JP2004210471A - 荷揃え装置と同装置を用いた出荷先単位に物品を荷揃えする方法 - Google Patents

荷揃え装置と同装置を用いた出荷先単位に物品を荷揃えする方法 Download PDF

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Abstract

【課題】出荷先単位に物品を荷揃えする作業を少ない作業人数・分岐レーンでもって効率的に行えるようにする荷揃え装置と荷揃え方法を提供する。
【解決手段】供給コンベヤ10の片側にグラビティコンベヤを用いた24の分岐レーン11を配置し、各分岐レーンへ物品2を移載する直角転換の移載装置12を設け、各分岐レーン11の先端部に可動ストッパ13を設け、又分岐レーン11から払い出される物品2を受けて搬出する搬出コンベヤ14を設け、同搬出コンベヤ14の下流位置にパレット積み付けステーション15を設け、供給コンベヤ10の物品を出荷先割り付けの固定分岐レーン群Kの分岐レーン11又は自由分岐レーン群Fの分岐レーン11に移載して貯え、1出荷パレット分貯えられたら可動ストッパ13を作動して搬出コンベヤ14へ送り出し、下流のパレット積み付けステーション15で集約的にパレット積み付けして出荷する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、倉庫・工場に保管された物品又はそこから生産・供給されてくる物品を、荷揃えするための荷揃え装置を用いて出荷先(出荷される店舗,会社,搬送センター,他の倉庫等)単位で搬送具(出荷パレット・出荷コンテナ・出荷用かご車等)に積み付けて荷揃えする方法及び荷揃え装置に関する。主に配送センター,工場,物流用立体自動倉庫において有用な物流技術である。
【0002】
【従来の技術】
従来の出荷先単位に物品を荷揃えする装置・方法は、物品を供給する供給コンベヤの片側又は両側に出荷先と一対一に割り付けられた分岐レーンを設け、物品を供給コンベヤから分岐レーンへ移載する移載装置を設けて、供給コンベヤで供給される物品を物品毎に所定の移載装置を作動させて、その出荷先の分岐レーンに移載する。そして分岐レーンの先端に作業者を配置し、分岐レーンへ送られてくる同一出荷先の物品を手作業で搬送具に積み付けして荷揃えしていた。積み付けられた搬送具は、フォークリフト車・コンベヤ等で運送の為の仮置ステーションに一時置かれて、適時トラック・車両で出荷されるようにするものである。又、荷揃え作業は、一日を適当な時間区間で区切り、その区切りで一日複数回のバッチでもって荷揃えをしていた。
更に詳しく説明すると、一日を適当な時間区間で区切り(これをバッチと呼ぶ)、バッチ単位で物品のアイテム(商品の品種,寸法,数量,重さ等が違う品目)毎の各出荷先(店舗)の注文数の総数を計算する。物品保管場所からアイテム毎に物品を供給コンベヤの投入口まで運び、一つのアイテムAに対してそのバッチ内で、出荷対象店舗分の注文数の総数Na個を投入口から投入して供給コンベヤに流す。
分岐レーンと店舗を一対一に対応させて、各店舗のアイテムAの注文数Na個だけ各店舗に対応した各分岐レーンに分配し、仕分ける。同様にBアイテム、Cアイテムと順次同様の仕分けを全てのアイテムに対して行う。各分岐レーンにはその出荷先(店舗)へ出荷する種々のアイテムの物品が貯っていく。一方各分岐レーンの先端では、作業者が分岐レーンの物品を人手で出荷パレット等に移して、フォークリフト等で出荷トラックの所又は出荷用保管場所まで運ぶ。
積み付けの作業者は、各分岐レーンに一人ずつ人員を配置するか、一人で複数レーン持たせるかは、物量規模に応じて適切な人数及び人員配置を決める。
例えば1バッチに32店舗を仕分けるとすれば、分岐レーンの数は32以上必要となる。又、4分岐レーンを一人の作業者で受け持つとしても8人の人員が必要になる。
この荷揃え装置での仕分け方法の欠点は、作業者一人で4分岐レーンを受け持った場合、作業者は4分岐レーン間の横移動が発生し、無駄な時間と労力を使うことになる。また8人でパレットに積み付け作業を行う場合、各店舗の注文数のばらつきにより、作業負荷もばらつく。即ち、忙しいレーンと暇なレーンが出来る。したがって、どうしても必要以上に余裕を持って人員を配置することになり、労働コストの上昇を招く。
