JP2004210739A - フェイシャルマスク - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コラーゲンを含有する組織を機械的に崩し均一に分散し不飽和結合を化学的に還元する工程、およびその分散液を有機溶媒によって洗浄する工程を含む製造方法により得られたコラーゲンの分散液を含有する液を凍結乾燥して製造されたことを特徴とするフェイシャルマスク。
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は化粧用フェイシャルマスク、さらに具体的には化学的に還元されたコラーゲンを含有するフェイシャルマスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
化粧用コラーゲンフェイシャルマスクは、化粧水を含有させ有効成分等を効果的に皮膚に接触させるため、あるいはフェイシャルマスク自身が溶解してフェイシャルマスク成分が皮膚を覆い皮膚に前記有効成分特有またはフェイシャルマスク構成コラーゲン特有の効果をもたらすことを期待するなど、いくつかの種類が使用されている。前記コラーゲンとしては100%天然コラーゲン繊維からなる溶液を凍結乾燥したものが利用されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平4−305600公報(平成4年10月28日)、請求項9、〔0001〕、〔0008〕および〔0011〕
【特許文献2】
特開平2−156954公報(平成2年6月15日 )、特許請求の範囲(1)、(課題を解決するための手段)の項、および例1
【0004】
また、フェイシャルマスク(フェースマスクまたはパック剤とも言う。)を構成する成分としてはコラーゲン、キチン、キトサン、アルギン酸、セルローズ等が知られているが化粧品原料として保湿能に優れるコラーゲンが望ましいと考えられている。さらに具体的に使用されるコラーゲンとしては、不溶性のコラーゲンあるいは酵素等によって可溶化されたコラーゲンが利用できることが知られている。しかし不溶性コラーゲンでは不溶性であるためにコラーゲンの精製が困難となり、用いるコラーゲンを純度の高いものとすることが困難であるという問題がある。また可溶化コラーゲンを用いることに関しては、得られるフェイシャルマスクの物理的強度が低いために、分子間架橋の導入が必要となる。しかしこの分子間架橋には通常化学架橋剤が用いられる。たとえばアルデヒド化合物、イソシアナート化合物、エポキシ化合物等が代表的なものである。これらは強弱はあるが、いずれの化合物も架橋剤が残留した場合にはその有害性(毒性)が問題となる。通常は架橋剤の残留を防止するために十分な洗浄が必要となるが、大量に製造する場合には、十分な洗浄が容易ではなく、また、時間、コストがかかるという問題がある。
【0005】
この様な中で、前記不都合のある化学的架橋剤を用いることなく、強度が向上したシート状コラーゲン製品を得ることが、前記文献1および2ににおいて提案されている。特に文献1においてはフェイシャルマスク用のコラーゲン製品を提供することが記載されている。具体的には、前記文献1の〔0001〕には、特にフェースマスク剤として使用に適した海綿状コラーゲンを提供するものであること、〔0008〕には、フェースマスク剤として使用することが可能な、架橋助剤を含有しない海綿状コラーゲンを製造する方法は従来成功していなかったが、この文献に記載の、アルカリ処理による3〜6重量%に亘る表面変性により、耐水性を有するフェースマスク用のシート材料を、熱処理による架橋構造の導入により得られことが可能となったことが記載されている。しかし、この方法では、製造工程において、アルカリ処理という、環境に優しくない薬品を使用しなければならない工程を含むという、問題点がある。
また、文献2の特許請求の範囲(1)には、可溶性コラーゲンを線維状に再構成し、水素化ホウ素化合物などで処理することを特徴とするコラーゲン膜の製造法が、(課題を解決するための手段)の項には、可溶性コラーゲン溶液を平たい容器内で線維状に再構成しゲル化させ、その後コラーゲンに存在するアルドール縮合体、及びシッフ型の架橋結合を温和な還元剤で還元して安定化することにより、コラーゲンが急速に強度を増して強化ゲルとなることが記載され、可溶性のコラーゲンから、還元により安定なコラーゲン製品を得ることが記載されているが、フェイシャルマスクに用いること、並びに可溶化、可溶性以外のコラーゲンに言及する記載がない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、原料として多量に得ることが出来るが精製を十分に行うことができないコラーゲン分散液、特にサメなどの魚類から得られる酸可溶性が多量に含まれるコラーゲン組織を機械的に崩したコラーゲン分散液を用い、前記環境に優しくない薬品や前記化学架橋剤を用いることなく、十分な物理的強度を持ったコラーゲン製のフェイシャルマスクを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、コラーゲンを含有する組織、好ましくは魚類の組織、より好ましくは魚類の皮膚組織より調製されたコラーゲン分散液に存在する不飽和結合を化学的に、好ましくは水素化ホウ酸ナトリウムで還元し、有機溶媒、好ましくはクロロホルム・メタノールによって洗浄したコラーゲン分散液を含有する、好ましくはコラーゲンを0.1重量%〜3.0重量%含有する液を凍結乾燥して製造されたことを特徴とするフェイシャルマスクである。
