記述で指示すると、図4に示すファイルの設定が反映される。
図5の配信先リスト例が示すように、同じPCアドレス[255.255.255.001]で示される1台のPCに対し、ドライバファイル名「RICOH AAA」と「RICOH Color BBB」のプリンタドライバをそれぞれインストールすることが指示されている。また、図5の例では、PCアドレス[255.255.255.001]に配信されると同じドライバファイル名「RICOH AAA」のプリンタドライバの配信が指示されているPCアドレス[255.255.255.002]で示される別のPCでは、設定ファイル名の部分の記述が無いので、特に指定が無い場合の対応として一般的な初期状態でインストールすることが指示されている。
また、上記したように配信先リストを配信単位毎に所定の形式に従って記述するようにしたことにより、記述形式で各配信先を全て区別できる。従って、図5の配信先リストに示すように、それぞれが異なっていても一つのリスト形式に複数の配信単位をまとめた形で記述することにより、リストに記載された配信先に一括して配信することが可能になる。この一括配信を可能とするためには、その実行手段を必要とし、図1に示す実施形態では配信ソフト17にそのための処理プログラムを用意する。
【0016】
初期設定条件を付与した形態でプリンタドライバを導入する上記実施形態の配信機能においては、ドライバの導入が旧バージョンを搭載したプリンタに対するバージョン変更に係わる場合を考慮したものではなかった。
そこで、次に示す実施形態では、上記したプリンタドライバ配信機能の拡張機能として、プリンタドライバの導入がバージョン変更に係わり、ドライバの更新で対応し得る場合に適合することを意図した機能を提供するものである。
プリンタドライバの更新に対応するために付加されるこの拡張機能は、インストーラとプリンタドライバの間の仕組みで適応することが可能であり、本実施形態ではこの方法を用いる。プリンタドライバを更新するための処理は、管理サーバ(インストールサーバ)側の配信処理で行うことも可能であり、ドライバ更新処理をPC側、管理サーバ(インストールサーバ)側のどちらの仕組みで行うかという問題である。PC側では配信と関係なく、旧バージョンから新バージョンへのドライバの更新や設定ファイル読込みの機能は、有効で配信の仕組みとはなるべく独立している方がより大きなメリットがあると考えられる。これに対して、管理サーバ側では、配信の構造(配信ソフト17)の中でドライバのバージョンまで管理して(即ち、配信元ドライバとすでにPCにインストールされているドライバの関係を知る)配信処理を制御するようにする仕組みを必要とすることになり、同じ役割を持つ仕組みを両方に持ち、負荷を重くするといったデメリットも生じる。これらが配信ソフトではなく、インストーラとプリンタドライバの間の仕組みで対応する理由である。
【0017】
インストーラとプリンタドライバの間の仕組みで対応するプリンタドライバの更新又はインストール方法、及び設定ファイルの指定方法は、下記のようにして実施することが可能である。ここで、インストーラプログラムを「DRVINST.EXE」と仮称する。また、プログラムは上記実施例で用いた表現形式の記述により表すことにする。
先ず、インストーラプログラムに対してまず下記書式でドライバ名と設定ファイルと印刷ポートを指定する。
DRVINST.EXE /D:"RICOH AAA" /C:"c:\A4横2in1" /P: "255.255.255.010"
そうすると、DRVINSTは、プリンタドライバ"RICOH AAA"と同じ名前のドライバが対象PCのOSにインストールされている管理領域の記録データからファイル名等を検索する。同じ名前のドライバがインストールされていなければ、対象ドライバをOSのインストール用API(Application Program Interface)を使ってインストールする。その際、インストーラは事前に特定名称のファイル(例:RPDL..INI)に所定の形式で、設定ファイル名を記述しておくようにする(例:DefaultFile=C:\A4横2in1)。このようにしておくと、ドライバは、インストール時における初期設定の際に特定名称のファイル(例:RPDL..INI)を見に行く約束事があるため、そこに" DefaultFile="の記述があるかチェックし、あれば、そこに記述されたファイル名のファイル(例:C:\A4横2in1)を開く。そして、その中に記述されたドライバ内の設定項目の値を順に読込み、ドライバ自身の印刷設定情報内で対応する変数にファイルから指定された値をセットしていく。全て読込んで内部変数にセットし終わったら、その状態をドライバの初期状態として、レジストリなどに書き込んで、初期設定を終了する。