また、フォークリフトでトラックの一時仮置場所迄持っていく場合でも32分岐レーンの各分岐レーンで発生する積み付け完了したパレットを見つけるのも、広範囲になればなるほど困難になり、動作範囲も広いので必要なフォークリフトの台数及び人員も増える。
各分岐レーンの前でパレットまたはかご車に積み付けるので、積み付け面積が分散し、多くのスペースが必要となる。また積み付けるための空パレットの供給も分散しているので、大変となるという種々の問題があった。
これとは別に、本出願人は新しい物品の荷揃え方法を開発した。この方法は、供給コンベヤラインに支流ラインを複数設け、支流ラインと物品のアイテムとを一対一に対応させ、供給コンベヤラインから供給される物品をそのアイテムに対応した支流ラインに移載して一時貯え、同支流ラインの先端から切り出される物品を搬出する合流ラインを設け、出荷先の荷揃えする物品を支流ラインから所定タイミングで切り出し、合流ライン上で同一出荷先の物品が連続したグループを形成するように切り出し、合流ラインの下流位置で搬送具に積み付けて出荷する荷揃え方法である。この荷揃え方法は特開平10−297744号公報として公知である。
この荷揃え方法は、効率的で連続した荷揃えができるが、物品のアイテムが多いと多くの支流ラインを必要として広い敷地面積を必要とするという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、少ない人数と分岐レーンで効率的に出荷先単位に物品を荷揃えできる荷揃え装置及び荷揃え方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 物品を供給する供給コンベヤの片側又は両側に複数の分岐レーンを設け,供給コンベヤから各分岐レーンに物品を移載する移載装置を設けるとともに、各分岐レーンを傾斜と重力とを利用して物品を移動させるグラビティコンベヤ又は駆動式で随時前詰めするストレージコンベヤあるいは前者と後者のコンベヤの併用で構成し、しかも各分岐レーンの下流先端部に分岐レーンに貯えた物品を払い出す可動ストッパを設け、各分岐レーンから払い出される物品を搬送する搬出コンベヤを設け、同搬出コンベヤの下流位置に積み付けステーションを設け、供給コンベヤの物品を移載装置で分岐レーンに移載して一時貯え、物品が仕分け単位の所定量に貯まった分岐レーンから可動ストッパを作動させて物品を搬出コンベヤに払い出して積み付けステーションへ搬出する荷揃え装置
2) 分岐レーンは供給コンベヤと直角に設けられ、移載装置として供給コンベヤの搬送面下方又は上方に設けられて供給コンベヤから分岐レーンに直角にしかも物品の中心振り分けるように物品を移載することができる直角転換装置を使用した前記1)記載の荷揃え装置
3) 前記1)又は2)記載の荷揃え装置を設け、出荷先単位毎に異なる分岐レーンを割り当て、仕分け単位の所定量をパレット・コンテナまたはかご車等の物品を積み付ける搬送具に積み付けられる数とし、一回のバッチとして荷揃え処理される物品のアイテム毎の総個数をアイテム毎に供給コンベヤの上流から流し、供給された物品を移載装置を作動させてその出荷先に割り当てられた分岐レーンに移載し、各分岐レーンには同一出荷先の異なるアイテムの物品を混在して一時貯え、物品を積みつける搬送具に積みつけられる数だけの物品が分岐レーンに貯えられたとき、又は搬送具の積みつけられる数に満たなくても出荷先の最後の物品が分岐レーンに貯えられたときに、順次可動ストッパを作動させてその分岐レーンに貯えられた物品を搬出コンベヤに払い出し、同搬出コンベヤの下流位置の積み付けステーションで払い出された同一出荷先の搬送具単位の物品を搬送具に積み付けて出荷先単位に荷揃えすることを特徴とする出荷先単位に物品を荷揃えする方法
4) 分岐レーンから払い出された搬出コンベヤ上の搬送具単位の物品とその前に払い出された別の搬送具単位の物品との間に搬送具単位を区別できる所要の間隔を設けるように、分岐レーンから物品を払い出す前記3)記載の出荷先単位に物品を荷揃えする方法
5) 一つの分岐レーンで搬送具の1搬送具分の物品を貯えることができない場合は、複数の分岐レーンを同一出荷先に割り当てる前記3)又は4)記載の出荷先単位に物品を荷揃えする方法