基本的には、前記コラーゲンの不飽和結合を化学的に、好ましくは水素化ホウ酸ナトリウムで還元すること、具体的にはコラーゲン分散液に残っている可逆的な架橋部位の前記還元をすることにより、前記課題を解決することが出来た。
【0008】
更に、前記フェイシャルマスクには、セルローズ、キチン、キトサン、アルギン酸、およびそれらの誘導体より選ばれた成分を少なくとも1種含有させること、コラーゲン線維をほぐすことを目的の蛋白質分解酵素による処理工程を設けること、好ましくは前記有機溶媒による洗浄前に酵素処理工程、好ましくはアルカリプロテアーゼを用いた処理工程を設けることができる。
【0009】
【本発明の実施の態様】
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明で使用されるコラーゲンは、コラーゲン分散液であって、このコラーゲン分散液は酵素、アルカリ等の可溶化操作を行って得られる可溶性コラーゲンを原料とした分散液ではない。すなわち、酸可溶性が多量に含まれるコラーゲン組織を機械的に崩した可溶化操作を行っていないコラーゲンの分散液である。
【0010】
コラーゲンを含む組織は生体内ではコラーゲン分子が規則正しく集まり高次構造を形成し、更にその分子間には分子間架橋が存在している。この分子間架橋は、テロペプチド内の特定のリジンまたはヒドロキシリジンの酸化的脱アミノ反応、前記反応で生成したアルデヒドの隣接するコラーゲン分子のリジンまたはヒドロキシリジンとの反応によるシフ塩基による分子間架橋であり、前記分子間架橋はpHによって可逆的であって、酸性のpHでは結合が解離するために、酸性溶液によってこの結合がはずれることで一部のコラーゲンが酸性溶液に遊離してくる。この酸可溶性コラーゲンには、元の分子間架橋の反応基が残っているために、この酸可溶性コラーゲンは中性条件に保持することで、再度結合が起こり不溶化する。
このような性質を持つ酸可溶性コラーゲンは、具体的にはコラーゲンを含む組織、たとえば皮膚等の結合組織、好ましくは、魚類からは多量に抽出される。本発明ではこの酸可溶性コラーゲンを多量に含むコラーゲン組織の分散液には、不飽和結合部位も多く含まれるため化学的還元を行うのに望ましい原料である。
【0011】
特に、サメなどの魚類の場合には、コラーゲンを含有する組織より酸抽出によって多量の酸可溶性コラーゲンを得ることができるために望ましい原料種である。さらに具体的には皮が原料として多量に入手しやすく望ましい。哺乳動物、鳥類の場合には、誕生より時間がたつほど抽出量が減少するために、胎児、あるいは誕生から数ヶ月以内の動物の組織を使うことが望ましく、また組織としては、入手のしやすさから皮膚、腱などがコラーゲンの含量が高く望ましい。
なお、本発明で言う組織とは、先に述べたようにコラーゲンを分子状にバラバラにした状態である可溶化、可溶性ではなく、高次構造を残した状態を言う。
【0012】
pH7〜9の水溶液にコラーゲンを含む組織を入れ、そのコラーゲンが変性を起こす温度よりも低い温度で機械的に粉砕を加えミンチ状とする。具体的には哺乳動物、鳥類では30℃以下、魚類では20℃以下で抽出を行うことが望ましい。
【0013】
ミンチした(機械的に崩した)コラーゲンは水に分散する。この分散状態の中性のコラーゲンには、先に述べたように可逆的な分子間架橋が多く存在している。この分子間架橋を化学的に還元することで、この結合を不可逆的な結合とする。具体的には二重結合を飽和結合とする還元剤、ホウ素化水素ナトリウム、リチウムアルミニウムハイドライド等を用いることができるが、ホウ素化水素ナトリウムが望ましい。
コラーゲンに対して1〜50倍モル量のホウ素化水素ナトリウムを加え、そのコラーゲンが変性を起こすよりも低い温度で0.5〜3時間反応を行う。反応後、不溶性となったコラーゲンは十分に精製を行うことが出来る。
【0014】
本発明のフェイシャルマスクは線維構造を残し製造することが不可欠であるが、使用感覚に優れたフェイシャルマスクを得るためには線維を均一に分散させることが、重要である。そのためには、太い線維をある程度の細さに分散させることが必要となるが、そのために蛋白質分解酵素を使用することが望ましく、さらには先に述べた化学的還元工程の前にこの処理を行うことが望ましい。この処理工程をpH9〜11のアルカリ条件下、アルカリプロテアーゼにより行うことで、線維の分散に優れまた着色、匂いのない分散液を得ることが出来る。酵素の濃度としては原料とした組織の乾燥中に対し0.1〜1%の範囲で使用することが望ましい。この酵素による処理工程によって、コラーゲン線維の間に含まれるコラーゲン以外の不純物、特に匂いの除去が容易となる。