他方、既に同じ名前のドライバがインストールされているときは、インストールしようとしているドライバと、インストールされているドライバに対し、I/Fを通して各々のドライバのバージョンを取得する。取得したバージョンを比べた結果、旧バージョンがインストールされているときに、インストーラはOSにドライバ更新用のOSのAPIと対象ドライバファイルを使って、更新呼び出しをかける。ドライバの更新が終了をすると、インストーラはドライバに対し、I/Fを通してドライバに対して設定ファイルを読込むように指示する。こうして得た設定ファイルに基づいて更新したドライバに初期設定を行う。設定方法は、上記した新規インストール時の方法を用いることができるが、更新時独自の方法によることも可能である。
また、既に同じ名前のドライバがインストールされ、それが新しいバージョンである場合には、インストールの処理はキャンセルする。この場合に、新しいバージョンのドライバでは、設定ファイルの構造が違う可能性があるので、ここでは、設定ファイルの読込み指示も行わないようにして、不具合が生じることを回避する。
【0018】
次に、インストールサーバ(図1)の配信ソフトが実行する配信処理のフローを説明する。
配信先リストに関する上記説明に触れたように、本実施形態では各配信先PCに指定の初期設定条件を付与して指定のプリンタドライバを導入するために配信単位毎に所定の形式に従って記述したリスト(図5)に従って配信をするようにし、
しかも一つのリスト形式に複数の配信単位をまとめた形で記述することにより、リストに記載された配信先がそれぞれ異なっていても、それらを一括して配信することを可能にする。この一括配信はインストールサーバ10の配信ソフト17により実行される。
図6は、配信ソフトによる配信処理のフローチャートを示す。次に、配信ソフト17により行う配信処理の手順について図6のフローを参照して説明する。
配信ソフト17のプログラムを起動すると、先ず、初期化を行う。ここでは、配信先リスト15に載せた配信先の配信情報の先頭からリスト番号順に予定の番号の配信先まで配信単位ごとに順次処理を進め一括配信を行うので、先ずリストの先頭を指示すべくリスト番号=0とする(Step11)。
次に、配信先リスト15内のリスト番号0に対応する配信情報の記述を読み込む(Step12)。この配信情報には、上述のように(図5参照)、配信対象PC名としてのPCアドレス、プリンタドライバのファイル名、設定ファイル名、使用印刷ポートを指定するプリンタポート名を含む。
次に、読み込んだ配信情報に示されるファイル名によってHDDに格納されたドライバファイル12、設定ファイル13それぞれを検索し、そこから配信するプリンタドライバ(プログラム)、設定ファイル(図4)を、またインストーラファイル11から配信するプリンタドライバのインストールに用いるインストーラ(プログラム)を取り出す。取り出したインストーラ、プリンタドライバ、設定ファイルを配信先リスト15に指定された配信先PCのアドレスを指示して、ネットワークを通して対象PC20に送付する(Step13)。
【0019】
配信後、リモート関数呼び出しで、PC20内の配信したインストーラを起動する(Step14)。インストーラを起動する際、インストーラに対し配信した設定ファイルを指定して読み込む指示を与えることにより、インストーラは、そのPC内に配信したプリンタドライバをインストールするとともに、目的の設定の設定ファイルをドライバに読込ませ、初期設定条件を付与した形でドライバを導入することができる。なお、ドライバが複数種類ある場合、対象ドライバ自体も配信先リスト15から指定できるようにし、どのPCにどのドライバをセットするかを指定することも設定ファイルの指定と同様な方法で行うことができる。
このようして配信先リスト15のリスト番号=0の配信処理を済ませた後、次の配信単位に移行するために、リスト番号に“1”を加える(Step15)。
次いで、順番を進めた次の配信先リスト番号が予定の配信先リスト番号(配信先項目数)に達したかをチェックする(Step16)。このチェックにより、予定に達したことが確認できた場合には(Step16-NO)、配信処理を終了する。
他方、未だ配信予定の配信先が残っている場合には(Step16-YES)、Step12から始まる次の配信先に対する処理に移行させ、この配信処理(Step12〜Step16)を順次繰り返すことにより、配信先リスト15に従った一括配信を実行することができる。
【0020】