6) 複数の分岐レーンを同一出荷先に割り当てる場合において、同一出荷先の複数の分岐レーンから払い出される物品が搬出コンベヤ上で1搬送具単位を形成するように物品間の間隔を小さく各分岐レーンから払い出すようにした前記5)記載の出荷先単位に物品を荷揃えする方法
7) 搬送具がパレットであって、供給コンベヤから流すアイテムの順番がサイズの大きい順とし、搬送具に積み付けるときに積み付け易いようにした前記3)〜6)いずれか記載の出荷先単位に物品を荷揃えする方法
にある。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の供給コンベヤとは、ローラコンベヤ,ベルトコンベヤいずれでもよく、又分岐レーンとしては、自重又は動力を用い、物品を前詰めで貯えられるようにする。分岐レーンとしては、グラビティコンベヤの方がフリーローラ群で済むので安価となる。
本発明の可動ストッパとしては、分岐レーンの下方からストッパー板を上下動させるもの、又は左右スライドするものでもよい。
本発明での出荷先と分岐レーンとの割付け方法としては、一つの出荷先に対し一つ又は複数の分岐レーンを固定的に対応させる固定レーン方式,固定レーン方式と一つの分岐レーンに複数の出荷先が時系列的に割り付けらえれる自由分岐レーン方式とを組み合わせる本実施例の組み合わせ方式、あるいは全部の分岐レーンを自由分岐レーンとして使用する全部自由分岐レーン方式にする方法がある。
本発明の実施例は、固定分岐レーン群Kと自由分岐レーン群Fとの組み合わせる組み合わせ方法であるが、自由分岐レーン群Fを使用しない場合(自由分岐レーンを零とする場合)は、完全固定分岐レーン方式となり、逆に固定分岐レーン群Kをなくして固定分岐レーンを零にすれば、完全自由分岐レーン方式となる。組み合わせ方式及び完全自由分岐レーン方式は、分岐レーンの数を少なくでき、又短い分岐レーンでも使用できるという利点がある。
本発明の移載装置として、直角移載装置を用いれば分岐レーン間の間隙を少なく、占有面積を小さくできるので好ましい。
本発明における分岐レーンの割り付けは、コンピュータを用いてあらかじめ計算して物品毎に分岐する分岐レーンを定め、供給コンベヤの所定の送りがなされると定められた移載装置が作動するようにすることが好ましい。
本発明の一出荷パレットに積み付けられる物品が全部貯えられたか否かは、そのパレット最後に積み付けられる最終物品の分岐レーンへの移載で決める方式を一般とする。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の実施例の荷揃え装置及び荷揃え方法を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施例は小規模の物品の荷揃え装置と方法の例であり、荷揃えする物品は商品を複数個梱包した商品カートン詰めの物品であり、物品のアイテムは梱包される商品の品種(品目・寸法)と商品の梱包個数によって区別されていて、物品の外形寸法の大きい順でI1,I2,I3・・・,I51,・・・の51個以上のアイテムがある。本実施例で使用する搬送具は出荷パレットであり、物品を40個程積み付けることができ、搬送具(出荷パレット)に積み付けられる数は物品のアイテムとその個数の組み合わせで決まるもので、制御装置のコンピュータソフトでその物品のアイテムと個数とで積み付けられる数を予め計算される。又、1出荷パレットで積み付けられる物品のうち最後に移載・貯えられる物品も決定される。
本実施例の分岐レーンB1〜B24は、物品を20個程貯えることができる。分岐レーンは出荷先(店舗)のE1〜E12と一対一に優先的に割り付けられる12の分岐レーンB1〜B12からなる固定分岐レーン群Kと、同固定分岐レーン群Kの分岐レーンB1〜B12が満杯となって1搬送具(出荷パレット)の積み付けられる数の物品を貯えることができないときに割り付けられる12の分岐レーンB13〜B24からなる自由分岐レーン群Fとからなり、合計24の分岐レーンB1〜B24が供給コンベヤの片側に一定ピッチをもって、供給コンベヤに直角に配設されている。この自由分岐レーン群F下の分岐レーンB13〜B24は空になったとき任意の出荷先に割り付けられるものである。