【0015】
化学的還元の終わったコラーゲンを水に分散させる。具体的には0.1〜10g/mLの濃度に調整した後に、有機溶媒による洗浄を行う。具体的にはクロロホルム・メタノール等をあげることができる。この有機溶媒による洗浄を行ったコラーゲン分散液を凍結乾燥し、フェイシャルマスクを製造することができる。凍結乾燥に特に制限はないが、分散液が中性の場合には分散液に粘性がないために、コラーゲン成分が沈殿しやくなるために、若干酸性として分散液の粘性をあげることが望ましい。
また他の成分としてセルローズ、キチン、キトサン、アルギン酸、およびそれらの誘導体をコラーゲンの分散液に加えることもできる。他の成分をコラーゲンの分散液に加えることで粘性があがるのであれば、分散液を中性にすることも可能である。
【0016】
本発明のフェイシャルマスクは、物理的強度に優れ、水分の吸収が良く、触感に優れた材料である。以下に本発明を実施例を示し具体的に説明するが、実施例によって本発明はいかなる制限も受けるものではない。
【0017】
【実施例】
実施例1
ミンチ状に処理した(機械的に崩した)サメ皮約200Kgを0.2%の炭酸水素ナトリウムと0.15%の塩化ナトリウム800Lに加え、均一に分散させる。この分散液がpH7〜9の間であることを確認した後に、水素化ホウ素ナトリウム75gを添加し、室温で30分間静かに撹拌する。塩酸を加えpHを4とした後に、NaClを40Kg添加し一晩放置する。析出した沈殿を遠心分離によって集め、それにメタノール100L、クロロホルム100Lを加え一晩放置した後に、ろ過を行い沈殿を回収する。このメタノール・クロロホルムによる洗浄を数回繰り返した後に、この沈殿を再度水に分散させた後に凍結乾燥を行いフェイシャルマスクを得た。
A4のサイズにした本フェイシャルマスクに水を垂らしたところ、水滴を直ちに吸収し水の吸収性に優れたスポンジであった。またこのA4のフェイシャルマスクを水に浸けた後に、スポンジの一端をつまみ持ち上げたところ、自重によってスポンジが切れることもなかった。
【0018】
実施例2
実施例1の水素化ホウ素ナトリウムによる処理の前に、アルカリプロテアーゼ75g(ナガセケムテック(株)社製ゼオプラーゼコム)を加え、3時間静かに撹拌した後に、実施例1と同様の処理を行うことで、においの全くないフェイシャルマスクを得た。
【0019】
比較例1
前記引用文献1に記載の製法より、水素化ホウ素ナトリウム処理を行わないスポンジを作成し、これをA4のサイズとした後に、このフェイシャルマスクを水に浸けスポンジの一端をつまみ持ち上げたところ、自重によってスポンジが切れてしまった。
【0020】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明により化学的に安全で、かつ物理的強度の優れたフェイシャルマスクを提供することが出来たという、優れた効果がもたらされる。
Claims (10)
- コラーゲンを含有する組織を均一に分散し不飽和結合を化学的に還元する工程、およびその分散液を有機溶媒によって洗浄する工程を含む製造方法により得られたコラーゲンの分散液を含有する液を凍結乾燥して製造されたことを特徴とするフェイシャルマスク。
- 化学的還元の際に水素化ホウ素ナトリウムを用いることを特徴とする請求項1項記載のフェイシャルマスク。
- コラーゲンを含有する組織として魚類の組織を用いることを特徴とする請求項1または2に記載のフェイシャルマスク。
- 魚類の組織として皮膚組織を用いることを特徴とする請求項3に記載のフェイッシャルマスク。
- 有機溶媒による洗浄としてクロロホルム・メタノールを用いることを用いることを特徴とする請求項1、2、3または4に記載のフェイシャルマスク。
- 分散液中に少なくとも成分の1つとしてコラーゲンを0.1%〜3.0%含有することを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載のフェイシャルマスク。
- セルローズ、キチン、キトサン、アルギン酸、およびそれらの誘導体より選ばれた成分を少なくとも1種含有することを請求項1、2、3、4、5または6に記載のフェイシャルマスク。
- 蛋白質分解酵素によるコラーゲン線維をほぐす処理工程を含む請求項請求項1、2、3、4、5、6または7に記載のフェイシャルマスク。
- 酵素処理工程を化学的還元の前に含むことを特徴とする請求項8に記載のフェイシャルマスク。
- 酵素としてアルカリプロテアーゼを用いることを特徴とする請求項9に記載のフェイシャルマスク。
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