配信先リストに従って一括配信をすることを可能にするシステムと配信処理法として、ここまでに示した実施形態(図1)では、対象となる配信先PCがプリンタドライバをインストールしても問題ない状態かどうかをチェックしてはいないので、必ずしも配信が確実に行われる保証がない。即ち、配信先PCが稼動中に配信が行われると、突発的に配信先PCとの接続が不能になる等の状態になる可能性があり、配信に失敗することがある。
そこで、次に示す発明では、配信を確実に行うことを可能とするために、配信先PCの起動時という確実に配信処理を完了することができるタイミングを選んで配信を行うようにするものである。なお、本発明は、各配信先PCに指定の初期設定条件を付与して指定のプリンタドライバを導入するためのシステムを構成するという点では、上記実施形態と基本的に変わりがない。
図7は、本発明に基づく印刷システムの1実施形態の構成を概略的に示した図である。
図7に示すように、プリンタドライバ配信を行うための基本的な機能は、上記した図1のシステムにおけると変わりがなく、配信を配信先PCの起動時というタイミングで実行するための付加機能を備えたものである。
従って、この付加機能の実現に必要な構成要素以外のインストールサーバ10内に装備したインストーラ11、プリンタドライバファイル12、設定ファイル13、配信先リスト15等、については、図1について記述した上記の説明を参照することとし、ここでは説明を省略する。
【0021】
本実施形態のシステムでは、配信先PCの起動時というタイミングで配信を実行する機能に必要な構成要素として、インストールサーバ10内に配信待ちリスト16と、OS起動検知手段19と、配信ソフト17には配信先PCの起動時に配信処理を行うための処理手順を新たに付加したプログラムを備える。
配信待ちリスト16は、配信先リスト15に載せられた対象PCに対し、そのPCが起動したタイミングで配信するために、配信先リスト15から移されて配信するまで待つ対象PCをここにリストアップする。
OS起動検知手段19は、配信待ちリスト16で待つPCを対象にそのPCの動作状態を監視して、対象OSの起動が検知されたら、配信ソフト17にその起動を連絡する。また、OS起動の検知待ちPCが無くなれば、配信ソフト17に対して、起動検知待ちPCが無い旨を伝える。例えば、次のようなOS起動検知動作を行う。起動されると、まず、配信待ちリスト16をチェックし、リスト中に配信待ちPCがあれば、対象PCのOS起動を検査する。起動を検出した時に、配信ソフト17にそのPCに対応するリスト番号を伝え、配信待ちリスト16からそのPCに関する待ち情報をOFFにしたり、削除したりする。OS起動の検知待ちPCが無くなれば、配信ソフトに対しては、起動検知待ちPCは無い旨を伝える。−1などのイリーガルなリスト番号をそういう意味にしても良い。なお、OS起動検知手段は、各PC内にOS起動をインストールサーバに伝える手段を持たせるなどで代替可能である
配信ソフト17は、連絡された対象PCへの配信処理を行う。このとき、配信ソフト17は、処理に必要な対象PCの配信情報を配信先リスト15から取得するために、OS起動検知手段19から知らされた対象PCによりリストの配信情報を検索して読み込む。この後の配信処理は、上記実施形態(図1)と同様に行う。
【0022】
本実施形態(図7)のインストールサーバの配信ソフトが実行する配信処理のフローを詳細に説明する。
図8は、本実施形態の配信ソフトによる配信処理のフローチャートを示す。
図8のフローを参照して、配信ソフト17により行う配信処理の手順について説明する。
配信ソフト17のプログラムを起動すると、先ず、配信先リスト15に載せられた対象PCについて、各対象PCのアドレス、対応するリスト番号それぞれを配信待ちリスト16に載せ、同時にOS起動検知手段19を起動する(Step21)。配信待ちリスト16へのリストアップにより、配信待ち状態のPCとして扱われる。即ち、各対象PCが起動したタイミングでそのPCにドライバ等を配信するために、OS起動検知手段19の監視対象となる。従って、先ず配信先リスト15に載せられた対象PC全てが配信待ちリスト16にセットされる。
ここで、OS起動検知手段19からの対象PCのOSの起動検知を待ち、OS起動検知手段19から対象PCのOS起動が知らされると、その対象PCに対応するリスト番号を配信待ちリスト16から取得する(Step22)。また、ここでは、OS起動検知手段19から配信待ちの対象PCがない場合にも、その旨が知らされる。
【0023】
次に、配信待ちの対象PCが存在するか否かをチェックする(Step23)。これは、配信待ちリスト16に載せられた対象PC全てに対する配信処理を完了したことを確認する手順である。従って、Step22において配信待ちの対象PCがない旨が知らされて、配信待ちの対象PCが存在しないことが確認できる場合(Step23-YES)には、配信処理を終了するが、それ以外には、次の配信処理を進める。