移載装置は物品の中心振り分けるように物品を直角に移載とする直角転換装置が使用されている。供給コンベヤ,搬出コンベヤともローラコンベヤを使用され、コンベヤ上の物品の位置はコンベヤの送り量(回転数値)と物品検出センサーとによって計測されて、制御装置のコンピュータのソフト・メモリ上で物品の物品番号、アイテム、出荷先(店舗先)の情報とともに物品のコンベヤ、分岐レーン上の位置が記憶される。
移載装置の作動命令、可動ストッパの出没の制御は、供給コンベヤ,搬出コンベヤの送り量に基づいて制御装置のコンピュータソフト・電子回路でなされている。
【0007】
図1は、実施例の荷揃え装置の斜視図である。
図2は、実施例の荷揃え装置の平面配置図である。
図3は、実施例の分岐レーンへの物品の供給を示す説明図である。
図4は、実施例の分岐レーンの割り付けの制御装置の処理フロー図である。
【0008】
図中、1は実施例の荷揃え装置、2は荷揃えする物品であって、同一品種の商品を複数個箱詰めされた商品カートン詰めの物品である。10〜21は荷揃え装置1の構成部分であって、10はローラコンベヤを用いた供給コンベヤ、11は同供給コンベヤに直角に配置され、払い出し方向に従って低くなるように傾斜したグラビティコンベヤを用いた24の分岐レーンであって、分岐レーン名B1〜B24を有する。12は供給コンベヤ10上に搬送される物品2を分岐レーン11へ直角にしかも物品の中心振り分けるように移載する直角変換装置を用いた移載装置、13は分岐レーンの下流先端部に設けた可動ストッパ、14は搬出コンベヤ、15は同搬出コンベヤの下流位置に設けたパレット積み付けステーション、16は出荷先別の積み付け出荷パレットの仮置ステーション、17は物品2を供給コンベヤ10へ送り出す投入コンベヤ、18は物品2を同投入コンベヤまで送り出す搬送コンベヤ、19は供給コンベヤ10の供給開始個所に設けた物品検出センサーで、物品の送り基準時(物品のコンベヤ上の位置,送り量基準値)とその物品の個別の長さを実測して物品の中心位置を計算するためのものである。20は移載装置12,供給コンベヤ10,可動ストッパ13,搬出コンベヤ14等を制御し、出荷先の分岐レーン割り付け・物品番号,アイテム,出荷先,移載分岐レーン等の記憶と計算を行うコンピュータを用いた制御装置、21はトラック、22は作業者、23は出荷パレットである。
【0009】
この実施例では、大略寸法が大きい順で搬送コンベヤ18で所要個数の物品2が送られてくると、作業者22はその物品2を投入コンベヤ17に移し換える。投入コンベヤ17に載せられた物品2は送られて供給コンベヤ10へ移載され、物品2が供給コンベヤ10で供給開始すると物品検出センサー19によって、各物品2の搬送位置(送り量)を確定してコンピュータに記憶するとともに、その物品が物品検出センサー19を通過する間の搬送送り量を計測して、その送り量の差分からその物品の長さを計算し、又その送り量の中間値を物品の中心位置として記憶する。物品2の供給されている位置は、物品検出センサー19が起動した時点からの供給コンベヤの送り量(ローラの回転数をエンコーダで計測して計算される)で決められ、移載装置12の制御がその情報でなされる。
又供給コンベヤ10で送られてきた物品2は、所定の移載装置12の位置に致ると、移載装置12が作動して、物品2を中心振り分けるように直角に方向を転換させて、分岐レーン11へ移載して、その分岐レーン11に物品を貯えられる。
【0010】
物品2は、アイテムIi(i=1,2,51,・・・・)毎にそのアイテムIiの総供給数の数だけ、供給コンベヤ10へ載せて供給する。供給コンベヤ10からの物品2の供給は搬送具の出荷パレット23に積み付け易いように大略物品の寸法の大きいものの順で供給する。この物品2の供給の順番は表1の通りであり、アイテムI1〜I51・・・の物品を1個,31個,75個,82個・・・と供給する。各アイテムIi(i=1,2,・・・,51,・・)の物品2の出荷先En(n=1,2,・・・,12)の荷揃えの個数は表1の通りである。表1のように、あるバッチ処理において、各出荷先E1,E2,E3・・・E12に対し、固定分岐レーン群Kの分岐レーン11のB1〜B12を順番通り一対一対応させる。
又物品2のアイテムI1〜I51・・・に対しその荷揃え個数が荷揃え情報として制御装置20へ入力される。供給コンベヤ10上の物品2は移載装置12の作動によって決められた個数だけ所定の分岐レーンBj(j=1,2,・・・・・24)に移載される。
【0011】
【表1】
Figure 2004210471
【0012】
又、分岐レーン11の出荷先の割り付けは、制御装置20のコンピュータソフトで行う。各固定分岐レーン11(B1〜B12)は20個程の物品しか貯えられず、物品で満杯となると、コンピュータソフトで空いた自由分岐レーン群Fの中で空いた(使える)分岐レーン11(B13〜B24)を固定分岐レーン群Kに近い方から一つの分岐レーン11を選んで、これを満杯となった出荷先の新たな分岐レーン11として割り付ける。
その自由分岐レーン群の割り付けは、下記表2に示す通りである。出荷先E1は、固定分岐レーン群Kの分岐レーン11(B1)がアイテムI24を移載すると、分岐レーン11(B1)は満杯となり、自由分岐レーン群Fの分岐レーン11(B18)が出荷先E1の物品を貯える新たな分岐レーンとなる。
表2のように物品が供給されると、分岐レーン11が満杯となる順番は、分岐レーン11のB7,B9,B2,B4,B8,B9,B3,B1,・・・となっている。これに従って自由分岐レーン群Fの分岐レーン11(B13〜B24)が残りの1出荷パレット分の物品を貯える。自由分岐レーン群Fの分岐レーン11はB13(E7),B14(E9),B15(E2),B16(E4),・・・の順で割り付けがなされる。その割り付けのコンピータソフトのフローを図4に示している。
【0013】
【表2】
Figure 2004210471
【0014】
固定分岐レーン群K(又はこの固定分岐レーン群Kと自由分岐レーン群F)の分岐レーン11に搬送具の出荷パレットに積み付けられる数の物品2が貯えられると、又は出荷パレットに積み付けられる最後の物品が移載終えると、搬出コンベヤ14の送り量に基づいて所定のタイミングで可動ストッパ13が作動してストッパが解除されて貯えられた物品2は搬出コンベヤ14へ払い出される。払い出された物品2は搬出コンベヤ14によって搬送され、パレット積み付けステーション15まで送られる。
【0015】
もし、固定分岐レーン群Kの割り付けられた分岐レーン11(B1〜B12)が満杯となって移載・貯えられないときは、自由分岐レーン群Fの一つの分岐レーン11(B13〜24)が新たに割り付けられ、その新たに割り付けられた分岐レーン11へ物品2が移載されて貯えられる。そして1出荷パレット分の積み付けられる数だけの物品2が固定分岐レーン群Kと自由分岐レーン群Fの二つの分岐レーン11に貯えられると、各分岐レーン11の可動ストッパ13が所定の時間差をもって作動され(搬出コンベヤ14の上流側を早めに作動する)、各分岐レーン11から払い出された物品2が搬出コンベヤ14上で物品間の間隔が一定となって一つの出荷パレットの物品グループを形成するように、払い出される。
搬出コンベヤ14上では、1出荷パレット単位の物品2と他の出荷パレット単位の物品2との間には、出荷パレットの区切りが分かるように少し長めの間隔をとる。
【0016】
このように1出荷パレットに積み付けられる同一出荷先Enの複数の物品2がグループとなって搬出コンベヤ14で送られて、パレット積み付けステーション15へ至る。このステーション15に配置された作業者22によって、流れてくる1出荷パレット分の物品2を空の出荷パレット23に積み付ける。積み付けられた出荷パレットはリフト車を使用して仮置ステーション16の出荷先に割り当てられた場所に仮置される。仮置ステーション16に仮置された物品を積み付けられた出荷パレットは、所定の時刻にトラック21に移載され、目的の出荷先へ運送される。
このように、供給コンベヤ10からアイテム毎供給されてくる物品2は、同一出荷先の積付けられる出荷パレット23の単位で、共通の搬出コンベヤ14によって下流のパレット積み付けステーション15へ送られてくるので、同ステーションの作業者22はあまり移動することなく略定場所で荷揃えが行える。これによって積み付けの作業者22の人数は大巾に減らすことができ、又仮置ステーション16への積み付けられた出荷パレットの移動も集約化され、効率的となり、又作業スペースを少なくできるものとなる。
【0017】
【発明の効果】
以上の様に、本発明の荷揃え装置を用いた荷揃え方法によれば、
▲1▼搬送具に物品を積み付ける作業者の数を1/4〜1/8程度大巾に少なくできる。
▲2▼積み付けたパレットの仮置ステーションへの移動が集約化して効率的となる。