配信処理は、まず、Step22において取得したリスト番号をもとに、配信先リスト15内のこのリスト番号に対応する配信情報の記述を読み込む(Step24)。この配信情報には、配信対象PC名としてのPCアドレス、プリンタドライバのファイル名、設定ファイル名、使用印刷ポートを指定するプリンタポート名を含む(図5参照)。
次に、読み込んだ配信情報に示されるファイル名によってHDDに格納されたドライバファイル12、設定ファイル13それぞれを検索し、そこから配信するプリンタドライバ(プログラム)、設定ファイル(図4)を、またインストーラファイル11から配信するプリンタドライバのインストールに用いるインストーラ(プログラム)を取り出す。取り出したインストーラ、プリンタドライバ、設定ファイルを配信先リスト15に指定された配信先PCのアドレスを指示して、ネットワークを通して対象PC20に送付する(Step25)。
配信後、リモート関数呼び出しで、PC20内の配信したインストーラを起動する(Step26)。インストーラを起動する際、インストーラに対し配信した設定ファイルを指定して読み込む指示を与えることにより、インストーラは、そのPC内に配信したプリンタドライバをインストールするとともに、目的の設定の設定ファイルをドライバに読込ませ、初期設定条件を付与した形でドライバを導入することができる。なお、ドライバが複数種類ある場合、対象ドライバ自体も配信先リスト15から指定できるようにし、どのPCにどのドライバをセットするかを指定することも設定ファイルの指定と同様な方法で行うことができる。
このようして、OS起動検知手段19により起動が検知された対象PCに対する配信処理を済ませた後、OS起動検知手段19によるPC起動の監視結果待ちのStep22に戻る。この状態において配信待ちの対象PCのOS起動が検知されると、再び配信待ちの対象PCの存在を認識し(Step23-NO)、次の配信単位への配信処理を進め、このStep22〜26の一連の処理を配信待ちの対象PCがある間繰り返し、配信待ちの対象PCがなくなれば(Step23-YES)、この処理フローを終了する。
このようにして、通常の業務の途中(PC稼動中)に割り込ませることなく、それぞれのPC起動時に自動的にドライバをインストールさせることができ、また対象PCが稼動中の為に、ドライバの配信と導入が不完全となるリスクを回避することが可能になる。
【0024】
本発明に係わるプリンタドライバ配信機能としての、初期設定条件を付与した形態でプリンタドライバを導入する機能を、以上に説明した配信処理の各処理手順をコンピュータに実行させるための配信処理プログラム(配信ソフト)によって実現可能であり、そのプリンタドライバ用のプログラムは、フレキシブルディスク、CDROM,MO、DVDROM、HD等の任意のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供できる他、ネットワーク等の電気通信回線を通じて提供することができる。なお、上記実施形態では配信ソフト17を格納する記録媒体はHDDとして説明したが、必要に応じて他の記録媒体を用いることができることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】
請求項1〜6,9〜14,16〜20の発明に対応する効果:
プリンタへネットワークを介して複数のコンピュータから印刷要求を送信することを可能にした印刷システムにおける複数のコンピュータに対して、ネットワーク上に構築した本発明のプリンタドライバ配信機能により、初期設定を付与した形でドライバを指定した配信先コンピュータに導入することを可能にしたので、従来のように配信先のコンピュータ側で手動設定を必要とする等の状況(上記[発明が解決しようとする課題]の項、参照)が回避でき、確実なドライバの導入が可能になる。また、配信先のコンピュータ毎に異なる設定をプリンタドライバ配信機能(サーバ)から一括で指定することができ、効率よく多様な設定に対応することが可能になる。
【0026】
請求項7,15,21の発明に対応する効果:
配信先コンピュータにプリンタドライバが既に導入されているかどうかに関わらず、一括して同じ処理でプリンタドライバを所定の設定で導入することが可能になる。
【0027】
請求項8,16,22の発明に対応する効果:
配信先コンピュータが稼動中の為に、ドライバの配信と導入が不完全となるリスクを回避することが可能になる。
【0028】
請求項23,24の発明に対応する効果:
請求項17乃至22のいずれかに記載されたプリンタドライバ配信用コンピュータプログラムを記録した記録媒体を介して該プログラムをコンピュータにインストールすることにより、上記17乃至22の発明に対応する効果を容易に実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく印刷システムの1実施形態の構成を概略的に示した図である。
【図2】設定保存機能の利用時に用いる操作画面を例示し、(A)はプロパティ画面、(B)はファイル保存を指示するための子画面を例示する。
【図3】設定する印刷条件を説明する図である。
【図4】設定ファイルの記述形式の1例を示す。
【図5】配信先リストの記述形式の1例を示す。
【図6】配信ソフトによる配信処理(図1のシステム)のフローチャートを示す。
【図7】本発明に基づく印刷システム(PCのOS起動時に配信)の1実施形態の構成を概略的に示した図である。
【図8】配信ソフトによる配信処理(図7のシステム)のフローチャートを示す。
【符号の説明】
10…インストールサーバ、 11…インストーラ、
12…プリンタドライバファイル、 13…設定ファイル、
15…配信先リスト、 16…配信待ちリスト、
17…配信ソフト、 19…OS起動検知手段、
20…PC(パーソナルコンピュータ)、
30…プリンタ、 40…ネットワーク。
Claims (24)
- プリンタへネットワークを介して複数のコンピュータから印刷要求を送信することを可能にした印刷システムであって、コンピュータにプリンタドライバを配信するサーバを前記ネットワーク上に設け、該サーバは、印刷条件設定データを記述した設定ファイルと、該設定ファイルの読み込み手段を持つプリンタドライバと、プリンタドライバを設定ファイルの印刷条件を付与した形態でコンピュータにインストールするためのインストーラを配信先のコンピュータを指定して配信する手段を有したことを特徴とする印刷システム。
- 請求項1に記載され印刷システムであって、前記配信手段は、コンピュータに配信した前記インストーラを設定ファイルの指定をして起動する手段を有したことを特徴とする印刷システム。
- 請求項1又は2に記載され印刷システムであって、前記配信手段は、配信単位ごとに任意のプリンタドライバを指定可能としたことを特徴とする印刷システム。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載され印刷システムであって、前記配信手段は、配信単位ごとに設定ファイルの印刷条件設定データを任意に変更可能としたことを特徴とする印刷システム。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載され印刷システムであって、プリンタドライバによって印刷要求に設定する印刷条件データの保存機能を該プリンタドライバに装備し、前記設定ファイルを該印刷条件データの保存機能を用いて作成することを特徴とする印刷システム。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載された印刷システムであって、前記配信手段は、複数の配信単位をまとめて記載したリストを保有し、リストに記載された配信先に一括して配信するようにしたことを特徴とする印刷システム。
- 請求項1乃至6のいずれかに記載され印刷システムであって、前記インストーラは、対象コンピュータに旧バージョンがインストールされているか否かをチェックし、チェック結果に対応して新規もしくは更新インストールを実行可能とする手段を有したことを特徴とする印刷システム。
- 請求項1乃至7のいずれかに記載され印刷システムであって、前記サーバは、導入対象となる各コンピュータにおけるOSの起動を検知し、検知したOSの起動にタイミングを合わせて配信処理を行うことを特徴とする印刷システム。
- プリンタへネットワークを介して複数のコンピュータから印刷要求を送信することを可能にした印刷システムにおけるコンピュータにプリンタドライバをネットワーク経由で導入するプリンタドライバ導入方法であって、印刷条件設定データを記述した設定ファイル、該設定ファイルの読み込み手段を持つプリンタドライバ、前記プリンタドライバを設定ファイルの印刷条件を付与した形態でコンピュータにインストールするためのインストーラそれぞれを揃えて、指定したコンピュータに配信することによりプリンタドライバを導入するようにしたことを特徴とするプリンタドライバ導入方法。
- 請求項9に記載されたプリンタドライバ導入方法であって、コンピュータに配信した前記インストーラの起動を設定ファイルの指定をしてネットワーク経由で行うようにしたことを特徴とするプリンタドライバ導入方法。