▲3▼少ない分岐レーンでもって荷揃えが行え、荷揃え装置の敷置面積を小さくできる。
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の荷揃え装置の斜視図である。
【図2】実施例の荷揃え装置の平面配置図である。
【図3】実施例の分岐レーンへの物品の供給を示す説明図である。
【図4】実施例の分岐レーンの割り付けの制御装置の処理フロー図である。
【符号の説明】
1 荷揃え装置
2 物品
10 供給コンベヤ
11 分岐レーン
12 移載装置
13 可動ストッパ
14 搬出コンベヤ
15 パレット積み付けステーション
16 仮置ステーション
17 投入コンベヤ
18 搬送コンベヤ
19 物品検出センサー
20 制御装置
21 トラック
22 作業者
23 出荷パレット

Claims (7)

  1. 物品を供給する供給コンベヤの片側又は両側に複数の分岐レーンを設け,供給コンベヤから各分岐レーンに物品を移載する移載装置を設けるとともに、各分岐レーンを傾斜と重力とを利用して物品を移動させるグラビティコンベヤ又は駆動式で随時前詰めするストレージコンベヤあるいは前者と後者のコンベヤの併用で構成し、しかも各分岐レーンの下流先端部に分岐レーンに貯えた物品を払い出す可動ストッパを設け、各分岐レーンから払い出される物品を搬送する搬出コンベヤを設け、同搬出コンベヤの下流位置に積み付けステーションを設け、供給コンベヤの物品を移載装置で分岐レーンに移載して一時貯え、物品が仕分け単位の所定量に貯まった分岐レーンから可動ストッパを作動させて物品を搬出コンベヤに払い出して積み付けステーションへ搬出する荷揃え装置。
  2. 分岐レーンは供給コンベヤと直角に設けられ、移載装置として供給コンベヤの搬送面下方又は上方に設けられて供給コンベヤから分岐レーンに直角にしかも物品の中心振り分けるように物品を移載することができる直角転換装置を使用した請求項1記載の荷揃え装置。
  3. 請求項1又は2記載の荷揃え装置を設け、出荷先単位毎に異なる分岐レーンを割り当て、仕分け単位の所定量をパレット・コンテナまたはかご車等の物品を積み付ける搬送具に積み付けられる数とし、一回のバッチとして荷揃え処理される物品のアイテム毎の総個数をアイテム毎に供給コンベヤの上流から流し、供給された物品を移載装置を作動させてその出荷先に割り当てられた分岐レーンに移載し、各分岐レーンには同一出荷先の異なるアイテムの物品を混在して一時貯え、物品を積みつける搬送具に積みつけられる数だけの物品が分岐レーンに貯えられたとき、又は搬送具の積みつけられる数に満たなくても出荷先の最後の物品が分岐レーンに貯えられたときに、順次可動ストッパを作動させてその分岐レーンに貯えられた物品を搬出コンベヤに払い出し、同搬出コンベヤの下流位置の積み付けステーションで払い出された同一出荷先の搬送具単位の物品を搬送具に積み付けて出荷先単位に荷揃えすることを特徴とする出荷先単位に物品を荷揃えする方法。
  4. 分岐レーンから払い出された搬出コンベヤ上の搬送具単位の物品とその前に払い出された別の搬送具単位の物品との間に搬送具単位を区別できる所要の間隔を設けるように、分岐レーンから物品を払い出す請求項3記載の出荷先単位に物品を荷揃えする方法。
  5. 一つの分岐レーンで搬送具の1搬送具分の物品を貯えることができない場合は、複数の分岐レーンを同一出荷先に割り当てる請求項3又は4記載の出荷先単位に物品を荷揃えする方法。
  6. 複数の分岐レーンを同一出荷先に割り当てる場合において、同一出荷先の複数の分岐レーンから払い出される物品が搬出コンベヤ上で1搬送具単位を形成するように物品間の間隔を小さく各分岐レーンから払い出すようにした請求項5記載の出荷先単位に物品を荷揃えする方法。
  7. 搬送具がパレットであって、供給コンベヤから流すアイテムの順番がサイズの大きい順とし、搬送具に積み付けるときに積み付け易いようにした請求項3〜6いずれか記載の出荷先単位に物品を荷揃えする方法。
JP2002381989A 2002-12-27 2002-12-27 出荷先単位に物品を荷揃えする方法 Expired - Lifetime JP4321847B2 (ja)

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