- 請求項9又は10に記載されたプリンタドライバ導入方法であって、配信する前記プリンタドライバを配信単位ごとに任意に指定可能としたことを特徴とするプリンタドライバ導入方法。
- 請求項9乃至11のいずれかに記載されたプリンタドライバ導入方法であって、配信する前記設定ファイルの印刷条件設定データを配信単位ごとに任意に変更可能としたことを特徴とするプリンタドライバ導入方法。
- 請求項9乃至12のいずれかに記載されたプリンタドライバ導入方法であって、前記設定ファイルをプリンタドライバに装備した印刷条件データの保存機能を用いて作成することを特徴とするプリンタドライバ導入方法。
- 請求項9乃至13のいずれかに記載されたプリンタドライバ導入方法であって、複数の配信単位がまとめて記載されたリストに記載された配信先に一括して配信するようにしたことを特徴とするプリンタドライバ導入方法。
- 請求項9乃至14のいずれかに記載されたプリンタドライバ導入方法であって、インストーラにより導入対象コンピュータに旧バージョンがインストールされているか否かをチェックし、チェック結果に対応して新規もしくは更新インストールを実行可能としたことを特徴とするプリンタドライバ導入方法。
- 請求項9乃至15のいずれかに記載されたプリンタドライバ導入方法であって、導入対象コンピュータのOSの起動を検知し、検知したコンピュータのOSの起動にタイミングを合わせて配信処理を行うようにしたことを特徴とするプリンタドライバ導入方法。
- プリンタへネットワークを介して複数のコンピュータから印刷要求を送信することを可能にした印刷システムにおける該コンピュータにプリンタドライバをネットワーク経由で配信する機能をネットワーク上に構築するためのプリンタドライバ配信用コンピュータプログラムであって、配信先リストに記載された配信先コンピュータ名、プリンタドライバのファイル名、設定ファイル名よりなる配信情報を該リストから読み出すステップと、読み出した配信情報に基づいて、印刷条件設定データを記述した設定ファイル、該設定ファイルの読み込み手段を持つプリンタドライバ、該プリンタドライバを設定ファイルの印刷条件を付与した形態でコンピュータにインストールするためのインストーラを格納場所から取り出し、配信先コンピュータを指定して送付するステップの各ステップを実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
- 請求項17に記載されたプリンタドライバ配信用コンピュータプログラムであって、送付した前記インストーラを設定ファイル名の指定をして起動するステップを含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
- 請求項17又は18に記載されたプリンタドライバ配信用コンピュータプログラムであって、前記設定ファイルをプリンタドライバに装備した印刷条件データの保存機能を用いて作成するステップを含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
- 請求項17乃至19のいずれかに記載されたプリンタドライバ配信用コンピュータプログラムであって、プリンタドライバが配信単位ごとに任意に指定され、設定ファイルの印刷条件設定データが配信単位ごとに任意に変更された、複数の配信単位をまとめて記載したリストに記載された配信先に一括して配信するステップを含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
- 請求項17乃至20のいずれかに記載されたプリンタドライバ配信用コンピュータプログラムであって、前記インストーラが配信先コンピュータに旧バージョンがインストールされているか否かをチェックし、チェック結果に対応して新規もしくは更新インストールを実行するステップを有したことを特徴とするコンピュータプログラム。
- 請求項17乃至21のいずれかに記載されたプリンタドライバ配信用コンピュータプログラムであって、配信先リストに記載された配信先コンピュータ名を配信待ちリストにセットするステップと、配信待ちリストにセットされた配信先コンピュータのOSの起動が通知されてきたタイミングで配信操作を始動するステップ含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
- 請求項17乃至22のいずれかに記載されたプリンタドライバ配信用コンピュータプログラムを記録した記録媒体。
- 請求項17乃至22のいずれかに記載されたプリンタドライバ配信用コンピュータプログラムを搭載したコンピュータよりなるプリンタドライバ配信サーバ。
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